性欲が秩序を上回った世界でTSしたオレとインポ疑惑のイケメン 作:ぶるきえ
セイジは犯されることについて、自身が満更でもないと思ってしまっていることに気付いた。女になった初日に学校で男三人に犯されたときに感じていた嫌悪感が、徐々に薄れつつあった。概ね合意のもとではあったので同じ状況であるとは言えないが、数日前にヨウタに抱かれた際には、とうとう自ら挿入してくれと強請ってしまったのである。
自身の心情の変化について、セイジは恐ろしい発想に至った。
「俺…心まで女になってしまったのか…?」
男に犯されることに常に考え、そのことに喜びを感じ、子種を搾り取ろうとし、より強い快楽を得るためには恥を捨てる。セイジが考える女の特徴に、現在の自分が見事に当て嵌まっているように思えた。
「ど、どうしよう…」
窓の外は既に暗く、浴室の方から水の流れる音が微かに聞こえる。アズマが風呂に入っていた。
原因が分からぬまま身体が女になってしまったのに釣られて、心まで女になってしまうのか?
セイジの心は不安で満たされた。
「…」
男に戻れるのか分からない今、悩んでいても仕方のないことかもしれない。
セイジはふとそう思い、敷いていた布団に横たわる。慣れ親しんだものとは違う感触と鼻腔を擽る香りに、セイジは誤ってアズマの布団に寝転んでいたことに気付いた。体温で温まっていく布団が、セイジの身体を優しく包み込む。
「…同じ洗剤使ってんのにな」
精神的にすっかり疲れ切ってしまったセイジは布団に顔を埋めて、そのまま眠りについた。この香りに包まれていれば、自分を守れるかもしれない。
「セイジ、それ俺の布団……ハァ、まぁ良いか」
濡れた髪をタオルで乾かしながら居間に入ったアズマは、自身の布団でセイジが眠っていることに気付いた。心地よさそうに寝息を立てるセイジを起こす気になれず、アズマは仕方なく、今晩だけセイジの布団で寝ることにした。仮にも女性の布団だからと遠慮して、畳の上で寝るなんて親切心はアズマには無い。セイジなら気にしないだろうとすら思っていた。
「ううん…んふっ」
「お前、明日臭いとか言ったらデコピンするからな」
寝支度を終えたアズマは電気を消し、少し離れたところに敷かれたセイジの布団に入った。
「今、何時ぃ…?」
翌朝セイジが目を覚ましたとき、アズマは既に仕事に出ていた。まだ覚醒していない脳で思考し、セイジは昨夜アズマの布団で眠ったことを思い出した。
「ん゛~」
まだ残る眠気。朝日の眩しさに、セイジは枕に顔を埋める。
「アズマ…俺どうなってしまうんだろうな」
身体だけでなく心まで女になってしまうのか。寝起きの状態では、そのことについて考えても冷静でいられた。
セイジは男である。身体が女になってしまった今でもそれは変わらない。しかし、心が女になってしまうとどうだろう? セイジはセイジのままでいられるのだろうか?
上半身をゆっくり起き上がらせ、伸びをした後立ち上がった。布団の温もりを惜しく感じる。
洗面所で顔を洗い、鏡に映る自分を見た。水の冷たさのおかげで意識は覚醒し、目はぱっちりと開いている。
「まぁ、試してみるしかねぇよな」
セイジは自身にできることが何であるかを考えた末に、「誰かに犯されてみよう」という結論に至った。心が男のままであったなら、嫌悪感が勝る筈である。ヨウタに抱かれたときに嫌悪感を抱かなかったのは、きっと彼の容姿が整っていたからであると判断し、唯一の例外であると見做した。
このとき、セイジは冷静であった。しかし、判断力が著しく低下していたのである。
隣人(男性)が言うことには ~始~
やった!!! やったぞ!!!
「ふっ…ふっ…!」
「う゛ッ…! え゛おぇッ! お゛うぅ…!」
遂に、遂に…!!! 脱・童・貞!!! …間近!
隣の部屋に住んでる篠って女が(ひょっとするとあのDQNヤローが篠ってだけで、こいつは篠じゃないかも知れないけど)、俺に抱いて欲しくて防護服を着ずにインターフォン鳴らすなんて誰が予想できるよ? すぐに家の奥に招いた。
俺の純情を弄んだブスなんて本来ならお断りだけど、「どうしても抱かれたいんです。貴方の立派なおちんぽで好き勝手ズボズボしてください」ってんで、渋々だけど抱いてやることにした。
この女はきっと彼氏との暴力セックスに飽きて、俺とドロドロで甘々なイチャイチャセックスがしたいんだと思う。でもさ、俺ドSだから虐めちゃうかも。まぁそれでも良いよな、コイツ絶対今まで調子乗って生きてんだから。寧ろ現実の恐ろしさを教えてやれって感じだよな。
「ヘ、ヘッタクソだなッ…ぁッ! 歯…立てるなぁ、よッ」
「う゛ぅ゛…あ゛ッ!」
ちな今フェラさせてるところ。俺の前で膝立ちになって頬張ってんの。いや~、俺のちんぽってデカすぎるみたいでさ、全然口の中入んないっぽい。たっぷりあるからさ、ちゃんとチンカス味わえよ?
「お、俺のっ、匂い…ムンムン、ちんぽのお味はッ…ど、どうだぁ…!? 彼氏のと、どっちが…良いとかって…?」
ここで言葉攻めを披露。優しそうな男のまさかの一面を見て、股びしょ濡れに違いない!
「うぐぐ…! お、おぁ゛…ッ!」
「……くぅッ!」
俺のちんぽが美味くて堪能したくなるのは分かるんだけど、ちょっとは会話しようよ~、全く…コミュニケーションって知ってる? セックスってのはさ、やり取りなのよ。
どんだけちんぽ好きなんだよ。しょうがない、サービスしてやるかぁ!
「お゛ごぉ゛ッ!!!」
ちんぽを喉奥まで突っ込んでやる。女の目には歓喜の涙、心の底から感謝しているに違いない。
「ふんッ! ふんッ!」
女の髪を掴んで思いっきり腰を振ってやる。これがイマラチオってやつか…。こんなときでさえ女に奉仕するなんて、冗談キツイぜ!
「え゛ぇ゛ッ! お、おえ゛ッ…、げぼ! や゛ッ、やめ゛ッ…ああ゛!? うえぇ゛…!!!」
あっ……………イクッ!
「うっ!!!」
「おごッ!?」
最早まんこと化したであろう口に、ちんぽを根本まで挿入! 食道の奥を満たす勢いで射精する。
「ふう…」
女の口から抜いた俺にちんぽは、涎と精液でヌメヌメしていた。なんか…達成感があるな。
「これ、舐めろよ」
「うぇ…ゲホッ、ゴホッ!」
髪を掴んで顔を上げさせた。下手くそな舌遣いでされた掃除フェラの末、また勃起した。
隣人(男性)が言うことには ~終~
不快だった筈なのに…!
「おあ゛あ゛っ!!♡♡♡ そんなっ!♡♡ あひぃ゛っ!♡ んほぉ!?♡♡ ひゃッ♡、やめ…ッ!!♡♡ お゛あ゛…!♡ まんこ…ッ!♡♡ お゛んっ!!♡♡♡ やぁ゛…!♡ おくっ♡! おぐぅ゛ぅ゛っあああ゛ん!!♡♡♡ ばちゅん…ってぇ!♡ あぐぃ゛っ゛…!!!♡♡♡♡♡」
裸で四つん這いになったセイジは背後から隣人に突かれ喘いだ。身体が前後するのに合わせて、胸が大きく揺れる。
「まんこっ…! 生まんこッ…!!!」
汗だくの隣人はセイジのことを気にすることなく唯々欲望のまま腰を振っている。一緒に気持ちよくなろうという心遣いが無いのにも関わらず、セイジは幾度も絶頂を迎えていた。ただの暴力から快感を拾ってしまっているのである。
おかしい、舐めさせられていたときは不快感しかなかったのに。
脳の奥底にある冷静な部分がそう疑問に思ったが、神経が伝える強い快感に呑まれ、表に出て来ることはなかった。
「隣に住む彼氏持ちビッチとっ!!! 生ハメッ…!!!」
覆い被さった男が手をセイジの胸へと伸ばし、その頂を指の腹で強く摘まんだ。力任せに、千切らんばかりに引っ張る。
「んほおぉ゛!!!♡♡♡♡♡」
それまで切なく勃起しているだけだった乳首を潰され引っ張られ、セイジの頭を真っ白にした。それに伴って膣の締まりが強くなったのか、隣人が「うぅっ」と唸り、射精した。
「お、俺に乳首摘ままれて絶頂するなんて! こ、この淫乱ビッチ! 俺のテクが凄いからって、浮気セックスにハマるなんて、彼氏に恥ずかしくないのか…よっ!」
「あ゛っ!♡ やめ゛ッ!♡♡ おぐッ♡♡、おお゛ん!♡♡ ちくびぃ…♡、ひっぱっちゃ、あ゛んッ!♡♡♡ ひゃめろ!♡♡ いっしょにッ!♡♡ どうじにッ!♡♡ ぐちゅぐちゅ♡♡、つくにゃッ♡、お゛ッ…いあ゛あ゛ぁ゛!!!♡♡♡♡」
セイジは呂律の回らないまま、意味の無い声をあげる。
「おいっ、俺は聞いてんだぞ! ちんぽ気持ち良いか? 男に抱いてもらって嬉しいか!?」
「ッ!? んお゛お゛ッ!!!♡♡♡」
隣人が投げかけた問いに、セイジは一瞬呼吸を忘れた。心臓を強く握られたかのような心地がした。
「あ゛ひッ!♡♡ お、おれはぁ゛…!♡♡♡ いぐっ♡、そこぉ♡♡」
気持ち良いか。…気持ち良い。
「お゛っお゛っ!♡♡♡ おぐぅ!♡ おれっ…♡、はぁ…!♡♡ ひぎっ♡♡♡」
抱かれて嬉しいか。…嬉しい。
「お、んひぃ゛っ!!♡♡♡ お…おれっ…!♡♡ んほっ゛!!!♡♡♡」
セイジは今、割れ目の奥を突く隣人の屹立のことしか考えられない。熱を孕んだ全身を快感が巡る。もっと気持ち良くなりたいと身体が訴える。
自問自答の末辿り着いた結論を、セイジは受け入れざるを得なかった。
「おれぇ゛…!♡♡♡ おんなだっ、おんなになっちゃった…!♡♡♡♡」
セイジは自分が心の底まで女になってしまったのだと思った。ひどく興奮した隣人がセイジの中で射精する。奥まで注がれたセイジは絶頂し、恍惚とした笑みを浮かべていた。
「ふーっ♡♡、ふーっ♡♡♡」
「こ、これがメス堕ち…」
晒された割れ目から精液が垂れて太腿と伝う。萎えた男根をセイジから抜いた隣人が、あまりの絶景に息を呑んだ。
隣人は第九話に登場した人物と同じです。
予定通り進めば次回最終回