「…………………………さい」
「…………、…………ください」
「…………様、起きてください」
「…………ここまで言っても起きないなんて…………オシオキが、必要ですね♡ えい♡」
膣内を貫かれる感触。その快楽に、無理やり意識を起こされる。
「お゛っ…………♡」
突然の快楽に、視界がスパークする。頭はショートして使い物にならない。肌から伝わる感触から、ベッドに寝かされていることだけをどうにか把握する。
「やーっと起きましたね、立香様♡」
「ゴッホ、ちゃん…………?」
耳元で囁かれる声に身体を震わせながら、視線を動かして声のした方を向く。
「はい! 貴女のゴッホです♡」
そこには、ゴッホちゃんがいた。妖しく触手を蠢かせながら。その姿を見て、何をされていたかを思い出す。
「あ、私──────」
そう。私は、ゴッホちゃんに襲われていたのだった。
それに気づくと同時に、いきなり快楽が私を貫く。
「あっ♡やめっ♡なんっ、で♡なにもっ、してないのにっ♡」
ゴッホちゃんは何もせず妖しく微笑んでいるだけだ。なのに、いきなり襲って来た快楽の波は引く気配がない。
「イ、く…………っっ♡♡♡イ、っちゃう…………っっ♡♡♡」
それでもどうにか耐えようとすると、彼女の触手に両耳を塞がれる。
『良いですよ♡り、っ、か、さ、ま♡』
触手から彼女の声が送られてくる。
「〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡」
その声に脳を貫かれる。声にならない声が漏れる。撃ち抜かれた脳は、身体に指令を下す。
すなわち──────イき狂えと。
「あっ、だめ、くる、きちゃうっ♡♡♡ 」
そして、その瞬間が訪れる。
「あ、あっ、あ、あ~~~~…………っ♡♡♡ たしゅ、 け……っ♡ とめ…………っ♡ あ、ぁ あ゛ッ、あ゛~~~~~~ッッ♡♡ ぁ、ぉ、おぉ…………………………っ♡♡」
身の内から来るわけのわからない快楽に蹂躙される。脳は既に屈服し、快楽を受容するだけ。言うことを聞かない身体は、ただイき続ける。
「にゃん、でぇ…………っ♡♡♡」
「あ、忘れてました。えい♡」
「あ゛ひゅっ♡♡♡」
無意識に発した疑問の声は黙殺され、クリトリスを弾かれる。その衝撃で再び絶頂する。しかし、今度はさっきと違っていた。
何を勘違いしたのか、尿道が緩み始める。
「あっ、だめ、とまっ、とまってぇっ♡♡♡」
そんな必死の懇願も意味はなく。
ちょろろろ。
そんな擬音がつくほどの音で、尿が流れ出す。つまり─────お漏らししてしまっていた。
「あ、あ、あ…………♡」
恥ずかしさと開放感に身を焼かれて頭がぐちゃぐちゃになる。ただでさえ働いてない頭が完全に仕事を放棄する。
「またお漏らししちゃいましたね♡恥ずかしくないんですか♡」
嗜虐的な笑みの彼女に見下ろされる。
「やめ、みないでぇ…………♡♡」
恥ずかしさから手で顔を隠そうとするも、触手に絡め取られて動かせない。
「…………かわいいお顔ですよ♡大丈夫、これからもっと、もーっと気持ちよくなりますからね♡」
──────そこからは、甘い地獄だった。
まず耳を弄られた。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅと彼女の触手に丁寧に中を掃除される。そして、彼女の声と共に快楽を耳に刻まれる。
『これで、立香様の耳はわたしのもの♡好きに造り替えちゃいますね♡」
「〜〜〜〜〜〜っ♡」
神経毒を注入され、丁寧に解される。対毒の護りがあるはずなのに、すり抜けて快楽を刻まれる。神経が快楽を認識してしまう。
「知ってますか? かの大英雄、オデュッセウス様が遭遇したと言われるセイレーン…………それは、この
終わった時には、彼女の甘い声だけで軽く絶頂してしまうようになっていた。
次に、口の中を開発される。
元からキスでイってしまうほど敏感だったが、それではもの足りないと丁寧に触手で蹂躙される。舐めるように、しゃぶるように、口の中を変えていく。
最終的に口内は蹂躙されつくし、彼女の指を舐めるだけで絶頂するように変えられる。
更には、背中と同じように舌にも彼女の名前を描かれてしまった。
「エヘへ、これで立香様のお口もわたしのもの…………誰にも渡さない…………!」
まるで
『…………それにしても、こんなことまで受け入れてくれるなんて、立香様は本当に、変態ですね♡♡♡』
触手を通して彼女に罵倒される。だけど、それが嬉しくて絶頂してしまう。
次に、胸を弄られる。
最初は舐めるように、少しずつ愛撫され、じわじわと熱を貯められる。
絶頂することはなく、優しく、優しく愛撫される。もどかしくて仕方がない。
さっきまでと違い、焦らすように弄られるせいで、声が漏れる。
「…………っと」
「なんですか? 聞こえませんよ♡」
嘘だ。本当は、聞こえてるくせに。わざと聞こえてないふりをして、言わせようとしている。
「…………もっと」
「もっと、なんです?」
「…………もっと、激しく、激しく責めてぇ♡」
「エヘへ…………嫌です♡」
「…………ッこの、色情狂♡バカニンフ♡」
焦らすように責められるせいか、頭は少し冷静さを取り戻していて、そんな罵倒が口から飛び出る。
しかしそれは──────逆効果だった。
「口ごたえする余裕があるんですね…………じゃあ、もっともっとやっちゃいますよ♡」
言葉とは裏腹に、さっきよりももっと弱い力でひたすら愛撫される。否応なく快感が集まっていくが、絶頂することはない。
ジリジリと頭を焼かれて、取り戻したはずの冷静さは何処かに消えていた。
「さあ、言うことはありますか?
「…………せてください」
「聞こえませんよ♡」
「イかせてください♡もう、おかしくなりそうなんです♡」
「──────よく出来ました♡」
かりっと、片方の乳首を甘噛みされ、片方を抓られる。既に敏感になっていた私の胸は、その刺激で達してしまう。
「あ♡イく♡イきましゅぅぅぅっ♡♡♡」
胸を、彼女の玩具にされてしまった。
そんなことを、全身くまなく行われる。
日が暮れる頃、私の身体にゴッホちゃんの手が入ってない場所は無かった。
私は、ゴッホちゃんがいないと生きていけない身体にされてしまった。
「エヘへ…………これで、貴女は名実共にわたしのもの。ずっと、ずーっと離さない…………」
そんな声を聞きながら、私の休日は過ぎていった。
「エヘへ…………寝ちゃいましたか。…………まあ、無理も無いですね」
寝ついてしまった立香様を見ながら、そう独りごちる。
「…………それにしても、とんでもないことをしてしまったような…………」
今考えると、一時のテンションで大変なことをしてしまったかもしれない。
「…………幸い、立香様に今日行った開発は立香様に刻んだ絵の効果で制御出来るのでまだ取り返しはつきますね…………」
オンオフが出来る様にしておいたのは良かったと言えるだろう。これで、マスター業務に影響を来さずに、夜はベッドで楽しめる。
「とりあえず、オフにして…………ん?」
立香様と一緒に寝ようと就寝の用意を始めると、立香様の股間が湿っていることに気づく。気になって、服を脱がす。
「…………なるほど」
立香様の股間は、大惨事だった。愛液で濡れ放題だし、失禁もしている。きっと、良い夢でも見ているのだろう。それを見ると、むくむくと嗜虐心が上がって来る。
「…………どうせオフにするんですから、楽しんでも良い、ですよね…………」
立香様を起こさないように身体を弄る。
クリトリスをそっと指で弾いたり、優しく秘部を舐めてみたりする。
「んっ…………♡」
時折甘い声が漏れるが、起きる気配は無い。
立香様を起こさないように、と思いながら好き放題に身体を弄る。
彼女の身体は素直に反応し、だらしなく蜜を垂れ流す。
やがて、軽く絶頂した。
「おっ…………♡」
同時に、ちょろちょろと小さく漏らす。
「本当に、お漏らし癖が付いちゃいましたね♡」
その光景にゾクゾクしながら、満足したので寝る用意をする。
立香様の下着を洗って乾かして穿かして、と若干慌ただしくも後始末が終わったので寝ることにする。
「それでは、おやすみなさい…………」
良い夢を。
「んっ、うーん…………はっ⁉︎」
下腹部に違和感。横のゴッホちゃんを起こさないように静かに急いで起き上がる。
「…………なんだ、気のせいか」
急いで下腹部をチェックしたが、予想に反してお漏らしの跡も、愛液の跡もなかった。
「…………あれ、でもみょーに疲れてるような…………」
昨日は休日で、確か…………
「…………ゴッホちゃんに襲われたんだっけ」
それでか、と納得する。確か昨日はゴッホちゃんに襲われて、一日中彼女の玩具にされた。それで疲れが取れていないんだろうと納得する。
「…………それにしても、昨日のゴッホちゃん、すごかったなー…………」
夢でやる時よりも激しかった気がする。…………まあ、気持ち良かったし、ある意味幸せだったから良いんだけどさ。
ベッドから抜け出して、顔を洗う。
今日も忙しい一日が始まる。
「…………エヘへ」
「…………ずっと、ずーっとゴッホはそばにいますからね…………」
触手で耳かき要素と地味に性癖の舌タトゥーを混ぜ込みました
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