「ありがとうございました~」
鍵を返して帰っていく客を頭を下げて見送る。この辺りでは見慣れた制服に身を包み、ピカピカの楽器ケースを持って店を後にする彼女達の姿はまさに青春を謳歌する花の女子高生そのもの。ちょっとDJやったことがあるくらいで、それ以外には特に誇れるものも何もなく、部活にも入らずにバイトに身を入れている普通の男子高生たる俺にとってはまさに月とすっぽんである。いや、比べるのも失礼か。
「はぁ……」
窓の外を見やると、既に日は沈み、夜の帳が下りていた。時刻は既に午後8時前だ。退勤時間まであと少し。もうすぐ今日という一日の仕事を終えることができる。そう思うだけで思わずため息が出てしまう。
ウィ~ン……
「いらっしゃいませ~」
「あら、春希」
「……っと、友希那さんのおでましですか」
自動ドアの音に反応し、反射的に挨拶をしたけれど、入ってきた人物の顔を見て俺は苦笑した。
「今日はほかのメンバーは来とらへんのか?」
「ええ。今日はボイストレーニングをしに来ただけなの」
「そうかい」
さすがはプロのバンドのボーカル。これまでも何度かそういう場面に遭遇したことはあったが、こういう日々のたゆみない鍛錬があの歌声を生み出しているのかと考えると随分感慨深い。
「そういう春希もずいぶん遅くまで働いてるのね」
「まぁな……」
「……ちゃんと休みは取りなさい? 身体を壊したら元も子もないわよ?」
「ああ……せやな」
確かに、今週に入ってからシフトを入れまくっていたし、さすがにそろそろ休むべきかもしれない。
「まあ、もうちょっとで上がるから心配せんでええよ」
「そう……なら、春希。私が出てくるまで店の前で待っててくれないかしら」
「へっ? なんでまた……」
「いいから。どうせ暇でしょう?」
「……へいへい」
別に用事があったわけじゃないけど、そんな風に言われてしまったら断ることもできない。俺は小さくため息をつくと、とりあえず友希那に部屋の鍵を渡してバックルームに引っ込む。
「ほな、まりなさん。あと頼みますわ」
「はいはーい。おつかれさまー」
「うぃーす」
そして着替えを済ませた後、再び店の外で待つことにした。それからしばらく経った頃、ようやく店内から出てきた友希那と一緒に帰り道を歩く。月と街灯に照らされた彼女の装いは非常に映えていて、もともとの端正なルックスと相まってとても綺麗だった。
「どうしたの? ジロジロ見て」
「いや、その……友希那の恰好、可愛いなぁって」
「……そ、そう(ふふ、春希に褒められちゃったわ♡)」///
友希那は嬉しそうな表情を浮かべながら俺の隣を歩いている。
「それで? わざわざ店の前で待ち合わせなんかして、一体どこに行くんだ?」
「それは着いてからのお楽しみよ」
「ふうん……」
どこか楽しげな雰囲気のまま、俺たちは並んで歩いていく。そして辿り着いたのは……
「ここって……ただのネットカフェやん」
駅前にあるネットカフェが入ったビルだった。
「良いから入ってらっしゃい」
友希那に手を引っ張られて、そのままビルの階段を上がっていく。そして到着した受付カウンターで友希那が会員登録を済ませて適当な部屋を選んだ。しかし……
「あれ、友希那。そっちはブースないで」
「大丈夫だから」
そういって友希那はどんどん進んでとある部屋の中に入った。そこには、大型のテレビにタブレット、そして二本のマイクが備え付けられていて、さながらカラオケボックスのような内装であった。
「か、カラオケ?」
「ええ、ここには前にRoseliaのみんなでNFOをしに来ていたのだけど、ここはカラオケも併設されてるの。このネットカフェを使う人なら無料で使えるのよ」
「なるほどねぇ……んで、なんで俺を連れて来たんや?」
正直、俺はそこまで歌が得意ではない。せいぜい音痴じゃない程度だ。そんな俺を友希那がどうしてここに誘ってきたのかわからない。
「……たまにはこうして春希と二人きりでゆっくり過ごしたかったのよ」///
「そうか……じゃあ、せっかくだし何か歌うか?」
「ええ、もちろん」
何のためにここに来たと思ってるのよ、と言って友希那はタッチパネル式のリモコンを操作し始めた。そして曲を入れて歌い出す。さすがはプロのボーカルと言うべきか、その歌声はまさに圧巻の一言だった。
「♪ 強い風に今立ち向かってゆく
遥か彼方を目指した旅人よ
いつか再び君に出会うまでは
どうかどうか笑顔を絶やさぬまま……」
しかも歌っていたのは某走る人で有名なバンドの曲。こういう応援歌っぽい曲はどっちかというとAfterglowがやりそうな曲で、Roseliaが歌うような曲ではなかったので、その選曲は少し意外だった。それからは俺も歌ったり、友希那とデュエットを組んだりとカラオケを楽しんだ。
「ふう……」
「お、おつかれさん。やっぱり友希那の歌は病みつきになるよ」
「ありがとう。でもまだまだよ。もっと上手くなって、頂点を目指すの。あなたのためにも頑張るわ」///
「えっ?」
「だって、私が頑張ればそれだけ春希も喜ぶでしょう?」
「そ、そりゃあ……な」
「ふふ……嬉しい♡」
友希那はそう言うと、そっと俺に抱きついてきた。その身体はとても柔らかく、クールビューティーないでたちとは裏腹にしっかりとした温もりが込められていた。
「私、春希のことが好き。大好き。だからもっともっと春希に甘えてほしいの」
「そっか……」
「ええ。春希は私のこと、好き?」
「ああ、好きだよ」
「ふふ……よかった。私もあなたのことが大好きよ」
友希那は俺の首筋にキスをする。ちゅっ、というリップ音が静かな部屋に何度も響き渡る。
「友希那ぁ……」
「ふふっ、いい子ね♡まるで小さい子みたい♡」
友希那は俺を抱きしめながら頭を撫でてくれる。俺はそんな彼女の胸に顔をうずめていた。
「よし、よし……いっぱい気持ちよくなりましょう? んっ……♡」
友希那が優しく微笑む。そして彼女はゆっくりと口を開き、舌を出す。それは蛇のように長く、ぬらぬらと唾液にまみれている。それが近づいてきて……
「あーん……♡」
「うぅ……友希那ぁ……!」
「れろぉ……じゅぷ……♡」
友希那は俺の耳を舐めはじめた。くちゅくちゅという音が鼓膜、蝸牛、三半規管に直接伝わり、脳をむしばんでいく。
「うふふ……♡春希ったら可愛いわ……♡」
「あぁ……友希那ぁ……」
「あっ、そうだ♡春希、いっぱい歌って喉乾いたでしょう? 飲ませてあげる」
言って友希那はテーブルに置いてあったお茶を口に含んで……そのまま俺とキスし始めた。
「ん……♡」
「!?」
突然のことに驚くが、友希那の唇の感触と甘い吐息に思考が溶かされていく。
「ん、ごくっ……」
「はぁ、はぁ……」
そして友希那の唾液が混ざり、少し生温かくなったお茶を喉へと流し込む。世界中で俺だけが味わえる甘美な飲み物である。
「はい、おしまい。また個室に戻ったら続きをしてあげるわね♡」
「うん……」
友希那は俺をぎゅっと抱きしめながら囁いてくる。その言葉を聞いただけで、俺のモノは再び硬さを取り戻していった。
「さあ行きましょう。今日はたっぷり可愛がってあげるから♡」
「ああ……」
俺達は手を繋いでカラオケブースを後にして個室の中に入る。中は人二人が寝られそうなマットレスが敷いてあった。
「さあ春希……こっちにいらっしゃい♡」
友希那は妖艶な笑みを浮かべると、俺の手を引いてマットレスの上へ押し倒した。
「春希ぃ……愛しているわ……♡」
「俺もだよ、友希那」
俺は友希那と熱い抱擁を交わした後、その美しい顔を見つめる。
「もう我慢できないの。今すぐあなたが欲しい♡」
「わかったよ」
俺は友希那の着衣を脱がせていく。友希那はされるがままになっている。紫のブラウス、黒のスカート。歌姫を包んでいた衣を剥いで黒の薔薇の刺繡が施された下着だけにする。
「じゃあ、次は私の番ね。さぁ、脱ぎ脱ぎしましょう♡」
友希那はそう言うと俺の服に手をかけ、シャツのボタンを一つずつ外し、ズボンも丁寧に脱がせていく。パンツ一枚の姿になり、俺の息子は痛々しいほど勃起していた。
「ふふっ、こんなに大きくして……本当に可愛いわ……♡」
友希那は俺の股間に手を伸ばすと、そっと撫で始めた。それだけで身体がビクンと跳ね上がる。
「ねぇ、気持ちいい?」
「う、うん……」
「そう……ならもっと良くしてあげるわ」
友希那はそういうとブラをおもむろに外して、胸をさらけ出す。燐子やリサ達よりは小さいものの、それでも手で包み込めるほど十分な大きさの乳房が現れる。
「ほら、見て♡あなたの大好きなおっぱいよ♡」
友希那は俺を優しく抱きしめると、再びゆっくりと頭を撫でてくれる。まるで母親が子供にするかのように。
「まずはこうして……んっ……♡」
柔らかな膨らみが頭に押し付けられる。俺の顔はたちまち友希那のおっぱいの中に埋まってしまう。呼吸をするたびに女の子特有(?)の甘い香りが鼻腔を満たし、頭がクラクラしてくる。
「ん……ちゅっ……ちゅぱっ……」
「あんっ♡そんなに吸っちゃだめぇ♡」
友希那の乳首を吸い上げると、彼女は甘い声を上げる。その姿はとても淫靡で美しく、俺はますます興奮してしまう。
「友希那ぁ……!」
「きゃっ♡そんなに強く揉んじゃダメよぉ♡」
友希那の言葉を無視して俺は両手に力を込めていく。すると友希那の口からはさらに大きな喘ぎ声が出る。
「やん♡おかしくなるぅ♡おかしくなっちゃう♡」
俺は夢中で友希那のおっぱいに顔を押し付け、その柔らかい感触を楽しむ。そんな状況でも友希那は俺の頭を優しく撫でてくれる。それがとても心地よくて、いつまでもこうしていたくなる。
「はぁ……はぁ……友希那ぁ……!」
「ふふっ、赤ちゃんみたい♡よし、よし……いっぱい吸って大きくなるのよ♡」
「うぅ……」
友希那が俺のことを赤ん坊扱いする。しかし今の俺にはそれがたまらなく嬉しい。そんな彼女はキスをしながら、俺のモノを激しく上下にしごいている。
「んっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡」
「どう? 気持ちいいかしら? ♡」
「ああ、すごく気持ち良いよ……」
「ふふっ、よかった♡まだまだイくわよ」
嬉しそうに微笑むと、さらに手の動きを加速させる。
「あっ、友希那……出る……!」
「ええ、出してちょうだい♡私の手にいっぱい注いで♡」
友希那はそう言ってラストスパートをかける。俺の我慢もそろそろ限界へと達しかけていた。
「くっ……ああっ!!」
どぴゅ! びゅ──!!
「ああんっ♡すごい出てる♡」
瞬間、友希那の手の中で果てると同時に、大量の白濁液が放出される。
「ふぅ……」
「お疲れ様、春希♡お掃除してあげるわね♡」
友希那はそう言うと、射精したばかりの敏感な肉棒をパクッと口に含んだ。
「うっ!?」
「んっ♡じゅぷっ♡れろっ♡」
舌を器用に動かしながら、尿道に残った精液を搾り取るように吸引する。それが終われば今度は舌を竿に絡ませて俺を上目遣いで見つめながら舐めていく。
「はぁ……はぁ……」
「んっ♡ちゅるっ♡」
俺が感じている姿を見ると満足げに目を細めて、そのまま口内へ迎え入れる。温かい粘膜に包まれる感覚に思わず身震いしてしまう。友希那は喉奥に当たるくらい深く飲み込み、唇で締め付けてくる。その状態で前後に頭を動かされると、すぐにでも出してしまいそうになる。
「んっ♡ちゅっ♡んぐっ♡」
「友希那……もう……」
「ふふっ、いいわよ♡全部飲んであげるから出しなさい♡」
友希那はそう言うと、ラストスパートをかけてきた。
「うっ、出る……!」
どぴゅ! ぶっぴゅう!!!
「んぶっ♡ごくっ♡」
勢いよく放たれた精子を全て受け止めると、ゆっくりと口を離し、ごきゅごきゅと音を鳴らしながら白濁を飲んでいく。
「んばぁ♡全部飲めたわよ♡」
そう言いながら、口を大きく開いて中を見せる友希那。そこには一滴残らず綺麗さっぱり無くなっていた。
「ありがとう……友希那」
「いいのよ。あなたに喜んでもらうためならなんだってできるもの♡」
友希那は聖母のような笑みを浮かべると、再び優しく抱きしめてくれた。
「ねえ、次は何をして欲しい?」
耳元で囁かれる言葉に俺は抗うことなんてできなかった。
「じゃあ……そろそろ」
「挿入れたいの?」
「あぁ……」
「しょうがない子ね……ほら、おいで」
友希那に導かれるまま、俺は彼女を押し倒す。友希那の美しい身体は汗ばんており、部屋の中に甘い匂いが立ち込める。
「ほら、早く来なさい♡」
友希那は自分が唯一身に着けていた愛液まみれの下着を脱ぎ、一糸まとわぬ姿になる。露になった秘部はすでに洪水のように濡れていて、ヒクヒクと物欲しげに動いている。
「友希那……」
俺は誘われるがままに彼女に覆いかぶさる。柔らかなお尻を掴み、モノの先端をあてがい、一気に腰を前に突き出す。
ずぷっ……
亀頭が膣内に沈み込む。その瞬間、熱くて柔らかい感触が包み込んでくるような錯覚を覚える。
「あっ♡入ってる♡あなたのおちんぽ入ってきたわ♡」
「くぅ……!」
あまりの気持ち良さに気を抜くと一瞬で果ててしまいそうだ。
「ふふっ、入れただけでそんな顔して……やっぱり春希は可愛いわね♡」
友希那は妖艶な笑みを浮かべながら、こちらを見上げている。
「動くぞ」
「ええ、好きにしなさい♡」
そう言うと、友希那は両腕を伸ばして俺の首の後ろに回す。それに応えるように俺も友希那の細い体を抱きしめる。密着したことで互いの体温を感じ合う。
「んっ♡あっ♡あんっ♡ああんっ♡」
友希那の喘ぎ声を聞きながら、徐々に抽挿を激しくさせていく。結合部からは水音が鳴り響き、二人の興奮を高めていく。
「友希那……友希那……!」
「あんっ♡春希ぃ♡気持ち良い? ♡」
「ああ、すごく良いよ。友希那はどう?」
「んんっ♡そ、そんなの決まってるじゃない♡気持ち良いにきまってるわ♡」
「そっか。よかった」
「んひゃあああ♡」
嬉しくなってつい奥を突いてしまう。すると友希那は大きな声で喘いだ。それが可愛くて何度も突いてしまう。
「だめぇ♡そこばっかり責めないで♡おかしくなるからぁ♡」
「ごめんごめん。でも友希那があまりにもエロすぎるから……」
「もう、仕方のない旦那様ね♡」
友希那は呆れながらもどこか楽しそうな様子だ。Roseliaの、あの湊友希那が、男の前でこんな醜態をさらしているなんてファンは信じられないだろう。それこそ殺しにかかるかもしれない。
「ほら、もっと動きなさい♡」
でも、それでいい。友希那は俺のものや。ファンがどんだけわめこうがその事実に変わりはない。友希那を、みんなを愛でることが俺の責務であり、喜びなのだから。
「友希那……」
「んっ♡ちゅぱっ♡んむっ♡」
キスをしながら、パンッ! パァン! と肉同士がぶつかりあう音を響かせる。
「友希那……好きだ……!」
「私も大好き♡だから子宮にいっぱい出して♡今日は安全日だから平気よ♡」
そう言って友希那はさらに強く抱きついて足を絡めてくる。
「くっ……出る……!」
どぴゅ! びゅ──!! 限界を迎えた瞬間、友希那の最奥目掛けて射精する。
「あぁ〜♡出てるぅ〜♡熱いの注がれてるぅ♡」
友希那はうっとりとした顔で、胎内を満たす感覚に浸っていた。
「はぁ……はぁ……」
「ふふっ……♡お腹の中、あったかいわね……♡」
友希那は下腹部をさすりながら、幸せそうに微笑んだ。
「ねえ……まだできる?」
「もちろん」
「ふふっ、嬉しい……♡じゃあ今度は私が上になるわね……♡」
友希那はそう言うと、対面座位の体勢になる。俺は友希那のお尻を掴むと、そのまま引き寄せる。同時に腰を突き上げると、友希那の奥深くに突き刺さる。
「あんっ♡いきなり激しすぎよぉ♡」
「だって友希那が悪いんだよ。あんなに誘惑してくるなんてさ」
俺は友希那の胸元に顔を埋めながら答える。
「んっ♡それはあなたが最近構ってくれなかったからぁ♡寂しかったのよ♡」
友希那が俺の頭を撫でながら耳元で囁く。
「すまんな……バイト諸々が忙しくてさ……」
「ええ、わかっているわ……だからこうして癒してあげているのよ♡」
「ありがとう……友希那」
「ええ、どういたしまして♡」
そう言いながら友希那は俺の背中に腕を回してさらに密着してきた。腰を振り、高まる互いの体温を感じながら、俺たちは見つめ合い、再び唇を重ねる。
「んっ……ちゅぷっ……れろっ♡」
舌と唾液を交換しながら、互いの存在を確かめるように抱きしめ合う。上も、下も、友希那と繋がっている。勿論ピストン運動もやめちゃいない。まさに天国にいるような幸せな時間である。
「んっ♡んんっ♡ぷはぁ♡」
どんどん腰の動きが激しくなっていく。俺も友希那も互いの限界が近いことを把握していた。
「友希那……そろそろいいか?」
「ええ、いいわよ。私の膣内に思いっきり出しなさい♡」
友希那は妖艶に笑う。その笑みを見ただけで興奮してしまう。
「ああ、いくぞ!」
ラストスパートをかけるべく、一気に抽挿を激しくさせる。
「あんっ♡あんっ♡あああっ♡」
「くっ……」
あまりの快感に耐えきれず、思わず果てそうになる。だがここで終わるわけにはいかない。俺は歯を食いしばって必死に耐える。
「友希那……もうちょっとだけ我慢してくれ……」
「はあっ♡はあっ♡わかったわ♡」
友希那は健気に答えてくれた。
「もう少しだけ付き合ってもらうからな」
「ええ、望むところよ♡」
そう言って友希那は俺の首の後ろに両腕を、腰に両足を回す。いわゆるだいしゅきホールドとかいうやつだ。
「くっ、友希那……射精そう……」
「いいわよ……♡あなたの熱いのいっぱいちょうだい♡」
「ああ……」
どぴゅ! びゅ──!!
「ひゃああああああんんっ♡」
これまでで一番濃い精子が友希那の膣内を満たす。それを受け取る彼女も顔をのけぞらせながら俺の欲望を受け止めた。
「はぁ……♡はぁ……♡春希がいっぱい……♡」
友希那は満足そうな笑みを浮かべると、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。栓を失った秘部からは注ぎ込んだ白濁液が流れ出す。
「ふふっ、見て……こんなに出たわよ……♡」
友希那は自分の股間を指差しながら、どろっと流れ出る精液を見せつけてきた。
「まったく……エロい女だよ、お前は……」
「あら、褒め言葉として受け取っておくわね♡」
友希那はくすりと笑い、備え付けのタオルで汗を拭き、簡単に服を着るとシャワーを浴びに行った。その間に後処理を済ませていく。そうしていると友希那が戻ってきた。
「どうする? 今から帰る?」
ここから家までは徒歩圏内。終電の時間はとうに過ぎているが……
「いえ、せっかくフリータイムで個室をとってるのだから朝までいましょう?」
言って友希那はリモコンを手に取ってテレビの電源をオンにする。まあ、こんな深夜には脱力系のバラエティーぐらいしかやってなかったのだが。後はポスレだの、denosだのといった通販番組ばかり。まあ、たまにはボケっとしながら過ごすんも悪かないか。
「ねぇ、春希……」
友希那が後ろから抱きついてくる。背中に柔らかいものが押し付けられて、甘い香りが鼻腔をくすぐった。
「ん~?」
俺はあえて気づかないフリをして返事をする。
「私……歌を歌うのも好きだけど、こうしてあなたと触れ合っている時間がとても幸せなの」
友希那が耳元で囁くように言う。吐息がくすぐったくて身を捩りそうになるのをぐっと堪える。
「そ、そりゃどうも」
「それにこうしてあなたに身を委ねている時が一番落ち着くのよ。あなたに包まれている感じがして……すごく幸せになれるの」
「……っ」
それは俺も同じ気持ちだ。友希那の温もりを感じているととっても安心できる。このままずっとこうしていたいと思えるほどに。
「これからもよろしく頼むわよ、旦那様♡」
「ああ、こちらこそ」
俺と友希那はどちらともなくキスをした。この後、これがリサ達にばれて大変なことになるのだがそれはまた別の話である。
調子に乗ってたらめたんこ長なった……これ二話ぐらいに分けといたら良かったかもしらんな。