※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

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エピローグ

 

 

 あの遺跡から無事に帰還した数日後──コルネは師匠筋に当たる先輩冒険家の元を訪れていた。

 何気ない挨拶から始まり、先日体験した遺跡の話をしようとその場所を告げた途端──

 

『あそこは楽しいな。何でも願いが叶うのがいいよね』

 

 思わぬ先制パンチにコルネは言葉失った。

 あの日彼が体験した遺跡での怪異とは、パートナーと『セックスしなければ出られない遺跡』であったからだ。

 もっともそのことを指して『願いが叶う』などと思いきや……

 

『世界中のどんな場所のどんなグルメだって、願えばすぐに食べられるんだからなあ』

 

 話は完全にコルネの思惑から外れた方向へと流れだしていた。

 

「ま、待ってください……あの遺跡って、どういう場所なんですか?」

『どういう場所って、あそこは潜伏した冒険者の『願望を叶えてくれる』遺跡さ。あの遺跡内のみという限定ではあるけど、あそこは冒険者のどんな願い事だって叶えてくれるのさ』

 

 まるで我が事のよう興奮しきりでそう説明してくれる先輩とは裏腹に、コルネの意気は見る間に沈静化していった。

 代わりに頭の中には様々な疑問が入り混じる。

 

 それこそは、あの日パートナーとの交尾を望んだのはどちらであったか──ということだった。

 

 確かにコルネ自身、テブリムに対しては好意以上の信頼を持っていたことは確かであったし、当のテブリムもまた自分のことを憎からず思っていてくれていたことは知っていた。

 それでもしかし、人とポケモンという互いの種の違いは弁えている筈だった。

 でも、だからこそ──コルネは思う。

 

 現世においては、どうあったってその想いは遂げられない……だからこそ、二人が結ばれる世界線を願ったのではないか。

 

 結局その遺跡での体験談は適当な作り話で茶を濁し、コルネは腑に落ちぬ思いのままで帰路についた。

 その帰りの道すがらもあの遺跡での願い主が誰であったのかに考えも巡らせたが、結局は堂々巡りになるばかりで納得いく答えは得られなかった。

 

 それでも帰宅を果たし、コルネの声に駆け出してきては出迎えてくれるテブリムを抱き上げると、そんな心の迷いなどは全て消え失せてしまった。

 

「ただいま、テブリム。大人しくしてたかい?」

 

 そんな言葉のコルネを見つめ返すとテブリムは小さく頷いては朗らかに微笑んだ。

 そしてコルネに頬に額を寄せては存分に甘えると、後は完全にその身を預けてはリラックスした様子で目を閉じた。

 心身ともに幸せそうな彼女を見るにつけ、コルネもまた愛しさからその額にキスをしてやると歩きだす。

 

 この時のテブリムの体は、本来痩躯であるはずの上半身が尻回りのドロワーズと変わらないほどに丸みを帯びては膨らみ切った状態であった。

 単純な肥満などではない……この時テブリムは、その幼い体の中に卵を身籠っていた。

 

 名実ともに子供であるところの中間進化体が孕むなどという出来事は前代未聞ではあったが、事実テブリムはその体の中に卵を宿していた。

 しかもそれは無精卵などではなく、明らかな命を宿した卵とあってはポケモンセンターを始めとする医師や学識者達の類は揃って舌を巻いた。

 

 しかしながらコルネにはそんなテブリムの妊娠を不安がったり、はたまた慄いては取り乱すようなことは無かった。

 むしろ我が事のように喜んだ。……それこそは、自分の子供を授かったが如くに。

 

 その時の喜びを思い出す時、あの遺跡でパートナーとの性的交渉を求めたのがどちらだったのか等という問いは霧の彼方へと霞んでいってしまうのだった。

 テブリムとの子を欲したのが自分か、それとも彼女か──……しかしながら、今となってはそんなことは取るに足りないことだ。

 

 寝室に着いてベッドの上にテブリムを下ろすと、その幼いまなざしを妖艶に半瞼にして彼女はそこに横たわる。

 そうして臨月を越えてすっかり膨らみ切ったボテ腹をさすりながら、ストリッパーよろしくに片足を高々と掲げる。

 斯様にして開脚を果たして股間を晒すテブリムの膣筋からは既に、その内部に充満した愛液が溢れ出しては透明な体液の珠をそこに浮き上がらせていた。

 

「こらこら、もうお腹も大きいんだからエッチなんかしたら体に障るよ?」

 

 言いつつも身を屈めてはそんなテブリムの股座の前に鼻先を寄せてくるコルネを──テブリムはその頭を捉えては自身の膣へと押し付ける。

 途端に愛液の蠱惑的な香りが鼻腔に充満するとコルネもまた昂っていった。

 

「まったく……どうなっても知らないからね」

 

 その股座から上目遣いに一瞥して微笑むと──コルネは音を立ててテブリムの愛液を吸い上げるや、そのまま激しいクンニを敢行するのだった。

 そんなコルネからの愛撫にテブリムもまた幸せいっぱいの歓声を上げる。

 

 

 もはや今のコルネとテブリムには、あの遺跡の謎などはその全てが些末なことであった。

 ただ、こうして二人を結びつけてくれたことに対する強い感謝だけは──見えない何かに願わずにはいられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 ○○○しないと出られない遺跡・完 】

 

 

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