※ 注意!
この話には、
堕胎や未熟児への凌辱、ポケモンに対する流血を伴った虐殺行為 等の描写が強く含まれます。
自己責任のもと、お楽しみください。
周囲には石膏を掻くかのよう硬質な掘削音と共に、機械油と血液とが焼き焦げる不快な臭気とが立ち込めた。
高速回転するドリルとそれに晒される卵の外殻とが摩擦する熱によって、サーナイトの腹部より溢れでた流血が沸騰させられては斯様な臭いをそこへ醸していたのだ。
そんな前代未聞の暴力を受けるサーナイトは、今までに見せたどの表情よりも苦しげな顔を以て、自分の腹部にてその凶行をおこなっている拷問者を見下ろしていた。
痛みに耐えていると言うよりは、何か強く訴えかけるかのよう眉元をしかめては必死の視線と声ならぬ声を掛けるその意図は、行為の制止を訴えるものに他ならない。
しかしながらそれらはけっして、我が身を穿たれる痛みに屈してのものではない。
いま行われているドリルの穿孔がやがてはこの殻を突き抜いて、中の胎児へと影響を与えてしまうことを危惧しているのだ。
しかしながらそれも所詮はサーナイトの願望でしかなく、拷問者たる男の都合ではない。
既にこの行為に夢中となるばかりの男の五感には、ドリルの切っ先から摩擦によって立ち上がる体液の蒸発と、そして機械越しに感じる卵のエナメル層を確実に堀り削る小気味良い手応えしか享受していなかった。
もはやこの卵を貫けることを確信した男は機械を押し込む膂力に対し全体重すらをも傾けてはその瞬間に注視する。
そして一際高く悲痛に許しを懇願するサーナイトの声が響き渡った次の瞬間──男は突如として支えを失ったかのよう前のめりになると、体当たりさながらにサーナイトと体を密着させた。
突然のそれに、見守る一堂も不審に感じては二人へと目を凝らせば……そこには穿孔していた刃の消えたドリルが、サーナイトの腹部に密着している光景が写される。
その瞬間に一堂が感じた印象はドリルの刃が折れる事で、男が支えを失いつんのめったのだと想像を巡らせたがしかし──そんな、少なくともサーナイトにとっては希望的観測ともなるその想像は裏切られることとなる。
男が身を起こし、そしてゆっくりとドリルもまたサーナイトの体から離していくと……まるで子供の見せる稚拙な手品さながらに、サーナイトの腹部からはドリルに装着された黒光りの刃が現れ出した。
徐々に引き抜かれていくその光景を目下に、表情を無くしてはただ目を見開くばかりのサーナイトは小刻みに頭を振っては必死の目の前の現実を否定しようとする。
しかし完全にドリルが引き抜かれ、ただ一点サーナイトの腹部に穿たれた穴から、無色透明の羊水が吹き出した瞬間──彼女はこの世のもの成らざる声を上げた。
甲高くもしかし、語尾は喉頭に溢れる鮮血や唾液を打ち付けてはひどく滲み、そんな声を息が止まるまで絞り上げては、再び呼吸してまた叫び続けた。
この時ほど激しく身をよじらせては、両腕を括るチェーンワイヤーを軋ませて抵抗したこともない。
サーナイトにしてみれば、今すぐにこの両手で卵に穿たれた穴を塞ぎたかったことだろう。
……無論それが、既には遅きに失した行動であることを理解しつつもである。
それでもしかし、死にゆく我が子をむざむざと見送ることなど、一個の母親には耐え難い事であったのだ。
そんなサーナイトを嘲笑うよう、ドリルの男は第二穴となる次の穿孔を敢行する。
先に穿った穴のすぐ隣に再びドリルの切っ先を宛がうと──再びに回転を始めてはサーナイトの腹部を掘りえぐった。
既に最初の作業で要領を得たのか、二つ目となる穴はあっけなく穿たれた。
最初の一穴が貫通したことで強度にも変化が生じたのやも知れない。
再びドリルを抜いて穴を晒すと、空気の逃げ道が生じたことのより、穴から溢れる羊水は壊れた蛇口さながらの勢いで撒き散らされ始めた。
ここに来てサーナイトの抵抗は更に激しくなる。
もはや自力にて鎖の拘束を解き壊さんとワイヤーを軋ませ、その身を前のめりに強く傾けた次の瞬間──突如としてサーナイトの体が後方へと飛んだ。
見守る一堂もなにが起きたものやらと目を見張る中、そこには彼女の腹部へと鉄塊を打ち込んだ先の大槌の男の姿があった。
最初の光景の繰り返しと思われたその登場もしかし、今回の殴打には決定的な違いが見て取れた。
打ちすえられた男の大槌は──その先端の金床が、完全にサーナイトの腹部に埋もれていたのである。
インパクトの瞬間、場には束ねた繊維質を踏みしめるような鈍い音もまた響き渡っていた。
それら事実が現す現実は……サーナイトの胎内において彼女の卵と、そして無辜の生命がひとつ無惨に叩き潰されたことを語っていた。
ゆっくりと、その実感を味わうよう男が大槌を退かせると、サーナイトの股座からは卵が滑り落ちてきては足元に落ちた。
しかしながら一堂の前へ晒されるそれは、下半分の外殻に羊水を満たしただけの欠けた卵である。
それを前にして既に茫然自失の体で放心するサーナイトの前へと新たな男が屈むや、覗きこむようにして鮮血と肉片にまみれた膣口を見上げる。
どうやら肝心の胎児が卵の残骸の中に無かったことから、母体の胎内を探りに来たと言う訳であった。
無遠慮に膣内へ指先を差し入れると、その中で破裂しては膣や子宮に突き刺さった卵の殻をこれまた煩わしげに引き抜いていく。
次々と取り除かれては傍らの足元へ積み上げられていくそれら殻にはその鋭角な切っ先に様々な粘膜の肉片がこびりついていたが、もはやサーナイトが反応することもなかった。
赤い瞳孔の水晶体は徐々に濁り始めては、この憐れな生け贄の命が幾許もないことは火を見るよりも明らかである。
そんな中で、一連のサーナイトの腹腔を探っていた男が手を止まった。
既に肘に近い場所まで挿入していたその手を動かすと、サーナイトの下腹の表面が波打っては、出来の悪いホラー映画さながらの光景をそこに展開する。
やがてはこの膨らみが下降を始め、ついには完全に右腕が抜かれては、男は鮮血によってどす黒く染めあげられた拳を爪を上にして一度の前へと差し出す。
そこから見せつけるかのよう一本ずつ指を開き、やがて扇に広げられた掌の上にあったものは……──
ラルトスと思しき残骸であった。
まだ孵化には早すぎた未熟児は全体の色合いが薄く、さらには先の大槌に潰されてしまったことにより、生物としての厚みなど一切持たぬ、紙ごとき薄い体躯を仰向けにして晒していた。
そしてそれを確認した瞬間──一堂からは爆発するかのような笑いの渦が沸き上がる。
ここに集まる誰もが呼吸もままならぬほどに、潰れてはひしゃげた胎児を前にして笑い転げるのであった。
やがてそれを手にしていた男は改めてその母親たるサーナイトの前へと向き直る。
既に半ば以上生命力の尽きかけた彼女であっても、変わり果てたとはいえ我が子を前に最後の命の灯火が目に宿る。
そしてその瞳から止めどなく涙もまた溢れさせると、口許は震えるように動いては彼女なりの祝福と謝罪をこの小さな命の残骸へと掛けているかのようであった。
そんな親子の対面を前にしてもなお、男はこの状況を上回る更なる悪辣で残虐な凶行へと走る。
不意に、掌に置いていたラルトスの裾へと──事もあろう勃起したペニスの先端を宛がった。
その様を前にして目を見開くサーナイトを前にして、男はラルトスの胎内への挿入を試みる。
内蔵器の類いですら満足に発達のしていないラルトスには膣や肛門といった穴の区別すらもない。
ぺニスがひしゃげていた肉体の中を掻き分けていくと、まるでハンドパペットさながらにラルトスはぺニスの芯を得て、そこに立体を成した。
背後に垂れていた頭が持ち上がると、押し込まれるぺニスの圧によってラルトスの遺骸が大きく口を開く。
さらにはピストンもまた開始すると、まるでラルトスは生きている姿よろしくに幾度と無く身を起こして、口角の開閉を繰り返す。
その様子にさらに場に満ちていた悪意ある嗤いの渦はうねりを帯び、ある者はそんなラルトスの遺骸が口を上下するのに合わせ下卑た文言をアテレコに囁くなど、もはやこの場に心ある者などは──……否、『人間(ヒト)』などは此処に誰一人として存在などはしていなかった。
やがては死者への冒涜と凌辱の果てに男が果てた。
右掌に握り握りしめられたラルトスの開け放たれた口からは最初、そののどに詰まっていた羊水が溢れ、次いで男の精液が込み上がっては部位を問わぬ顔面の孔という孔からそれらは溢れ出しやがて──さんざんに撹拌された僅かばかりの臓腑が煮凝りのような鬱血した塊として吐き出されると、ようやくに男の行為は終わった。
それら行為の全てを目の当たりにし、やがては見守り続けていたサーナイトの目からも完全に生命の灯が消え失せると……彼女もまた我が子の後を追うよう脱力し、遂には息絶えた。
斯様なサーナイトの異変に気付いた一人が彼女の完全な死を確認してそれを声高に告げると、再び場からは歓声とともに純真であったはずの二人のポケモンを『売女』や『淫売の末路だ』と罵る声が上がっては更なる熱気を帯びていく。
その後も男達はラルトスやサーナイトの死体へと群がっては、もはや膣の役割すら果たせぬ残骸にペニスを打ち込んでは死姦と凌辱の限りを尽くした。
その光景に私は、これこそが現世に顕現した地獄であることを──そして同じ場に立つ尽くす自分自身もまた、同類の醜悪な獣であることを否が応にも実感せずにはいられなかった。