ポケモンSV二次エロ小説(タイトル仮) 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
とりあえず軽く宝探しまでの間の学園生活を挟んでもいるのでその辺も合わせてどうぞ
校長室から戻ったアオイは、事前にネモから聞いていた寮の部屋に入ると、真っ先に風呂場の確認をする
そして人一人が入れるスペースの湯船にお湯を入れながら軽く部屋を見て回る
そして一通り確認したあと、素早く風呂場に戻り、湯船の確認をする
それを見た彼女は衣類を脱ぎ、裸になると、近くに備えられた洗濯機に着替えを放り込む
その後三つ編みを解いてから風呂場に入り、一通り洗剤で体をきれいにし終えると、ようやくお湯が張り終わった湯船に浸かっていた…
「―――はぁ…疲れたぁ…」
アオイは湯船に浸かると、気の抜けたような声でそう呟く
そして今日までの間に起きた様々なことを、もう一度よく振り返っていた
(…もう何回思ったか数えてないけど…まだ入学初日のはずなのに、今日だけで色々あったなー…最初にもらえるポケモンに引っ掻かれたり…なんかバトルジャンキー過ぎる先輩…いや一応同級生か…その人に振り回されたり…なんか変な集団に絡まれてバトルする羽目になったり……他にも色々あったなぁ…)
初日とは思えないほどの数々の出来事に
(……後は…初対面の同級生と初日から喧嘩したり…かと思ったら崖に落ちそうになったときに助けられたり…後…他のインパクトが強すぎて段々薄れていたけど……胸、触られたり…)
アオイはハルトに初対面でありながら、あのとき胸を触られたことを思い出すように、触られた箇所を自分の手で触れる
「…って、なにそんなことを思い出してるんだ私…!第一、今日初めて会ったはずのに、なんで1日の思い出の半分以上を占めるぐらいアイツと…ハルトとの出来事が多いのよ…!ていうか大体ハルトに巻き込まれる形で…、……いや、やめとこ…」
一瞬だけ今日の出来事に巻き込まれたのはハルトが原因だと考えるが…よくよく考えると自身が原因のもあると思い直し、彼女は声に出すのをやめていた
そして…
(…あの時断っちゃったけど…アイツ…大丈夫、なのかなぁ……ネモさんからチャンピオンランク目指そうって言われて承諾してたし…ペパーって人となんか話してたからなんかありそうだし…あのカシオペアってやつのはさすがに断るとは思うけど…それに加えてコライドンの世話って…)
様々な人物にお願いをされている彼のことを思い心配するも、直後になぜ彼のことが頭に浮かんでしまったのかと思い直していた
(…ていうかなんで私、ハルトのこと考えてるんだろ…私が気にすることじゃないはずなのに…あぁ、考えるのや―めた。お風呂上がってさっさと明日の準備して寝よ…アカデミーでの生活、楽しまないと…)
アオイはそう考えると、明日からの学園生活に向けて準備をするために湯船から体を出していた
~~~
一方その頃のハルトはというと…昼間に粗相をして汚してしまい、洗濯しておいた制服の下とパンツを見て絶望していた
「あぁ…制服はまだしも…パンツに染み込んじゃってる…何回か洗濯し直せばどうにかなるかな…」
そう呟いた彼は、それらを再び洗濯機に放り込む
そして風呂に入る前に疲労が来ていたのか、ベッドで軽く寝転んでいた
「……色々あったなぁ…」
ハルトは仰向けになり天井をじっと見つめながら、静かに今日の出来事を思い出し始める
(ただアカデミーに入学して…友達も作れたら作って…そして少しずつポケモン図鑑を埋めて……そう期待してたのに、入学初日から、なんか冒険したって思えるぐらい、色々あったなぁ…恥ずかしい思いをしちゃったりしたけど…)
ハルトは一通り今日の出来事を思い出したあと、様々な人から頼まれたりしたことについて考え始める
(…校長先生たちがサポートしてくれるらしいから、アカデミーにいる間はコライドンのお世話も手伝ってくれると思うけど…宝探しに出たら、一人でお世話しなきゃいけないんだよね…その上でネモさんに言われたようにチャンピオンランクも一応ちょっとずつ目指して…あぁ、でもペパーさんの本にあった『エリアゼロの怪物』…あれも気になっているんだよなぁ…ペパーさんの手伝いをしてたら、会えるのかなぁ…カシオペアって人のは………、…怪しいし、聞く限りスター団っての結構怖いところみたいだし……うん、勇気を出して断ろう…ただでさえ一人で…やることが……多くて…、…全部、一人で…かぁ…)
頼まれたことを一通り思い出したと同時だった
…ハルトはこれから自分がやること…もしかしたらやるかもしれないこと…
それらを思い浮かべ、ハルトは思った以上に自分がやらなければならないことがあることに気づき、不安をこぼす
「一部勢いで引き受けちゃったけど…一人でやれる、かなぁ…やっぱり…誰か友達を…頑張って作って…手伝ってもらえないかなー…なんて…。……なんで今、アオイちゃんのことが頭に浮かんだんだろう…」
彼が冗談混じりのことを呟いたとき、不意に彼の頭の中に、今日中ほぼ共に行動していたアオイの存在が、頭に浮かぶ
しかし既に彼の心の中では、彼女にこれ以上迷惑をかけたくないと考えているため、首をブンブン横に振るいながら、頭の中を否定していた
「…だめだめ。ただでさえ迷惑かけてたんだし、彼女には彼女の目標とかがあるんだから…」
―――ピピーッ!
「あ、洗濯物終わった…染み、落ちてるといいなぁ…」
ハルトはそう呟きながらゆっくりと起き上がると風呂場へ向かっていった
~~~
それから2週間が経過し…ハルトは特に何事もなく、学園生活を送っていた
強いて言うなら、とりあえずチャンピオンランクを目指すと言ってしまったがためにひたすらネモからバトルを挑まれることが増えたぐらいで、それ以外は特に何事もなく日々を過ごしていた
「はぁい。それじゃあホームルームはここでお開きだよぉー。お家から通ってる生徒は気を付けて帰ってねー」
「…これでよし、と…」
「ねーハルトー!ホームルーム終わったら1戦だけバトルしない!?」
「あーえど、…ごめん、今日は校長先生がコライドンを預かってくれてるから引き取りに行かないといけなくて…明日なら特に予定もないから大丈夫だけど…」
「そっかー…それじゃあ仕方ないね!それじゃあ明日ね!約束だよ!!」
「あはは…」
ホームルームが終わると同時にネモがハルトの方へ飛んで来てバトルを挑もうとするも、ハルトは予定があるからと彼女のお誘いをやんわりと断っていた
ネモは残念そうな顔をしながらも、言質を取ったと言わんばかりに念を押した後、他にバトルしてくれそうな相手を探しにその場で去っていく
ハルトはそんな彼女を苦笑いしながら見送ってると、そんな彼を近くで見ていたクラスメイトの会話が聞こえてくる
「ハルト、えらく生徒会長に絡まれてるな…」
「なんでも彼女に薦められてチャンピオンランクを目指すことになったんだって。図鑑埋めをしていくうえで今後役立つかもしれないって言われたんだとか」
「マジかよ。確かにハイパーボールとかみたいな高性能なボールはジムバッジを持ってないと売ってもらえないって聞いたし、ジム巡ってたら色んなトレーナーと戦って色んなポケモンを見つけていけば図鑑も埋めれるんだろうけど…」
「大変だよねぇ…なんか聞いた感じ、モトトカゲっぽいポケモンの世話もしてるらしいし」
「あ、それこの間触らせてもらったわ。コライドン…だったっけ?洗ってあげてるところをたまたま見かけたんだけど、大変そうだったから手伝ったんだわ。めっちゃ肌触りごつごつしてたわ」
「えーズルーい」
チャンピオンランクを目指す件に関して噂が広がっているのか、ここ最近そういった話がよく彼の耳に入り、彼は困惑の表情をしていた
(うーん…あの時ちょっとずつでいいならって言ったはずなんだけど…なんかもう完全に目指す方向へ向かってる気がする…)
「ねーアオイちゃん、アオイちゃんは宝探しどこ行くつもりなの?」
(!)
ふと、クラスメイト達がアオイに話しかける声が聞こえ、ハルトは思わずそっちの方を向いてしまう
…視線の先では、アオイが苦笑いしながら話しかけてきた二人のクラスメイトにまだ行き先を決めてないと告げる
「まだ決めてないなぁ…ていうか全然決まらない…二人はどうするのー?」
「私はDJライムのラップを生で聞きに行きたいからナッペ山の方目指して行こうかなーって。グルーシャ様にもワンチャン会えるかもだし!!」
「ウチは寮でごろごろ…」
「それ先生から怒られるでしょ…」
「…なんてのは冗談で、有名配信者のナンジャモのジムに挑んで、ついでに媚を売ってなんやかんやで取り巻きになってその知名度を利用してじっくりと有名人になろうかなーって」
「それはそれで最低だよ…」
「いいなぁー…二人とももう決まってて」
「まぁ宝探しッて行きたいところに行って、やりたいことをやっちゃえって言われてるらしいからねぇ…ゆっくり決めるしかないんじゃない?」
(…)
そんな他愛ない会話をハルトは無意識に盗み聞きしていると、彼の視線に気づいたのかアオイが彼の方を見ていた
「…!」
(あっ…)
「ん?アオイちゃんどうしたの?」
「…いや、何でも…そういえば来週って…」
アオイはそう呟きながら、二人のクラスメイトとの会話を再開する
盗み聞きしているところを責められるかと思ったハルトは思わず安堵する
…と同時にふと時計を見て、既にかなりの時間が経過していることに気付くと慌てて立ち上がる
しかしその際机に脚を引っ掛けてしまい、彼はその場で激しく転んでいた
「…って、もうこんな時間!?急がないと…ってわぁ!?」
「Σハルト君大丈夫!?」
「どんくさいねぇ…」
「いたた…だ、大丈夫です…とと、コライドンが待っているから急がなきゃ…」
ハルトは慌てて立ち上がると、クラベルに預けていたコライドンを引き取りに教室から出ていく
そんな彼を見てアオイは、静かに呟いていた
「…無理してるなぁ…」
「そういやアオイちゃんって確かハルト君と一緒に初登校もしてきたんだよね?」
「そうだけど…それ以来関わることがなくなってね…まぁお互いたまたま一緒にアカデミーに行くことになっただけだし…」
アオイはクラスメイトの言葉に対し、淡々と答える
入学初日以来、二人の関わりは著しく減ってしまい、たまに目が合っても特にお互い話すこともないため、そのまま今日まで時間が経っていた
「正直一緒に登校してきたのを加味しても、あの日が異常なぐらいに色々あったのもあるから…」
「初日何があったのさ」
「…でもアオイっち、その割にハルトっちの事しっかり見てない?。昼間も学食ですれ違ったときハルトっちをじっと見てたし」
そう答えるアオイに対し、クラスメイトの一人が彼女に指摘する
「そりゃあ…一緒に登校してきた際にそれなりに性格が分かるぐらいには行動してたから…見ててたまに不安になるんだよね…アイツ…」
「あー…確かにさっきみたいなこと時々聞くような…結構ドジなんだね彼」
「それもあるけど…アイツ、ちょっとしたことでパニくるっぽいのに断れない性格なのか、色々抱え込んでしまいそうなんだよねぇ…その面を知ってる身としてはそりゃあ不安になるよ…ただでさえ色々頼まれてるみたいだし…まぁ一部のやつは流石に断ると思うけど」
「…」
アオイはそう告げた後、軽くため息をつく
…それと同時に先程ハルトの事しっかり見ているのではと指摘してきたクラスメイトが、じっと彼女の方を何故か見つめる
それに気付いたアオイはそのクラスメイトに困惑しながら話しかけていた
「な、何…どうしたの…?」
「…リア充爆発しろ」
「いきなりどういうこと!!?」
突然訳が分からないことを言われアオイは困惑した声を出しながらどういう意味か尋ねるも、そのクラスメイトは一切答えないまま、時間は流れていった…
~~~
それから更に一週間が経過し…その日の夜、アオイは忘れ物を取りに急いで教室へ向かっていた
「あーもう!宿題を忘れちゃうなんてー!!早くしないと教室が閉まっちゃうだろうし急がないと…!」
アオイはそう叫びながら全速力で教室へ向かう
そして教室へ辿り着き、扉に鍵が掛かってないことを確認すると、そのまま教室に入ろうと扉を開く
「よかった、間に合っ…」
―――ドンッ
「きゃっ!?」
「わわっ!?ご、ごめんなさ…アオイちゃん?」
扉を開き、教室に入ろうとした瞬間、突然誰かとぶつかり、アオイとその人物はその場で尻もちをついて倒れる
…そのぶつかった人物はハルトであり、彼を見たアオイは思わず驚いていた
「は、ハルト!?な、何でここに…」
「わ、忘れ物を取りに…あ、アオイちゃんの方こそどうして…」
「わ、私も宿題を忘れて…」
「―――おやぁ、アオイさんにハルトさんじゃあないですかぁ。こんな時間に何してるんですかぁ」
お互いに驚いていると、廊下からジニアがやってくる
それを見たアオイは慌てて教室に入り込み、ハルトは彼に忘れ物を取りに来たと説明していた
「まずいっ!?」
「わわっ!?ジニア先生、こ、こんばんわ…」
「こんばんわぁ…それで先程も申しましたけど、どうしてこんな時間に教室にいるんです?もうちょっとしたら門限のはずですけど…」
「わ、忘れ物を取りに来て…彼女も似たような感じみたいで…」
「おやおや、そうですか…危なかったですねぇ…でも、だからと言ってこんな時間帯に来てはいけないですよぉ。せめて僕を通してくれれば、融通を聞かせることもできるので、次からは気を付けてくださいねぇ」
「ま、間に合ったぁ…!」
ジニアがそう話している間に、目的のものを回収したアオイが息を切らしながら教室から出てくる
それを確認したジニアは教室の扉を施錠した後、先程ハルトにも話したことをアオイに告げながら、その場を去っていく
「それじゃあお二人とも、門限に気を付けて帰ってくださいねぇ…あ、でも廊下は走っちゃだめですよぉ」
「あ、危なかったぁ…」
「…それじゃあ…一緒に帰ろうか…」
「そだね…」
二人は早歩きで寮の方へ向かい歩いていく
…何気に入学初日ぶりに共に歩いてるのに妙に懐かしく感じたのか、二人は会話をしながら進んでいた
「…こうして一緒に歩くの、入学初日以来だね…」
「そだね…お互いあれ以来関わることなかったし…そういやこの間、盗み聞きしてたでしょ」
「えっ、あっ、その…ごめん…たまたま聞こえて…」
「…まぁいいけど…ところでハルトは何を忘れてたの…?」
「僕?僕はこれを…」
「…テラスタルオーブ?」
「うん。今日の専攻授業で一通りテラスタルオーブが使用可能になるまでの授業を終わらせることが出来たから、ネモさんから自分用のを渡されて…アオイちゃんの方は?」
アオイに何を取りに教室にいたのか尋ねられたハルトは、懐からテラスタルオーブを取り出す
どうやらテラスタルオーブを使うための専攻を受けていたらしく、今日ようやく貸し出し用ではなく自分で持つ用のテラスタルオーブを持つことができるようになったとのこと
「テラスタルオーブはもう届いてるってネモさんから聞いてはいるけど、私は後3回ぐらい授業を受けないと…ていうか早くない?」
「…ネモさんから『早くテラスタルを学校外でも使えるようにしないといけないでしょ?』って言われて…早くても3週間ぐらいで扱えるようになるって言ってたけど、集中的に授業を受けたら…ね…?他にも2、3回ぐらいバトル科に無理矢理…」
「あぁ…納得した…」
ネモに振り回されている姿を容易に想像できたのか、アオイは何とも言えない表情をする
それと同時に、相当なハードスケジュールで行動しているのが分かり、彼女は心配そうな声で彼に話しかけていた
「…相当忙しいんだね…」
「そう、だね…ある程度強くならないとジムは大変だよーって言われて無理矢理バトルさせられたり…校長先生が率先してコライドンの世話を見てくれたりもするけど、それでもやっぱり自分が面倒を見ないといけないから大変だし…宝探しを始めた時を想像するとなおさら…授業も受けて、宿題とかもして、バトルもして、ポケモンのお世話もして…いつもくたくただよ…」
そう告げるハルトは、何処かやつれたかのような口調で彼女にそう告げる
そんな彼を見たアオイは少し考えた後…彼に話しかけていた
「…あのさ、ハルト…」
「…?どうしたの、アオイちゃん」
「えーと、その…宝探しの間、一緒に行動しない…?」
「えっ…」
彼女から突然の申し出をされ、ハルトは彼女の方を見る
以前彼女はオーリムとの会話で、彼との旅はする気はないと捉えてもよい返答をしており、特にハルトもこれ以上は彼女に迷惑を掛けたくないと考えてたのもあるため、彼女の言葉に動揺を隠せずにいた
「え、っと…なんで…?」
「それがさ…宝探しまであと1週間なのに、まだどこへ行こうか全然決まらないんだよねぇ…それで最近考えたんだ。この際誰かと一緒に行動して、冒険しようかなーって」
「でもあの時、断ったんじゃあ…それにアオイちゃん、誰かについていくとしても、僕じゃなくても他の人と一緒に行けば…」
「そりゃあ人の意見無視して勝手に決められたら誰だって嫌でしょ。それに、ここ最近のアンタを見ると、とても忙しそうにしてるし、なんかそのうち冒険中に野垂れ死にそうに見えたんだよね。おっちょこちょいな部分もあるし」
「ひ、酷い…」
あまりにも酷い言われ様にハルトは何とも言えない顔をするも、彼女の申し出に対して本当に大丈夫なのかを尋ねる
「…でも、本当に大丈夫なの…?その…僕があの時断ったのも、アオイちゃんに負担掛けちゃうかもって思ったからだし…それに、僕…男の子だよ…?まだ出会ってから月日が浅い男女が…生活も共にする、って…なると…不備も出てくるだろう、し…」
「そこは……まぁしょうがないとしか。それに、もし何かの間違いでハルトがなんかして来たら、その時は殴り飛ばすだけよ」
「物理的に抵抗するつもりでいる!?」
「それに、役割分担すればその辺は問題ないでしょ…あ、コライドンの世話はハルトがメインでやってよね。私もたまにやるつもりではいるからさ」
「な、なんか話がもう一緒に行動する前提で進んでいる…」
「ハルトにとっては今更でしょ。それに、私もちゃんとやることはやるから…それでもやっぱり駄目?」
そう尋ねる彼女に、ハルトはしばし沈黙をする
そして少し考えた後、彼女の申し出に答えていた
「…アオイちゃんが大丈夫、なら…その…よろしく、お願い…します…」
「…それじゃあ決まりだね!とりあえず細かな詳細は明日から決めようか…とと、そういや連絡先聞いてなかったし、今のうちに交換…ってやば!?もうすぐ門限じゃん!」
「そ、それも明日でいいんじゃないかな…」
「それもそっか。それじゃあ急いで帰ろう!」
今まで互いの連絡先を登録してなかったことを思い出し、アオイはスマホロトムを取り出すも、現在の時刻を見て門限がすぐそこまで迫っているのに気づく
二人は明日纏めてやればいいかと考えると、急いで寮へも…戻ろうとしたとき、ふと、アオイが足を止めてハルトに話しかける
「…あ、まだちょっと早いけど…」
「…?」
「―――これからよろしくね?」
そう告げる彼女の表情は、とても爽やかなものだった…
~~~
そして一週間が経過し…青天井が広がるこの日、アカデミーに在籍する生徒たちが、グラウンドへ集まっていた
当然ハルトたちもやってきており、彼らはそわそわしながらその時を待つ…
そして……クラベルがグラウンドへやってくると、ゆっくりと壇上に立つ
クラベルは辺り一面を見回した後、その口を開き、生徒たちに宝探しについての説明を始め出した
「―――皆さん、集まりましたかね?それでは、これから課外授業の説明を行います。課題のテーマは『宝探し』!皆さんは世界中を旅して、自分だけの宝物を、探して頂きます」
(これがネモさんが言ってた、宝探し…)
(自分だけの…宝物…)
「これまで皆さんは学校の中で、多くの知識を学んできたと思います。しかし、これからは外の世界にも目を向け、見聞を深めて頂きたい…」
「「「…」」」
「パルデアの豊かな自然、豊かな文化…そこで暮らすポケモンたち…そこで暮らす人々…何処へ行き、誰と出会い、何を成すのか。それぞれが、それぞれのポケモンと、共に歩き、共に考え、共に感じ…自分だけの、宝物を見つけて帰ってきてください!」
クラベルはそう叫んだあと、その場で一呼吸を置く
そしてにっこりと笑いながら、生徒たちに告げていた
「…課外授業を通して、大きく成長した貴方たちに…再びこの挨拶ができることを、楽しみにしておりますよ…。それでは宝探し、開始です!!…いってらっしゃい、我が校の親愛なる生徒たちよ…!!」
~~~
クラベルの挨拶と話が終わり、アカデミーの入口では生徒たちが、宝探しに向けて元気よく飛び出していた
「よっしゃー!オープンワイルドだー!!」
「私たちはライドしていくよ!モトトカゲ!!」
「カゲッ!!」
「皆さーん!お気をつけてー!!それと、パルデアの大穴への立ち入りは危ないので、校則違反ですからねー!!」
次々と宝探しに向かい始める生徒たちにクラベルは注意喚起を行う
そんな彼を傍らで眺めながら、ハルトはテーブルシティの広場まで向かうために、アオイとネモを待っていた
「…遅いなぁ、二人とも…」
「おーい、ハルトー!」
「!アオイちゃん、ネモさん!!」
「ごめん、ちょっとばっかし遅くなっちゃった」
「ううん、気にしないよ」
「それじゃあそろったところだし、ひとまず中央広場まで行こうか」
暫く待っていると、二人が彼を見て声を掛ける
そして三人は合流すると、そのまま目的地まで向かって話しながら歩き出した
「宝探し、遂に始まったね!」
「遂にこの日が来たんですね…」
「…そういえば、宝探しって具体的に何をするの?友達からも各地を巡り歩くぐらいしか聞かなかったけども…」
「僕の中では、冒険した経験が思い出…ってことなのかなぁって思ったけど…前の宝探しでチャンピオンランクになったネモさんを見ると、少し違うのかなぁ…?」
宝探し当日となって、改めてこのイベントがどういうものかいまいちわからない二人に、ネモが説明を始める
「二人とも初めてだから、まだぼんやりとしかイメージが浮かばないよね。宝探しと言っても、本当に宝があるわけじゃなくて、パルデア地方を自由に冒険して、色んなことを体験すればいいの!それこそ、私がハルトたちに薦めたみたいにジムを巡ったり、困ってる人を助けたり…本当にお宝を探しちゃうのもあり!普段学校の中じゃ学べないこともいっぱい学べるよ」
「物理的にお宝を持ち帰ってくるのもありなんだ…」
「勝負の機会も沢山あるから、私的には最高のイベントだよ!」
「あはは…ネモさんは相変わらずですね…」
「もし宝探しの途中で再会したら、その時は二人とも戦わせてね!特にハルトはチャンピオンランクを目指すんだから、期待してるよ!!」
「「は、はい…」」
相変わらずのネモに対し、二人は苦笑いしながら返答する
…そんな彼らに対し、突然割って入るかのように、ペパーがやってきた
「おいおいおいおい、生徒会長のネモ!抜け駆けとは卑怯だな!!」
「「!」」
「うわっ、ペパー!?学校来てたの!?」
「来ちゃあ悪いかよ」
「いやそう言うわけじゃあないけど…ていうか抜け駆けって人聞きが悪いなぁ!何するかはハルトたち自身が決めることだもん!!」
(あれ、その割には僕、それっぽいことを言われて誘導されてた気もするんだけど…)
ハルトがネモに誘われたときのことを思い出しつつも、そんな彼を気にせずペパーは話を続ける
「ハルトは俺とヌシポケモンを探してスパイスをちょろまかすんだ!チャンピオンになってる暇なんかないぜ!!秘伝スパイスを守るヌシの住処、一緒に行くんだもんな!」
「えっ」
「そういやハルトがこの人となんか話してたのは覚えていたけど…そんな話をしてたんだ…ていうか、秘伝スパイスって何…?」
「よくぞ聞いてくれたな!名前は確か…アオイだったか?サワロ先生の授業受けてる時に時折見かけてたが…お前も秘伝スパイスに興味はないか!?いいか、秘伝スパイスってのはな…!」
「うわっ、食いついてきた!?」
秘伝スパイスに軽く興味を持ったアオイに対し、ペパーは自身の計画に彼女を引き込もうとする
そんな彼を見たネモは彼に対し文句を言い、ペパーも負けずに彼女へ反論していた
「ちょっとズルい!二人に変なことを教えないでよ!!」
「はぁ!?誘ってるだけで、決めるのはハルト自身だろ!?お前さんも今そう言ってたじゃないか!」
「ふんぬぅー!!」
「…いや、あの…確かにその誘いは受けたけど…僕、悩んだ末に5日前ぐらいに『やっぱりお断りします』って、メッセージを送ったはずなんですけど…」
「…は?」
ハルトの言葉を聞き、ペパーは素っ頓狂な顔をする
そして自身のスマホロトムを取り出すと、履歴を確認して彼らに見せていた
「んな馬鹿な…俺、ずっとお前への返事を待ってたから、そんな連絡来てないぞ…ほら、俺のスマホの方は通知の履歴もないし…」
「本当だ…ハルトからのメッセージがない…」
「えぇ、でも僕、確かに送って…」
「?急に固まったかのように動かなくなったけど、どうしたの?」
「…メッセージ、送信出来てなかったっぽい…メッセージの下書きフォルダの方に…なんか保存されてた…」
「「「えぇぇ…」」」
ハルトの言葉を聞いた三人は、声をそろえて困惑した顔をする
三人は彼のスマホロトムを見せてもらうように告げると、彼は三人にそのフォルダを見せる
…フォルダの中には『この間のお話ですけど、やっぱりお断りしまs』とまで書かれており、その一方でハルトは「おかしいなぁ…」と呟きながら、当時の記憶を思い出す
「お、おかしいなぁ…確かあの日、寝る前にそろそろペパーさんに返事送っておかないとって思って…それでメッセージを書いて送ろうとしたとき……思い出した…確か丁度アオイちゃんから色々話し合いの連絡が来て、まだ途中までしか書いてなかったから、一回下書きフォルダに入れたんだ…」
「ハルト…アンタ…」
「…困ったちゃんにもほどがあるだろ…」
「うっ…ごめんなさい…」
流石に自身の思い違いで迷惑を掛けたことに対し、ハルトはペパーに深く謝罪する
…だが、ペパーはそれを逆手に取ろうと考えたのか、彼はニヤリと笑いつつあえて許さないとハルトに告げながら尋ねる
「いーや、許さないぜ。どーしても許してほしいなら…分かるな?」
「あっ、ズルいんだけどそれ!?」
「うぅ…本当にすいません…お詫びにヌシ探し、手伝います…」
「よし、許す」
「人の弱みに付け込むとかサイテー」
「しょうがねぇだろ…俺だってこうでもしないといけないぐらいだし…まぁなんだ。それらしき痕跡を見つけたときに連絡をくれりゃあいいから、その時はよろしく頼むぜ!」
「は、はい…」
ペパーの言葉にハルトは渋々と返事をする
…それと同時に、突然ハルトのスマホロトムから、通話の通知音が流れる
それを聞いたペパーはハルトに伝えるが…ハルトとアオイは、この時点で嫌な流れを感じていた
「ん?おい、ハルト、お前のスマホ鳴ってるぞ」
「…なんでだろう、ここに来て嫌な予感しかしない…」
「…そういやもう一人、ハルトを誘おうとしてるやつがいたわ…」
『―――やぁ、ハルト。カシオペアだ。依然伝えていたスターダスト大作戦についてだ』
((や、やっぱりー!!))
嫌な予感が的中し、通話の相手であるカシオペアに二人は心の中で叫んでいた
しかし彼らの気持ちは露知らず、カシオペアはそのまま話を続けだす
『スター団には5つの組があり、アジトもそれぞれ分かれている。ハルトにはそこへ向かい、組のボスを倒してほしいのだ。下っ端軍団が邪魔してくるだろうが、私も遠くからサポートを…』
「ちょっと待てーい!!?」
『!?うわっ!!?<ガシャーン!>』
勝手に話を進めていこうとしているカシオペアに対し、アオイがその場で叫びながらカリオペアの話を遮る
突然の大声に驚いたのか、カシオペアがその場で転倒したような音が聞こえる
あまりにも派手に聞こえたためハルトはカシオペアを心配しながら声を掛ける
「あ、あの…大丈夫ですか…?今…すごい音が聞こえたんですけど…」
『……ギリギリ問題ない…それよりその声は…この間近くで聞いていた…確かアオイ、だったかな…?悪いが邪魔をしないでもらえるかな…』
「私の事まで調べたの…!?ていうか、邪魔をするなって何よ!ハルトに危なそうな橋を渡らせようとしてるくせに!!」
『…まぁいい、話の続きだ』
「ちょ、無視しないでよ!?」
『ボスたちは組の名前となっているポケモンタイプの使い手だが…貴方ならきっと大丈夫だろう。というわけで勝手ながら、アジトの場所を登録しておく』
「あの、拒否権は…あぁ…また勝手にデータが…」
またもや自身のスマホに勝手にデータを送り込まれ、ハルトは頭を抱えるかのごとく嘆く
それでもカシオペアは気にせずに話を進めるが…それに割って入るようにネモとペパーが責め立てていた
『前にも話したように、ボスを倒すたびにたんまりと報酬を差し上げよう』
「いやいやいやいや、黙って聞いてれば…いきなり誰なの!?ハルトにスター団と戦わせようとしてるみたいだし…ただでさえ不良で危ないって言われてるスター団にハルトを巻き込まないでよ!」
「そーだそーだ!!こいつは俺と一緒にすげぇ食材を探すんだよ!」
『…『決めるのはハルト自身』…だったかな?ネモ、ペパー』
「!なんで、名前…」
「どっかで俺らを見てるのか…!?」
突然自分たちの名前を呼ばれ、二人は思わず戸惑う
そんな二人を他所に、ハルトは自らの言葉で断ろうとするが、それよりも先にアオイがカシオペアに食い下がっていた
「あ、あの…僕の答えはもう決まって…」
「絶対お断りよ!報酬を渡せば済むと思ってそうだけど、そんな危ないことをやろうとするのを見過ごせないわよ!!ハルトも、こんな得体の知れない怪しい奴のいう事は無視だよ!!」
『やれやれ、まだ邪魔をするのか…、…仕方ない、できればこの手を使いたくなかったが…ハルト、君に選択肢を与えよう』
「選択肢…?」
『そうだ。もし君がスターダスト大作戦を断るなら…君と、アオイの個人情報をネットにばらまく』
「「「!」」」
カシオペアから突然脅迫を行われ、その場にいた四人は思わず驚く
突然の脅迫行為にハルトはカシオペアに恐る恐る尋ねる
「な、何で急にそんな…それに、なんでアオイちゃんまで…」
『私だってこのようなことはやりたくないのだがな…アオイが邪魔をしてこなければ、この手は出さないつもりでいたよ』
「!」
「ちょ、私をダシにして…ハルト!こいつの言葉に耳を傾けちゃ駄目だよ!!」
『おっと、まさかハッタリなどと思っているのかい?私は現にこうしてハルトのスマホをハッキングしている。つまりその気になれば、そのまま君のスマホの中のデータを盗み出すこともできる。なんならその気になれば、今ハルトのスマホをハッキングしてる状態から、アオイのスマホも同時にハッキングして、データをインターネット中にばらまくことも造作もない。…さぁ、どうする…』
カシオペアはハルトに向けて、どうするのかを問いかける
アオイは彼に向けて無視するように言うが、ハルトはカシオペアに対しこう言い放つ
「…分かりました。その件、引き受けます」
『!』
「「!?」」
「ハルト!?」
「だから、僕はともかく、彼女には…アオイちゃんには、手を出さないでください…」
ハルトはいつにもなく力強い声で、そうカシオペアに告げる
周りの三人は動揺するが、
『…そうか…強いな、貴方は…』
「えっ…」
『安心したまえ。約束は守ろう。…ハルト…貴方の活躍、楽しみにしているよ…』
「あっ、ちょ…また切られた…」
「…なんだったんだよ、今のやつ…」
カシオペアからの通話が切られ、その傍らでペパーが呟く
一方のハルトはアオイに向けて苦笑いしながら謝罪していた
「あはは…本当は断るつもりだったんだけど…アオイちゃんが巻き込まれそうになっちゃったからつい…ごめん…」
「アンタってやつは…いや、私こそ先走ってごめん…」
「ううん、気にしてないよ…もう既に似たようなことを経験してるし…」
「ぐっ…俺を見てそういうなよ…」
ハルトから視線を向けられ、ペパーは先程自身がとった行動の事を思い出しつつ申し訳なさそうに呟く
その一方でネモはハルトに対して危ないことに深入りしないように忠告していた
「ハルト…あまり危ないことに深入りしすぎないでね…?怪我とかしたら元も子もないんだから」
「は、はい…気を付けます…」
「よろしい!…さて、遅くなっちゃったけど、気を取り直して冒険に出発だよー!!私は出会ったポケモントレーナーと片っ端から勝負していく!」
(((辻斬りか何か…?)))
「最強を追い求めてれば、その経験が自分だけの宝になるはず!!そのためにもとりあえず、もう一度ジムを巡って、新しいポケモンを鍛えよっかな…!」
ネモが自身の宝探しの目標を掲げた後、ハルトたちに向かって告げる
「ハルトには色々口出しちゃったけど、決めるのはハルト自身だから…行きたいところに行って、やりたいことやっちゃえ!!アオイも、自分が思うようにやっちゃいな!!」
「「…はい!」」
ネモの言葉を聞いた二人は、元気よく返事をする
その傍らで聞いてたペパーは、ぼそりと呟く
「自分だけの宝、ねぇ……俺の場合はマ………」
「?ペパーさん…?」
「…秘伝スパイスに決まっている!もしスパイス見つけたら、礼としてうーんと美味いサンドウィッチを作って食わせてやるよ!」
「えぇ!?いいの!!?」
「お、やっぱり興味持ったか!ヌシを探すなら人数が多ければ多いほどいいからな!手伝ってくれたらお前さんにも食わせてやるよ!」
「やったー!!」
ペパーはハルトたちに手伝った暁には秘伝スパイスを使ったサンドウィッチを作ると宣言し、それを聞いたアオイは大喜びをする
…それと同時に、突然ハルトの持つボールからコライドンが飛び出してくる
突然ボールから飛び出したコライドンにハルトは驚き、ペパーは嫌そうな顔をする
「アギャス!」
「こ、コライドン!?なんで勝手に…!!?」
「げっ…なんで出てくんだよ!?」
「…もしかして、サンドウィッチって聞いて飛び出したとか?」
「あはは!ありそー!!」
アオイはサンドウィッチという単語に反応したのではと考え、ネモはありえそうと言いながら笑う
それを聞いたペパーは心底嫌そうな顔をしながらコライドンにはやらないと告げていた
「お前にはやらねーよ…」
「ペパー、さん…コライドンに対して冷たすぎない?」
「ギャス!ギャス!!」
「ん?背中に乗れって合図してるみたいだけど…」
「そういえば確かライドフォルムにはなれるって言ってたような…」
「!おい、今お前なんて…」
「んしょ、と…こうかな…?」
ハルトはコライドンに近づき、ゆっくりとコライドンの背中に乗る
…彼が乗ったのを確認すると、コライドンが身を軽く振るわせながら、少しずつ姿を変えていく…
そしてライドフォルムと呼ばれた姿になったコライドンを見てハルトは驚き、アオイとネモは姿を変えたコライドンを隅々まで見てた
「アンギャー!!」
「ま、また姿を変えた…!」
「これがライドフォルム…」
「前に見たときモトトカゲっぽいとは思ってたけど、この姿見るとなおさらモトトカゲっぽさが増すねー…こんなに立派な姿してるなら、きっと何処にでも行けるよ!」
「ふん、どうだかな…」
コライドンを観察する二人をよそに、ペパーは悪態をつきながらハルトに話しかける
「ハルト!ヌシを探す場合はまず東の門から出た先の方が近いから、そこを目指したほうがいいぞ!!」
「いやいや、それより先にジム挑むんだから!ジムチャレンジするんなら西門から出て少し先にあるセルクルタウンに向かうといいよ!!」
「え、えーと……とりあえず、ちょっとここで考えてから出発しますね…」
「おうそうか!それじゃあ先に行ってるからな!!」
「私も先に行くかー!二人ともまってるからねー!!」
ハルトの返答を聞いたネモとペパーは、それぞれ目的地に向かって走っていく
そんな二人を見たハルトとアオイは、ポツリと呟いていた
「…行っちゃったねー」
「そうだね…」
「とりあえずどうしよっか…元々はセルクルタウンのジムが一番目に挑むのがいいって聞いたからそっちに向かおうと思ったけど、秘伝スパイスってやつがすっごい気になる…」
「アンギャ!」
「あはは…でも予定通り、まずはジムにちょっとずつ挑んでいった方がいいかも…ヌシって相当強いらしいし…」
「んじゃあそっちに向かおうか…それじゃあ改めまして…これからよろしくね?」
「…こちらこそ…これからよろしく…」
アオイはそう告げながら、あの日の夜と同じような笑顔をする
それに対しハルトも笑顔を向けながら、彼女に告げていた…
………この時二人はまだ、知る由もなかった…
これから先、彼らに様々な『悪い』出来事や『災難』が降りかかることとなるのを…
二人がウキウキしているところ悪いけど、これR-18タグ付いてるんだよね…そんな終わり方をした第5話
とりあえずオリジナル部分は後回しにして原作との比較的なやつ
・学園の描写がなかったのでとりあえず二人で行動するための場づくりで追加した(ゲームだとそのまま月日流れたけどあれ何日ぐらい経過したんだろうか)
・ちょっとクラベル校長の最後の台詞付け足した
・カシオペアの脅迫イベント(なおゲームやると分かるけど多分余程なことがない限りやらない性格だと思ってる)
カシオペアのネットに個人情報流すぞの脅しに関してはアオイがハルトに対しての勧誘を邪魔してくるからというハッタリじみた嫌がらせみたいな感じです
まぁ↑に書いた通り余程挑発と化されたりしない限りしないでしょ…多分…←
というわけでとりあえずそれなりに書いた宝探しまでの日々とかその辺について
…初手のアオイの入浴シーンはR-18作品でやってるのにここまで殆どゲーム本編のチュートリアルに沿っているのもあっていれました←
まぁ丁度夜というタイミングだったもありますね…
後風呂のサイズに関してはゲームで見れるわけがないので適当です。どうせ使えないとはいえ見せてくれてm(ry
なんやかんやでハルト思いのアオイ…まぁたった一日であんな濃い内容の数々を一緒に体験したら記憶に残るわなと
因みに二人が入学初日に遭遇した出来事とかを書くとこんな感じ
アオイ入学初日の1日で起きた出来事
・ハルトに胸さわられる(不慮の事故)
・ニャオハに何故か敵対される
・ネモにバトルいう名の洗礼を受ける
・ハルトと喧嘩する
・崖下の砂浜で倒れてるコライドンを見つける
・崖から落ちそうになったところをハルトに助けられる(代わりにハルトが落ちる)
・ハルトと一先ず仲直りする
・ネモに先にいっててと言われたにも関わらずハルトと共に寄り道しすぎる
・スター団に絡まれる
・ハルト宛のカシオペアからの通知を一緒に聞いてしまう
・ネモにチャンピオンランク目指してみたらと言われる
・さりげなくコライドンの世話役を任されそうになる
ハルト入学初日の1日で起きた出来事
・不慮の事故でアオイの胸をさわってしまう
・何故かニャオハになつかれる
・ネモにバトルという名の洗礼を受ける
・アオイと喧嘩をする
・崖から落ちそうになったアオイを救出し代わりに落ちる
・上記のあと助かるも失禁する
・コライドンを見つけて助ける
・デルビルの群れと親玉のヘルガーに襲われるもコライドンに救われる
・コライドンを巡って(?)ペパーにバトルを挑まれる
・ネモにテラスタルパモでぼこぼこにされる
・ネモに先にいっててと言われたにも関わらずアオイと共に寄り道しすぎる
・スター団に絡まれる(ついでにボタン救出)
・将来の夢と目標について語ったらクラスメイトたちに絶賛される
・ペパーに秘伝スパイス探しを手伝ってくれと言われ、強引にデータを送られる
・アオイが聞いてる傍でカシオペアからスター団解散の手伝いを申請される
・ネモにチャンピオンランクを目指さないかといわれ、一応承諾する
・オーリムに引き続きコライドンの世話を任される
…うん、ゲーム本編の部分だけ抜粋しても一日の出来事にしては密度高すぎるわこれ
ゲームの方よくあれを1~3時間のプレイ時間で納められたな…
ハルトの方は一人で色々やらないといけないという事実
ゲームでも大体一人でやるからめっちゃ過酷過ぎるという…普通疲労で倒れたりしないかこれ?
因みにここら辺で『エリアゼロの怪物』関連でペパーとオーリムの会話を軽く思い出そうとする内容書こうとしましたが書けそうな隙間がなかったので諦めました←
ハルトもハルトで手伝ってくれる人にアオイを想像してしまう…もういっそくっつけよ←←
教室内でのモブの会話関連、ふとゲームの主人公はクラスメイトとどれぐらい仲良くしてたのかが気になるところ。後コライドン世話するから見られてると思ったけど注目集まったりしてたんだろうか…?
そして噂は変な尾びれを付けているという悲しい話
一人なんか目立つようなモブ女子がいるけど余程なことがない限り多分出さないです、多分
頭の中の構想だととあるポケモン関連でアカデミー軽く巻き込んだイベント書く予定ではいるけども、そもそもそこまで続けられているか分からないので…
それはさておき、アオイは特に宝探しで行く当てがない模様
まぁ普通どこ行きたいかって言われてもピンとこないですし…
それと同時にハルトが忙しそうにしてるのが気がかりという濃厚なフラグ
そしてリア充爆発しろと言われるダブル主人公(なおまだくっついてるわけではない)
アカデミー関係で夜中は基本的に授業はやらず教室も施錠するという設定にしました
というかそうでもしないと夜中でも授業があることになるんだけどアカデミーの先生たちブラック労働過ぎるぞ…
ゲーム内だとこの辺のスケジュール管理とかどうなってるんでしょうね…
ジニア先生は(この小説が続きさえすれば)今後ちょくちょく図鑑の報告とかで出番はある予定です
後主人公たちの担任というポジションが凄まじく強いし書く上でわりと頼りになる…
テラスタルオーブはこの小説ではネモから貰ったやつは授業でしか使えない貸し出し用にされたためこの辺でちょっと書きました。というか製造方法とかどうなってんだろ…
アオイは後少し授業受けないと正式に貰えないけど、ハルトは大概ネモのせいでその辺早く終わるという
これで常日頃自分のポケモン+コライドンの世話とか普通に地獄過ぎる
そんなこんなで宝探しで特に行く当てがない+普通に彼が心配なので一緒に行動しようとアオイがハルトに提案を持ち掛ける形になりました
互いににこやかに行動を共にすることになるけど…今後凄まじいことになるんだよなぁ…(書き溜めてるストックを見つつ)
後はまぁまた本編の流れ通り
因みにコライドンに乗る部分でさらりとペパーの台詞を追加したりしてます
まぁ本人はバトルフォルムの名称しか言ってないもんね…
そして肝心のルートは、最初はセルクルタウンのジムを目指すことになりました
因みに女性ジムリーダー関連のエロは今のところ予定がないです(ェ)
というのも基本エロ絡めやすいのナンジャモぐらいしかいないのが…ライムなんか望んでる人とかどれだけいるんだって感じだしラップの方の印象に絶対引っ張られる可能性あるのが…
後スター団もちょっとやりづらそうなのが…普通にリーダー慕ってる連中ばっかりだから妄想することはあっても手を出す可能性があるかと言われると…
まぁワンチャンアイデア思い浮かんだらやろうとは思います
さて、次回はいよいよ冒険の始まり…ですが、後書き冒頭でも書いたけどこれ、R-18作品なんだよなぁ…
というわけでチュートリアル部分も終わったし好き放題やれるぜ!←
そんなこんなで次回から軽く飛ばしていきます。むしろここまでかかるとは思わなかったよ…