事の始まりは、予想外のポニータの発情から始まる。
その日、朝からそわそわと落ち着かないポニータに俺は疑問を抱いていた。
当然ながらファームに勤める以上、そんなポケモン達の発情に関する知識もあった訳ではあるが……件のポニータはまだ第一進化の途中だった。
大抵は最終進化系に到達してから起こる摂理ゆえに、どこか熱っぽい症状を見せるポニータを最初、俺は風邪に由来する症状だと疑ってやまなかったのだ。
ともあれそう診断した俺は、即座に彼女を他の姉妹から隔離する。
さらには何かあった際にはすぐに対処できるよう離れの馬房にポニータを移しては、その傍らにシーツなど敷いて俺もそこで就寝することを決めた。
そしてそんな日の深夜──事件は起きた。
日中の作業による疲れもあってか泥のように寝入ってしまっていた俺は、深夜彼女がすり寄ってきたことに気付くこともなかった。
幾度となく唇と鼻先を往復する舌の感触にむず痒さを覚えて目覚めると、目の前にはポニータがいた。
彼女がこうして房を抜け出してくるのは珍しい事ではない。ましてや病気中ともあれば何か体調に異変でもあったのだろうと判断するや、たちどころに俺は覚醒を果たす。
「どうした? どこか苦しいのか?」
俺もポニータの体調を伺いながら気ぜわしくその背や首筋を撫ぜると、そんな俺からのアプローチが嬉しいのかポニータは高く甘えた声を漏らした。
口元は閉じつつも下瞼を上ずらせるその妖艶とすら思える微笑みに、俺は相手が子供であることも忘れて不整脈を強くする。
何か変だ──とは思いつつも、その時の俺はそれ以上彼女の違和感を突き詰めることは出来なかった。
そうして尻尾を向けるようにして俺の側へと着けるや、シーツ上の感触を確かめるよう息度となくそこを蹄で踏みしめるポニータ。
やがては前足を折ってうつ伏せに上体を崩すと彼女は高く尻を突き上げて俺の前へと尻尾の付け根まで露となるよう股間部を晒す。
そして目の前に展開されるその眺めを前に──俺は驚愕に目を見開いてはそこを凝視した。
普段は平坦な股座が、今日に限っては卵型に大きく盛り上がりを見せていた。
そしてその中央に走ったスリットからは分厚い陰唇が力強く蠢いては、呼吸するかのよう間口の開閉を繰り返してながら愛液を飛散させる。
白濁させた体液に気泡を生じさせては、尿とは明らかに違うそれを膣口の開閉に合わせて撹拌させる膣そこからは、粘着質な水音が吸引されるかのような音の尾を引いて奏でられていた。
同時に鼻腔をつく強い塩味を思わせるその香りは間違いなく発情期における牝馬の膣臭であることにも即座に気付いたが、むしろそれをよく知るからこそ俺の戸惑いもまた強くなる。
──う、嘘だろ? まだ子供なんだぞ……ッ?
風邪による体調不良が肉体に発情さながらの変化をもたらせたのかと、それらしく思い込もうとする俺を嘲笑うよう、背越しに振り向くポニータの妖艶な視線が俺を捉えた。
下瞼を上ずらせながら、熱に浮かされた眉元を悩まし気に歪めては潤んだ瞳の視線を向けてくるそれは、明らかに快感を期待する牝馬(ポケモン)の表情に間違いなかった。
事ここに至り、彼女は間違いなく発情期を迎えている──そしてその事実受け入れた俺の体は、自然と次の行動へと移っていた。
依然として目の前に晒される濡れそぼった膣口へと……俺は立て揃えた人差し指と中指を、おずおずと挿入する。
愛液の助けを借りスムーズに第一関節までが侵入すると途端、膣壁ごしに覚える異物の感触にポニータは甲高い声を上げた。
彼女にとってそれは凡そ未知のものではあったが、口唇を細めて絞り出されるその声に痛みを訴えるようなものは感じられない。
むしろ新たに覚えた快感それに対し、更なる挿入と動きの変化を求めるような抑揚すらその声からは感じられた。
そしてそれに応えるよう俺もまた指々を根元まで収めてしまうと──そこから浅い出し入れを敢行する。
そうして始まる膣への愛撫に、ポニータはその顔をシーツにうつ伏せさせては額をそこに押し付けて身悶える。
目蓋をきつく閉じ、歯牙を食いしばっては押し殺すように上げられるその声は苦しげにも聞こえたがしかし、そこには確かに膣から来る快感を堪能している気配もまた窺えた。
その証拠にポニータは指の動きに合わせては自らも尻を突き出し、俺からの挿入がより深く激しいものになるよう自身からハードファックを助長して止まない様子であった。
それを前に俺もまた往復する指の動きを速めていく。
時折り掌を返して角度なども変えてやると、指先には幾度となく変化する粒状の感触を俺に覚えさせる。
やがてその中において一際しこりの強い箇所を俺は指先に感じとるや、一変してそこ一点を突き穿つように動きを変化させる。
それを受け、ポニータもまた頭を起こして首筋を伸ばすと声の限りに吼え猛た。
背後からの眺めとあって彼女の表情は伺い知れないが、傍目からも分かるほどに鼻先を紅潮させては、大きく開け放った口中から宙を穿つよう吐き出された舌先の動きを見るに、いかに彼女がこの愛撫へ感じ入っているかが如実に知れた。
仕事柄、牝馬の発情に際しこうしたマッサージや愛撫で慰めてやる機会も多い俺はそんなポニータの肉体の機微が手の取るように分かる。
そしてその反応から絶頂が近いことを悟ると、俺は往復する指先へといよいよ以てラストスパートかけていった。
激しさのあまり打ち付ける俺の手は、その拳骨が殴りつけるようにして恥丘を押し潰す。
その都度ポニータの膣口からも押し出された大量の愛液が白く泡立っては膣のスリットから滲み溢れ、背後に控える俺は元より周囲へと飛び散らせたそれら愛液によって悩ましい香りのマーキングを馬房中に撒き散らした。
一向に速度を落とすことなく、往復する手先が残像を帯びるほどに突き穿つ俺の右手と、さらにはそれに劣らじと自身から尻を突き出させるポニータの動きはもはや競走馬と騎手による駆け引きさながらの呼吸をそこに合わせていた。
そしてその中において彼女の絶頂が近いことを悟り、一際強く右手を打ち込んだ次の瞬間──俺の右拳は丸々と彼女の膣口に呑みこまれてしまった。
限界を超えて膣を拡張される痛みと苦しみに加え、しかし深部においては俺の指先が深く子宮口をえぐり上げる衝撃に──ポニータもまた深い絶頂を迎えては身を仰け反らせ絶叫した。
しばしその姿勢のまま身を硬直させては絶頂の余韻に打ち震えていた彼女ではあったが、やがてはそこから一切の力みが消え失せるや脱力し、ポニータはその頭を項垂れさせた。
あわやその額が地へと激突してしまうかと思われたそんなポニータの首を、既にそれを察していた俺は前以て回り込んでは腕の中に抱き留めてやる。
「早熟にも程があるぞ……お前は」
依然荒い呼吸のまま余韻に打ち震えるポニータへと言葉を掛けると、それに反応しては彼女もまた、瞳だけ動かしては俺の腕の中から上目遣いにこちらを捉える。
そうして互いの視線が絡むや、彼女はさも嬉し気に微笑えんでは首を上げ、俺の唇へと鼻先を押し当てた。
そこからついばむようなキスをしてくる彼女に応えるよう、俺もまた小さなそれを幾度となく繰り返す。
そんな後戯を繰り返しながら……
「シママとドロバンコには内緒だからな」
俺からそんな二人だけの秘密となる箝口令を告げられると、さらにポニータは喜びに声を高くしては俺へのキスを激しくさせるのだった。