王子も14歳を迎えると、だんだんと性や女体に対する興味というものが強まってきた。
子孫繁栄は長の務めであり、それに対して嫡男が旺盛ということは喜ばしい限りである。
王家としてもそれに対し禁忌を押し付けることもなく、むしろ奔放に振舞えるよう女中の類を多く王子の周囲に侍らせた。
にも拘らず王子が興味を示すその相手は──
「ねぇねぇ、テールナー! 今日もアソコ舐めさせてッ!」
いつの時だって、王子はテールナー一筋であった。
もっともこうした王子の相手もまた耳嫁たるポケモンの務めである。
常日頃から男を悦ばせる技術や知識といったものを教え込まれているテールナーは、王子に対しても存分にそれを振舞った。
そもそもがテールナーにしても王子のことは憎からず思っており、彼のために奉仕することは斯様な役割や使命を抜きにしても嬉しいものであった。
故にそんな二人が互いを求めあう行為は、一般的な男女の仲以上の濃密さと、そして異常性とを以て燃え上がっていくこととなる。
そんな二人が好んで逢引きの場として使うのは、敷地内の隅にある中庭の一角であった。
室内での情交よりもむしろ、二人は屋外での行為を好んだ。
今日も針葉樹のひとつに背を預けると、テールナーは屈みこむ王子の前へとそのスカート然とした毛並みの裾をたくし上げる。
さらには黒の色違いとなる股間の毛並みの奥底へ両手もまた添わせると……左右に開いたそこに真っ赤な断面を咲かせた。
既にすっかりと濡れしとっているテールナーの膣を目の前に、王子もそこへ鼻先を着地させる。
上唇が尿道のすぐ下に置かれると、伸びだしてきた王子の舌先はテールナーの膣口へと侵入していくのであった。
テールナーの細い腰を両手でワシ掴み、愛撫というよりは食事さながらの貪欲さで膣壁を舌腹で深く刮いでは、それに反応して溢れてくる愛液を強く吸い上げる。
テールナーもまた自身でクリトリスの根元を指先で穿ちながら、更なる快感を自身へと科していった。
きつく瞼を閉じ、疾走後の犬よろしくに舌を吐き出しては呼吸を荒くさせるともう、テールナーの限界も近い。
そしてそのことをよく知る王子は、なおさらに深く膣口へと顔埋めると尿道を唇で塞いでは激しく吸いだす。
その刺激が最後の一鞭となり──テールナーは絶頂を果たした。
次の瞬間、膣からの愛液を吹き上がらせると同時に尿道からも激しく失禁をしてしまう。
激しい膣の痙攣と共に口中に溢れ出してくるそんなテールナーの体液に対しても、王子は一切動じることなくその全てを受け取める。
喉を鳴らし、大きく喉仏を隆起させては残らずそれを王子は飲み干していた。
もはや二人の間に、これを不浄と捉える感覚は無くなっていた。
互いの身から出されるものは、その全てが麗しくそして愛しかった。
やがてはその勢いも弱まり、自力での排泄が叶わぬまで絞り出すと、その最後の仕上げとばかりに王子は激しくテールナーの尿道を吸い上げては、その奥底に残る一滴までも口中に取り込んでしまう。
そんな絶頂の締めくくりを受けては、テールナーも喉を反らせ身を痙攣させる。
「ふふ、今日も健康そうだねテールナー。さあ今度は僕の番だぞ?」
ようやくにテールナーを開放して身を起こすと、王子もまたスラックスのジッパーを展開させて自身のペニスを取り出す。
すでに角度の調整すら難しいほどに天を向いて勃起を果たしていた王子のペニスは、その包皮が完全に剥かれては赤々しい亀頭をそこに晒していた。
幼少期からのテールナーによる奉仕の賜物か、齢14歳にして王子のペニスは完全に包茎からは脱していた。
そうしていつも通りならば、今度はテールナーがそのペニスへと口取りの奉仕をして精液を授かるはずが……その日は王子に対し背中を見せては豊満な尻尾を揺らした。
そのいつもと違う様子に王子もまた事の成り行きを見守っていると、目の前で揺れている尻尾が徐々に持ち上がり──やがては完全に天を向いてその下を露にする。
促されるままにそこを見る王子も同時、いつもとは違うその様子に目を見張る。
下半身の黒い毛並みの中には一点、いつもテールナーが尻尾に刺している木の枝が突き立っていた。そしてその根元は、何処でもない彼女のアナルへと挿入されていたのであった。
「これを抜くってこと?」
尋ねる王子に応えるよう、振り向いていたテールナーの流し目が哂いで歪んだ。
言われる通りにそれの引き抜きに掛かる王子ではあったが、思いのほか長く木の枝が差し込まれていることに驚きを禁じ得ない。
そしてそれが完全に抜き取られると──テールナーのアナルは、その直腸の内壁をバラの花弁さながらに体外へはみ出させては肉蕾をそこに咲かせた。
そんなものを目の当たりにされてはもう、二人に言葉などは必要なかった。王子の心中はもはや、その中へとペニスを挿入したいという情欲しかない。
そしてそんな心の赴くまま、その肉の中心に王子は自身のペニスを宛がう。
十分に腸液で粘膜が潤滑しているとあっては、もはやローションや唾液の必要すらない。
亀頭はするりと飲み込まれてはその根元まで──王子のペニスはテールナーのアナルへするりと飲み込まれてしまうのであった。
「あぁ……熱い……ヤケドするぅ……!」
完全に腰と尻とを密着させると、互いの焼けるような体温に王子は呻きを漏らし、テールナーは野太く吠えた。
今より少し前──教育係である乳母から、アナルによる性交の為の知識を教わっていたテールナーは、今日のこの日の為に肛門の拡張と直腸の感度を高める為の下準備を進めていた。
とはいえ自身の指や木の枝で行うその練習もどこか無味乾燥としたもので、これは一方的に王子だけを悦ばせる為の行為になると思っていた矢先──いま直腸に感じる王子のペニスの存在感とその熱は、想像以上の快感を以てテールナーの脳を貫いていたのであった。
やはり練習と生のペニスは違うということか……そう考える反面、いまこの身を愛してくれているのが王子だからこその快感であることに気付く。
そう分かった瞬間、肉体はさらに収縮を繰り返しては、この部分においても王子の愛を搾り取ろうとして躍起になる。
そんなテールナーの直腸のうねりに反応するよう、
「あ、あぁ……ダメ! イクよ! このままお尻に出すからねッ!」
次の瞬間には──王子が絶頂を果たした。
テールナーの薄い尻がひしゃげてしまうほどに腰を押し付けては打ち放たれる王子の精液は、さながら腹の中でマグマでも湧き出しているかのような感触だ。
へその奥底に感じるその熱に晒されては、テールナーもこの日二度目となる王子からの絶頂を心底に愛しく思った。
やがては欲情の滾りを余さず吐き尽くし、王子のペニスがゆっくりとそこから引き抜かれると──間髪入れずしてテールナーは振り返り、その場に屈みこんでは王子のペニスを咥え込む。
いかに事前の処理はしていたとはいえ排泄器官での行為であることには違いない。そこに従来は挿入するはずもないペニスを入れてしまった王子の身を案じたのだ。
案の定ペニスには僅かな穢れが付いていたが、そんなものおかまいなしにテールナーは口中にてそれを濯いでいく。
特に亀頭の裏筋やカリ首といった汚れの集中しやすい部分は徹底的に舌先で刮ぎ、尿道に対してもまだ中に満ちる精液や腺液の残滓を激しく吸い上げることで、そこの洗浄を意識した。
そんな折、テールナーにも変化が訪れる。
浣腸さながらに直腸への射精をされたからか、それとも不浄を口に含んでしまったからか──突如としてテールナーは激しい腹痛に見舞われた。
しかしながら今、行為を中断してトイレに走るわけにもいかない……更にはここが自分達以外にはまず誰も足を踏み入れない屋外であることもまた知るテールナーは、ここでの排泄を決めた。
依然としてペニスを咥え込んだまま上目遣いに王子を見遣っては、その許しを請う。
一方でそんなテールナーの苦しげな視線が何を意図するものか考えあぐねる王子をよそに──テールナーは想いの限りの排泄をそこにて果たした。
膝を折り、つま先立ちで股間を開脚するよう屈みこんだ姿勢から、激しい空気の流動を伴ってはテールナーの泄瀉が地へとぶちまけられる。
勢いはその瀉だけに留まらず、光線さながらに放出された尿もまた激しく地面の落ち葉や土をえぐってはそこに尿だまりを作る。
その光景を目の当たりにして……王子は再びペニスに血流が巡るのを感じていた。
依然として見つめ合ったまま排泄をするテールナーも愛しければ、周囲に漂う彼女の芳香もまた蠱惑的だ。
既にテールナーの口の中で収まりがつかないほどに硬化してしまったペニスを握りしめると、
「テールナー……もう一回お尻でさせて。もっと君のお尻でしたい!」
有無を言わさずに、テールナーの口中から取り上げたペニスを王子は激しく手中の中で扱き上げる。
そんな要望と王子を前に驚いた様子のテールナーではあったが、すぐに立ち上がると再び彼へと尻を向け、そして尻尾を上げた。
同時、一切の前置きも無く、再びにペニスは根元までアナルの中へと挿入される。
そこから何度もテールナーの名を呼びながら、その豊満な尻尾を抱きしめてはピストンを開始する王子……。
そんな王子の不器用なまでに幼い愛を全身で感じながら──テールナーはこの瞬間がいつまでも続いてくれることを願わずにはいられなかった。
この時、王子は14歳──今より4年前の、秋の日の出来事である。