「緒山!俺と付き合ってくれないか!」
「えっ…えぇぇ~~~~っ!?」
どうしてこうなったーーー!?
数日前、代理でラブレターを渡してしまったばかりに巻き込まれた騒動。
ゆうた君を勘違いさせてしまったのには、若干自分にも責任があると感じていた。
そのため何かフォローしなきゃいけないとは思っていたが、まさかゆうた君から改めて告白されるとは思いもしなかった。
「ちょっと待って待って!前も言った通り、あれは色々と行き違いがあってだね…」
「あぁ、あの時は俺も緒山からの手紙だと勘違いして…けどあれを切っ掛けに自分の気持ちに気付いたんだ。」
「私も悪かったと思ってて…って、え?気持ち…?」
よく見るとゆうた君は顔を真っ赤にしていた。
時折体を震えさせながら、ふり絞るように言葉を紡ぐ。
「前から緒山のこといいなと思ってて。ゲームの話できるし、結構話しかけてくれるし、それにオシャレで、かっ…可愛いし!」
「あぅ、可愛いって…」
いきなり可愛いなどと言われ、耳がかっと熱くなるのを感じた。
ゆうた君は真っすぐにオレの瞳を見据えて続ける。
「だから改めて言いたい。好きだ緒山。俺と付き合ってほしい。」
「~~~~っ!」
初めての衝撃だった。
顔がぽぽぽっと熱くなり、頭がクラクラとした。
ゆうた君の顔を見ていられず、思わず目を逸らしてしまう。
「やっぱりダメか…?」
ゆうた君が不安気にオレの顔を覗き込む。
「いや、ちょっと突然でぇ…驚いて…」
「頼む、この場で答えてくれ。」
ゆうた君はオレの肩を掴み、真っすぐに瞳を見据えて言った。
その真剣な視線と気迫にオレは…完全に落ちた。
「は、はいぃ…」
「いっ…いいのか!?」
「うん、いいよ…」
————————————————
その晩、オレは布団に入っても眠れずにいた。
ゆうた君があまりにも真剣だったから、男子相手にもかかわらずついOKしてしまった。
ただ何というか、あんな愛の告白を受けるのは、悪い気はしなかった。
男だった頃は当然のごとくそんな経験はなかった。
(けど、相手は男子だぞ?)
(けどけど、断ったらかわいそうだし!)
(そうだ!自分が男の頃に憧れた女子とのお付き合い、それを今の男子に経験させてやるんだ!)
(決して自分がときめいたからではなく、あくまで少年へのボランティア精神であって…)
我ながら、誰に言い訳しているんだか。
しかし、付き合うと言っても、これからどうしたらよいものか。
これまで全く経験が無いのでしばし思案する。
(ゆうた君、なんて言ってたっけ。)
「好きだ」
「俺と付き合ってくれないか」
「オシャレで、可愛いし」「可愛いし」「可愛いし」
ゆうた君の告白の言葉が頭蓋骨の内側を反射して脳の中でこだました。
気付けばアニメのお気に入りのシーンを何度も繰り返し再生するように、告白の言葉を頭の中でループさせていた。
胸が幸福感でいっぱいになる。
無意識に股間に手を伸ばしていた。
女になってからは一度もしていなかったコト。
この突起が気持ちいい事は女の子として生活する中で察しはついていた。
みはりに脅されたのもあったけど、女の子の友達と過ごすのが楽しくて、これまではあまりそういう気分にならなかったのだ。
けれど今はもう我慢できなかった。
ゆうた君のことを思い浮かべながら、下着の上からクリトリスを親指で軽く押す。
蜂蜜のような甘い快楽がじわりと広がり、思わず吐息が漏れた。
(ゆうた君って男子の中では結構カッコいい方だよな。)
自分の好きだったエロ同人を参考に、彼に抱かれることを妄想する。
自然とクリトリスを刺激する指の動きが速く、強くなった。
「ふうっ…ふうっ…はぁっ、くうぅっ!」
声が出そうになるのを何とか抑え、達した。
オレはその晩、初めて女の快楽を知った。
————————————————
オレ達の秘密の交際はこうして始まった。
クラスの皆や家族にバレないよう、スマホのメッセージアプリで時間と場所を指定する。
誰にも知られてはいけない内緒の逢瀬。
オレの頃はスマホなんてまだ持ってない子が多かったから、当時の恋人達はもっと苦労したのだろう。
まぁオレの場合、スマホがあったところでやり取りする相手などいなかったのだが…
こっそり会った所で、交わすのは日常の延長の他愛のない会話だ。
しかし何度も会うことで、オレ達はどんどん打ち解けていった。
女子の友達とあまりできない話をするのはやっぱり楽しい。
ゲームの攻略法を議論したり、少年漫画の感想を言い合うだけであっという間に時間が過ぎた。
クラスではわざと素っ気なく対応しなければならないのはもどかしいが、その分放課後に会う時の喜びはひとしおだ。
どことなく非日常的なスリルも味わえた。
ある日、いつの間にかゆうた君と話すのが待ち遠しく感じるようになっていた自分に気が付く。
別れるのが惜しくなり、帰る時間になっても自分の方からついつい会話を引き延ばしていた。
(なんかこれじゃオレの方が惚れてるみたいじゃんか…!)
猛烈に恥ずかしくなるが、認めざるを得ない事実だった。
その頃には、毎晩ゆうた君をオカズに自分を慰めるようになっていた。
彼のモノが入るのを想像して、指を入れてナカの刺激を味わうほどに。
(このオレが、男子をオカズにするなんて屈辱だ…)
(だいたい凌辱系を至高としてきたのに、これじゃ純愛系だぞ…)
しかし、日に日に彼と繋がりたい欲望は増すばかりだった。
————————————————
チャンスはいつも突然やってくる。
ゆうた君が彼の自宅でゲームをやらないかと誘ってくれたのだ。
やりこみ要素の強い冒険モノで対戦や協力プレイもできるのだが、相手がいないのでずっとソロプレイだったやつである。
学校が終わった後、ゲーム機を取りに一度自宅へ戻った。
ついでに私服へと着替える。
ずいぶん悩んで、やっと短い丈の白のワンピースを選び出した。
ついでに下着も一番可愛いのに替えた。
(何を着ていくかこれまでで一番悩んだ気がする…)
すっかり、遅くなってしまった。
冷やしたペットボトルのジュースを2本、保冷バッグに突っ込むと、家を飛び出した。
季節は真夏。
太陽が容赦なく照りつけ、道の上には陽炎が揺れていた。
こんな暑い夏の空の下を、ワクワクとした気持ちで歩くなんていつぶりだろう。
どこか懐かしい気持ちになりながら、足早に彼の家へと向かった。
「よぉ、いらっしゃい」
「ハァハァ…ゴメンね、遅くなって」
出迎えてくれたゆうた君は少し照れたようにオレの体をチラチラと見ている。
初めて見せる私服は彼の好みにマッチしたようだ。
まずは1点先取といったところか。
「気にするなって、外暑かっただろ?俺の部屋は冷房効いてるぞ」
「やった!おじゃましまーす」
「おう、今日はウチの親遅いから遠慮しなくていいぞ」
ゆうた君の部屋はやはり男子という感じで、飾り気のない学習机の横にサッカーボールがぶら下がっているのが見えた。
冷房のおかげで涼しく、外のうだるような暑さで焼けた体が一気に癒される。
「わーい!涼しーい♪」
「まぁ、座れよ。ベッドしかないけどな。」
すすめられた彼のベッドに腰かける。
涼しさについテンションが上がってくる。
スカートの裾を少し持ち上げながら、足をバタバタさせてスカートの中にも冷気を送り込んだ。
ゆうた君がチラチラ見てきたが、もちろん狙い通りである。
ゲーム機を持ってきたゆうた君がベッドに座ったタイミングで飲み物のことを思い出した。
「あ、そうだ。はいこれお土産」
「おっ、これ好きなやつだ。サンキュー」
持ってきたペットボトルを二人とも開け、喉を潤す。
「それじゃ早速…」
「やるか!」
いよいよゲーム開始だ。
対戦したり、協力プレイしたり、今までできなかった要素を思う存分味わう。
協力しないと入手できないレアアイテムを取り、協力しないと倒せない敵を倒し、一気に攻略を進めることができた。
二人ともゲーム好きなので本当に楽しい時間だ。
盛り上がってきたところで悪戯心が湧いてきた。
「よーし、次のバトルは負けたら罰ゲームね!」
「えっ!?マジかよー。今日まだ勝ててないからなぁ」
何かを賭けた勝負はスリルが増す。
それに他の目的も…ね。
勝負は当初オレが優勢で、ほとんど勝ちを確信していた。
しかし終盤、ゆうた君が隠していた切り札を解放し、あれよあれよと逆転されてしまった。
「うっそぉ!?絶対勝つと思ったのに…」
「よっしゃ!今日ずっと使わずに温存してたから緒山でも読めないと思ったんだよな~」
「くぅ~、踊らされてたなんて!」
マンガのような見事な逆転劇。
相手の思い通りに負けたのはちょっと悔しい…だが実はこの敗北の方が本命だったりする。
「それじゃ罰ゲームを、ってあれ?そういえば罰ゲームの内容決めてないぞ」
「そうだなぁ…じゃあ『勝った方は、負けた方に何でも命令できる』とします。有効なのはこの部屋の中だけね。部屋を出たらおしまい。」
「えっ…?お、おいそれって」
「ん、何でも命令していいよ」
ゆうた君の手を握り、彼の目を見た。
彼の顔が一気に紅潮する。
しばし流れる沈黙。
「じゃあ、抱かせろ」
「!」キュン
「いいよな?」
「は、はい♡」
DCの彼は言葉通りの意味で言ったんだろうけど、大人の意味を知っているオレはちょっとクラっと来た。
ゆうた君がオレを抱き寄せた。
男子の筋肉質で固い体だ。
JCになってから女子とは何度もハグしてきたけどやっぱり違う。
女子にならなければ、男子の体の感触なんて知ることはなかっただろう。
お互いに頭を寄せてこすり合う。
柔らかな髪の感触とかすかなシャンプーの香りを感じた。
「緒山の髪、すっげぇいい匂いする」
「わっ…そ、そうかな?自分じゃわからないし~」
首筋の匂いをかがれ、耳元でささやかれる。
自分の中のエロい気持ちがどんどん昂っていた。
ゴクッと生唾を飲み込み、意を決して言う。
「ねぇ、次は?」
「…次?」
「やっぱわかってなかったんだ~。『抱く』ってオトナの言葉でエッチするって意味だよ?」
「えぇっ!?お、俺そういうつもりじゃ…ただ普通に抱きしめたいと思って…」
「もう言っちゃったんだから…女子をその気にしちゃったんだからやめるなんてナシだよ」
「わ、わかったよ」
「じゃあ次にするコト、わかるよね?」
ゆうた君の目を見据えて、唇にそっと指を添える。
鈍い男子でも流石に察したようだ。
「キス、するぞ」
「はい♡」
そっと唇を重ねた。
軽くつつきあい、舌を出して舐めあう。
んちゅ…ちゅぱ…れろ…
(なにこれぇ、とろけるぅ…)
二人とも夢中で舌を絡ませ、お互いの舌を味わう。
一息つくために離れると、二人同時につぶやいた。
「「キスってこんなに気持ちよかったんだ」」
顔を見合わせ、思わず笑い合った。
ここから先は命令も確認も不要だった。
何も言わず二人とも服を脱ぎ、下着だけになる。
自分で言うのもなんだが、この体は白い肌に整ったプロポーションの魅惑的な身体だ。
胸のボリュームがあまり無いのはご愛嬌だが。
それでも男子をその気にさせるのには十分だったようで、ゆうた君に押し倒された。
彼の体重を感じると胸がキュンとした。
抱き合って、再びキスをする。
体中を撫で合い、彼は少女の柔らかくてなめらかな体を、オレは少年の固い筋肉を存分に味わい高め合う。
服を脱いで抱き合うと、彼の固いモノの存在を感じるようになっていた。
まだ成長途中にもかかわらずそれは立派にそそり立ち、パンツの布を押し広げている。
オレで興奮してくれているのだと思うと嬉しい気持ちでいっぱいになる。
「ブラ、外すぞ」
「わぁゆうた君のえっち!…外し方わかる?」
「え~っと、よし外れた」
こいつ…オレが初めて自分でブラを外した時よりスムーズだったぞ。
「緒山、小柄なのに胸は結構あるんだな」
ふよふよとささやかな膨らみを揉まれる。
ゆうた君はしばらく胸を堪能した後、ふいに乳首にキスをしてきた。
「はうっ」
いきなり乳首に唇のふわっとした刺激が加わって、思わず声が出てしまう。
彼はそのまま乳首を重点的に責めてきた。
片方は舐めたり唇で挟んだりと口を使い、もう片方は指で摘まんだり転がしたりして刺激した。
「あっ…あん…あうぅ…これダメぇ…♡」
強い快感が脳を襲う。
乳首は性感帯なのだと、体で理解させられている。
「おぉ、本当に乳首も勃起するんだな」
「えっ?」
自分の胸を見てみると、二つの突起は見たこともないくらい盛り上がり、普段より色が赤く濃くなっていた。
普段は柔らかい突起だが、彼が摘まむ時のコリコリとした感触からするとかなり固くなっている。
「ネットで調べた通りだった」
「あっコイツぅ、ネット知識を私で試したなぁ~~?」
仕返しにゆうた君の髪をわしゃわしゃする。
「ごめん!ごめんって!」
しばしじゃれあった後、笑いあう。
よーし、こちらもやられっぱなしではいないぞ。
「お返し♪」
不意打ちで彼の乳首にキスをする。
「わぁっ!男にそういうのはいらないんだって!」
そういいつつも彼の股間のモノがピクピクしているのをオレは見逃さなかった。
恥ずかしがって悶える反応が可愛い。
もっと攻めてやりたいと思い、オレは彼の股間へと手を伸ばした。
固くなったそれをパンツの上から優しく撫でる。
「うわっ…緒山、ちょっとこれヤバイって…」
コレの扱いはお手のものだ。
男としてシて欲しいことはよくわかってる。
かつて男だった時ならば、男のモノを愛撫するなんて絶対に嫌だったはずだろう。
しかし今は、この少年のことが愛おしくて仕方ない。
もっと気持ちよくしてあげたい。
奉仕したい。
「緒山…ごめん止めて、出ちゃうから…」
「あっ!ゴメンね、ちょっとやり過ぎた」
彼の苦しそうな声で我に返り、慌てて手を離す。
危うく暴発させてしまうところだった。
こんなところで夢中になっているわけにはいかない。
だって、本番はこれから…なんだから。
「緒山…」
「…うん」
最後に残ったパンツを二人とも脱ぐ。
「これが女の…ちょっと広げて見てもいい?」
「うん、いいよ」
彼は指で割れ目を押し広げ、内部をまじまじと観察する。
女の部分は自分自身からは見えない位置にあるので、オレだってきちんと確認したことはない。
なんかズルいぞゆうた君。
「すごい、トロトロだ。こんなに濡れるんだな。」
「そ、そうだぞ。そのおかげでスムーズに挿入できるんだから。」
知ったかぶって答えたが、こんなに濡れたことに自分でも驚いていた。
愛液は穴から溢れて周辺にまで塗り広がり、割れ目をいやらしく光らせている。
ゆうた君がゴムを取り出し、付け始める。
男の時は使用の機会に恵まれなかったモノ。
初めて見るエロいアイテムに思わず唾を飲み込んだ。
まだ成長途中のためか、彼のは勃起した状態でもそんなに大きくはなかった。
女子としては、いきなりビッグサイズを挿入するのはちょっと怖かったので、少し安堵する。
それに、元の自分のより大きかったらちょっとショックだし。
男子の戦闘準備は完了したようだ。
仰向けに横たわり、覆いかぶさる彼を受け入れる。
「それじゃあ入れるぞ」
「うん」
これからエロ同人みたいなことをするんだ。
心臓が痛くなるくらいバクバクと脈打つのがわかった。
しかし、ここは初めての二人。
挿入しようとするが、なかなか上手く行かない。
穴が見つからず、悪戦苦闘するゆうた君。
オレも感覚を頼りにサポートする。
「あ、そこかも。」
「ここ?」
「うん、ゆっくり押し込んでみて。」
ようやく先端が穴の入口にあてがわれた感覚があった。
彼が少しずつ入ってくる。
少し痛いが、我慢できる程度だ。
「大丈夫か?」
「大丈夫…ちょっと動かずにこのままでいてくれる?」
「わかった、無理するなよ。結構キツイんだな。」
八割ほど彼を飲み込んだところで少し休憩。
緊張のためか、自分の下腹部の筋肉が彼のモノを強めに締め付けている感覚があった。
そのため、彼も少し痛いのだろう。
お互いに痛みをこらえているにもかかわらず、望んでまぐわっているのはなんだかおかしかった。
「そろそろいいか?」
「いいよ、動いて」
まだキツイので、ゆうた君はゆっくりと腰を動かし出し入れを始めた。
まだ少し痛みがあったが、滴るほど濡れていたおかげか気持ちよさを損ねるほどではなかった。
むしろちょうどいいスパイスとすら感じる。
「くっ、はぁはぁ」
「あぅ、あぁっ」
彼の吐息に興奮する。
本当にオレ達繋がっているんだ。
セックスをしているんだ。
彼が腰を動かすと下腹部がクリトリスに当たり、心地よさが広がる。
いつしか結合部からの刺激を支配するのは、痛みから快楽へと移り変わっていた。
緊張が解けたことで過剰な力が抜けたのか、彼のモノが当初よりスムーズに出入りする。
「あうっ…だめっ、だめぇっ♡」
リズムよく体内をこすられるようになったことで、女の子の声が勝手に出てしまう。
少女特有の可愛らしいソプラノが奏でるいやらしい喘ぎ声。
髪から漂っているであろう甘い香り。
少年を狂わせるには十分過ぎるものだろう。
腰の動きが速まった。
性に目覚めたばかりの少年と少女が、純粋にただ本能のままにまぐわっている。
ペニスがぬるぬるの膣内を激しく抽送する。
とめどなく送られてくる刺激に脳が塗りつぶされた。
「ひぃうっ!だめっ!だめぇぇっ♡♡」
「ごめん緒山!我慢できない!」
ゆうた君が腰の動きを更に速めた。
カリ首がGスポットを強くこすりあげる。
先端は最奥に突き刺さる。
ペニスはズコズコと力強く膣内を蹂躙した。
「あぁぁっ!あひぃっ!壊れる!壊れちゃう!」
声は悲鳴に近くなっていた。
涙が勝手に溢れてきて、瞳を濡らした。
枕をギュッと掴んで恐怖すら感じるような激しい快感に耐える。
「もうダメぇ…イクイク♡イクぅ!」
「俺も…イクぞ!」
彼のペニスの先端が膣の最奥にググっと押し付けられた後、ビクビクと震えた。
その刺激でオレも一気に昇りつめ、膣が収縮して彼のペニスを締め付けるのを感じた。
初体験での同時イキだった。
2人とも体を重ねたまま動けず、ぐったりとしばし横たわった。
部屋の中で聞こえるのは、二人の荒い息遣いとエアコンのかすかな作動音だけだ。
息を整えてようやく動けるようになった後、二人していそいそと後片付けをした。
彼の外したコンドームにかなりの量の精液が溜まっていたのを見て、ちょっと興奮したのは内緒だ。
「なんかゴメンね、最後強く締め付けちゃって。痛くなかった?」
「え?俺は全然大丈夫だよ!こっちこそガンガン突いちゃって、痛くなかったか?」
「ん~~ちょっとズキズキするかも…ゆうた君すっごく激しかったし♡」
「えぇっ!マジか、ゴメン…」
「じゃあ今度ワガママ聞いてもらおっかな♪」
自分で言っといてなんだがオレ、小悪魔すぎるな。
————————————————
帰り道、家まで送ると言い張るゆうた君をなんとかなだめ、一人で自宅へと歩いていた。
万が一、男子の家から出て一緒に歩いている所なんか同級生に見られたら、この関係はおしまいだ。
ここは大人の慎重さを発揮して、念には念を入れた。
しかし、ずっと憧れだった性交を自分が体験できるとは。
男の頃は一生できないかもしれないと諦めていたので、なんだか自信が湧いてくる。
ただ、童貞より先に処女を失ってしまったのだけれど…
男の子を初めて受け入れた女の子の部分がズキズキと少し痛む。
しかしその痛みすら、彼に愛された印を刻まれたようで嬉しい。
これからこんなことを何度もするんだ…
期待感に胸を膨らませた。
「純愛系も悪くないかもな」