すくい上げるように左右へ零れていた乳房を持ち上げると、その胸の中央で凝縮させては更に上下に揺する。
さながら油の詰められた水風船ともいうべき質量と柔らかさを持ったブニャットの乳房は、互いの発汗による湿度もあってか心地良く掌に張り付いてリウを虜にさせた。
右手に収めたそれを激しく揉みしだきながら、自然と口唇は残る乳房へと向かい、存在感のある大振りな乳首を口中に迎える。
前歯と舌先に感じる乳首のしこりを美味に感じては、もはや痛みすら感じさせるほどに強く吸い付いてしまうリウはしかし、それでも彼女を責める手を止めることが出来なかった。
依然として眠っている体を維持し続けるブニャットであっても、繰り返されるリウからの容赦ない責めを必死に耐えては押し殺した声を漏らす。
そんな彼女のいじましさを目の当たりにするにつけ、リウの中の加虐心は刺激されてはどんどんと膨らんでいくのだ。
──もっとイジメたい……もっとブニャットの可愛い声が聞きたい……
いつしか性的興奮以外のそんな思いにも駆られ、リウの責めは過激の一途を辿っていく。
規格外の巨乳を根元から絞り上げるよう握りしめると、ひょうたん型にひしゃげた乳房は、その先端に血流を凝縮させては見る間に赤く鬱血していく。
それを解放し胸元に広げるや、今度はそこへパン生地でも捏ねるかのよう掌の付け根を押し当てては圧し潰し、乳房の中央へと手の平全体を埋没させた。
その責め苦に対し、遂にブニャットは声を上げる。
無表情に閉じていた瞼を弓なりにしかめては牙を食いしばり、乳房に生じる痛みに対して低い声を絞り出しては呻りを上げる。
同時に持ち上げられた彼女の両手もまた、乳房を責め苛むリウの両手の上に被せられた。
制止を求めての行動と思いきやしかし──手の甲を包み込んだブニャットの手は、その上からさらに能動的に動いては、弧を描いて乳房を撹拌する動きへとリウの手を誘導した。
まさかのそんな催促に戸惑いを憶えつつも、リウはその動きに追従しては自ずからもまたブニャットの乳房を捏ね上げる動きを展開させる。
さながらワシ掴んだ乳房を引きちぎるかのような勢いで引き上げ、さらに押し戻すに至っては埋める指々の間から掌の形に肉が漏れだすほどの容赦なさでブニャットの乳房を押し潰した。
傍から観察したならば、もはや性交を越えた一方的な暴力ともとられかねないその愛撫の中においてしかし、ブニャットは口唇を縦に窄めて舌を吐き出し、痛みを介して脳を直撃するその性的快感を享受しては獣染みた声を汽笛によう長く伸ばしては吼えたけた。
やがて大きく食いしばった歯牙を晒しながら後ろ頭を仰け反らせると──突如としてブニャットは沈静化し、さらには水のように脱力する。
一連のリウからの責め苦に絶頂を迎えたのか、それとも度重なる暴力に肉体が限界を迎えてブレーカーを落としたものか……それでも涙目のうつろな視線を虚空に投げ出しては荒い呼吸を弾ませるブニャットの表情は、この世のどんなものよりもリウには淫靡に、そして美しく思えてしまうのだった。
「ブニャット………」
その名を囁きかけてキスなどする。
唇同士が触れ合った瞬間こそは無反応ではあったが、リウの舌先が口唇の淵をなぞり、そしてブニャットの唇を包み込んでは強く吸い付ける動きを展開すると、次第に彼女もそれに反応しては力なく吸い返す動きを返してきた。
猫科のポケモンということもあり、鋭いざらつきを覚える舌先が唾液の潤滑を伴って舌先同士を擦り合わせる感触がリウには心地良い。
その感覚をさらに得たいと舌全体を咥え込んでは吸い上げて自身の舌を螺旋に絡めてくるリウからのディープキスに、徐々にブニャットもまた覚醒していった。
同じくに舐め返す動きをなぞりながらブニャットがそれに応えると、いつしか二人は互いの唾液を貪り合う行為へ夢中となっていった。
リウの後ろ頭へと両前足を回しては強く抱き込んでキスを求めるブニャット──能動的にリウの唾液を欲し、さらには彼から供される全ての体液を際限なく求めるがあまり、伸ばされた舌先はもはや鼻腔すらへもお構いなしに進入してはそこの穢れすらをも舐め取る。
さながらフェラチオよろしくに鼻頭を丸々咥え込まれてのその奉仕に受けリウの脳内にもブニャットの香りが充満すると、
「あぁ……ああ~……ブニャットぉ……ッ」
いよいよ以てリウの意識も現実感を失い、この耽美なポケモンとの交尾に沈溺していく。
上になって重なり合う体位の中、リウは櫓をこぐかのよう僅かに体全体を上下させては密着させた前面をすり合わせた。
勃起して突出した亀頭の先端は、押し付けるブニャットの体のラインを幾度となくなぞる。
その中で時折り、絹のような肌触りの中に濡れた肉の艶めかしい感触が亀頭に触れるのにリウは気付く。
言わずもがなそれこそは膣のスリットをなぞる感触であり、そこに亀頭の先端がこすれて触れ合うと、ブニャットも依然キスのままにくぐもったうめき声を上げた。
次第にリウはそこへとペニスを擦り付けることに意識を集中させていく。
そうして溢れ出た愛液と自身の腺液とが激しく股間周りを滴らせ、数度目の往復を敢行しようとしたその時──リウは一切の一切の前置きも置かず、一息に膣へのペニス挿入を果たした。
この行為はそれを行ったリウからして自身を疑う驚きの行動であった。
もはや興奮に晒され続けた脳と肉体は、本体であるはずのリウを置き去りにして目の前のメスとの結合を求め、そして果たしていたのであった。
そんな張本人たるリウがそうなのだから、一方で突然の挿入を果たされてしまったブニャットの驚きと身を走り抜ける感覚はそれは大きいものであった。
『んわぁああああぁぁぁッッ……ッ‼』
その瞬間は、期せずして二人は同じ声を上げては身に走る激しい快感に震えた。
その衝撃ゆえにリウは射精を予期しては腰が止まり、ブニャットにおいては完全にそれにて絶頂を迎えては完全に制止した。
「はぁはぁ……ゴメン……ゴメンね、ブニャット……キミの断りも無しに、生でチンポ入れちゃったぁ……」
荒い呼吸で強く抱きしめ合う中、リウは息も絶え絶えに独り言つるようブニャットにそれを伝えては謝罪する。
そんなリウからの台詞を熱く籠った吐息と共に耳孔へと受けたブニャットは、それによって更なる快感を促されては激しく身を震わせる。
言葉にして伝えられることにより、今ようやくにブニャットは自分が人間と子作りに類する行為をしていることを再認識しては震えたのだ。
そこに感じていたものは絶対的な禁忌感……本来ではあってはならないその事実を受け入れた体はしかし、今まで以上に熱を帯びては興奮に胸を高鳴らせていく。
それならば──と、もはや開き直りに近い想いと共にブニャットはリウを抱きしめる。
両後ろ脚をリウの腰元に回しては、互いの爪先を組み合わせるように挟み込んではより強い密着を求めた。
それを機に──二人の交尾はいよいよ以て迫真さを帯びていく。
重ね合う体の芯において互いの体液を混ぜ合いながら、その果ての妊娠を強く願うのだった。