彼女には居場所がないのかもしれない──変わらぬ自己嫌悪の中でエンジはそう思った。
そもそもが妹に見捨てられた時点でネッコアラにこの家での居場所はなかった。
今さら野生に還れるはずもなく、そうなるとネッコアラはたとえどんな理不尽な目に遭わされようとこの家に留まり続けるしかないのだ
そう結論付けた時、思わずエンジは涙ぐんでしまった。同時に自分を最低な人間だとも改めて思う。
知らずとはいえ、自分はそんなネッコアラの弱みに付け込んでしまっていたのだ
──今さらかもしれないけど、少しでも優しくしてやろう……
そんな想いを胸にエンジは帰宅する。
今日こそはネッコアラに真摯に接しようと決意も新たにした。
帰宅後──自室にてエンジはネッコアラの膣へ舌を這わせていた。
──こんなはずじゃなかったのに……!
自分の意志と精神力の弱さを嘆かずにはいられない。
帰宅して自室に入ったエンジは昨日同様にベッド上にてネッコアラを発見した。
いつものように寝ていると思われたネッコアラはしかし──エンジの予想だにしない寝相でそこに居た。
いつもの枕木を腰の下に置いて尻を上げ、腿の裏から両腕を回して開脚しては、自身でその膣を左右に開いていたのである。
青い毛並みの中に咲く赤い陰唇の花へ途端にエンジは魅了され、気付けば帰宅の挨拶も無しにそこへとむしゃぶりついていた。
昨日とは違いネッコアラの膣は始まりからしてもう濡れていた。
しかもその愛液の滲み様もまた昨日より多く、粘度も濃かった。
性の衝動に駆られた脳でそれを美味に感じていると、今日のエンジには別の衝動もまた胸に湧き上がっていた。
一旦ネッコアラの膣から口を離すと、エンジもまたベッド上へと乗り上げて彼女と直交するようその顔の隣に着ける。
そうして制服である短パンのフロントジッパーを下ろすと……そこから勃起したペニスを取り出しては跳ね上がらせた。
「いつもご馳走になってばかりじゃ悪いから……僕のも味わってよ」
言いながら屹立したペニスの背を押さえると、それをネッコアラの鼻の上へと着地させる。
既に裏筋から滲みだしていた腺液を存分にネッコアラの黒く大きな鼻頭へ万遍なく塗りたくると、今度はそれを鼻の下へと誘導する。
そして鼻孔から直にその匂いを嗅ぎ取るや──ネッコアラは大きく身を仰け反らせては膣から潮を噴いた。
予想だもしなかったエンジのオスの香りに中てられてはネッコアラの発情もまた強制的に昂らせられる。
そしてそうなるのが自然のよう、ネッコアラはエンジのペニスを咥えこんだ。
「あぁ……ゆっくり舐めるんだぞッ。噛んじゃダメだからな……」
その口中の粘膜の感触と、そして普段の緩慢さからは予想だにしなかった強く激しい吸い付きに驚いてはエンジも声を上げる。
そこから音を立ててペニスを吸い上げ、口中に満ちる腺液を舌の根に絡めては吟味して飲み下す様子を前に、
──夢中になってる……ご飯の時だってこんなにガッつかないのに……
エンジも刺激を促される。
普段見ないネッコアラのそんな表情はなおさらに彼女を愛おしく思わせて仕方がなかった。
そんなネッコアラを慈しんでやるように、エンジもまた彼女の膣へと指先を這わせた。
依然としてしゃぶらせたまま膣へ挿入をすると、それを受けるネッコアラの眉元が苦し気に歪んだ。
言わずもがな強い快感に由来するものだと分かっているエンジはさらに往復する速度を速めていく。
室内に膣を撹拌する音と、そしてネッコアラがペニスにしゃぶり付いては唾液をすすり上げる水音が響き渡る。
双方が快感と欲望の求めるがままに与え合う愛撫は、もはや相手のことなど顧みないハードな物へと展開されていた。
「あ、あああ……痛いよ、ネッコアラ……そんなに強く吸わないで……ッ!」
もはや亀頭の先端が痺れるくらいの吸い付きに痛みとしかし快感を感じながら、比例してネッコアラの膣内を撹拌する指の動きも無遠慮に、そして激しいものへとなっていった。
気付けば中指を薬指を添え合わせた二本ですくい上げるようデタラメにかき混ぜるエンジの掌には、幾度となく絶頂を繰り返しては吹き上がるネッコアラの潮が湯立つかの如き熱をそこに感じさせている。
同時にエンジにもまた強い変化が生じた。
ペニスの根元に感じる排尿感が痒みにも似た感覚となって茎全体を駆け巡った。
斯様な射精の予期に発奮しては、更にネッコアラを責め立てる右手にも力が入る。
そして、
「うああああッ! イク! イクよぉ! ネッコアラ、精子飲んで! いっぱい出すぞぉ!」
へその奥底から込み上がってきた血流が亀頭にて破裂した瞬間、それまでの堪えを飛び越えてエンジは射精を果たした。
刹那、勢いあまってネッコアラの口から外れてしまうと、射精はその鼻頭にぶちまけられる。
それを前にエンジもまた、それを口中に戻そうと慌ててペニスの根を押さえてコントロールするも──意に反して射精ごとに跳ね上がり続けるペニスは一向に的を得ず、無秩序に射精を繰り返しながらネッコアラの顔面を精液まみれにしていくのだった。
そんな折、寝返りを打つようネッコアラは身を翻すと、いつもの枕木に抱きつようエンジのペニスにしがみ付いてはその亀頭を咥え込んだ。
残りの射精が念願の口中にて果たされると同時、さらにはそこを強く吸い上げてくる感触にエンジは悲鳴のような声を上げる。
「んあああああ……お尻の奥がビクビクするぅ……全部吸い出されるぅ……ッ!」
そんなエンジの絶頂とシンクロするよう、依然ペニスを咥え込んだまま牛のような呻きを漏らすと……ネッコアラもまた、この日最大の絶頂を迎えては身悶えた。
体を横にし、高々と片足を上げて大股を開いた膣からは、愛液と失禁とが激しく飛沫をまき散らせてはベッドへ放射状に染みを広げる。
しばし絶頂の余韻に拘束される形で身を固くしていた二人も、やがてはその緊張がほぐれるや大きく息をついて脱力する。
ようやくにエンジのペニスを解放しては再びベッドに沈み込むネッコアラは粘着質なゲップを一つして満足げに上唇を舐めた。
そんな彼女の鼻先にエンジもまた指先を這わせると……
「ほら……まだ美味しいご飯が残ってるぞ」
鼻頭を始め、ネッコアラの顔面中にぶちまけられた精液を指で拭ってきてはそれを彼女の口元へと運ぶ。
そんなエンジの手をネッコアラもまた両手で抱き寄せると──味わう様に、そして愛し気に何度もそこをしゃぶってみせるのだった。