※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

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第4話・眠る玩具のネッコアラ

 

 

 思えばネッコアラと二人きりでいられる瞬間など、一日の内に数時間も無いことにエンジは気付く。

 

 多忙な朝はもとより昼は職場や学校といった場所へ皆が外出を果たし、そして夜また一堂に会して過ごすというサイクルの中において彼女と二人きりになれる瞬間は、最初にエンジが帰宅してそして他の家族が帰ってくるまでの一時間にも満たないその時だけであった。

 

 ならばその時間帯への帰宅をずらせば自分はネッコアラにあんなマネをしなくては済むのではないか──ともエンジは思うのだが、如何せん両足はそんな意志に反しては半ば駆けるようにして帰路を辿った。

 

 頭の中はもう朝に家を出てからネッコアラのことで一杯だった。

 否、朝起きた瞬間からもうネッコアラを求めるエンジは傍らで眠る彼女に朝のキスを交わす。

 それは肉体関係に由来する情欲に突き動かされてのことではあるのだがしかし……そこにエンジは身勝手な感情もまた抱いていた。

 

 この時すでにエンジはネッコアラを愛し始めていたのだ。

 

 もちろんポケモンと人間という互いの分際は弁えているつもりだからこの感情には強い違和感を覚えるも、それでも今のエンジはネッコアラを愛してやまなかった。

 

──こんなのネッコアラの肉体目的の感情だ……純愛なんかじゃない

 

 今も息を切らせて帰路を辿りながらそんな事を思う。

 その証拠に制服の下では、痛いくらいに勃起したペニスがはち切れんばかり勢いで短パンの前面を押し上げていた。

 こうなるともう途端に理性などは頭の隅に追いやられ、先ほどまでの悩みなどはすべて吹き飛んでしまう。

 

 ただ今はネッコアラの膣の味や、彼女に自身のペニスをしゃぶらせる妄想ばかりがエンジの頭を支配しては全ての思考に靄をかからせてしまう。

 しかしながらその中でもただ一点、ハッキリとした意志だけが存在した。

 それこそは……──

 

──今日は、ネッコアラと交尾する……彼女の中に一杯中出しする……!

 

 もはや歯止めの利かぬその決意だけであった。

 

 帰宅を果たし、焦る感情そのままに荒々しく玄関ドアを開ける。

 そうして既に彼女が自分の部屋にいるだろうと靴を脱ぎかけたエンジはそこで足を止めた。

 その目に思いも掛けぬものが飛び込んできたからであった。

 

 見下ろす玄関マットのすぐ上には──目の前にはネッコアラが仰向けに寝転がっていた。

 既に此処にてエンジを待ち受けていてくれていたのだ。

 

 数時間ぶりに彼女と会えた悦びと、そして小柄ながら豊満なその肉体を目の当たりにしてエンジの理性もそこで途切れる。

 フロントジッパーを下ろし、強い興奮から手間取りながらもどかしくペニスを取り出してそそり立たせると──

 

「ネッコアラ!」

 

 開口一番にその名を呼んで抱き上げるや、一切の前戯も無しにエンジはネッコアラの膣へと挿入を果たしていた。

 一息に根元まで挿入を果たされると、その突然の暴挙にネッコアラもまた頭を仰け反らせては身を痙攣させる。

 

 人とポケモンとの相姦という、ある種の獣姦にも通じるタブーなど、この時エンジの中には微塵として無かった。

 在るのはただ……

 

「うああぁ……気持ちいい! ネッコアラ、気持ちいいよ! ちんちん、サイコーに気持ちいいよッ!」

 

 性器越しに感じる快感のみ。

 そしてそれはネッコアラもまた同じようで、その小さな体には規格外となるぺニス挿入の苦しみと快感に絶頂するあまり、眠りに閉ざされているはずの瞼すらうっすらと開けては、胎内の芯で炸裂した快感に目を剥いた。

 

 それでも狂い出さん衝動を押さえ込んでエンジの腹にしがみつくネッコアラを前に、エンジもまた残る理性で辛うじて靴を脱いでは、依然合体したまま自室へと進む。

 

 その間も歩く振動で浅く膣壁を掻かれる感覚に、ネッコアラも牛のような呻きを切るように発しながら幾度となく浅い絶頂を繰り返した。

 そうして自室へと至り、二人の愛の巣とも言うべきベッドへと背を置かれた瞬間──ネッコアラは他のポケモンにも引けをとらない嬌声を上げては、この日最初となる深い絶頂を迎えた。

 

 尿道からは激しく失禁し、全身を弓なりに仰け反らせては呼吸が止まるほどに痙攣をする。

 それに連動するようにして膣もまた激しく収縮を繰り返すと、ただでさえサイズ違いなその狭所を萎縮させては、痛みを覚えさせるほどにエンジのぺニスを締め上げた。

 その刺激にて、

 

「あ、あああ! 痛い! ちんちん千切れるよぉッッ!!」

 

 エンジもまた天を仰いで舌を吐き出させると、激しく身を震わせては大量の射精をネッコアラの胎内へと果たしていた。

 

 駆けつけとばかりに互い、最初の発散を果たしては身を重ねて脱力する。

 その間もエンジは後戯よろしくにネッコアラの鼻頭へ唇を吸い付けさせ、遂にはその鼻腔内へも舌先を侵入させては、狂おしいほどの愛情を昇華させていく。

 

 それを受け、鼻腔を通じ脳内へエンジの唾液の香りが充満するや──再びネッコアラは吠えて再動し、自身からもエンジの両頬に手を添えては激しく舐り返した。

 

 おおよそ「キス」などとはおこがましい程に下品なそれに興じていると、徐々にエンジの肉体もまた感情の昂りを反映しては硬く巨大に欲情の滾りを屹立させていく。

 そうして再びの勃起を果たすや──エンジは抱き上げたネッコアラを俯(うつぶ)せとさせ、その丸く短い尻尾を握りしめては、強制的に彼女の尻を天へ突き上げ出させた。

 

 あられもなくアナルまでが露出されたその眺めに更なる興奮を覚えながら、エンジは充血しすぎるがあまりに痛みすら覚える亀頭の先を再びネッコアラの陰唇の溝へと宛がう。

 

「いくぞ……今度は、動物みたいにお尻からやるからな」

 

 その背に覆い被さりながら耳元で囁いてやるとネッコアラは恐怖か、あるいは強い期待に反応しては放尿さながらに潮を噴いて亀頭の先を濡らした。

 

 そして先端を僅かに膣口へと埋め、しばしなじませるよう上下に擦り付けた後──重力に任せ押し潰すよう一息に、エンジは膣への挿入を果たした。

 その瞬間、勢いに乗せて貫いた亀頭は無惨にも小さな子宮を押し潰し、さらには傘のよう腹部を内部から突き上げては、それを支点としてネッコアラをベッド上に浮きあからせた。

 

 その衝撃に──もはや拷問や殺戮を受けるかのごとき、苦しみに滲んだ声をあげるネッコアラ。

 しかしながらもそれは、額面通りの苦痛であると同時に大いなる喜びと快感でもあった。

 

 事実、その後も狂ったように尻を弾ませてはその膣を突き潰してくるエンジのピストンに対しても、ネッコアラはその一突きたびに絶頂を迎えては、もはや潮とも失禁ともつかぬ体液の放出を壊れた蛇口よろしくに噴き上げ続けた。

 

「お前は……お前は、僕のポケモンなんかじゃない……」

 

 その最中、暴れ馬に跨るかのよう半狂乱に腰を打ち付けながらエンジは息も絶え絶えにネッコアラの耳元で囁く。

 

「お前は、オモチャなんだからな! 絶対に代えの利かない僕だけのオモチャだ! パートナーだなんて、気分ひとつで解消されるような存在じゃないからな!」

 

 その言葉の真意は、けっしてネッコアラを卑下するものではない。

 少し背は伸びても、それでもまだ幼いエンジなりの『愛する者』への支配や独占欲を発露させたときに自然と出た言葉であった。

 そしてネッコアラもまたそれを十分に理解している。疑いようもない。

 こんなにも全力で愛してくれるエンジの想いを一身に受け入れては、もはや言葉の響きなど彼女にはどうでも良かった。

 

 両脇に着くエンジの左手の上に、ネッコアラはすがるよう自身の左手を置いて握りしめる。

 そんなネッコアラからのアプローチに対し、即座にエンジもまたその手を翻すと迎え入れるようにしてネッコアラの手を握り返した。

 

「ああ! あああ! またイク! イクからな! 中で一杯出すからッッ‼」

 

 語り掛けてくるエンジの声を耳にしても、ネッコアラはもう微動だにしなかった。

 絶え間なく繰り返されてきた大小の絶頂を受け続け、その小さな体は完全にオーバーヒートを起こしては機能を停止している。

 そんな状態のネッコアラへと無情にも──……

 

「んぅうううううううッッ! んぅうううううううぅぅぅッッ‼」

 

 エンジはこの日最大量の……否、おそらくはこれまでの生涯で最大量の射精をネッコアラの中で放った。

 胎内でこみ上げてくる射精の奔流に子宮は瞬く間に満たされ、ペニスの痙攣ごとにネッコアラの体もまた連動してはひきつけを起こす。

 しまいにはその小さな体内ではもはや受け止めきれなくなると、エンジのペニスは自身の送精の圧に押し出されてネッコアラの膣からひり出されてしまった。

 

「あ、ああ! 止まらないぃ! なんだよこれぇ……!」

 

 なおもペニスは跳ね上がり射精を続けると、打ち出された精液はうつ伏せにベッドへと沈むネッコアラの後ろ頭や背中を瞬く間に白く染め上げていった。

 斯様してもはや、命を絞り出すような一連の射精が終わると──目の前には文字通り、精液の海に沈み込んだネッコアラが、液だまりの下から粘着質な気泡を呼吸ごとに浮き上がらせるばかりだった。

 

「あ……あぁ、ゴメンよ! ネッコアラ‼」

 

 ようやくにエンジも我に返り、慌ててはネッコアラを抱き起す。

 もはや顔や体の個所を問わずに精液まみれになったそんな彼女であっても、その寝顔を確認するや、再び愛しさが募ってエンジはその唇を奪った。

 そんなエンジからのキスに対し、ネッコアラもまた小さく舌を伸ばしてはその抱擁に応える。

 

 もはや言葉など必要ない……起きていても眠っていても何ら問題はない。

 終ぞそれは、ポケモンと人という種の壁においてもまた今の二人には取るに足りないことだった。

 

 

 二人はただ時が流れるのに身を任せては──この一時の夢を分かち合い続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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