生理を迎えた日とそれ以外とではまるで──アシマリは別人のようだった。
普段のアシマリはと言えば年相応の幼い子供で、ボール遊びと俺がプレイするTVゲームをいつまでも膝の上で見ているのが好きな普通の女の子である。
それがいざ生理を迎え、経血が下り始めると……途端にアシマリは淫靡なポケモンへと豹変しては、もはや発狂寸前の体で俺との行為に及んだ。
今も仰向けに横たわる俺の体に乗り上げては、勃起した俺のペニスを頬張りつつ自身で鮮血の滴る膣を前鰭でかき乱しては、下瞼を上ずらせた独特の表情をそこに晒している。
一見したならば笑顔とも取れる表情ではあるが、日頃に見せてくれる軽やかで純真な笑顔に比べると、今のアシマリのそれは経血まみれとなっている状況とも相成って、どこまでも卑しく汚らしいものとして俺の目には映ってしまうのだった。
そして俺は、そんなアシマリを狂おしいほどに愛していた──。
最初は性欲に由来する一時的な感情かと思っていたそれも、日を追うごとに俺の中で大きくなっていった。
今では自慰の助けに妄想するものは生理中のアシマリ一点に絞られたし、そもそもが月に一度のこの日の為、俺は精の無駄打ちをする習慣が無くなった。
限界まで我慢をして、そしてアシマリの特別な日に合わせてそれを発散する時──俺もまたどこまでも狂気じみた言動に憑りつかれては彼女を激しく責め立ててしまうのだった。
溢れる経血を口に含み、それを塗り付けたペニスをアシマリにしゃぶらせ、互いの分泌物で汚れた唇で何度も貪るようなキスを繰り交わす──回数を重ねアシマリの肉体もこの遊びに適応できるように馴染んでくると、彼女は下り物にまみれた膣への指挿入を殊更好むようになった。
自身の鰭では成し得ない指先で膣を撹拌する行為は、快感であると同時により一層自身の経血が外へ掻き出されてと、そのインモラルな眺めはどこまでも彼女を興奮させた。
求められるままに中指の先端を挿入し、鉤のように関節を曲げてはへその裏側を掻くようにして出し入れを敢行する。
そこに彼女のGスポットが存在することを数度の情交で既に把握している俺は、容赦なくそこを責め立てては幾度となくアシマリを絶頂させる。
俺の腕の中に納まってしまうその小さな体を逆エビに仰け反らせては痙攣よろしくに身を収縮させて絶頂を繰り返し、潮と共に経血もまた噴き上げる彼女の様たるや、ベッド上を赤一色に染め上げる状況と相成っては、とんだスプラッタームービーのワンシーンのような趣すらある。
そんな彼女を腕の中で弄びながら最近の俺が思うことはひとつであった。
それこそは……──
「はやく……アシマリとセックスしてみたいな」
強い想いはその日、思わず言葉となっては口をついて出た。
思いもかけない言葉に、絶頂後の余韻を俺の腕の中で過ごしていたアシマリは不思議そうにこちらを見上げてくる。
快感に疲れ、半ばまで瞼の降りた彼女の蕩けるような表情は何処までもセクシーで、血の飛沫が飛び散ったその顔を眺めているだけで俺のペニスは爆発しそうになる。
「俺のチンポをこの可愛い中に入れるんだよ……」
その目を見つめたまま語り掛けながら、俺は再びアシマリの膣に人差し指を挿入してはその入り口をくすぐるようになぞった。
その感触に一瞬眉元を強く顰めて身を強張らせる彼女ではあったが、徐々にその感覚に馴染んで緊張が解けてくると、アシマリは熱に浮かれた視線を再び俺へと投げかけた。
「ここから血が出るのってな、本当は赤ちゃんを作るために体の仕組みなんだぞ?」
下半身で行われている異常とも取れる行為とは裏腹に、俺はまるで子供でも寝かしつけるかのよう穏やかに言い諭していく。
そして、
「俺のチンポをこの中にねじ込んで、アシマリの中でいつもの白い奴を出すとアシマリに赤ちゃんが出来るんだ」
世界の始まりでも見るかのようこれ以上に無く両目を見開くアシマリの眼差しには、驚愕と恐怖、そして強くその未来もまた望む実な様々な感情が貼懸しく渦巻いていた。
眼球の中の瞳孔が細く引き絞られ、焦点を合わせずに激しく痙攣を続けていたかと思おうと次の瞬間──アシマリにその変化は訪れた。
突如として、俺の腕の中で全体が激しく発光したと思うや、アシマリであったその光源はは球状にその輪郭を変えた。
斯様な光の玉を中心に放出される強いエネルギーの突風と熱を前に、俺は声を上げて慄きつつもしかし、腕の中のそれを強く抱きしめた。
やがては拡散していた光が凝縮を始め、再び俺の中で何かの形を結んでは爆発するかのよう光源を発散させるや──……改めて見下ろす腕の中には、在りし日の『アシマリ』から進化を遂げたオシャマリが、進化前と変わらぬ驚愕の表情で俺を見上げていた。
「アシマリ……お前、進化したのか?」
俺からの問いかけに我に返ったのか、オシャマリは短く息を吸い込んでは自身の体を見下ろす。
ツインテール然とした両耳と、プリマのチュチュを思わせるような腰回りの毛並み──その体躯もアシマリの頃からも一回り大きくなっては、俺の腕の中でどっしりとした存在感を主張している。
すくい上げるようにして持ち上げた両ヒレを目下に確認しながら、斯様に変化した自身の体を見下ろしていたオシャマリはしかし、即座に腰元の毛並みをかき分けるとその下にあるであろう自身の膣を確認する。
染みひとつない南国の海の様な透明感のある体色のその中に一線……膣口の割れ目と思しきスリットが走っていた。
そしてその淵に前鰭を掛け、押さえつけながらにスライドさせては膣口の間口を開かせると──そこからは涙のよう鮮血を一滴溢れさせた膣の断面が露となった。
陰唇の溝がくっきりと刻み込まれた膣の眺めたるや、アシマリ時代の未発達なそれではなく、十分に肉の厚みを帯びた成熟した膣のように見えた。
それを確認するや、オシャマリは跳ね上げるようにして首を上げ、まっすぐに俺一点を見つめる。
そうして思わぬ視線同士の絡み合いに戸惑う俺は、直後ペニスに走った感覚に驚いては我に返った。
オシャマリの視線を振り切って自身の体を見下ろせば──そこにはペニスの茎全体を握りしめるようにしてアシマリの前鰭が巻き付かれていた。
交互に見比べるよう再びオシャマリに視線を戻せば、そこには期待と興奮とに頭部全体を紅潮させたオシャマリの顔があった。
両の口角が吊り上がり、下瞼を上ずらせたその表情たるやアシマリ時代よりも更に輪を掛けて浅ましく、そして淫靡なものだった。
もはや言葉もなく、オシャマリは俺の上に乗り上げてくると、依然前鰭で包み込んだペニスを自身の膣口の前へと誘導する。
まだ体の制御が上手く利かないのか、それとも焦らして興奮を高まらせているのか、握りしめられたペニスは大きく前後にブレては、存分に陰唇の溝を刮いでは撹拌した。
そうして滴り落ちる愛液と鮮血によって焼けるかのよう真っ赤に染め上げられた俺のペニスは──ついにオシャマリの膣内へと納まってしまうのだった。