※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

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第3話・つまみ食い

 

 

 困惑しつつも狸寝入りを続けたのは、こんな状況ではあるものの想い人であるブニャットと性的交渉を持てたことが純粋に嬉しかったに他ならない。

 同時にペニス全体を包み込む快感に晒されるあまり、下手に動いてしまってはそのまま射精しかねないという状況もあるがしかし、それでもリウはついに念願であったブニャットとの性交に人知れず達成感を感じずにはいられなかった。

 

 そんなリウをよそになおもブニャットの奉仕は続く。

 ペニス全体を箇所も問わずに舐め尽くすや、次の瞬間にはブニャットは一切の躊躇もなくにそれを咥え込んだ。

 口中に迎え入れてからも亀頭を舐め溶かすよう纏わりつかせる舌の動きは止まず、さらには頬を窄めて口内の粘膜を締め上げるよう密着させてくるに至っては女性器さながらの──それ以上の快感をリウへと覚えさせるようであった。

 

 加えて顎を激しく上下させては唾液と共に撹拌して、絞り上げるよう口唇を吸い付けさせたままピストンするに至り……

 

──あ、あああ……ダメだぁ……気を抜いたらイク……ッ!

 

 当初の快感に呆けていた状況とは一変し、今は苦痛然として絶頂に耐える状況へと場は変化していった。

 もはや肉体はリウの制御を無視しては会陰を幾度となく痙攣させる。亀頭の鈴口からも射精よろしくに腺液が溢れ出しては、そこに口唇を吸い付けさせるブニャットの卑猥な水音を大きくさせていた。

 

 ブニャットもまたそんな口中に満ちるリウの体液を不浄と思うこともない様子で飲み下し、そこから得られる興奮と愛情とに突き動かされてはより一層にしゃぶり付ける動きを加速させていった。

 もはや回転するプーリーのよう一定の速さを以て頭を上下させるブニャットからの容赦ない責めについには……

 

「ん、んう……ッ! んぅぅううううぅ……ッッ!」

 

 リウは達した。

 限界まで引き絞った果ての射精ゆえか、最後は忍耐の糸が切れてなし崩し的に放出されてしまった感が否めない。

 それゆえに制御の利かぬ放出は、自身でも体験したことのない量の精液をブニャットの口中へと吐き出していた。

 

 一方でそれを受け止めるブニャットもまたようやくに動きを止める。

 薄目を凝らすようにして瞼を閉じ、音が漏れるほどに鼻息を荒く鳴らしては微動だにせず口中に溢れてくるリウの精液を受け止めていた。

 もはや一滴としてそれを取り零すような真似はせず、出される精液は全て飲み下している訳ではあるのだが──その喉仏がせわしくなく上下を繰り返す様からもいかに大量が吐き出されているかが窺えるようである。

 

 やがてはリウも肉体のコントロールを取り戻し、ようやくに肛門を締めつけることで射精の切れを調整できるようになると……その最後の一滴を自力で絞り出しては、深く脱力した。

 

 たった一回の射精にも拘らず、数年分の量を一度に出し尽くした気分だった。

 快感を伴ったそれにより心身は驚くほど軽くなって、心地良い事後の余韻に身を任せて微睡むかのようなリウではあったが──その朦朧とした意識は途端に現実へと引き戻される。

 

 突如としてヘソの奥底に激しい痛痒感が爆発した。その感覚に思わず腰を折っては身を仰け反らせるリウ。

 その理由こそは何と言うこともない──射精を終えたペニスを再びにブニャットが吸い出し始めたからにあった。

 

 快感は一変して苦痛へと変わる。亀頭全体に生じるむず痒さはもはや拷問のそれに等しい。

 同時に精巣と尿道はおろか、膀胱に貯められている尿ですらをも吸い尽くさんとするブニャットの後戯にリウは地表でのたうつ蚯蚓のよう身をくねらせ続けた。

 

 そんなリウの上半身にブニャットもまた両前足を伸ばしては押さえつけるようにして身を預けると、最後の一吸いとばかりに長く強い吸引を施す。

 

「あおッ! おおおぉ~~~~~~~~……ッッ!」

 

 尿道はおろかそこに続くあらゆる器官の空気が抜かれ、紙の如くに潰されては真空状態にされる感覚にリウはもはや、『気絶している』といった体も忘れて断末魔よろしくの声を絞り出した。

 

 やがては尿道から通じる全ての体液を吸い尽くされ──ようやくに解放されては再びの脱力に沈むリウ。

 瞼を閉じていても、眼球の裏側に星がきらめいてはリウの意識を朦朧とさせていた。

 ついには蒸発するようにそれすらも消えかけたその時、薄目に瞼の絞られた視界にブニャットが顔を覗かせた。

 

 そうしてしばし見つめ合うも、遂には限界を迎えてリウの意識を途切れてしまう。

 その間際……それを察してか否か、ブニャットは顔寄せてくるとリウの横顔に自身の鼻先を当てた。

 焼けるような彼女の吐息を感じながら、リウはブニャットからの囁きを確かに聞く。

 

 当然のことながらポケモン語に準拠した独特のものであり、リウにもその理解は及ばない言語のはずではあったが……その時のリウは確かにブニャットの声を聴き、寸分違わぬその意味を理解した。

 それこそは、

 

 

──『今夜こそ……私を夜這いに来てね』

 

 

 切実なその声と共に、ブニャットの厚い唇が頬へ吸い付けられるのを最後に──リウの意識もそこで途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

【 つづく 】

 

 

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