※ 注意!
この章には スカトロチック な表現が多く含まれます。
フェラやクンニによる恥垢の舐め取り、飲尿、排泄観察、それらへの接触 等の描写が苦手な方はご注意ください。
第1話・フォッコと王子 ・ 6 歳の春
雪深い山間に西領(せいりょう)と呼ばれる地域がある。
そこに存在する王族の間にはポケモンを嫁や婿として送り出し、そして時に受け入れる『耳嫁・耳婿』なる風習があった。
風習と言えば前時代的にも聞こえるが、この地方では現代においてもなお有効な政治的駆け引きのひとつである。
例えるに──とある王族同士が縁故や同盟を結びたく画策する場合に、最も有効でなおかつ手頃な手段はといえば一族同士の婚姻だ。
しかしながら数ある王族達の中で有力になるであろう者を見極めるべく複数にそれを行う場合、必然的に子供の数が足りなくなってくる。
そこでいわば、『婚姻の約束』だけを形式的に取り付ける為の嫁や婿の代理が、耳嫁や耳婿と呼ばれるポケモン達であった。
また受け入れる側もその者達をポケモンとは捉えず、あくまで相手王族の一員とみなしては厚遇を以て預かる。
しかしながら無事に婚姻が成立すればそのポケモンは大義として身の安泰を保証されるも、それが決裂と相成った場合には……そのほとんどで彼ら彼女らは悲惨な結末を迎えることとなる。
ポケモンを人として捉えるこのシステムは一見するならば人とポケモンとの垣根を無くす平等なものにも見えようが、その実はポケモンを約束手形の代わりとして取り扱う人間の業(エゴイズム)を凝縮させたかのような習わしでもあった。
閑話休題(はてさて)──
そんな西領の一王族の元へその年──一人のポケモンが耳嫁として遣わされた。
送り出されてきたのはメスのフォッコであり、相手となる王子はその時6歳であった。
先にも述べたよう、政略結婚の意図が強いフォッコの嫁入りであっても、幼い王子にとっては『新しい友達がやってきた』程度の認識しかない。
また耳嫁たるフォッコもまた、聡明で愛情深い性格であったから、二人は出会って一時間とせずに親友となった。
名目上は嫁であり、そして二人はそれに倣った許嫁同士でもある訳だから、実に密にそして多くに時間を共に過ごしていくこととなる。
精神年齢的にはフォッコの方が長じていたことからも、彼女にとっての王子は愛し守るべき『弟』とともいうべき存在となり、また王子も幼いながらそれを察しては懐き、二人は実に仲睦まじく王宮での幼少時代を共にするのであった。
そんなある時、
「うぅ~……フォッコぉ~、おしっこ~……」
王子が中庭で尿意を催した。
無作法ではあるが屋外である。人気が無い庭の一角を探し出すと、フォッコはそこへと王子を誘導した。
恙無く排尿も済ませ、ペニスをしまおうとすると王子へとフォッコは静止を訴える。
そうして訳も分からずに待機する王子の腰元へ鼻先を寄せると──
「わッ? なぁに?」
フォッコはそのマメ科のさやのように先端のよじれたペニスを咥え込んでは、そこの後掃除や消毒ともいうべき愛撫を施した。
尿の残滓を吸い上げ、さらには包皮の中にも舌先を潜らせてはそこに溜まる恥垢といった穢れもまた、王子が痛がらない範囲でフォッコは舐め清めてやるのだった。
当然ながら、幼い二人に性の知識や性欲に根差した感情の類は一切無い。
フォッコにしてみれば、汚れやすい場所だけに王子の身を案じてはその場所を清潔にしてやろうという姉心的なお節介からの行動であった。
「うふふッ、うふふふ。くすぐった~い」
それでもしかしそんなフォッコの気遣いは王子も嬉しかったようで、以降はこの排尿後の『口によるお掃除』がフォッコの習慣となっていった。
さらにこうしたフォッコのお節介は度を越えていく。
ある時など宮中において王子が尿意を催した際には、トイレまでの辛抱が間に合わぬと判断したフォッコは──こともあろう観葉植物の陰に王子を招き入れると、前足を揃えて座り込んでは小便器よろしくに王子の前へと大きく口を開けた。
「えぇ……いいのぉ?」
さすがに他者の口に粗相をしてしまうことには躊躇いも見せた王子ではあったが、いよいよ以て尿意も限界となり、さらには口を開けたままのフォッコからも喉を鳴らされて催促されるに──王子も意を決する、
フォッコの下前歯の上にペニスをちょこんと乗せると、そこから長く排尿を果たした。
一方のフォッコもまた一滴も漏らさじと、大きく喉を隆起させては下あごに溜まるそれを飲み下していく。
やがてはその排泄が完全に終わり王子が大きく息をつく様子もまた見届けると、フォッコはようやくに口を閉じては口中の残滓も飲み下し小さなゲップを一つ。
その後はいつも通りに包茎の掃除もまた舌先でしていると、不意に王子がフォッコの頭を抱きしめては掻い繰った。
「いつもありがとー……フォッコ。大好きぃー……」
幼さゆえの飾りも衒いも無い言葉ではあるが、だからこそストレートにフォッコの耳と心には届いた。
目の前にある王子のはにかんだ上目遣いがたまらなく愛しくなっては──思わず立ち上がって前足を掛けると、そこからキスや舌による愛撫の嵐をフォッコは王子にお見舞いしてしまうのだった。
「うはぁ。うははは……くちゃーい♪」
それに対して王子もまたコロコロと笑った。
本人達は気付きもしてない二人のファーストキスは、尿の味と匂いにまみれたものとなった。
そんな蜜月の内に二人の幼少時代は過ぎていく……。
この時、王子は6歳──今より12年前の、春の日の出来事であった。