光のコヤンスカヤのバレンタイン合わせて
タイトル変更
──────暗い暗い檻の中、私は檻に鎖を繋がれて閉じ込められてた。
鎖は硬く、どう足掻いても外れそうにない。
そんな脱出不可能な状況の中で膝を抱えて座っていると、コツコツと足音が響く。
足音は段々と大きくなり、やがて私の前で止まる。
「うふふふふ…………♡とーっても無様な姿ですね、マスター♡」
足音の主…………光のコヤンスカヤが私を嘲笑する。
…………彼女の言うことは間違いじゃない。
何故なら私は…………自分の身体以外の何もかもを剥ぎ取られ、全裸の状態で檻に繋がれているのだから。
無様というに相応しい状況だろう。
「…………コヤンスカヤの嘘つき」
だけど、それを認めるのが悔しくて彼女に悪態を付く。
「あら、身も心もボロボロに削り取ったと思ったのに、もうそんな生意気な口を叩ける様になったんですのね? その折れない不屈のハート、大好物です♡…………ですがマスター、貴女は敗けたのです。賭けに敗けた負け犬マスターには、それに相応しい代償、というものがありますよねぇ…………♡」
しかし、彼女は私の悪態に怒るどころかむしろ喜んだ上、何やら不穏なことを言い出す。
「さて、どうしてくれましょうか…………♡」
そう言いながら、コヤンスカヤが檻の鍵を開けて檻の中に入ってくる。
彼女は私の前にしゃがむと、膝を抱えて蹲っている私の顎を指で掴み、無理矢理顔を上に上げさせる。
嗜虐的な色に濡れた金色の瞳が私を射抜き、思わず身がすくむ。
「うふふ…………どこに出しても恥ずかしい、とびきりの
「…………」
嬉々としてハメておきながらどの口が、と思うけど彼女が言うように敗けてしまったのは私だ。
敗者に言い返す権利はなく、彼女の言葉をただ受け入れるのみだ。
ああ、どうしてこんなことに…………
数時間前。
「マスター、カジノリゾートに興味ありません?」
「…………いや、いきなり何」
今日も今日とてコヤンスカヤ達の言う通りに
「ほら、いつぞやのバレンタインで私のカジノリゾートに招待したでしょう? あの時は建設途中でしたが…………最近完成の目処が出てきたので、極秘の試遊会、と洒落込ませて頂きたく…………試遊会という名目ですが、システムはほぼ完成しているので、カジノで稼いだモノは当然そっくりそのままマスターの手元に! 如何でしょう、マスターにとっても悪くない提案だと思いますが?」
「あー…………」
あの時のアレね、と思い出す。
そして彼女の誘惑に対する返答は当然。
「いや、普通に嫌だけど」
拒否一択だった。
「な、何故⁉︎極秘の、マスターだけの試遊会ですよ⁉︎カジノで豪遊、その上稼げば稼ぐほど財を溜め込めるのですよ⁉︎」
断られるのは予想外だったのか、コヤンスカヤが動揺し始める。
だけど、私の考えは変わらない。
だって。
「…………絶対最後にインチキみたいなズルして何もかも搾り取ってくる振りじゃん。騙されないよ」
という、嫌な確信があったからだ。
「…………それに、チョコくれなかったしなー」
「…………ぅ。…………それは、その…………」
ついでに言えば、前科がある。
前にコヤンスカヤのカジノリゾートに行った時は、彼女のチョコが欲しいという理由で遊びに行ったが、最後の1ゲームは挑むことなく帰った。
コヤンスカヤが提示した手作りチョコの金額は達成してたし、やる意味がなかったからだ。
しかし、そうして受け取ろうとしたらコヤンスカヤは何やら勿体ぶった顔でそれっぽいことを言ってチョコをくれなかった。
いやまあ、あのカジノは時間を対価にお金に換えてたみたいだし、多分コヤンスカヤなりの義理の通し方なんだろうけど。
結局チョコは貰えなかったし。
それに後で他のサーヴァントに聞いてみると、最後に待ち受けていたのはいつぞやのラスベガス特異点の支配人、水着獅子王ことランサーのアルトリアと、ラスベガスのスタァ兼極悪スロットの支配人のラムダリリスだったらしい。
率直に言って勝てるわけがない。
きっと彼女の甘言に乗せられるままゲームに挑んでいたら、稼いだ何もかもを奪われて借金漬けにされていただろう。
「…………むぅ。予定では、もうマスターはノっている筈だったのに…………バレンタインの時の騙されやすかったマスターはどこに…………」
「フォウフォウ、フォーウ! (特別意訳:自業自得だね、さっさと諦めた方が良いよ!)」
「うるさいですわよ犬コロ! …………ええい、わかりました。そこまでマスターが疑うなら、こちらも腹を切りましょう!」
通りすがりのフォウくんに煽られたのか、コヤンスカヤがそんなことを言い出して、何かを胸元から取り出す。
「何これ?」
それは契約書らしく、つらつらと長い文章の後に、タマモヴィッチ・コヤンスカヤ/光と署名されていた。
「見ての通り、契約書でございます。大変遺憾ながら、マスターは私に不信感を抱いてる様ですので…………この様に契約で、明文化させて頂きました。どうぞ中身をご確認ください」
言われるままに、契約書を読み込む。
契約書の内容は、纏めるとこうだった。
1:私、タマモヴィッチ・コヤンスカヤ/光はプレイヤーに対して不利な事は致しません(不利な事とは、常時ロイヤルストレートフラッシュを出す様なディーラーや、碌に当たらない極悪スロットを用意する、などです)。
2:私は私以外のサーヴァントをディーラーとして招待しません。ディーラーは私及び私の配下のバニー達です。
3:マスターが勝利した暁には、私の全てを捧げる事をお約束します。マスターが望むのなら、あの日渡せなかった手作りチョコも喜んで作りましょう。尚、マスターが敗北した場合…………同様に、マスターの全てをこちらの管理下に置くものとします。
「…………さあ、これで如何でしょう? 出血大サービスですよ?」
契約書に書いてあることを一通り読んでみたけど、何か裏があるという感じはしない。
むしろ私に都合が良すぎて、逆に怪しくなるレベルだ。
絶対裏がある。
ただ、まあ。
「フォウ? (特別意訳:バカなの?)」
「…………私の自信作より、チョコにあっさりと釣られるのは、なんだか複雑ですね…………いえ、都合が良いと言えば良いのですが…………」
あの日貰えなかったチョコを貰えるなら、些細な問題だ。
そう思って、契約書の署名欄に署名する。
それに、チョコ貰うくらいの金額なら、この前も稼げたしね。
契約書を彼女に渡す。
「…………はい、こちら確かに! では合意ということで! マスターを、めくるめく欲望の世界にご招待しましょう…………!」
目の前の空間が歪み、黄金のカジノへの道が開く。
躊躇うことなく、私はカジノに足を進めた。
…………この時私は、油断していた。
カジノは所詮時の運。前に勝ったからと言って、今回も勝てる保証は無い。
──────そして、今。
私は見事なまでにコヤンスカヤに敗北し、全てを奪われ囚われの身になってしまった。
…………いや、言い訳をさせてもらうとコヤンスカヤがイカサマをしたんだけど。
「何やら不満そうな顔ですが、私はちゃんと契約に則りましたよ♡」
光のコヤンスカヤがそう宣う。
…………実際に彼女は契約を守っている。
「光」のコヤンスカヤはズルをしなかった。
「うふふふふふ…………♡闇の私も私には変わりませんからね…………♡」
ズルをしたのは「闇」のコヤンスカヤだった。
なんだかんだで順調に勝ち続け、カジノゲームの最終戦、これを勝てば決着が着くという大一番の勝負の舞台に上がった時、闇のコヤンスカヤは現れた。
「…………全く、愚かなマスターですね♡契約はちゃんと読まないとダメですよ♡私も光の私も同じタマモヴィッチ・コヤンスカヤ、ですから♡」
そう言いながら。
そこからは、悪夢だった。
イカサマはしてない筈なのに、彼女の前では全てが歪む。
水着獅子王の如く彼女の手の全てがRSFだったり、常にこちらがバーストになる様にカードが回ったりと。
その様な埒外の強さに所詮人間である私には勝てるはずも無く。
みるみる間に稼いだ財産を奪われ、この様な暗い檻に堕ちてしまった。
だけど、まだ諦めきれない。
もう一回。もう一回あれば。
「うふふふふふ…………♡敗者らしく振る舞いながらも、奥底では敗北を認めない見苦しい姿勢、マスターらしくて大好きです♡そんな諦めの悪い愚者に相応しい、とびきりのプランをご用意いたしました♡」
そう言って、コヤンスカヤが紙を差し出す。
そこには目、耳、鼻、口、胸、腕、足…………と様々な身体の部位と共に、金額の様なものが書かれていた。
「これはマスターの身体の部位が、私目線でどれくらい価値を持つか、という対応表でございます♡」
「…………これをどうしろと」
どうせろくでも無いんだろうな、と思いながら彼女に訊いてみる。
「ええ、はい♡もちろん説明しますとも♡現在マスターは無一文どころか借金持ちの穀潰し、その上所持品は全部私に没収された価値無しのゴミクズです♡ですが、そんな貴女にもまだ残ってるモノがあります♡それは、マスターの身体です♡」
「…………つまり」
「ご察しの通りでございます♡この紙に提示された部位を私に代償として差し出す…………いわゆる『質に入れる』ことで、カジノで稼ぐための種銭を提供しましょう♡」
予想通り、ろくでもないモノだった。
だけど、彼女のいう通り借金持ちの穀潰しな私は債権者の彼女に逆らうことは出来ず。
渋々と、彼女の提案を受け入れた。
「…………では、どこを選びますか? 穀潰しのマスター♡」
「…………」
コヤンスカヤの言うことを聞き流しながら、リストにある部位を選ぶ。
幸い、部位一つ一つは最初に私が持っていた種銭より遥かに高い金額が付いている。
これなら、最小限で済みそうだ。
…………何でコヤンスカヤがこんなに高い値段を付けてるのか気になるけど。
しばらく悩んだ結果、私が選んだのは。
「…………はぁ。それですか。いえ、マスターの選択に口は挟みませんけど…………いきなりそれは、ちょっと女捨ててません?」
「…………良いでしょ、別に。…………どうせ使わないし」
胸だった。
どうせ使う相手もいないし、最初に差し出すのならかなり都合が良いからだ。
そう思ったけど、何故かコヤンスカヤが不満気な表情を見せる。
「…………まぁ良いですけど。では、これで契約成立ということで」
口ではそういうけど、明らかに不機嫌だ。
何か悪いことしたかな。
そう思っていると、コヤンスカヤが檻の外に出ていく。
「コヤンスカヤ?」
「ご心配なく♡これからのマスターに必要なものを取って来ますので♡」
そう言って、カツカツと足音を響かせながら彼女が去っていった。
しばらくすると、彼女が紙袋を提げてこちらに帰ってきた。
「ではマスター、これを着てください♡穀潰しといえど私のカジノには正装で来てもらわないと♡」
そう言って、彼女が紙袋から服を取り出す。
言われるがままにそれを受け取り、着用する。
しかし。
「…………これ、丸見えなんだけど」
彼女の持って来た服は、とんでもないモノだった。
その服は何かと言われたら、バニーガール服と言えるだろう。
まあそれは良い。
問題は…………通常ならバニー服で覆われていない手足がかっちりと覆われているのに対して、本来バニー服で隠すべき胴体が、全く隠されていないとこだった。
それに対して不満を言うと。
「穀潰しに渡す無駄な布はありませんので♡」
さっきと矛盾する様な言葉を突き返される。
カジノのディーラーは普通のバニー服だったと思うんだけど。
それに手足を覆う布は肌触りがとても良く、高級な品だと素人でもわかる。
その様な布を使ってる時点で彼女の言葉は建前でしかないだろう。
きっと、私を辱めたいだけな気がする。
しかし、そう思っても私に抵抗する権利は無く。
この恥ずかしい格好を、受け入れるしかなかった。
「納得いただけた様で何よりです♡では、仕上げに掛からせてもらいますね♡」
「へ?」
コヤンスカヤが妙なことを言うと同時に、お尻に冷たい感覚が走る。
「ひ…………っ…………なに、して…………っ」
「ただの媚薬入りローションです♡浣腸液も混ざってますけど♡」
振り返ると、いつの間にかコヤンスカヤが私の背後にいて、お尻に大きな注射器の様なモノを挿していた。
その中は毒々しい色の液体が満たされていて、どんどん私のお尻に注がれていく。
やがて全部入り切った頃。
「…………っ」
ぐるぐるとお腹がなり、猛烈な排泄欲に襲われる。
しかし、それに驚く暇もなく。
「ひ、ぎ…………っ⁉︎」
お尻を何かで塞がれ、排泄出来なくなる。
「なに、これ…………っ」
「うふふ…………♡マスター専用に誂えた、アナルプラグです♡私の許可が無い限り、絶対に抜けない仕様になっています♡」
「なんで、こんな…………っ」
「それはもちろん…………マスターには、致命的に足りないものがあるからです♡ですので、付けさせて頂きました♡」
よく見たら、アナルプラグは外から見るとうさぎの尻尾を模した様になっていた。
「良いから、はやく、抜いて…………っ」
しかし、そんなことはどうでも良かった。
私のお腹は浣腸のせいで決壊寸前で、はやく出したいと腹痛に喘いでいた。
「ご心配なく♡そのアナルプラグは、マスターの排泄物を取り込む様になっています♡ですので、存分に漏らしてください♡あ、漏らしたらわかる様になっているので悪しからず♡」
「そん、な…………っ」
漏らせと言われて、漏らせるわけがない。
しかし、私のお腹はもう限界と訴えていて。
「ほら、漏らしなさい♡」
「あ、ぁ…………っ…………だめ…………っ…………ぁ…………っ」
止めとばかりに、コヤンスカヤにプラグを弄られて決壊してしまう。
お尻でプラグが開く様な感覚と共に、排泄物が食べられていく。
「〜〜〜〜〜っ」
排泄物を食べられるという冒涜的行為に、羞恥で顔が熱くなる。
しかし、コヤンスカヤはそれだけでは許してくれず。
「うふふ…………♡とっても無様で、興奮しちゃいます♡では、こちらもどうぞ♡」
そう言って、何かを股間に貼り付けて来た。
それはパッと見は前貼りの様な形をしていて、私の股間に食いつく様に張り付く。
「こんどは、なに…………っ」
ヌメリとした感触に、背筋を悪寒が走る。
「ちゃんと大事な所は隠しませんと♡なので、専用の前貼りをご用意させていただきました♡媚薬入りの、スペシャルな代物ですが♡」
なら最初から普通のバニー服にしてよ。
そう内心で悪態を付くけど、
「……………………っ♡」
その内心を塗り替えるような甘さが、股間からじんわりと広がってくる。
彼女の言う媚薬が回ったのか、妙な疼きが身体を走る。
「後は…………これを付けませんとね♡」
甘い快楽に悶えていると、コヤンスカヤが片方の胸を掴む。
そして、掴んだ胸の乳首を、何かで挟んだ。
「…………っ⁉︎」
冷たい感覚が私を襲う。
見ると、乳首に金属製のリングが乳首を挟む様に付けられていた。
リングにはプラカードの様なものが通されていて、そこには『売却済』と書かれていた。
同様にもう片方の乳首にも、売却済というプラカードが付いたリングが付けられる。
「…………なに、これ…………っ」
私の乳首を締め付けるリングは痛くはないけど、何だか妙な感じだ。
冷たさの中に熱さが混じって、熱に浮かされる様な、そわそわした気持ちになる。
「何って、決まってるじゃありませんか♡マスターが私に身体を売ったという証です♡」
そう言いながら、コヤンスカヤがリングを手で弄ぶ。
何かが駆け上がる様な感覚が走り、怖くて彼女にやめる様に頼むが
「これはもう私のモノなので、却下です♡傷を付けこそしませんけど、私のモノをどう扱うが私の自由ですので♡」
と言われ、余計に激しく弄られる。
「…………っ♡」
彼女に弄られていると、身体が徐々に疼いていき、やがて無意識に甘い声を漏らしてしまう。
その痴態に満足したのか、彼女が手を離す。
「…………ぁ…………♡」
中途半端なところでやめられたせいか、切ない声が漏れる。
「うふふ…………♡随分と感じておられる様ですが、大丈夫でしょうか♡発情期になっていたから勝てなかったなんて言い訳、聞く耳持ちませんよ♡」
「だれが…………っ♡」
口ではそういうけど、既に私の身体は熱を持ち、快楽を求める様に息を荒くしていた。
しかし、そんな苦し紛れの悪態に彼女は笑みを深くする。
「反骨心が強くて結構♡それでこそマスターです♡では、再びめくるめく欲望の世界に招待しましょう♡」
コヤンスカヤが手の錠を外し、代わりに首輪をつける。
そして、首輪の鎖を引いて私を檻の外に引き摺り出した。
「おっと、忘れていました。バニーに肝心なモノがありませんね」
檻から引き摺り出されると、思い出したかの様にコヤンスカヤがそんなことを言う。
一体何を忘れているんだろうと思っていると、頭に何か付けられる。
それは頭にくっつくと同時に耳を柔らかく包み、周囲の音を消す。
どうやら、ヘッドフォンをつけられたらしい。
その証拠に、耳にコヤンスカヤの声が入ってくる。
『やはりバニーには、この耳がありませんとね♡尚、マスターの監視のため、ヘッドフォンと一体化した形になっておりますがご了承を♡』
ヘッドフォンとしての性能は良いらしく、彼女の声がクリアに、まるで脳に染み込む様に響いてくる。
その言葉に恐る恐る頭の上に手を触れて見ると、柔らかいモノの感触が伝わる。
彼女の言う通り、バニーという名前にはなくてはならないウサギの耳がくっついている様だ。
私の様子から声が正確に届いていると認識したコヤンスカヤが、首輪の鎖を引っ張る。
快楽に悶える私は、それに黙って着いていくことしか出来なかった。
コヤンスカヤに連れられて再びカジノに戻った時、そこはさっきとは違っていた。
さっきは彼女配下のバニーはいれど、他の客はいなかったのに、今は老若男女様々な客で溢れかえっていた。
「なんで…………っ」
私一人しかいないはずじゃ。
コヤンスカヤもそう言ってたのに。
『ご安心を♡今マスターの視界に映ってる様々な『お客様』は全て、私が作った合成映像ですので♡このカジノのお客様がマスター一人だけというのも、寂しいものですから…………賑やかしに、と♡』
そう言われてじっくり見てみると、彼らはどこか作りモノの様な顔をしていて、生気を感じられなかった。
だけど、例え書き割りに過ぎない映像でも、彼らの目にこの格好を晒すのは恥ずかしく、足が竦む。
しかし、彼女がそんなことを許してくれるはずもなく。
「ぎ…………っ」
首輪を引っ張られ、無理矢理引き摺られる。
首輪が締まるせいで苦悶の声を漏らす私に構うことなく、彼女は人混みの中に入っていく。
そのせいで必然的に彼らの視界に止まってしまう。
彼らの目が何も映していなくても、私にそんなことは関係なく、羞恥の炎が私を焼き、思考力を奪っていく。
その上、お尻に挿入れられたプラグのせいで余計に頭が茹だり、一歩歩くごとに理性が消えていく。
そのまま私の姿を見せつける様に練り歩かされた後、やがてコヤンスカヤの足が止まる。
そこはホールの様な広場になっていて、一台のスロットマシンがポツンと置いてあった。
首輪を引かれ、スロットマシンの椅子に座らされる。
「これは…………っ♡」
『見ての通り、スロットマシンでございます♡今からマスターには、このスロットで負債分を稼いで貰います♡』
それは、考えうる限り最悪のゲームだった。
コヤンスカヤの道具に快楽の鞭を振るわれている私の身体が、まともにスロットを揃えられるとは思えない。
せめてカードならまだ良かったのに。
きっと私が負ける様にわざと仕組んだのだろう。
しかし私に拒否権はなく、この圧倒的に不利なゲームを受けるしかなかった。
意を決して、スロットマシンに向き合う。
すると。
『うふふ…………♡この圧倒的に不利な勝負でも乗ってしまうその無謀、流石マスターです♡出来ることならば、その勇姿を間近で鑑賞させていただきたかったのですが…………残念ながら、私には仕事が入っておりまして♡ですので、他の担当者をお呼びしますね♡』
そう言って、コヤンスカヤが鎖をスロットマシンに繋いでどこかに行ってしまった。
同時に、鞭の音が耳を叩く。
『ご指名に預かりました、タマモヴィッチ・コヤンスカヤ/闇で御座いま〜す♡今回は、借金漬けにされてしまった穀潰しのマスターの足掻く様を監視するため、と伺い、馳せ参じました♡』
他の担当者とやらは、闇のコヤンスカヤだったらしい。
『ではマスター♡どうぞマシンにコインを♡NFFサーカスの団員として、道化の様に滑稽なショーを始めましょう♡』
そう言って、闇のコヤンスカヤが鞭を叩く。
その音が脳に響くと同時に、勝手に身体が動く。
言うことを聞かない腕が目の前に積まれたコインを掴み、スロットマシンに投入した。
─────スロットマシンを始めてから数十分程経った頃。
私はコヤンスカヤの意地の悪さを改めて思い知らされることとなった。
「…………そこ、やめ…………っ♡♡」
『却下です♡マスターの胸は、私達NFFカジノ、ひいてはNFFサービスの『所有物』となったのですから、どう扱うが私達の自由ですので♡』
闇のコヤンスカヤに後ろから胸を揉みしだかれ、甘い快楽が脊髄を走る。
その電流の様な甘さが身体が震えて、手元が狂う。
結果。
『あら、残念♡惜しいとこまで揃ってらしたのに…………♡』
「だれの、せいで…………っ♡♡」
スロットがズレて、柄が揃わなくなってしまう。
さっきから、ずっとこうだ。
もう少しで柄が揃う肝心のタイミングで、コヤンスカヤや淫具の邪魔が入り、揃わなくなってしまう。
そのせいでズルズルと負け続け、気づけば種銭が半分を切っていた。
『おやおや、随分と資金が減っているようですが…………追加売買、行っちゃいます?』
「だれが…………っ♡♡まだ、まけてない…………っ♡♡♡」
『全く、諦めの悪い方ですねぇ…………♡ですがそれでこそマスターというもの♡無謀な挑戦で、もっともっと楽しませてくださいませ♡♡♡』
コヤンスカヤの嘲る様な激励を背に、震える指でコインをスロットに入れる。
リールが回り、柄を揃えろと叫び始める。
一つ、ボタンを押す。
左のリールが止まる。
二つ、ボタンを押す。
真ん中のリールが止まる。
絵柄が揃い、リーチになる。
そして、肝心の3つ目。
『ほらほら、はやく止めないといけませんよ、マスター♡』
「…………っ♡♡♡」
ボタンを押そうとした瞬間、再びコヤンスカヤに胸を弄られる。
乳首を挟むリングを弄ばれ、快楽の鞭に叩かれる。
しかし今度は、さっきと同じ結果にはならなかった。
『…………あら?』
ギリギリで指を止めたおかげで、3つ目のリールは止まらず、まだ回っていた。
そして、コヤンスカヤが困惑している隙に、タイミングを見極めて最後のボタンを押す。
狙いは上手くいき、快音と共に3つの絵柄が揃う。
スロットマシンがけたたましい音と共に、大量のコインを吐き出した。
『…………流石です、マスター♡この様な無様な状態でも、見事ジャックポットを決められるとは♡私にボコボコに負けたとはいえ、私へ至るまでの数多のディーラーを打ち倒してきただけはありますね♡』
彼女の言う通り、スロットの絵柄は777…………いわゆる、ジャックポットを指し示していた。
一発逆転の大穴が通り、半分まで減少していた種銭が、元の倍以上に膨れ上がる。
それを見て、ほっと一息ついた時。
「ひ、ぐ…………っ⁉︎♡♡」
いきなりお尻のプラグが蠢き、グリグリと腸内を嬲る。
『それでは、私の妨害にも構わず見事大当たりを引き出したマスターには、ご褒美をあげましょう♡♡♡』
「こんなの、ほしくない…………っ♡♡♡」
『ですが、こちらの口は離したくないとばかりにぎゅうぎゅう締め付けて、離してくれませんよ♡』
「…………やめ…………っ♡♡♡…………ぐ…………っ♡♡♡」
コヤンスカヤの好きなように尻尾を弄られて、快楽が脳を焼く。
私のお尻は既に屈服してしまい、無理矢理弄られる拒否感よりも、腸内を抉るプラグに与えられる快楽の方が大きくなっていた。
そのまま、彼女にお尻を嬲られ続ける。
彼女が満足した頃、私は肛門の快楽でまともにものが考えられなくなるまで蕩けさせられていた。
「…………っ♡♡♡…………ぁ…………っ♡♡♡」
『うふふふふふ…………♡♡♡ドロドロに理性が溶けてしまったようですねぇ…………♡それは結構♡それでは、本当のご褒美をあげましょう♡』
コヤンスカヤがそういうと、背中に柔らかい感触が伝わると共に、姿勢を正される。
どうやら、彼女に抱きしめられているらしい。
同時に、彼女の指がスロットマシンに伸びて、何かを操作する。
すると、スロットマシンが妖しく輝いて、私の視界を焼いた。
「…………ぁ…………? ♡♡♡」
その光が視界に入った瞬間、意識が朦朧としてくる。
眠っている様な、起きている様な、夢現の状態になってしまう。
『うふふ…………♡♡♡理性を溶かした甲斐あって、随分あっさりとこの催眠に引っかかりましたねぇ…………♡♡♡それでは、始めましょう♡♡♡マスターの、公開催眠調教を♡♡♡…………といっても、観客は調教師でもある私しかいませんけどー。まあ、マスターの痴態なんて私と光の私しか見なくて良いですし、それは問題ないでしょう…………♡』
彼女の声が聞こえる。
だけど、朦朧とした頭では彼女の言ってることが理解できない。
ただ、脳に刻まれる様に染み込んでいくだけだ。
『さーて、どうしてくれましょうか…………♡私好みに、ペットの様に調教したいところですが…………催眠でただ無意味に尻尾を振るというのも、面白くないですし、身体の方を徹底的に調教して自分から兎の様に身を差し出す様にしましょうか♡』
『それでは、まずはここから調教していきましょう♡マスター♡お口を開けてください♡餌を求める犬の様に浅ましく、媚びる様に♡』
彼女の声が響く。
意味はわからなくても、やらなきゃいけないことはわかった。
彼女の言うままに、口を開く。
『素直で結構♡それでは…………♡』
すると、口の中に何かを突っ込まれる。
『これに奉仕してください、マスター♡♡♡』
そう響く声に突き動かされ、口の中の何かを舐める。
その何かは肉の様な柔らかさと鉄の様な固さが混じった熱いものだった。
『あら、初めてだと言うのに筋が良いですね…………♡♡♡結構結構♡♡♡お利口なペットは、私好みですよ♡♡♡では…………もっともっと溶けていきましょうか♡♡♡」
無意識のままに、口の中の異物を舐め続ける。
『マスターは、これが大好きで大好きでたまらない、そうですよね♡♡♡それに…………私のこれを見ると、ペットの様に服従してしまう恥ずかしい獣でもありましたね♡♡♡』
彼女の声が脳に響く。
それは何かを刻みつけている様で。
だけど、私はそれに抗えずにただ口の中の異物に奉仕し続ける。
『おっと、そろそろ射精そうです…………♡♡♡ああそういえばマスターは、今から吐き出されるモノも大好きですよね♡♡♡飲み込むだけで、支配される悦びを感じてしまうくらいに♡♡♡』
そう言って、異物が大きく震える。
同時に、口の中に何かが吐き出された。
それはドロっとした液体の様で、口の中にへばりつく様に絡んでくる。
『ほらマスター、飲み込みなさい♡』
言われるままに、そのドロドロした何かを飲み込む。
喉にへばりつく様な感触がした。
『マスターは、これが嬉しい♡♡♡そうですよね♡♡♡』
『では、復習としてもう一度やりましょうか♡♡♡いいえ、完全に馴染むまで何度でも♡♡♡』
再び、彼女に異物へ奉仕する様に命令される。
言われるままに、奉仕を続ける。
『ほら、射精しますよ♡♡♡』
何度目だろうか。
また、彼女に何かを吐き出される。
ドロドロとへばりつく何かを、ルーティーンの様に飲み込む。
心なしか、ドロドロとしたものがお腹に溜まっている気がした。
『うふふふふふ…………♡♡♡どうやら、完全に馴染んだ様ですねぇ…………♡♡♡それでは、今回はここまでとしましょう♡♡♡』
それを見て何やら満足した様に嗤う彼女が、異物を口から引き抜く。
私を埋めていたものがなくなって、無意識に寂しさを感じた。
『それでは、再びゲームを始めましょう♡♡♡では最後に…………今からマスターは、カウントダウンの後に鞭を叩く音がしたら、目が覚めます♡肉体はそのままに、今やったことは全て忘れて♡そして、再びジャックポットを出した時…………公開催眠調教ショーの生贄となるのです♡♡♡』
『では、3、2、1…………ゼロ!』
バシン、と鞭が床を叩く音が響く。
その音に、意識が目覚める。
彼女に書き込まれた命令のままに。
「…………ん…………」
『おはようございますマスター♡♡♡どうやら、大当たりを出した後に気を失っていたようですが、大丈夫でしょうか♡♡♡』
「…………コヤンスカヤ…………?」
目を開けると、コヤンスカヤが私の顔を覗き込んでいた。
どうやら、彼女の言うように気を失っていたらしい。
でもなんで気を失ってたんだっけ…………?
そう疑問を巡らせると同時に、今は眠っている場合じゃないと気付く。
『それでは、マスターも目覚めた事ですし再び欲望のゲームを始めましょう…………♡♡♡』
コヤンスカヤの鞭が鳴り、腕が勝手に動いてスロットにコインを入れる。
リールが回り始める。
…………さあ、このゲームに勝たないと。
…………無意識に、何かを求めるように喉が動いた。
──────そこからは、順調にゲームが進んでいった。
コヤンスカヤや淫具による悪戯で、時折勝利を逃すものの、ジャックポットのおかげもあり、少しずつ少しずつ、勝利を重ねてコインを稼いでいった。
そして、今再び。
「よし…………ぐ…………っ♡♡♡」
スロットの目が777を示し、ジャックポットとして大量のコインを吐き出す。
同時に
『おめでとうございますマスター♡♡♡しかし、こうも簡単にジャックポットを出されると、つまらないですわねぇ…………♡♡♡』
面白くないと思ったのか、プラグを奥に押し込まれる。
そのせいで、嬌声が漏れてしまう。
『さてそれでは、再びご褒美をあげましょう♡♡♡』
「そんなの、いらな…………っ? ♡♡♡」
同時に、スロットマシンが再び妖しく輝く。
その光に視界を焼かれ、また意識が朦朧としてくる。
『うふふふふふ…………♡♡♡それでは、調教ショーの第二弾といきましょう♡♡♡…………今回は、ここを調教しましょうか♡♡♡よいしょ、と』
コヤンスカヤがお尻のプラグを引き抜く。
強烈な排泄感に、嬌声が漏れてしまう。
『どうやら、プラグに調教されて既に出来上がっているようですねぇ…………♡♡♡流石光の私♡それでは、その後は私が継ぎましょう…………♡♡♡』
プラグに拡張されたせいで、肛門が閉まりきらず、スースーと冷たい空気が直腸を犯す。
同時に、コヤンスカヤに抱きしめられ、まるで子供を抱くように股の間に座らされる。
『では、いただきます♡♡♡』
コヤンスカヤが私を持ち上げ、肛門に何かを当てがう。
冷たい空気の代わりに、熱い何かが私を襲う。
そして。
「…………〜〜〜っ゛♡♡♡」
勢いよく、直腸に異物が侵入してきた。
熱い棒を入れられた様で、脳が焼かれる様な快楽が走る。
しかし、朦朧とした意識は目覚めず、異物が腸内を抉っていく。
『マスターはこの様にお尻を抉られるのが、大好きですよね♡♡♡それに、ほら♡♡♡』
そう耳に彼女の声が響くと同時に、熱い何かが腸内に吐き出される。
『こうされるのが、大好き♡♡♡好きで好きで、毎日、いえ半日毎にこうされないと、寂しくて身体が疼くくらいに♡♡♡』
「…………っ゛♡♡♡」
『うふふふふふ…………♡♡♡たっぷりと、刻みつけてあげましょう…………♡♡♡』
そこから、彼女に何度もお尻を嬲られた。
『ほら、射精しますよ♡♡♡』
「…………っ゛♡♡♡」
何度目かわからない程に注がれた熱いモノが、また腸内を襲う。
それは痺れる様な快楽を与えて、脳を溶かし、嬌声を漏らさせる。
『…………さて、今回の調教はここまで、ということで…………♡♡♡』
ズルり、という感触と共に、異物が腸内から抜ける。
同時に、何度も吐き出されて窮屈な腸内に収められた何かが、逃げ場を求めて外に逃げようとする。
しかし
『あ、栓をしませんと♡♡♡』
再びプラグをお尻に捩じ込まれて、排泄出来なくなってしまう。
出そうとしたものが出せず、排泄欲が湧き上がってくる。
『マスターは、こうされると漏らしてしまう、変態ですよねぇ…………♡♡♡そして、それに気持ちよくなってしまう、救いようのないケダモノです♡♡♡」
そう言われて、コヤンスカヤにグリグリとプラグを弄られる。
それに私の腸内は耐えきれず、コヤンスカヤに注がれた何かを漏らしてしまう。
それを感知したプラグが大きく開き、飲み込んでいく。
『うふふふふふ…………♡♡♡こうされることが気持ちよくて、恥ずかしいのに何度も漏らしてしまう、どうしようもないケダモノですね♡♡♡』
『それではまた、ゲームを始めましょう…………♡♡♡3、2、1…………ゼロ!』
バシン、という音と共に、意識が現実に戻る。
「…………ぁ…………?」
『また寝ていらした様ですね、マスター♡♡♡そろそろ休憩は終わりですよ♡♡♡』
どうやら、また気を失っていたらしい。
まだまだ先は遠い。
早くクリアしないと。
──────そこからもゲームは進む。
時折負け、時折大当たりを繰り返しながら、私はコインを順調に集めていった。
…………大当たりを出すと、いつも気を失って目覚めたら身体が変な感じになっているのは気になるけど。
そして。
「これで…………おわ、り…………っ」
3つ目のボタンを押して、スロットの目が揃う。
大当たりとはいかなかったが、それでも目標金額に十分な絵柄が揃い、配当金が吐き出される。
この地獄がようやく終わったと、ホッと一息を吐く。
同時に。
『おめでとうございますマスター♡♡♡まさか、全部稼ぎ切ってしまうとは…………♡♡♡それでは、いつものご褒美です♡♡♡』
「ぐ…………っ♡♡♡いつも、そこばっかり…………っ♡♡♡」
プラグを雑に押し込まれて、嬌声を漏らす。
彼女に調教され切ったお尻は、雑に扱われるだけで悦ぶように調教されてしまっていた。
『うふふ…………♡♡♡それでは、借金全て稼ぎ切ったマスターに敬意を表して…………♡♡♡』
そういうと、コヤンスカヤがプラカードの様なモノを持ち出してくる。
そこには借金完済という項目の他に、色々と書かれていた。
その中で、ふと目を引くものがある。
それは、『マスターだけの、特別な奉仕サービス♡♡♡』という項目だった。
見るからに怪しいそれが気になって、コヤンスカヤに訊いてみる。
「なに、これ…………」
『見ての通りでございます♡♡♡マスターが、私に奉仕するというサービスです♡♡♡私の、これに♡♡♡』
そう言って、コヤンスカヤがそのサーカス団長の様な服の下をはだけさせる。
そこには…………大きく屹立した、男性器…………いわゆる、男根があった。
彼女にはありえないはずのそれが生えている事に、頭が混乱する。
「なんで…………っ」
『うふふ…………♡♡♡私達は獣の象徴。ならば、これくらい生えていても不思議じゃないでしょう♡♡♡それよりも…………♡♡♡マスター? それ以上は有料サービスになっていますよ♡♡♡』
「…………っ⁉︎」
そう言われて、無意識に彼女の男根に顔を寄せ、匂いを嗅ごうとしていたことに気付く。
無意識のうちにそんなことをしていた自分に驚くも、同時に彼女のそれで貪られたいという欲望が心の内から上がってくる。
『そんなに欲しいのなら、有料サービスを購入する、というのもありですよ♡♡♡マスターは私達の想定以上に稼いでいらっしゃいます…………♡♡♡でしたら、ほんのちょっとだけ使っても、すぐに取り返せますよ♡♡♡』
「だれが…………っ♡♡♡」
口ではそう言うけど、視線は自然と彼女の男根に吸い付く。
ごくりと喉が鳴り、つい彼女が指し示した有料サービスの料金表に目が向いてしまう。
なるほどそれは、確かに安いレートだった。
私が稼いだ額からすればほんの少しだけの金額。それが分単位のレートであることを除いたらだが。
どう見ても、私から搾り取るつもりで設定したとしか思えない金額。
私が、彼女に有料で奉仕するのだから。
普通なら、こんな話は蹴って借金完済を選ぶべきだ。
…………だけど。
『…………はい、お買い上げありがとうございま〜す♡』
心から湧き上がってくる欲望に、逆らうことは出来なかった。
いけないとわかっているのに、少しだけ、ほんの少しだけと言い訳しながら、借金完済ではなく、奉仕サービスに指を伸ばす。
『うふふ…………それでは、マスターが望む限り、限界まで搾り取ってあげましょう♡♡♡分単位で足元から溶けていくドン底の快楽、心ゆくまで堪能してください♡♡♡それでは…………スタート♡♡♡ほら、奉仕してくださいませ♡♡♡』
コヤンスカヤが私の目の前に男根を突き出す。
私は脇目も振らず、その肉棒にむしゃぶりついた。
『あらマスター…………♡♡♡そんなにゆっくりと奉仕してて良いのですか♡♡♡時は金なり。マスターの財産が、音を立ててガラガラと崩れていってますよ♡♡♡』
コヤンスカヤがそう囁く声も、私の耳には届かなかった。
ただ一心に、じっくりと味わう様に彼女の肉棒に奉仕し続ける。
『うふふ…………♡♡♡ドンドン溶けていきますねぇ…………ですがこれでは私的に物足りません。ですので、強くいきますね♡♡♡』
そう言われると、コヤンスカヤに頭を掴まれ、無理矢理前後させられる。
いきなりの行動に抵抗できず、息が詰まる。
『ん〜これこれ♡♡♡やはりマスターは、多少雑に扱った方が、具合が良いですね♡♡♡』
無理矢理奉仕させられて、苦悶が私を襲う。
苦しいと息を求めて、彼女の太ももをタップする。
しかし、彼女はその程度ではやめてくれず、ますます激しく頭を揺さぶられる。
やがて、その苦痛を快楽として感じるようになった時。
肉棒が大きく震える。
『そろそろ射精しますね♡♡♡きっちり飲み干してくださいね♡♡♡』
より奥に肉棒を押し込まれ、精液が吐き出された。
窒息してしまいそうな程の精液が喉奥に流れ込み、へばりつくように喉を犯す。
彼女に言われるまま、必死にそれを飲み込む。
ごきゅ、ごきゅと音を立てながら、精液を飲み干していく。
彼女に物の様に扱われ、支配される。
何故だか私はそれに言いようのない快楽を感じてしまい、もっと支配されていたいと口を犯す肉棒を舐め続ける。
『そんなに必死に奉仕して…………♡♡♡ですがマスター、よろしいので? もう既に、マスターの稼いだ額の一割ほどが消えていますが…………♡♡♡』
コヤンスカヤがそう忠告するけど、私の耳には届かず。
いや、届いているけどそれ以上に、もっと支配されていたいという思いが強くなり。
ただ快楽を享受するために、奉仕し続ける。
『どうやら、夢中で聞いておられない様子…………♡♡♡それでは、このまま続行ということで♡♡♡』
──────そこからは、ただ堕ちていくだけだった。
残り資産七割。
『…………口で奉仕されるのは、悪くはないですが流石に飽きてきましたね…………というわけでマスター♡♡♡ちょっと趣向を変えて、今度はこちらを使って奉仕してください♡♡♡』
胸を揉まれながら、コヤンスカヤにそう命令される。
言われるままに肉棒を胸に挟み、丁寧に擦り上げる。
コヤンスカヤの男根は私の口で何度も射精したせいで精液と私の唾液に塗れていた。
それを胸で挟んだせいで、胸が精液に汚される。
まるで彼女にマーキングされている様。
だけど、それが嬉しくて、何度も何度も擦り上げる。
『うふふ…………♡♡♡教え込んだ甲斐がありましたねぇ…………♡♡♡ほら、もっと激しくしてください♡♡♡』
「…………っ♡♡♡」
彼女に乳首のリングを弄ばれて、甘い声が漏れる。
玩具にされる事実が脳を被虐の悦びで溶かしていく。
残り資産四割。
『そろそろ物足りなくなってきましたね…………それでは、ここを使わせてもらいましょう♡♡♡』
コヤンスカヤに抱き上げられる。
同時に。
『よいしょ、と♡』
「ぉ゛…………っ♡♡♡」
お尻のプラグが無理矢理引き抜かれる。
ぽっかりと肛門が開き、閉まらなくなってしまう。
そして。
「〜〜〜〜っ⁉︎♡♡♡」
有無を言わさず、コヤンスカヤの男根が腸内を抉った。
『全く、挿入れただけというのにこんなに締め付けて…………♡♡♡このケダモノマスター♡♡♡そんなどうしようもないケダモノには、精々最後の一時まで奉仕してもらいましょう…………♡♡♡』
そのまま、彼女に何度も何度も腸内を犯される。
彼女の気の向くままに精を吐き出され、絶頂かされてしまう。
気を失ってしまいそうな程の快楽に、自分でもわかるほどにだらしなく顔が緩む。
ずっとこの快楽に浸っていたいと思いながら、彼女に犯される。
『…………ああそういえば、ここは最後まで取っておくとの事で触れてませんでしたけど、どうせならこっちも用意しておいた方が後々のためですねぇ…………♡♡♡時間ギリギリまで、弄っちゃいましょうか♡♡♡』
「…………?」
コヤンスカヤが何か言ってるけど、意味がわからない。
思考を再び腸内を嬲る肉棒の方へ向けようとした時。
「…………っ⁉︎♡♡♡」
子宮をドン、と突く様な感覚が走った。
『うふふ…………♡♡♡』
どうやら、コヤンスカヤが後ろから子宮を突いたらしい。
そう認識すると同時に、子宮を容赦なく責め立てられる。
トントンと、まるでノックする様に規則的に突かれてしまい、無理矢理子宮が刺激される。
やがて、刺激された子宮が勘違いしたのか、肉棒を求めて疼き出した。
その疼きは子宮を嬲られる度に強くなり、欲しい、欲しいと騒ぎ立てて情欲を掻き立てていく。
しかしコヤンスカヤは絶対に前貼りを剥がさず、腸内だけを責め立てる。
そのせいでもっと疼きが強くなり、僅かな理性すら消え去ってしまう。
そして。
『あらあら…………♡♡♡残念でしたね、マスター♡♡♡どうやら、時間切れの様です♡♡♡』
ついに稼いだ資産が、ゼロになってしまった。
もう用は無いとばかりにコヤンスカヤが肉棒を引き抜き、プラグで肛門に栓をする。
あまりの快楽に腰が抜けて、丁度土下座の形になる様に地面に崩れ落ちてしまう。
『うふふ…………♡♡♡また無一文、いいえ借金持ちの穀潰しに戻ってしまいましたね、マスター♡♡♡私、とーっても残念です♡♡♡』
「…………っ゛♡♡♡」
グリグリとプラグを弄りながら、コヤンスカヤが嘲る。
しかし快楽に溺れ、身体を走る疼きに侵された私にその声は届かず。
そんなことよりも、プラグで弄られるせいで腸内に吐き出された精液を外に出したいという排泄欲が高まっていく。
『しかし、敗北は敗北。さて、どうしてくれましょうか…………♡♡♡』
グリグリと弄られ続け、やがて耐え切れなくなったお尻が、精液を漏らす。
それを感知したプラグが大きく開き、排泄物を飲み込んでいく。
漏らしてしまう羞恥に心を焼かれるけど、その被虐に悦び、もっと漏らしてしまう。
『…………全く、これだけで漏らすなんて…………♡♡♡その上それに悦ぶとは…………♡♡♡飽きれる程にケダモノですね、マスター♡♡♡』
そのまま、嗜虐的に嗤うコヤンスカヤに肛門を玩具の様に弄られる。
その被虐に悶えていると、コツコツ、という足音が耳に響いた。
『あらあら…………まさか目を離している内に、借金を返すどころか、何もかも失って快楽に呆けているとは…………♡♡♡とんでもないゴミクズに堕ちましたね、マスター♡♡♡』
その足音の主は、光のコヤンスカヤだった。
『ですがご安心を♡♡♡私は、マスターがどの様なゴミクズに堕ちても、ぜーったいに見捨てません♡♡♡ただ、いくら私がマスターを見捨てないと言っても…………この様な借金もロクに返せない
『無論、マスターが再び立ち上がり、絶望的なゲームに挑むというなら、先ほどの言葉は撤回して、喜んで資金をお貸ししましょう…………♡♡♡…………ですが』
光のコヤンスカヤが私の顔を上に向けさせる。
その綺麗な顔は嗜虐的な色に濡れていて、私から全てを絞り尽くそうという思惑が見えていた。
『もしマスターが、私達に全てを明け渡したのなら、その代価として永遠に愛玩して差し上げましょう…………♡♡♡私達の可愛いオモチャとして、ずっと、永遠に…………♡♡♡』
彼女の声が、脳に響く。
従えば、ずっとずっとこの快楽に、支配されてモノの様に扱われる被虐の悦びに浸っていられる。
そう思うと身体を侵す疼きが強くなり、罠だと警告する本能すら溶けていく。
気づけば、彼女に屈服を示す様に土下座していた。
『うふふ…………♡♡♡合意と見て良い様ですね…………♡♡♡ですが万が一、ということもありますので…………♡♡♡マスターの口から、直接どうして欲しいか言ってもらいましょう…………♡♡♡ほらマスター♡♡♡私達に永遠の服従を誓う言葉を♡♡♡』
光のコヤンスカヤにそう言われて、口が勝手に言葉を紡ぐ。
「…………わたしは…………ひかりのコヤンスカヤさまと…………♡♡♡やみのコヤンスカヤさまに…………っ♡♡♡わたしのすべてをあけわたします♡♡♡じんけんも、せいぞんけんも、なにもかもを、コヤンスカヤさまたちにささげます♡♡♡だから…………ずっとあいがんして、ください…………っ♡♡♡」
欲望のままに、彼女達に全てを明け渡す。
同時に、負けてしまったと、心の奥深くに刻みつけられる。
『良いでしょう♡♡♡契約通り、ずっと愛玩してあげます…………♡♡♡』
だけど、彼女達に愛玩されるなら…………それで良い。
彼女達に全てを明け渡した後。
私は豪勢な装飾が施されたベッドルームに連行されていた。
光のコヤンスカヤがヘッドフォンを外して、肉声で囁く。
「それでは…………マスターが私達のオモチャ兼ペットになった事を祝して、マスターに今の立場をわからせましょうか♡♡♡」
「…………っ♡♡♡」
その言葉に、私が完全に彼女達のモノになってしまったと改めて認識して、被虐の悦びで身体が震える。
「あら、支配すると言葉で言っただけで悦ぶとは…………♡♡♡愛玩動物として、相応しい振る舞いですね♡♡♡えらいえらい♡♡♡」
それを見て闇のコヤンスカヤが嘲る様に笑う。
彼女の称賛を装った罵倒は脳に響き、深い悦びに支配される。
コヤンスカヤ達が私の醜態を見てクスクスと嗤いながら、首輪を引っ張ってベッドに連れていく。
「さて、と…………では契約通り、こちらは私が貰うということで…………良いですよね、闇の私?」
「ええもちろん♡♡♡調教師として、マスター…………いいえ、もうマスターはペットなのですし『立香さん』とお呼びしましょうか…………立香さんの身体は、そこ以外の全てを堪能させていただきましたので♡♡♡」
彼女達はベッドに私を押し倒して、私を挟んで何かを喋る。
頭の溶けた私には内容はよくわからなかったけど、彼女達に支配されることだけはわかり、悦びで身体を震わす。
やがて、彼女達の間で話が纏まったのか、光のコヤンスカヤが私の上に覆いかぶさる。
「お待たせしました、マスター♡♡♡それでは今から、マスターが私達のオモチャになってしまったことを、骨の髄までわからせてあげますね♡♡♡」
そう言って、光のコヤンスカヤが前貼りをペリペリと剥がしていく。
「…………あら、ここには何もされてないはずなのに…………なのにもうこんなになっているとは…………♡♡♡」
そこは、ダラダラとだらしなく涎を溢しながら、何かを求め、誘うように淫らに口を開いていた。
「準備万端で結構♡♡♡では、私も…………♡♡♡」
光のコヤンスカヤが情欲を煽る様な仕草で、ディーラー服を脱いでいく。
やがて全裸になった彼女には…………闇のコヤンスカヤと同じように、大きくいきり立った男根が生えていた。
何故、と思うこともなく、その立派な逸物で貫いて貰えると身体が悦ぶ。
光のコヤンスカヤが膣口にその肉棒を当てがう。
「それでは…………マスターの人生終了を記念して、何もかもを奪って差し上げます♡♡♡」
そう言って、彼女が勢いよく肉棒を私の膣内にぶち込んだ。
ぶち、ぶちという肉が裂けるような感覚と共に、破瓜の痛みが走り、血が流れ出す。
だけど、そんな痛みすら今の私は快楽に変換してしまっていた。
むしろ、散々煽られてお預けをくらっていた膣内はようやく挿入ってきた肉棒に悦び、奉仕するように締め付ける。
「…………ッ♡♡♡初めてだというのに、こんなに締め付けて…………っ♡♡♡良いでしょう、望み通りにしてあげます…………♡♡♡」
そう言って、光のコヤンスカヤが膣奥を突く様に動き始める。
それは私にとって耐えることの出来ない快楽で。
奥を突かれる度に絶頂ってしまい、人とは思えない嬌声をあげながら膣内を震わせる。
「オモチャとして良い振る舞いですねぇ…………♡♡♡それではご褒美をあげましょう、マスター♡♡♡」
彼女に抱きしめられ、より奥に肉棒が入ってくる。
それは子宮口にぶつかり、息が詰まる様な快楽を与える。
「…………っ゛♡♡♡ナカ、膨らんで…………♡♡♡」
同時に、逃げ道を塞ぐ様に肉棒の根元が瘤の様に膨らむ。
そして、彼女が大きく震えると同時に。
「…………っ♡♡♡〜〜〜っ゛♡♡♡」
大量の精液が、膣内に吐き出された。
それは一滴も外に溢れることなく、全て私の子宮に注ぎ込まれる。
逃げ道をなくした熱い精液が子宮を満たしていく。
それは疼いていた子宮を溶かす様な快楽で、何度も絶頂ってしまう。
その熱さと快楽で、意識が朦朧としてくると。
「さて…………お疲れの様ですが、まだまだ終わりませんよ♡♡♡」
それを許さないとばかりに彼女に再び膣内を突かれる。
そのせいで朦朧とした意識が無理矢理目覚めさせられ、快楽を原液のまま自覚させられ、獣の如き嬌声をあげてしまう。
「ほら、また射精しますよ♡♡♡溢すなんて許しません♡♡♡」
「…………゛っ♡♡♡」
再び肉棒の根元が膨らみ、コヤンスカヤに射精される。
さっきと同じように精液が子宮に注がれ、ナカを満たしていく。
「では…………そろそろ私も、混ぜてもらいましょう…………♡♡♡」
「ええもちろん♡♡♡マスターは闇の私のモノでもありますしね♡♡♡あ、こっちは私が使っているので闇の私はそっちを…………♡♡♡」
光のコヤンスカヤに何度も射精され、腹を膨らませた私を尻目に、闇のコヤンスカヤが嗤う。
それに呼応する様に光のコヤンスカヤが体位を変え、対面座位になる様に私を抱き上げる。
そのせいでより奥に肉棒を感じてしまい、嬌声が漏れる。
しかし。
「よいしょ、と♡♡♡」
「…………ぉ゛…………ぁ゛…………っ♡♡♡」
闇のコヤンスカヤにプラグを引き抜かれ、異物が引き抜かれる排泄感に感じてしまい、より無様な声を漏らしてしまう。
閉まりきらなくなった肛門が、ぽっかりとした穴を開ける。
「それでは…………立香さんの新しい門出を祝して、こちらも使わせていただきましょう♡♡♡」
嘲りながら、闇のコヤンスカヤが腸内に肉棒を挿入した。
「…………ひ…………っ♡♡♡ぁ゛…………っ♡♡♡」
直腸に再び異物が捩じ込まれたせいで、耐えがたい排泄感が私を襲う。
だけど、それが気持ちよくて、自分からもっと奥に入れる様に腰を擦り付ける。
「あらあら…………♡♡♡命令した覚えもないのに、勝手に腰を擦り付けてくるなんて…………♡♡♡これは躾が必要です、ね…………っ♡♡♡」
闇のコヤンスカヤの肉棒が激しく腸内を嬲ってくる。
その排泄の快楽に惚けて、もっともっとと闇のコヤンスカヤに腰を擦り付ける。
「マスター? マスターはオモチャなのに、何故勝手に動いているのですか? そんなの許しませんよ♡♡♡」
すると、光のコヤンスカヤが怒った様に膣奥を突いてくる。
勝手に動くのは許さないとばかりに、私を抱きしめながらより膣奥に捩じ込んでくる。
そのせいで二人の肉棒をより感じてしまう。
「…………ごり、ごり…………って…………っ♡♡♡」
膣内と腸内を抉る肉棒に子宮を責められ、快楽に押し潰されそうになる。
「…………っ゛♡♡♡…………っ゛♡♡♡」
暴力的な快楽に犯されながら、私が彼女達のモノであると、私の自由は無いのだと、消えない様に心に刻みつけられていく。
そして。
「そろそろ、マスターも自分の立場がわかってきた様ですねぇ…………♡♡♡」
「そうですね♡♡♡立香さんはそのまま、私達の振るう鞭に悦んでいれば良いのです♡♡♡」
彼女達に調教され、ただ彼女達の振るう快楽の鞭に悦びの声を漏らすだけの肉になった頃。
「〜〜〜〜っ゛⁉︎♡♡♡」
突然、二人のコヤンスカヤに抱きしめられる。
二人の肉棒がより奥に突き刺さり、息が詰まる。
同時に、彼女達の肉棒が広がり、逃げ出せなくなる。
「「それではマスター/立香さん♡♡♡」」
「「これで、止めです♡♡♡」」
彼女達の肉棒が精液を吐き出す。
「…………っ゛♡♡♡ぉ゛、ぁ゛…………っ♡♡♡ぁ゛、あ゛…………っ゛♡♡♡あ、あ〜〜〜〜〜っ゛♡♡♡」
熱い精液は膣内と腸内を汚し、白濁に染めていく。
逃げることは許されず、ただ彼女達の振るう鞭を叩きつけられる。
痛みの様に全身を駆け巡る電流の様な快楽に、視界が白む。
「…………ぁ…………っ♡♡♡」
脳がそれに耐えきれず、意識を落とす。
「まだまだ、終わらせませんよ、マスター♡♡♡」
「立香さんは私達の、ペットなのですから…………♡♡♡」
そう嗤う、彼女達の声を聞きながら。
彼女達に服従を誓って、どれほど経っただろうか。
私はいつも通りの生活に戻っていた。
表面上は。
「先輩、それ暑くないんですか? 随分と着込んでおられるようですが…………」
「え? いや全然? むしろ寒いくらい」
「そう、なのですか? なるほど、先輩は寒がりさんなのですね」
夏場なのに着込んでる私を不審に思ったのか、マシュが訊ねてくる。
それを誤魔化すために、適当な嘘を吐く。
「マスター♡♡♡ちょっとよろしいですかー♡♡♡」
そのままマシュと喋っていると、光のコヤンスカヤが私を呼ぶ。
「ごめん、マシュ。ちょっと行ってくるね」
「わかりました。私も用事を済ませてくることにします」
そう言って、マシュと別れる。
「うふふ…………♡♡♡先程マシュさんに、その厚着について突っ込まれていた様ですが…………上手く誤魔化せたみたいですねぇ…………♡♡♡」
「…………っ♡♡♡」
コヤンスカヤの部屋に連れ込まれ、服の上から胸を揉まれながらそう囁かれる。
服の上からでもその刺激は甘く、嬌声を漏らす。
「まあ、本当の事は言えませんよねぇ…………♡♡♡」
そう言って、コヤンスカヤが服を脱がす。
「まさかマスターは私達のモノで、その証が身体中に刻まれているなんて…………♡♡♡」
そこには、彼女達のモノである事を示す様に、様々な印が刻まれていた。
胸にはNFFサービスのバーコードが刻まれ、乳首にはピアス穴が開けられ、彼女達に服従した日付の刻まれたリングが嵌められ、お腹には「NFF」と描かれたステッカー状のタトゥーが刻まれ、背中には、彼女達の社をモチーフにした様なマークが刻まれている。
それら全てが、私が彼女達のモノであると雄弁に語っている。
「まさかこんな印をつけたゴミクズがマスターなんて、夢にも思わないでしょう…………♡♡♡」
ピアスのリングを弄られ、足で秘部を弄られる。
「…………ぎ…………っ♡♡♡」
しかし彼女にオモチャにされてしまった私の身体はそんな行為にも悦び、苦悶混じりの嬌声を上げながら蜜を溢す。
「うふふ…………♡♡♡それでは、上手く隠し通せたご褒美をあげましょう…………♡♡♡」
「…………っ♡♡♡」
コヤンスカヤが私を抱き上げ、膣口に勃起した男根を当てがう。
それだけで脳が悦び、肉棒に奉仕する様に膣内ヒクつかせる。
それを見抜いた彼女が、肉棒を膣内に捩じ込んだ。
「〜〜〜〜っ♡♡♡」
それだけで私は絶頂してしまい、肉棒を締め付ける様に膣内を震わせる。
「うふふ…………♡♡♡マスターはずっと、私達のモノですよ…………♡♡♡」
コヤンスカヤに抱きしめられ、耳元で囁かれる。
「世界が終わっても、永遠に私達のモノとして、支配してあげましょう…………♡♡♡」
その言葉が嬉しくて、尻尾を振る様に彼女に抱き着く。
このままずっと…………彼女達に支配されていたい。
そう思いながら、快楽に溺れていく。
「もはやマスターの身体も、心も、魂も、命さえも私達のモノなのですから…………♡♡♡」
個人的なイメージ
光のコヤンスカヤ→最後までマスター扱い
闇のコヤンスカヤ→堕ちたらマスターじゃなくて一匹の獣扱い
続きを書くなら
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快楽堕ち(ビーストカーマ)
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カジノ敗北所有物(Wコヤンスカヤ)