クルーザーから桟橋へ降りると、横一列にそこへ並んだポケモン達が一斉に頭を下げてはお辞儀の礼を取った。
ざっと見た感じでは10匹近いポケモン達が整列していた訳ではあるが、みな第一進化のポケモン達ばかりで、その光景は園児達の遊戯を見ているようなたどたどしさがあって何とも心和む出迎えだった。
楽園と称するにさしずめこの子達は天使の役割といったところだろうか。
アンバーシュタイン氏の演出もなかなか堂に入ったものだと感心していた私は次の瞬間──さながら天から地へと突き落とされるかのような衝撃に見舞われる。
私に次いでクルーザーから降りた氏は先んじて整列するポケモン達の前へ歩み出るや、履いていたチノパンの前ジッパーを下ろすなりそこから小便器にでも向かうかのような仕草で自身のペニスを取り出した。
その思わぬ行動に一瞬はぎょっともしたが、プライベートなビーチであることに加え野外とあっては、おそらく桟橋から小便でもするのだろうと私も高をくくる。
しかしながらアンバーシュタイン氏はそれを晒したまま整列するポケモンに近づくや、列の先頭にいたキルリアに大きく口を開けさせたかと思うと次の瞬間には──氏は自身のペニスを何の躊躇も無く彼女へと咥えさせてしまうのだった。
キルリアにしてもそれに対する嫌悪や抵抗は見られず、その後も小さな頭を前後させると氏のペニスを周囲に唾液と腺液とが撹拌される粘着音を立てては激しく口取りする。
そうしてキルリアに奉仕させていたのも1分に満たない時間で、すぐにそれを取り上げると氏はそのまま進行方向へと体をスライドさせる。
先のキルリアの隣にはミミロルが待機していて、彼の子もまた隣同様に大きく口を開くや氏のペニスを咥え込んでフェラチオを始めた。
目の前の光景をただ茫然と見守り続ける私に対し、5匹目のムチュールへと移動していた氏はようやくに気付いて声掛けなどしてくる。
『君も同じように回ってきたまえ、ウェルカムサービスだ。ここでこの子らにしゃぶらせて穢れを落とすんだ』
どこか自慢げに笑顔を見せながらそう語り掛けてくる氏は反面、ムチュールの後ろ頭を両手でホールドしながら無慈悲なイラマチオを敢行していた。
その暴力に晒されてはムチュールも激しく咳き込み、逆流した洟や唾液などを派手にブチ撒けもしたが、それでも氏は彼女を凌辱する手を一向に休めなかった。
そのままどんどん先へ進んでしまうアンバーシュタイン氏の背中をただ見守り続ける私は、ふいに腰元で生じた衝撃に気付いてその視線を落とす。
見下ろすそこには……先ほどのキルリアが腰元に抱き着いてはその赤い光彩の瞳で私を見上げていた。
頭の位置がちょうど股間の前へと当たる伸長に加えツインテール然とした鬣の容姿からは、ポケモンといえどもヒトの児童と見紛わんばかりだ。
しばしそのまま見合ってしまう私達ではあったが、一方のキルリアはそうして私を見据えながらも手慣れた様子でジーンズのジッパーを解いては先のアンバーシュタイン氏の時同様に私のペニスを取り出してしまう。
その瞬間、催眠から解かれたよう我に返った私ではあったが彼女に行為の制止を挟むよりも先に──キルリアは私のペニスを深々と飲み込んでしまうのだった。
途端陰茎と亀頭に生じたその熱に私は呻き声を漏らす。
加えてたっぷりの唾液を有した口中は、小柄な彼女とも相成っては一分の隙間も無く亀頭全体へまとわりついては膣さながらの粘膜感を憶えさせた。
いかにこの状況に戸惑いを覚えていたとはいえ、性に直結する展開を目の当たりにしていた私の体は意識とは別に興奮もしていた。
咥えられた時には既に半ば勃起の状態であり、それがキルリアの口中で愛撫されるに至っては完全な肥大化を果たしてしまう。
またこのキルリア自身のテクニックもまた生半可ではない。
私もまた一男子である以上コールガールの類いと褥を共にしたこともあるが、斯様なプロの技術と比べても今の彼女から施されるフェラチオは遜色見劣りするものではなかった。
そうして自分のペースをつかめないままにリードされ続けた私は女性の口中へと──こともあろうポケモンのその中へと射精を果たしてしまうのだった。
その瞬間、思わず彼女の頭を抱き寄せては性の奔流が尿道を迸るのに任せて射精を続けた私であったが、徐々に気分も沈静化をしてようやく我へ返ると、慌てて密着させていた腰を離した。
見下ろす先にさぞ嫌悪に歪んだ表情を浮かべているであろうキルリアを想像するも……目下にあったものは長く私のペニスを口中から引き抜きながら、吸いつけた口唇でコルク栓でも抜くかのよう軽快な音を立てるキルリアであった。
別段、何事も無かったかのような澄まし顔で口中に残っていたであろう精液の残滓を、閉じた頬を浮つ沈みつさせながら舌先で集めるや──それすらをも飲みこんでは、得意げに私の前で口を開いた。
開口することで口角に突き上げられた下瞼がまるで哂っているかのよう上ずっている。……おおよそポケモンの、ましてやけっして子供が見せるような貌ではない。
それでもしかし笑っていたのは事実だったようで、彼女にしてみれば客人を絶頂にまで導けたことの充実感をそこに感じているらしかった。
それを証明するよう、今度はサービスなどはおかまいなしに彼女は再び私に抱き着くと、擦り付けるようにして頭を振った。
『はは、礼を言ってるのさ。自分の奉仕で客人をもてなすことは、この島では一番の美徳であり彼女達の目的だからな』
気付けばいつの間にやら戻って来たていたアンバーシュタイン氏が満足げに頷いていた。
『そのキルリアは島に滞在中のパートナーにするといい、残りのスタッフ達は……そうだな、キミを持て成すための「踊り子」になってもらおうか』
氏からその単語が出た瞬間、和気藹々と私を接待するアンバーシュタイン氏とは裏腹に場には緊張が張り詰めたのが分かった。
ここに集まるポケモン達は皆表情を硬くしては俯き、先に氏へと奉仕をしていたムチュールなどはその青褪めた表情に脂汗を滝のように浮かべてていた。
それはパートナーとなったキルリアもまた同様で、彼女は強く私のジーンズを握ってしがみ付いては小刻みに体などを震わせてもいた。
いったい今後、この島では何が行われるのだろう?
それすらも分からずに私は今、この周囲を海に閉じ込められた『楽園』への入園を果たしたのであった。