転移した直後、ここが紛れもない異世界であることを確信した俺は手に持っていた地球由来の品、スマホを取り出してこの光景を撮影した。
適当に写メを撮っていると、にわかに周りが騒がしくなってくる。なんだなんだと辺りを見渡せば、少し先の通りで何かが飛んでいくのが見えた。それは鳥だとかの生物でも、手頃に投げれる石でもなかった。その青白く輝く奇跡は通りにある建物の外壁に微々たる傷跡を残して霞となって消滅した。あれは『魔法』だ。あまりこういう事に詳しくない俺でもわかった。
「綺麗だなぁ」
そんな小学生並みの感想を呟きつつ、俺は行動に移った。あの奇跡を起こした人を追うのだ。何故かはわからないが、それが俺に必要なことなのだと俺の直感が告げていた。あるいは、これは異世界特典のようなものなのかもしれない。
急かすように打つ鼓動に突き動かされて、俺は路地裏へと臆せず入っていった。
路地裏の惨状はそこだけ別次元のようだった。
凍り付くチンピラに、それをしたであろう銀髪の貴姫と鼠色の猫。
ほんの少し無遠慮に近づくことに危機感を覚えたが、些細なものだ。俺は躊躇いを脱ぎ捨てて彼女に声をかけた。
「僕とセックスしませんか?」
「? ええ、いいわよ」
返答は良好だった。やはりここは異世界だ。出会ってすぐの性交渉がこうもすんなり上手くいくなど異世界以外ではありえない。ココが俺にとって理想の異世界であることをほのかに実感しつつ俺は無警戒な彼女に近づいてその唇を奪った。
「あむ……ちゅ……もう、いきなりキスするなんて」
「嫌だった?」
「ううん、驚いただけ。私みたいな子に積極的な子初めて見たから……むしろ嬉しいわ」
花咲くように微笑んだ彼女に嘘はないように思う。こんな美人なべっぴんさんを放っておくなんて異世界男性は遅れているな。何がダメなのだろう。……エルフだから?
「私、ハーフエルフなの。後から知られて嫌がられたら困るから先に言うけれど……それでも、いい?」
「ハーフエルフ……そうなんだ」
はて、そう言われてなんと答えればいいのか。その理由を詳しく聞くべきか、このまま適当に流してセックスに縺れ込むか。
選択の余地などない。束の間の思考ののち、俺は彼女のくびれのある腰を抱き寄せ、その美しい紫紺の瞳と目を合わせてもう一度唇を奪った。
今度はより深く、ディープなものに変える。舌を絡ませ、唾液を交わらせる。それはそのまま了承の合図となる。互いの喉を潤した後、俺は彼女を壁に手をつかせて尻を向けさせた。
「これでいいの?」
「うん。……ぷりっとしたお尻がえっちだね」
「もう……ばか」
照れている彼女も可愛い。そう言えば名前を聞いていないことに気づいたが(なんなら名乗っていない)、そんなものは事後でいいだろうと前世の常識を軽く捨て去った。
スカートのようなひらひらを捲ると、そこには清純そうな白パンと染み一つない色白の肌があった。思わず手を沿えれば沈み込むような柔らかさがあり、一生揉んでいられるほどの心地よさがあった。だが、その誘惑を振り切って、俺は更なる深奥へと足を進める。
そこにあるのは染み一つないパンティである。ゆっくりと腰とお尻の境目にある紐をほどくと、はらりと白い布が地に堕ちる。
露わになった絶景に俺は意図せず固唾を飲み、そして。
「……しないの?」
「いくよ」
煽られたと感じた俺はもう我慢ならず、彼女の秘所へとチンコを挿入した。
途端、俺の息子を包んだのは女の子特有の温かさ。まるで母の胎内に戻ったかのような安心感に、逆にそこを犯しているという背徳感にも似た快感だった。
この子を犯したい。犯して、白濁に染めて、僕だけのママにしたい。そんな幼稚で純悪な欲望が浮かんでくる。
その想いのまま、俺はまずは一振りピストンをしようとして。果てた。果ててしまった。ようはイった。気持ちよかった。
「ごめ……我慢できなくて」
「……ううん、いいの。私で気持ちよくなってくれて、私は嬉しいわ」
その優しさに甘えるのは甘美で、そのまま流されてしまいそうになるが、俺は男だ。俺は男で、彼女は女。なら、リードすべきは男である俺だ。
一瞬にして童貞だった故の浮ついた心を戒めて、俺は最大限の意気込みでもってチンコを固く隆起させた。一度射精したことで入った束の間の賢者タイムで冷静に思考する。
初めての相手だ。それもタイプド真ん中の幸薄エルフ美少女だ。逃す手はない。持久力で勝負できないなら数で勝負だ。
「あっ……♡」
一啼き。彼女の喘ぎ声が路地裏に響く。その色めいた鈴音のような心地よい嬌声は俺の理性のタガを外し、どこまでも俺の息子を固くさせる。もしや一生萎えないのではと錯覚するほどだ。
彼女もまた自分の膣内でより硬くなったチンコを敏感に感じ取ったのだろう。間違いなく先ほどより嬌声の頻度が増えている。
俺の荒い息と彼女のつぶらな嬌声だけが響く中、俺は二度目、三度目と彼女の膣内での射精を重ねていく。一で足りないなら十を、それでも足りないなら百を。一日中だって伽をこなしてみせよう。
「ま、待って……♡ もう、おなかの奥がいっぱいで……♡ これ以上したら溢れちゃうっ♡」
「いいよ、溢れさせちゃって。溢れたらその分だけ追加で射精してあげる。君となら何度でもできそうなんだ。だから……また、受け止めて」
「ぁあ……っ♡」
七度目となる中出し射精は彼女の子宮をたぷたぷになるほど埋め尽くし、膣内に収まりきらなかった精液が彼女の意に反して遡り、俺と彼女の結合部の隙間から白濁となって溢れ出した。それでも俺は射精後の余韻の残るピストンをやめず、更なる射精をする気はないものの。一つの臨界点に達し、中々絶頂から戻ってこない彼女の反応を楽しんだ。熱でもあるかのように熱っぽい吐息に荒い息、紅潮した頬は艶めかしく、未だに締まりのある膣内は男の更なる射精を誘っているようだ。
だが、これ以上は後に響く。俺はまだ今日をこれで終えるつもりはない為、名残惜しいが後ろ髪を引かれながらも彼女のまんこからチンコを抜き去った。
「はぁ……はぁ……」
「……」
どろどろになったチンコから漂う淫臭は強烈だったが、それが彼女のものであったからか不快には思わなかった。鼻を擽る愛液の香りもまた事後の余韻のエッセンスだった。
しばらくその場で彼女の息が落ち着くのを待ち、彼女が自分で立てるようになった頃を見計らって俺は改めて自己紹介をした。
「俺は……
「私はエミリア。ただのエミリアよ」
一瞬名字を名乗るか迷い、名前だけを名乗った。もはや前世の繋がりに頼ることはない。
エミリア。その響きが気に入り、口のナカで思わず呟く。彼女にぴったりの名前だと思った。
「いい名前だ」
「ふふ、ヒコボシもすごーくいい名前だと思う」
思わず賞賛した俺に彼女も褒め返してくれる。同時に与えられた咲く花香る笑みに俺は心打たれ、この胸が高鳴るのを感じざるを得なかった。
はい、意味ワカンナイですね。リゼロ世界の女の子が「セックスするのが当たり前」な価値観で生きている世界でのお話です。最近そういう話を読み過ぎて影響されました。まる。
んー、エロが足りない。もっと研鑽しなくては。