第1章 第一特異点 A.D.1431 邪竜百年戦争 オルレアン 副題「竜の魔女」
第7節 それぞれの夜
寝室回:オルガマリー・アニムスフィア
先行公開版です。
【推奨BGM:センチメントに触れて (Arrange Ver.)】超昂天使エスカレイヤー・リブートより
夜の帳が下りる。
「んく、ぁ、あ……っ……ひゃぁ、立香の、指、が……っ……」
召喚サークルが確立した今、カルデアから各種補給物資を転送することが可能になった。
その中には、調査員が十分な休養を取るためのテントなども含まれており、そのテントには外部に音が漏れないように特製の防衛魔術が施されていた。
夕方の内に組み立てたテントの中で、下着姿のオルガマリーを膝に乗せた立香は、ゆっくりとその身体を愛撫していく。
「そ、その、こんな感じ……で、いいの……?」
「どうして?」
「そ、その、エッチって、もっとこう……」
「……ふむ。まず初心者が知るべきなのは、セックスにルールはなく、お互いの身体の状況に合わせてするべし、だ。それに…………」
「んんっ……! あ、ふあ…………っ」
きゅっと、張りのある乳房をブラ越しに握り締め、同時に下着のクロッチを撫でる。
「……気持ちいいか?」
「え、ええ……び、びりっとして……ドキドキ、するわ……」
「……よし、それなら……この調子で行こうか」
「あっ……は、ぁ、ふぁ、っ……」
20代前半のオルガマリーの肌は瑞々しく、触れてみれば女の子の感触が伝わってくる。強くなりすぎないように気を付けながら、手指を動かしていく。
「んっ……あ、ふ、ぅ……っ……わ、ふわぁっ…………」
「リラックス……と言っても無理か。鼓動、凄いことになってるぞ」
「そ、それは、そうよ……外に、マリーたちがいるのに、こんなこと、してるって思うと……」
「…………ふむ。その割には……抵抗感は、あんまり無いみたいだな」
緊張の兆候は見て取れるものの、肌が触れ合うことに忌避感のようなものを感じない。防音魔術の効力でテントの外に声が漏れるようなことはないとしても、直ぐ側に第三者がいるという今の状況は決して望ましいものではないはずであるのだが……。
「それは……その、マシュに見張りをお願いしてるから」
「マシュに?」
「んっ、ふあ、ひぁっ……あ、あの子は、わたしの事情を知っているから」
「……なるほど。それは安心だ。そういうことなら、もう少し強めに責めるとするか」
「えっ、あ、あ、んんんっ……!?」
最後の一枚を滑り落とし、少女を生まれたばかりの姿に近付ける。形が歪むほどに乳房を揉みしだき、同時にぬるりと、秘部の入口にも指先を触れさせる。
「きゃ、藤丸っ…………! あ、あ、ん、ふぁっ!」
「……胸の先、硬くなってるぞ。少しずつでも気持ちよくなってるか?」
「あっ、そこ、ふあぁっ……! い、いま、びりって……っ……」
「こうか?」
「ひゃうううううっ!?」
指を擦り合わせるようにして、ぷっくりと尖った乳首を挟む。
「こっちも……じわっと濡れてきたぞ」
「っ、あ、くぅ、んっ……! んっ、あ、そんな、恥ず、恥ずかし……っ」
昂奮と羞恥からその白い頬を赤らめながら、耐えられないほどの快感に身体を捩らせる。秘部の中に指を進めると、グチュと卑猥な水音が響き渡った。
「あ、んぅ、く……っ、はふ、はっ、んぁっ! 藤丸の、っ、ゆび……が、あ、あ、んんっ!」
指一本でも深く入れようとすると、万力のようにきつく締めつけてくる。それでも僅かに滲む蜜を先端に絡めて、入口に塗り付けるようにして指を這わせる。クリトリスの表面を撫でると、少女は総身をビクンッと震わせた。
「んんっ……は、あふ、んふぁっ……っ、は、これ……っ、う、ん、あぁっ……!」
「これはどうだ?」
「あ、ん、は……っ、すご、い、っ……身体が、あっ、熱いっ……♡」
掌を溢れるほどのサイズの乳房を揉みしだき、指先でカリカリと先端を擦ると、膣口に入れていた指が蜜を探り当てる。その指の動きに身を委ねながら、少女は紅潮した顔で瞳を潤ませる。
「あ、あぅ、んっ! はっ、は、あ……っ、そこ、それ、されると、っ」
(……少し強すぎるか)
「んんっぅっ、く、あ……っ、ふ、は…………ぁ、っ……♡」
撫でる強さを調節すると、オルガマリーの嬌声も、多少落ち着いていく。
「これくらいがいいか?」
「っ、あ、え、ええっ…………な、なんだか、身体……貴方に、操られてる、みたい……」
「慣れないのに無理させられないだろう」
「っ……ふふ。最初、あんなに、激しくしたのに……?」
「だからこそだ」
「んっ、ぅ……その、藤丸は……」
「俺か? 俺も十分、昂奮してる……ほら」
質問の意図とは違うことは察しつつ、立香は腰を軽く押し上げる。
「っ、この、背中に当たってるの、って……」
「ご想像の通りのモノだ」
既に準備の整ったペニスを窮屈なズボンの中から取り出した。改めて自分の中に入ったモノを目の当たりにしたオルガマリーは、どこか呆然とした表情で裏筋に沿うように撫で上げる。
「こ、これ、が……わたしの、中に入って……」
「っ、お……っ、マリー…………」
「あ、あ、ご、ごめんなさい! ダ、ダメだった!?」
「いや、全然ダメではない、が。ちょっと驚いた」
「驚いたのは私の方よ……こんなに大きいのが……身体の中に入ったのね……」
細い指先が物珍しげに、張り詰めた勃起の上を滑る。
(……何というか、これは……焦らされてるような気分だな)
「きゃっ! い、今、びくって!」
「悪い、反射的に動いた」
「は、反射的に……? 自分の意志で動かせるの?」
「まあ、少し上下に、ぐらいかな……そんな器用には動かせない」
「…………こ、こんなのが……その、入った、のよね……」
「そりゃ……女の子だからな。よく準備をすれば、入るようにできている。……とはいえ、だ」
「あ……っ、あ、え……ふあ……っ」
「中に入れるだけが、こういうことの全てじゃないぞ」
粘液の助けで滑る入口を、ゆっくりとペニスが前後する。
「っ…………ぁ、は……あ、ふ、ぅっ……あ、あ、こす、れて……っ……」
「こういうやり方もある。そら、ヌルヌルが多く、なってきた……っ」
「あ……っ、は、あ、んんっ、なん、だか……っ、身体……が、っ……」
「そろそろ、強めにいくぞ、っ……」
ぬちゅっ! ずちゅずちゅっ、ぬちゅっ!
「んあっ、は、あぁっ!?」
指と怒張で陰核を擦り立てる。腕の中で身体が跳ね、吐息が漏れる。入口からの蜜がペニスを介してクリストスに塗られ、それを立香の指が陰核全体に伸ばす。
「っ、ん、ほら……っ……!」
「っあ、きゃ、あぅっ、ん、ん、あああっ! それ、あ、それぇっ……!」
「っ……ふ、その様子、だとっ、随分と、溜まってたみたいだな……っ」
「ひあ、ん、そ、それ、は……っ! そんな、そんなこと、っ……ふあああああっ!」
包皮を剥いて、強くしすぎないように、撫でる程度の強さで、少女の性感を引き出していく。
「あっ、あ、んうううううっ……! も、もう、っ、イきそ……っ!」
「イッていいんだ、っ……ほら、もっと、っ……!」
腰を突き上げて身体ごと揺さぶりつつ、揺れる胸を揉みしだいて先端を指先でつつく。
「あっ、あああぁぁっ! ふぁっ、あっ、だ、だめっ、そっちも、なんてっ!」
「どっちもこんなに主張されたら、触らないなんて、無理な相談だ……っ」
「あんっ、あっ、ふあああぁっ! あ、あ、こんな、んっ、は、ひうううっ♡」
(ッ、こう反応されると、っ……)
ぬちゅぬちゅと淫らな割れ目が泥濘み、擦り上げる度にオルガマリーの嬌声がテントに響く。立香自身も昂奮を抑えきれず、腰の動きが勢いを増していく。
「あっ、あっ、腰、動いて……っ♡ はぁ、ん、あ、くぅあっ、ふあああああ!」
「俺も、そろそろ、だ……っ……!」
「藤丸、わたし、あ、あっ♡ もう、身体が限界、で……っ……! あ、は、あぁっ……!」
「ああ、我慢しなくていい、っ……その、ままっ……!」
「あっ、あッ、んぐ、やぁ、藤丸、藤丸っ……! あっ、あっあっあっあっ!」
ドロドロの蜜が絡んだ肉竿が大きく前後して、オルガマリーの細い首が反り返る。
「イッていいぞ、マリー、ッ…………!」
「あっ、ひぐ、んふあああぁぁっ! あふぅっ、ひあ、あっ、あーーーーーっ!」
びゅるぶりゅびゅぶぶぶぶぶりゅっ! びゅるびゅびゅびゅびゅっ、びゅぐぐぐっ!
痙攣するオルガマリーの身体が絶頂するのに合わせ、立香の忍耐も限界を迎えた。
「んっ、は、ふあああぁぁぁっ……! あ、あ、ひぐ、あ、あぁぁっ……!」
「マリー、っ……!」
衝動のままに強く抱き締める間、ペニスは何度も跳ねて、精液を降り注がせた。
「はーーーーーーっ、ふーーーーあ」
とろりと蕩けたオルガマリーの身体が、心身を許す男の胸にもたれかかる。
「これ……この、白いの、が……精液、なのね……」
「……っ、ああ。以前に、キミの身体の中に出したものだ」
「そう、なのね……これが、わたしのなかに……」
下腹部にぶちまけられた白濁液が肌を滑り、オルガマリーはもう一度、ぶるりと身を震わせた。
☆
【推奨BGM:束の間のWarm】超昂神騎エクシールより
「お二人は眠りましたか?」
「フォウ、フォウ!」
「はい、テントの中でお休みになりました」
少し時は戻り、立香たちがテントの中に入ってから数分が経過した頃。
ここは森の中の野営地。木々の間から差し込む月明かりと、空き地の中央で燃えている焚き火が唯一の光源だ。小さな焚き火の前には二人の少女が丸太の椅子に腰を下ろしている。和やかに談笑を交わす二人の下に、辺りの見回りを終えたマシュが戻ってきた。
少女の片割れ、ジャンヌの問いかけに答えながら、焚き火を挟んで二人の向かいに腰をかける。
「そうですか……マシュさんは一緒に休まないのですか?」
「えっ、わ、わたしですか!?」
突然の提案にマシュが目を白黒させる。
「英霊に力を預けられた人間……それがデミ・サーヴァント、でしたよね?」
「は、はい。その認識で間違いはありませんが……」
「ならば、貴女の肉体は人間のそれのはず。一定の休息を取る必要があると思うのですが……」
半英霊。人間がサーヴァントと憑依融合した存在。融合した者は身体能力、魔術回路、全ての数値が大幅に向上するが、基本的には召喚し、契約したサーヴァントでしか成立しない。その身体状況はサーヴァントそのものだが、人間の肉体を依り代にしているため、通常の人間と同様に飲食や排泄、睡眠などの生得的行動を取る必要がある。
ジャンヌの言う通り、マシュが能力を十全に発揮するためには十分な睡眠を取る必要がある。
「それは、そうなのですが……」
「……もしかすると、ですが。まだ何か私たちに言っていないことがあるのでは?」
「……」
「詮索するつもりはありませんが……戦いの障害になるのであれば、今の内に払拭しておいた方が良いと思いますよ。私が言えたことではありませんが……」
《詮索するつもりはありませんが……戦いの障害になるのであれば、払拭しておいた方が良いかと思いまして》
昨夜、自分が口にした言葉をそのまま返されたマシュは、何も言えずに閉口してしまう。
二人の事情を知るマシュからすれば、一緒に寝るというのは有り得ない選択肢だ。二人の邪魔をするわけにはいかない。かと言って、当事者の同意を得ずに勝手に事情を話すわけにもいかない。
返答に窮するマシュの顔を見て、もしかして、と何かを思い付いたような表情をした三人目、マリーが自らの予想を口にした。