背から圧し掛かるよう俺の両肩に前足を置いたのはシママであった。
両膝を突き、依然としてドロバンコを組み敷いたまま前のめりとなっていた俺は、その突然の加重にバランスを崩しては前方へと倒れ込んだ。
辛うじて身を捻り、ドロバンコを下敷きにせぬよう彼女を避けたが、それでも俺は腹這いに干草の床へ突っ伏す形となる。
「な、なんだ急に……?」
やがて背からシママの重みが退くのを感じると、改めて俺は身を翻しては尻もちをついた姿勢のまま背後へと振り返る。
そうして両肘を背後について上体を起こす俺の前には──先のポニータとシママの二匹が、目下の俺へと熱視線を注いでいた。
しかしながらその視線は俺の顔へは向けられていない。二匹が注視するその先はどこでもない俺の下半身……さらには股間一点へと注がれていたのだった。
鼻息も荒い二匹の表情は真剣そのもので、穴が開くほどに見つめる傍らでは時折り生唾など飲み込んで喉を上下させていた。
それら症状の意味する二匹の思惑はもはや語るまでもない──ポニータとシママは俺のペニスそこへと強い関心を抱いているに他ならなった。
そんなにらめっこの中において先に行動を起こしたのは好奇心旺盛なポニータであった。
おずおずと鼻先を近づけてきたかと思うと、作業着(つなぎ)の股間部にあったジッパーのスライダーを器用に前歯で摘まみ上げる。
そしてそれを一思いに降ろしてしまうやそれと入れ替わるよう、今度はシママがそこに開けられたフライの隙間へと鼻先を潜らせ、荒々しくそこから下着の前面を咥え込んだ。
そうして苛立たし気に幾度か首を左右に振っては力任せに下着を引き延ばした次の瞬間──俺のボクサーパンツは無惨にも引きちぎられると同時、拘束を脱したそこからは痛いくらいに勃起した俺のペニスが二匹の目にそそり立った。
改めてそれを前にし、シママとポニータは揃って目を見開くと瞳孔の中の光彩を煌めかせた。
口を半ばに開いては目の前に屹立するペニスを眺めやっていた二匹ではあったがやがて、ポニータはその半開きであった口唇から舌先を伸ばしてくると……恐る恐るその先端を亀頭の裏筋へと着地させた。
しかし舌先が僅かに裏筋の収束点へと触れるや、途端に驚いた様子ですぐにその鼻先を離す。
とはいえ視線は依然として俺のペニスを凝視したままであり、口許をもごつかせながら口中に残る俺の味を吟味している様からはおそらく、口にしたペニスの予想外の味わいに慄いたであろうことが窺えた。
しばしそうして前足の蹄など口許に当てては逡巡していたポニータではあったが、再び舌を吐き出すと今度は長く伸ばしたその全体をペニスの裏へと押し付ける。
そこから口中に舌を巻き戻しながら舐め上げるポニータはしかし、その舌先が先端へと差し掛かった次の瞬間、大きく上下の顎を開きたかと思いきや──彼女は一息に、亀頭の先端を丸々と咥え込んでしまうのだった。
途端にポニータは上目を向き蕩けるよう瞼を下ろしては表情を弛緩させるや、依然ペニスを咥え混んだまま長く野太い声を上げては忘我に達する。
先にドロバンコを愛撫していたことからも極度の興奮状態にあった俺の体からは、多分に腺液が滲み出していては亀頭の先端を濡れそぼらせていた。
そんなペニスを一度に咥え込むことで口中に広がるそのオスの情報に、たちどころにポニータは性的快感に馴染んでいない脳を焼かれては今の表情を晒す羽目に至ったのだ。
依然、その余韻に朦朧としながら呻き続けるポニータの口中はもごもごと俺の亀頭を甘噛みしは、馬ポケモンの臼歯のよる感触を俺に覚えさせる。
いかに見目麗しいポケモンとはいえ、獣の歯牙に急所を加えられているという状況とペニスの感触はどうにも俺を今一歩この禁断の関係へ身を浴させることを躊躇させてしまう。
もっと決定的な事態がこの背を後ろ押ししてくれればなどと思ったその瞬間、新たな影が横から闖入していてはペニスの茎を覆い包んだ。
望んでいたとはいえその突然の展開に驚く俺は、そこへ目を凝らし状況を確認しては思わず息を飲む。
顔を横たえ、ペニスの茎と水平になるようにして脇からそこを咥え込んでいたのは誰も無いシママであったからだ。
依然として亀頭そこをポニータに独占されてしまっている窮状に業を煮やし、ならば残るペニスの茎は自身が頂いてしまうおうと行動に出たのであった。
首をひねる姿勢の彼女と目が合うと、シママはさも嬉し気に下瞼を歪めては妖艶に微笑み返す。
その表情に中てられ、一気に俺の中の興奮にも火が付いた。
今やペニスはその先端をポニータに、そして筒身においてはシママにしゃぶられている状態である。
そんな可愛い妹達に不浄の証でもあるペニスを口取りさせている実感を得るや、途端に俺の感覚は絶頂へと向かって昂り始めた。
そしてそんな俺へのトドメとなる最後の一押しは意外な人物によってもたらされた。
その瞬間、突如として睾丸に生じた圧迫感に俺は息を止めた。
すっかりペニスへと感覚が集中していただけに、思わぬそこへの刺激はむしろ違和感として快感に惚けていた俺の意識を引き戻すかのようであった。
しかしながら斯様な刺激を俺へと与えてくれているそのポケモンを確認した瞬間──俺の感覚は再び熱い興奮の渦に飲み込まれることになる。
俺の股座において袋越しに睾丸をしゃぶっていた者は、誰でもないドロバンコであった。
いつの間にやら姉達の側へと移動しては彼女もまた俺の局部そこへの奉仕に参加してくれていたのだ。
引込み思案でこういった事にも興味こそ在れども自分をさらけ出すことの出来ない性格であったはずのドロバンコが自らの意思で俺の睾丸を口に含んでくれている。
精子精製に関わるデリケートな部分であることを本能的に察する彼女の愛撫は、慎重かつもハードコアなものでもあった。
精巣二個をまとめて口中へと頬張るや、まるで袋の中においてそれらの位置を交換するかの如くに舌を絡めては愛撫した。
その間にも吸い付けていた頬を濯ぐかのよう吸飲と開放を繰り返しては、適度な刺激を断続的に与え続けてくるに至り、先の姉妹達の奉仕とも併せいよいよ以て俺は限界を迎えようとしていた。
「うおぉ……もう、そろそろ限界、だ……!」
身の仰け反らせ完全に肉体のコントロールを彼女達へ委ねると、俺も自身の絶頂の瞬間に意識を集中させる。
そんな俺のフィニッシュを予期してかポニータはより一層に亀頭への吸い付けを激しくし、シママもまた無遠慮に筒身を噛みしめる顎に力を込めてはドロバンコもまた口中に収めた陰嚢を強く外部へと引き延ばした。
斯様にして三姉妹の愛撫が同調を果たした瞬間──
「ダメだ……口の中に出すぞぉ! 全部、飲め……ッッ!」
俺は想いの限りの射精を、ポニータの口中にて果たしてしまうのだった。