性欲が秩序を上回った世界でTSしたオレとインポ疑惑のイケメン 作:ぶるきえ
駅から徒歩数分のところにあるデパートで、セイジとアズマは下着を買うべくランジェリーショップを目指していた。
「どこにあんだ…?」
セイジは首を左右に振って辺りを見渡した。周辺は人で賑わっている。
デパートに初めて来たセイジと、女性用品を扱っている店とは無縁だったアズマには、目当ての店が何処にあるのか見当が付かなかった。
「あそこの案内板見ようぜ」
アズマがそう言って案内板に指をさす。
「下着屋は……ん?」
セイジは、案内板の向こう側に人だかりが出来ていることに気付いた。不思議に思い、案内図を見てランジェリーショップを探し出そうとしているアズマを置いて、そちらへ向かった。
「ええと…、実演販売ぃ?」
セイジは、” のぼり”に書かれている文字を読み上げた。そして、それに集まっているほとんどの人が男性で、セイジと同じように防護服を身に着けた者がいないことに気付く。
人込みの中心にいるのは、髪型を整えスーツを着ている男性であった。その隣には腕を拘束された裸の女性が立っている。
観客の視線は女性に注がれていた。重量がありそうな胸、その頂にあるくすんだ赤茶色の突起、肉付きの良い腹、秘所を隠す茂み、肌に張りのある脚。それら全てが合わさって、色っぽさを感じさせる。
「本日紹介するのはコチラの搾乳器でございます!」
そう言ってスーツの男性が手に取ったのは、透明なカップが取り付けられている瓶だった。瓶には目盛りの線が引かれている。
「皆様、ふと思うことはありませんか、『搾り取った母乳を持ち歩きたい』と…」
その問いかけに周囲は唾を飲んだ。搾乳器と女性の乳房を交互に見る。
「その様子、どうやら図星のようですね…。そんな時には是非この商品をどうぞ!」
男性は空いている手で女性の胸を鷲掴み、大胆に揉み始めた。
「いあぁんッ…!♡♡」
「皆様分かりますでしょうか、この、如何にもはち切れそうな胸が…。この中に、たっぷりと母乳が蓄えられているんですよ」
「いい゛んッ!♡ ん゛うぅ…!♡♡ はぁん…ッ♡♡ うふッ…!♡」
女性は悶えるばかりで、抵抗をする素振りを見せない。身体をくねらせているその姿は、まるで周囲の欲情を誘おうと艶めかしく踊っているかの様である。
「あらら…。少し揉んだだけで、もうこんなに乳首を勃起させちゃっているんですか」
男性は呆れた風に、女性のピンと上を向いた乳首を摘まんで引っ張った。
「んお゛ぉ゛ッッッ!!!♡♡♡♡」
「お、ちょっと出ましたね。失敬、床を汚してしまいました」
女性の胸から出た母乳が、床を白く汚した。最前列の男達のどよめきが、セイジのいる後方へと広がっていく。
「んはぁ゛…!♡♡ あうぅ…!♡ んふぅ…!♡♡」
「さて、こちらも準備が整ったようなので、そろそろ実演の方をいたしましょうか」
上半身を仰け反らせ膝を震わせる女性の様子を見て、男性は片手に持っていた商品を、先程まで弄ばれ敏感となっている乳房の先端に透明なカップを押し付けるようにして取り付けた。
「使い方は実に簡単です。こうして取り付けて、カップの根本にあるスイッチを押せば…」
そう言って男性が搾乳器に取り付けられているスイッチを押したとき、カップが女性の乳首を吸い始めた。
「あ゛あ゛ぁ゛ッッ!!!♡♡♡♡♡」
勢いをつけて出た母乳が、カップを伝って瓶へと流れていく。男性が手を離しても、搾乳器は女性の乳房に吸いついたままである。女性が暴ばれるのに合わせて胸の先で揺れている。
「ふぁ゛ッ!♡♡♡ ちょ、んん゛♡♡、ちょっと…!♡♡ い゛ッ!!♡♡♡ いきにゃ、りぃ♡、あふ…!♡♡ つ、つよっ…!♡♡ ちくびぃ♡♡、とれ…る゛ぅ゛ッ!♡♡♡ いぁ゛ッ!♡♡」
「こうして手を離しても、吸引力によって落ちないんですよね~!」
男性は得意気に言った。そして、何も着けられてないもう片方の胸に手を伸ばす。
「あ゛ひゃ…ッ!♡♡♡ りょ、りょうほ…ッ!♡♡ お、あ゛っ!♡ ぎゅっ、ぎゅってぇ…♡♡、やめっ、やらぁ…!♡♡ おはぁ゛!!♡♡ んにゃ゛あ゛!!♡♡♡♡」
「皆様分かりますかね…こうして手で揉むよりも、量が圧倒的!」
男性は観客に胸を揉んでいた手の平を向けた。少量の母乳で濡れていた。それに比べ、搾乳器の瓶には止め処なく母乳が注がれている。
「すごいでしょう、既に瓶の半分くらいまで溜まっていますね。ここでブーストをかけてみましょうか」
「ふぁ゛…ッ!!!♡♡♡♡」
男性は女性の背後に回り股に指を入れた。溢れているとろみを、ぐちゃぐちゃと音を立てるようにかき混ぜる。
「いあ゛んッ!!♡♡ ぐちゅッ♡、…てぇ…!♡♡ うえっ♡、とめっ、てぇ!!♡♡♡ んん゛ん゛う゛ぅ゛!!!♡♡♡♡」
「わあ、丁度いい緩さになっていますよ。……さて、どなたかに協力していただきましょうか」
男性は観客の中から、一人の男を呼んだ。
「そこのお兄さん。アナタですよ、黒のポロシャツを着て深緑の帽子を被っているアナタ」
男性が観客に近づき、最前列から一人の手を引いて女性の横に立たせる。
選ばれた男の下腹部は誰が見ても分かるほどズボンを押し上げていた。女性はこの先自分の身に起きることを想像したのか、腰を震わせた。
「随分と御立派なものをお持ちのようで。お兄さん、もっと母乳の出が良くなるように、それで彼女の奥を突いていただけませんか」
男は答えることなく、ズボンのチャックを下ろす。そこから聳え立った男根が露わになる。
「ありがとうございます。…アナタもほら、礼を言いなさい」
「お゛…っ!♡♡」
尻を叩かれた女性が汚い声を出す。その後、女性は意を決したように男へと尻を向けた。
「…うぁ…♡、ごっ♡、ごきょうりょく♡♡、ひゃ♡、ありがとう、ごじゃいまうぅ!♡ わだじの、おぐぅ…♡、ん゛ん゛!!♡♡ い、いっぱいついて♡♡、びゅーびゅー♡ってぇ、してぇ♡…おっぱい、いっぱい…しぼって、くだしゃい…!!♡♡♡」
男は女性を背後から抱きしめ、ばちゅんと音がする勢いで挿入した。そのまま激しく腰を振り始める。
「ほう゛!!!♡♡♡♡ お゛、お゛!♡♡ おぐぅ、ぐじゅっでぇ!♡♡♡ あっあっ♡♡、おっぱいぃ…!♡ おほぉ゛!!!♡♡ そこっ、ふか…!♡♡ に゛ゃっ! あ゛あ゛う゛ぅ゛!!!♡♡♡」
搾乳器と男の手に搾られ、女性の両胸から勢いよく母乳が出る。一方は瓶に流れ、もう一方は床を汚す。揺さぶられる身体に釣られ、胸が大きく揺れた。
「はぁ…! くそっ…!」
「おほほ、すごい勢いで母乳が出ていますね」
孕ませんばかりに屹立でナカを攻め立てる男の傍らで、箱に梱包された搾乳器を新たに手に取った男性が言った。
「そろそろ時間ですね。さて、商品の紹介は以上です。搾乳器の購入をご希望のお客様はこちらにお越しください。詳細が気になる方は是非我が社のホームページもチェックしてみてください! …あ、彼女は暫く此処にいるので、好きに犯してください」
終わりが告げられたのを受け、観客は女性に群がっていく。
「うわ…」
一連の流れを見ていたセイジは言葉を失った。防護服を身に着けているセイジよりも全裸の女の方が確実に抱けると考えたのか、男たちはセイジを一瞥するだけだった。
案内図を見て場所を把握したアズマがセイジを連れ、女性用のランジェリーショップに着いた。
その店は黒い壁で囲まれており、中を見ることができない。これは店内で防御服を脱がざるを得ない女性を守るためである。男性の入店は許されておらず、会計の際に金を払うことだけが可能である。
「よし、行ってこい」
「おー…」
店の前のベンチに腰をかけ、アズマはセイジに軽く手を振る。実演販売の光景を引きずっているセイジは元気の無い声で応えた。
「へえ~!」
とは言え、店の中に入るとセイジは少し興奮を覚えた。男であれば一生立ち入ることの許されないランジェリーショップ、平然としていられるはずがない。壁には可愛らしい装飾が施された下着が並び、側のマネキンには大人らしい暗い色の下着が着せられている。
「い、いらっしゃいませ…!」
店内のあちこちを見るセイジに、店員が話しかけた。
とある下着作家が言うことには ~始~
「やっと…! やっと完成したぞ…!」
ミシンの置かれた作業台の前で、俺は完成したブラを手に取った。豆電球の光に晒された自信作はレザー特有の光沢を放っている。
「ふ、ふひひ…」
ブラの”穴”に指を通す。乳首を覆う布に、敢えて穴を開けてみた。これだけ大きな穴を作れば、どんなにデカい乳輪でも見切れることはないだろう。
「素晴らしい出来じゃないか…前に作ったのと合わせると…」
壁に飾っていた、これまた光沢のあるショーツに手を伸ばす。これはTバックで、伸びやすい素材で作ったクロッチの幅を細くしたことで、履いたままでもチンコを入れやすくした。
「うはぁー! 最高!」
え? こんなの何処にでも売ってるって? そういう問題じゃないんだよ。俺が作ったってとこが大事なんだよ。
さて、ここで出て来る問題が、『どうやって女にこれを着せるのか』。それを考えぬ俺ではない…!
「…」
俺は華やかなスカーフを首に巻いた。
場所は変わり、近所のデパートのランジェリーショップにて。俺は鬘を被り、レディースのスーツを身に着けていた。
「じゃあ、後はよろしくね」
「は、はいぃ…!」
奇跡だ! 成功した!
俺はランジェリーショップに潜入することができた。今の俺は、誰が何処から見ても女にしか見えない。実際、俺を新入りだと思ったらしい女の店員は俺に仕事を任せて昼休憩に入った。
それにしても、此処は素晴らしい場所だ。多種多様な下着が並んでいて、インスピレーションが湧いてくる…!
店に入ることができ喜びでいっぱいではあるものの、残念なことが一つある。
「誰も!! いない!!!」
店には客がいなかった。なぜ? 下着を試着して、ああでもないこうでもないと悩んでいる女がなぜいない?
暫くして、今日はもう帰ろうかまだ待とうか悩んでいるとき…。
「へえ~!」
「!!!」
入口から聞こえた声に、俺の意識は全て持っていかれた。
「い、いらっしゃいませ…!」
逃がすわけにはいかない。俺は勇気を振り絞って声をかけた。防護服を着ているため顔は分からないが、珍しそうに辺りを見回していたのだ、こういった店に行き慣れていない年頃、つまり若い女なのだと予想できる。
「こ、こういった店に来るのは初めてですか?」
「あ、うん。俺どんなやつ買ったらいいのか分かんなくて…オススメとかってあります?」
「あります!!!」
俺にとって都合が良すぎじゃないか!?
俺は持ってきていた何着かの自信作を抱え、女を試着室へと案内した。
「人気のものをいくつか用意させていただきましたので、一つずつ試着していってくださいね! 分からないことがあればなんなりと!」
「はあ…」
女を試着室に押しやり、下着の一組を渡した。閉じられたカーテンの向こうで、俺の作った下着を女が身に着けていると想像しただけでちんぽに熱が集まっていく。
「あの、ちょっと」
「は、はい! なんでしょうか?」
「これ、小さくないすか…?」
開かれたカーテンの先には、絶景が待っていた。
女は可愛くて、更にエロい身体の持ち主だった。小さな布地にギリギリ隠れている乳首と乳輪、細いブラの紐が少し食い込んでいる大きくて重そうな胸、綺麗な曲線を描いているくびれ、ショーツから少しはみ出ている陰毛、前から見ても分かるデカい尻。素晴らしい…! えっろ…!!!
「う~ん、確認しますね。失礼します」
あまりのエロさに、謎の自信を得た俺は女に後ろを向くよう言った。俺の言ったことに従った女は、試着室の鏡に映る自分の姿に顔を赤くしている。
「んひっ…!♡」
「ちょっとズレてますねぇ。直しますからじっとしてて…!」
後ろから女の胸を揉みしだく。乳首を布地越しに摘まんで擦る。
「ちょっ…!♡ あ゛ぅ♡♡、ちくび…、やめッ♡、こりこりってぇ…!♡♡♡」
「今調整しているのであまり動かないでください~」
「んくぅッ!!♡♡♡♡」
キュッと乳首を摘まむ手に力を入れる。立ち上がった乳首が僅かな布地を押し上げたせいで、乳輪がはみ出てしまっていた。
「う~ん…。こんな感じですかね」
乳首から手を離し、ゆさゆさと両胸の重さを手の平で堪能した後、俺は女の尻の谷間にあるショーツの紐を引っ張った。
「下もちょっと直さないといけませんよ。失礼します!」
「んほあ゛ぁ゛!!♡♡♡」
クロッチのその先にある、紐も同然の布に淫豆を食い込ませるように力いっぱい引っ張ったおかげで、女は膝をガクガクとさせて、目の前の鏡に手をついた。
「これで完璧です…!」
「お゛ぉ…!♡♡ ん゛ひ…!♡」
女はイッタらしい。鏡のおかげで、女がどんな顔をしているのかがよく分かる。
「お客様、恋人はいらっしゃいますかっ…?」
「うぇ゛…!♡ こ、こいびとぉ…?♡♡♡」
俺はスーツのズボンを下ろし、レースのあしらわれたレディースのショーツを突き破らんばかりに押し上げているちんぽを取り出した。それを女にあてがう。
「その下着は彼氏とたくさん、えっちしたい女性に人気なんですよ…!」
嘘である。そもそも俺が作ったんだし、店なんかには売っていない。
「実際に味わってみてください!」
クロッチを横にずらして挿入した。ナカは生暖かい。
「あ゛っ!!♡♡♡ な、なん゛…ぇ゛!?♡♡ ち、ちん…お゛お゛っ!!!♡♡ ばちゅってぇ♡、うしろっ!?♡♡♡ や、やめ♡♡♡、ぐりって!♡♡♡ おほお゛ぉ゛!♡♡♡ んあ゛っ…!♡♡ とまっ♡、とまれっ、んほお゛ぉ゛!!!♡♡♡♡」
両乳首とナカをいじめられ、女か泣きながら下品な喘ぎ声を出している。こんなの彼氏ドン引きだろ…彼氏いるのか分かんないけど。俺専用のマネキン兼肉便器に任命してあげようかな…。
再び絶頂を迎えたらしい女の、力の抜けた身体を抱きしめる。着て欲しい自信作はまだまだあるのだ。
とある下着作家が言うことには ~終~
ベンチに腰をかけてぼんやりと考え事をしていたアズマは、ランジェリーショップの扉が開き、そこから防護服を身に纏ったセイジが出て来たことに気付いた。
「セイジ、会計するから店員呼んでくれないか」
大き目の紙袋を手に持っているセイジを見てアズマは財布を取り出し、そう言った。
「……タダで良いんだって」
「は?」
「なんか…試作品くれた………♡」
「へぇ、そんなことあるのか」
セイジの声色に、情事の後の色気が込められていることをアズマは気付かない。
「腹減ったわ、何か食おうぜ」
飲食店が並ぶエリアを目指し、二人は歩き始めた。
セイジが男だった頃によく利用していたチェーン店に入った。店員に案内され、二人掛けの席に向かい合って座る。
セイジは防護服の頭部だけを取り外した。頭部を覆うパーツはフードのように首からぶら下がっている。
「うお~! やっぱこれだよ!」
セイジとアズマの前に、注文していたメニューが置かれていく。
「俺この味好きなんだよな~!」
「結構美味いな」
「だろ?」
二人は周囲からの視線を受けながら食事を進めていく。女の防護服の下はどうなっているのかと、そして彼氏くたばれと、周りは考えている。
セイジとアズマの間には現在恋愛感情は無いが、周囲はそれを知る由もない。本人の知るところではないが、アズマは『可愛い彼女を俺たちに自慢しているクソ野郎』と思われ睨まれていた。
「ん~~~!!♡♡♡ やっぱこれよね!♡♡♡」
「…え?」
セイジは箸を止め、顔を上げた。何処からか女性の声がしたからである。左右を見渡しても女性の姿は無い。
「なぁアズマ、もしかして俺の真後ろに女いる?」
「女ぁ? ………は?」
セイジの背後を見ていたアズマの表情が強張る。
「? おい、どうしたんだよ。俺の後ろに、ぶっ!?」
不審に思ったセイジが振り返ろうとしてたき、アズマがその顔を掴んだ。
「な、なにすんだ!?」
「止めとけ」
「はぁ?」
「セイジ、振り向くな。前だけ見てろ」
「…お前急にどうした?」
詳細を言いそうにないアズマにセイジは折れ、しぶしぶ食事を再開した。