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「なんでもして、くれるんですよね…………?」
「…………しょうがないなぁ。良いよ、ゴッホちゃん」
そう答えると同時に、いきなりゴッホちゃんに抱きつかれる。
「うわっ」
そのまま体勢を崩し、ベッドに押し倒される。
「エヘヘ…………!」
「…………もう。せっかちなんだから」
なんて不満の言葉が出るが、口だけだ。実際のところ悪い気はしない。むしろ、嬉しい。
「エヘヘ、すみません…………! ですが、もう抑えきれないのです!」
でも、素直に口に出すのはなんか恥ずかしい。
「…………あのゴッホに絵を描いてもらうんだものね。言い値で買うよ。いくらがいい?」
だから、ちょっとひねくれた誘い文句になってしまう。
「…………では、立香様の身体を…………!」
色欲に潤んだ瞳で彼女が答える。果たして、私の誘惑は通じたらしい。
見ると、彼女の姿は白い向日葵の異形に変わっている。蠢く触手が優しく私の服を剥ぎ取っていく。
やがて全てを剥ぎ取られ、一糸まとわぬ姿を晒される。
「…………なんだか、少し恥ずかしいね」
別に裸を晒すことが恥ずかしいってわけじゃない。ただ、こうして抱かれることを意識すると、無性に胸が跳ねる。
「そう、ですか? ゴッホは、好きですよ?」
「…………なら良かった。じゃあ、私の身体をあげる」
「…………なんでも、ですからね…………!」
笑みを深くした彼女と共に、触手が一層激しく蠢き始める。
ぷすり。
という小さな音と共に背中にチクッとした痛みが走る。
「あ……………………」
痛みが消えると、何故だか意識が酷くぼやける。気を抜くと、このまま眠ってしまいそう。
「…………では、しばらくおやすみなさい」
その言葉を最後に、私の意識は沈んでいった。
立香様の意識は眠った。
さあ、始めよう。
貴女を、わたし色に染め上げる。
…………本当は、貴女の心が欲しい。きっと、言えば応えてくれるのが貴女だ。でもそれは違う。わたしが求めた貴女じゃない。わたしの願いではなく、貴女自身の意思で振り向いて欲しい。貴女の心は、貴女だけのものなのだから。
…………だから、貴女の身体を貰う。わたし色に染め上げて、消えない痕を付ける。…………いつか、わたしに振り向いてもらえるように。わたしを忘れないように。
「…………………………」
わたしの後ろで、触手達が蠢く。
「…………様、起きてください」
耳を叩く声に意識が引っ張られる。
「…………ん、んん…………」
「立香様、起きてください」
何故だか甘い衝撃を与える声を不思議に思いながら、目を開ける。
「ゴッホ、ちゃん…………?」
「はい。貴女のゴッホですよ」
なんでだろう。いつもよりも彼女の声が響く。
──────ああ、そういえば私、ゴッホちゃんに身体をあげたんだっけ。
そのせいかな。
上手く回っていない頭で考える。
だけど、なんだか少し変な気がする。
身体が、疼いてるような。
「…………下書きはこれで終わり。次は清書です…………」
そんな声と共に、肩を彼女に噛みつかれる。
「──────ッ⁉︎」
痛みと共に訪れた快楽で、目が覚める。
「ゴッホちゃ、なにを」
「…………ウフフ…………」
「…………ムグッ⁉︎」
彼女に唇を奪われる。
彼女の舌が口内を侵略してくる。口に異物が侵入しているのに、抵抗する気が全く起きない。まるで、彼女を味方と思っているよう。侵略者が
「んっ……! ん…………っ、ふっ…………♡」
甘い声が漏れる。
何故だか彼女の舌に絡め取られることが無性に気持ちいい。ただ舌が触れているだけなのに、甘い快楽が脳に染み込んでいく。おかしいと思いながらも甘さから抜けられず、彼女のなすがままにされる。
どれほどの時間が経っただろうか。長い間口内を蹂躙された私の身体は発情しきっていて、既に秘部は酷いことになっている。
「…………ぷはっ」
口を解放される。酸素を求めて何度も呼吸する。
「…………あれ?」
違和感に気づく。舌が入るだけであんなに気持ちよかったのに。空気が私の口に入っても、全然気持ちよくない。むしろ、なにも感じない。
そのことに困惑していると、再び口を奪われる。
「んっ……んんっ……♡」
しばらく口を貪られる。熱に浮かされたような甘い刺激で頭が溶けていく。そして。
「ふむっ⁉︎ んんっ、んん────っ♡」
甘い刺激に慣れてきた頃。突然新しい快感が背筋を走る。その快楽に耐えられず、弓なりに身体が持ち上がろうとするも、彼女の触手に押さえつけられ、逃れられない快楽を叩き込まれる。
「んっ、ふっ…………♡」
ぐちゅぐちゅという水音が聞こえる。どうやら、耳の中を弄られているらしい。彼女の触手が舐めるように耳の中を掃除していく。汚い場所を綺麗に掃除される恥ずかしさに、やめてと言いたくなるが、唇を塞がれているせいで声が出せない。身悶えすることも出来ず、逃げられない快楽に頭を焼かれ続ける。
焼かれ続け、もう何も考えられなくなった頃、舌を噛まれる。
「んっ、んん…………っ♡ んん─────────っっっ♡♡♡」
舌を噛む強さは、弱いものだった。甘噛みと言って良いだろう。でも、耳と口を徹底的に攻められた私にとっては、雷のような衝撃だった。頭が真っ白になって、星が弾け飛ぶような感覚に襲われる。同時に抜け出そうとする力が抜けて、ベッドに沈む。
「…………っは」
口が離され、拘束が解ける。
「…………ウフフ、仕込みは重畳、ですね…………」
「ゴッホちゃ、なにを…………」
呂律の回らない口で湧いた疑問を吐き出す。
「…………先程立香様を眠らせた時、立香様の全身にわたしの毒を塗り込みました。海月の、神経毒を」
「ど、く…………?」
「はい。立香様の耐毒の守りすら誤魔化す、特製の毒です。大丈夫、害は与えません。ただ、少しの間貴女の感覚を敏感にするだけ…………」
「…………んひっ♡」
ゴッホちゃんにお腹をなぞられ、甘い声が漏れる。
「なんでっ、なぞられるだけでっ、こんなにっ、気持ちいいのっ♡」
「…………でも、この通り。敏感になった感覚は、簡単に性感帯へ繋がってしまうのです。眠ってる間、じっくり繋がせてもらいました…………♡」
「あっ♡♡やめ、そこ、きたないっ♡♡♡」
耳の中を彼女の舌が凌辱する。触手とは違う温かさに、神経が悦んでしまう。
「大丈夫です、ちゃんと綺麗にしましたから…………全然汚くないですよ♡」
「っ♡♡♡」
彼女の甘い声に悦んでしまう。鼓膜の震えが伝える電気信号が、彼女の声を快楽とラベリングしている。
「…………では、続けましょう。立香様、良いですね?」
そう言う彼女の目は嗜虐に潤み、とても残酷な笑顔をしていた。
それに、私は。
「ひゃ、ひゃい…………」
と情けない返事を返すことしかできなかった。
そこからは、地獄のような天国だった。
脇を弄られる。
触手で念入りに愛撫される。
「んっ…………あっ…………♡」
「…………どうせなら、もっと綺麗にしちゃいましょう」
「っ⁉︎ゴッホちゃ、やめ、はずかしいっ♡♡」
「…………嫌です♡ツルツルになりましょうね♡」
脇に微かな痛みが走る。脇毛を抜かれているようだ。ちゃんと処理はしているはずだけど、どうやらお気に召さなかったらしい。産毛に至るまで毛根を溶かされ脱毛される。
「…………ウフフ…………おいしい…………♡」
「やめてぇ…………♡」
完全に毛が無くなった脇を念入りに舐められる。羞恥に身を焼かれるが、それ以上に伝わる快楽で弱々しい言葉しか出ない。
「…………脇だけでは不自然ですね。全身綺麗にしちゃいましょう♡」
そんな絶望的宣告と共に、全身を触手が舐める。
手足の産毛を全て抜かれる。チクチクとした痛みが全身を襲うけど、それ以上の快楽に上書きされる。
同時に、全身の皮膚が快楽神経に繋がってしまう。
「ウフフ…………♡」
「あっ♡♡やめっ♡♡くすぐったっ♡♡♡」
足の裏を触手で擽られる。毛を抜くついでとばかりに弄られた皮膚は馬鹿になっていて、擽られるだけで軽くイってしまう。
「ウフフ、ここも…………♡」
下の毛を、特に念入りに脱毛される。ちゃんと処理したはずなのに、埋まっている毛根を掘り起こすように、全て溶かされる。
最終的に、首から下は全ての毛が無くなってしまった。
「綺麗になりましたね…………♡」
毛が無くなったことに満足したのか、今度は胸に手が伸びる。私はもう、考える力が無くなっていた。
「ひっっ…………ぁ…………♡」
乳首を摘まれ、嬌声が漏れる。
ただ、与えられる快楽に声を漏らす機械になっていた。
しかし、そんな状況に甘んじることを彼女は許してくれなかった。
「…………ひ、ぃッ? ♡、ぁ、あ、あっ…………」
突然、お腹に電流が走る。
視線を下ろすと、触手が私のお臍に密集している。
「あっ、やめっ、それっ、まず…………♡」
「ここが良いんですね♡」
「あっ、あっ、あ…………あっ! ♡♡ い……っ、ッッ♡、ぅう…………ッッ♡ 、♡♡」
集中的にお臍を攻められ、絶頂する。
今までの軽い絶頂と違う深い絶頂が私を襲う。
「…………あ、ぇ?」
ぷしゅっと、小さな水音が聞こえる。何かと思って見てみると、私の股間から透明な透明な液体…………所謂、潮が吹いていた。
潮がゴッホちゃんの顔にかかる。
「あ、ごめ…………」
謝ると同時に、イったのにジンジンと下腹部が疼いていることに気づく。
「…………そんなに気持ち良かったんですね♡では、今度は中から攻めちゃいますね♡」
「…………ぇ?」
ぺろりと自分の顔を舐めたゴッホちゃんは、何か言った。彼女のよくわからない言葉に頭が呆ける。
「エヘヘ…………知らなかったんですか? お臍は、ポルチオ…………所謂子宮の入り口と繋がってるんですよ♡」
「ぁ、やめ…………」
これから来る快楽から逃げようとしたが、──────許してくれなかった。
「えい♡」
「あっっっ♡♡♡」
あっさりと処女を奪われる。全身を開発されたせいでドロドロに溶けている私の膣は、破瓜の痛みすらも快楽に変えてあっさり彼女の触手を受け入れた。
「ここですね♡」
ぐちゅぐちゅと、執拗に彼女の細い触手で嬲られる。
「やめっ♡♡おかしくなるっ♡♡♡」
快楽に耐えきれずそう懇願するも、黙殺される。むしろ、余計に膣内を攻撃される。
「あひっ⁉︎なに、これっ♡♡」
偶然彼女の触手が擦った場所に何故か激しく反応してしまう。…………すぐに、失敗だと気づいた。
「エヘヘ…………立香様の弱点、みーつけた♡」
どうやらそこは、私の弱点らしかった。ポルチオと共に、執拗に攻撃される。
「あがっ♡♡とめっ♡♡やけるっ♡♡♡」
許容値を超えた快楽に頭が焼き切れそうになる。火に油を注ぐとわかっていながら、懇願してしまう。
「では、焼いちゃいましょう♡」
「あひゅっ⁉︎♡♡♡♡」
余った触手でお臍も執拗に嬲られる。内と外からポルチオを弄られ、いよいよ頭がおかしくなりそうだ。
「やめっ♡♡おかしく、なるっ♡♡♡」
「では、おかしくなっちゃいましょう♡トドメです♡」
「ん、んぅ──────ーっ♡♡」
彼女に三度唇を塞がれ、侵略者に口を蹂躙される。同時に、胸を撫でられる。
そして、その時が来る。
舌を噛まれ、乳首を抓られ、ポルチオを攻められ、弱点を攻められる。
4つの場所を同時に攻撃され、深い大きな絶頂が私を包む。
「んぅっ⁉︎♡♡♡ んぅッ、 …………♡♡ ん、ぎぃっ…………♡♡♡♡ ん、ん〜〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡♡♡♡」
真っ白な頭に、星がチカチカと瞬く。何度も何度も絶頂し、凝縮された快楽が脳を攻撃する。
やがて、快楽のオーバーロードに耐えきれなくなった脳が仕事を放棄する。
ブツン、と意識の切れるような幻聴が聞こえた。
頭に伝わる冷たく柔らかい感触で目が覚める。
「あ、れ…………」
「お目覚めになりましたか、立香様…………」
視界にはゴッホちゃんの心配そうな顔。どうやら、膝枕されているらしい。
起き上がってゴッホちゃんに向き合う。
「えっと…………」
なんて言えば良いのか戸惑う。散々痴態を晒してしまった上に気絶してしまってどんな顔をすれば良いものか。
「すみませんでした…………」
「うわっ⁉︎」
いきなり、彼女に抱きしめられる。
「ゴッホ、ちゃん?」
「ちょっと、いやかなりやりすぎちゃいました…………」
どうやら、気絶するまで攻めたことを気に病んでるらしい。
「…………気にしなくて良いのに」
「…………へ?」
あ、やば。口に出てた。…………まあ、良いや。いい機会だし。
「別に、私は気にしてないよ。むしろ嬉しかった」
「それは、どういう…………」
「えっと…………」
言葉にしようとすると恥ずかしいな。ポリポリと頬を掻きながら、どうにか言葉を紡ぐ。
「…………嫌いな人と私は一緒に寝たりしないよ。それに、ゴッホちゃんは私を見つけてくれた。そんなキミが私を求めることが嬉しくないわけないじゃない」
「…………!」
ゴッホちゃんの目に涙がたまる。あれ、私何かまずいこと言った?
「…………立香様!」
彼女にベッドに押し倒される。
「…………それは、ゴッホを、わたしを好いていると、言うことでしょうか…………」
震えた声で彼女に問われる。それに対する返答は当然。
「…………うん、好きだよ、ゴッホちゃん」
同時に、彼女の唇を奪う。
「んっ⁉︎…………んっ…………ん…………」
最初は驚いたゴッホちゃんも、すぐに受け入れる。しばらく無言の時間が流れる。
自分からするキスは、とても甘かった。
「…………ぷはっ。これが私の気持ち。伝わった?」
唇を離し、彼女の返答を待つ。果たして答えは。
やりすぎた、と後悔した。
いくら彼女の心が欲しいからとあそこまでやってしまうなんて。
どうしようかと、気を失った彼女の顔を眺めながら考える。
やがて、彼女が目覚めた。
目覚めたことへの安心と彼女へしでかしたことへの不安がごちゃ混ぜになった
しかし、返ってきたのは予想外の返答だった。
嫌いな人と一緒に寝たりしない、と。
その言葉に、つい不敬な質問が漏れる。もし違ったらと思うと怖くて声が震える。
わたしを好いているのか、と。
答えは──────肯定だった。
そして、彼女に唇を奪われる。
初めて自分からされたキスはとても気持ちよく──────甘かった。
ああ、わたしはなんて愚かなのだろう。立香様の気持ちに気づかず独り悩んでいたとは。
「これが私の気持ち。伝わった?」
唇を離され、彼女に聞かれる。
当然、答えは。
ゴッホちゃんとのあの夜から、私達は恋人関係になった。
とは言っても、中身はなにも変わってないんだけど。
部屋で一緒に過ごしたり、一緒に寝たりご飯を食べたり。
ただ。
「立香様♪」
「っひ♡」
彼女の楽しげな声を耳に囁かれ、甘い声が漏れる。
…………あの夜に開発されきったせいで、私の身体はゴッホちゃん専用になっている。
自分でシても何も感じないのに、ゴッホちゃんの楽しげな声を聞くだけで感じてしまう極端な身体に。
「な、なにかな?」
どうにか平静を装って聞き返す。
「…………今日も、たくさん楽しみましょうね♡♡」
「…………っ♡」
彼女の蕩けた声に反応して、じわりと濡れた感触がした。
楽しかった
続きを書くなら
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カジノ敗北所有物(Wコヤンスカヤ)