※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

328 / 402
第6話・遊び場と友達

 

 

 四つん這いに尻を突き出したヌメルゴン・カリクのアナルと膣それぞれに、グレッグルとヤトウモリは愛撫を施していた。

 

 ほぼ倍に近い体格差があるとなっては、二人の愛撫も体全体で行う激しいものとなり、ヤトウモリは右腕全体をアナルへと収めては往復をさせ、グレッグルはもはやその顔全体を陰唇の中に埋めながら膣口そこへと舌を這わせていた。

 

 そんな二匹からの愛撫に浅い絶頂を迎えるたび、カリクは歓喜の声を上げては潮吹きと、そして濃厚なフェロモンと毒素を含んだ放屁を繰り返した。

 当然ながらそんなカリクの局部前に陣取っているヤトウモリとグレッグルは逃げることも叶わず、都度それらの直撃を受ける。

 しかしながら僅かにそれへ咳き込むものの、彼らが愛撫の手を休めることは無かった。

 

 既にこの時の二匹は事前に供された毒により自我を失っては、もはやカリクの意のままに彼女を悦ばせることだけを遂行するゾンビへと作り変えられていた。

 それでもしかし行為の最中にも痛みと苦しみは感じているようで、二匹はその愛撫の手は休めずとも絶えず悲痛な呻き語を上げ続けるのだった。

 

 そうして局部の世話を二匹に任せつつ一方の上半身では、カリクはエレズンへの愛撫に余韻が無かった。

 傍から見れば幼児めいた容姿のエレズンは、今の母性溢れるカリクにとっては誰よりも愛らしく映ると同時に最高の人形であった。

 赤子さながらに腕の中に抱き留めると、その頬へと顔の形が歪むほどに舌を押し付けては舐め上げて愛撫する。

 

 一方のエレズンは、もはやそんなカリクからの行動に何の反応も示せずにいた。

 ただ為されるがままに舐められ続けるその姿は、体を硬直させた姿と相成っては棒キャンディのようですらある。

 事実、強い毒素を含んだ唾液に晒されていると、いつしかエレズンの顔の表皮は日焼けした皮が剥かれるかのよう剥げ落ちては、その下の鮮明な筋組織を露とする。

 当然ながら生皮を剥されることで生じる激痛に対し、毒に犯されたエレズンは細く甲高い悲鳴を上げるわけではあるが、それが一層にカリクの母性本能を刺激してはなおさらに体の箇所を問わずに舐められ続けるのだった。

 

 やがてはエレズンへの愛しさが感極まったカリクは、彼の上半身を丸々と咥え込んでは口中へと収めてしまう。

 そこから頭全体を飴玉のよう舐め溶かす愛撫をするカリク……そんな上半身での出来事をよそに、尻の後ろでも声が上がった。

 

 声の主はヤトウモリである。

 依然としてカリクのアナルへと右腕を差し込み続けていたヤトウモリは、ある瞬間に右腕から重みが消えた感触を受けた。

 それを不審に思い強くそれを引き抜くと──目の前に晒された光景に対し、さしものゾンビ状態にされているヤトウモリでさえ驚愕の声を上げる。

 

 目の前に掲げる右腕は、二の腕から先の皮膚と肉とが消失し、節くれだった掌の骨とそして二本の細い尺骨をそこに露としていた。

 見れば閉じ合わさったカリクのアナルからは、襤褸布のようになったヤトウモリの皮膚が内部からはみ出しては垂れ下がっている。

 長時間、毒の壺ともいうべきカリクの直腸へ腕を挿入していた為に、そこの生体組織が腐り果てては右腕から削ぎ堕ちたのであった。

 

 一方で膣口に顔を埋めていたグレッグルもまた、その中でくぐもった声を上げると必死に手足をばたつかせては自身の頭を引き抜こうと躍起になる。

 小振りのペニスさながらにクリトリスの屹立した膣は、その陰唇をまるでカリクとは別個のナメクジのよう蠢めかせてはグレッグルの頭全体を包み込んでいたが、そんな陰唇をワシ掴みにしては広げるとグレッグルはようやくにそこから頭を引き剥がす。

 

 そうして外部へと晒されたグレッグルの顔には……もはや皮膚や筋肉といったそのほとんどが失われていた。 

 真っ白な頭蓋はその表皮に僅かながら肉片がこびり付くばかりで、瞼の消失した眼窩の奥底には剥きだされた眼球二個が滑稽なほどに忙しなく動き続けている。

 その痛みと衝撃に叫ぶべく歯根の剥きだされた口中を開けば同時に、そこからは同様に腐り果てた舌根の残骸がどす黒い血と共にボロボロを零れ堕ちる。

 

 斯様にしてもはや、生物ならぬ声上げる背後の二匹を……依然エレズンをしゃぶり続けるカリクは流し目で見つめ続けていた。

 熱に浮かされた瞼を半閉じにしたその表情はどこまでも妖艶で、事実自分の局部への愛撫で斯様な姿になった二匹の様子に対し、カリクは強い性的興奮もまた覚えていたのだった。

 

 そんな二匹の姿に触発され、この日最大の絶頂がカリクの肉体を鞭打つ。

 その瞬間、カリクは依然としてエレズンを咥え込んだまま牛のごとくに吼えた。

 斯様な絶頂に身を硬直させるに相成って唇も窄ませると、口中内にはエレズンの肋骨と背骨とが圧壊される小気味良い音と感触とが広がった。

 

 そして限界にまで引き絞られた硬直の果てに、それらを弛緩させる脱力が訪れた瞬間──一変して今度は甲高く、喉の奥から快感の吐息(こえ)を漏らすと、カリクは放屁と失禁を果たす。

 

 それらは突風の如く背後に控えるヤトウモリとグレッグルへと吹き付けられたわけではあるが、それに晒されるヤトウモリの胸元から皮膚もろともにごっそりと肉塊が剥がれ落ちてはあばら骨の一部を露とさせた。

 それこそはアナルの中で分解されてしまった右手同様の症状であり、全てはカリクの直腸内に潜むバクテリアによる作用であった。

 

 始まりから今に至るまで、その直腸に触れ続けたヤトウモリの肉体は生きながらにその全身を毒素とバクテリアに蝕まれてはもはや、僅かな衝撃においてですら崩れ落ちてしまうほどに肉体の崩壊を進めていた。

 

 同時に似た症状は傍らのグレッグルにも訪れる。

 こちらも同じくに肉体が崩壊を初めては肩口や下アバラの空洞などといった骨格の一部を露出させ始めてもいたが、グレッグルに関しては愛液に含まれる成分ゆえだ。

 以前にカリクが取り込んだポケモンに、膣内に強酸を保つ種類の者がいた。それを取り込んだカリクの愛液はまさに、そこの愛撫を続けていたグレッグルの上半身を徐々にむしばみ続けていたのだ。

 

 斯様にして崩壊していく自身の肉体を前にしても、もはや手の施しようのない二人はただ胸の前で掌を上にして両腕を広げては、腐り落ちてく体を俯瞰する事しか出来ない。

 そして次の瞬間、再度絶頂に反応して射出されたカリクからの毒の飛沫を浴びせかけられると同時──その風圧に、完全に上半身のあらゆる肉片は吹き飛ばされ、そこには内部に抱えた内臓を脈動させるばかりの骨格が二体、声ならぬ声を上げては天を仰いだ。

 

 やがてはゆいいつ肉の残っていた下半身もまた同様に崩壊するや、二匹は立ち居すらも維持できなくなり床へと頽れた。

 その衝撃に骨格ですらもが脆く砕け散ると……後には脈動し続ける臓器の山々がそこに散乱するばかりだった。

 

 背後において二匹が斯様な顛末を辿るのと時同じくして、カリクに上半身をしゃぶられ続けていたエレズンにも変化が訪れた。

 ある瞬間において、突如としてエレズンはつま先立ちに体を硬直させるや──開いた両脚の間から、新たな足ともいうべき三本目の何かが伸びだしてきては地に触れたのである。

 

 その変化にエレズンは身を硬直させたまま痙攣を続けるばかりで、もはや自身の両脚では直立も叶わず、その新たに生えた『足』に身を支えられている状態であった。

 斯様にして今のエレズンを支えているそれは……彼の体内を直進してきては肛門から全身を貫通したカリクの舌であった。

 

 エレズンの頭部をしゃぶり続ける口中において、カリクは自身の舌先をエレズンの喉へと飲み込ませていた。

 舌先は毒と自身の強酸、さらには規格外の筋力によって強引にエレズンの体内へと侵入をする。

 

 咽頭内を埋め尽くし、胃を貫き、そして各部の腸においてもはや舌の根元へ巻き取るが如くに圧縮を続け──その凌辱の体内旅行の果て、カリクの舌全体はエレズンを貫通しては肛門から脱したのであった。

 

 もはや斯様にして肉体の内部を撹拌されたエレズンは、何の反応も取ることも能わずにただ痙攣を続けた。そしてそんなエレズンの体は徐々にカリクの口中へと引き込まれ始めてもいた。

 最初は頭丸々を加えられていた体はやがて両肩口が咥え込まれ、さらには麺でも啜るかのよう残りの肉体もまたカリクの口中へと引き込まれていく。

 そうして爪先に至るまでエレズンの体が完全に飲み込まれては消失すると──後には床に這わせられたカリクの舌先が残るばかりだった。

 

 やがてその舌も口中へと吸い上げ、カリクはようやくに上体を起こすと喉を反らせては身を直立させる。

 喉には先ほど飲み込んだばかりのエレズンの陰影がその形のままに表面を脹らませてはやがて、ゆっくりと降下をしていく。

 そして完全に喉元を通り抜け、それが胃へと落ちてはカリクの腹部を瞬間的に大きく膨張させると……もはやエレズンの存在は、この地上からは完全に消滅してしまうのだった。

 

 そんな一連の遊びを興じ終え、カリクは尻もちに座り込んでは部屋の内部を一望する。

 床一面に広がる毒の色青い油膜や、溶かされた相手の肉片や内臓といった残骸が広がる悲惨な眺めにもしかし……それを一望するカリクの面(おもて)には満面の笑みが浮かんでいた。

 

 カリクにとってこれらは、全てが楽しかった遊びの残滓なのである。

 他者の痛みや恐怖などを顧みないこの時のカリクはもはや、完全に『人』などではなくなっていた。

 

 

 ただこの部屋には、許されざる存在の『ヌメルゴン』一匹、遊び疲れては大きく欠伸のひとつもすると後は蹲り──幸せそうに瞳を閉じては遊びの余韻を眠りの中に溶かすばかりであった。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。