エロ書けない日にエロ書くとこういうことになる。
※エロ書けない日ってなんだよ。
どーぞ。微エロ?
三日目 朝
「──【ジワルド】ッ!」
拳へと抑えきれぬ力を込めて解き放つ──!
何も起きなかった。
「ダメか……!」
俺は打ちひしがれて芝生の生い茂る中庭に寝っ転がった。
昨日今日と魔法を使えないか試していたが結果は惨敗。魔法の魔の字も起こせなかった。
この世界で生きていく以上、力は必須だ。いつ死ぬかもわからない世界で無力でいるのはあまりに危機感に欠けている。
前回の死でそれがよく分かった。
※てめーの不注意で死んだだけだろうが。
「ごめんね、私は陽魔法を使えないから上手く教えられなくて」
「いやいや、俺のセンスのなさが問題だからエミリアのせいじゃないよ」
一日経過して冷静になった俺はエミリアとも普通に話せるようになっていた。
え? 昨日のことはちゃんと謝ったのかって?
うん…………謝ってないね…………。
いや、だって言い出すタイミングがなかったし。
彼女も気にしてる風じゃないし、別にこのままでも……あ、はい、良くないですよね。すみません。
「ごめん、エミリア──!」
「えっ、えっ? 急にどうしたの?」
「俺、朝変な感じだった! ちょっと……嫌なことがあってエミリアと目合わせられなかった! ごめん!」
「えっと……」
いや、そうだよな。こんなこと急に言われても困惑するよな。こんな謝罪は自己満足にも程があるかもしれない。
でも言わなきゃいけないと思った。
今言わなきゃきっとずっと言えないままだ。
もし、この想いを抱えたまま死んでしまったなら、それはもう二度と伝えられず一生抱え込むしかなくなってしまう。そんなのは嫌だ。
この世界に来てから幾度となく死んだからこそ、言葉は大切にする。
想いは抱え込むものじゃなく伝えるものだ。
「そっか……よかった。実はちょっとだけテンガに嫌われちゃったんじゃないかって不安だったの」
「──嫌いなんてならないよ! 好きだ! 俺は君をずっと好きでいる!」
「……ふぇ?」
あ、やべ。隠さなすぎた。
「いや、えっと今のは言葉の綾というか綾じゃないというか綾取りというかですね」
「……ほんと?」
「っ」
彼女は合わせた手を口元に寄せ、上目遣いでこちらを見つめてきた。
ああもうっ! 可愛いなぁっ!
「……好きです」
そんな顔されたらこっちが照れるじゃないか!
「──嬉しいっ」
彼女は花開くような屈託のない笑みを浮かべて言った。
「さいですか……」
まぁ、喜んでくれたならそれでいいかな。うん。
※え? ラブコメ?
◆◇◆
夜。今日もラムは俺の部屋に来た。
そうして昨日と同様に俺は黙々とハ文字を書き取りさせられている。
しかし今日という今日はそうはいかない!
必ずマッサージと称してえっちすけっちわんたっちしてやるぜ!
「お礼にマッサージさせてくださいッ! お願いしますッ!」
俺は土下座して彼女に誠意を見せた。
※お前にプライドはないのかと。
「女の子相手に土下座してみっともないと思わないのかしら。私の役目は貴方の毒を抜くこと、それだけよ。私にマッサージする事と病気に何の関係があるというの?」
「関係ならある!」
あるの?
「一方的にラムにシてもらうんじゃ俺の気が済まない。お返しがしたいんだ」
「私はそんなの望んでないわ」
「なら……俺もラムにしてもらうわけにはいかない」
いかないの?
それでいいわけ?
良くないッ、良くないがこれ以外に切れる手札が俺にはない!
※なんでそこまでしてシたいんだよ。
届け! 俺の想いッ!
「はぁ……仕方ないわね。それで気が済むなら好きにすればいいわ」
よっっし!!
許可を得られた俺は、じっと受け身になった彼女の背後に回ってまずはおっぱいへと手を伸ばした。
──むにっ。服の上からにもかかわらず、彼女の慎ましやかなおっぱいは俺の手に確かな弾力を返してきた。
むにむにと暫く揉んでみた。
だが。
「……」
ラムはそれに一切の反応を見せなかった。
なん……だと……。
「気持ちよくなかった……?」
「だから無駄だと言ったでしょ。貴方がどれだけ頑張ったところでラムは何も感じないわ。──ラムは【ツノナシ】だもの」
ツノナシ……?
え、なにそれ。異世界常識?
しかし、『何も感じない』か。
それはつまり──【不感症】って奴か?
えっちで気持ちよくなれない子だ。
くっ、なんて可哀そうな子なんだ。
これは俺への挑戦状に他ならない。
ならば俺は俺の全知識と技術を活用して彼女をイかせてみせるッ!
「なら勝負しよう、ラム。どっちが先にイくか。先にイった方が負けで、負けた方が一個だけ言うことを聞くなんてどう?」
「話を聞いていなかったの? ラムは何も感じないって……」
「そんなのやってみないと分からないだろ? それとも、ラムは他の人とそういうことシたことあるの?」
「……ないけど」
「なら可能性はあるよね。後は俺が君をイかせられるかどうかだ。それで? 勝負するの? しないの?」
「意趣返しのつもり? ハッ──いいわ。そんなに自信があるのならやってみれば。でも、負けた時は覚悟しておくことね。昼間の仕事をラムの分までやってもらうわ」
「うぐっ、分かった。男に二言はないっ!」
「そう、なら精々耐えてみせなさい」
勝負が始まった。
まずは互いに服の上から性感帯を刺激していく。
俺が彼女のおっぱいを一揉みするたびに彼女は俺の張ったテントを一撫でする。
くそ、遊ばれてるッ。
ただでさえ我慢したことなんてないってのに、彼女の本気を出せばあっとう間にイかされることは必至。
まずい。急がなければッ。
俺はラムの胸部の服をずらした。
そうして露わになったのは彼女の控えめな胸を覆うピンクのランジェリーだ。
可憐な装飾の施されたブラジャーが彼女の素肌をより色気のあるものへと昇華している。
お姉様の魅力を最大限に引き出していると言っていい。
──ごくり。
固唾を飲めば、嫌に大きく喉が鳴る。
「何、今更怖気づいたの?」
挑戦的な笑みを浮かべてラムが問う。
「まさかっ」
安い挑発に乗ってブラジャーを外し、彼女のおっぱいを丸裸にした。
初めて見る彼女のおっぱいは慎ましやかながらも張りがあり、脇からお腹にかけてとても魅惑的なラインを形成していた。
それを腕下を通して両腕で鷲掴みにした。
「ん……」
下乳を撫でながら勿体ぶらずに彼女のチクビへと指を伸ばした。
コリコリと刺激していけばだんだんと固くなっていく。
彼女も感じている証拠だ。
そのままチクビを攻めて、イかせて……ぐっ!
「苦しそうね」
俺が攻めれば、彼女はパンツから肉棒を解き放って手扱き始めた。
ダメだ。我慢するのに精一杯でチクビ攻めが雑になるッ。
「出したくないの?」
惑わされるな。
あっちが直に触れ始めたなら、今度は俺が彼女のまんこを弄ってやればいいだけ……!
俺は快楽に顔を歪めながら、彼女のスカートの中へを手を差し込み、まんこをまさぐってやろうとして──。
「濡れて、ない……?」
「分かったでしょ。私はもう女としての価値を失ってるの」
それは絶望的な事実だった。
彼女はまだ一切感じていない。
うぐ、がッ、やばいッ、出ちまうッ
まだ、イくわけには──。
「いっぱい出しなさい」
「──ッ!」
耳元で囁かれたそれに、俺の本能は抗うことが出来なかった。
どぶびゅるるぅっ! どぶっどぶっどぶぅぅうう!
我慢に我慢を重ねた精液はいつもの数倍の勢いと量でもって中空へと放たれた。
びゅるびゅると気持ちよく出てしまった精液は止まることなく吐き出され、俺の脳裏に凄まじい快楽を焼き付けた。
「はっ、はぁ……」
「言葉一つで我慢できずにイってしまうなんて、まるで豚ね。恥ずかしくないのかしら」
言い返せない。
返す言葉もない。
二度目の完敗。
俺の手技は彼女に通じず、また一方的にイかせてしまった。
また、彼女を気持ちよくしてあげることが出来なかった。
「それじゃ、明日の仕事よろしく」
「ッ、明日! また明日、勝負しよう! 今度きっと、ラムのこと気持ちよくしてみせるからっ!」
自分で思っていたよりも、どこか必死な声が出た。
俺は何を焦っているのだろう。
……危機感を、抱いているのだろうか。わからない。
「気が向いたらね。お休みなさい」
その必死さが通じたのか。
ラムはそれだけ言い残して部屋を去った。