地域リーグ始まって以来の珍事が起きた。──否、もはや快挙とも言っていい。
それこそはリーン率いるチームが、先鋒のワカシャモ一匹による全勝での勝利を成し遂げたことにあった。
リーンによる指揮の妙も然ることながら、やはり話題となったのはワカシャモのその尋常ならざる強さにあった。
対戦相手との相性に恵まれたことも確かではあったが、それにしても疲れ知らずのその不屈さは他のトレーナー間でも話題となった。
今後、リーンとの対戦においてはいかにこのワカシャモに対応するかが残り選手達の課題となり、地域リーグはいよいよ以て各方面から注目されることとなる。
そんな対戦の熱も冷めやらぬその日の夜──期待と興奮とに胸を弾ませたワカシャモは、試合後の疲れも感じさせぬ足取りで、リーンの部屋へと向かっていた。
これより先は楽しい楽しいご褒美タイムだ。
今日も『たくさんのキス』と、そして『お股を触ってもらえる』ことを期待しては、胎(はら)の奥底が熱く湿るのをワカシャモは感じていた。
そのながらもリーンのことを考え続けていたワカシャモは、ふと彼の体のことについても思いを巡らせた。
そもそもこの交流のきっかけとなった『作戦』に際し、祖父はこれに関する技術的なことを色々と教えてくれていたことを思い出したのだ。
その中にリーンのペニスに刺激を与える方法もまたいくつか教授されていたことを思い出す。
曰くそれは口や舌先を使ったフェラチオや、はたまた手羽で握りしめては上下に刺激を与える手コキといったテクニックだ。
教わった時には全くと言っていいほど実感や想像のつかなかった技術ではあったが、それを実行に移した今となっては、それらがもたらす効果や結果というものがワカシャモには容易に想像がつくのだった。
リーンの股間に在るであろうペニス……それを実際に舌で舐めたり、はたまたクチバシの口中に咥え込む妄想をした時、その過度な興奮から立ち眩みを起こしては、しばしふらついて足元を危うくさせるワカシャモ。
ともあれ、今日は絶対にリーンのチンコを見てやる──そんな楽しみもまた胸に彼の部屋まで辿り着くと、ワカシャモは改めてそのドアをノックした。昨日以上に激しく。
ワンテンポあってリーンがドアを開く。
そしてそこにてワカシャモを確認すると、
「お前、大丈夫なのか? さすがに今日は疲れただろ……」
そんな気遣いを見せてくれた。
リーンに会えたことと、そしてその思いやりに感極まっては今日もまた、勢いよく彼の腕の中にワカシャモは飛び込んでしまう。
そうしてじゃれつく子犬のよう、その場で飛び跳ねてはキスをせがむワカシャモに、
「もう、分かったって……しかたないなー」
リーンもまた彼女を抱き上げると、改めてその入室を許可したのであった。
そうしてベッドまで運ばれる間もワカシャモはキスを求めてはリーンの唇をソフトタッチについばんだ。
そんなキスに対しリーンも応え、互いは唾液を行き来させるようなディープキスを繰り返しながら幾度となく舌同士を絡ませ合った。
そうして辿りついたベッドに優しく下ろされても、ワカシャモは依然として貪るようにキスを繰り返しながらリーンの首に抱き着いては離れない。
リーンもそれに応じながら再びワカシャモの体に手の平を這わせた。
左の胸元を探る様に掌を被せていると、その毛並みの下に僅かな肉の隆起の感触を覚える。
もしかして乳房かと思い、手を窄めてはそこを揉みしだくように刺激してやると案の定ワカシャモの息遣いが熱を帯びたものに変わった。
さらに残る左手を股間に這わせ、そこにて昨日の繰り返しとばかりに膣の間口もまた探り当てると──乳房と膣の同時責めに、ワカシャモは喉を仰け反らせては長く舌を吐き出して身悶える。
昨日よりも今日の方が一段と感度が上がっているのは明らかだ。現に今も、既に数回の絶頂をワカシャモは繰り返していた。
そんな彼女の乱れる様に興奮を覚えているのはリーンもまた然りである。
今日は改めてワカシャモの膣を確認してやろうと、リーンは投げ出された彼女の股間に顔を寄せ、両手の指先で羽毛を掻き分けると──目の前に膣の断面を左右へと展開させた。
今まで排尿以外に使ってこなかったであろうそこは陰唇に大小の区別も無く、ただ肉の凝縮面を晒す膣口と尿道が穿たれたばかりの光景だった。
しかしながらリーンの本能はそんな肉の穴にもしかし、興奮を覚えずにはいられない。
そこから醸される独特の生理臭は、ともすれば不快な臭気であるにも関わらずにリーンの唾液腺を刺激し、そして気付けば──リーンはそこへと舌先を這わせていた。
突如として膣に生じた舌の粘膜による滑りに、ワカシャモは甲高い声を上げる。
言わずもがなの快感だった。昨日の指の挿入に似つつも、今回の舌先の方がずっと直接的な快感を与えてくれる。
加えて、不浄と思っていたそんな場所を信愛してやまないリーンが舐めてくれているという事実がなおさらにワカシャモを興奮させた。
そしてそんなクンニリングスに夢中になっているのはリーンもまた然りである。
強い酸味の中に感じるほのかな苦み……そこへ強い塩気と血の味が入り混じるとその味わいに、リーンは舐めるごとに脳から理性が乖離していくのが感じられた。
いつしかワカシャモの反応などおかまいなしにむしゃぶりついては、その小さな膣全体を口で覆い、さらには無垢の膣道に舌全体を挿入してしまっては中で舐めまわすという無遠慮な愛撫も展開する。
しなしながらそんな行為の荒々しさも、ワカシャモにはそのどれもが快感であり悦びだ。
リーンの名を呼ぶように何度も切なげな声を上げては、彼の頭をかいぐって自分からその鼻先へと膣に押し付けた。
そんな行為の中でリーンもまた、再び自身のペニスが勃起するのを感じる。
昨日以上に硬く大きく、そして痛いくらいにそこが充血しているのが分かった。
ワカシャモの膣(にく)の味に中てられては、今日はこのペニスをどうにかしないことには収まりようがない。
クンニを続けつつも自身で短パンごしにその先端を刺激して誤魔化していたリーンであったが、それもついに限界を迎えた。
ワカシャモが小さく潮を噴き、数度目の絶頂を迎えるのを見計らうとリーンは身を起こし……立ち膝の状態から短パンを下ろし、そこに勃起したペニスを屹立させた。
股座越しにワカシャモもまた快感に溶けた視界の中でそんなリーンのペニスを見遣る。
包皮がカリ首を覆い、まだ先端の鈴口だけしか外に出ていないそんな子供のものではあるものの、紛う方なきそんなオスのシンボルにワカシャモの中のメスは催眠術でも受けたかのよう刺激されては虜にされる。
ペニスそこ一点を見つめたまま身を起こしては腹這いに近づくと、ワカシャモは念願であったリーンのペニスへと触れることが出来たのだった。
その裏筋へ頬ずりをし、顔面上を袈裟に横断する様にペニスを置いてはリーンの体温と匂いとを堪能する。
既に腺液の漏れだしつつある鈴口がワカシャモ額に当たると、糸を引いては粘液をその顔に擦り付ける。それに伴ってリーンのオスの匂いが顔面に立ち込めるや──もはや脳の処理を待たずして、ワカシャモはそれをクチバシの中へと咥え込んでしまうのだった。
亀頭の先に舌を這わせると、途端に腺液の塩気と苦みが口中に広がった。しかし不快さなどは無い。むしろより一層にペニス独特の匂いや味わいを求めるがあまり舌先を繰り出しては本能の赴くままのフェラチオをワカシャモは展開していく。
亀頭の背に舌を這わせると、そこに被っていた包皮の隙間へと舌先を挿入する。
途端、舌にはそこに溜まっている恥垢の鋭い塩気が感じられてはワカシャモの唾液腺を崩壊させた。
しかしながら──今のワカシャモが感じるそんなリーンのペニスは、腺液から不浄に至るまでそのどれもが甘美な物として感じられた。
さらに無遠慮に包皮と亀頭との間に舌全体を潜り込ませ、そこから激しく左右に舌を動かしては根こそぎリーンの恥垢を刮ぎ取る。
唾液と口中の体温で溶けたそれを嚥下し、さらに汚れている個所は無いかと舌を潜らせ続けていると、やがてはリーンのペニスはワカシャモの口中で剥き上げられて完全な形へと包茎を脱してしまうのだった。
その絶え間ない刺激に晒されてリーンにも限界が訪れる。
まだ自慰すらもしたことのないリーンがそこに感じたものは強い尿意それであった。
このままではワカシャモの口中で粗相をしてしまうと危惧しつつもしかし……リーンはそれを求めてやまなかった。
やがてはワカシャモがしたようにその頭をかいぐってより深く咥えさせると次の瞬間──
「あ、ああぁ! ワカシャモッ、全部飲んで!」
リーンは人生初となる射精を、思いの限りにワカシャモの口中にて果たした。
突如として舌先の生じた熱い粘液の噴出に戸惑い、反射的に口を離そうとするも──後ろ頭に掌を添えられて固定されているとあっては逃げ出すことも叶わない。
以降も無遠慮に吐き出され続けるリーンの精液をワカシャモは一身に口中で受け止め続けた。
強い塩辛さと苦みの味わいに加え、独特の生臭さにえずいては横隔膜を激しく収縮させるワカシャモであったが、そんな精液が唾液に溶けてその味わいを舌の根に行き渡らせると……いつしかワカシャモそんなリーンの精液を飲み下すことに夢中になっていった。
そうなると今までの生理的な反射などは無くなり、むしろ自分からストローよろしくにリーンの尿道を吸い上げては精液を絞り上げることに躍起になっていく。
9年分の精液はその量も、そして存分に新鮮な精子を含んだ濃度もまた濃厚で味わいも深い。斯様なリーンの初精を──やがては一滴として残らず、ワカシャモは飲み干してしまうのだった。
「あああ……頭クラクラするぅ」
やがては初の射精に疲労して完全にリーンがダウンしても、なおもワカシャモは彼のペニスに舌を這わせてはそこに残るリーンの全てを取り込もうと奉仕を続けた。
彼の全てを受け入れられることに……そして快感を与えられたことに心からの喜びを感じると、ワカシャモも幼い体に充実感を漲らせては幾度となく絶頂を迎えた。
やがては完全にリーンのペニスが萎えて、体液の一滴の残さずに飲み干すと……ワカシャモは依然としてダウンしたままのリーンへと添い寝しては顔を寄せた。
リーンもまたそんなワカシャモを視界に見止めると──強く抱きしめては自分の鼻先をすり寄せる。
「ありがとう、ワカシャモ……すごく、気持ち良かった」
そうして飾りの衒いも無く純粋な感謝を伝えると、ワカシャモもまた感極まった様子で幾度となくリーンの横顔へと舌先を這わせた。
もはや互いの一体感と信頼が揺るぎないものとなったことを二人はそれぞれに感じていた。
二人一緒なら、もはやどんなことだって怖くないしどんな困難だって乗り越えられるような超越感を胸に、明日以降のリーグ戦への意欲もまた新たにするのだった。