貞操逆転世界のおちんぽサムライ〜私は彼女ですか?いいえ。あなた“も“セフレです〜【挿絵あり】 作:たんばりん
「
「裏筋当たりがちょっと痒いですね」
くちゃくちゃと部屋に響く音。
クラスメートの1人である、美容院を営む女の家に上がり込み、シャンプーとフェラのスペシャルサービスを堪能する。
「あぁ、気持ちいいよ。委員長」
シートに寝転がり頭をマッサージされながら、チロチロと這う舌の動き。
裏筋の痒いところを舐め終わると、次は全方向を包む温かさを感じてすぐの吸引。
「ちょっと、響。ちゃんと
俺の頭を洗う女がフェラをしている妹へ声を掛けると声を掛けられた女が「ふぁい、ふぁい」と答えながら俺の乳首に手を伸ばす。
上村響。
茶色い三つ編み、お下げをし、赤メガネが似合う俺のクラスの学級委員長である。
「お客様、他に痒いところはありますか?」
彼女の姉、奏が頭をお湯で流し終わり微笑む。
委員長とよく似た整った顔立ちにメガネが似合う美女に俺は「ちょっと口が寂しいですね」と伝えると、奏が唇を重ねた。
今日は久方ぶりに散髪へと来ているのだ。
もっとも、3年間遠方へ行ってたので、行きつけの美容院は潰れてしまっていた。
故に、クラスメートで美容院を営んでいる委員長に相談をして予約させてもらったのだ。
そして頼んだスペシャルメニュー。
もちろん、店は俺がいる間は貸切にしてもらい他に客はいない。
じゅぽっ。じゅぽっ。じゅぽっ。
下半身からモゾモゾと、射精感が襲い、そのまま俺は吐き出した。
びゅるるるるるるっ。
精を吐き出すこともせずにゴクリゴクリと嚥下する委員長。
最後に口を開いて「ご馳走さまでした」と妖艶に微笑む目にはハートが浮かび上がっていた。
「ありがとうございましたー」
「賀茂くーん、また来てねー!」
委員長と姉に見送られながら、俺はさっぱりとした髪を靡かせて店を出る。
都合4度ほど吐き出した腰にはどこか爽快感を感じる。
散髪されながらのフェラや、パイズリ、そしてバック。
カットする側からすれば動き回られ切りにくいだろうに、それでも小綺麗に切り整えられ、奏の腕に関心してしまう。
今日は学校もオフで部活も討伐指令も入っていない。
この後の予定は東司が言っていた通り
“鞍馬寺に行き天狗に会う“という予定だけだ。
スマートフォンが通知音を響かせ、チャットの受信を告げる。
“タクミ、元気にしてる?アタシは寂しいです“
碧理がM字開脚をしてマンコを見せつけた自撮り画像を送りつけてくる。
“俺もだよ”
可愛らしいスタンプと一緒に返信すると瞬時に既読を表すマークが付き、思わず苦笑いを浮かべた。
碧理が関東に行き、早1ヶ月。
季節は春から梅雨へと移り変わりを終えた6月の中旬。
ジリジリとした日差しに思わずシャツを扇いだ。
碧理は今現在、東司と田井中の特級コンビに鍛えられ日々、高位階の妖との闘いに身を投じている。
蒼佳は未だ連絡がつかないが、特級である東司より、第三関門に突入したと教えられたので未だ試練の最中なのだろう。
“カモっち、この下着どう思う“
未読状態だったちなみにチャットルームを開くと映し出される通販ショップのスクリーンショット。
“イイネ。想像するだけで勃起するよ“
別に本当に勃起するわけではないが、彼女の気をよくするためにそう言った返信を返す。
“タクミくん。ちゃんとマン毛剃りましたので近々クンニして下さい“
“ちなみに剃ったのは私です“
“美優は寝てました“
水泳部の2年生と俺だけのチャットグループにツルツルとなった恥丘を晒す恵とはにかむクルミ。美優はあくびをしながら写っている。
“明日の部活でちゃんと剃り残しがないか見てあげます“
返信を返す。
水泳部も現在は美咲以外は美味しく頂いている。
前世で言うサークルクラッシャー的な動きをしてしまった俺だが、思いの外水泳部はちゃんと機能している。
ナナ曰く、三馬鹿がちゃんと毎日部活に来るようになったということだ。
まるで目の前にニンジンをぶらさげられた馬のように、彼女たちはご褒美を期待して部活に精を出す。
ルルとナナのチンポ調教はまだ途中段階である。
ルルは普段暴走気味だが、セックスの時は従順で、しっかり者のナナの方がコアな性癖の持ち主だったりする。
この前は“食ザーしたい“と言い、弁当箱に精を吐き出すと、それを美味しそうに食べていた。
それについては流石のルルも引いていた。
タクシーに乗り込み目的地を運転手に伝えて帯刀した斬魔刀を見つめる。
妖刀
東司に渡された帝より下賜された専用武器。
持ってきた本人が説明をしないため、未だ所以などはさっぱりであるが、
直近の討伐指令で使用した際の感想は“よく切れる刀“というだけだ。
別に斬れすぎるわけというわけでもない。ただの普通の刀だった。
「ありがとうございました。お釣りは結構です」
車に揺られること1時間。
山を登り到着を告げる運転手に札を渡して車外へと出る。
休日の昼下がり。
観光客も多く訪れる時間であり車から降りた瞬間に四方から視線を感じて歓声が上がる。
「中級サムライの賀茂匠です。本日はご住職とお約束しておりまして」
入り口を清掃する巫女に声をかけるとビクリと背筋を伸ばし、住職の元へと案内してくれた。
「初めまして、おサムライ様。蔵馬 美琴と申します」
剃髪をした妙齢の女性がペコリと頭をさげる。
法衣に包まれる肉体は瑞々しさを醸し出しており、剃り上げた頭のとギャップに思わず唾を飲み込んだ。
聞くところによると彼女の実年齢は今年で70歳と言われもはや、開いた口を閉じることができない。
この世界の女性は歳をとっても美魔女が多い。
「封印の
足音を立てずに歩く彼女に従い、本堂を抜けて小さな祠の前で脚を止める。
「これですか?」
目の前に立つ小さな石碑に俺は首を傾げる。
第十位階の怪異を封印する祠はもっと盛大な大きさを予想していたのだが。
目の前にあるのは古びて、20センチ四方の小さなモノ。
中央にはそれこそ3センチ程度の鏡が置かれている。
「はい。こちらの鏡の中に武蔵坊弁慶様が封印されております」
住職が指差す鏡だけは確かに真新しく光を放っている。
「それでは私はこれにて。要件が終わりましたら巫女にお声がけ頂ければと存じます」
そう言って住職がその場を辞し、辺りを静寂が包む。
四方を覆うように生い茂る草木に日光が閉ざされ足元にヒヤリとした冷気が伝わる。
「ここに行けと言われたけどどうすればいいのだろうか」
東司の言葉に従ってここまで来たが、この先については何も聞いていない。
やや途方に暮れつつも俺は祠の前にしゃがみ込み瞼を閉じて手を合わせた。
“お主、この前のサムライじゃな“
ふと脳裏に響く声と一緒に一陣の風が吹き髪が靡く。
「――っ! 」
目を開くと祠の上に胡座をかいた大天狗が顎に手を乗せてこちらを見つめていた。
「ほぅ。“妖刀“じゃな。それは」
腰に佩く刀に眉をぴくりとあげる天狗。
顔色は青色のままだ。
「あの“女狐“はおらぬのか」
誰を指しているのかは測らずも悟ってしまう。
「ワシに何か用かや?
天狗の言葉に俺は「多分」と言葉を返すと彼はため息を吐いてから「どーせ、あの女狐に焚き付けられのだろう」と言って嗤った。
どうやら女狐とは予想通り、東司を指すことらしい。
「俺は何をすればいい? 」
自分でもここまできた理由は分かっていない。
ただ、言われるがままにやってきたのが本音であり、とりあえず妖刀は持ってくるべきという安直な考えの元に訊ねたにすぎない。
俺の言葉に天狗が笑いを止めてジロリと俺を睨んだ。
「女狐めが。何も伝えておらぬのか」
みるみる顔が紅く染まり、憤怒の表情に変わって顔を歪める天狗。
妖氣が肌を突き刺す鋭さへと変化し、俺は反射的に身体を精氣で覆った。
「まあ、良い。童、力が欲しいか?」
天狗が腕を組みこちらに顔を寄せる。
醜悪な、妖氣特有の刺激臭が鼻腔に刺しこむ。
「妖刀を持たされるくらいには期待されておろう」
腰穿いた刀を指差す天狗に眉を顰めた。
“妖刀“
東司にはそう言って渡された刀。
どうやらただ切れ味の鋭い刀ではないらしい。
「これはなんだ?」
刀を鞘ごと突き出し天狗へ訊ねる。
すると彼は「妖刀じゃ」と短く返事を返すので思わず額に青筋が浮かんだ。
「カカカ。そう怒るな。童。妖刀は妖刀じゃ。それ以上でも以下でもない」
拳を握る手が震える。
まるで禅問答だ。
苛立ちを表すようにゆらゆらと氣を震わせる俺はみて、天狗が再度嗤った。
「気が短い童。まぁ、聞け。ワシはな、元は
天狗の言葉に俺の口から間抜けな声が抜け落ちた。