※この作品はR-18です。

双子のエルフがエッチをするようなお話し   作:霧里

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素直になれる部屋(Hシーン

「ダメ…。アカネ、んっ、あっ…ここ、教会だって…」

「人が素直になるための場所なんだし、フーリエも素直になりましょ?」

「言い訳だよそんなの。アカネが…あ、ぁ、ちゅっ…ゃぁっ…はぁっ」

 

言葉が奪われる

 

重なった唇から、吐息と一緒に吸い出され、肺の中まで空っぽになった所で、私は慌てて空気を吸い込んだ

 

心がチクチクする

 

兄さんの顔が頭に過りながらも、繰り返される口づけに、身体に力が入らなくなってくる。気持ちがいいと、一瞬に出来た気の迷いに、引きづられて心が抵抗する気をなくしていた。触れられた場所が、そわそわと落ち着かなくなり、そんな甘い刺激がどうにも抗い難い

 

心の隙間に入り込むように、口の中に入ってくるアカネの舌先

それをなんとか追い出そうとして、自分の舌を動かせたのも最初だけ。すぐにアカネの舌に絡め取られると、何も出来ずに翻弄されてしまう

 

「んちゅっ…ぁっ、やぁ…はぁっ、あかね、ねえちゃっ…んむぅ…」

 

途切れ途切れに息を吸い込みながらも、しかし口を閉じることが許されない

息苦しさも手伝ってか、頭がぼぅっとしてくる。頬を撫でられ、顎を持ち上げられて、半開きになった口の中。ひっきりなしに入ってくるアカネの舌に繰り返される愛撫

 

他人が触れる事のない場所を、自分ですら意識もしない場所に触れられる

慣れない刺激に、心臓が強く脈打ち、そわそわするだけだった くすぐったさが、ジリジリと纏わりつくようなもどかしさへと変わり、私から余裕を奪っていった

 

1分か、10分か、時間の流れが鈍い

ずっとキスしていたような気がするし、それが少しの事と思えば、不思議と物足りない気さえする

 

「あ、はぁ…はぁ…もう、良いでしょ…お姉ちゃん」

 

一通りの愛撫の後、離れていったアカネの唇。やっと自由になった口から大きく息を吸い込んだ

けれど、ようやくゆるされた言葉は何処か甘く響き、脇腹をくすぐられた後の様な焦れったさが、全身を纏わりついて離れてくれない

 

「良くない。ちゃんと自分でもしなさいって言ったのに」

「それは…だって、こんなこと…はずかしいよ」

「我慢ばっかりしてたら、変な時に我慢が効かなくなるって言ったでしょ?」

「…」

 

それはアカネの言う通りで、返す言葉もなく黙り込んでしまった

 

兄さんと目が合っただけで心臓が跳ねた。何時も繋いでいた手が恋しくなり、意味もなく手を伸ばしたくもなる

そんなこと、大人たちに見られたまた睨まれてしまうのに、我慢をしようとして、必死に隠そうとして、それを誤魔化そうとするほどに、どうしてか身体は疼いてしまう

 

視線が合えば胸が落ち着かなくなるし、暇ができれば兄さんの事を考えてしまう

考えて、考えて、気づけば頭がいっぱいになっていて、それがどうしようもなくなると、無意識に自分の身体に伸びていた手を、慌てて抑える様な日々が続いていた

 

「ほら、力抜いて? いい感じに楽にしてあげるから。適当に気持ちよくなって、嫌なことはとりあえず忘れちゃいましょ?」

「そんな事言って、アカネがエッチな事したいだけじゃない…」

「そうだよ? だからフーリエはなーんも悪くないの。私のせいにしてくれて良いんだから」

 

意地悪な人だ

 

そう言ったら、私が流されてしまうのを知っている

嫌なことが続いて、嫌な気持ちに潰されそうになって、気持ちの弱った私には、それを跳ね除けるほどの元気はなかった

 

だって、アカネお姉ちゃんが悪いんだもの

 

人のせいに出来ることの、なんて気持ちが良いことか

ただ流されるだけの、なんて気が楽なことか

 

他人に肌を許すなんて、はしたないと知ってはいても、触れられる度に色めき立つその感覚は、少しずつでも私の悩みを薄れさせていく

 

「フーリエの~、気持ちが良いのは、どーこかな♪」

「変な、歌…うたわない、で」

「こーこかな? こっちっかな? いいえ、此処でしょ?」

「ひゃんっ…」

 

鼻歌交じりの指先が、身体の線をたどりながら服の中に忍び込んでくる

柔らかな羽先で肌を撫でられるような感触。くすぐったくて、焦れったくて、時折混ざる官能に触れられると、変な声を上げさせられてしまう

 

「こんな風に、フーリアに触られた気持ちいいんでしょうね?」

 

不意に聞こえた兄さんの名前に、想像させられてしまった

 

触れるアカネの指先が、大好きな人の指だったらと

繋いだ手の感触を思い返す。あの優しい温もりに、自分の肌を撫でられたら…

ドキンっと、その想像だけで心臓が一段と跳ね上がった

 

我慢していた何かが弾けて、肌が火照っていくのを止められない

 

「お腹を撫でられながらさ、ゆっくりゆっくり、上ってきて、フーリエの可愛らしいおっぱいが、すっぽりと手の平に収められちゃうの」

 

言わないで、言わないで、聞きたくないのに、聞こえてしまう

 

アカネの声が耳をふるわせ、頭に浮かんだ情景に身体が浮かされる

兄さんの手の平、兄さんの指先。仲良く手をつないで遊んでいた記憶を思い返しながらも、ありもしない記憶が鮮明に浮かび上がってくる

 

あの手に触れられて、あの優しい感触に包まれて

 

アカネの肌の温もりを直で感じながらも、心の隅で兄さんの影を追い求める

そんな風に肌を撫でないで欲しい、そんな風におっぱいを触らないで欲しい

兄さんとは全然そんな事は無かったのに、兄さんにして貰えたらって考えるだけでも、心臓のドキドキが止まらなくなる

 

「そのままキスをされて、求められて、もっとエッチなことされちゃうの」

「そんな事、言わないで…。兄さんと、私は…」

「そうなりたいんでしょ? こんな風にさ…ぁむ、んちゅ、ぺろ…ふぅっ」

「それは…。ゃっ、あ、みみ…舐めちゃ、やぁぁ…」

 

ゾクゾクと広がる快感から身を捩って逃げる

エルフ特有の伸びた耳の先が、アカネの唇に啄まれ、舐められて、耳元に息を吹きかけられた

 

肌の薄い、繊細な部分を弄られながら、囁かれる言葉が私を追い詰めていく

違う、そんなこと無いって、言い返したくても、今一番にそれを求めてい私にとっては、その言葉は毒でしかなかった

 

心がじわじわと溺れていくみたい

 

冷たくて、重たくって、薄暗いような後ろめたさ。しかしそれは、冷え切った私の心に温かく、抗いがたい誘惑に包み込まれていく

 

伸びた耳の先。アカネの唇に啄まれた薄い肌が、じんわりと温かくなっていくと、ピリピリとした感覚が耳の先から伝わって、鼓膜を甘く震わせた

 

「ぁぁ、それ…やめ、だめぇぇ…みみ、へんに、とけちゃっ…ぁっ」

 

心がぽかぽかする

 

こんな簡単に流されて、兄さんを裏切ってやしないかと、背徳感に背中をもたれさせながらも、与えられる官能が狂おしくってしょうがない

もっと、もっとと、身体が疼き出し、モヤのかかった頭の中が桃色にさえ染まって見えた

 

「ひゃっ、あっ、んんぅぅ…はぁ、はぁっ。おね、お姉ちゃん、私…」

「気持ちいい?」

 

コクリ…。頷いてしまった

 

問われるままに首を小さく動かして、認めた途端に、身体がゾクリと震え上がった

官能に身を任せる。ただ気持ち良くなっていれば それでいい

もし、兄さんが同じ様に私に触ってくれたらと、想像するだけで夢見心地が深くなっていく

 

「子供って、何処までが子供なのかしら? フーリエの身体はもう、こんなにエッチなのにね?」

「あ、やだ…そこ…まって、アカネ、あっ」

 

太ももの内側に、手が滑り込んできただけで期待は声になって口から飛び出した

スカートの中にまで忍び込んできた指先に、下着を撫でられると、濡れた感触が押し付けられる

 

エッチな気分になっちゃてる。身体がエッチな事したくなってる

 

女の子が気持ちよくなると、お股が濡れてくるって、言葉だけの知識よりも実感でそれを覚え込まされていた

愛液が、おちんちんを挿れられても、痛くならないようにって、何時かは兄さんのおちんちんがココに入ったら良いなって、考えるだけで頬が染まり、耳の先までが、自分で分かるほどに熱くなってしまう

 

「良いよねぇ。フーリアのおちんちんがココに入ったら絶対気持ちが良いもんね。最初はちょーっと痛いかもだけどさぁ」

「んっ、はぁ…あっあぁぁ。にい、さん、フーリア、ぁぁ…アカネ、やぁぁ」

 

ふわふわと考えが纏まらない、官能に身体が浮かれてしまう

アカネの口から出た兄の名前に心がざわつく。その存在がより強く、私の快感を押し上げていく

ただ気持ちが良いと、気の抜けた声と一緒に、嫌なことさえも忘れていくと、少しずつ胸のうちが軽くなっていった

 

「フーリエ、口開けて?」

「んっ…ぁ、はぁ…ぁぁぁ…ん、ちゅっ…ぁむ…ゃぁ、んぅぅ」

 

言われるままに口を開き、何も考えらない内に唇を重ねていた

アカネの舌を受け入れる度に、クチュクチュと、唾液を掻き混ぜられる音が聞こえてくる。それとは別に、聞こえすぎるエルフの耳は、股の間、濡れた下着を這う指先からも、同じような音を届けてくる

 

音が私を満たしていく

 

濡れた水音、掻き混ぜられる音、粘ついていて、纏わりつくエッチな音

 

身体が火照り、頬が熱くなる。熱の籠もった吐息に声が混ざると、それは甘く響いて口から飛び出してしまう

 

気持ちいい、気持ちがいい

 

重なっている唇が、絡め取られる私の舌が、撫でられるおっぱいも、固くなった乳首を擦られるのも気持ちがいい

恥ずかしさに太ももを閉じようとしても、震えた足に力が入らない。ただ下着の上から、私の女の子をなぞられているだけなのに、そこから幾重にも重なった快感が溢れ出し、全身に広がっていく

 

頭がぼぅっとして何も考えられない

熱くなった身体が、心までも乱して、何もかもがどうでも良くなっていく

 

「我慢しないの。気持ちいいなら素直にいって」

「あぁ、うんっ。気持ちいい…気持ちいいの。はぁ、あぁぁ、お姉ちゃん…私、兄さんに、フーリアに触られてるみたいで、ゃぁぁっ、んはぁ、頭ふわふわして…身体ぽかぽかして、あっ。おかしくなる、変に、変なの、すぐ、きちゃってて」

 

形にならない言葉をただ口ににして、自分の口から飛び出た言葉に興奮する

ついには快感に耐えきれなくなり、アカネの身体を掴まえた私は、身体を縮こまらせていた

 

「あ、やだ、いっちゃ、いっちゃ…っ、ぁ、ぁぅ」

 

高められた官能が、お腹の奥でぎゅっと潰される感覚

それはそのまま快感へと変わると、ふっとした瞬間に私の身体を軽くしてみせていた

 

ふるりと身体が震え、心が溶ける

雪が溶けていくような心地に包まれながら、私の身体から力が抜けていった

 

「あ、はぁ…あぁ、はぁ…やぁ、また、わたし…おねえちゃん…んっ」

 

イっちゃった、イカされちゃった

 

絶頂を感じて、気持ちよくなって、何もかもどうでも良くなっていた

アカネお姉ちゃんに甘やかされて、甘えちゃって、それが全部で良かった

自分のこと、兄さんの事、これからの事、そんな面倒なことよりも、いまはこの快感に微睡んでいたい気分にさせられる

 

気持ちいい、気持ちが良かった

 

けど、物足りない

 

お腹の奥でまだ官能が燻っている。きっとそれは、おちんちんを受け入れてしか得られない満足感なんだろうと、エッチに慣れない私にも何となく分かってしまう

 

いっそ、このまま滅茶苦茶にしてくれればいいのに

 

不意に、破滅的な願望が頭を過っていた

 

だって、そうでもされなきゃ、兄さんの事を忘れられそうにない

どこかの誰か、知らない人なんかよりはずっと良い

いっそ、アカネのモノになってしまいたい。女の子同士だって言っても…ううん、おちんちんくらい、どうにでも都合はつけそうな人だし

 

きっと、私の悩みなんて無かったみたいに忘れさせてくれるんだ

 

でも、そう思う度、チクリと心が痛む

 

兄さんの顔が浮かび、幼い恋心が刺激される

 

兄さん…ごめんね、私もうダメかもしれない

 

絶頂の後、官能に酔いつぶれた私の心のタガは、何処かが外れたままだった

今まで続けていた我慢もそこが限界で、どっちに転がるにしても、これ以上宙ぶらりんではいられない

 

「ねぇ、お姉ちゃん…。お願い、聞いてくれる?」

 

女神様の前で、それ以外の誰かにお願いをするのは随分と失礼には思う

でも良いんだ。祈るしかない相手よりも、お話を聞いてくれる身近な人に私は頼りたかった

 

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