この間、屋上前の踊り場で真奈に襲われてからというもの……。
「おはよっ、京ちゃん!」
「う、うん。おはよう真奈。……っん」
真奈はそれで味をしめたのか、そういうスキンシップを積極的に取ってくるようになっていた。
今も自分の身体で他の視線を防ぎつつ、俺のスカートの中へ手を突っ込んで尻を揉みしだいてくる。
しかも、しばらくすると……。
「んんっ……! ちょっ、真奈――」
……始まった。今度はショーツ越しにおまんこをすりすり、と触ってきた。
「どうしたの、京ちゃん?」
どうしたも、なにも。真奈が俺のおまんこを刺激するから……。しかも、当人は心配そうな顔をしながら責め手は一切緩めないのだから恐れ入る。
もっとも、俺は俺でちゃんと抵抗すればいいんだろうけど……。
「あっ、くぅ……」
あの時の、真奈に与えられた快楽を思い出す。そして、それをもう一度味わいたい、と無意識に考えて、勝手にヘコヘコと腰を動かしてしまう自分の浅ましさに反吐が出る。
今も真奈に擦られて、少しづつおまんこが湿ってきているのを自覚する。今はまだ大丈夫だけど、これ以上やられたら……。
俺は真奈の腕を弱々しく掴むと、これ以上はダメだと告げる。
「ま、まな……。これ、以上は遅、刻しちゃうから……」
自分でも驚くほど上擦った、淫らな声が出た。それはまるで、俺がもっとしてほしいと思ってしまっている心境を表しているようで……。
真奈もそれに気付いたのだろう。淫蕩な笑顔を浮かべて顔を寄せてくる。
「良いよ、京ちゃん。……それじゃ、また後で、ね」
「んぅ……!」
真奈は最後の挨拶とばかりに、小さく勃起したクリトリスをかり、と指で引っ掻く。俺はそれで軽く絶頂。ショーツに愛液が染み込むのを感じた。
まだ、これから学校なのに……。
ショーツを穿きかえるため、家に戻る時間はないから、このまま濡れたショーツで1日を過ごさなきゃいけない。
もし、クラスメイトにバレたらどうしよう。そんな事を考えた時。ぶるり、と恐怖と僅かに芽生えた
だが、俺は――というよりも真奈も気付いていなかった。
既に一連のやり取りが、とある生徒に目撃されていたことを。そして、興味深く観察されていたことを……。
幸いにして俺のショーツが濡れていること、そして発情してしまっていることがクラスメイトにバレることはなかった。
そして昼休み。俺と真奈は手早く弁当を食べ終わり、そそくさと教室を出る。
ちなみに、俺の意識が出る前から真奈とは仲が良かったようで、クラスメイトからは不審がられてはいないようだ。
ともかく、俺たちは比較的教室から遠く、あまり使用されていないトイレの個室へ移動。そして……。
「あっ、んぅ……。真奈、気が早いってぇ……!」
「そういう京ちゃんだって、期待してたんでしょ?」
個室に入って、鍵を閉めた途端。待ちきれないとばかりに、真奈は後ろから俺のおっぱいを制服越しに揉みしだく。
真奈の手によって、ぐにぐに、と面白いくらいに形を変える俺のおっぱい。
真奈曰く、俺のおっぱいは張りがありつつも柔らかく、揉み心地がさいこう、なんだそうな。
しかし、このまま揉まれ続けたらまたショーツに染みが出来てしまう。
だから俺は、おっぱいを揉んでいる真奈の手にへ俺の手を合わせつつ彼女にお願いする。
「真奈ぁ、このままじゃ、また濡れちゃうから。その前に脱がせて……?」
俺の要求に興奮したのか、真奈は鼻息を荒くしながら食いぎみに応える。
「ふふふっ、やっぱり京ちゃんだってお待ちかねだったんじゃない。……良いよ」
そう言って彼女は俺を自分の方へ向かせるとしゃがみこみ、スカートをめくりショーツをまじまじと見る。
彼女の視線と、おまんこに感じる吐息で下腹部がずくん、と疼き、おまんこが濡れてくるのを感じる。
……きっと、今の俺は顔を、かぁ、と真っ赤にしているのだろう。
顔、どころか全身が恥ずかしさから火照ってしまっていた。
……それよりも、だ。
「ね、ねぇ真奈? そんな見られてたら……」
じぃ、と見られている状態で脱げる訳がない。だけど、真奈はそれがお望みのようで……。
「どうしたの? ほら、脱いで良いんだよ?」
「~~~~……っ!」
真奈に見られる羞恥でおまんこがじゅく、と愛液を吐き出してるのが分かる。このまま穿いてたら、それこそ午後の授業を濡れたショーツで過ごすことに……!
恥ずかしい、恥ずかしいけど……。
俺は意を決して、真奈が見ている状態で脱ぎはじめる。
……つぅ、と、おまんことショーツの間に愛液が糸をひいているのを感じる。
そして、真奈の吐息を直に感じたことでおまんこの入り口が魚の鯉みたいにぱくぱく、と蠢いているのが分かった。
「う、うぅ……」
結局、びっしょりとまではいかないけど愛液濡れになっちゃった。
ショーツの一部が染みで色濃くなっているのを見て、気分が落ち込んでくる。
午後からの授業どうしよう……。
一応、今日は体育。着替える必要がある授業はないけど――。
「ひぁっ……! うぅ――」
この後の事を悩んでいた俺は、唐突におまんこから感じた悦楽に上擦った声をあげる。
そこには無視するな、といわんばかりに俺のおまんこへ、つぷっ、と指を挿入している真奈。
そして彼女はなにも言わずにぐちゅぐちゅ、とおまんこを弄りはじめた。
「あっ、あっ、んぁっ……! ちょっ、あん! 真奈、急に……!」
「急に、じゃないよ? 京ちゃんが言ったんじゃない。はじめる前に脱ぎたいって。で、もう脱ぎ終わったんだから問題ないよね?」
「それは、ぁ……。そう、だけどぉ……!」
おまんこの敏感な部分を擦りながらそんな事を言う真奈。
そんな真奈の指に翻弄されて、俺はぴゅっ、ぴゅっ、と床に愛液を撒き散らしていた。
がくがくと足が震え、立ってるのも辛くなってきた。
そして、足から力が抜け、尻もちをつきそうになるが……。
「あっ、はっ、はぁ……」
偶然――ある意味必然でもあるが、トイレの個室にいるのだから、俺は後ろにあった便座へ座ることになる。
……大股開きで、真奈におまんこを見せつけるようにしながら、だが。
しかし、その時。俺は息を整えるのに必死でそれどころではなかった。
「んぁっ、はぁっ、はっ、は、ぁ……」
その俺の姿に真奈は瞳を輝かせると、俺のおまんこへふたたび指を這わせる。
「ふふっ、そんなに気持ち良かったんだ、京ちゃん。……おっ、かわいいクリちゃん発見。ご挨拶しなきゃ、ね」
「んぃぃぃぃぃぃぃっ――!」
そういうや否や、真奈は俺のクリトリスを、きゅっ、と摘まむ。それで悦楽が全身にかけめぐり、俺は腰を跳ねさせて絶頂。幸いにして、俺や真奈の制服に愛液がかかることはなかったけど……。
その時、近くから足音が聞こえてくる。
「ぁ……、……ぇ、うそ――」
ここは生徒はおろか、教師ですらあまり利用しないトイレなのに。
俺は驚き、真奈に目配せして息を潜める。
――かつ、かつ、かつ……。
トイレの中に誰か入ってきた!
そして、その誰かは他の個室に入る。がちゃり、と鍵が閉められる音。しばらくはバレないようにしないと――。
――ぬぷ。
「……っ!」
――くち、くち、くち。
……あろうことか、真奈はこんな状況にも関わらず、俺のおまんこへまたもや指を挿入れてきた。
言葉を噛み殺しながら、真奈に抗議の視線を向ける。しかし、彼女は妖艶な笑みを浮かべて――。
「バレたくなかったら、頑張って我慢してね?」
……と、耳元で囁いてくる。
思わず、嘘だろ。と言いたくなる俺。しかし、真奈は本気だったようで、挿入れた指をゆっくりと出し入れしはじめる。
「……っ、ぅ、ん!」
口を手で抑えることでなんとか矯声を上げるのを防ぐ。だが、あくまで今のゆったりとした出し入れだからなんとか堪えられているだけで、これ以上は――。
俺は首を横にぶんぶん振ることで、もう限界。無理だと真奈へ告げる。
すると、真奈は淫蕩に微笑み……。
「もう、しょうがないなぁ……。それじゃ、手伝ってあげる」
そんなことを言いながら、真奈は出し入れの速度を早める。
いきなり強くなった快楽に、俺はこえをあげそうになり――。
「あっ――、んむっ! ――じゅる」
真奈にキスされることで無理やり口を塞がれる。その間にも真奈の責めは激しくなって……。
「んっ! んぅ――! ……ぅ、ちゅ、じゅる!」
真奈の激しい責めと、近くにいる誰かにバレるかもしれない、という緊張。
それらが感じている快楽に上乗せされ、視界が明滅し、頭の中の神経が焼き切れそうなほどの衝撃をもたらしていた。
そして、ほどなく限界が訪れる。
「んっ、んっ、んぅ。……んんっ――――!」
真奈の指をぎゅっ、ぎゅっ、と締め付け潮を撒き散らすおまんこ。身体中ガクガクと震えた後、俺は自分の意識が遠退くのを感じた。
……結局あの後、トイレに入ってきた誰かに、俺たちの痴態はバレなかった、らしい。
らしい、というのはあの後、俺が失神してほどなく誰かは出ていった、というのを真奈から聞いたからだ。
正直、それだけだと疑わしいのだけど、俺の精神安寧のため、そうしておこうと無理やり思うことにした。
そして、放課後――。
俺は元々帰宅部だったようで、他の生徒が部活に精を出している間に帰ろうとしていた。
ちなみに今日、真奈は友人から助っ人を頼まれ、部活の方へと顔を出すらしい。
なので、一人帰ろうとしていたのだが……。
「ちょっと良いかしら?」
「……はい?」
下駄箱で靴を履き替えようとしていた時、後ろから声をかけられた。
なんだろう、と思って後ろに振り返る。そこには、長く艶やかな黒髪をストレートに伸ばし、怜悧な顔でこちらを見つめる長身でグラマラスな女生徒。
「九条、先輩……?」
俺たちの一学年上、この学校の生徒会長である九条遥の姿があった。
彼女は俺に向かって、呼び止めた理由を話す。
「ちょっと、話を聞かせてほしいのだけど、今、時間は大丈夫?」
「はぁ……。えっと、大丈夫ですけど……?」
生徒会長が俺にいったい、なんの用事があるのか。皆目見当がつかない。だが、それは彼女には関係ない話で――。
「そう、良かった。なら、着いてきてもらえるかしら?」
そう言って踵を返す九条先輩。そんな彼女の後を、俺は頭を捻りながら着いていくのだった。