※ 注意!
この話には排泄物を口中に収めるといった スカトロティック な描写が強く含まれます。
自己責任のもと、お楽しみください。
如何なる宗教のものであっても、『地獄』には層というものがある。
その層は下るほどに、或いは進むごとにその苛烈さを増していくが、此処アンバーシュタイン氏の別荘もまさにそうであるといえた。
入り口もすぐの広間で見たものなど、まだ他愛もないものであったのだと今ここに至り私は実感する。
建物内をさらに進むとやがて、窓や採光を取れる類の開口は壁天井から一切無くなった。
足元から照らされる間接照明だけという大理石の空間は視界が不明瞭で、そこを闊歩している者達の判別をより難しくしている。
そんな中においても背丈の小さいポケモン達だけは、かの照明が顔まで届いてはその表情を見る者へ明瞭とさせていた。……その恐怖と苦痛に歪んだ、地獄の亡者たる表情を。
その場所は斯様な第一進化の幼いポケモン達を思い思いの方法で犯し、そして虐待をする悪意の大乱交場であった。
あるロコンは宙に抱えられた状態から膣と肛門の前後にどれだけの本数のペニスが挿入できるのかを試みられ、またとあるヤンチャムは規格外のディルドを数人がかりで肛門へと無理矢理に収められては苦痛の悲鳴をくぐもらせていたし、そしてあるヒバニーにおいてはどれだけ犯され続けたものか死んだように脱力したその体を両耳を握られては吊るされて、それを晒すゲスト達の笑いものとされていた。
排泄物を始めとするあらゆる体臭と粘液の臭気とが入り混じったこの生暖かい瘴気に限界を感じては私も嘔気を憶えて呼吸を止める。
それもしかし限界に感じると、私はこの場所からの逃避を望んではアンバーシュタイン氏にトイレの場所を訊ねた。
それを受け氏はしかし、
『この建物にトイレは無いんだ。というか、したくなったらその辺でするといい』
さもあっけらかんと氏はそう言い放って鼻を鳴らした。
言っていることの意味が分からず怪訝に見つめ返してしまう私を前に氏はこの空間を見渡し──やがて目当ての物を見つけてはそれを親指で指示す。
指定するその先に居た者は、数人の男達に囲まれたメッソンであった。
既にさんざんに奉仕を強要された後か、その体は全身が不特定多数の精液によって汚れていたが、内腿を地に付けるようにして待機するメッソンへと……取り囲んでいた男の一人が放尿をした。
右の側頭に浴びせられてはその瞬間に身を震わせたメッソンではあったが、すぐに大きく口を開くや浴びせかけられるそれを舌上にて受け止める。
注がれるその音が気泡の撹拌されるくぐもったそれに変わることからメッソンが下あごの中に男の尿を貯め込んでいることは明らかであったが、一向にそれが彼女の口中から溢れてこない様子を私も訝しく思う。
しかしながら反らせたその喉元が忙しなく上下している様に、彼女が便器さながらに注がれる男の小便を飲み下していることを知って愕然とした。
そんな男の愚行に習うかのよう、隣に控えていた数人も死んだ蛇のように垂れた亀頭へ両手を添えると、そこからメッソンの開け放たれた口中目掛けそれぞれに排尿を敢行する。
幼児然としたメッソンのキャパシティでは大人三人分の量など受け止めきれるはずも無く、その口角から滝のよう黄ばんだ汚液を垂れ流すメッソンは、呼吸困難の苦しみに呻きながらそれでもその小さな体の中に収めようと懸命に男達の尿を飲み下す。
その様子に悪戯心を起こした一人が口中にめがけて排泄していたそれの向きを変え、息苦しく呼吸を喘がせていた鼻腔に打ち付けさせた瞬間──呼吸を塞がれたことと、さらには鼻腔内に逆流した液体に反射して、メッソンは顔面を爆発させるかのよう咳き込んでは口中に貯められていた尿を周囲へと癖散らせた。
俯いては咳き込み続けるメッソンの頭部やその小さい背中へと男達はなおも放尿を浴びせ続けながら、嚥下を中断してしまったメッソンを激しく罵倒して責め立てる。
そんな不条理極まる避難の中、鼻孔から粘度の高い洟を垂れ下げては、その咳き込む動きに連動して左右にそれを揺り動かす様に、男達の間からは笑いの渦が湧き上がっていた。
その後も床へと散らばせてしまったその様々な液体を、メッソンは文字通りに鼻先を擦り付けては音を立てて啜った。
斯様なメッソンに対し、男達もまた不条理な叱責を浴びせ始める。やがてはそれに発奮を促されたのか再びペニスに血流を巡らせると……メッソンのその小さな頭ヒレをワシ掴んで宙に吊らすや、道具然としてそのいきり立ったペニスを彼女の膣へと挿入した。
小柄な彼女には規格外となるそれの再挿入に痛みと、そして苦しみの時間が再び始まることに絶望しては上げられるメッソンの悲痛な叫びに共振して──場に満ちる数多ののポケモン達の慟哭もまたうねりを帯びては、より一層に苦痛の度合いを場に深めていくのだった。
そんな光景を目の当たりにし、私は改めて氏の言葉を思い出す。
この場所におけるポケモンとは、在りと在らゆる処理の為の道具であるのだ。
それは性欲であり排泄であり暴力であり……その発散の捌け口こそが此処におけるポケモン達の存在意義であり、それゆえにそんな道具に対して気遣う者などこの場所には皆無であるのだった。
いつしか私は無意識に広場の中を歩み出していた。
一刻も早くこの場を抜けたい……そう思い闇雲に歩を進めるも、皮肉にもその行為は更なる地獄の深みへと私を運んでいってしまう。
ふと視線を巡らせた先には仰向けに寝かされるヒトカゲの顔面に騎乗した肥満漢が彼女の口中に脱糞を果たしていて、それを受け止めるヒトカゲもまた苦しみに両足をばたつかせながらもそれを必死に飲み込んでいた。
またある場所においてはさんざんに犯され尽くしては地に転がされるピィの口中へと、寄り添ったパチリスが己の胃に詰め込まれた多種多様の排泄物を含んだ嘔吐物を吐き注いでは直接に飲み下させたりと──……この場には、おおよそ考えつく限りの人の持つ悪意と醜悪さとが凝縮されているのだった。
そんな中、いつしか歩みを止めた私はとある一団の中において在るものを見つめていた。
目の前には掲げた両腕を鎖で括られては吊るされるサーナイトの姿がそこに在った。
此処に在る他のポケモン達同様に疲れ果てた様子の彼女は、生きているのもやら首を項垂れたまま微動だにしない。
子供だけが集められたこの場所においては、ただ一匹完全に進化を果たしきったサーナイトの存在はひどく不自然に思えた。
しかしながら彼女の全体を見渡した時、私は何故にこのサーナイトが此処に存在しているのかその意味を悟るのだった。
ボディラインの隆起すら消え失せたその痩躯の中、ただ一点だけ彼女の腹部が不自然なまでの丸みを孕んでいる様に気付いたからだ。
──そうか……用があるのは、この『中の子ども』だ……
もはや機械的にそんな気付きを得た私をよそに、群がっていた男達もまた動き出す。
サーナイトの前へと歩みだした男達の手には、皆一様に何らかしらの道具か携えられていた。
大槌、ペンチ、包丁めいた大振りのナイフに電池式のハンドドリル──これより男達がこれを用い、目の前のサーナイトへ何をしようかは一目瞭然だ。
その瞬間を前にしても私は……
──きっと、あの胎(はら)の中から無理矢理に卵を取り出すのだろう……
無感動にそんなことを考えては、彼女の辿るであろう末路をただぼんやりと見守るしかないのだった。