最強の肉棒を持った峰田実のハーレム形成 作:れれれ
雄英高校がある街の5つ隣の駅から少し離れた一等地に聳え立つ絢爛豪華なタワーマンションの最上階。
自分の人生で足を踏み入れることがあるとは想像だにしなかった別世界の輝きに圧倒されながらも、スーツを着た女はクリアファイルに入った1枚の紙を鞄から出し、大層な値段がするだろう大理石の机に置いて対面する4人に見せた。
個性サービス店"個性の小窓"と頭に書かれたメニュー表には様々なサービスと値段が書かれていた。
入会費 ¥3,000 → 無料
初回暗示カウンセリング ¥3,000
初回暗示サービス ¥5,000(暗示1つ)
通常暗示サービス ¥10,000(暗示3つ)
秘密の小窓 ¥10,000(6時間)
¥30,000(24時間)
シナプスマッサージ ¥50,000(おひとり様)
¥80,000(恋人・夫婦)
天使の印 ¥50,000
デザイン永久脱毛 ¥3,000
ロールプレイ体験 ¥100,000
勘のいい者なら分かるだろう。要するに個性による性サービスを提供する店なのだ。
あくまで個性によるちょっとした刺激的な体験をできるという名目の健全な店ではあるが、実態は"そういう"ことである。
一般的な風俗と違い、サービス提供者がセックスに応じるのではなく、セックスを盛り上げるための非日常体験を個性で提供するというわけだ。
暗示の個性・極小規模のワープゲートを創る小窓の個性・神経操作の個性・紋章の個性・ハゲの個性・白昼夢の個性
こういった個性を持ったもの同士が寄り合ってできたサービス商売は存外に人気があった。
当然だ。個性などというものができようと人は変わらず性欲の下僕であり、根本的にエロが好きなのだから。
そして、"個性の小窓"の店主である暗西示(あんざいしめす)という女は客を確認する。
1人は大人びた格好をしており、ギリ言い訳が立ちそうだ。
残りの3人は話にならない。バリバリの未成年。
そもそも4人全員とも暗西でさえテレビで見たことがあった。
雄英体育祭。
ヒーローの卵といえど性欲には勝てないということだ。
嗚呼、きっとオールマイトだって己のチンポに勝てまい。
「えー…折角の機会ではありますが、あなたたちって未成」
「こちらはわざわざ出向いて頂いた分の交通費ですわ」
剥き身の札束が仕舞おうとしたメニューの票の上に積まれる。
10万
「これは今後数か月間継続的に利用させて頂く上での前金です」
30万
「こちらが今回依頼するメニュー料金締めて100と2万1千円」
132万1千円
「キリが悪いですし、"色々と"融通を利かせて頂きたいので」
150万
「それで、私たちの依頼は受けて頂けますわよね?」
「――もっちろんでございますぅ!我々"個性の小窓"は健全なサービスを提供しておりますので、未成年の方にも安心してご利用頂けますよぉ!
今後のご利用もお約束頂きましたので、本日は初回暗示カウンセリングとご希望の暗示全てサービスさせて頂きますねぇ」
「ありがとうございます。では、カウンセリングからよろしくお願いします」
にっこりと笑った長い黒髪と豊満な肉体が特徴の少女以外の、小柄で頭に球が生えている少年と、スレンダーで耳からイヤホンジャックが生えた少女、茶髪の一見凡庸なむっちりした少女にも目を配りながら、4人に暗示をかけるためのペンライトを手に取った暗西による説明が始まった。
「まず暗示カウンセリングについて説明します。今から私が皆様に"質問に正直に答える"暗示をかけます。それから順番に質問していきまして、カウンセリングの内容は録画してデータをお渡しするので、後ほどご自身の心に秘めた本音を是非ご確認ください。パートナーと確認された方はお互いの本音を確認できて理解が深まったと好評ですよ」
「それは楽しみですわ。暗示はどの程度の内容までかけられるのでしょうか」
「暗示は無意識に働きかけるものですから、肉体の反応をコントロールすることはできません。肉体の反応をコントロールするにはシナプスマッサージや天使の印のサービスを受ける必要があります。暗示にできるのは気分や感情や意思に働きかける内容、恋人・夫婦と顔を合わせるとハグしたくなる程度の内容までですね」
「うおおおお!オイラと会ったらめっちゃムラムラする暗示ができるってことだよな!?」
「ええ、肉体的な興奮ではなく、心理的な興奮を促すことは可能ですね」
「へへへ、夢が広がってきたぜぇ…!」
隣にいたスレンダーな女子の尻を撫で胸に頬擦りする少年の質問に答え、ビデオカメラとノートPCをセッティングした暗西はペンライトを点灯させて視線の高さに掲げる。
「では、暗示かけていきますね。これから私の質問には正直に回答する暗示とカウンセリングの記憶が残らないようにします」