お楽しめ!
「……お母さま、なのかしら」
「――ああ、そうだよベアトリス。ボクが君を置いて『夢の城』に籠った悪い母だ」
エキドナは、本当はベアトリスに会うつもりがなかった。合わせる顔がなかったからだ。
目的のためとはいえ、自分の亡き後も一人契約を守らせ、彼女を利用したこと。
それは人として最低な行いだと自覚はしていた。だが、そもそもベアトリスはその為に作った子であるからして、エキドナにはそれをすることに一切の躊躇いはなかった。
……躊躇いはない。後悔はない。けれど、娘に対する負い目はあった。
「君を作ったのは、『あの人』が再びこの世界に現れたとき、私が彼とともに集めた知識を受け渡させる為だった。……次に会うとき彼は記憶を欠落している可能性があったからね」
説明しながらも、エキドナはその目を伏せる。
最初から破綻した計画に彼女を利用したことに対する引け目ゆえだ。
それを自覚して、されど会いに来たのには理由があった。
「ひどい約束をさせたと思う。悲しい思いも、苦しい思いもさせただろう。だから、私の方から会おうとはしなかった。……すまないね」
「お母さま……」
「でも……もう、その必要もなくなってしまった。彼は、こうして帰ってきてくれた。そして、サテラを殺すのではなく、サテラも救ってみせると言い切った。だから、その為に私にできることはなんでもしたい。そのためなら、合わす顔もない君の力を借りに来ることも厭わない。――ベアトリス、どうか今一度、私に力を貸して欲しい。お願いだ」
エキドナは平身低頭、頭を下げて助力を願った。
初めてみる母親の姿に、ベアトリスは動揺に声を震わせた。
「お、お母さま……。お母さまが頭を下げる必要なんてないのよ! ベティーは、ベティーは……お母さまがいてくれるのなら、それで……」
「本当にそれでいいのか?」
頭を下げる母親に動揺し、そのまま逃げるように要求を受け入れようとしたベアトリス。
そんな二人に横やりを入れたのはクピドだった。
「ずっと、待ってたんだろ。説明もないまま結ばれた契約を守って、四百年の間ここで一人待ち続けた」
「それはっ、でもっ……お母さまはこうして帰ってきてくれてっ」
「そうやって無理に気持ちを押し込めて、我慢して、その果てが消滅願望か。クソ喰らえだ。ベアトリス……いい子ぶらなくていい。――大丈夫だ。お前の母親はそんな狭量な人間じゃない、そうだろ?」
「で、でもっ、ベティーは……ベティ―は……!」
ベアトリスが内に抱え込んでいた孤独感、寂しさ。
それはベアトリスに緩やかな消滅を望ませるほどに辛く、苦しいものだった。
お母さまに対する不信感と、そんな自分に対する失望。
その板挟みに苦しみ、考えないようにすることでなんとか耐え忍んできた。
本当は、ずっと、ずっと苦しかったのに。
「……ベアトリス、今の私にこんなことを言う資格はないかもしれないが、――どうか聞かせて欲しい。君がこの長い時で感じたこと、今感じていること。私はそれを知る必要がある。――いいや、私が『知りたい』とそう思うんだ。君の、母としてね」
「お、母さま……お母さまぁっ!」
「ベアトリス……」
我慢に我慢を重ねた感情を振り切らせ、ベアトリスら大好きな母の元へと駆ける。
母と娘の感動の再会に水を差すつもりはないクピドはそっとその場を離れ、暇な時間をメイドの体をまさぐることで潰した。
フレデリカは足腰が立たなくなった。
◆◇◆
その日の夜。
四百年ぶりの再会から和解を果たした二人をおいて、クピドは一人自室で寝台に体を横たえていた。
瞼を閉じ、暗闇に想像を描く。クピドをして、二人の再会には思うところがあったのだ。
思い浮かべるのは『過去』のこと。
それは『四百年前』でもなければ『転生する前の自分ではない自分』のことでもなかった。
それはたった『数年前』のこと。
ただの浮浪児だった男が、『強欲』のクピドとなったきっかけの話だ。
だが、
「ま、考えるだけ無駄だな。何をどうしようと、過去は変わらねぇ」
詮無いことを考えた、というようにクピドは過去に思いをはせるのをやめた。
『強欲』のクピドは手に入らなかったものを数えることをしない。何故なら、彼は欲したものは何一つ逃がさないのだから。
たとえ、それが死したものであろうと、二度とは触れられぬ記憶の中だけのものであったとしても、そのすべてがクピドのモノに他ならない。
決して忘れることはない。ゆえに思いを馳せる必要もない。
それらすべてが彼の一部であるが故に。
そう結論付けたクピドがベッドから跳び起き、暇つぶしの解消にレムかラム辺りを抱きに行こうとドアノブに手を掛けた時だった。
クピドが触れる前に、部屋の扉が開いた。
「失礼するよ、旦那様」
「し、失礼するのよ」
「あん?」
そこにいたのは黒いネグリジェに身を包んだエキドナと、赤いネグリジェを着たベトリスだった。
大胆な夜這いにクピドは一瞬、面食らった後、二人を部屋の中へ引き入れた。
「どういう風の吹き回しだ?」
「ふふん、別におかしなことは何もないだろう? 君の『妻』であるボクと、君の『お嫁さん候補』であるベアトリスが二人で君の夜這いに来ただけなのだから。ほら、何もおかしくないだろう?」
「おかしいとこだらけだろうが。だいたいお嫁さん候補もなにも俺はもうベアトリスとヤってるんだから候補もクソもねぇ」
「いーや認めない。この子の母親として、この子とお付き合いをするのならボクを通してもらおうか!」
「お母さま!」
「んだこの母娘、めんどくせぇ」
仲がよろしいのは結構なことだが、それをクピドの前で披露されても反応に窮する。
手を出した女の母親が深く知った間柄だとして、クピドが一々許可を取るなんてことはない。
クピドが狙った獲物を逃すなんてことは天地がひっくり返ってもあり得ないのだから。
「あーはいはい、仲直りできたようで大変結構。で? ただ俺にお前らの仲睦まじさを伝えに来たわけじゃねぇんだろ」
「んもう、旦那様はせっかちだね」
「――お前ら二人を同時にいただこうってんだ。我慢する気なんざ、さらさらねぇな」
「それでこそボクの旦那様だ♡」
互いに見つめ合い二人だけの世界を構築する二人に、ベアトリスは少しの疎外感を感じた。
だが、再び会えたお母さまへの親愛と、母を取り戻してくれたクピドに対する感謝がベアトリスの心の平穏を保っていた。
今のベアトリスはこの四百年で最も安定した精神状態だった。
そんなベアトリスの心の安息を、エキドナとクピドの淫らなキスが打ち砕いた。
「ひゃっ♡ な、ななな何をしているかしら!」
「ちゅ♡ ……うん? 何って、普通のキスだけれど」
「お前の普通を押し付けてやるなよ、ド変態」
エキドナのキスはまずもって口の中に溜めた唾液をクピドの口の中へと垂らすことから始まる。
そこから、今度はクピドの唾液をもらおうと舌を絡まらせる。
そうして誘うようにクピドを引き寄せ、自然に押し倒されるような体勢に移行するのだ。
上から押しつぶされ無理やり犯されるような体勢で性行為に望む為に。
四百年処女をこじらせていた
「変態とは心外な。ボクが淫らなのは君に対してだけさ。こうして君の寵愛を授かる為なら、ボクは君のどんな変態的な欲求にだって応えてみせるぜ?」
「はっ、自分がヤリてーだけの癖によく言う。上の口が素直じゃねーなら、こっちの口に聞いてやろうか? ん?」
「あぅっ♡ いやっ、待ってぇ……♡」
「弱すぎだろ」
上の口が素直じゃねぇなら舌の口に聞いてやる、そういった趣旨の台詞をはいてパンツ越しにエキドナのヴァギナに触れたクピドは、すでにぐちゅぐちゅに湿りきり、パンツをびしょびしょに濡らしていた彼女の女の部分に呆れ果てた。
まだ触れてない状態でそれなのだ、どれだけ期待していたというのか。
「し、仕方ないだろう……!?♡ 最近の君はメイドや他の魔女たちにかかりきりで、ボクはずっとおあずけを食らっていたのだから!♡ んんっ♡」
「そりゃ悪かったな。娘にかこつけて男に抱かれに来る悪いお母さま?」
「ひどい言い草だ。――まあ、間違ってはいないが、んんっっ♡ 言っておくがっ♡ あ、んぅ♡ ふっ♡ これはボクだけの一存じゃないっ、ちゃんと、ベアトリスと話し合った結果だっ♡ んひぃぃっ♡」
太い指で秘所をまさぐられているエキドナは会話の最中でも喘ぎ声を抑えることができず、送られてくる快楽に逐一小気良い反応を示した。
クピドが指を二本挿入し動きを激しくすると、それだけでエキドナは喋る余裕をなくし、腰を浮かせながら膣ナカで感じる享楽に支配された。
一方でエキドナを指だけで黙らせたクピドは彼女の言葉の真相をベアトリスへと尋ねた。
「そうなのか?」
「そ、それは…………そうなのよ」
「へぇ?」
「べ、ベべべ別に、お前とシたかったとかじゃないかしら! お前がお母さまとその、いかがわしいことをしてるって、だから、そう! 監視のためなのよ! ベティ―はそのために来たかしらっ」
「ほーん、――なら、じっくり見てろよ。お前のお母さまの痴態を」
「ひゅっ♡」
クピドはベアトリスの言動が素直になれないだけのメスの戯言だと理解している。
ゆえに見せつけてやる、彼女の母親とクピドの行為を。
それを見て我慢できるほど、ベアトリスが『いい子』でないことは分かりきっているのだから。
「おら、娘に痴態を見せつけるチャンスだぞ。お前、こういうの大好きだろ?」
「~~~っっだい、すきぃっ♡♡」
「はっ」
小気味良く鼻を鳴らして、クピドはエキドナの両足を持ち上げ、『まんぐり返し』の姿勢を取らしてやる。
後ろにいるベアトリスからはエキドナの女性器もお尻の穴も丸見えだった。
その事実にエキドナはまた股を濡らしてしまう。
すでに準備万端だったところへの追い打ちにクピドはすぐさま挿入することを決意する。
「挿れるぞ」
「んぁぁああああアアアっっ♡♡♡」
自分のナカへとクピドの巨大なイチモツが入ってくる感触を味わいながら、エキドナは抑えることのできない歓びを声に出した。
快感と歓喜、その二つが合わさった衝撃はエキドナの脳内に幸せホルモンを大量に分泌させ、一時的にベアトリスの存在を忘れさせるほどだった。
どちゅんっ♡♡
まんぐり返しの体勢は、いつもより奥深くにクピドのチンポが刺さり、エキドナから余裕をなくしていた。
どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ ぐりゅっ♡♡
長いストロークでナカ全体を苛めぬくように刺激し、その最奥を力強く亀頭で叩いてやる。そうして、時々クリトリス付近のGスポをカリ高で抉ってやる。
すると、
「んお゛ぉぉぉぉぉぉぉお゛っ♡♡」
エキドナは面白いように哭き、下品な濁声を募らせる。
その心地よいオホ声に気分を良くしながら、クピドは一度限界まで腰を押し付けて、子宮を抉じ開けるようにしてそのナカに子種を吐き出した。
ドビュルルルルルルルルルルルッッッ♡♡♡♡♡
「出てる……っ♡ 君の熱いのがボクのなかに……っ♡♡」
事前に宣言のない突然の射精。
だが、エキドナはサプライズプレゼントでも貰った乙女のように歓びを露わにし、クピドの腰へと足を絡ませ、彼の射精を受け取った。
いつもならこのまま抜かずの三連戦といくところだが、今日は相手が一人じゃない。
ゆえに、
「ベアトリス、掃除してくれるか?」
「ひっ♡♡」
――ぬちょぉ♡♡ むわぁ♡♡
エキドナの奥深くから引き抜いたそれは凄まじい淫臭と淫気を放っていた。
鼻腔を刺激するその香りは女の秘所を刺激し、どうしようもないほど発情させる。
それを見せつけられたベアトリスは嫌々ながらも言われた通り舌を這わせた。
「じゅるっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ、じゅるるるるっ♡」
「なんだよ、随分と美味しそうにしゃぶるじゃねぇか」
「はっ♡ はっ♡ こ、これは、仕方なくかしらっ♡ お前にいわれたから、仕方なく……だからぁ、ベティ―は悪くないのよ……っ♡ ちゅぞぞぞぞっ♡」
一たび、それを舐め清めたベアトリスは一心不乱に奉仕し、掃除しなくてもいい金玉まで清めはじめた。
睾丸付近のさらに濃く強い淫臭にベアトリスはビクビク震えながら、それを思い切り鼻から吸い込んだ。
もはや彼女に母親の前であるという事実はなく、今はただ男のチンポの匂いを嗅ぐことに一生懸命は一匹のメスと化していた。
「ああ、そうだぜ。お前は悪くない、だからもっと素直になっちまえよ。欲しいんだろ? これが」
「あっ……♡」
目の前に差し出された巨大な肉棒。
自分の顔ほどもあるソレから、ベアトリスは目を離すことが出来ない。
欲しい。その太くて熱い男性器で、ベティ―のナカをめちゃくちゃにして欲しい。
彼女はそう目で語り、されど言葉として口に出すことには母親の手前、未だに抵抗があった。
だから、
「……♡♡」
彼女は行動で示すしかなかった。
母親がされたような姿勢を、自分で再現する。
男に対して恥ずかしげもなくおマンコをさらけ出し、見せつける『まんぐり返し』を。
「はっ、まったく素直じゃねぇな。だが嫌いじゃない。おら、そのちっさいマンコで根元まで飲み込んでみせろ!」
「はぐぅぅぅぅううううっ♡♡♡」
その無様さに満足したクピドはベアトリスが望むソレを与えてやった。
上から押しつぶすように挿入されたチンポは、ベアトリスの降りてきていた子宮を奥へ奥へと押し戻し、その極長のチンポをほとんど根元まで挿入してみせた。
「うっ♡ 苦しいのよ、っ♡ ふぅー♡」
「安心しろ、すぐ慣れる。それでも苦しいってんなら、こんなのはどうだ?」
そう言って、クピドは押し込んだ子宮口を今度は抉じ開け、その中へとチンポをぶち込んだ。
「んひぃぃぃぃっ♡♡♡」
「すげー締め付けだな」
強烈すぎる快楽に悲鳴に近い嬌声をあげるベアトリス。
しかしクピドはなんなく亀頭を動かしはじめた。
挿れては抜き、抜いては挿れる。
一つ間違えば子宮口がガバガバになってしまう凶行だが、女の扱いは天下一品のクピドであれば後遺症なんてものはなく、ただただ快楽を得るスパイスの一つとして子宮を利用することもできる。
未知の快楽に何度も気をやっていたベアトリスだったが、クピドのチンポがさらに膨張しているのを実感し、その子種を授かろうと一生懸命にナカを締め付けた。
ぎゅっと目をつぶり、気持ちよく射精してもらうことだけに集中しているベアトリスの様相には、さしものクピドにもクルものがあり、その子宮内へと再び挿入し、そこで勢いよく解き放った。
「出すぞ!」
どぷっ♡♡♡ ドビュルルルルルルルッッッ♡♡♡
子宮壁に叩きつけるような大量射精に、すぐさま子宮はいっぱいになり、しかし入り口をふさがれているため、いっぱいになった子宮が膨らみさらに受け入れていく。
そうして暫く経って射精が落ち着いた頃、
ちゅぽんっ♡♡
ぶびゅー♡♡ びゅ~~っ♡♡♡ ぴゅっ♡ ぴゅっ♡
クピドがその幼膣から極太のチンポを引き抜くと、そこから勢いよく射精された精液が噴き出していく。
それはベアトリスの意志とは関係なく吐き出され、当の本人は吐き出された大量の精液に恍惚とした表情で呆然としていた。
「ふぅ……」
一人一回ずつ射精し、一息ついたところでソレは忍び寄ってきた。
れろ♡ ちゅぽっ♡ じゅるるるるっ♡ ぷはぁっ♡
ベアトリスとのセックスで汚れていたおチンポを当たり前のように丁寧に舌でお掃除し、綺麗になったチンポに顔を押し付ける変態。エキドナである。
「とても楽しそうだったね、旦那様?」
「ああ、それなりにな」
「それは重畳♡ ボクもベアトリスの母親として娘のことながら嬉しいよ♡」
「実際に胎痛めて産んだわけでもないだろうに」
「そうだけど、この子がボクを母親だと思ってくれるのなら、ボクはそういう風に振舞うだけさ」
それは贖罪でもあり、産んだモノとしての責任でもあり、そして少なくない母親としての慈愛によるものであった。
愛おしげに娘を撫でるエキドナの表情は、テュフォンを撫でてる時のセクメトと同じものであり、それは決して振舞っているだけのものの顔ではなかった。
「さて、せっかく母娘二人で旦那様の伽をしようというんだ。二人一緒にいただいてもらえないのは勿体ないが過ぎる。――だから、この子が起きるまで、ボクが旦那様のお相手をしようかな」
「はん、簡単にオちるんじゃねぇぞ」
「勿論、君が望むならボクはそのすべての期待に応えよう♡ 君の寵愛を授かろうというのに、気絶するなんて勿体ないこと。『強欲の魔女』であるボクがするはずないだろう?♡」
「ほざけ!」
「きゃっ♡」
ベアトリスが気絶している横で、二人だけのベッド上の戦いが始まった。
◆◇◆
「君はこういうの、好きだろう?」
「は? 好きだが」
エキドナが両チクビに這うように人差し指と中指のジェスチャーをする、言うなれば『乳首ピース』とでも表現すべき破廉恥なポーズを晒すと、クピドは悦んでイチモツを上へ奮い立たせた。
エキドナはこういったエロイしぐさやポーズ、行為への探究に余念がなく、いつも新鮮なエロを旦那であるクピドに提供することを是としている。
「ベアトリスもやってみたらどうかな?」
「こ、こうかしら。どうなのよ……♡」
「ああ、まぁ、いいんじゃねぇか?」
「返事がテキトーすぎるかしらっ! 二度とやってやらんのよ!」
「あーはいはい、悪かったからそう拗ねるなって」
エキドナと違い『つるぺた』なベアトリスが同じポーズをとっても、そもそも強調すべき胸がないためエロさがない。
それではクピドの反応も渋くなろうというものだ。
「いいじゃねぇか、これからもお前の母さまにいろいろ教えてもらえよ。時間はたっぷりあるんだしな」
「っ! こ、こいつもそう言ってることだし……ベティ―はお母さまに教えてもらいたいと思うのだけれど、お母さまはどう思うかしら……?」
「ああ、勿論いいとも」
「っ♡ お母さまっ♡」
「おーよしよし、ではまずは旦那様が気に入っている体位四十八手から……」
「んじゃ、俺が実演してやるとするか」
こうして、エキドナとクピドによる夜の実践指導が始まったのであった。
夜はまだ始まったばかりである。
時間は、まだまだ十分なほどにあるのだから。