『ぽにお♡』
あの夜以降、オーガポンによる性的なマッサージや行為はすっかり日常化してしまった。
日中は変わらず僕の体の上を歩いて治療した後は精液を抜き取り、そして夜には自分のアソコを舐めさせては必ずその締めくくりにオシッコを飲ませて来た……。
もちろん僕も最初はこれに関して否定や抵抗もしたのだけれど、いかんせんベッドから起き上がれないに身の上もあって、なかばオーガポンは力づくでそれら行為を行っていた。
そして今宵もまた……鬼の饗宴が満月の下で行われる。
今日のオーガポンは向き合うような体位で跨ると、両膝を僕の顔の左右に立てては太腿で頭全体を挟み込んだ。
そして僕の後ろ頭を両手で掻い繰っては、膣口そこへと顔面を押し付けながら前後に体を揺すった。
『がお、がおッ、んがおーッ♡』
僕の鼻先がクリトリスの先端をくすぐる感触が気持ちいのか、オーガポンはそこ一点を慰めるように股間を押し付けてくる。
同時に見下ろす視線が絡むと、彼女は妖艶に微笑んでは僕からも膣内へと舌を侵入させるよう要求してくるのだ。
もはや一切の抵抗が出来ない僕はこの要求に従う他ない。
そろそろと舌先を伸ばすとその互いの粘膜が接触する感触にオーガポンは嬉し気に声を上げた。
ポケモンと人とのこんな関係なんて到底許されるものじゃない……しかしながらそんなことは頭では分かっていても、最近の僕はこの行為を心待ちにしていたりもした。
肉体的な快感も然ることながら、何よりも僕からの奉仕でオーガポンが気持ち良さそうにしてくれる反応が楽しくて、そこに新しい悦びを見出してしまってたからだ。
だから僕ももう、今ではすっかり開き直ってはオーガポンを愛する行為に没頭した。
そもそもが身動きも取れない入院中とあっては、こんな彼女のとの触れ合いは今の僕にとっては欠かせない娯楽ともなっている。
そして最近では僕もすっかり慣れたもので、彼女の喜ぶポイントというものも把握し始めては能動的にそこを攻める様にすらなっていた。
思いきり顔を押し付けて舌を伸ばすと、小さいオーガポンの膣内はすぐに舌先が奥底のへと届いてしまう。
そこに鎮座する子宮口の上側を舌先でなぞることが、何よりも彼女を狂わせるポイントなのだ。
そして例に漏れず今日もまたそこへの集中攻撃を仕掛けると──たちどころにオーガポンは絶頂した。
その際の脱力と同時に彼女からの排尿もまた僕の口中に果たされる。
『んおぉ~……おぉ~ん……ッ♡』
長く呻きの尾を引きながら性的絶頂と肉体的開放の両方に打ち震えながら今日もオーガポンは僕にオシッコを飲ませた。
不思議なのはそんな彼女のオシッコが毎回、味が違うというところにある。
今日は桃を思わせる甘みの強いそれが焼けるような熱を以て僕の喉へと流れ込んできた。
喉ごしにざらつきを覚えるほどに濃厚なオシッコはもはや、ジュースというよりはシロップのような感触すら覚えるほどだ。
最後の一滴まで吸い尽くした後、最後にもう一度だけ優しく尿道そこへキスをすると僕の口もようやくに離れる。
ふとそこから視線を上げれば、股座に挟み込んだ僕を見下ろしているオーガポンと目が合った。
思わぬそれについ苦笑いをしてしまうと、彼女もまた体全体で僕の頭を抱き込んでは何度も頬ずりをして愛情いっぱいに額や顔を問わずないキスの嵐をお見舞いしてくる。
そうして僕もそのキスに応えながら行為が終わるのがいつものルーチンではあったのだが……今日はその先にもう一つ続きがあった。
一頻りキスを終えるとオーガポンはやおら立ち上がる。
そうして僕の体の上を歩いていくと、股間の上に留まってはそこに爪先を突き捩じらせた。
言わずもがなペニスを弄ぶその動きに、僕も反射的に声を上げると同時──ペニスは僕の意識に反して即座に勃起するや角度も鋭く立ち上がったのだ。
性的な興奮が無い訳ではないけれど、あまりにも僕の感情を置いてけぼりにしたその反射に当人である僕は強い戸惑いを覚えずにはいられない。
そしてそれを誘ったオーガポンは……まるでそうなることを知っていたかのよう、そんなペニスを見下ろしてはクスクスと笑うのだった。
いつもの流れに無いその行動にただ戸惑うばかりの僕に身を振り返らせると、オーガポンは屹立するペニスを足の間にこちらを見下ろしてみせる。
そうして僕の目を真っすぐに見つめたまま膝を折り、開脚させた股座を見せつけたまま彼女はゆっくりと腰を下ろしていった。
その行動を前に、ようやくに僕は強い興奮と胸の高鳴りを覚えては生唾を飲み込む。
このままオーガポンと腰同士を接触させれば、彼女の膣の中に僕のペニスが収まってしまうこととなる。
それこそは正真正銘のセックスであり、それを僕も理解するからこそ……彼女と一線を越えようとしている状況に強い戸惑いとそして興奮もまた覚えてしまうのだった。
「あぁ……だ、ダメだよ……人とポケモンがそんな……」
口では否定しつつも、僕は今にも挿入されようとしているペニスの先端から目が離せない。
それどころか心の奥底では、早くその瞬間を迎えることを望んですら居る。……内心では、誰でもない大好きなオーガポンとそうなれることが純粋に嬉しかったのだ。
そして亀頭が陰唇を押し分け、僅かにその先端を埋めた次の瞬間──
『んん~……がおーッ♡』
そこから一息に、オーガポンはペニス全体を全て自身の膣(なか)へと収めてしまうのだった。
それ受け、
「あ、うわああああッッ……!」
『ぽにゃッ、ぽにょ~……ッッ♡♡』
僕らは揃って声を上げた。
この時に互いが感じたものは焼けつくような熱に他ならない。
僕に至ってはその熱さにペニスが一瞬で解け消えてしまったかと思ったくらいだ。
そしてオーガポンはと言えば……
『ぽにょ♡ ぽにょッ♡ ぽにおーんッッ♡』
そんな余韻に浸ることもなく、激しい上下ピストンを開始していた。
僕のお腹の上に両手を置き、突き出したお尻を強くしならせながら繰り出されるピストンは暴力的ですらあった。
この小柄な体でそんなに動いてしまって苦しくはないだろうかと彼女を見上げれば、そこには苦悶に眉元をしかめつつも、牙を食いしばっては自身の中に滞留する快感を御している様子のオーガポンが窺えた。
彼女は彼女なりに堪能しているのだと分かると、この快感が一方通行的な物ではなかったことに僕も安堵する。
そうして僕からも何かしてやれないかと思い、彼女が打ち下ろしてくる動きに合わせてお尻を捩じらせた瞬間──僕の腰は大きく跳ね上がっては下から彼女を突き上げた。
『ぽぎゃあッ!?♡』
その一撃は彼女にしても思いがけなかったようで、亀頭が激しく子宮口を打ち潰す感覚に驚いては悲鳴を上げる。
しかしながらそんな腰の動きに驚いているのは僕も然りだった。
昨日まで……否、つい先ほどまで動かすことも叶わなかった体が動いたのだ。さらに不思議なことに、そこからは痛みさえも消え失せていた。
「これなら……。オーガポン、動くよ?」
『……にゅ? がおおぉッ!?』
そうして僅かに身を起こすと、僕もまた一定のリズムを以て下から突き上げる動きを敢行する。
自重を掛けたオーガポンのお尻と僕の腰とがぶつかるたびに、押し出された彼女の愛液が飛沫を散らせる。
その都度、亀頭に押し付けられては吸い付いてくる子宮口の柔らかさと、そして一方でオーガポンは子宮口を突き上げてくるペニスの弾力の快感に、僕らは互いに意識を朦朧とさせた。
もはやオーガポンも僕も我を忘れて互いの体をぶつけあうことに躍起になっては、その快感を貪ることに夢中となっていった。
そのなかでついに僕は限界を迎える。
初めてのセックスで迎える射精に対し僕は完全にタイミングを逸し、
「ごめんッ、イッちゃうぅ!」
辛うじてそれを継げた次の瞬間には、僕は今日までで最大の量になる精液をオーガポンの膣(なか)へと吐き出していた。
それ受け、
『んがおぉ──────ッッ♡♡♡』
オーガポンもまた喉を晒しては身を仰け反らせると、激しく絶頂して果てた。
突き出されるオーガポンのお腹が波打つ様子に、彼女の膣がその全身を使って僕の精液を絞り上げている様子が傍からでも分かるようだった。
やがてはそんな体が突然に倒れこんでくると同時、彼女は僕の胸板の上に体を預けたまま微動だにしなくなってしまった。
互いの荒い呼吸だけがこだまする病室もしかし、やがては消え入るようそれも治まっては静寂に包まれていく。
そうしていつしか僕らは融け合うようにして眠りに落ちていった。
心地良い疲労感と一体感に満足して眠りについた僕はその夜、不思議な夢を見ることとなる。
僕の知らない誰かの容体を看取るその内容は──……
オーガポンが過去に体験した出来事を追体験する内容だった。