※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

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第2話・am-4:12

 

 

 大ホールのステージ上に集結するピカチュウ達を追うよう、天井部に設置された数台の監視カメラは一斉にそこへと角度を集中させた。

 

 その様子からも今、警備員がここを注視しているのは明らかだ。

 現在ステージ上に陣取っているのはピカチュウとバシャーモ二人によるメスチームだった。そして存分にカメラの注目が自分達に注がれていることを確認するや──ピカチュウ達はそこからダンスの披露を始める。

 

 頭の後ろで両手を組み、妖艶に腰をくねらせながら尻を突き出したり、はたまた体全体をねじっては上半身の乳房を強調するようなそれらダンスは、普段のショーでは見せたことも無い挑発的なものであった。

 一見したならば、ポケモンがそのようなダンスを踊ること自体滑稽にも見えようが、少なくとも今これを監視している警備員がこれに興味を示していることは明らかだった。

 

 というのも今日に至るまでの4日間、ピカチュウはこの防犯カメラの前において様々なアピールを試みていた。

 警備員の関心が寄せられる際には、明らかにカメラの角度調整が忙しなくなり、さらにはより高い解像度を求めることからも口角を絞るモーター音が響く等、そんなカメラの挙動から警備員の興味や興奮が手に取るように伺えるのだった。

 そんな、より彼の注目を集める為の行動をこの4日間で試した結果、一番にその興味を引き付けられた行動こそがこの『性的アピール』に他ならなかった。

 

 そこに勝機を見出したピカチュウは残る日数を費やしては、可能な限り官能的なそれをカメラの前で執り続けた。

 そして作戦実行となるこの日──それら行動の布石は上々の結果を以て今この瞬間、警備員の注目を集めることに成功したのである。

 

 しかしながら本番はこれからだ。

 後はどれだけ彼の集中を自分達へと継続させられるかがこの作戦の鍵となる。

 それもまた知るからこそ、今宵のピカチュウの動きは前日までには見られなかったより妖艶で、かつ下品なものへと移行していく。

 

 バシャーモを仰向けに寝かせるや、上空のカメラに向かい霰もなく大開脚を披露しては股間部を晒させる。

 その上にピカチュウもまた馬乗り跨ると、互いの股間同士を擦り付けわせるようにして腰を前後させた。

 緩急を付けながらその往復を続けるうち、バシャーモからは戸惑いも含んだ呻き声が低く漏れだす。

 やがてはそれが明らかな嬌声へと変わり、大きく身を仰け反らせては顎先を高く突き上げると、バシャーモの股間部に走った裂溝からは陰唇の大輪が外部へと咲き開いた。

 

 その変化へと、より注目するようカメラは収束音のうなりを上げてステージに集中する。

 それを背後に感じながらピカチュウもまた次なる行動へと移る。

 バシャーモの腰の上において自身もまた臀部に右掌を打ち付けるや、荒々しく握りしめた尻房の肉を強く引きながら尻尾を高く上げた。

 カメラの前にはそれによって引き広げられたピカチュウの膣口と肛門の姿もまた披露されると、ピカチュウは残る左手もまたそこへ這わせ……陰唇の溝へ沈ませた指先を激しく縦に上下させては、自身の膣口を手荒く撹拌する動きを見せた。

 

 最初こそは僅かにはみ出した陰唇をこねるばかりのそれも、徐々に肉体が昂り子宮の奥底から愛液が滲み降りてくると、ピカチュウの指先に撹拌される卑猥な水音は軽快に周囲へと響きだした。

 そんな彼女を依然と腰の上に置いたバシャーモもまた自慰により己の膣を慰め始め、残る片手で激しく乳房を揉みしだいては、もはや作戦などそっちのけの本能に忠実な嬌声を憚ることなく奏でるのであった。

 

 そんなピカチュウ達を捉えたままのカメラは微動だにしない。しかしながらこの静止した状態こそが何よりもの、警備員の意識を奪っていることの証拠であった。

 今日に至るまでの反応から察するに、おそらくは同一人物と思われるこの警備員は自分に興味の無い対象にはすぐにカメラを振り切って、従来の監視業務へと戻っていた。

 それゆえに今、こうして総てのカメラが自分達へと集中した状態とはすなわち──思惑通りに警備員の意識を奪えている状況に他ならなかったのだ。

 

 その首尾に、表面上は高く淫靡な声を上げては身悶えるピカチュウも、内心では警備員の持つオスの性(さが)を嘲笑せずにはいられない。

 存分に楽しむがいい……そして後にはこの隙を縫った俊足のマフォクシーが警備員室へと侵入した時こそ全ての計画は完遂される! 

 ……はずであったがしかし、次の瞬間ピカチュウは思いもかけぬ光景を目の当たりにしては凍りつくこととなる。

 

 その侵入役を務めるはずであるマフォクシーが──なぜか目の前にいた。

 立ち膝になりながら、ピカチュウの組み敷くバシャーモの顔を跨ぐ形で陣取っていたのである。

 

 一方でそんなマフォクシーに対しピカチュウは混乱は極まる。

 何故にマフォクシーが此処にいる? 従来の取り決めでは、彼こそはこのホール入り口においてダッシュのタイミングを待たなければならないはずであるのだ。

 しかしながら次の瞬間には、何故に彼がここへ来てしまったのかの理由をピカチュウもまたは悟ることとなる。

 驚愕もしきりのピカチュウの鼻先には──原型を留めぬほどに肥大化して勃起を果たしたマフォクシーのペニスが、反りも鋭く屹立していたからである。

 

 まさにピカチュウの誤算はここにあった。

 人たる警備員の欲情を煽ってその隙に付け入る作戦はしかし、自軍のオス達の欲情をも刺激する結果となってしまったのだ。

 

 思わぬ事態に依然として放心状態のピカチュウを尻目に、組み強いていたバシャーモもまた突如に甲高い声をあげた。

 それに驚いては我に返り振り向くそこには、いつの間にやら近づいたミミロップがバシャーモの股座の前へと尻餅をついて陣取っていた。

 そしてさながら痛みに耐えるかのよう下唇を噛みしめたバシャーモの表情と上げられる嬌声の理由こそは──件のミミロップもまた、自身の勃起したペニスをバシャーモの膣口へと挿入しているからに他ならなかった。

 

 今回の作戦において、もしもの際にはマフォクシーに代わって走るはずであったミミロップまでもが制御不能となった現状に、もはやピカチュウは深くため息をつくことしかできなかった。

 

 しかしながらこの日の彼女を驚愕させる出来事はこれだけでは終わらなかった。

 その瞬間、突如としてピカチュウは頭の両脇をワシ掴まれては首を固定された。

 突然の展開に戸惑うあまり、満足に状況すらつかめないそんなピカチュウへの口中へと──一息に熱い何かが挿入されては、口蓋の奥底を打ち付けた。

 

 それとワンテンポ遅れて口中へと広がる塩辛い味わいと鼻腔を突き抜けるアンモニア臭にピカチュウは目を剥いて眼前を見上げる。

 鼻先が折れ曲がるほどに押し付けられた毛並みの越しの硬い骨の感触とその匂いに、ピカチュウはようやく己が何をされたのかへ思い至る。

 

 目の前には、ピカチュウの頭を抱え込んでは嬉々と下瞼を上ずらせたマフォクシーの下卑た笑みがこちらを見下ろしていた。

 この瞬間ピカチュウは自分がマフォクシーのペニスを咥えさせられたことと……そしてこれより、いつ果てるとも付かぬレイプショーのステージへと上げられたことを他人事のように悟るのであった。

 

 

 

 

 

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