夜、ロドス製薬会社。ドクターの執務室兼自室。
"オレをキズモノにしてくれ"
目の前のヴァルポの少女、ヴァーミルが発した言葉に反応を失いかける。
ヴァーミル…意味わかって言ってる?
あー…わかんねぇ…
良かった。遊び半分で変な言葉を覚えたのでは、と心配したが、そうではないようだ。
ヴァーミルは事の顛末を話し始める。
"アンタのためについた傷は、とっておきたいんだ"
かつて彼女がドクターに言った言葉。
この言葉を別の場所で何気なく話したところ、
"そんなに彼のために傷を負いたいなら、キズモノにしてって言ったら?"
と言われたらしい。
曰く"オレだってそこまでバカじゃねえ"とのことで、なんらかのスラングなのはすぐに分かったが、意味に関しては知らないそうだ。
はぁ…
どうしようか…
できることなら、彼女には綺麗なままでいてほしい。
彼女に未来があるかはまだわからない、このままオリパシーを抱えて朽ち果てるかもしれない。
それでも、いつか誰かと結ばれたときのため、取っておいてほしい。
というか、そもそも彼女に性行為に関する知識があるのか?そこからわからない。
ヴァーミル。
ん。
キズモノっていうのは…えーっ…
?
婚前交渉…した女の人…のことだよ。
オレは女だが…こんぜんこーしょー?ってなんだ?
‥
……ツガイじゃないのに交尾すること。
あー…そういうやつか…
なぜ女の子相手に性教育をすることになっているのか……
まあとにかく意味が分かれば彼女は引いてくれるだ…
なぁ。ききたいんだが…キズモノになったあとでツガイになるのはどうなんだ?
……んん????
どういうこっちゃ?
婚前交渉、という言い方が悪かったのだろうか。
彼女の言葉をそのまま当てはめるなら、結婚する前のカップルがセックスするみたいなことだろう。それならキズモノとは言わない。
もしくは自分をレ○プした相手とその後付き合って結婚…?いやいや。
だが彼女にレ○プだの強○といったワードは使いたくない。彼女の反応以前にこっちのメンタルが死ぬ。
それは…だめなんじゃないかな。
そうか……ならしょうがねぇか。
良かった。お互いのメンタルは守られ…
ツガイはあきらめる。
…………????
どうせまだこれから先、生きていられるかも分からねぇ身だ。だから…とにかく今を満足させたい。だから…頼む。
えーと…いいの?
あぁ。交尾…してくれ。
痛いよ?
"傷つけてくれ"っていってんのに、痛いからで止まるわけ無いだろ?
……………じゃあ…
ん……ぇ…
これが、いいのか…?ん…よくわかんねぇけど…ん
ドクターがベッドの縁に座り、ヴァーミルが向かい合わせに縁に膝立ちしてドクターの顔の位置に胸を合わせ、その胸にドクターが舌を這わせる。
まずはヴァーミルがメスだって認識しなきゃね。
アンタ、ここまできてまだオレのことオスだとおもってんのか?
そうじゃなくてね…ん…
あっ…!…
交尾するなら、お互い好きにならなきゃ。
……オレのこと、きらいか?
そうじゃないよ。とにかく…
ぴちゃ…れろれろ…
今はただ気持ちよくなって。
布越しに触れられた胸が、体がびく、と跳ねる。
ふぅぅー…………ふぅぅー…………
布越しでもわかる。小さいが、男のそれとは違う、柔らかく、滑らかな胸。
あん……あっ…!…あぁ!…んん…!
唇全体で彼女の旨を覆い、ちゅうちゅうと吸い上げる。
そんなにすっても…でねぇ…ぞ…
ガクガクと震える彼女の足の間に手を差し込み、とん、としたから軽く叩く。
いっ……!!!!!
ぐりぐりと押しつける。
……あん…うぁ…!
ガクガクと震えた足はいつか完全に脱力し、ベッドからずり落ちた足はドクターの片膝にまたがる形で着地する。
っ…!!
彼女を載せた片足をゆらゆらと揺らす。その振動だけでも今の彼女には十分な刺激となる。
ん…あぁぁん…ん…!
彼女を抱き寄せ、頭を撫でる。
だいじょうぶ?
ん…あぁ…なんか…変な感じだ…
変な感じ?
なんか、股の部分が変になってって…でも痛くはなくて…ツガイってのはみんなこんなことしてんのか?
人によるんじゃないかな?それとも、獣みたいに乱暴にいきなりするのが良かった?
…はじめてだからどれがいいとか、わかんねぇけど…するなら早くしてくれ…
ん…?
股の…多分ここに入れるんだろうけど、上のほうがムズムズするんだ…
ふむ…?
ずず…
彼女の股と自身の膝の間に手を入れる。
ぐちゅ…。
あっ…!!
……ズボンがしっかりと湿っている。
…これ…おかしいのか?
違うよ。ヴァーミルが私を欲しがってる、つまり…
ヴァーミルは私が好きってこと。
………は?今更気づいたのか?
傷跡残すどうこうじゃ通じないくらいにはにぶチンだからね、私は。
??鈍いのか?こんなにデカくしてんのに?
促され下を見てみると、ドクターの下半身にはしっかりとテントが出来上がっていた。
少女の思わぬ天然発言に苦笑いしつつ、言葉を続ける。
そうだね。鈍くなかったら傷跡どうこう聞いたその日に交尾してたよ。
それはそれでやだな…
……これでいいのか?
うん。それでいい。
ベッドの上でヴァー見るが四つん這いになり、尻を突き上げる。
ヴァルポの太い尻尾が腰の上でフリフリと揺れる。
脱がすよ。
ハーフパンツを脱がし、彼女の秘部があらわになる。
普段からむき出しで傷跡も残っている腰や太ももと違い、傷ひとつもない。
……………
ぬぷ………
………っ!!
………?
……??
なんか…小さくないか?
早速肉棒を挿入……はしていない。
入れたのは指。右手の人差し指。
おい!なんで指なんだよ?
まあまあ…ちょっとだけ。
少しだけ指を入れて、回す
あっ…!…んぁ…
くちくち、といった音とともに、ぬらついた粘液が指にまとわりつく。
どう?
どうって…?
ムズムズするって言ってたの。
ちがう…もっと奥だ…
ぬぷぷ………
第2関節まで入れる。
どう?
もっと…もっとおく…
ふむ…
ぬぷぷぷ………
指の根本、最後まで入れる
きゅう、と肉が締まり、異物を押し出そうとする。
ちがう…もっともっと…へそのあたり…
ってか、なんで指なんだよ…んっ…!
指をグニグニとグラインドさせる。
ゆびじゃなくて…ぁ…!
ほぐしておかないとね。
いらねぇ…はやく…こうび…
わかった。
……ブルブルと震える膣から指を引き抜く。
ズボンを脱ぎ、完全に目の前の女狐をメスと認識した肉棒を露出させ、ヴァーミルに覆いかぶさる。
そばにあった枕をヴァーミルの顔の近くにに渡す。
痛かったら、それを噛むなり握るなりして。
……わかった。
大人しく聞き入れ、枕を首元に抱える。
いくよ……!
ずぶ…ずぷぷぷ
ゆっくり、ゆっくり、彼女の中に彼を滑りこませていく。
ふぅぅー…………ふぅぅー…………
先程指を入れたところまでは同じ…ではない。太さが違う。
狭くて、人の体とは思えないほど熱い。
少し前に進んだところで、引っ掛かりに当たる。
膜の存在を確認したところで、彼女の中に髪に口づけをする。
…??
行くよ。ヴァーミル…
力を込めて、肉棒を…
ぐぐ…ぶちん
押し込む。
イッ………!!!!!
彼女の体がびく、とはねる。
絶頂…ではない。例えるなら、歯医者で始めてドリルを経験したかのような…
つまり、痛み。苦痛。
ふぅぅー…………ふぅぅー…………
純血を失った狐は目に涙をため、渡された枕に歯を食いしばっている。
だいじょうぶ?
……戦いで怪我するのとはぜんぜんちげぇ…めちゃくちゃいてぇ…
息して、深呼吸。
枕に歯を立てたまま、大きく吸って、吐いて、また息を吸う。
繋がった部分の真下に手を置くと、ピチャピチャと粒が滴る。
手のひらにためたそれを見ると、赤色が混じっていた。
ヴァーミル、ほら。
その赤とその他が混じり合う体液を彼女に見せつける。
その赤が自らの血であることに気づくのに、時間はかからなかった。
ヘヘ…そうか…
目に涙をためたまま、はにかんだ。
ヴァーミル…動いていい?
ああ…いいぞ。だいぶ慣れてきた。
奥で固定していた肉棒を引戻し、また押し込む。
ふぅぅー…………♡
ゆっくりとしたストロークで腰を動かす。
んっ……くぅ……はぁあ……んんっ……!
奥に密着させ、そのままぐりぐりと肉棒を擦り付ける。
ムズムズするのって…
そこだ…そこ…グリグリして…くれ
わかった。
彼女の希望を最優先に、お互いの弱い部分をすり合わせ続ける。
始めて知る男を味わうように、肉がきゅうきゅうと収縮する。
んうぅ~~~~!!!
枕に顔を当て、広がらないように声を上げる。
ヴァーミル…もう…
ヴァーミルがこちらをちらりとみて、こくこくとうなずく。
その合図を認識すると同時に、肉棒が脈動し、精を吐き出す。
ゔぅぅ~~~~~!!
脈動に合わせてまたも女狐は声を上げた。
はぁ~………
あのあと、二人で体を服を洗い、ドクターの部屋着姿。
ドクターから尻尾にドライヤーをしてもらいながら、女狐はごちる。
なんでこんなことすんだー?
彼女の手にはゴム製の避妊具。口は縛られ、中には先程出された精が溜まっている。
いや、流石にね、子供ができちゃまずいから…
ドクターが挿入前にこっそりつけておいたのだ。
それに…「これ」がね…
彼女の右肩の結晶、これがお腹の子供にどんな影響があるかはわかっていない。
あー…そっちがあったか。
妙に物分りが良くて助かる限りだ。
それと…交尾をしたことは秘密にしておいてくれないか?
別にわざわざ言いふらす気はねぇけど…だめなのか?
たぶん…真似する人が出てくるから
正直言って2、3心当たりがある。
ここにはヴァーミルと同等かそれ以上に「社会的に」弱くて「物理的に」強い女性がたくさんいるのだ。
それらに攻められたらほぼ勝ち目はない。
そんな複雑な心情とは裏腹に膝の上の少女は自分が一番乗りであることにふふーん、と鼻を鳴らしていた。