──────私達は、ある特異点にいた。
特異点と言っても、聖杯が絡むような大掛かりなものじゃない。微少特異点よりももっと小さい、取るに足らない極小の特異点らしい。放っておけばすぐに消えてしまうとか。
しかし、その特異点を修復することで想定以上にリソースを稼げることがわかったため、私達が修復に向かうことになった。
私と、マシュと、ゴッホちゃんの3人で(ゴッホちゃんはたまたま、或いはいつも通り、私の近くにいたので駆り出された)。
幸いにして、特異点にはエネミーもおらず、歪みを生み出してる聖杯の欠片(のようなもの)を回収するだけで修復は終わった。
いつもに比べたら遥かに容易い任務。
当然、作戦時間にも余裕が出る。
なので、浮いた時間で、しばらくこの特異点を回ってみることにした。
のだが。
「…………………………むぅ」
「…………あの、先輩? どうされました?」
「…………何でもないよ、マシュ」
「はぁ…………」
正直、やめておけば良かったと思ってる。
視線の先には、ゴッホちゃんがいる。
彼女は教鞭代わりの筆を取り、人々を前にして絵の授業をやっていた。
この特異点は一つの小さな町を中心に出来ていて、どうやら芸術に飢えているらしかった。
そのため、大きな絵筆…………本人曰くゴッホカッターを持ったゴッホちゃんを見て、この町への逗留を頼んできた。
当然、特異点修復の作戦時間には限りがあるため、そんなことは無理だ。
だけどゴッホちゃんも意外に乗り気だったため、折衷案として、ゴッホちゃんが絵の先生としてここで授業を行う、ということになった(無論、作戦時間が来るまでだけど)。
かつて教鞭を取ったこともあるという彼女の授業は、意外、と言ったら失礼だけど中々わかりやすい。
普段からゴッホちゃんと一緒に絵を描いたりしてるから贔屓目もあるかもしれないけど。
ゴッホちゃんも夢中になって、ノリノリで色々と教えてる。
その姿はとても楽しそうで、見てるだけでこっちも楽しくなってくる。
…………だけど。
「…………むぅ」
同時に、面白くないという黒い想いが胸の底からふつふつと湧いてくる。
ゴッホちゃんの視線が人々に向くのが面白くない。
ゴッホちゃんが私じゃない誰かに教えているのが面白くない。
ゴッホちゃんが私を見ないのが面白くない。
…………別に、私以外の前で笑って欲しくないとか、他人と関わって欲しくないとか、彼女を縛り付けたいとか、そういう独占欲じみた理由じゃない。
…………独占欲がない、というわけでもないけど。
どちらかといえば餌を貰えない釣り上げられた魚、あるいは構って貰えないペットの気分と言えば良いのだろうか。
要するに、寂しいのだ。
私はゴッホちゃんのモノだ。
ゴッホちゃんのモノに、されてしまった。
なのに、ゴッホちゃんは私に水をあげてくれない。
責任取るって、言ったくせに。
そんな思いで、胸が支配されていく。
「…………………………はぁ」
胸に巣食う黒い想いを吐き出す様に、溜息を付く。
しかし、吐き出しても吐き出しても、黒い想いが消えることはない。
彼女から目を離せないから。
面白くはないけど、視界に映る彼女の姿は眩しく、愛おしい。
故に、目を離す事は出来ず、黒い想いを募らせながら見つめ続ける。
そのまま、授業が終わるまで、心を灼かれ続ける。
「…………………………」
結局、ゴッホちゃんの授業は終わる兆しを見せず、作戦終了時間を告げるブザーが鳴るまで続いた。
数時間後。
マイルームに戻った私は、いつもの様にマイルームにやって来たゴッホちゃんを眺めていた。
いつも通りに、絵を描いている姿を、ベッドに寝転んで眺めている。
今日の授業で何かインスピレーションを得たのか、その顔は普段よりも楽しそうだ。
何だか、後ろにぽわぽわした向日葵のオーラが見えるくらいには。
かわいい、と思う反面、それを見る私の目には、黒い想いに灼かれたせいで、愛しいと思う感情の他に、どうしても苛立ちの様な感情が混ざってしまう。
「…………………………」
「…………あの、立香様?」
それを気取ったのか、ゴッホちゃんがこちらを向く。
「…………何」
つい身構えてしまい、低い声が出てしまう。
「…………その、何か怒ってます?」
「…………べっつにー」
黒いモノを彼女にぶつけたくはないけど、抑えきれず、ぶっきらぼうな言い方になってしまう。
「…………やっぱり、怒ってますよね?」
「…………怒ってないって」
実際、怒っているわけじゃない。
どちらかと言うと、構って貰えなくて拗ねてる、の方が近い。
…………それを素直に言うのは、恥ずかしくて無理だけど。
「…………………………」
お互いに何も言えず、しばらく気まずい沈黙が流れる。
カチカチと、秒針が時を刻む音だけが流れる。
そして、何度か針が回った頃、沈黙が破られた。
「…………………………」
「え、ちょ、ゴッホちゃん?」
ゴッホちゃんが無言でベッドに登り、私の胸に潜り込んできた。
同時に、私の身体を細腕が抱きしめる。
「ゴッホちゃん、何を…………」
「…………立香様は、怒ってないんですよね…………」
「…………うん」
「…………なら、良いですよね…………いつも通りに、抱きしめても…………」
ゴッホちゃんの顔は、胸に埋まって見ることができない。
でも、なんとなく。
優しい
「…………………………」
気づけば、私の腕も彼女の身体を抱きしめている。
腕越しに、彼女の体温が伝わる。
暖かく脈打つ想いが伝わり、黒い想いが剥がれていく。
「…………その、ごめん」
憑き物が剥がれたのか、口から素直な言葉が飛び出る。
「…………いえ、ゴッホも怒ってるわけでは、ないですから…………ただ…………」
「ただ?」
「…………もしよろしかったら、理由を教えて欲しいです…………」
その言葉に、私はこくり、と頷いた。
そして、口が動いていく。
面と向かって言うのは、恥ずかしいから、ゴッホちゃんの頭を抱えながらだけど。
「…………………………その、今日、さ。ゴッホちゃんが絵を教えていた時…………」
「はい」
「…………見るのは、楽しかったんだけど」
「…………はい」
「…………同じくらい、胸がざわついてさ…………その内、寂しくなって…………」
「…………その、なんていうか、拗ねちゃってた。…………ごめんね、迷惑かけちゃって」
ゴッホちゃんへ胸の内を吐き出したことへの不安からか、彼女を抱きしめる腕に力が籠り、彼女の身体が密着する。
そのまま、彼女の沙汰を待っていると
「…………嬉しい」
「…………え?」
と、予想外の言葉がやってきた。
「…………だって、立香様は拗ねてるんですよね? その、ゴッホが夢中になって、不敬にも立香様のことを忘れていたから…………」
「…………まぁ、うん」
「…………つまり、立香様はゴッホに執着、しているんですよね…………エヘヘ…………」
「…………それは、そうだけど」
自分で言った事とはいえ、見透かされているようで何だか恥ずかしい。
思わず抱きしめる手が緩む。
すると、もぞもぞと、ゴッホちゃんの顔が胸から這い出して来る。
彼女の顔は笑っていて、喜色に濡れた瞳が私の瞳を射抜く。
「…………その、いつも立香様は、ゴッホが何をやっても、受け入れてくれますよね…………」
「…………それは、嬉しいのですが…………時折、思うのです…………いつか立香様が、するりとこの手から、抜け落ちてしまうのではないかと…………」
「いえ、もちろん立香様が嫉妬もする普通のお方、という事はゴッホもわかっているつもりです…………ですが…………やはりゴッホには、貴女が、眩しく見えて…………この手から、逃げてしまうのではないか、と時折頭の隅をよぎるのです…………」
「…………だから、貴女がこの
「…………………………」
彼女が言った事は、ある意味私が思っている事と一緒だった。
私も、彼女が眩しい。
その才能が、その情熱が、その煌めく腕が、その大輪の笑顔が。
だから、自分には相応しくないと、いつか離れてしまうのではないかと不安がよぎる。
だから、寂しく感じてしまう。
つまり、私とゴッホちゃんが想っている事は──────
すとん、と何かが腑に落ちた気がした。
「…………あ」
そして、彼女の瞳と私の瞳が磁石の様に引き合う。
ある意味で、私と彼女は、今この瞬間、初めて目が合ったのだ。
彼女の瞳に吸い込まれる。
奥で溶け合って、一つになる錯覚を覚えた。
きっと彼女も、同じ錯覚を覚えただろうという、妙な確信があった。
「…………私達の考えてること、同じだったんだね」
「…………どうやら、そうみたい、ですね、エヘヘ…………」
どちらからともなく、笑みが溢れる。
今の私達に、黒いモノは無かった。
「…………じゃあ、私に執着してくれる? もっともっと、構ってくれる?」
心で思ったことが、自然と口から紡がれる。
恥ずかしさなんて、どこかに消し飛んでいた。
「エヘヘ…………もちろんです…………立香様は、寂しいんですよね…………それなら、寂しくならない様、心の隅まで
灯が落ちて、部屋が暗くなる。
薄暗闇の中、爛々と輝く二つの星が見えた。
「では、失礼します…………エヘヘ…………」
くるりとゴッホちゃんが姿勢を変えて、私の上に乗る。
丁度、私を押し倒す様な形だ。
そのまま彼女の触手が伸びて、私の服を脱がせようと蠢き始める。
私は抵抗せずそれを受け入れ、なすがままにされる。
シュルシュルと衣擦れの音が微かに響き、お互いに一糸纏わぬ姿になっていく。
やがて、全ての服が剥がされた頃。
「ウフフ…………たっぷり、愛してあげます…………♡♡♡」
そんな言葉と共に、ゴッホちゃんに唇を塞がれる。
「…………ん…………っ」
最初は優しく、唇に触れるだけ。
それを何度も繰り返す。
唇に触れる柔らかい彼女の唇の感触が、私に幸福感をもたらす。
部屋が薄暗いからか、唇は敏感で、甘い感触が深く、深く伝わって、唾液で濡れていく。
やがて、度重なる口付けに息苦しさを覚えて血流が早くなり、胸がドキドキと高鳴り、心が熱くなる。
ふわふわと、どこか現実離れした感覚になり、何かを求めて無意識に口を開ける。
それは息苦しさから、空気を求めたのかもしれない。
だけど、私の頭には、ゴッホちゃんのことしか見えてなかった。
それに気づいたのか、彼女の柔らかい舌が、チロチロと唇を舐め始める。
温かい舌が唇に触れて、幸せな気持ちと共に、甘い痺れを私に齎す。
「…………っ…………ふ…………っ♡」
その痺れは脳を甘く溶かして、甘えた様な吐息を吐かせる。
そのまま、熱に浮かされていると。
「…………っ⁉︎…………♡♡」
かぷ、と唇を喰まれる。
痛みは無かった。
むしろ…………気持ちいい。
柔らかい唇に包まれる感触は甘く、甘く。
もっと欲しいと、無意識に求めて、誘う様に唇を上げる。
すると、
「…………ん、ふ…………っ♡♡♡」
唾液で濡れた舌が、口内に侵入ってくる。
舌がチロチロと怪しく蠢き、私の舌を舐める。
それはゆっくりと慣らされた私にはとても気持ちよく、多幸感と快楽に心が塗り潰されていく。
やがて、どちらからともなく、舌を絡め始めた。
クチュクチュと、お互いの唾液が絡む水音を立てながら、貪り合う。
お互いに舌が触れる度、甘い痺れに脳が溶けていく。
まるで、彼女と一つになったと錯覚する程に。
時折、彼女の舌が口の裏を舐める。
蕩けた私の脳には、それも甘い快楽になり、ますます彼女を求めてしまう。
どれほどそうしていただろうか。
時間の感覚が消えて、ただ舌を絡めて、お互いを貪る獣になった頃。
スルリと、舌が抜けていく。
「…………………………ぁ」
一つになったものが解ける感覚に、思わず切ない声が漏れる。
「ウフフ…………♡♡♡立香様、そんなにキスが気に入ったんですか…………♡♡♡」
「…………う、ん…………」
爛々と輝く彼女の瞳に射抜かれ、ドキドキして顔が熱くなる。
そして、キスで溶かされて素直になった心は
「…………もっと、ほしい…………♡♡♡」
と、彼女に甘えることを選んだ。
彼女に甘えて、溶けるように一つになりたいと。
「…………ウフフ…………しょうがないマスター様ですね…………♡♡♡わかりました…………♡♡♡」
再び、彼女に唇を奪われる。
とても甘くて…………とても気持ち良い。
「…………ん、む…………♡♡♡」
そのまま、満足するまで何度もお互いに貪り合う。
何度目かのキス。
もう何回やってるかわからない程繰り返したキス。
そろそろ私が満足し始めた頃。
「…………ん…………っ♡♡♡」
ふと、背骨のあたりを指でなぞられる。
舌に意識が集中していたせいか、指でなぞられただけなのに普段よりも遥かに強い感覚に襲われる。
それはとても痺れて…………気持ちいいものだった。
同じように、全身を優しく撫でられる。
舌を絡め取られていることもあり、撫でられる度に痺れは強くなり、性感が増大していく。
そして、全身を撫でられ、再び指が背中に触れた時。
「…………っ♡♡♡」
さっきよりも遥かに強くなった電撃に、背中を貫かれた。
「ウフフ…………♡♡♡」
舌が口から抜けていく。
それに一抹の寂しさを覚えなくもないけど、すぐに上書きされていく。
全身を、愛撫されて。
「…………ひ、あ…………っ♡♡♡そこ、きたな…………あ…………っ♡♡♡」
「…………立香様なら、どんなところも
ゴッホちゃんの舌が、私の耳を舐める。
ペロペロと、まるで飴玉を舐るように、丁寧に。
舌は耳の中まで侵入して来て、流石に恥ずかしくて止めようとするけど、そんな思いは、快楽と幸福ですぐに塗りつぶされてしまう。
鼓膜から伝わる彼女の舌に揺さぶられ、指先から少しずつ、溶かされるように彼女に染まっていく。
「…………っ、あ、ぁ…………っ♡♡♡」
存分に舐められ、溶かされきった後、はむはむと、耳を甘噛みされる。
蕩けきった耳に対してそれはとても刺激的で、全身の力が抜けていく。
同じように、もう片方の耳も溶かされていく。
両方の耳を溶かされた後、ゴッホちゃんが次に狙ったのは…………脇だった。
つんつんと突く様に、あるいはねっとりと舐めとる様に、彼女の舌が蠢く。
「…………っ♡♡♡そこ、いい…………っ♡♡♡」
興奮で血流が増しているのか、突かれるだけで敏感に反応して、身体を揺らす。
ゾワゾウした快感に、もっともっとと、彼女に
脇を舐られた後、今度は胸を弄られていた。
さわさわと、羽毛がする様に優しく撫でられ、興奮を煽られる。
更に、乳首の周りを円を描くように舐められて、ますます興奮が増していく。
円は徐々に狭まり、乳首の周り、乳輪に届く。
じっくりと慣らされたせいか、乳輪を舐められるだけで小刻みに身体が震える。
やがて、舌は乳輪から乳首に届き、すっぽりと、口の中に包まれる。
「…………っ♡♡♡」
彼女の口の中は温かく湿気に包まれていて、そこに触れるだけで絶頂きそうになる。
そして。
「…………っ♡♡♡あ、ぁ…………っ♡♡♡〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡♡」
かぷり、と乳首を甘噛みされて、絶頂かされる。
彼女の攻めはそれだけに留まらず、くりくりと、歯で乳首を捏ねられる。
「…………っ♡♡♡ひ…………っ♡♡♡」
甘噛みのようなそれは、痛く無かった。むしろ、気持ち良すぎてまた絶頂ってしまうくらいには。
そのまま、両方の胸を弄られて、何度も絶頂ってしまった。
「ウフフ…………♡♡♡」
「…………はっ、はっ…………♡♡♡」
全身の愛撫が終わった時、私は、彼女の愛を注がれる器になっていた。
彼女の愛を受け止め、満足するだけの存在。
でも、それがとても嬉しい。
彼女が、
幸福感に包まれたまま、ふわふわと夢見心地で快楽に鳴く。
そのまま、喘いでいると、
「ウフフ…………♡♡♡そろそろ、ゴッホも我慢できなくなって来ました…………♡♡♡良いですよね、立香様…………♡♡♡」
大きく勃起した、ゴッホちゃんのペニスが、全身を愛されて自分も欲しい、といやらしく口を動かす秘裂に当てがわれる。
肌越しに、熱く波打つペニスを感じる。
その熱に、心の奥が溶かされる。
そして。
「う、ん…………♡♡♡おねがい、きて、ゴッホちゃん…………♡♡♡」
願うように、彼女に甘えた。
「ウフフ…………♡♡♡」
「ひ、く…………っ♡♡♡…………ぁ、あ…………っ♡♡♡ぁ…………っ♡♡♡」
ペニスがあっさりと、膣内を貫いていく。
焦らしに焦らされた私の膣内はもうドロドロで、何の抵抗もなく彼女のそれを受け入れた。
そして、あっさりと絶頂ってしまう。
膣内が震え、きゅっとペニスを抱きしめる。
「…………っ♡♡♡…………ウフ、ウフフ…………♡♡♡挿入れただけでイっちゃうなんて、欲しがりさん、ですね…………♡♡♡」
「うん…………っ♡♡♡だから、もっと、ちょうだい…………っ♡♡♡」
「…………そんな欲しがりさんには、望み通り、たっぷりあげちゃいます…………ウフフ…………♡♡♡」
「…………っ♡♡♡」
ゴッホちゃんの細い腕に包まれ、しばらくそのまま抱きしめられる。
ゴッホちゃんと肌が密着して、彼我の境界が曖昧になっていく。
ゴッホちゃんと一つになった多幸感に包まれて、ゴッホちゃん以外が溶けていく。
「…………ん、む…………っ♡♡♡」
そのせいか、気づけばゴッホちゃんをもっと求めて、唇を奪っていた。
どちらからともなく舌を絡める。
膣内と口内を同時に刺激されて、相乗的に快感が高まっていく。
さっきとは比較にならない程、気持ちいい。
「…………ぷはっ…………♡♡♡」
お互いに通じ合っているのか、どちらからともなく舌を引っ込め、唇を離す。
多量の唾液が分泌されたせいか、淫靡な糸が私達を繋げる様に引いていた。
「…………立香様のえっち…………♡♡♡」
「…………だって、うれしい、から…………っ♡♡♡」
「ウフフ…………♡♡♡では、もっともっとえっちになっちゃいましょうね…………♡♡♡」
「あ…………っ♡♡♡」
ゴッホちゃんが口を三日月に歪めて笑ったかと思うと、今度はゴッホちゃんに唇を塞がれる。
そして、膣内のペニスが蠢き始める。
「〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
膣内をペニスが擦る快感に声を漏らそうとするけど、舌を同時に責められているせいで、声が出せず、くぐもった獣のような鳴き声が漏れる。
そのまま、上と下を同時に責められる。
膣内からペニスがゆっくりと引き抜かれ、
「〜〜〜〜〜っ⁉︎♡♡♡♡」
ドン、と勢いよく膣内に挿入ってくる。
その電撃の様な快楽で頭が麻痺しそうになると、
「…………ん…………ふ…………っ♡♡♡」
舌を責められて強制的に元に引き戻されて、逃げることが出来ない。
かと思えば。
「…………っ♡♡♡…………っ…………〜〜〜っ♡♡♡」
今度はかり、かりと優しく膣内を擦り、焦らされる。
そして焦らされて、我慢できなくなった時。
「…………っ⁉︎♡♡♡」
コン、と優しく、子宮口をノックされる。
それは、刺激としてはほんの僅かだった。
しかし、焦らされ続けた私の膣内には大きすぎる刺激で。
「…………っ♡♡♡…………っ、ひ…………っ♡♡♡〜〜〜〜っ♡♡♡♡」
盛大に絶頂ってしまう。
同時に、精液を搾り取ろうと膣内がうねり、ペニスをキツく締め付ける。
「…………ッ♡♡♡」
ゴッホちゃんの舌が驚いて止まり、ペニスが熱く脈打ち始める。
「ひ、よ…………っ♡♡♡らひ、て…………っ♡♡♡」
ペニスが射精しようと蠢いていることに気づき、彼女を抱きしめ、足を絡めて、呂律の回らない舌でお願いする。
私の思いが伝わったのか、ゴッホちゃんも私をぎゅっと抱きしめて、より奥に密着させる。
そして。
「…………ひ、た…………っ♡♡♡あ…………っ♡♡♡ぁ、あ…………っ♡♡♡…………あ、あ〜〜〜〜っ♡♡♡」
子宮に熱い精液を注がれ、絶頂ってしまう。
注がれた精液の熱さは、子宮を灼き尽くし、快楽と幸福に染め上げる。
それは神経から脳に伝わり、彼女色に脳を塗り替える。
それはとても…………嬉しかった。
膣内に射精されてからも、私達はそのままの体勢で、抱き合って、快楽の余韻に浸っていた。
しかし。
「…………ひ…………っ♡♡♡また、かたく…………っ♡♡♡」
ゴッホちゃんのペニスがいきなり固くなり、私を襲う。
「ウフフ…………♡♡♡さっきのじゃ、まだ物足りません…………♡♡♡もっともっと、溶けちゃいましょう…………♡♡♡」
「ゴッホちゃんも、えっち、じゃん…………っ♡♡♡」
「…………でも、立香様も、欲しいですよね…………♡♡♡」
「…………うん、ほしい…………っ♡♡♡」
「…………では、楽しみましょう…………♡♡♡」
再び彼女と交わり始める。
夜はまだ、終わらない。
数日後。
あの夜から、わたし達の距離は更に縮まっていた。
気づけば、お互い隣にいる気がする。
そして、今日も。
立香様は隣にいる。
それが嬉しい。
…………後、変わった点が一つ。
「…………その、ゴッホちゃん、また…………」
「ウフフ…………しょうがないですね…………♡♡♡」
「ん…………っ♡♡♡」
わたしの舌を、彼女の唇の中に侵入させる。
そのまま舌を捉えて、絡め取る様に舌を舐める。
すると、立香様から甘い声が漏れる。
わたしも彼女の舌を愉しんで、感じていた。
しばらくそのまま、お互いに舌を貪りあう。
そして、キリのいいところで舌をそっと抜く。
「…………ぁ」
お預けされたせいか、切なそうな声が彼女から漏れる。
「ウフフ、今はここまでです…………続きは夜に、たっぷりしましょうね…………♡♡♡」
「…………うん」
続きを約束すると、若干不満そうに、でも期待している顔で頷く。
…………あの夜から、立香様はわたしに執着、あるいは依存を見せる様になった。
ドロドロした感情が、わたしに向いているのをよく感じる。
…………そうしたのはわたしなので、少し罪悪感があるが。
嬉しい、という思いが大きい。
あの太陽が、わたしという海の底の月に、堕ちてくれたから。
寂しいと思うほど、わたしという化け物に堕ちてくれたから。
それは、とても嬉しい。
…………もう絶対、離さない。
最後は趣味
続きを書くなら
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快楽堕ち(ビーストカーマ)
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カジノ敗北所有物(Wコヤンスカヤ)