ひまわりの種パンという素晴らしい概念を知りました
─────カタカタと、キーボードを叩く音がマイルームに響く。
私はレポートに追われていた。
ここ最近は色々変なことが多かったせいか、レポートを書くのをサボりがちになっていて、気づけば複数のレポートの締切が近づいている、という事態になっていた。
その上、レポートはいくら書いても終わる気配を見せない。
サボっていた私の自業自得といえば自業自得だが、うんざりする程の量に特異点案件を起こすサーヴァント達につい恨み言を吐きたくなる。
具体的には最近来た寝ゲロかましてくる某社長とか。
そんな夏休みの課題に追われて教師に恨み言をいう学生の気持ちでレポートを書いていると
「エヘヘ、失礼します…………立香様、今日もレポートを書いておられるのですね…………」
ゴッホちゃんがやってくる。
時計を見ると、就寝時間の少し前を指していた。
つまり、そろそろ寝る用意をした方がいい、ということなのだが。
「ごめんゴッホちゃん、もう少し待ってくれる?」
今の私には、その時間すら惜しかった。
申し訳なく思いながらも、端末の画面を睨みながらそう返答する。
最近はいつもこうだ。
彼女との時間が取れず、碌に話せていない。
そのせいか、お互いになんとなくフラストレーションが溜まっている…………気がする(私のは自業自得だけど)。
そんな不満から目を逸らすため、とりあえずキリの良いとこまでやって早めに終わらせようとキーボードを叩く手を急がせようとすると
「エヘヘ、大丈夫です…………ゴッホは良い子、ですから…………それに、立香様がレポートをされているなら、丁度良いですし…………」
「?」
と妙な返答が帰って来る。
私がレポートをしてると丁度良いってなんだろうと思っていると、
「これを、どうぞ…………ウフフ」
コトリ、と机の上に何かが置かれる。
気になって目を向けてみると、そこにはパンが載った黄色いお皿があった。
綺麗に焼けていて、美味しそうだ。
「えっと、これは…………」
「ここ最近、立香様はレポートに追われているご様子だったので…………何か助けになればと思い、ゴッホなりに夜食、というものを作ってみました…………エヘヘ」
言われてみれば、レポートを書くのに頭を使っていたせいか、ご飯を食べたはずなのにお腹が空いている。
空腹を自覚すると、目の前で美味しそうな匂いを放つパンの魔力に抗えなくなって来る。
「どうぞ、遠慮なく…………ぱっくりいっちゃってください…………ウフフ…………」
「…………………………」
少し逡巡した後、私はパンに手を伸ばした。
片手でキーボードを叩きながら、もう片方の手でパンを頬張る。
パンは拳大くらいの大きさで、食べてみるとポリポリとした食感がある。
どうやら何か混ざっているらしい。
だけど、その何かがパンに甘さを微かな酸味を齎している様で、美味しい。
乾いた地面に水が染み込む様に、さっきまで0に等しかったやる気が回復していくのを肌で感じる。
気づけば、キーボードを叩くスピードが上がっていく。
「ゴッホちゃん、これは?」
そんな美味しさが気になって、彼女に何を入れたのかを聞いてみると、
「…………ひまわりの種、です…………ウフフ…………」
と何か含んだ様な、ちょっと恥ずかしげな声が返って来た。
いつもの私ならここで彼女が何かしら企んでいると気がついたのだろうけど、
「へー…………」
今の私は彼女の顔が視界に入っておらず、レポートに夢中になっていたので特に気づくことはなく。
むしろ、ひまわりの種ってパンに混ぜたら美味しいのか、なんて呑気なことをパンを食べながら考えていた。
そのまま、レポートを書き進めた。
「んー…………今日はここまでで良いや」
キリが良いとこまで終わったので、レポートを保存して、端末を閉じる。
彼女の差し入れを貰ってから十数分後のことだった。
座り続けて凝ったので、伸びをしながら椅子を立つ。
「パンありがとね、ゴッホちゃん。美味しかった」
ゴッホちゃんにお礼を言う。
パンは美味しかったし、パンのおかげで結構レポートが進んだ。
この分なら締切までには間に合いそうだ。
「エヘ、エヘヘ…………それほどでも…………でも嬉しい…………ウフフ…………」
「また食べたいな」
あのパンがあったら、レポートが捗りそうだな、と思い、軽い気持ちでゴッホちゃんに頼んでみる。
「…………勿論、立香様が望むならいくらでも…………ウフフ…………」
すると、顔を赤くしながら、ゴッホちゃんが頷いた。
「ありがとう、ゴッホちゃん!」
「…………ウフフ…………」
パンを食べられることが嬉しくて、彼女の手を握る。
すると、ますます赤面して俯いてしまった。
「?」
なんでだろうと思うけど、もうすぐ寝ないといけないので、手を離してシャワールームに向かう。
「じゃあシャワー浴びて来るからちょっと待っててね!」
「あ、はい…………どうぞ、ごゆっくり…………ウフフ…………」
シャワーを浴びた時、何故だか身体が熱い気がした。
レポートが思ったより進んだことによる高揚感のせいかな、と特に気にすることはなかったけど。
「ウフフ…………♡♡♡」
すやすやと、立香様が寝息を立て始めたのを確認して、彼女を起こさない様に、そっとベッドから抜け出す。
「…………ゴッホは、良い子ですから…………♡♡♡ちゃんと、待ちます…………♡♡♡」
触手を蠢かして、そっと彼女の服を脱がす。
「…………でも…………♡♡♡立香様が、悪い子なら、話は別ですよね…………♡♡♡」
ゆっくりと、彼女の寝間着のボタンを外す。
衣擦れの音が、微かに部屋に響く。
「…………んっ…………ふぅ…………」
「ウフフ…………♡♡♡流石XX様の持っていた媚薬…………♡♡♡」
服を剥いでいると、悩ましげな寝息を立香様が漏らす。
どうやら、こっそりパンに仕込んでおいた媚薬が効いてきたようだ。
「レポートにかまけて、水をあげない立香様が、悪いんですからね…………♡♡♡」
最近、立香様はわたしに構ってくれない。
レポートのせいで仕方ない、というのはわかるけど、それでも構ってくれないのは寂しいものだ。
しかも、よくよく聞けば立香様がレポートに追われているのは提出するのをサボっていたからという。
そんなことを聞いてしまうと、否応なく不満が溜まってしまう。
…………………………多分立香様がレポートをサボっていた理由の何割かは、わたしにある気もするけど、立香様が悪いと言うことで黙殺することにする。
閑話休題。
不満が溜まったわたしは、気づけば向日葵が身体のそこかしこに咲いてしまう様になってしまった。
こんな身体になったのも、立香様が悪い。
というわけで、立香様に責任を取ってもらおう。
「ウフフ…………♡♡♡たっぷり、責任取ってもらいますからね…………♡♡♡」
既に彼女の身体を覆うものは、頼りない下着一枚となっていた。
その最後の砦も、触手達によってあっさりと崩れてしまう。
一糸纏わない、生まれたままの姿になった彼女を見て、嗜虐心に心が躍る。
触手達も喜び、彼女の身体で遊ぼうと、妖しく蠢く。
「まずは、ゆっくりほぐしていきましょうね…………♡♡♡」
彼女のお腹…………子宮の上のあたりをそっと撫でる。
「…………っ♡」
悩ましげな寝息に、甘い声が混じる。
散々わたしが開発したのと、媚薬の力が合わさって、今の彼女はお腹を撫でられただけで感じてしまうらしい。
その反応が面白く、焦らす様に彼女のお腹を何度もさすり続ける。
すると、悩ましげな寝息が、媚びる様な、甘える様なものに変わっていく。
そのまま摩り続けていると、彼女の膣から、とろりとした液体が分泌される。
「ウフフ…………♡♡♡お腹を撫でてるだけなのに…………♡♡♡立香様の、えっち…………♡♡♡」
彼女の耳に囁いてみると、眠っているはずなのに、ピクリと震える。
「ウフフ…………♡♡♡えっちな夢でも、見てるんですか…………♡♡♡本当に…………♡♡♡」
どんなことを言っても、彼女は甘い息を漏らすだけ。
その様子に興奮し、彼女への罰がもっと過激なものに変わっていく。
「ウフフ…………♡♡♡」
触手を一本、わたしの体液で濡らして膣の中に侵入させる。
彼女の膣内は既に濡れていて、あっさりと膣内に侵入ってきた侵入者を受け入れる。
そのまま、触手を膣内で蠢かす。
ピトピトと、膣内を探る様に、測るように慎重に。
「…………っ♡♡♡」
しばらくそうしていると、彼女の弱い場所に掠ったのか身体が少し跳ねる。
起こしてしまったかと思い一瞬身構えるが、彼女が起きる気配はない。
「…………ウフフ…………♡♡♡ゴッホを驚かせる悪い立香様には、お仕置き、しないとですね…………♡♡♡」
そう言いながら、彼女の弱点への責めを激しくする。
さっきの様に優しく擦るのではなく、ぐちゃぐちゃとかき混ぜるように触手で嬲る。
更に、二本、三本、と膣内を攻める触手を増やしていく。
「…………………………♡♡♡」
悩ましげな寝息は、もう完全に快楽に悦ぶ甘い吐息に置き換えられていた。
やがて、ぬめっとしたわたしの体液と、立香様の愛液が混ざりあって、彼女の膣内で粘着質な音を立てて、彼女の膣から白濁に染まった液が漏れ始める。
指で掬って、舐めてみる。
「…………ウフフ♡♡♡」
とても淫猥な、味がした。
その味に興奮して、私のペニスも鎌をもたげる。
彼女の膣口に当てがい、耳元で届かないとわかっていながら囁く。
「ウフフ…………♡♡♡挿入れちゃいますね…………♡♡♡嫌だったら、言ってください…………♡♡♡」
「…………♡♡♡」
当然、彼女は甘い息を漏らす以外に反応は無く。
「ウフフ…………♡♡♡合意ということで、良いですね…………♡♡♡」
欲望のままに、彼女にペニスを挿入した。
「…………ッ♡♡♡」
彼女の膣内は蕩けていて、挿入れただけできゅっと私のペニスを締め付ける。
気を抜くと、すぐに射精してしまいそうな程だ。
しばらくその締め付けを愉しんだ後、ゆっくりと、ペニスを動かし始める。
「…………ウフフ…………♡♡♡」
ゆっくりと、優しく彼女の膣内に抽送を始める。
彼女の膣内はまるでわたしの触手の様にうなり、ペニスを逃さまいと無意識に責め立てる。
その感触は蕩ける程甘く、ずっと浸っていたいと思う程だ。
しかし、やがてその快楽に終わりが来る。
「…………ッ♡♡♡いきなり…………ッ♡♡♡あ…………ッ♡♡♡」
しばらく彼女の膣内を優しく攻めていたのだが、ついうっかり彼女の弱点を擦ってしまった。
そのせいか彼女の膣内がビクビクと震える。
どうやら絶頂したらしい。
不意の快楽にわたしも我慢出来ず、ペニスがビクビクと脈打ち始め、精液を吐き出そうと射精菅を駆け上がる。
「…………ウフフ…………♡♡♡たっぷり、膣内に射精してあげます…………♡♡♡孕んじゃっても、知りませんよ…………♡♡♡」
咄嗟に彼女に覆い被さり、鈴口を子宮口に押し付けて逃げ道を塞ぐ。
「…………ッ♡♡♡」
子宮口を突かれたせいか、彼女の膣内が更に締まり、わたしのペニスを快楽で責め立てる。
その快楽を楽しみながら、彼女の膣内に精液を吐き出した。
逃げ道を閉ざされた子宮は、一滴も溢すことなく精液を飲み込んでいく。
「…………ウフフ♡♡♡」
長い射精が終わり、ペニスの力が抜ける。
しかし、精液を知らぬ間に注がれた彼女の姿を見て、再びペニスに血液が集まり、硬くなる。
「…………もっともっと、お仕置きしないと、ですね…………♡♡♡」
もう一度、彼女の膣内を責め立て始める。
夜はまだ、終わらない。
翌日。
「ん、んぅ…………」
身体に妙な寝苦しさを感じて、身を捩らせる。
なんだか、身体が熱い。
「んー…………」
身体を捩らせても寝苦しさは消えず、やがて意識が夢の底から浮上する。
「ふわぁ…………なんだろ、一体…………」
ベッドから起き上がり、起き抜けでうまく見えない視界を晴らそうと、目を擦る。
しかし、特に変わったものは無く、いつも通り、ゴッホちゃんが横ですーすーと寝息を立てて爆睡しているだけだった。
「…………?」
しかし、起きてみると身体のそこかしこに違和感を覚える。
なんだか、ベタついてる気がする。
「…………寝汗でもかいたのかな」
なんだか妙に身体が火照ってるし。
きっと暑くて汗をかいたからベタつくんだろう。
そう考えて、シャワーを浴びることにする。
「…………………………ウフフ」
背後で笑う、誰かの声に気づかずに。
なるたけはやく続き書きます
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