ポケモンSV二次エロ小説(タイトル仮) 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
というかコロナに掛かったはずなのになんか別方向でヤバかった…(コロナ掛かって風呂全然入らなかったから久々に入ったら低血圧にやられかけた)
今のところは特に問題ないですけど、しいて言うなら咳が出まくって怠いところですね…ある意味そこが面倒くさい…
というわけで今回はペパールート二回目となっております
例の如く今回もエロなし…というかエロに使えそうな設定してるスパイスが西エリアに固まってばかりなのが問題すぎる
『おぅ、ハルトか。朝早くから一体どうしたん…まさかヌシを見つけたのか!?』
「おはようございますペパーさん!その通りです!!」
ハルトたち二人がヌシを見つけた後…ヌシから少し離れた場所でハルトはペパーに報告を行っていた
彼の報告を聞いたペパーは驚きながらも喜びに近い声を上げ、興奮した息遣いをしながらハルトにどのようなヌシだったのかと尋ねてくる
『マジかよ!?やっぱお前さんに託して正解だったぜ!!それで今場所は何処なんだ!?どんなヌシなんだ!!?』
「お、落ち着いてください…今どんなポケモンかアオイちゃんが調べているので…」
「ハルトー、調べて来たよー」
するとヌシポケモンの詳細を調べに行ったアオイがハルトの所へ戻ってくる
彼女が戻ってきたことに気付いたハルトは彼女の無事を確認しながら情報を聞き始める
「アオイちゃん、大丈夫だった?」
「大丈夫だって…えっとね、あのポケモンはミミズズって名前らしくて、図鑑見る感じ普通の個体より大きさが違うっぽい」
「てことはやっぱりあれがヌシってことになるんだね」
『ミミズズ…あの意外と可愛らしい顔つきのポケモンだっけか』
「かわ、いい…?」
不意に聞こえてきたペパーの一言にアオイは一瞬戸惑った声を上げるが、そのようなことで戸惑ってる場合ではないと気を取り直し、ミミズズの情報を二人に続けて伝え始める
「可愛いかはさておき…あれって虫タイプかと思ったら鋼タイプみたい」
「あれで虫じゃないんだ…てことは炎、地面、後格闘辺りが有効打ってことだよね」
『そうなるな…けど俺の手持ち、今ノノクラゲっつーポケモンしかいねぇんだよな…』
「あれ、この間シェルダー手持ちにいなかったっけ」
『アイツは…そういう気分だからちょいと預けているな。とにかく、今から急いでそっちに向かうからヌシが逃げないよう目配りちゃんしててくれ!』
「わ、分かりました」
ペパーは二人にヌシの動向を見ていてほしいと告げると、その場で通話を切る
ペパーとの通話を終えた二人は、ヌシミミズズにどのポケモンで挑むべきかと考え始めていた
「それでどうする?私ホゲータとケンタロスぐらいしか有利取れるポケモンいないけど」
「むしろ炎タイプで攻められるなら十分だよ。僕は手持ちどうしよう…」
ハルトはそうぼやきながら、自身の手持ちを確認し準備を始めていた
~~~
それから暫くして、二人は少しずつ距離を詰めつつヌシミミズズの様子を眺める
…ヌシミミズズは地面から顔を出し青空を見ながら呆然としており、ヌシミミズズを注意深く観察したハルトがポツリと呟く
「…動く気配がないね…」
「確かにじっと上を向いてるわね…危険だけど、近づいてみる?」
アオイの言葉にハルトは頷くと、二人は気付かれないようにゆっくりとヌシミミズズに近づいていく…
…が、音に敏感なのか、ヌシミミズズは何かに気付いたかのようにゆっくりと二人の方へ顔を向けていた
「…ミ?」
(不味い、バレちゃった…!)
ヌシミミズズと目が合ってしまい、二人はしまったと言わんばかりにその場で立ち止まる
そして…二人の存在に気付いたヌシミミズズは、凄まじい速さで地面に潜り、その場から逃げ出そうとしていた
それに気付いた二人はミミズズが逃げ出さないようにと急いで盛り上がる地面を追いかける
「うわっ!?ハルト!向こうに逃げた!!」
「わ、わかっ…うわっ!?今度はそっちに逃げた!!」
「待てーっ!!」
二人は互いに声を掛け合いながら、ヌシミミズズを逃がさないように駆け巡る
…が、それでも逃げ回るヌシミミズズに対し先に体力が切れ始めたのか、二人は息を切らしながら背中を合わせて倒れていた
「はぁっ、はぁっ…めちゃくちゃ逃げ回るんだけど…!」
「思った以上に素早い…どうにかして動きを……」
ハルトはどうにかしてヌシミミズズの動きを制限させないといけないと考え立ち上がる…と同時だった
突然地面からヌシミミズズがぬるりと二人の前に現れ、つぶらな瞳で二人を見つめだし始める
その一方でヌシミミズズの突然の行動に、二人は思わず硬直していた
「…」
「「…」」
「…!ミミズズゥゥゥゥゥ!!」
「「うわぁぁ!?」」
そして…ヌシミミズズは二人を敵だと判断したのか、胴体の一部から手足のようなものを出しながら威嚇のような咆哮を上げ始め、二人に襲い掛かっていた
襲い掛かってくるヌシミミズズに対し二人は絶叫しながら慌てて攻撃を避け、急いでボールを取り出し戦闘の準備に取り掛かる
「さ、さっきまで逃げまくってたのになんで急に襲ってくるのよ!!」
「そんなことを僕に言われても…とにかく向こうから襲ってきたなら…行ってきて、ディグダ!!」
「ディグダグ!!」
「ホゲータもお願い!!」
「ホゲワッ!!」
ハルトはディグダと呼ばれるミミズズのように地面から茶色い体を表したポケモンを繰り出し、その一方でアオイはホゲータを繰り出す
二人がポケモンを出してきたのを見るや否やヌシミミズズは彼らのポケモンに向かって突進してくる
それを見たハルトはディグダに避けるよう指示を繰り出し、反撃を行おうとしていた
「ミミズゥゥ!!」
「ディグダ!!避けてから〈じならし〉!!」
「ディグダグディグダグ!!」
ディグダはヌシミミズズに面を向けるとその場で体を震わせる
すると地面が地ならしを始めだし、その衝撃がヌシミミズズの元へと向かい始めていた
…だが、ヌシミミズズに向かっていった衝撃は何故かヌシミミズズにダメージを与えない…それどころか気持ちよさそうにしながら地面を食べ始め、それを見たハルトは驚いたようにヌシミミズズを見ながら叫んでいた
「!ミミィィィ…♪」
「うえっ!?な、なんか気持ちよさそうにしてるんだけど…!?よく見ると口を開いて地面を食べてるし…!?」
「ねぇハルト、もしかしてこいつ、地面技に対して何らかのプラスになる特性を持ってるんじゃ…」
「!てことは地面技は効果ないってこと…!?」
「ミミ…ズゥ!!」
「ディグ!?」
「!ディグダ!!」
アオイが唱える一説にハルトは地面技が効かない可能性を頭に浮かべていると、ヌシミミズズがディグダに向けて尻尾を鋼のように固くさせながら振るってくる
ハルトの指示を待っていたのもあってかディグダはそのまま攻撃が直撃して大きく怯んでしまい、その隙を逃さんと言わんばかりにヌシミミズズが追撃を行おうとしていた
それを見たハルトは慌ててディグダをボールに戻すと、ヌシミミズズの方を見つめる
「も、戻って!!…まさか地面技が効かないなんて…」
「だったら他のタイプで攻めればいいでしょ!!ホゲータ、〈やきつくす〉で攻撃!!」
「ホーゲ…ワーッ!!」
「ミミッ!?」
アオイはそう叫びながらホゲータに攻撃を指示すると、ホゲータは口から炎の塊をヌシミミズズに向けて放つ
体が大きいのもあってかヌシミミズズに攻撃が命中し、そこから燃やし尽くさんと言わんばかりにヌシミミズズに炎が広がり始めていた
弱点を受けたのもあってかヌシミミズズはその場で悶えながら体の炎を消し始めており、それを見た二人は先程と違ってしっかり炎技が効くことを理解する
「炎技はちゃんと効いてるみたいね…」
「だったら炎技で攻め立てていけば…!カルボウ、お願い!!」
アオイ同様炎技で攻めるべきだと考えたハルトはボールからカルボウを繰り出す
しかしボールから出てきたカルボウは何処か不服そうな顔をしており、そんなカルボウにハルトは指示を行おうとする
「…」
「カルボウ!〈ニトロチャージ〉で素早さを高めながら…」
「…カルッ」
「!?ちょ、カルボウ!?」
…が、カルボウは何故かハルトの指示を聞かずにヌシミミズズの方に向かって走り出していくと、独断でヌシミミズズを攻撃し始めていた
攻撃を受けたヌシミミズズはカルボウに狙いを定めたのか攻撃を行うも、カルボウはそれを避けながら的確にヌシミミズズの顔に攻撃を行い始める…
その光景にアオイは困惑しつつ、ハルトはカルボウに言うことを聞いてくれと叫んでいた
「ミミズッ…!?」
「攻撃はしてるけど、完全に独立してるわね…」
「ちょっとカルボウ!そろそろ僕のいう事聞いてから攻撃してよ!?」
「…」
「うわっ!?…今度は勝手に戻っちゃった…」
「全然言う事は聞かないってのは聞いてたけど、ここまで酷いとは…ていうかなんでいう事聞かない奴を連れて来たのよ…!」
「だ、だって育成もしないといけないし…!アオイちゃん、攻撃が来るよ!!」
だが意地でも彼の言う事を聞くつもりがないのか、遂にカルボウはボールの中に勝手に戻ってしまっていた
それを見たアオイは怒りつつも呆れるように言う事を聞かないカルボウを何故連れてきたのかとハルトに投げ掛ける
それに対しハルトは育成しないといけないからと言い訳をしていると、カルボウがボールに戻ったためかヌシミミズズがホゲータに向けて攻撃を行っていた
不意を突かれたのもあってかホゲータは攻撃を受けてしまい、アオイは慌ててホゲータに駆け寄って傷を回復させる
「ホゲータ大丈夫!?」
「ホンゲッ…!」
「と、とにかく戦闘を続けないと…ガーディ!〈ほのおのキバ〉で攻撃して!!」
ハルトはガーディを繰り出すとすぐさま攻撃の指示を行い、ガーディは口を開くと牙に炎が纏われる
そしてヌシミミズズに向かって走り出し、炎を纏った牙で噛みついていた
しかし攻撃は聞いている様子はあるもののヌシミミズズは先程より悶えず、あっさりとガーディを払いのけてしまう
その一方で払いのけられたガーディはというと思った以上にヌシミミズズが硬かったのか顔を震わせており、二人はヌシミミズズに物理的な攻撃が効きづらいことに気付く
「ガウゥ…!」
「弱点だから効いてはいるみたいだけど…ホゲータの攻撃と違ってそんなに嫌がってない…」
「てことは物理的な攻撃に対してめちゃくちゃ硬いけど、〈やきつくす〉みたいな特殊攻撃とかには弱いってこと?」
「多分そうなるね…」
「だったらホゲータの攻撃が一番効くってことね!ホゲータ、ちょっと大変だろうけど、もう一度〈やきつくす〉!!」
「ホゲ…ホゲワーッ!!」
「ミ、ミミズゥ…!?」
傷を癒してもらったホゲータが再び〈やきつくす〉で攻撃を行いヌシミミズズに攻撃が命中する
先程同様ヌシミミズズは攻撃を受けたことによって悶えており、ホゲータの攻撃が一番有効だというのを理解したアオイは攻撃を続行しようとする
「よし、弱ってきてるみたいだしこのまま一気に行けば…!」
「ミミッ……!」
―――バゴォォォン!!
「「!?」」
だがヌシミミズズはこれ以上は危険だと判断したのか、近くに合った壁を体から延ばした腕のようなもので殴りつける
…殴りつけられた壁は大きく穴を開けており、ヌシミミズズはその穴に顔を突っ込むとその場から逃走を始めていた
「ああっ!?逃げるつもり!?」
「お、追いかけなきゃ…」
ヌシミミズズが逃亡しようとしていることに気付いた二人は、慌ててヌシミミズズを追いかける
やがて二人が追い続けていると、ヌシミミズズが空けた穴は広々とした採掘場へと繋がっており、穴から出た二人はヌシミミズズが何処にいるかを探し回る
二人が辺りを探索してみると一番下の層の壁で何かをしているヌシミミズズがおり、また逃げ出すのかと考えた二人は急いでそこまで向かっていた
…だが、二人がヌシミミズズの元まで到着すると、ヌシミミズズは先程のように壊した壁に顔を突っ込んでおり、それでいて何故かその場から進もうとせずにいた
その行動を見たハルトが不思議そうにヌシミミズズを眺めており、その一方でアオイはというと思い当たる節があるのかある考えを思い浮かべる
「また壁を破壊してる…けど、進もうとしない…?」
「このパターン…まさか…ハルト、気を付けて!」
「え?」
アオイの言葉にハルトが驚いていると、何かをし終えたのかヌシミミズズが穴から顔を出し、二人の方を見つめる
そして…ヌシミミズズは二人に向けて咆哮を上げると同時に、体からエネルギーのようなものを軽く放出していた
先程より威圧感を放つヌシミミズズにハルトは即座にパワーアップしているのかと気付くものの、何故パワーアップしてるのかという事実に思わず困惑する
「ミミミズズゥゥゥゥゥゥ!!!」
「な、なんかパワーアップした!?」
「やっぱり…今壊した場所、多分スパイスがあるみたい!この間のガケガニみたいにスパイスを食べてパワーアップしてるんだよ!!」
「それ初耳なんだけど!?」
アオイはヌシガケガニが似たようなことをしていたためにこの可能性をいち早く理解してたようで、その時その場にいなかったハルトは思わず初耳だと叫ぶ
しかしそんな二人の会話なぞ気にしてないと言わんばかりにヌシミミズズは攻撃の態勢に入り、それを見た二人は慌ててポケモンを出し指示を行おうとする
「ホゲータ!さっきみたいに〈やきつくす〉で…」
「ミミ!ミミズゥ!!」
「ホゲッ!?ホゲワァァァ!!?」
「ホゲータ!?」
しかしスパイスを食べたことによってパワーアップしたのかヌシミミズズは素早くホゲータに近づき、その巨体でホゲータに巻き付き始める
巨大な体に巻き付かれたホゲータは悲鳴のような鳴き声を発しており、アオイは急いでホゲータを離脱させようとボールで戻そうとする
…が、ヌシミミズズの体が邪魔しているのかホゲータをボールに戻すことができず、ホゲータは捕縛された状態になってしまっていた
「ホンゲ!ホンゲェー!?」
「不味い、ホゲータが捕まっちゃった!ボールにも戻せない!」
「ガーディ!ホゲータを助けてあげて!」
「ガゥ!!」
捕らえられたホゲータを救おうとハルトがガーディに指示を出すも、それに気付いたヌシミミズズがホゲータを口で咥えガーディに向けて放り投げる
凄まじい速さで投げられたホゲータはガーディに命中し、そこから追撃でヌシミミズズが尻尾で薙ぎ払うように攻撃を二匹に命中させていた
「キャイン!?」
「ガーディ!ッ…スパイスを食べてから目に見えて強さが増してる…!」
「ホゲッ…ホンゲッ…」
「駄目、ホゲータももう限界みたい…」
先程の攻撃に寄りホゲータとガーディは相当なダメージを受けたのか、これ以上戦うのは厳しいと判断する
それを聞いたハルトはというと、まだ手持ちがいるものの二人でパワーアップしたヌシミミズズを倒せる可能性が低いと考え、一度引くべきだと考え彼女にそのことを伝えようとする
「仕方ない…ここは一旦引くしか…」
「ミミミミ…!」
「!攻撃が来る…!!」
だがヌシミミズズは二人を逃すつもりはないのか、尻尾を二人に向けて叩きつけようと構えており、それを見た二人は何処かへ逃げなければと辺りを見回す
しかし逃げ場所を見つけるより先に二人に向かって尻尾が振るわれ始め、二人は思わずその場で目を閉じてしまった…
「―――ノノクラゲ!〈いやなおと〉だ!!」
「ノノ…〇×▼◇!!」
…その瞬間、二人の背後から何者かが攻撃の指示を行い、指示を受けたであろうポケモンがまるで机を爪で引っ掻いたような音を発していた
その音を聞いたヌシミミズズは思わず攻撃を中断しており、攻撃の指示が聞こえた二人は目を開くとその人物の方を見る
……その人物はペパーであり、それに気付いた二人は彼の元へ急いで駆け寄る
「ペパーさん!」
「わりぃ!遅れちまった!!まだ行けるか!?」
「ペパーさんが加わってくれるならなんとか…!」
「だったら三人がかりで行くぞ!!」
「「は、はい!!」」
二人はペパーの横に並び立つと、ハルトは力士のようなポケモンを、アオイはケンタロスを繰り出す
その一方でペパーはというとヌシミミズズを眺めており、まるで食べる気満々とも取れる言葉選びをしていた
「にしてもあれが潜鋼のヌシか…スパイス食ってでっかくなったのもあってかなげーな…いや、デカさなんて関係ねぇ!!ノノクラゲ風味でバッチリ調理してやるぜ!!」
「…あれ食べるつもりなの…?」
「そういうつもりで言ったんじゃないんだが!?」
「ペパーさん、今の言葉でノノクラゲってポケモンがドン引いた目で見てるんですが…」
「うぇ!?す、すまんノノクラゲ!お前は食わないから!」
ペパーの一言にアオイはあれを食べるのかと言わんばかりに彼を見つめており、ハルトはというと先程の彼の言葉で彼の手持ちであるノノクラゲと呼ばれる茶色いクラゲのようなポケモンが体をフルフル震わせているのを指摘していた
それを聞いたペパーが慌ててノノクラゲに誤解を解いていると、ヌシミミズズが三人に向けて突進してきており、三人は慌てて攻撃を回避する
「うおっ!?意外と素早いな!?油断してるとすぐ壊滅しちまうぜ!?」
「だったら…二人共、援護をお願いします!ハリテヤマ、〈はらだいこ〉!!」
「ハリッ!!」
「OK!ノノクラゲ、〈ちょうおんぱ〉で混乱させるんだ!!」
「ケンタロス!〈ニトロチャージ〉で攻撃して!!」
ハルトがメインで攻撃を行うつもりなのか、ハリテヤマと呼ばれた力士のようなポケモンに指示を行う
するとハリテヤマは突然自分の腹を叩き始め出し、一方で彼の言葉を聞いた二人は彼の行動を信じてヌシミミズズの気を引くように攻撃し始める
対するヌシミミズズはというと〈ちょうおんぱ〉で混乱してしまったのか体をふらつかせており、その合間合間にケンタロスが炎を体に纏わせながら突進攻撃を浴びせていく
そうこうしている間にハリテヤマは一通り腹を叩き終えたのか気合を入れるようなポーズをしており、それと同時にハルトがテラスタルオーブを構え、ハリテヤマに向けて投げつける…
そして…テラスタルしたハリテヤマの頭に拳のようなテラスタルジュエルが生え、それを見たペパーがテラスタルの力で一気に決めるつもりだと理解していた
「ハリッ!!」
「!格闘テラスタルか!」
「ハリテヤマ!!〈つっぱり〉!!」
「ハリッ…ハリッ!!」
「ミミッ…!?」
ハルトはハリテヤマに攻撃の指示を行うと、ハリテヤマは頭上の格闘テラスを強く光らせながらヌシミミズズに突っ張りを叩き込み始める
テラスタルの力もあってか一発の時点でヌシミミズズは大ダメージを受けており、そこから追撃でヌシミミズズに突っ張りが叩き込まれて行く…
「ハリッ!ハリッ!ハリッ!!」
「ミ、ミミミ……」
「ハァァァァリィィィィィ!!」
「ミミズズゥゥゥゥゥゥゥ!!?」
そして…トドメの一発と言わんばかりにハリテヤマが力強く突っ張りを行い、巨大な体をしたヌシミミズズを大きく吹っ飛ばしていた
そのまま地面に転がるように吹っ飛ばされたヌシミミズズは何とか起き上がるも、既に戦意喪失してるのかその場から慌てて逃げ出し始める
それを見たペパーは無事に撃退できたことを大喜びしており、その一方でアオイはというと格闘テラスを行ったハリテヤマの火力に驚いた表情をしていた
「ミミ、ミミミズ~!!?」
「よっしゃー!!ナイスだハルトー!!」
「アイツ、物理攻撃に対してやたら硬かったんじゃ…いくらテラスタルを使ったからってあそこまで強い威力を発するなんて…」
「ハリテヤマの〈はらだいこ〉は体力を削って攻撃力を最大にまで高めるんだ。普通に使うにしてもリスクが高いからサポートしてもらう必要があったんだけど…」
「なんにしても、二人ともお疲れちゃんだぜ!」
ペパーは二人にそう告げると、ヌシミミズズが空けた穴を見る
「さてと…アイツはここからスパイスを食ってたんだよな。ちゃっちゃか調査してスパイスをゲットしに行こうぜ!」
「は、はい」
「今回もサンドウィッチ作ってくれるの?」
「スパイスが残ってるならな。よっし、行くぜ!」
ペパーはそう告げながら穴の中へと入っていき始め、そんな彼の後を二人はついて行くように穴の中へと入っていった…
~~~
それから暫く進み続けていると、三人はやがて広い空間へと辿り着く
以前ヌシガケガニを捕まえた時同様広い空間に出た三人はここが最奥なのではと考えながら辺りを見回し始める
するとペパーがスパイスを見つけたのか、急いでその場へと向かい始めていた
「…!見つけた…!!」
「あっ、ペパーさん!?危ないですよ!?」
先に進むペパーに危ないとハルトは声を掛けるも、彼の制止を聞かずにペパーは遠くから白く光り輝く秘伝スパイスの方へと向かう
そしてそれを手に取ると自身の持つ赤い本を片手で開き、秘伝スパイス〈しおスパイス〉の効能を調べ始める
「これはしおスパイスだな…手足の痺れを和らげてくれて、筋力の低下にも効果があるって書かれてるな…今回も見つかってよかった…コイツも料理して食べさせたらきっと…」
「ペパーさん…?」
「!すまんすまん!スパイスを見つけられたからつい浮かれちまった。とにかくありがとよ、ハルト!アオイ!」
しおスパイスを見ながら何かを呟くペパーに、ハルトは恐る恐る声を掛ける
彼に声を掛けられはっとしたペパーはというと何かを誤魔化すように立ち上がりながら二人に礼を告げる
「よし、それじゃあ早速これを使ったサンドウィッチを作ってやるぜ!!」
「やったー!!」
そして約束通り今回もサンドウィッチを作ると告げ、三人は早速準備に取り掛かっていた
~~~
それから暫くして…ようやくサンドウィッチが完成したのか、ペパーは三人分のサンドウィッチを並べていた
その際二人にヌシバッジを与えようとするも、アオイはそっちはいらないと即座に拒否していた
「よし、出来たぜ!オレ特製の気まぐれスパイスたっぷりサンドだ!感謝の気持ちを添えたヌシバッジも添えて…な!」
「いや、そっちはいらない」
「またかよ!?頑張って作ったんだから貰ってくれよ!?」
「それよりも食べる前に三人で写真撮ろうよ!」
「話ガン無視ちゃんかよ!?」
「あ、あはは…とりあえず貰っておきますね…」
「ハルト…お前は優しい奴ちゃんだぜ…!」
膨大にスルーするアオイに対し、ハルトは苦笑いしながらもペパーからヌシバッジを受け取り、それに対しペパーは感動の涙を流す
その後記念撮影を終えた三人は待ちかねた食事をとることにし、アオイとペパーは一足先にサンドウィッチを口にする
「それじゃあ…いっただきまーす」
―――はむっ
「!んんーっ!塩のしょっぱさがかつてないほど野菜とマッチしてて美味しいー!!」
「しおスパイスと名付けられるだけあるぐらいうめぇ!!」
「そ、そんなに美味しいんだ…僕も食べよ…」
「―――アギャス!!」
二人の感想を聞いたハルトはそう呟きながらサンドウィッチに齧り付こうとした…その瞬間、以前の時と同様コライドンがサンドウィッチをねだりにボールから出てくる
既に涎を垂らしながらハルトのサンドウィッチを見つめており、そんなコライドンを見たペパーが悪態をつくかのようにぽつりと呟いていた
「……ったく、またかよ…!」
「アギャア…」
「……食べる?」
「!アギャ!!」
ハルトは自身が食べたい気持ちを抑えながらコライドンに食べさせようとサンドウィッチを近づける
それに対しコライドンは尻尾を振って喜びながら食べようとして…口に咥える寸前に何故か動きを止めていた
突然の行動に三人が首を傾げていると、コライドンがペパーの方に体を向け、彼に何かを告げるように鳴き声を上げる
…恐らく彼のサンドウィッチを食べられることに礼を告げているのであろう…しかしペパーはというと依然として冷たい対応をコライドンに向けていた
「ギャウンス…」
「…フンッ。お礼のつもりか…?」
「相変わらずコライドンに冷たくない?」
「別にいいだろ…」
アオイの言葉に対し不服そうに返しながら、ペパーがバスケットの中から何かを取り出す
…それは予備のサンドウィッチで、前回同様こうなる可能性を予想していたと言わんばかりにハルトにサンドウィッチを与えていた
「念には念をと余分に作っておいて正解だったぜ…言っておくが、この中で誰よりも一番頑張ってくれてるハルトのためなんだからな!!」
「…ツンデレ?」
「ツンデレじゃねぇ!?」
ツンデレじみた行動にアオイはポツリと呟き、それに対しペパーが顔を赤くしながら否定する
そんな二人を見て微笑みながらハルトはコライドンにサンドウィッチを与え始める
そして…一通り食べ終えたコライドンはというと前回同様突然咆哮を上げ始めており、それを見たペパーがまたパワーアップしたのではと告げる
「アギャアアアアス!!」
「「!」」
「これはもしかして…また何処かパワーアップした…?」
ペパーの言葉を聞き、ハルトは今回は何処がパワーアップしたのかとコライドンの体を調べ始める
そしてパワーアップした部分を見てペパーと話し合っていた
「うーん…今回は後ろ脚が更に引き締まってる…のかな…?」
「あー、言われてみれば後ろ足がなんかずっしりしたか…?」
「だからなんで二人は分かるのよ…ていうか引き締まってるのかずっしりしてるのかどっちなのよ…」
「アギャ?」
あいも変わらず違いが分からないアオイはそう呟き、コライドン本人はというと意味をあまり理解してないのか首を傾げる
その一方でペパーはというと、やはりスパイスの力が効いているのだと判断したのかガッツポーズを取る
…その際彼は小さく何かを呟いており、それに気付いたハルトが声を掛ける
「こいつがこんなにパワーアップするんだからスパイスの効果は絶大だな!!……でなくちゃ…」
「?どうしたんですかペパーさん」
「!い、いや、なんでも……」
しかしペパーはそれを慌てて誤魔化しており、彼から視線を逸らそうと用意した机の方へと顔を向けた…その瞬間だった
コライドンが先程ペパーが予備のサンドウィッチを取り出したバスケットを何故か嗅いでおり、それに気付いたハルトが慌てて止めようと立ち上がる
「あっ、コライドン!?勝手に漁ろうとしちゃ…」
「―――そいつに触るな!!」
「「「!?」」」
……その瞬間、ペパーが今までにないほどの大声を上げ、必死の形相でコライドンの元へと駆け寄ると急いでバスケットをコライドンから引き剥がす
突然の出来事にハルトとアオイ、そしてコライドンは驚いた表情をしており、二人はペパーに困惑しながら声を掛ける
「そのバスケットの中のはお前のじゃねぇ!早くそれから離れろ!!」
「ペ、ペパーさん…?」
「な、何…?」
「アギャ…?」
「!…す、すまん、つい、大声が出ちまった…」
二人の言葉にハッとしたのか、ペパーは慌てて謝る
…しかし先程の彼の慌てように流石に不信感を抱いたのか、ハルトはその中に何が入っているのかと彼に尋ねていた
「え、っと…その中に、何が入ってるんです…?」
「…さっき俺らが食ってたサンドウィッチだ」
「え?なんでその中にいれてるの?後で食べる予定だった…にしてはさっきの反応はちょっとおかしいか」
「…二人には、ちゃんと話しておくべきかもな…。……出てこい」
二人の言葉にまるで何かを隠すことに観念したのか、ペパーは懐からモンスターボールを取り出すと、何かをボールから出す
…ボールから出て来たのは、黒と茶色のボディに、まるでオールバックのような灰色の毛をした戌のポケモン……なのだが、そのポケモンは何故かぐったりと寝込んでおり、その場から起き上がる気配がない…
「…」
「このポケモンは…」
「こいつはマフィティフ。オレの相棒さ…」
「ア、ギャア…」
「…コライドン、知り合い?」
「ギャッス…」
どうやらコライドンはマフィティフと呼ばれるポケモンを知っているのか、信じられないといった表情でマフィティフを見つめる
その一方でペパーはというと、起き上がろうとしないマフィティフに近づき、バスケットからサンドウィッチを取り出して皿に移し替えるとマフィティフの元へと差し出す
「…」
「…さ、元気になるサンドウィッチだぞ。ほら…ゆっくりでいいから…少しずつでいいから…ゆっくり…ゆっくり噛むんだぞ…」
「…そのマフィティフってポケモン、何処か具合が悪いの…?」
マフィティフは力無く食事を行い始めており、それを見たアオイが何処か具合が悪いのかと彼に尋ねる
「…コイツ、暫く前に大怪我を負ってしまってよ。…それ以来、ずっと具合悪くて…」
「え、と…ポケモンセンターには…?」
「勿論連れてったさ。けど…普通の怪我や病気じゃないんだとよ…」
「それってつまり…」
「…このパルデア地方…いや、他の地方でも、治せるかすら怪しいんだとよ……」
そう告げる彼の言葉は非常に暗く、彼の言葉を聞いた二人はどう声を掛けていいのかと思わず口ごもってしまう
「…今のオレにとって、コイツは…マフィティフだけは、一番大切なものなんだ…だから、絶対に治してやる、って…」
(…マフィティフだけ…?)
「…もしかしてスパイスを集めようとした理由も…?」
「あぁ。ネットや本で治療法を沢山調べて粗方試してきた。けど、どれも効果がなくて…一度諦めかけてた時に、秘伝スパイスの存在に辿り着いたってわけだ」
ペパーはそう告げると、赤い本をバッグから取り出し、ゆっくりと本を開き始める
その一方でアオイはあまりその本に対して認識がなかったためか、その本は何なのかと尋ねる
「その本は…?」
「そういやアオイにはまだちゃんと見せたことなかったな。…母ちゃんの研究室で見つけたんだ」
「オーリム博士の研究室で!?あいたっ!?な、なんで今蹴って…」
「そのページ見てみたいんだけど」
「あぁ。これがそのページだ」
目的のページを開いたペパーは二人に向けてその本を見せる
…そのページにはかつてこの本に出てくる探検隊が【エリアゼロ】と呼ばれる場所で見つけた植物で、それこそがペパーが探していた秘伝スパイスと呼ばれるものと記されており、更にはそれを地上に持ち出したこと、そしてそれを栽培していた最中にポケモンが食べてしまい、それがヌシポケモンになってしまったと記されていた
「…つまり秘伝スパイスってエリアゼロの産物、ってこと?あそこって聞いた話じゃ出入り禁止のはずなんだけど…とんでもないものを持ち出してるわね…」
「世間じゃ嘘みたいなことばっかり書かれてる、誰も信じないオカルト本って言われてるらしいがな。学校にもおんなじやつが寄贈されてるとかで読めるらしいが…」
「へぇー…今度アカデミーに戻った時に探して読んでみよっと」
「けどよ…さっきのコライドンので尚更確信した…この本に書かれていることは本当の事だと思うってよ」
ペパーは赤い本を閉じると、この本に書かれていることは事実だと思うと告げる
…その表情は険しいもので、それほどまでにマフィティフを助けたいがために、世間ではオカルト本と言われたものを頼りにしてでも探し回っていたのだと二人は気付く
「この本によると確認されているスパイスは5つ。それら全部食うと、どんな怪我も病気も治るらしい!実際この間のスパイスを食べさせたら、マフィティフの手足が少しだけ温かくなったんだよ!」
「…」
「!マフィティフ、食べ終わったか…?」
するとマフィティフが食事を終えたのかペパーがマフィティフの元へと近づく
そして皿を引こうと手を伸ばした瞬間…ペパーが何かに気付いたのか、震えた声でマフィティフに声を掛ける
「!マフィティフ、お前、これって…目が見えているのか…!?」
ペパーはそう告げながら、確認するかのように手を動かす
…どうやら先程まで目すらまともに開けない状態だったらしいのだが、今のマフィティフは先程と違い、力なくだが目を開いて彼の手の動きをゆっくりと目で追っていた
目が見えるようになったことに気付いたペパーは立ち上がるとその場で喜び始め出し、その後感動で涙が出て来たのか腕で顔を抑え始める
「やった!やっぱりスパイスの効果は本物なんだ!!やった!やったぁ!!」
「本当に効果あるんだ…」
「ぐすっ…ずっと…ずっとよぉ…!目も開けなくって…オレ、ずっと心配で…!」
「ペパーさん…」
「うぅ…本当に…本当によかった…!」
ペパーはそう告げながらもう一度マフィティフの顔を見つめ始める…
「ふ、ふふっ…目がつぶら過ぎて、空いてるか分かんねぇよ…!」
マフィティフの顔を見たそう告げるペパーの顔は、今まで二人が見た笑顔よりも、一番笑顔に見えていた…
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それから少しして二人はペパーとマフィティフを二人きりにさせてあげようと考えたのか、その場を後にして先に洞窟から抜け出していた
外に出ると同時にアオイはペパーのあの表情を思い出したのか、ポツリと呟く
「あの人にあんなバックボーンがあったなんて思わなかったね…」
「うん…でも…あんなの見ちゃったら…」
「だねー…ここで見過ごすわけにも行かないし、マフィティフのためにも、私たちも頑張って手伝ってあげないとね…」
今回の件でペパーが危険を冒してでもスパイスを探す理由を知ったのもあってか、今後も彼に協力して上げるべきだと考える
その際アオイはもっと早くマフィティフのことを教えてほしかったとぼやくが、きっと言い出しづらかったのだろうとハルトは口にする
「にしてもそういうことは早く言って欲しかったんだけど…」
「多分、一緒に助けてくれる人を探そうにも探せなかったんだろうね…実際にヌシも強かったし、変に心配させたくなかったんだろうし…」
「あの人も言いづらかったってことかぁ…思ったより抱えている人多いわねぇ…」
「それは僕らも人のこと言えないけどね…」
―――ロトロトロトロト…!!
二人が話していると、突然ハルトのスマホロトムに通話が入る
通話の相手はオーリムで、彼女は二人に挨拶を行う
『ハローハルト、アオイ。こちらオーリム』
「オ、オーリム博士!」
『コライドンがまた一つ、本来の力を取り戻したようだね。今回はジャンプ時の高度が上がったようだ』
「あー、だから今回は後ろ脚だけ力強くなったってことなんだ…」
どうやら今回はジャンプ力が強化されたようで、その事を伝えたオーリムは用件が済んだと言わんばかりに通話を切ろうとする
『引き続きコライドンの世話を頼んだよ』
「は、はい!」
「…あ、ちょっと待って」
…が、その瞬間何故かアオイがオーリムを呼び止めており、突然の行動にハルトは思わず驚いたJ表情をする
一方でそれに気づいたオーリムはというと彼女に向かって用件を尋ねていた
『どうしたのかね、アオイ』
「…オーリム博士って、ペパー、さんの母親、なんですよね?」
『…あぁ。その通りだ』
「…ペパーさん、自分にとってマフィティフだけが大切な存在って言ってたんですけど…博士とペパーさんの間に、何かあったんですか…?」
アオイは恐る恐る口を開きながら、ペパーとの間に何があったのかと尋ねる
彼女の質問の意味が分からないのかハルトは思わず首を傾げる…が、質問されたオーリム本人はというと、顔色は変えないものの何処か気まずそうにしながら、その質問に答えられないと告げた
『…すまないが、そのことに対してはまた別の機会に答えさせてくれ…少なくとも私には、彼との事情について答えることができない』
「え…?」
「それってどういう…」
―――ブツッ
「あっ…切られちゃった…」
予想外過ぎる返答をされたためかアオイは驚くも、その意味を問おうとした瞬間オーリムは通話を切ってしまう
オーリムの対応に不信感を覚えたのか、ハルトに相談するかのように話しかける
「…やっぱりペパーさんとオーリム博士、相当仲が悪いのかな…」
「えっ、なんで…?」
「ペパーさんがオーリム博士の話題を出す時、なんか躊躇ってたでしょ。正直口にするのもって感じで」
「言われてみれば確かに…なんでだろ…」
言われるまで気にしていなかったのかハルトは首を傾げながらペパーがオーリムの話題を嫌がる理由を考え始める
その一方でアオイはというと自身で首を突っ込んでみたものの先程のオーリムの対応を見てあまり触れるのはいけないことかと考え、ハルトに向けてオーリムの話はペパーにはしないようにして置こうと告げていた
「…今のうちに釘刺しとくけど、ペパーさんの前ではオーリム博士の話題にはあまり触れないようにしときましょ。その方が面倒なことにならないだろうし」
「えっ、でも…」
「でもじゃないの。第一、家庭の問題の可能性も有るんだから私たちじゃ迂闊に踏み込めないでしょ?」
「それは…そうだけど…ていうか、なんで僕にそんなこと…」
「アンタがまた首突っ込む可能性を考えたからよ」
「うぐっ…否定できない…」
正論を言われぐぅの音も出ないハルトは思わずたじろぐ
そんな彼を見てアオイはため息をつきながら、オーリムに対し不信感を募らせることになっていた…
家庭の事情に首突っ込むにしてもペパーのはあまりにも地雷原すぎる。そんな58話
開幕早々ペパーに連絡を入れるハルト
ゲームだと基本ヌシの近くに来たらペパーから連絡が入ってそれっぽい詳細を教えてくれるのですが、この辺は改変しました
そのため事前にハルトたちは今回のヌシであるミミズズについてある程度詳細を知った上で行動することになります
後ペパーの手持ちに関してはゲームだと何故か他のヌシ倒した後でも一匹だけという謎仕様なのでそれっぽい気分という形でなんとか誤魔化していくつもりです
そんなこんなでヌシミミズズに対抗するメンツを決めたハルトたちはペパーが来るまでの間にヌシミミズズを偵察することに
…が、察知能力が高かったのか見つかってしまい、二人は慌てて逃げようとするヌシミミズズを足止めします
その結果、ヌシミミズズの怒りを買ってしまったらしく、二人は襲われてしまいました
抵抗しないとまずいと考えた二人はポケモンを繰り出し応戦することになるのですが、なんとハルトが放ったディグダの地面技がヌシミミズズに効かないという事実が発覚
因みにSVをプレイしてない人に説明するとミミズズの特性には【どしょく】と呼ばれるものがあって、地面技を受けると体力が回復します
多分土を食うって書いて土食と呼ぶんじゃないかと思いますけど、あらゆる地面技無力化して食ってる絵面になるんですよね…マジでどうやって無力化してるんだあれ…
とまぁそんな話はさておき、その事実を知ったハルトは動揺しますが、アオイが珍しく活躍して炎技はしっかり通ることを確認。今度はカルボウを繰り出し反撃
…しようとしたのですが、未だに言うことを聞く気配がないのかカルボウはハルトの命令を無視して好き勝手に暴れ、挙げ句ボールに戻ってしまいました
ポケモンを鍛えるという側面も含めて選んだようですがかえって裏目に出てしまったハルトは今度はガーディを繰り出し、失態を取り返しに行きます
その結果ヌシミミズズは物理的な攻撃にはめっぽう強い事がわかり、アオイのホゲータを主体に立ち回ることに
しかし徐々に押されてることに気づいたのかヌシミミズズはスパイスがあるところまで逃亡し、スパイスをキメてパワーアップを果たしてしまいます
そしてその事を全く知らされてなかったハルトェ…
スパイスを食ってパワーアップしたヌシミミズズに苦戦するハルトたちは一度体勢を立て直そうとしますが、そんな二人に向かって攻撃が飛んできます
万事休すか…と思われたその瞬間、遅れてペパーが駆け付け、二人を助けてくれました
そして三人でならヌシミミズズに対処できるはずと考え、三人でヌシミミズズに挑むことに
ハルトがデカい一撃を叩き込むことになり、それをサポートするようにアオイとペパーはヌシミミズズの気を逸らします
そして…ハルトのハリテヤマがはらだいこ+格闘テラスという中々なオーバーキルをヌシミミズズに叩き込み、ヌシミミズズの撃退に成功しました
そしてヌシミミズズが戻って来るよりも先に前回の時同様三人はヌシミミズズが掘った穴を調べることになります
奥に暫く進み、前回同様スパイスを見つけたペパーは何処か必死そうにしながら効能を調べます
そんな彼を見てハルトは戸惑うも、ペパーは何でもないと言わんばかりに気を取り直し、サンドウィッチを再び振舞ってくれることに
そしてサンドウィッチを作り終え、食事前に手作りバッジを渡してくるペパー。なおアオイは受け取り拒否という悲しみ
そんなこんなでハルトより先に二人が食べ、その味に感銘を受けているのを見たハルトも食事をとろうとした瞬間、前回同様コライドンが食わせろとボールから出てきました
またもやコライドンが現れたことに悪態をつくペパーですが、その一方でハルトはというとコライドンにサンドウィッチを与えます
そんな彼を見て予想は出来ていたのか、ペパーが予備を作っていた模様。ツンデレか何かとアオイにからかわれてしまいます
そんな二人のやり取りを見ながらハルトがコライドンにサンドウィッチを与えると、前回同様コライドンがパワーアップを果たしました
相変わらずパワーアップしたのが分からないアオイのツッコミはさておき、コライドンがパワーアップしたことによりスパイスの力は凄いものだとペパーは大絶賛
その際何かを口に出しますが、その直後にコライドンが何かに気付き、ペパーのバスケットの匂いを嗅ぎ始めてました
…が、それを見たペパーが突然顔色を変え大激怒、我を忘れてコライドンからそれを引き離してしまいました
突然の出来事にハルトたちはおろかコライドンも困惑…同時にペパーの方も彼らの呆然具合を見て我に返ります
流石に何かがおかしいことにハルトたちがペパーに話しかけると、ペパーは突然マフィティフと呼ばれるポケモンを二人の前に出してきます
しかしマフィティフは二人から見ても明らかに元気がないのが分かり、その上コライドンはそのマフィティフを知っているのか動揺したような表情でマフィティフを見つめます
一方でペパーはというとまるで介護するような形で先程コライドンが匂いを嗅いでいたバスケットからサンドウィッチを取り出し、それを食べさせ始めます
その様子を見たアオイがペパーに向かって話しかけますが、どうやらマフィティフの具合は相当悪いらしく、普通の手段では治せないとのこと…
そして徐にとある本を取り出し、それに書かれてたという秘伝スパイスを探していたこと、そしてその効果を今こうして知れていることを二人に打ち明けます
その話を聞き、二人はそれほどまでにマフィティフを助けようとしていたことを知ることに…
と、それと同時にマフィティフが食べ終わったらしく、ペパーが皿を回収した瞬間…今まで閉じていたらしいマフィティフの目が開いていることにペパーは気付きます
それに気付いたペパーはスパイスの効果が本物だと喜び、同時に少しずつ回復し始めてるマフィティフを見て思わず泣き始めてしまいました…
そんな彼を見てマフィティフと二人きりにさせてあげようかと考えた二人は、一足先に洞窟から出ることに
同時にあの喜び具合を見た二人は今後もペパーの手助けをしてあげようと考えたのか、お互い共に決意を固めることになります
すると突然ハルトのスマホロトムに通話が入り、通話に出るとオーリムが前回同様コライドンのパワーアップを確認できた事を連絡してきます
どうやらその事を伝えに来ただけのようでオーリムはそのまま通話を切ろうとしますが、その直後にアオイが彼女を突然呼び止めます
どうやらペパーが自身の大切な存在にマフィティフだけしかいない事を聞いて疑問に思っていたらしく、アオイは失礼を承知した上でその事を尋ねます
…が、オーリムは答えることが出来ないとだけ告げると通話を切ってしまい、アオイはペパーとオーリムの仲が相当悪いのではと気付きます
そしてハルトに念には念をでペパーの前ではオーリムの話は極力出さないように釘を刺し、同時にこれ以上家庭の事情に踏み込むのはいけないと考えその事を伝えます
しかしアオイとしてはその上でオーリムに対して不信感を持ったようで…といったところで次回へ続きます
というわけで今回はペパー回でしたが、今回もヌシとの戦い周りの下りは色々変えておきました
後【どしょく】周りもちゃんとやれたので個人的には満足…いやあの特性の描写絶対面倒だろ…アニメだとどう描写されるんだろうか…
そしてペパー周りの家庭の事情に関しては…うん…←
そんなこんなで次回ですが、内容的には微エロ回…?になるのか…?