※この作品はR-18です。

ポケモンSV二次エロ小説(タイトル仮)   作:火野荒シオンLv.X-ビリオン

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さて、今回の話は以前書いたオリジナルストーリー回となります
なのでその時同様閲覧する際はご注意ください


第64話 荒れ果てた森

次の日…ハルトは現在、しるしの立木で一人、まだ捕まえたことがないポケモンを探していた

昨日もそれなりに捕まえはしたのだが、それでもまだ見かけはしたものの捕獲できてないポケモンも多く、彼は周囲を注意深く散策する

 

「んー…そこそこ捕まえたけど、まだこの森で見かけて捕まえていないポケモンもまだいたよね…ミミッキュとか確かいたはずなんだけど…」

 

そうぼやきながらハルトは辺りの散策を続ける

その際彼は、今はこの場にいないアオイのことを軽く心配するような言葉をポツリと呟いてきた

 

「…にしてもアオイちゃんが受けたい授業あったって言ってアカデミーに戻っちゃったから、一人だとなんか静かに感じるなぁ…まぁ流石にアカデミーで何か起こるなんてことはないと思うし、お陰でのんびりと探索できるけど…」

 

アオイが一緒にいない理由…それは数時間ほど前、二人が朝の行動を決めようとしていたところ、アカデミーの授業のスケジュールを確認していた彼女が受けたい授業がいくつがあることを知り、彼女はその授業を受けにアカデミーに戻ることになったからだ

一応明日戻ってくるとアカデミーに戻る前に彼に伝えてきたのもあり、ハルトは今日一日一人で行動することになり、現在に至る

そんなこんなで一人で散策していると、少し離れた先に彼がまだ捕まえてないポケモンの姿が見え、彼はその近くまで歩み寄る

 

「…あ、あそこにまだ捕まえてないポケモンが…でも、なんか柵がある…」

 

しかしそのポケモンよりも前に柵のようなものがあり、先に進めないようにされていた

さらに柵の先には以前何処かで見かけたテントがあちらこちらに設置されており、それに見覚えがあるハルトはある考えに至る

 

「なんか見覚えのあるテントが…もしかしてここって…」

『はいはーい、そこストーップ』

「うぇ!?」

『ここはスター団のチーム・シーの縄張りでーす。勝手に入ろうとしないでくださーい。入っていいのは団員かカチコミしに来ただけやつでーす。カチコミする場合は正門の方に来やがれでーす。まぁそんな勇気あるやつなんていないだろうけどー。あ、団員になりたいやつは門番のやつに言ってくれよなー』

 

すると突然どこからがスピーカーによる声が発せられ、ハルトは思わず体をビクンと震わせる

…どうやら柵の先はスター団のアジトだったらしく、スピーカーから入ってくるなという声が森に響き渡る

 

「や、やっぱりスター団のアジトだったんだ…勝手に入るのは駄目なんだね…仕方ない、あそこのポケモンは諦めよう…」

 

ハルトは目の前の先がスター団のアジトだと知り、勝手に入るのも駄目だと言われたため、その先にいるポケモンは諦めることにする

そして気を取り直して他の場所を探索しようと足を動かし始めた……その瞬間だった

 

「―――ウキャァァァァァァ!!」

「!?うわっ!?」

 

突然何処からか何かの鳴き声が聞こえ、ハルトが辺りを見回すと…上空から何かが襲い掛かってくる姿が目に映る

その存在に気付いたハルトは慌てて避けると、彼に襲い掛かってきた存在の方を見る

…そこにいたのは白と黒の体毛に包まれた猿のようなポケモンで、その手にはボールのような形状をした硬い木の実を持っていた

そのポケモン―――ナゲツケサルを見たハルトは驚いた声を上げながら昨日のジョーイの話を思い出す

 

「ウキィ…」

「ナ、ナゲツケサルだ!?見かけたトレーナーがいるってジョーイさんから聞いてたけど、ほんとにいたんだ…」

「ウキャァァァ!!」

「わわっ!?」

 

するとナゲツケサルが何処か力強い鳴き声を発しながら先程同様彼に襲い掛かり、ハルトは再度慌てて避ける

…彼に襲い掛かったナゲツケサルは、何故か彼に対し牙を剥き出しにしながら威嚇をしており、それを見たハルトはただならぬ危険さを察し逃げるべきかと考える

 

(な、なんかすっごい怒ってる…しかもすっごい殺気立ってるし…捕まえたいけどこれ、逃げた方がいいかも…)

「ウキャア!」

「!わぁ!?」

 

しかしハルトが逃げるより先に再度ナゲツケサルが飛び掛かり、彼はもう一度避ける

…が、その際足元のバランスを崩してしまい、ハルトは思わず地面に倒れてしまっていた

ハルトは何とか立ち上がろうとするも、それより先にナゲツケサルが彼の体を片腕で抑えつける

そしてもう片方の腕で木の実を持ち上げるのを見て、ハルトは瞬時にその木の実を叩きつけてこようとしているのに気付き、悲鳴を漏らしていた

 

「あぐっ!?」

「ウキャァァァ…!」

「ひっ…(ボ、ボールで叩きつけてこようとしてる…!あんなので叩きつけられたら死んじゃ…)」

 

ハルトは何とか逃げ出そうとその場で手足をじたばたさせるも、力に差があるため抜け出せることが出来ない…

そんな彼に目掛け、ナゲツケサルが木の実を振るい、彼の脳天目掛けて叩きつけようとした…その瞬間だった

 

(や、やだ…し…)

―――むにゅん…

「―――タマゲーッ!!」

―――ボフン

「!?ウキャッ、ウキャッ…!」

「な、何の煙…いや粉!?ごほっ、ごほっ…体に、入って……」

「ウ、キャアァ…」

「ぁ、れ…なん、か……ねむ………」

 

突然何かの鳴き声が聞こえ、ハルトとナゲツケサルの周りに粉のようなものが噴出される

その煙を吸ったハルトとナゲツケサルは思わずせき込んでしまい…しばらくすると彼らはその場で眠りについてしまっていた

それと同時にハルトの手がもぞもぞと動き…そこからタマゲタケが姿を現す

どうやらたまたま近くで擬態でもしていて、先程ハルトが抵抗していた際に彼の手が当たってしまったようで、タマゲタケは怒りの感情を露わにしながらその場を後にする

 

「タマゲッ、タマタマゲッ!」

「「…」」

―――ズズッ…ズズズッ…

 

そうして一人と一匹が眠りにつき…その直後、何かの音が周囲に響き渡り、同時に彼らはその場から姿を消してしまっていた…

 

 

 

~~~

 

 

 

「…ん…んんっ…あれ…何時の間に、寝てて…」

 

それから暫くして、ハルトは眠りから目が覚めたのかゆっくりと体を起こす

その際彼の体に重たい何かがのしかかっているのに気付き、自身の体を見て、先程彼を襲い掛かってきたナゲツケサルが同じく寝ていたことに気付く

何故こうなっているのかと理解が追い付かないものの、ハルトは何とかナゲツケサルから離れようと体を動かそうとするのだが…その直後にナゲツケサルも目が覚めたのかゆっくりと目を開き…同じく彼の存在に気付いたナゲツケサルは思わず叫びながら、彼から距離を取っていた

 

「ウキャア!?」

「わわっ!起きちゃった!い、今は逃げ……!?」

 

ナゲツケサルが起きてしまったのを見たハルトは再び襲われる可能性を考慮し、急いでその場から離れようとして…とあることに気付く

…彼の周囲は先程までいた緑豊かな森林と違い、まるで焼き払ったかのような荒れ地と燃えて枯れた木々が広がっており、明らかにしるしの立木と雰囲気が全く違う場所にいることに気付いたハルトは、激しく動揺しながら辺りを見回す

 

「え!?ここどこ!?さっきまで僕、しるしの立木にいたよね!?」

「ウキャア!」

「わっ!?ス、ストップ!ほんとに待って…」

 

しかし動揺しているハルトに対しなおも容赦なしにナゲツケサルが襲い掛かり、ハルトは何とかナゲツケサルの攻撃を避ける

そして何とかナゲツケサルに攻撃を止めてほしいと告げた…その瞬間だった

 

 

―――ウキャァァァァァ!?

「「!」」

 

突然何処からか何かの悲鳴のような鳴き声が響き渡り、ハルトは辺りを見回す

すると彼と同じくその鳴き声を聞いたナゲツケサルが慌てた表情をし、先程まで襲い掛かっていた彼を放置して何処かへと走り去っていった

 

「今の、ポケモンの鳴き声…?」

「ウキャ…!」

「あっ!?ど、何処行くの!?」

 

あまりにも突然すぎる出来事にハルトは困惑しつつも、先程の鳴き声とナゲツケサルに何か関連があるのかと考え、ナゲツケサルを追いかけることにする

…その際走りながら辺りの様子を見るも、周りの景色は一向に同じ…それどころか【ポケモンの気配】すら感じられず、ハルトは今は知っている場所を不気味に感じ、そもそもここが何処なのかと考えていた

 

 

(ここは一体何処なんだろう…辺り一面、火事でも遭ったみたいに地面も木々も枯れて…)

「―――ウキャ!ウキャア!!」

「…!」

 

すると先程のナゲツケサルの鳴き声が聞こえ、ハルトはその方へ向かって走っていく

そしてようやく先程のナゲツケサルを見つけた…と同時に、彼の視界にあるものが映り、咄嗟に近くの枯れ木に隠れる

…そこには先程のナゲツケサルらしきポケモンと、その向かい側にハリテヤマらしきポケモンがポツリと立っている…

しかしよく見ると、何処か機械な体をしており、更にハリテヤマのようなそれの手は身体と分離し宙にふわふわと浮かんでいるという、奇妙な存在だった

 

「何、あれ…ハリテヤマ…の、見た目をしたロボット…?(あれ、でもなんか、前に似たのを何処かで…)…!」

 

ハルトがハリテヤマのような機械を不思議そうに見つつ、何処かで似たような存在を思い出そうとしていると、同時にあることに気付く

…ハリテヤマらしき機械の周りには、先程のナゲツケサルとは別のナゲツケサルたちが辺り一面に倒れている

……だが、倒れているナゲツケサルたちをよく見ると、そのうちの数体がまるで強引に体を引きちぎられたり、頭を潰されたような状態で、それに気付いたハルトは思わず吐き気を催し、口元を抑える

 

(あ、あそこに何匹もナゲツケサルが…え…見間違いじゃないなら…何体か、からだ、ちぎれて…)

「ウキャア!!」

 

ハルトが【ナゲツケサルたちだったもの】に対し酷く混乱していると、先程のナゲツケサルが力強く鳴き声を上げながらハリテヤマのような機械に襲い掛かる

…機敏な動きでハリテヤマのような機械に攻撃を与えているのだが、攻撃があまり効いてないのか、多少よろけながらもハリテヤマのような機械は平然と立ち尽くしていた

するとハリテヤマのような機械から突然音声が発せられ、以前にも似たような出来事があったのをハルトは思い出す

 

『機関へ報告。現在イースト3の元森林地帯にて生存していたナゲツケサルの集団を9割壊滅。現在残りのナゲツケサルと戦闘中。このまま殲滅活動を続けます』

「ウキャ!ウキャア!!」

(あのハリテヤマみたいな機械、今殲滅…って…確かこの間のバンギラスみたいな機械も同じことを…てことはあれと一緒…?)

 

かつてハルトがカルボウとゴクリンを捕まえたとき、彼らを襲ったバンギラスのような機械と似たような特徴をしており、あれと同じ存在なのかとハルトは考える

と、そんな彼を他所にナゲツケサルがハリテヤマのような機械に再度飛び掛かり、攻撃を行い始める

…だが、それに対しハリテヤマのような機械は攻撃を受けつつも片手を構えており、何かを狙い定めるようにじっと待つ

それに気付いたハルトは隠れていたにも関わらず慌てて飛び出し、ナゲツケサルに避けるように叫んでいた

 

「!危ない、避けて!!」

「!?ウキャッ!!」

 

が、逆にそれがナゲツケサルの行動を邪魔してしまったのか、ハリテヤマのような機械の張り手がナゲツケサルを思い切り突き飛ばす

ナゲツケサルは近くの枯れ木にぶち当たり、その凄まじい勢いに耐えきれなかったのか枯れ木はその場でへし折れた折れてしまっていた

あまりにもの威力にハルトはぞっとするも、突き飛ばされてぐったりしているナゲツケサルを見てハルトは我に返り、ナゲツケサルの元へ駆け寄る

 

「ウ、ウキャ…」

「大丈夫!?け、怪我は…」

「!ウキャア!!」

「わわっ!?ま、まだ攻撃してくる…!…あれ、そういえばカルボウの時も…」

 

しかしそれでもナゲツケサルはハルトに対し敵意を剥き出しにしており、慌てて彼が伸ばした手を振り払うように腕を振るう

その行動にハルトは不意にカルボウも似たようなことをしていたのを思い出すが、直後にハリテヤマのような機械がハルトの存在を認識してしまう

それを見たハルトは締まったと言葉を漏らすも、ハリテヤマのような機械は何処かへ通信しているのか再度音声を発する

 

『機関への報告。人間が現れました。…が、レジスタンスと思われるのですが、その人間は機関の過去の制服と一部酷似しています』

(ま、前に会ったバンギラスみたいな機械と似たようなこと言ってる…てことはやっぱりあれと同じ…)

『了解。映像データを送信します』

 

ハリテヤマのような機械はそう音声を発すると、その場で動かなくなる

以前ハルトが遭遇したバンギラスのような機械も何処かへ情報を送っていたこともあり、同時に目の前の機械が【危険な存在】であることを理解し、その場から逃げ出そうと考える

 

 

「ど、どこかに通信を送ってるみたいだけど…もしあの時のと同じなら逃げないと…君も一緒に…」

「ウキャァァァ…!」

「!な、何してるの!?君も逃げないと、あの機械は多分君のことを殺すつもりだよ!?現にあそこのやつって…」

 

その際ナゲツケサルにも逃げるよう告げようとするのだが…ナゲツケサルは何故か立ち上がると同時に体をよろめかせながらハリテヤマのような機械に向かおうとしていた

それを見たハルトが驚きながら止めようとするも、ふとあることを思い出す

 

(そういえば図鑑には、ナゲツケサルは群れで行動しているって載ってた…もしかして、そこのナゲツケサルたちは……)

 

…ナゲツケサルは20~30匹ほどの群れで暮らしているとされ、群れ内での絆は非常に固いと言われている…

恐らくハリテヤマのような機械の周りに散らばっている【ナゲツケサルたちだったもの】は、このナゲツケサルの仲間たちだったのではないか…

ハルトがそのようなことを考えていると、その一瞬の間にナゲツケサルがハリテヤマのような機械に襲い掛かり、それを見たハルトが慌てて止めようと叫ぶ

 

「ウキャァァァァ!!」

「!駄目!」

 

しかしナゲツケサルは止まらず、片腕に持った固い木の実をハリテヤマのような機械に振るう

…しかしその腕はハリテヤマのような機械の顔面には届かず、浮遊している左手がナゲツケサルの手を掴む

 

『…映像データの送信完了。及び殲滅対象のナゲツケサルが攻撃してきたため、殲滅を兼ねた迎撃を始めます』

「ウキャ…!」

―――ボキッ

「ウキャアァァァ!?」

 

そして……掴まれた腕に対し、浮遊した手が素早く、腕の関節と逆方向にたやすく捻じ曲げていた

それと同時にナゲツケサルが痛みを訴えるように鳴き声を発し、同時にハルトは怯えながらその光景を恐る恐る見つめる

…ナゲツケサルは雑に地面に投げ捨てられており、へし折られた腕を抑え蹲っている…

そして腕を折られた痛みに蹲るナゲツケサルに対し、ハリテヤマのような機械はゆっくりと浮遊している腕を構えていた

 

(い、今、ナゲツケサルから、すごい音が…!)

「ウ、キャ…」

『対象の左腕の骨折を確認。このまま処分します』

(!た、助けないと…でも…)

 

その光景に対しハルトは急いで助けないといけないという気持ちと、どうやったら助けられるのかという気持ち…そして今すぐ逃げ出したいという気持ちでいっぱいいっぱいになり始める

以前ゴクリンを助けた時同様ナゲツケサルを捕まえようにも、妨害されるかもしれず、かといってポケモンを繰り出し助けようとしても、自身のポケモンの命を危機に晒す可能性がある…

現にハリテヤマのような機械は先程ナゲツケサルの腕をへし折り、そのままトドメを刺そうとしている…そんな相手に自身のポケモンをバトルさせるなどあまりにも無謀というもの

しかしここで見捨てるわけにもいかず、ハルトはどうすればいいか迷い続けていると…不意にナゲツケサルの弱々しい鳴き声が聞こえてきた

 

「ウ、キャ、アァ…」

「………ニャローテ!お願い!!」

「にゃあ!!」

『!』

 

…考えに考えた末、ハルトは意を決してニャローテを繰り出す

それと同時にハリテヤマのような機械は彼の行動に驚いたのか彼の方に視線を逸らすが、直後にハルトはニャローテに〈タネばくだん〉を指示する

 

「〈タネばくだん〉で怯ませて!」

「はぁぁぁにゃぁぁぁぁ!!」

『ッ…!機関へ緊急報告、先程の映像データの人間がモンスターボールを使用、及びボールからニャローテと呼ばれるポケモンを出し妨害をしてきました』

「ぜ、全然効いてない…!?」

「はにゃ…」

 

〈タネばくだん〉は命中したものの、多少怯んだ程度でハリテヤマのような機械は然程ダメージは受けてないらしく、それを見たハルトとニャローテは動揺する

それと同時に彼らから攻撃を受けたことを何処かへ通信を行っており…その通信先から『捕獲しろ』という命令が下されたのか、彼らの捕獲を実行に移そうとしていた

 

『…了解。直ちにその人間、及びニャローテを捕獲します』

「ほ、捕獲…!?(い、いや…危険だけど、ナゲツケサルを助けるチャンスだ…!)ニャローテ!危険なのを押し付けちゃうけど、あの機械をどうにか引き付けて!それとできるだけ近づかないように!!」

「にゃっ!!」

 

ハルトに頼まれたニャローテは頷くと、素早い身のこなしでハリテヤマのような機械に近づきつつ攻撃を与える

捕獲に切り替えたためかハリテヤマのような機械は既に動けないと判断したのかナゲツケサルを放置し、ニャローテに意識を向け始めニャローテの元に走り出す

それを見たハルトは急いでナゲツケサルに駆け寄り、ナゲツケサルを救出しようとしていた

 

「だ、大丈夫!?」

「!ウ、ウキャァァァ…!」

「ま、まだ警戒している…とにかくここから逃げ…うわっ!?」

 

…が、腕をへし折られるという大怪我をしてもなおハルトに対し敵対心を向けており、それどころか力を振り絞り立ち上がり、自身の持ち物である木の実を折れてない腕でなんとか掴むと…ハリテヤマのような機械へ体をよろめかせながら向かおうとしていた

それを見たハルトは驚きながら必死に止めようとしがみつくも、それでもナゲツケサルは止まろうとするつもりはないのか暴れて抵抗し始める

 

「何してるの!?その怪我であのハリテヤマみたいな機械に挑んだら死んじゃうよ!?」

「ウキャア!ウキャア!!」

「うぐっ…!?(怪我してるはずなのに、まだこんな力が…)」

 

大怪我をしているにも拘らず、ナゲツケサルは力強く暴れ続ける

…が、それでも既に限界が迎えているのか、次第に抵抗する力が弱まり始め…ナゲツケサルは弱々しい鳴き声を上げながらとある方を見つめ始める…

…ナゲツケサルの視線の先には、他のナゲツケサルたちの死体…それを見たハルトは何故大怪我をしてまでハリテヤマのような機械に挑もうとしているのかに気付く

 

「ウ、キャ…」

「…もしかして、仲間の仇を取ろうとしてるの…?」

「ウキャァ…ウキャアァァ…!」

「で、でもそんな怪我して…しかもそんなことしたって、君の仲間は……」

 

彼の言葉に対し、ナゲツケサルは怒りの感情を露わにしながら彼の方を見る

しかし敵討ちをしたところで殺されたナゲツケサルたちは生き返るわけでもなく、それどころかこのままだとこのナゲツケサルまで命を失うことになる…

その事実をハルトは伝えようとするも、思わず口ごもってしまい何も言えなくなる…

と、先程からずっとハリテヤマのような機械を引き付けていたニャローテが限界を迎え始めているのか、ハルトに対し呼び掛けていた

 

「にゃあ!にゃあ!!」

(ッ…ニャローテももう限界みたい…けど、ここでこのナゲツケサルを置いていくわけには……)

「ウ、キャアァァ…!」

 

ニャローテの限界にハルトはナゲツケサルをどうやって助け出すかを考える

その一方でナゲツケサルは再度力を振り絞り、立ち上がろうとしており……それを見たハルトはある決意をする

そして…懐から上の部分が青色で赤の縦線が入ったモンスターボールのようなものを取り出すと、それをナゲツケサルに向けてぶつけていた

 

「……ごめん!!」

「!?ウキャッ!?」

『!!』

 

突然の出来事にナゲツケサルは驚きながら青色のモンスターボールに吸い込まれて行き、同時にそれに気付いたのかハリテヤマのような機械は驚いたような動きを取る

…ボールは激しく揺れており、ハルトはそのボールを必死に抑えながらその時を待つ

 

―――ガタガタ…ガタガタ…

(ス、スーパーボールを使ってるのに…凄い暴れてる…お願い、暴れないで…!)

―――ガタガタ……カチッ…

 

そして…スーパーボールと呼ばれるモンスターボールより高性能のボールから捕獲完了の音が鳴り、ハルトは助けるために無理矢理といった形でナゲツケサルのゲットを成功させていた

しかしハルトはあまりにも強引すぎる手段を取ってしまった罪悪感に苛まれており、その気持ちになんとか耐えながらハルトはゆっくりと立ち上がる

 

「…ごめん、君を助ける方法がこんな強引で…でも、お願いだからじっとしてて…」

『…組織へ報告。人間がナゲツケサルを目の前で捕獲しました。…データ送信、及び受信完了。以前サウス3に配属されたテツノイバラ1397号による情報と一致』

(テツノ、イバラ…?)

『イースト3配属のテツノシリーズたち、並び機関の隊員たちに通達。これよりレジスタンスと思われし謎の人間を捕獲する。なお、組織からは生死は問わないとのこと』

「!ま、まずい…ニャローテ!逃げるよ!!」

 

すると彼がナゲツケサルを見つけたことをハリテヤマのような機械が再び何処かへ通信しており、同時に応援を呼ぶとも取れる音声を発する

しかもその内容に『生死は問わない』とされているらしく、それを聞いたハルトはニャローテを急いでボールに戻しその場を逃げ去る

…しかしどれだけ逃げても荒れ果てた景色は全く変わらず、ハルトは辺りを走りながら先程のハリテヤマのような機械から聞こえてきた内容について頭の片隅で考える

 

(は、走っても走っても…何処も似たような光景…ここは一体何処なの…それに、今さっきのハリテヤマみたいな機械が言ってた、鉄のシリーズっていったい…)

―――ビィィィィ!

「!?うわぁ!?」

 

…その直後、突然上空から何かの音が聞こえ、その何かがハルトの背後の地面に命中すると同時に爆発する

その爆風に巻き込まれたハルトはその場で転んでしまい、転んだ痛みに耐えながら背後を見る

 

「ぐ、ぅ…!いま、のは……!?」

『―――報告、受信した映像データの人間を発見』

『これより捕獲に移ります』

 

―――そこには蛾のような見た目をした機械や、三首の竜のような見た目をした機械にペンギンのような機械、更には先程彼と遭遇したハリテヤマのような機械や、以前彼が見たバンギラスのような機械たちが、こちらに向かっている姿が彼の視界に映っていた

しかもその数は凄まじく、それらを見たハルトは信じられないといった感情でそれらを見る

 

(さっきの、仲間…!?それにあそこにいるのは、バンギラスみたいなの…あんなに沢山いるの…!?)

『前方の人間に向けて出力30%の〈はかいこうせん〉を実行します』

「!に、逃げ、なきゃ…あぐっ…」

 

その直後に蛾のような機械から〈はかいこうせん〉を放つという女性のような音声が聞こえ、それを聞いたハルトは急いで逃げだそうとする

…が、先程の爆発に巻き込まれて地面に転がった時に体を痛めたのか彼は思うように立ち上がれずにいた

そんな彼に対し蛾のような機械は〈はかいこうせん〉を溜め終えたのか、ハルトに向けて容赦なく発射する

 

『〈はかいこうせん〉、発射します。…ブピィィィィィ…ップ!!』

(だ、め…しん、じゃ…あ、ぁぁ…!)

―――ズズッ…ズズズッ…ズドォォォォォォン!!

 

自身に向かって放たれた〈はかいこうせん〉を見て、ハルトは死の恐怖に何も考えられなくなる

…そして攻撃が彼に命中する瞬間、不意に彼の耳に何かのノイズのような音が聞こえ―――それがかき消されるかのように、〈はかいこうせん〉による爆発が発生していた

その威力は30%にも抑えてるとは思えないほどの威力…なのだが…

 

『………?組織へ報告。30%に威力を抑えた〈はかいこうせん〉が命中するよりも先に、捕獲対象の生命反応が消失…』

『検出完了、周囲に肉片すら存在しません』

『他、周囲にいたテツノシリーズも生命反応を確認できませんでした』

 

攻撃を放った蛾のような機械は【〈はかいこうせん〉が命中するより先にハルトの生体反応が消えた】と何処かへ通信を行っており、それに追従するように他の機械たちも彼の死体らしきもの、及び肉片らしきものが発見できないことを発する

その報告を終えた機械たちは周囲をくまなく探索するも…ハルトの死体、あるいはそれに近いモノは何処にも存在しなかった…

 

 

 

~~~

 

 

 

「…い…おい、アンタ、大丈夫か?」

「…ッ…んん…」

 

一方でとある森では、一人の学生服を着た青年が、地面に倒れている少年を揺さぶりながら起こそうとしていた

その少年―――【蛾のような機械に〈はかいこうせん〉を撃たれたはず】のハルトは青年が揺さぶったことにより目が覚めたのか、ゆっくりと体を起こす

 

「おう、目覚めたな」

「…え、と…ここは…」

「見てわかんねーのか?しるしの立木だろ」

 

青年にそう言われたハルトは辺り一面を見回すと、彼の言う通りこの場所はしるしの立木らしく、目印としてタギングルが印を付けた木々がそこかしこに生えていた

それを見たハルトはぼんやりとした頭で何があったのかを思い出そうとする

 

「アンタ、ここでなんかボロボロになって寝てたんだが…ポケモンでも襲われたのか?」

「ボロボロ…本当だ、なんか、所々擦り傷が…体もなんか痛い……!で、出て来て!?」

 

その際青年から体がボロボロであることを指摘され、ハルトはハッとしながらスーパーボールを取り出し、ポケモンを呼び出す

…ボールから出て来たのは今もなお腕を抑えながら蹲っているナゲツケサル…そしてそれが意味するのは…

 

「ウ、キャ…」

「おぉ!?ナゲツケサルじゃん!!パルデアじゃ珍しいんだっけ…ってこいつ、なんか怪我して…?どうしたの、黙り込んじゃって」

「…やっぱり、夢じゃ、ないんだ……」

 

ハルトはそう呟きながら、ナゲツケサルをボールに戻す

そして傷ついた体を何とか起こすと、急いでポケモンセンターへと向かって走っていった

 

 

 

~~~

 

 

 

その日の夜…ハルトはスマホロトムを使い、今日あった出来事について調べていた

…が、いくら検索しても全く見つからず、ハルトはため息をつきながらスマホロトムから顔を離す

 

「……だめだ。鉄のシリーズってのを調べても出てこないし、マップアプリでも、昼間僕がいた場所はどこにも載ってない…。ジョーイさんやフレンドリィショップの店員さんにも聞いたけど、知らないって言われた。けど、あのときの衝撃で飛ばされた痛みはあるし、ニャローテもあのハリテヤマみたいなのと戦ったことを覚えてて……一体どういうことなんだろう…」

 

ハルトはそう呟きながら、あの時の出来事を不思議そうに思い返す

…どうやらニャローテもあのハリテヤマのような機械と対峙したことは覚えているらしく、その上夢にしては痛みもリアルなものだった…

しかし彼が調べた情報はどれも該当するものがなく、ハルトはあまりにも不可解な出来事に頭を悩ませていた

 

 

「…ナゲツケサル、大丈夫かな…」

 

ふと、彼は今日の出来事でなし崩しにゲットしてしまったナゲツケサルの事を思い浮かべる

…あの後ナゲツケサルをポケモンセンターに連れて行き、ナゲツケサルは腕がへし折られていたのもあってか大手の医療施設で預かることになった

最初はジョーイに見せたときに驚かれたものの、すぐさま対応したため命に別状もなく、聞く限りだとしっかり治療をすれば骨折した腕も回復していくだろうとのこと

それを聞いたハルトはその時は喜びを感じた…のだが、ハルトはやはりあの時無理矢理捕獲して助けるという選択肢をしてしまったことに酷く後悔していた

 

(…助けるためとはいえ、無理矢理捕獲しちゃって…それに……)

 

あの時のナゲツケサルは恐らく死ぬ気で仲間の仇を取ろうとしていた…そしてそれを妨害してまで彼は捕獲した…

恐らくナゲツケサルは彼の行いに対し、そのことを許さないのではないのだろうか…

ハルトは暫く考えるも、ナゲツケサルが怪我を治し終えた後、ゆっくりと話し合おうと心に決める

 

「……ナゲツケサルの怪我が完治したら、ゆっくり話し合わないと……とと、もうこんな時間…流石にもう遅いし、目覚まし掛けて寝よっと…?」

 

不意にハルトはスマホロトムで時間を確認し、眠りにつこうと考える

するとハルトはスマホロトムに通知履歴が届いていることに気付き、通知の相手を確認する

…彼に通信を送ったのはアオイのようで、通話とメッセージが一件ずつ届いていた

その時間帯を見るとハルトがナゲツケサルをポケモンセンターへ連れて行って慌ただしくしていた頃であり、それに気付いたハルトはメッセージの方を確認する

 

「あの後色々バタバタしてたから気づかなかった…えーと、なになに…『私の学園生活終わった。明日戻ったら慰めて。あ、でも睡眠はしっかりとってね』………え!?!!?」

 

メッセージを確認したハルトはしばし沈黙した後、驚いた表情をしながら内容を二度見する

あまりにも急すぎる内容に、ハルトは思わず不安を立ち込めながらじっとそのメッセージを見つめていた




ハルトがシリアスな場面で死にかけてた裏でまたもや酷い目に遭うアオイ。そんな64話

開幕早々、アオイが受けたい授業があったとのことで一人別行動をしていたハルト
流石にアカデミーでアオイに災難が降りかかることはないだろうと考えながらポケモンをゲットしようと探索していると、そのままスター団のアジトに辿り着いてしまいます
下っ端からのアナウンスもあり、スター団のアジトに入り込んだ野生のポケモンを捕まえるのは諦めようと考えたハルトは場所を移動しようとするのですが、直後に一匹のナゲツケサルが彼に襲いかかってきます

ジョーイさんの話通り生息していたことにハルトは驚くも、ナゲツケサルはというと彼に対し警戒心…それどころか殺意まで剥き出しにしており、身の危険を感じ一旦逃げようとした彼を抑え込んでしまいました
絶体絶命のピンチにハルトは暴れるも、為す術もなくそのまま…と思っていたら、たまたま近くにタマゲタケがいたのか、彼の手がタマゲタケにぶつかり、タマゲタケ怒りの胞子ばら撒き
その胞子にハルトはおろか彼に襲いかかってきたナゲツケサルまで巻き込まれてしまい、共にそのまま胞子の影響で眠りについてしまい…更に突然彼らの姿はその場から消えてしまいました…
あ、因みにここの胞子ばら撒きですが、キノコモチーフポケモンで有名な技の〈きのこのほうし〉ではなく、【ほうし】の特性によるものです。本編でその辺曖昧にしてたので後書きで補足しておきます

それから暫く経ったのか目が覚めたハルトは同じく目を覚ましたナゲツケサルに襲い掛かられそうになり、必死に止めようと声をかけようとします
…が、直後に周りの異変に気づき、彼が辺りを見回すと…先程まで彼らがいたはずのしるしの立ち木と打って変わって、辺り一面荒れ果てた場所にいることに彼は気づきます
突然見知らぬ場所にいることにハルトは驚くものの、そんな彼に容赦なく攻撃を仕掛けようとするナゲツケサルを見て慌てて止めようと…した瞬間、突然どこからかポケモンの悲鳴が!

その悲鳴を聞いた瞬間、先程まで彼を襲おうとしていたナゲツケサルが突然何処かへ走り出し、それを見たハルトは何かあると踏まえナゲツケサルを追いかけることに
その際周りの地形や景観が何処を見渡しても荒れ果ててることに疑問を抱くのですが、そんな疑問をよそに彼を襲ったであろうナゲツケサルを見つけます
…しかし彼の視線の先にはそのナゲツケサルとハリテヤマのような機械…そしてその機械の周りには他のナゲツケサルたちの亡骸が…
しかもその亡骸はどれも無惨に引きちぎられたりと見るに堪えないほどの有様で、それらを思わず見てしまったハルトは強烈な吐き気を催しながら、軽く錯乱しかけそうになります
その直後、ナゲツケサルがハリテヤマの機械に襲いかかるのですが、ハリテヤマのような機械にはほとんどダメージなし…
それどころか、ハリテヤマのような機械が以前ハルトが見かけたバンギラスのような機械と似たようなことを話し出すのを見て、彼はその時の機械と同じ存在なのではという疑問をいだきます

しかしそんな疑問をいだいてる最中、明らかにカウンターを狙っているハリテヤマのような機械を見て、ハルトは慌ててナゲツケサルに避けるよう叫びます
…が、それが逆に仇となってしまい、鋭い一撃がナゲツケサルに直撃…凄まじい勢いでナゲツケサルはぶっ飛ばされ、その力強さにハルトは思わず恐怖心に体を震わせてしまいます…
その一方で大ダメージを受けたであろうナゲツケサルはなんと、ボロボロになってもなおも動こうとしており、我に返ったハルトは慌てて救助…しようとするも、ナゲツケサルは未だに彼にも殺意を抱いており、救助を邪魔されてしまいました
その異様なまでのナゲツケサルの行動にハルトはふとカルボウの存在を思い出すのですが、直後にハリテヤマのような機械から聞こえた音声が、以前襲ってきたバンギラスのような機械と似たようなことを何処かへ報告しているのを見て、ハルトはそれらと同じ存在だと疑問を確信に変えます

そしてその存在がハルトの存在を何処かへ送信してるのを見て、ナゲツケサルを連れてハルトは逃げようと考えるのですが…ナゲツケサルはボロボロになってもなお動こうとするどころか、ハリテヤマのような機械に向かおうとし始めます
以前バンギラスのような機械でその危険性を知ってるハルトはナゲツケサル止めようとするのですが、不意に彼はちらりと見えてしまった他のナゲツケサルたちの亡骸を見て、嫌な悪寒を抱いてしまいます
その一瞬の隙にナゲツケサルはハリテヤマのような機械に襲いかかり、ハルトは止まるよう叫ぶのですが……時既に遅し、ハリテヤマのような機械がナゲツケサルの攻撃を受け止め……そのままナゲツケサルの腕を容赦なくへし折ってしまいました……

腕をへし折られたナゲツケサルのその悲鳴はあまりにも痛々しく、その光景を目の辺りにしてしまい、恐怖心で体を震わせるハルト…
そんな彼の目の前でハリテヤマのような機械はナゲツケサルを雑に放り捨てると、頭を潰そうとしてるのかとどめを刺す準備を始めてしまいます
それを見た彼はナゲツケサルを助けようと考えるのですが、どれも成功するか以前の問題…
特に自分のポケモンたちを、目の前で容赦なく命を奪おうとする存在を相手にさせるという危険に晒さないといけないということもあり、ハルトは見捨てるかどうかという選択肢に悩まされます

そして…ナゲツケサルの苦しむ声を聞き、ハルトは意を決してニャローテに陽動させることを決め、ニャローテもまた彼の指示に従うことに
一方でハリテヤマのような機械は彼がニャローテを繰り出すのを見て驚き、何処かへ彼らの情報を報告、そして捕獲するように指示されたようで、ニャローテに狙いを定めてきます
攻撃自体効いてないことにハルトは不安を抱くもニャローテを信じ、ナゲツケサルを救出…しようとしますが、腕を折られてもなおナゲツケサルはハリテヤマのような機械へと挑もうとします

その必死なまでの行動にハルトは疑問を抱きますが、そんな彼をよそにナゲツケサルが不意にかつての仲間たちだったのであろうナゲツケサルたちの亡骸を見つめる姿が…
それを見て、辺り一面に転がるナゲツケサルたちの仇を討とうとしてるつもりだと理解したハルトはナゲツケサルを説得しようと考えますが、仇を取れても先に逝ってしまった仲間たちは戻ってこないことを伝えなくてはいけない事実に、ハルトは思わず口が開けなくなってしまいます…

同時にニャローテも限界を迎え始めたようで、この状況を解決する方法を模索した結果…ハルトは【ナゲツケサルを無理やり捕獲し、共に逃げる】という選択を選び、ナゲツケサルに向かってスーパーボールを使い、捕獲を試みます
彼の行動に対し体がボロボロにも関わらずナゲツケサルは抵抗を行い、それを必死に抑えるハルト…
そして…ボールから捕獲時の音が鳴り、無事捕獲成功という形になるのですが…状況が状況なだけに、ハルトは思わず罪悪感を抱いてしまいます

その一方でハリテヤマのような機械はハルトがボールでナゲツケサルを捕獲したのを再度何処かへ報告…
それどころか救援を呼び、彼の生死を問わず捕獲を行うと目の前で命令内容を告げられ、ハルトは急いでその場から逃げ出します
その際ハリテヤマのような機械が発した数々の言葉に疑問を抱くハルトですが…その直後、彼の背後で爆発が起こり、彼はその爆風で転倒してしまいます

そして後ろを振り向くと…先程のハリテヤマのような機械や以前彼が出会ったバンギラスのような機械…更には初めて見るポケモンの姿をした機械たちが、何処からともなくぞろぞろと現れる姿が…
その異常なまでの数の多さと光景に驚きを隠せないハルト…そんな彼に向けて蛾の見た目をした機械が彼に向けて攻撃を仕掛けようとしてきます
その音声を聞きハルトは慌てて逃げようとするも、先程の爆風の影響で体にダメージが入ったのか、うまく逃げることができないハルト
そんな彼に容赦なく〈はかいこうせん〉が放たれ……彼がいた場所は攻撃による爆発が引き起こりました…
…しかし攻撃を放った蛾のような機械は【ハルトの生体反応が攻撃が直撃する前に消えた】と何処かへ報告しており、彼は死体、あるいは肉片すらなく消えたことになってしまいました

そして…以前同様【〈はかいこうせん〉を受けたはず】のハルトはというと、彼が倒れているのを見たアカデミーの青年に起こされていました
目が覚めると同時にハルトが辺りを見回すと、彼が倒れてた場所はしるしの立ち木…先程の荒れ果てた土地ではなく、ポケモンのような機械の姿も全くありません
…が、直後に彼を起こした青年に体がボロボロなのを指摘され、それに気づいたハルトは慌ててボールからあるポケモンを出します
そのポケモンは…彼が助けるために捕まえたナゲツケサルであり、ナゲツケサルは折られた腕の痛みに苦しんでいました…

それからハルトは急いでナゲツケサルをポケモンセンターに運び、緊急外来という形で大手の病院で預けることに
そしてその夜、今日の出来事が確実に夢ではないと確信したハルトは、自身がいつの間にかいた荒れ果てた土地…そして鉄のシリーズというものを調べてました
しかしいくら調べてもそれらしき情報は一切出てこず、困りきったハルトはその疑問を片隅に置きながら、ナゲツケサルの心配をし始めます
そしてナゲツケサルが回復したら向き合っていこうと考えた後、時間を確認した彼は眠りにつこうと考えます
…が、目覚ましをかけようとした際アオイからメッセージが届いていることに気づき、そのメッセージを読むことに
その内容は明らかになにかあったと取れる内容で…といったところで次回へ続きます

はい、というわけで今回はオリジナルストーリー回且つナゲツケサルゲット回、そしてテツノ軍団勢ぞろい回でした
…一部ゲームで暴れてるやつが集団で襲ってくるとか想像しただけでだいぶ怖いな…
因みに今回メインで出てきたのはテツノカイナ、そしてハルトに〈はかいこうせん〉ブッパしたのはテツノドクガです。テツノドクガの攻撃時の鳴き声はBWのシンボルエンカウントのウルガモスのやつです

後今回ナゲツケサルにした理由は設定が仲間思いなのもあったからです←
一応しるしの立ち木には他のバイオレット限定のポケモンもいたけど、複数捕まえるにしてはちょっと厳しいかなって…
因みに今後ナゲツケサルが出てくる予定はだいぶ先にする予定。というか腕へし折られるの回復するまで時間かかるであろうからどうしても戦闘描写がかけないというね…

そしてハルトが死にかけてる裏でまたなにかに巻き込まれたアオイェ…
果たして何が起きたのか…というわけで次回はアオイの身に何が起きてたのかという話となります

(アンケート機能確認のテストを兼ねたアンケート)今後の展開でどれを優先して見たいですか?

  • アオイが襲われそうな子供を庇って犯される
  • 道中不良たちに襲われ所持金も奪われる
  • 進化アイテム値引き交渉売春
  • デートっぽい雰囲気回(非エロパターン)
  • ↑の派生で路地裏にいたおっさんに捕まる
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