さっきまでの寂しさはどこへ消えたのか、うちに帰りプロデューサーさんの家に泊まる為の荷物を準備しながら笑顔になる
「プロデューサーさんの部屋やぁ!」
プロデューサーさんの匂いがする部屋にテンションが上がる
今日からしばらく一緒に住むんだなぁと思うと胸が痛いくらい高鳴った
プロデューサーさんがお風呂に入ってしまったのでぼーっと流れている映画を見ていると、
心に従って生きなければ人生は無意味よ。
というセリフが唐突に心へ刺さった
「心に従う...」
私はプロデューサーさんと……
しばらく映画を見ていると女性同士で体を重ねるシーンが出てきた
「...っあ」
顔が赤くなる
もっとプロデューサーさんの事を知りたい、もっと独り占めしたい...そうか
私はプロデューサーさんとこういうことがしたいんだと、自覚した
...だが、知識がなかったので携帯で調べる事にした
「まずは、清潔感...お風呂入ったし、爪も昨日切ったし大丈夫やな」
ぶつぶつ呟く
「ん?この指の形むずない?」
手の形を携帯を見ながら真似てみる
こんな感じかな?と携帯と見比べていたら、
『ふふ、何してるの?』
いつの間に戻ってきてたのやらプロデューサーさんに声をかけられる
「わあぁ!プロデューサーさん、戻ってきとったんですね!」
プロデューサーさんはダンスの練習をしてると勘違いをしていたが気まずくなり視線を逸らした
髪を乾かしてもらっている手が心地よくてもっと触れたいな、と思った
プロデューサーさんが自分の髪を乾かしている間にも一通り調べてみた
「んー...全然わからん」
『ゆっくり休んでいいんだよ』
という言葉と共にプロデューサーさんが隣に座る
「いえ、全然そんなんじゃないんです〜」
さっきまで調べていた画面を隠すように携帯を置く
...触れたい
「プロデューサーさん...」
横から抱きつく
『甘えたい気分?』
頭を撫でられる
それが心地よくて、もっと欲しくなった
寝ようと言われたがまだくっついていたかったので抵抗したが、これはチャンスかもしれない、と思ってベットに入った
正直、いくら考えてみたところで経験がないのでわかるはずもないし、とりあえず行動に移してみなければ始まらない、と思って勝負に出た
「今日は私、甘えてもええ日なんですよね?」
緊張する...
『そうだよ、私にできることなら全部叶えてあげる』
「せやったら、プロデューサーさんの事抱かせてください」
馬乗りになり、目を合わせる
プロデューサーさんは驚いて声が出ないようだった
嫌われるんじゃないかとか、上手くできるかとかそんな感情があったが、体は心に従って既に動いていた