※ 注意!
この章には 寝取らせ の表現が多く含まれます。
第1話・預かり屋にて
タマゴ技を持った個体が欲しくなり、預かり屋を訪れたはいいものの──その玄関先でミミロップは動かなくなってしまった。
僕ら人間にはピンとはこないが、この預かり屋の雰囲気というか匂いにはどこかポケモンを刺激するものがあるのだろう。
僕のミミロップが感じたそれは恐怖に近い感情のようだった。
とはいえしかし、その気持ちも分からなくはない……。
例えるに、ある日突然連れて来られた見ず知らずの場所で、これまた見ず知らずの同種かあるいは正体不明のメタモンと子作りを強要されるわけなのだから、当人にしてみれば狂気の沙汰もこの上ないこと無いだろう。
とはいえしかし、そこはポケモンだ。
このシステムだって業界で永らく培われてきたものであるし、人間同士の不埒な出会いの場とは訳が違う。
「大丈夫だって、怖くなんかないよ。本当に無理だったら拒否だって出来るんだから……とりあえず試してきてよ」
最初に変な妄想をしてしまったせいか、すがるミミロップを説得する自分の台詞が何とも白々しくも感じられてしまう。
これでは借金のカタに恋人や配偶者を風俗に売り渡すダメ男の絵柄そのままだ。
とはいえしかし煩雑な手続きを終えた今とあっては、今さら『やめます』とも言いだせず、僕は半ば強引にミミロップを置いて施設を出た。
完全に室外へと出る直前──背中越しに一瞥くれたミミロップは、僕に向かって助けを乞うかのように手を伸ばしていた。その姿がなおさらに罪悪感の尾を引く。
ともあれ今日は初日ということもあり、夕方には再び迎えに行った。
施設のドアをくぐるなり、ミミロップに抱き着かれる。……その勢いたるやタックルそのままだ。
職員の人に話を聞くに、どうやら今日一日はまるで緊張が解けなかったらしい。
一日中部屋の隅で丸くなっていたことを聞かされて、なおさらに申し訳なくなってしまう。
しかしながらそんなミミロップの様子にもしかし、『数日もあれば慣れますよ』とも職員さんは言ってくれた。
彼女同様に、初日から数日はこうして緊張してしまう個体も珍しくは無いようである。
僕もまた気長に構えることにしてその日はミミロップを連れて帰った。
その日、彼女はモンスターボールに入ることを嫌がり、終日僕に引っ付いて過ごした。
食事も然ることながら風呂や就寝、挙句はトイレにおいてすら僕はミミロップを膝にして済ませる羽目になった。……なかなかに面倒臭いことになってきたぞ。
そして翌日──またも僕は彼女を預かり屋へと連れていく。
やはりというか想像通りにミミロップはぐずり、その拒否反応は初日以上の抵抗っぷりとなった。
それでも最後はやはり無理矢理に彼女を預け、昨日同様に夕方には迎えに行くという形を取った。
そんなやりとりが数日も続くと、ミミロップも諦めの境地に至ったのか、聞こえよがしにため息をついては預け屋に通うようになった。
この頃になると施設の中で友達も出来たようで、以前のような激しい拒否反応が出ることもなくなっていた。
後は恙無く交配が済めば御の字ではあるのだが、残念ながらその兆候だけはいつまで経っても見られなかった。
施設側とやり取りしている経過観察のメモにも、やはりというかミミロップ側からの激しい抵抗意識があり、異性との進展は『友人関係』以上には発展していないとのことだった。
長丁場を覚悟する反面、そうまでしてタマゴを得ることにも煩わしさを覚え始めたある日──その事件は起こった。
ここ最近は一人で施設へと通わせていたミミロップではあったが、その日帰宅した彼女はいつになく気もそぞろな様子だった。
明らかに雰囲気の違うことに気付いた僕は彼女へとその理由を問い質していく。問い質しつつもしかし……頭の片隅ではその態度の意味もまた理解していた。
両肩を抱いて訊ねた彼女は、僕と視線を合わせたり外したりとどこか他人行儀なよそよそしさを見せる。
今までにないその様子は、一連の預かり屋に通わせてからはもちろん、ミミロル時代にも見せたことのないような表情と仕草であった。
「黙ってたって分からないよミミロップ。……本当に何があったの?」
問い質す僕もまたドキドキしていた。……というか、『ある答え』を既に妄想してはそれに興奮すら覚えていたと思う。
やがてミミロップは静かに僕から離れると、傍らのテーブルの上へと乗り上がった。
その上にて両膝を立てて開脚をすると、股座が良く見えるように両足を左右へ展開させる。
そしてその奥底、彼女の膣に──粘液の乾いた筋跡が鈍く反射しているを見つけて息を飲んだ。
喉から鳴り出す鼓動を荒い呼吸で刻みながら、僕はそこへと手を伸ばす。
そして恥丘の左右に指先を添え、陰唇の割れ目を引き開いた瞬間──そこからは何者かの白濁した精液が溢れ出しては彼女の尻に伝った。
途端に噎せ返るような青い臭気が充満する。
それでもしかし、興奮も手伝ってか僕にはそんな他人の精液の匂いですら気にはならなくなっていた。
今この瞬間──僕の脳は、自分のミミロップが『他人に抱かれた』という事実に焼かれていた。
不浄とも思わずに僕は彼女の膣へ中指を挿入すると、存分にそこを撹拌しては膣内の精液を掻き出す。
そんな僕からの仕打ちにミミロップもまた熱っぽい声を上げた。心情とは裏腹に、行為を終えた直後の体はいまだに熱を持っては昂ったままだ。
いつしか僕は、タマゴ技を持ったポケモンを得るだとかそんな目的はどうでもよくなっていた。
依然としてミミロップの膣から精液を掻きだす行為に夢中になりながら、無情にも僕は命じていた。
「明日も……頑張ってくるんだよ。いっぱい……いっぱい注いでもらおうね」
ついには興奮から眩暈すら覚えて、僕はきつく瞼を閉じる。
脳裏の虚空には、今日以上に激しく責め立てられては膣内射精をされるミミロップの妄想が……艶めかしくもリアルに展開されるばかりだった。