※この作品はR-18です。

三擦り半のマス☆カーニャ   作:たつおか

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第3話・靡の芸術家

 

 

 三本目の張形(ディルド)が膣へ挿入されると、チラチーノは激しく身を仰け反らせては顎先を天へ突き上げた。

 

 テレサによる制裁が始まってから二時間──最初はヘルガーのペニスを模した先細りのディルド挿入から始まり次には先端が平たく拡張されたバンバドロ型、そして最後に一般平均的な成人男性それの挿入を以てようやくに責めの手は止まる。

 

 見下ろすそこには平素の優雅な毛並みを乱し、涙の溢れる瞳を目いっぱいに広げては瞳孔を引き絞るチラチーノの、苦痛に耐える顔があった。

 一本のディルドはどれも全長にして15cm・直径も5センチを超え、今しがた挿入したヒトの物であっても18cm以上はくだらなかった。

 そんなものを三本も膣内に収められたチラチーノの矮躯には、身を反らせたその腹部にディルドの陰影が蛇が潜り込んでいるかのよう歪に浮き出しているのだった。

 

 古来より封建制度の頂点たる権力者には好色家が数多見られ、多くは男児が使用人や父親の妾に対して性的な興味を抱き、尚且つその実行を迫る事例が各所で散見される。

 しかしながら斯様にして異常とも取れる性への執着は時に皇女や姫といった存在にあっても見られる特徴であった。

 

 それはまさに今のテレサが好例であり、彼女は8歳を越える頃には既に鞭役達への仕置を鞭から性的悪戯にシフトさせていた。

 

 最初はそれぞれのアナルへとペンの柄尻を挿入したことに始まる。

 その頃はまだ幼さゆえの想像力の乏しさからその程度の悪戯に留まっており、むしろ鞭役のポケモン達は平素の発狂さながらに振舞われる鞭に比べればこの程度の屈辱などは安堵すら覚えた程である。

 しかしながらそこからは加速度的にテレサの仕置きはその残虐性を増していく。

 

 まだそういった知識のないテレサが思いつく異物挿入の進化系とは、単純にその物体を巨大化させていくという試みであった。

 

 これこそは単純かつもっとも残虐な発想と言える。

 当初はペンを使っていた挿入物はじきに箒の柄へと変わる。

 その後は調理場からくすねて来たであろう麺棒やすりこぎに変わり、その頃からテレサはポケモン達に挿入する棒状の物体を求めては屋敷の中を徘徊しだした。

 この頃になると、内臓器に深刻な不調をもたらすそれら異物挿入の負担は、鞭打ちを越える罰として鞭役達を恐々とさせた。 

 

 現在においてテレサは、骨董美術に対する高い造詣と知識を持ち合わせては貴族間にもその審美眼の確かさで一目を置かれる存在ではあるが、そういった目を鍛えた事の始まりは幼少期──美術品の中にディルドの代用となるような物体が無いかをつぶさに観察したことが発端となっている。

 

 日用品などではない芸術作品は、陶芸木工を問わずその表面がなだらかで艶やかなものが多く、先鋭的な作品ともなればあからさまに性的な形状を為した物も多かった。

 幼少期の頃のテレサはそれに、ポケモン達へ挿入に手頃なものが無いかと目を付けたのである。

 

 そしてその探求の帰結する結果として──やがてテレサは自身の手による『作品』の制作に着手する。

 

 それこそは望む形、望む効果を対象へ与えられる悪魔の作為ではあったが、皮肉にも周囲は男性器モチーフとも取れる斯様なテレサの芸術性を高く評価した。

 眉目秀麗なテレサに対し、周囲が性的あるいは反社会的な印象を持つことはまったく無かった。

 加えて女性の身であったことからもむしろ、その手から生み出される淫靡でグロテスクな作品群は一概に『芸術性』と評価されては、彼女の抱え持つ歪んだ性癖に気付く者など皆無であった。

 

 王室の皇女であることの立場もまた、彼女が師事を仰ぐ芸術家達との交流や制作環境の整備も容易とした。

 かくして彼女はあらゆる知識と技術とを習得しながら長じ、齢15歳となる現在においては凡そ納得いく仕置き道具……淫靡な拷問器具の数々を思うままに制作する事の出来る環境を構築し得るに至ったのである。

 

 そして今チラチーノのか弱き肉壺に納められている三本とそして、これより仕置きの道工として使われる予定のディルド達も、全てはテレサの手による作品なのであった。

 

 三本同時挿入はこの時のチラチーノにしても初めての試みであった。

 平素は数ある種類の中から二本を選ばせ、それらをもって膣と肛門の双極を激しく突きえぐいては痛みと苦しみを与えるはずが、今日に至ってはひたすらに本数の挿入に拘った。

 

 そしてその理由こそはこの仕置きの始まりに、テレサが赤子の如く腕に抱いていた彼女の新作にこそある。

 全長30㎝にして直径25㎝を越えるそれは、見た目の通り規格外の逸品であった。

 

 サザンドラのぺニスを模したというディルドはしかし、平地に置かれたそれを一見したならば、異常成長を果たしてしまった奇形の薔薇の蕾とも、はたまたおぞましい昆虫の卵とも思しき先鋭の異様を放っている。

 

 その大きさたるや、実に体長50㎝のチラチーノの2/3を占めようかというサイズであった。

 それ故に今日のテレサはこれを彼女に挿入すべく、拡張を主とした仕置きに主眼を据えた。

 そして今、ようやくにチラチーノの準備が整ったことを見定めると、潤滑剤となるオイルをサザンドラ・ディルドへも塗り込んでいく。

 

 油の滑りを帯びて表面に光沢がつけられると、テレサの造形の妙も手伝っては、いよいよ以てディルドの持つ禍々しさは一生物として脈動するかのようですらあった。

 

 斯様にして全ての準備を終えたテレサは改めてチラチーノへと向き直る。

 視線の先では、すでに覚醒を果たしては一連の準備を目の当たりにしていたチラチーノが、涙なからに拒否と懇願の視線を以て力無くアゴを左右に揺らしていた。

 

 しかしながら今日まで仕えてきたこの暴君が、鞭役ごときの声に耳を貸さぬのはチラチーノとて百も承知である。

 どんな声もそれらがテレサに届くことはない──それらは所詮、壊れかけた玩具の奏でる不調和音でしかないのだから。

 

 やがてはチラチーノの腰元へ位置すると、テレサは最後の仕上げとばかりに挿入されていたディルド三本を両手に抱え持ち、激しくそれを前後させては更なる拡張を促す。

 

 肉の薄い膣内においてそれら疑似ぺニスの先端が激しくぶつかり合いひしめきあっては粘膜を押し広げる痛みと違和感にチラチーノのもまた声の限りに叫んだ。

 

 やがて肉とも皮膚ともつかぬ、何かの切断される感覚が膣越しに脳へと不快な音をともなって新たな痛みを発生させるや──今まであれほどまで窮屈にひしめき合っていたディルド達は、一斉にチラチーノの膣から抜け落ちてはベッド上へ転がり出た。

 

 開脚した両足の間において、尿や愛液──さらには潤滑剤や多少の出血も含んだ様々な体液が放射状に絹のベッドシーツ上において……チラチーノは、まるで異形の子を産み落としたかのような驚愕の形相で、洞(うろ)の穿たれた己の膣口とそこに転がるディルド達を見つめていた。

 

 この時のチラチーノにはもはや、自分が完全に別の生物へと作り変えられてしまったことへの確信と恐怖によって、発狂寸前の状態となっていた。

 しかしそんなチラチーノに気遣うこともなく……むしろ放心状態の彼女が抵抗してこないことを幸いにテレサはチラチーノを背後から抱き上げると──

 

 

 そこに一切の躊躇も感慨もなく、聳えるサザンドラ・ディルドへ被せるようチラチーノをそこへ着地させてしまうのだった。

 

 

 

 

 

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