……いったい、二人がこの部屋を去ってから、どれくらいの時間が経ったんだろう。もう、どれくらい絶頂ったのかも分からない。
それどころか、いま絶頂ってるのか、絶頂ってないのかすら、もう分からなくなってる……。
腰は常にびくびくと震え、全身は汗だくになり、頭は酸欠と許容量を超えた快楽でぼぅ、としている。
「ひ……、ぁ、は――。ぅ……」
声は絶頂く度に叫んでいたことで既に枯れ、まともな声も出せない。
部屋は俺の、牝の性臭で充満し、完全に鼻がバカになってる。
そんな中で微かに匂うアンモニア臭。
何度も何度も絶頂かされたことで尿道が緩み、失禁していた。
……もう、恥ずかしいと思う気持ちも、余裕もない。
おまんこは度重なる電マの刺激で、完全にぐずぐずになり、いまならきっと、小さい人の腕程度なら入るかもしれない。
アナルも完全にディルドーを受け入れてしまい、きちんと締まるか、それが恐ろしい。締まらなければ、日常生活にも支障をきたすのだから。
……もっとも日常生活以前に、まず、生き残れるかを心配するべきなのかもしれない。
心臓が爆発しそうなほどに鼓動している。いまも、何とか理性的な思考を出来ている――というよりも、そうやって現実逃避していないとあっという間に狂う――が、それもどこまで保つか……。
「ふ、ぐ……ぁ、ひ――。ぅ……」
……今もどんどん思考に霞がかって、しろくなっていく。このままじゃ……。
「か、ひゅ……。ぅ……、あっ――」
「うわぁ、これはひどい。……生きてるかしら? 大丈夫、京香さん?」
……誰かの声が聞こえてきた。俺は霞んでいる視界で、声が聞こえた方向を見る。
「あら、完全に瞳から光がなくなってるわ。待ってなさい、いま止めてあげる」
……とめて、あげる? なに、を――。
その人が言うことを理解できなかった俺だが、すぐにその意味が分かった。
おまんこと乳首、アナルを蹂躙していた刺激が小さく……。ちがう、なくなっていく。
……おれのいしきを、……むりやり、もたせ……てい、た……しげき、が、なく……なって――。
「――――」
――だれか、がな、にか……。
そこで、俺の意識は途絶えた……。
翌朝、京香の惨状を見た遥は、さすがにやり過ぎたか、と反省していた。
まず、部屋の中に入った瞬間感じた、むせ返るほどの性臭。これは、しばらく匂いがとれないな。と、完全に理解した。
そして、ベッドに拘束していた京香は、もはやまともに動くことすら出来ないのか、ぴく、ぴく、と痙攣するのみ。
どういう状態になったのか、確認するために近づけば彼女の焦点はあっておらず虚空を見つめ、シーツはびしょ濡れ。それどころか、吸いきれなかった分が、端からぴちゃ、ぴちゃと垂れ落ちている始末。
また、彼女の股近くのシーツは黄色く変色しており、それで何があったのか彼女は理解した。
しかし、それでも未だに膣からはぴゅっ、ぷっ。と少量の潮を断続的に吹いていて、電マで押し潰されている秘裂部分は、泡を吹いたように本気汁で白く染まっていた。
その惨状に、内心慌てていた遥だが、それを悟られないように近づく。が、京香は近づいてきた人物が遥だということを認識できているか自体、既に怪しかった。
事実、京香を責めていた道具たちの電源を切った瞬間、彼女は意識を失ったことから、京香は遥のことを認識できていなかったのは確かだった。
さすがに、これはすぐには使い物にならない。と、理解した遥は、後始末させるために千鶴を呼ぶのだった。
――くち、くち、ぷちゅ。
「う、うぅ……」
……俺の耳に、くぐもった水音が聞こえ、なんだか気持ち良い感覚が頭へかけのぼってくる。
この感覚、なんか覚えが――。
「あっ、ふぁ……ひ、ぅ――」
「……悩ましげな顔しちゃって」
「気持ち良さそうですね、あれだけのことがあったのに……」
誰か、の話し声がする……? 起き、ないと……。
俺が目を開けると、側にいた二人と目が合う。
「あら、目が覚めたのね? 気分はどう?」
一人は俺の心配をしながらも、俺のおまんこを指でかき混ぜてる九条先輩。そして、もう一人はメイドの千鶴さんだった。
「あっ、ぁ――。き、ぶん……? おまんこ、気持ち、いいです――」
俺は九条先輩へ、素直にかき混ぜられてるおまんこが気持ち良いことを告げる。
そんな、俺の返答に……。
九条先輩はなんともいえない顔を見せている。
……言いたいことは分かってる。きっと、俺の身体を心配してるってことは。
でも、既にもう遅い。……あの一晩中の責めで、俺はバカに、きっともう壊れてしまったのだから。
先輩は気持ちを切り替えるようにこほん、と咳払いをすると俺に話しかけてくる。
「それじゃあ、改めて聞くわね京香さん。今日はどちらでして欲しい? こっち――?」
おまんこをほじくられる。俺は首を横に振って否定する。
「じゃあ、今日もこっち?」
次にアナルへ突き立てられる指。ぐぽ、ぐぽとほじられながらも、俺はさっきと同じように首を横に振って否定。
俺の態度に、先輩の顔が怒りに染まっていくのが分かる。でも、しかたない。俺の望みは――。
「貴女、自分の立場――」
「両、方――」
先輩の怒りがこもった言葉に合わせた俺の発言を聞いた彼女は――。
「はぁ――?」
さすがに予想外すぎたのか、呆けた声をあげた。
でも、それが事実なんだ。だって――。
「足り、ないの。おまんこだけじゃ、お尻だけじゃ……。だから、ください。両方、に――」
……そう、一晩中責められ、灰すら燃え尽きそうなほど燃え上がった性欲の前では、片方だけでは既に足りない。だから――。
「両方、一緒に……。俺を、めちゃくちゃにして……?」
先輩に向かって手を伸ばしながら要求する俺。
そんな俺の淫靡な姿に、先輩は――。
「それじゃ、挿入れますね」
「う、ん……。挿入っ、て、きたぁ――」
まずは、裸になった千鶴さんが腰に着けたペニスバンドに生えている、立派な逸物を俺のアナルへ挿入れてきた。
強引に侵入し、腸壁をごりごり削る感覚がたまらない。
――ぴゅっ、ぷっ。
俺が軽く潮吹きしたのを驚いている千鶴さん。
「……もう、絶頂ったのですか?」
「う、ん……。だって、きもち――ぃ」
千鶴さんに答えながらも、ぴく、ぴくと痙攣する俺。……でも、やっぱりこれだけじゃ――。
きっと、いまの俺は物欲しそうな顔をしているだろう。
俺の顔を見た先輩は、嗜虐的な、でも愛おしいものを見るような目で俺を見つめる。
「本当に、良いのね?」
「う、ん……。きて、ください」
両手でおまんこを拡げながら先輩を誘う。拡げたおまんこからは、ごぽっ、と愛液と本気汁が滴り落ちる。
それを見た先輩は鼻息荒く俺に近づいてくると――。
――ず、ぐん。
「か、はっ――ぁ」
迷うことなく、おまんこの最奥までペニスバンドを挿入。一気に突き入れられたことで結合部から血が流れるが……。
「いたく、ない……」
それどころか、ポルチオに先端が当たったことで腰ががくがく震え、おまんこから本気汁が溢れだしてくる。
「あっ、ぁ――。ふ、くっ、ぅぅぅぅぅぅ……!」
俺は先輩にのし掛かる形で絶頂。おまんことアナル、二つの穴がそれぞれのペニスバンドを搾るように収縮する。
しかし、その程度で終わりな訳がない。
――じゅ、ずるっ、じゅく、ずんっ!
「あっ、あっ、これっ――。すご……! ひ、ぅ……!」
まず先輩が動きだしておまんこを犯し、ついで千鶴さんが動きを合わせるようにアナルを犯し始める。
「あっ、お、ほ――! ぅ、お……! は、ぁっ――!」
二つの責めを受け、ひたすら喘ぐ俺。そんな俺に先輩は――。
「……本当に気持ち良さそうね。この、ド変態の淫乱娘!」
「ひ、ぐっ――!」
先輩の罵声を浴びて、俺の背中にぞくぞく、とした快感が走る。
「そう、ですっ! 俺、淫乱、っだから……。もっ、とぉ――!」
「ふ、ふふ! 本当にかわいいっ! なら、これならどうっ――!」
そう言って先輩は俺のおっぱいを激しく揉みしだき、乳首を痛いほど引っ張る――!
「あっ、は――! それ、いい。いい、よぉ……! もっ、とぉ……」
――ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ!
おまんこから溢れる愛液の量が増え、さらなる卑猥な音を部屋全体に響き渡る。
そして、その音を聞いた先輩の動きは激しくなり、俺もまたそれに呼応するように腰を振る。だけど――。
「まったく、お嬢様? そんな動きだけではいけませんよ?」
そう言いながら、千鶴さんは腕を俺の股まで潜り込ませると――。
――きゅっ、きゅっ!
「んっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁ――――! 」
俺のクリトリスを優しく摘まみながら、しごいてくる。そんなクリトリスから頭の天辺へ貫かれた快楽で俺は絶頂。仰け反り、先輩におっぱいを突き出す形でがくがく、と震える。
俺の絶頂し、歪んだ顔を微笑みながら見ていた先輩は……。
「うふふっ、ちゅぅ――」
「ひぐぅ――! ち、くび、すっちゃぁ――!」
俺の乳首をはむ、と咥えると赤ちゃんのようにちゅう、ちゅう吸いながらペニスバンドを最奥、ポルチオへ擦り付ける。
その快感に、俺の頭は真っ白になり、ばちばち、と電流が奔る。
その間にも千鶴さんからはクリとアナルを責められ――。
……その後の事は良く覚えていない。
ただ、覚えているのはおまんことアナルを同時に突き上げられ絶頂したことと、その後、ペニスバンドを同時に引き抜かれ、また絶頂。
ぴく、ぴく、と身体を痙攣させながら先輩に覆い被さるように倒れ込み――。
「んっ、ちゅ……」
先輩にキスされて、多幸感に包まれながら意識が堕ちていったことぐらいだった――。