※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

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第6話・君と僕の実感

 

 

 改めて見下ろすそこには──エルフーンの悲惨極まる姿があった。

 

 胎(はら)の皮膚一枚下に収められたペニスの陰影は胸元にまで大きく浮き上がり、それを受け止めるエルフーンもまた上目に瞼を剥いては開き切った口中から舌を吐き出してと、まさに瀕死さながらの様相である。

 

 涙と涎にまみれたその横顔へ指先を添えてやるとその瞬間、触れられる触感に反応しては彼女も大きく身を引き攣らせる。

 その僅かな刺激ですら膣壁を通じては包み込んだペニスを刺激してくるのだから、僕もまた不用意に動くことなどできなかった。

 

 少しでも動けば……このまま彼女の中からペニスを引き抜く動作ですらその刺激に負けて僕は達してしまうことだろう。

 膣壁ごしに感じる彼女の浅い呼吸と鼓動からくる、その連続した僅かな刺激に忘我していると──突如として生じた肉の激しいうねりに晒されて、僕も眼を剥いた。

 

 何事かと思い再び視線を目下に結ぶと、そこには盛り上がった胸元の皮膚越しに僕のペニスを両手で揉みしだいては刺激しているエルフーンの姿が目に入った。

 その行為は彼女自体へも刺激があるらしく、その小さな指先が左右から亀頭の陰影を揉み挟むたび、エルフーンは短い悲鳴めいた嬌声と共に身を痙攣させては潮を噴き上げるのだった。

 

 斯様にして我が身を呈するかのようペニスへと刺激を与え続けるその理由に気付いては思わず僕も息を飲む。

 限界に達しているであろう自身の肉体へさらに鞭打つその理由こそは──

 

「僕を……喜ばせようとしているのかい?」

 

 思わず口をついてその想いが漏れた時、あらぬ方向に向けられていたエルフーンの瞳にも明確な意思の光が宿った。

 それからその頼りない視線を震わせながらに僕へ結ぶと、彼女は小さく微笑んでみせる。

 さらにはそれに合わせるようにペニスを揉みしだく動きを強める様から、僕の予想は当たったようである。

 

 正に身を裂かれんばかりの苦しみの最中にあってもなお、彼女は僕がこの行為に快感を見出している様を目の当たりにし、そこへ強い悦びもまた感じていた。

 自分の体でもっと僕に愉しんでもらいたいと思い、ゆえに行き着いた行為こそがこの、肉壁越しに刺激する愛撫に他ならなかったのだ。

 

 そんな彼女からの気持ちと、そして新たな快感を享受したその瞬間──

 

「エルフーン!」

 

 僕は再びその身を倒すと彼女を深く抱き込んでいた。

 そんな突然の激しい動きに加え、さらには深く抱きしめることで挿入が進んでしまう刺激に再びエルフーンは苦しげな声を上げたが……そんな彼女を哀れみつつもしかし、僕は溢れ出る感情を抑えずにはいられなかった。

 

「ありがとう……すごく、気持ちいいよ! 僕も、エルフーンのことが好きだ!」

 

 僕からの告白を受け、明らかに今までとは違う肉のうねりが生じては僕のペニスを刺激する。

 そしてそんな僕をさらに迎え入れてくれるかのよう収縮を始めるエルフーンを……

 

「好きだ……大好きだぁ!」

 

 僕もまた激しくピストンを繰り出しながら全身を以て彼女を感じた。

 もはや射精に達してしまうことへの戸惑いも、彼女を壊してしまうことへの躊躇いも無い。

 ただ全力で彼女の肉体を感じるべくに、でたらめなペニスの出し入れを僕も敢行する。

 

 密着する僕の胸元に、エルフーンの肉越しに突き上げる自身のペニスの硬さが幾度となく感じられた。

 そして内からはペニスと、そして外からは抱き潰さんばかりに圧縮される僕の胸板にその薄い肉壁を挟み潰されてはエルフーンもまた獣染みた声を上げる。

 

 それでもしかし、そこに込められているものがけっして苦しみだけではないことは僕にも察せられた。

 彼女もまた全身で僕を感じては、けっして同種同士では味わえないであろう快感に身を浴していることが。

 

 その中でついに僕も限界を感じる。

 

「あああ……もうダメぇ……このまま、出すよ? エルフーンの、体の奥に出しちゃうからね!」

 

 僕からの無慈悲な宣告を受けてもなお、エルフーンは強く僕の体に抱き着いた。

 射精の宣言に反応し、彼女の肉体もまたそれを受け入れるべくに絶頂を予期した収縮を繰り返す。

 そして痙攣しきりであった膣壁が一変して強く鋭く僕のペニスを絞り上げる動きに移行したのを最後に──僕もまた彼女の胎(なか)において、思いの限りの射精を果たした。

 

 そのあまりの勢いとそして量ゆえに、ペニスの陰影を浮き上がらせた彼女の薄い胸板にも、その表皮に湯が湧くかのような隆起が幾度となく盛り上がってはそして消えるを繰り返した。

 そうしてしばし深く抱き込んだまま送精を続けていると、その体液の流動にひしゃげられていた内臓もまた反応し、エルフーンへ激しい嘔吐を催させる

 

「ああ……ごめんよ………ゴメンね、エルフーン」

 

 そんな彼女を前に僕もまた上背を丸めると、口や鼻腔を問わずに溢れ出し続ける彼女の吐瀉物をすすり上げた。

 幾度となくそれを繰り返しながら彼女の味を感じていると、やがてはそんな僕の口中に侵入してくる熱い何かを感じて僕も眼を剥く。

 それこそは彼女から伸ばされてきた舌先であり、それを確認すると僕もまたそこへ自分の舌根を絡ませては激しいディープキスへと展開していく。

 

 そうして互いの唾液を貪り合っていると、熱の引いていく体はそれに比例するよう僕のペニスからも硬度を失わせていく。

 見る間に肥大化が解けていくと、今度は腹の中から異物の流れ出る喪失感に反応してはエルフーンもくぐもった声を上げた。

 やがて嵌まり込んでいたペニスは完全に彼女の膣から抜け落ち、僕もまた一歩腰を引くと──目の前には洞穴の如くに穿たれたエルフーンの、剥き出しの膣口が露となっていた。

 

 幾重にも皺を寄せた薄紅色の膣壁は、ペニスによる栓が抜けてもなお閉じ切らずにその内面を晒し、小さなこの体は見合わぬ異次元さながらの如き光景をそこに展開していた。

 見守り続ける中、僕のペニスによって押しやられていた内臓が定位置へと流動しだすと、それに合わせてエルフーンの膣底奥深くに鎮座する子宮口は、まるで会話するかのよう開閉を繰り返してはその間口から湯立つような水音を漏らしながら僕の精液を吐き出し続ける。

 

 やがては最後に胃や腸類を含んだ消化器官が水の溜め込まれた風船さながらに下腹へと降りてきてその表面を大きく波立たせるや──開き切っていた膣口は完全に閉じ切ると同時に、貝の呼吸器よろしくに子宮口を外部へとはみ出させては……後は凍えるかのよう震え続けるばかりであった。

 

「あぁ……大変なことになっちゃったあ……ごめんよエルフーン……ごめんよぉ」

 

 そんな目の前に晒される脱子宮へと、僕は自分の精液にまみれているのもお構いなしに舌を這わせては愛撫を敢行する。

 その表皮を舌先で強く刮ぎ、さらには子宮口へとそれをねじ込むに至ってはエルフーンもまた再び強く反応しては身を反らせてはへそを天に向けて突き上げる。

 

 子宮口からは更に夥しい僕の精液を吐き出すそんなグロテスクな眺めにもしかし……僕は再び興奮を覚えていた。

 やがてはそんな彼女の脱子宮に手を添えるや──僕はその間口へと再び高質化した亀頭の先端を宛がう。

 

「ごめんね、エルフーン……君が可愛すぎてまた我慢できなくなっちゃった」

 

 亀頭をその間口へと擦り付けたまま、鈴口と子宮口によるディープキスさながらの愛撫を施しながら尋ねる僕にエルフーンもまた、泣き濡れては朦朧とさせた瞳をそこへと向ける。

 

 それこそはまたしてもあの行為の再行に他ならない。

『セックス』とは名ばかりの、生殖器同士による歪な遊び──……それでもしかし、エルフーンは微笑んだ。

 

 さも嬉しそうに微笑みながら両足を持ち上げては胸元へ付けるように畳み込み、自ずから括約の緩んだ子宮口の両淵へ指先を掛けると──再び僕を迎え入れるべくにその間口を広げた。

 エルフーンの表情さながらに、まるで笑みを湛えるかのよう間口のひしゃげた子宮口へと、

 

「あぁ! エルフーンッ!」

 

 僕は再び、一切の手加減も無しにペニスの挿入を敢行する。

 始まりの頃とは違い、すっかりと解された肉壺は難無くペニス全体を飲み込んでしまうと、それに反応してエルフーンは天へ突き上げさせるかのようにして顎先を仰け反らせた。

 

 

 そこからは幾度となく互いを貪り合いながら、僕達は時間も忘れてまぐわい続けた。

 やがてはそのまま朝を迎え、それでもしかし互いにきつく抱き合ったまま眠りに落ちる僕達はようやくに──

 

 この幸福な瞬間を共に分かち合うことが出来た充実を、互いの中に実感するのだった。

 

 

 

 

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