俺と芭蕉扇が出会ったのはラグナ教会の講堂。俺が持つバイブスと共鳴したキル姫が芭蕉扇だった。
頭の両サイドで髪をお団子に結んでもまだ腰まで届きそうな黒茶長髪に吸い込まれそうな大きな瞳、すこしつんとした可愛らしい顔で俺の元へと来ると俺を見下し品定めする様に見ると口を開いた。
「あなたが私のマスター?甲斐性の無さそうな男ね」
「初対面で開口一番に言う言葉がそれか?」
「事実を述べたまでよ。それとも、あなたが一国の主人とでも言うのかしら?違うわよね」
「違うけども、、」
「ちょっとラグナロク!?話が違うじゃ無いの!この天界一高貴な私がこんな下民と共鳴しただなんて嘘に決まっているわ!嘘でしょ!?嘘と言いなさい!」
そう言って祭司をしているラグナロクへと詰め寄り胸ぐらを掴み揺さぶっていた。
「落ち着いて芭蕉扇。芭蕉扇が共鳴したマスターはあの人で間違いないよ」
「きぃ〜〜〜っ!!解除よ解除!今すぐ共鳴を解除しなさい!じゃないとこの教会を跡形も無く吹き飛ばしてやるわ!!」
ラグナロクにヒステリックに当たる芭蕉扇を見て俺は今すぐにお家に帰りたかった。ちなみに現在進行形でラグナロクは揺さぶられており頭がぐわんぐわんしてる。
「分かった、分かったから落ち着いて」
「なら共鳴を解除してくれるのね!?」
「それは無理」
「きぃ〜〜〜〜っ!!」
芭蕉扇と出会ってまだ5分も経ってはいないのにもう俺は奏官を目指していた事を後悔していた。こんな事なら他の仕事してれば良かったと。
頭が取れそうなぐらいにぐわんぐわんされているラグナロクを見ながらそう思っていた。
「いい加減にしないと怒るよ」
そんな芭蕉扇だがラグナロクの一言とただならぬ重圧を魅せたラグナロクに押され悪態を付きながら手を離していた。
「ふぅ。芭蕉扇のマスターは今は下民かもしれないけど芭蕉扇の頑張り次第では立場は変えられるよ」
「私は今すぐにこの私とつり合うマスターの元に行きたいの。それにこんな下衆、私がどう頑張ろうと下衆のままよ」
ひどい言われようである。他の先輩奏官達もこんな苦労をしながら異族討伐をしていると思うと脱帽せざるを得ない。
「分かったよ。じゃあ1週間一緒に過ごしてそれから考えよっか。バイブスとキラーズが共鳴したって事は何か意味があるはずだからさ」
「1週間ですって!?1週間もこの私に苦痛を与え続けるつもりなの!?本当に死んでしまうわ!」
頭が痛い、吐き気もだ。ってかもうストレスでお腹が痛い。
「1週間あればお互いの仲を深める事もできるしお互いを理解し合えるしさ」
「あの〜1週間も耐えられる気がしないのですが、、」
「君なら大丈夫だよ。1週間後ここにまた来てね。その時に答えを聞かせてもらうから」
( ꒪⌓꒪)
初対面の俺の何が分かるというのか。そんな感じで俺と芭蕉扇は追い出す様に教会から外へと放り出された。それでも新人奏官が住む事ができる寮の場所と鍵はもらっているので路頭に迷う事はなく芭蕉扇と共に寮へと。
「外観はまずまずね」
さすが教会が用意した寮だ。芭蕉扇が納得する外観の寮へとエントランスから入ってゆき一階の五号室へと。
「何よここ、、狭すぎて何も置けないじゃないの!」
「?」
芭蕉扇が叫ぶが俺にはその意味が分からず困惑。部屋の間取りには詳しくないのだが奏官とキル姫の二人暮らしが想定されているこの部屋、もとい家には二人暮らしには十分なスペースがあると思うのだが。
「こんなちんけな靴箱じゃ10足しか靴が置けないじゃないの」
「いや、靴なんて一足あれば十分っしょ」
「あんた何言ってんの!?ブーツにパンプスにスニーカー!ヒールにサンダル。お洒落は足元からなのよ!」
「・・・はい、すいませんでした、、」
「それとあんたのその臭そうな靴を私の靴と一緒に置くだなんて無理、絶対に無理!」
( ꒪⌓꒪)
胃をキリキリさせながら玄関を後にして廊下を進む。ってか玄関でもう胃が痛いのにこの先マジでどうなってしまうのだろうか?あっ、痛いのは芭蕉扇に出会ってからだった。
肩で風を切りながら歩く芭蕉扇の後ろについて歩きリビングへと来た。
「へぇ、まっ、こんなもんよね」
ドアを開けリビングへと進んで行ったその後からリビングに入り見たのだが俺には十分としか思えない十分な広さのリビング。
家具は必要最低限しか置かれておらずテーブルとイスとソファーのみ。キッチンを見ると冷蔵庫が置かれていて他の調理器具は無さそう。あとは好みで揃えてくれという事だろう。
そしてリビングから二つのドアがある。一つを開けると簡易のベッドと机が置かれた5畳ぐらいの部屋が。寝るだけならこれで十分だ。
「ちょっと!あんたの部屋は、、一緒なの、、」
「どした?」
「私にこの板で寝ろっていうの!?」
「板は言い過ぎやろ」
「むりむりむりむーり!こんなハリボテみたいなベッドでなんて私は寝れないわ!」
「寝なければいい」
「はぁ!?」
「すいませんでした・・・」
「じゃあお風呂もトイレも、、」
そう言って思い出したかの様に風呂とトイレを見に行くと絶望に打ちひしがれるような悲鳴が聞こえてきた。
ちなみにこの寮も借りるにはお金がかかる。この大きさで家具付きで月三万ゼニーという破格も破格。他所でこの大きさの家を借りようと思ったら三万ゼニーじゃとても借りれないだろう。そして教会に登録してある奏官なら経費も使えるという高待遇。
しかし、異族討伐は命懸けの仕事であるし年間に何人もの奏官やキル姫が亡くなっている事を思えば当然の待遇かもしれない。
「行くわよ」
「行くってどこに、、?」
「異族吹っ飛ばしてお金を稼ぎに行くのよ!この家は我慢してあげる、でもこんなカスみたいな家具私には無理!」
( ꒪⌓꒪)
そんなわけで芭蕉扇に引きずられる様に教会へと戻り異族討伐の任務を受ける事に。
時刻は午後3時、生活に必要な物を取り揃えに街に買い物に行きたかったのに。
「ちょっとあんた!一番報酬が高い任務をよこしなさい!」
( ꒪⌓꒪) ( ꒪⌓꒪)
任務受付へと行くと開口一番に叫び俺と受付の人をドン引きさせていた。
「早くしなさい。吹き飛ばすわよ」
( ꒪⌓꒪)
そんな訳で今ある任務の中で一番高い任務を受ける事に。内容は冥花繁殖帯付近に群れを作る異族の討伐。その報酬額は100万ゼニー。
「あんたは早く馬を取ってきなさい!」
「おかのした!」
ちなみにだけど任務が遠距離になれば教会から馬を借りる事が可能だ。基準として教会があるサフラン市内なら貸し出しは有料、クレナイからその奥は無料になっている。
芭蕉扇に言われ馬を借りに馬場に来たのだが馬に付ける荷台は全て貸し出されており借りれたのは馬単品。
係の人に馬を1匹借りて芭蕉扇の元へ。
「何よその小汚い馬は」
( ꒪⌓꒪)
「お前は悪くない、相手が悪かっただけだ」
とりあえずドン引きする馬を慰め背に乗り冥花繁殖帯を目指す事に。
「あんた馬も操れないの?こんなんじゃ日が暮れてしまうわ!ちょっと退きなさい!」
( ꒪⌓꒪)
サフランを抜けたあたりで芭蕉扇に言われ操作を変わる事に。
「もっと速く走りなさい!とろくさいのよ!それでも馬なの!?」
「ヒヒ〜〜〜ん(泣)」
芭蕉扇に操作を変わった瞬間から打つわ打つわムチを打ちまくり馬に走れと急かす。それはもう馬車馬の如く馬を走らせ風に乗り馬が流した涙が飛んでくるほど。
そのおかげで普通なら半日かかる冥花繁殖帯に一時間ほどでたどり着いていた。
「さぁ!私の賃金はどこにいるのかしら!?」
「大丈夫かお前」
「ひひーん(泣)」
鼻息荒く異族を探す芭蕉扇の横で疲れ果て今にも死んでしまいそうな馬を慰めていた。
「居たわね私の賃金!いますぐ消し炭にしてやるわ!」
馬を慰めていると芭蕉扇が賃金を見つけた様で。その瞬間芭蕉扇は二丁の拳銃を取り出しくるくると回し両手に構えた。
夕焼けをバックにするこの姿はカッコいいのだが魂胆がお金のためと知っているためなんとも思えない。
「私を相手にした事を地獄で後悔させてやるわ!全員あの世に行きなさい!」
そりゃもう打つわ打つわ。絶え間なく銃を撃ちまくりなんか沢山いた異族の群れに弾幕が張られすごい事に。
多分だけど俺ほど異族に同情した奏官はいないと思える程の一方的な虐殺。
約5分ほど銃撃は続き辺りには土煙が立ち込める。
「口ほどにもなかったわね。さっ、帰るわよ」
土煙が晴れるとそこには身体中に穴をあけられた異族の群が。生存する異族は1匹もおらずラグナ大陸が少し平和へと近づいた。
が。
「ひひ〜ん(泣)」
「あっ!ジョナサーン!」
狩りが終わり戻ってきた芭蕉扇を見てまたコキ使われると思ったのか馬は逃げ出しあっという間に何処かへと駆けて行ってしまった。ちなみに馬の名前は適当である。
そりゃあんな走らせ方されたらそうなるわなっと小さくなっていく姿を見送っていた。
「戻って来なさーい!この駄馬っ!!」
芭蕉扇が叫ぶが馬は戻ってくる事は無かった。そんな訳で冥花繁殖帯には俺と芭蕉扇の2人っきりに。
「まぁ、、歩いて帰るか」
「もうむりよ、、一歩も動けない、、」
「えぇー」
誰もが忘れている事だとは思うが魔弾や回復魔法を使うキル姫達は自身のHPを消費し戦う。
現在の芭蕉扇の状態をいうのであれば魔弾を使いすぎてガス欠を起こしていると。お前はめぐみんかよ。
「バカなの?」
「黙りなさい!」
それでもまだ口は元気な様だ。
「だいたいあんたが馬をちゃんと見張ってないから逃げられたのよ!早くあの馬を連れ戻してきなさいよ!」
「むりだよ。もうめちゃ遠くに行っちゃったし」
馬が走って行った方を見るともう豆粒の大きさすら馬の姿は無い。
「もうあんたで良いわ。私をサフランまで運びなさい!」
どうやら芭蕉扇は俺におんぶしてサフランまで運べと言っている様で。
「えっ?拒否だよ?」
とりあえず拒否しといた。
「なんでよ!」
「そりゃ、だってそれ人にもの頼む態度じゃないしあの馬だって無理やり走らされたから逃げたんだよ。もっと自分の態度を見直す反省をここでしていなさい。んじゃ、おたっしゃで」
言いたい事だけ言って俺はさっさと家に帰る事に。歩いて帰っても3日も歩けば家に着くだろうと思って。帰ったら奏官証明書を教会に返して他の仕事しようと思いながら歩いてゆく。
「うぇ〜〜〜ん!!嫌よこんな場所に1人だなんて〜〜〜!!」
「・・・」
背後で泣き喚く声が聞こえ結構心が痛んだ。出会って間もないとはいえパートナーには変わりないしどうしたもんかと。
しかし、あのタイプの人間は自分の欲求が通りそれが達成された瞬間に態度を変える人間なので助けるのはやめよう。
だが、芭蕉扇が誰かに助けられサフランに帰って来たら間違いなく俺を殺しにくるだろう。命を守るためには異族さんに頑張ってもらうか俺が助けるの二択。
異族さんはさっき狩られて不在なので俺が助けるという選択肢だけが残った。
「分かったよ。その代わり文句言ったら捨てるからな」
なんだかんだで俺は芭蕉扇の元へと戻りおんぶしていた。
「・・礼を言うわ」
「へいへい」
高飛車でプライドの高そうな芭蕉扇はかなーり嫌そうに礼を言った。そりゃ下衆とか下民とか言ってた奴におぶさられ生殺与奪の権を俺に握られているのだから。
俺の背中でプライドが粉砕されていると思うとニヤけてしまうのだが?
それから辺りが暗くなるまで歩き冥花繁殖帯を抜けた辺りで休憩する事に。
「ここで寝るって言うの!?」
「ここ以外どこがあるって言うんだよ。見たら分かるだろ」
「・・分かったわよ」
そう言って大地に寝転がり夜空を見上げた。都心からかなり離れたこの場所は星々の輝きの邪魔する光はなく満点の星空を眺める事ができて。
ふと星から芭蕉扇に目を移すと立ったままの姿が。
「どうした?」
「こんなところに寝転がるのが嫌なの」
「しゃーねーなー。ほい」
着ていた上着を脱ぎ芭蕉扇へと投げていた。
「それ敷いていいから」
「ありがと」
そう言って上着を地面に敷きそこに座った。
「優しいのね」
「お前と違ってな」
「私だって優しいわよ。優しくする対象が居ないってだけで」
「ほんとかよ」
「ほんとよ。これでも私は愛する男性には尽くすタイプなの」
「へぇ〜」
「あっ!信じていないわね!?本当なんだから!」
「はいはい」
適当に芭蕉扇の話を聞き流していると歩き疲れた疲れでだんだんと眠くなってきた。腹も減っているが明日夕方まで歩けばクレナイの中間まで行ける、そしたら民家ぐらいあるしそこに飯をたかろう。そう思い寝る事に。
「ねぇ、私お腹空いたんだけど」
「俺もだ。おやすみ」
芭蕉扇の小言を聞きながら寝る事に。
次の日、昇ってきた太陽の光で目を覚まし地面から起き上がると慣れない地面で寝たため身体が良い感じに痛い。芭蕉扇の方を見ると体操座りしている姿があった。
「もうあさぁ、、?」
「朝だよ、おはよ」
「おはよ〜ふぁあぁ、、」
どうやら体操座りのまま寝ていた様で。それから少し体操をして身体を温めていた。
「HPは回復したの?」
「まだよ。ご飯を食べてゆっくり寝れれば回復するけどこんなところじゃ無理」
との事なので今日も芭蕉扇をおんぶして歩く事が確定した。
しゃがんで背中を向けると重みがかかり立ち上がり歩き出した。
「退屈よ。何か話しましょうよ」
「んー」
そりゃ人の背中に乗っかってるだけの奴は暇だよな。俺はお前を背負ってとぼとぼ歩いてんだよ。っと言いかけたが喧嘩になりかねないので大人しく会話をする事に。
芭蕉扇は西遊記という物語に出てくる羅刹女が持つ扇、芭蕉扇が神器になっているそうで。聞くと牛魔王の妻であったらしいのだが浮気をされ不機嫌になっていたところに孫悟空が芭蕉扇を借りにきたとか。
まぁ、魔王の妻であったのならこんな態度にもなるよなっと納得しながら歩いてゆく。
それからしばらく歩くと大きな木を見つけその木陰で一休み。
「ほいよ」
「ありがと」
都合よく木の実がなっていて食べれるやつだったから何個かもいで食べていた。
肥料も無く自力で生えている木なのであまり美味しくはないがないよりはマシだ。
俺の上着を地面に敷き座りながら木の実を食べる芭蕉扇を横目で見ていると文句を言わずに食べていた。
「よし、行くか」
「お願いね」
気が付けば芭蕉扇の態度がかなり軟化している。どーせ捨てられない様にだろうが大人しくしていれば可愛い。
そんな芭蕉扇を背負って荒野を歩いてゆく。
「見て!ユグドラシルが見えるわよ!」
「おぉー」
クレナイに入った時、背中から芭蕉扇がはしゃぐ声が聞こえ指を指す方を見るとサフランのど真ん中に立つ大樹、ユグドラシルが地平の果てに微かに見えた。
それだけ家に近づいた証拠でありユグドラシルが見えるだけでなんか安心するのは幼い頃から見慣れているからだろう。
「家に帰ったらお風呂に入りたいわ」
「分かるそれ。あと飯」
「私が作ってあげるわよ。おんぶしてもらったお礼に」
「飯作れるんか?」
「失礼ね!待ってなさい、両方の頬っぺたが落ちる料理を作ってあげるわ!」
「楽しみにしてるよ」
言葉にはトゲがあるが出会った時より柔らかい気がする。しかしまだ油断してはならない。
それからもう少し歩いて休憩。
「ふぅ、だいぶ回復してきたからもう自分で歩けるわ」
「それは良かった」
一日近くおんぶされ回復したようでそれからは2人で荒野を歩いてゆく。
「やっぱりもう少しだけおんぶしてもらっても良いかしら?」
「分かったよ」
少し歩いた時にそう言われ再びおんぶする事に。この苦労はこのままケツ揉んでも許されるだろう。
「今、変な事考えたわよね?」
「考えたぞ?」
「私のお尻を揉もうだなんて百万光年早いわよ」
「それは距離や」
そんな話をしているとムラムラしてきた。よくよく考えたら芭蕉扇の胸は俺の背中にずっと押し付けられてるんだよな。惜しみなく胸押し付けやがって。
思い出しムラムラしていると遠くから何かの雄叫びが聞こえ芭蕉扇に止まれと言われその場に立ち止まった。
「異族ね。後ろから来ているわ」
「魔弾は何発打てる?」
「4発が限界よ」
するりと背中から芭蕉扇が降り手に持つ拳銃を一丁構えた。そして、遠くを見ていると異族が6匹姿を見せこちらへと向かってくる。
「二発足りないじゃん」
「黙りなさい、二匹までなら貫通させれるからチャンスを掴めば良いのよ!」
見ている間にも異族はこちらへと近づき嫌な鳴き声がはっきりと聞こえる。
捕食者にビビる俺とは違い芭蕉扇は狙いを定めどっしりと銃を構える。
「そこっ!」
放たれた魔弾は1匹の異族を貫き後ろに居た異族の頭を撃ち抜く。
が。
「つぅ、、」
HPが少ない状態で魔弾を使うのは結構しんどいようで一発を打ち銃を持っていた右手を押さえていた。
そうしているうちにも異族はこちらへと迫る。
「芭蕉扇っ!」
そんな芭蕉扇を抱っこして荒野を走る。
「このまま打てるか!?」
「当たり前よ!私を誰だと思っているのよ!」
走りながら抱っこされ揺れる狙いの中でも芭蕉扇は正確に異族を二匹同時に撃ち抜いた。
「さすが!」
「でしょ?もっと褒めても良いのよ!」
そして、2回銃声が響くと迫る異族の頭に風穴が開き地面に倒れていった。
「ふぅ、、もー動けな〜い!」
「分かった分かった」
腕の中で駄々をこねる芭蕉扇を下ろしおんぶしてまた道を進んでゆく。
「あんた以外と頼りになるのね。もっとビビって泣き喚くと思ってたわ」
「一応奏官になる時覚悟はしたからな。お前も頼り甲斐があって良かったよ」
芭蕉扇をお前と呼び売り言葉が降ってくると思ったらくすくすと笑う声が聞こえるだけで何も降ってこなかった。
「本来なら私の事をお前と呼んだ時点で吹き飛ばしてあげるけどその失言は見逃してあげるわ」
「あっ、はい」
ちゃんと聞かれていたようで。
しかし、出会った当初に比べ芭蕉扇はよく喋る。気が付けばちゃんと会話が成立していてけっこう楽しい。
上から目線なのは相変わらずだけど。
それから少し歩き暗くなって来たのでここで一晩過ごす事に。
「今日もありがと。お陰で助かったわ」
「こちらこそありがとう」
笑いながらそう言ってくれて。この芭蕉扇、笑うと可愛い、ってか何もしてなくても可愛い。美人の様で少し幼さが残る顔立ちは可愛くて。何が言いたいのか良く分からなくなってきたが芭蕉扇は美人で可愛いという事だ。
まぁ、ブスでこんなわがままだったら流石の俺もビンタして説教かましているだろうが。
横目で体操座りする芭蕉扇を見ると目が合った。
「なによ。私の事をイヤらしい目で見てるんじゃないでしょうね」
( ꒪⌓꒪)
「なんて嘘よ。少しからかっただけ」
「お、おう」
「別に、家に帰ったら一回ぐらいならしてあげても良いけど、、」
「死亡フラグ立てるのやめてもらえる?」
「なによ!私がせっかく誘ってあげてるっていうのに!下民が高貴な私を抱けるだなんてチャンス絶対に無いのに!」
「ふぅーん?」
改めて芭蕉扇を見てみましょう。顔立ちは可愛らしくおっぱいは服の膨らみからして大きいのは間違いない。それにおんぶの時に触った感じお尻の大きさも良き。それにすらっとした両脚。そんな芭蕉扇を見てるとちんこがイライラしてきた。
「でもまぁ、お礼で抱かせてくれるのなら拒否だ。エッチってのは好きな相手とするから良いんだよ」
そういうと目を丸くして俺を見た。
「ふぅ〜ん?良い事言うわねあんた。性行為というものは男女の究極の営み。そこにはお互いを愛するという感情が必要不可欠。遊びだなんかで抱かせてあげないわ」
「お、おう」
いきなり熱く語られちょっと引いた。しかし芭蕉扇の言いたい事は分かるので話は続いてゆく。
「ちょっと待て、本格的にムラムラするからやめろ」
しばらく話した時結構ムラムラが募り始めたので話を止める事に。
「口ではそう言っていたのにムラムラしてるんだ」
「しばらく抜いてないししゃーない。ってお前はどうなんだよ」
「私?この私が艶話程度で欲情すると思っているのなら大間違いよ」
そう言って俺を見下す様に笑いながら見ていた。
「そういえばお前、HP無くて動けなかったな」
そう言って芭蕉扇の全身を舐める様に見た。
「嫌よ嫌!このけだもの〜っ!!」
「しねーよバカ!」
わざとらしく叫ぶ芭蕉扇に言うとケラケラと笑っていた。
「冗談は置いておいてそろそろ寝ましょ。明日も歩くんだし」
「そうだな、寝るか」
そう言って寝る事に。夜空に満点に輝く星々を眺めムラムラを鎮め疲れに身を任せていたらいつの間にか眠っていた。
次の日、昇る太陽の日差しで目を覚まし起き上がり大きくあくびをした。それから芭蕉扇を見るとまだ眠っているようで。
それから立ち上がり大きく身体を伸ばしちょっとストレッチをしていると寝ぼけた芭蕉扇の声が。
「おはよ〜」
「おはよ」
両目にかかる髪を手櫛でよけながら見る顔は可愛くて。それから少ししてからまた家に向かい歩く事に。
「もう大丈夫よ」
ある程度回復したらしいのでまた2人並んで歩いていた。
「芭蕉扇は奏官に仕えてなかったの?」
「昔は何処かの隊に居た事はあったけれどすぐに出て行ってやったわ」
「追い出されたの間違いだろ」
「違うわよ!、、私が気に入らなかっただけ。聞くけどあんたはどうして奏官になったの?」
「んーまぁ暇つぶしかな?別に金が欲しいってわけじゃ無くて退屈しなければどんな仕事でも良かった」
「へぇーなら奏官業はあんたに合ってたんじゃない?」
「まーな、退屈とは無縁の世界だよ。お前のせいでな」
「うるさいわね。その口に弾丸をプレゼントするわよ」
「のーさんきゅー」
そんな話でけらけらと笑いながら歩きようやくクレナイを通り越しサフランの郊外まで来た。ここまで来るとけっこう栄え始めるので見つけた売店で食い物を買い店内で食べる事に。
「こういう店のご飯って嫌なのよね。美味しくないし簡易的だし」
「便利さが売りだからな。ってハードル上げてってるけど期待して良いんだな?」
「なんのこと?」
「お前の料理だよ。作ってくれるって言ってたろ?」
「あぁその事ね。ちゃんと覚えているし受けた恩は必ず返す主義なの私」
おにぎりを食べながらニヤリと笑う。
それからご飯を食べ終えやや小走りにサフランの道を駆けてゆきゴールである自宅へと辿りつく事ができた。
「やったわ、やっとお家にたどり着いたわ、、」
鍵を開け自宅に入ったこの達成感。もうこのまま玄関で寝たいぐらいだ。そんな俺の横を通り芭蕉扇はお風呂へと向かってゆく。
「シャンプーとボディソープ買ってきて〜〜っ!!」
そういえば借りたばっかりだからなにもないのか。
「はいよ。銘柄のご指名は?」
「私が気に入りそうなやつをたのんだわよ!」
「うわー」
そんなわけで買い出しに行く事に。教会の近くにある大型量販店へとゆき芭蕉扇が好みそうな石鹸を探すのがめんどくさかったので弱酸性のなんとかを選びついでにタオルとスエットを2人分買って家へと帰ってゆく。
「へいお待ち」
「なによこの・・・。ありがと」
「ほいよ。タオルと服置いとくぞ」
絶対怒鳴り散らすと思ったのに芭蕉扇は耐えた。マジで結構、かなり感動した。
それからしばらく待っていると髪の毛を拭きながらスエットに着替えた芭蕉扇が帰ってきた。
「ふぅさっぱりした。あんたも早く入りなさい」
「ん」
そう返事をしてお風呂へと。汗や泥とか色んなものが付いた服を洗濯機にぶち込み頭からシャワーを浴びると同じく汗や泥とかがお湯に流されてゆく。
5分ぐらいシャワーを浴びてから弱酸性のなんとかを髪の毛に塗りたくり泡立てるが泡が出ない。それを3回繰り返すとようやくあわが盛り盛りになった。
それから身体を肌が赤くなるまで洗ってようやく風呂から出た。素晴らしい清涼感。まるでサナギが脱皮して蝶となり青空に羽ばたいた様な爽快な気分だ。
そんな気分のまま新品のスエットを着てタオルで頭を拭きながらリビングに行くと芭蕉扇の姿が無い。
「芭蕉さーん?」
不思議に思いながらリビングを見て芭蕉扇の部屋を見ても姿は無い。もしかしてと思いトイレも見たのだけど姿は無かった。
「・・・」
なんだかんだ楽しそうに過ごしていたが用が済めばこんなもんか、やっぱり信用していい奴じゃなかったのか。
なんかイライラしてきたからとりあえず寝る事に。物に当たりたいが趣味じゃないし信用した俺がバカだっただけの話だ。
自室へと行きベッドに潜り込み、起きたら奏官証明書を返しに行こうと思っているといつの間にか俺は寝ていた。
「・・・・い、・・て!おきなさい!!」
「!?」
不貞寝をしていると俺が不貞寝をする原因となったやつに起こされていた。
「なによその顔。私の顔を見てして良い顔じゃないわ」
「いや、だってお前、出て行ったんだろ?」
「確かに出て行ったけど報酬の受け取りと料理に使う材料、生活品の買い出しに行ってたのよ」
「良かった」
「どうせ私が勝手に居なくなったと思って悲しんでいたんでしょ」
「別に、、そんな事ないし」
「へぇ?まぁいいわ。ご飯ができているから冷めないうちにどうぞ」
先に部屋から出て行った芭蕉扇を追い、ベッドから起き上がりリビングへと行くと美味しそうな匂いが香りテーブルには沢山のご飯が並べられていた。
「マジかすげーな」
「せっかくもてなすのだから得意な中華料理にしたわ。私が心を込めて作った料理を心ゆくまで楽しんでちょうだい」
そう言われ席に座ると食前酒が振る舞われそれを飲み干してからご飯を食べる事に。
その辺の中華屋にありそうな料理なのだが一口口に入れた瞬間に格の差を思い知らされた。
「どうかしら?」
「もう中華屋で飯食えんわこれは」
「でしょ?私が本気を出せばこんなもんよ。言っておきますけど和洋中全ての料理を私は作れるわ」
「ほぇー」
話をしながらでも箸は止まらず次々と料理を食べてゆきほとんどの料理はお腹におさまった。
「ご馳走様。マジで美味かった」
「言ったでしょ?」
「甘く見てたわ。洗い物はするよ」
「別に良いわよ。片付けまでするのが私の勤めですから」
そう言って食べ終わった皿を流し台へと持って行くと洗い始めていた。
「スエットで買い物行ったの?」
「そうよ。本当は嫌だったけど受けた恩を返す為なら私は下着でだって買い物に行ってやるわ」
「・・・」
プライドが高く高飛車な芭蕉扇が部屋着で買い物に行くとは3日前には思ってもいなかった。
しかし、家庭的な一面を見せられ胃袋を掴まれ一気に心を引き寄せられた気がする。
「ふぅ、あなたも飲む?」
台所に立つ芭蕉扇を見ると手に缶ビールを持っていて返事をすると二缶持ってテーブルへときてくれた。
「「かんぱい」」
缶をぶつけ合わせ口に運ぶ。疲れた身体に最高のドライが染み渡ってゆく。
「なんか意外だったよ」
「言ったじゃないの。尽くすタイプだって」
「まぁ、、言ってたけれども、、」
「夜のお相手もしてあげても良いのよ?」
「うっせ」
ケラケラと笑いながら缶を口に運ぶ姿を見ていた。が、目は恥ずかしくて合わせられそうにない。
「まっ私の性技を持ってすればあなたなんて入れる前に勃たなくなるけどね」
「・・・」
得意気な顔で俺を見下すように笑う芭蕉扇。しかしマジでその性技とやらが気になる。ふと、顔を上に上げるとニヤニヤと笑う顔と目が合った。
「なによ。女に恥をかかせるつもり?」
「よし、ちょっと待ってろよ」
歯ブラシを買い忘れた為せめてうがいをしようと洗面台に行くと青と赤の歯ブラシがコップに入り置いてあり青い方に歯磨き粉を塗りたくり全力で歯を磨き舌も磨いた。それから咳が出るまでうがいをしてリビングへと戻った。
「オッケーっす」
「私も歯を磨いてくるわ。そうね、あなたの部屋で待っててね」
そう言いながら芭蕉扇は洗面台へと向かい俺は自室へとゆきベッドに座り芭蕉扇が来るのを待っていた。
ただ待っているだけなのに心臓の鼓動がうるさいぐらいに聞こえ、肉棒は期待に硬くなりズボンを押し上げていた。
「お待たせ。隣、座るわよ」
そう言って芭蕉扇が隣に座ると同じ弱酸性で洗ったとは思えない良い匂いがした。
「ふふっもうこんなに硬くしてるんだ。せっかちな男は嫌われるわよ?」
「うっせ」
ズボンの膨らみに気付かれ余裕そうな声で笑われて。
「さっ、今夜は楽しみましょ。私が満足するまでやめないから覚悟してよね」
その言葉にゾクゾクし過ぎて我慢汁が漏れた気がした。
そのまま芭蕉扇は俺にもたれかかりベッドへと押し倒し寝た。
(ええっーーー???マジかよ)
頭の中がパニックになるがそりゃあれだけ歩いてご飯作ったりすれば眠くなるわなっと納得をした。それと気が抜けてしまったので俺も眠くなってきた。
(可愛いなお前)
穏やかに眠る芭蕉扇の髪に手櫛をした後俺も寝る事に。
次の日目を覚ますと芭蕉扇はまだ寝ていてそれを見た後にもう一回寝た。それで次に目を覚ました時には芭蕉扇の姿は無かった。
「おはよ。ご飯できてるわよ」
「おはよー」
芭蕉扇に言われベッドから起き上がりリビングへと行くとご飯が並べられて。
「ありがと。今何時?」
「もう夕方よ。ずっと寝ちゃってたみたい」
そう言われて窓を見ると朝焼けではなく夕焼けが空を彩っていて。
「ほら、冷めないうちに食べるわよ」
「うっす」
席に座り料理を見ると寝起きでも食べやすいあっさりとした料理が並ぶ。
「昨日はごめんね、安心したら眠くなっちゃった」
「良いよいいよ。疲れてたし」
「今夜はしっかり寝たから大丈夫よ。ちゃんと相手してあげるわ」
「楽しみにしてる」
はにかむ芭蕉扇を見ているだけで半立ちになっていた。
それから芭蕉扇が洗い物をしてくれている間に風呂に入りリビングに戻ると芭蕉扇は交代でお風呂へ。
はやる気持ちを窓の景色を見て落ち着けているとお風呂場から芭蕉扇が出てきた。
「なっ、、」
「どう?似合うかしら?」
そこにはレースがあしらわれた黒のナイトドレスを着た姿が。その姿はセクシーで艶麗で優雅さを感じる。
「ふふっ、喜んでくれたみたいで嬉しいわ」
俺の反応に満足したのか笑顔を浮かべてくれて。
「今夜はもっと喜ばせてあげるからそのつもりでね」
冷蔵庫へと行くとお茶のペットボトルを一本取り出し俺の部屋へと入ってゆく。その姿を追いかける様に自室へと入るとベッドに座る姿があり、その隣に座った。
「お部屋のライトは、、これぐらいね」
リモコンを操作して照明が落とされ少し暗いぐらいになりベッドの物置にことんとリモコンが置かれる音がすると左肩に重みがかかった。
「緊張しているの?」
「少し、、」
「へぇ?前は随分と余裕そうな事を言っていたのに。もしかして始めて?」
「違うけど、、」
俺は童貞では無いのだが芭蕉扇の雰囲気に押されていた。
「美人が相手だから緊張してるんだよ」
「ふふっ、お上手ね。良いわよ、今宵は私を独り占めしても。私に夢中になっても良いのよ?」
肩にかかる重みが増し耐え切れずベッドへと倒れると俺の上で四つん這いの芭蕉扇がいて、垂れる長髪を背中へと回し俺の瞳を見つめる。
「その辺の女子に目移りしない様しっかり躾けてあげないとね」
獲物を捕らえた様に輝く瞳に見つめられすでに肉棒はズボンを押し上げムラムラが止まらない。
期待がこもる瞳で瞳を見上げるとその瞳は近づき、やがて唇に唇が触れた。
「もう硬いわよ?お腹に当たっちゃってる」
「昨日お預けされたからな」
「私だってする気だったのよ。ほら、触ってみて」
掴まれた手は股座へと導かれ下着越しにそこに触れると肌より高い体温とじっとりと湿り気を感じた。
「分かる?もう待ち切れないの」
「・・・」
「でもまだ我慢よ?お楽しみは最後まで残しておいた方が良いからね」
膣口を下着越しになぞっていた手は掴まれ肩の上へと。気が付けば両手が肩の上にありその手は芭蕉扇の手を握っていて。
「時間はたっぷりあるのだから楽しみましょ」
垂れる髪と共に唇に唇が触れ、はむ様に唇が動く。甘い吐息と共に何度もキスをされ脳内が蕩けてしまいそう。
「ってかさ」
「?」
「されっぱなしはムカつくんだけど」
抑える手を払い身体を起こすと芭蕉扇と対面する様に座った。
「ちょっと、私がするって言ってるじゃない」
「しらん」
両肩に手を回しキスを。された様に何度も唇をはみ、薄っすらと目を開けるとそこには目を閉じてキスを受け入れる顔が。
ふと、舌で唇をなぞると誘われる様に舌が這い出しねっとりと絡み合う。
「ん、、んんっ、、、」
口元に涎がつく事も構わずに舌を絡み合わせようやく口を離すとライトに照らされ口元が涎で光っていた。
「意外と情熱的なのね。熱くなってきちゃった」
「美人が相手だからな」
「ばーか」
ナイトドレスを脱がそうと手をまさぐり背中にあるファスナーを見つけ下し、首元からナイトドレスを引き抜くと同じく上下とも黒い下着が仄暗い部屋に浮かぶ。純白の様に白い肌を引き締める下着は脱がすのが勿体無いと思うほどに似合っている。
「脱ぐのは私だけかしら?」
「俺も脱ぐよ」
スエットを上下共脱ぎ床へと落とした。
「けっこう筋肉付いているのね。見直しちゃった」
「惚れ直したの間違いだろ」
「ふふっ、こっちも私好みかしら?」
トランクスを押し上げる肉棒を脱がせるとぶるんと肉棒が飛び出し、品定めをする様に眺めていた。
「ふーん?太いし長いし、カリ首もこんなに張っちゃって我慢汁も垂れてて、、欲しくなっちゃうわ」
「入れるか?」
「まだよ。入れる前にこっちでも味わってみたいし」
少し口を開くとべーっと舌を出した。その仕草に我慢汁が滲み出た。
「ちょ、お前のも見せろよ」
「良いわよ。あなたの最後になる淫穴見せてあげる」
寝転がりベッドに背中を付けると両脚からするりと下着を引き抜き見せ付ける様に脚を開いた。
それは無毛の恥丘。他と同じく真っ白の肌に膣口だけが少しだけ色を付ける。そして、ぴっちりと閉じた膣口は愛液に濡れ指で開くとたらりと愛液が滴っていった。
「えっろ」
「見惚れて良いのよ?でもあんまり見られると恥ずかしくなっちゃう」
「舐めて良いか?」
「私も舐めたいわ。じゃあこうしましょうか」
芭蕉扇は身体を起こすと俺を押し倒しくるりと背を向けそのまま下がって来た。
俺の目の前には芭蕉扇の秘部が。
「ふふっ、私の舌技に耐えられるかしら?」
「されてからのお楽しみにしておくよ」
秘部が顔に押し付けられると同時に肉棒に温かい物が触れた。それは我慢汁を啜るように吸い上げた後、くすぐるように鈴口からカリ首を滑ってゆく。
「っ、、」
その快感は射精感を込み上げさせず気持ち良さだけが肉棒から脳へと伝達される。
舌が動くたびに肉棒と太ももが震え情けない声が漏れ秘部を舐める事ができなかった。
「どうしたのかしら?お口がお留守になっているわよ」
「うっせ」
そう言って愛液滴る膣口に舌を這わせ中まで舌を捩じ込もうとするのだが気持ち良さに邪魔をされ口を動かす事ができない。
「私の事甘くみてたでしょ?」
「すいませんでした、、」
「素直で嬉しいわ。私も舐めて欲しいから少し手加減してあげる」
そう言って肉棒を腹に押し付け裏筋に舌を這わせた。筋からカリ首へ押し付ける様に舌が滑り、その度にひくひくと腰が跳ねる。
「あむっ♡」
遂に鈴口が口に咥えられころころと転がされながら吸われ舐められ、湧き出した我慢汁がちゅちゅっと吸い出された。
「こっちにもしてあげるわ」
そう言うと口が離され、次には玉袋に温かいものが触れ、片玉が口の中でころころと転がされた。
「こっちにも、、♡」
更には涎まみれの肉棒を手コキされて。
「ちゅっ♡」
根本から親指で扱かれ滲んだ我慢汁が吸い取られた。
「口と手を止めろ」
「我慢できないからってそれはひどいわ。私はあなたを気持ち良くさせているだけなのに」
「気持ち良すぎるんだよ」
「これでもまだ手加減しているのだけど?」
その言葉に肉棒が跳ね、それに気付いた芭蕉扇の含み笑が聞こえた。
「ここに溜まっている精液を私の口に出したいというのなら本気を出すわ。4日も溜めた濃い精液、あなたは何処に出したいのかしら?」
「・・・」
悩ましい質問に真剣に悩んでいるとまた笑い声が聞こえ、顔から秘部が離れ腰の上に跨った。
「私はここに欲しいのだけど」
へその下あたりを撫でながら俺に流し目を送り、許可を取る事なく腰を上げ肉棒を根本まで咥え込んだ。
「んーー♡すっごく馴染む♡」
腰を深く下ろすと歓喜の声を上げ俺を淫らに見下ろした。
「奥まで届いちゃってるわ♡こり、こりって♡」
深く下ろしたまま腰をくねらせ鈴口を子宮に押し付け淫声を吐く。その度に鈴口にこりこりとした物が当たるのを感じる。
「私が動いたらすぐに出しちゃうと思うけど、どうしましょう?」
「交代で」
繋がったまま芭蕉扇を抱き寄せ転がると体位が変わった。俺に見下ろされる芭蕉扇は挑発的な瞳で俺を見上げていて。
「私より先にイカないでよ」
「わかってるよ」
しかし、騎乗位の時からそうなのだが芭蕉扇の膣内は常にきつきつと締め付け射精を急かす。
ゆっくりと肉棒を引き抜くと逃がさないと言わんばかりに抜くのを拒む様に絡み付く。
そして挿入るときは侵入を拒む様に閉じる膣壁を押しのけながら進む。
入れるも抜くも気持ちが良すぎすぐに射精してしまいそう。名器とはまさにこの事だろう。
「ふふっ良いのよ?私の膣内で情けなく射精しても。その代わり自己満野郎と呼んでやるけどね」
そこまで言われたら男が廃るというもの。覚悟をして芭蕉扇に頼み事をする事に。
「へぇ、痛み程度で快感に耐えられるかしら?」
俺の背中に回した手、その手に伸びる爪が背中に立てられた。10本の爪が刺さり痛みが走り快感は薄れ射精感が遠のく。
「お前を満足させれるなら耐えるよ」
「ならもっと深く刺してあげる」
背中に重みがかかると爪はさらにめり込み鋭く痛む。見下ろすと艶麗に笑う顔が。
「これで我慢できるんじゃない?」
「おかげさまでな」
顔を近づけ止めると不思議そうな顔をした。
「私は構わないけどあなたはどう?」
返事の代わりにキスをしてからゆっくりと肉棒を引き抜き芭蕉扇の腰を掴み引き寄せながら根本まで腰を打ち付けると艶麗な笑みは消え顔は快感に歪んだ。
「ちょっ、、♡奥つぶれちゃう♡」
「潰れろ」
痛みに身を任せ乱暴に腰を打ち付けながらでも芭蕉扇の様子を観察していた。
「ここを擦られるのが好きなんだ」
「そこ好きなの♡もっとちょうだい♡」
膣内の上側を擦られるのが好みらしく、やや腰を下げ突き刺すと淫らに芭蕉扇は声を上げ快感に顔を歪ませた。
「イッちゃうイッちゃうっ〜♡」
そう叫ぶと爪を立てるのをやめ手は背中を強く抱きしめた。
痛みが薄れた瞬間に堰き止められていた射精感が決壊し限界を超える。
「出すぞっ!」
こくりと頷くのを見届け根本まで腰を打ち付けながら溜まった精液を芭蕉扇の最奥に向かい流し込む。
「あっつ、、すごっ、、まだ、、出てる、、♡」
射精の脈動の度に身を震わせ満足そうな表情のまま荒く息を吐き、そのまま強く抱きしめられながらキスをし合う。
「ふふっ♡イカされちゃった♡」
「なんとかね、、」
「一回で終わりだなんて言わないわよね?まだ私は満足してないんだから♡」
「おーこわいこわい」
そう言いながらも興奮は未だ冷めず射精をした肉棒は硬いまま。
「次は私があなたを気持ち良くしてあげる♡何回でも射精して良いのよ?」
繋がったまま体制を入れ替え体位は騎乗位へと戻った。腰に跨り艶やかに笑う芭蕉扇が背中に手を回すとブラジャーが緩み、引き抜くと床の上へと落とした。
「でっか」
「ふふん。気に入ってくれた?」
「かなり」
「この次は"コレ"で射精させてあげるわよ」
「ネタが古いんだよ」
そう言いながらも期待してしまうのだけど。そりゃ目測でFカップはあろうおっぱいを見せられれば男なら誰しもが期待するだろう。
「少しは耐えてねあなた」
おっぱいに釘付けだった視線は肉棒から伝わる快感により変わった。視線は肉棒を見え隠れさせる結合部へと。
さっき射精した精液はカリ首にかき出され膣口から垂れ、小刻みな腰の動きにくちゅくちゅと掻き回される水音が響く。
「良いところに当たっちゃうっ♡きもちいいっ♡」
顔を淫らに歪め動くたびに揺れるおっぱい。淫らな姿は堪らなくエロい。
ふと、身体を起こし揺れるおっぱいの片方の先端を口に含み強く吸い上げ片方の乳首を指でくにくにとつまむ。
「んっ♡気がきくじゃない♡」
膣内と乳首からの快感に芭蕉扇の息と腰は弾む。
そしてこの巨乳を二ついっぺんに楽しむ方法を思いついた。
「やん♡」
豊かなおっぱいを両手で集め乳首を二つ口に含み吸い上げる。巨乳だからできる行為に興奮が押し寄せ夢中に乳首を吸っていた。
「ふふっ」
すると芭蕉扇の含み笑が聞こえ、次には頭を撫でられていた。
「なんだよ」
「夢中になっておっぱい吸ってるから可愛く思えちゃって。もっと吸っても良いのよ?」
「そう言われると恥ずかしいからいやだ」
「拗ねちゃって可愛い」
口を離すと唾液にまみれた二つの乳首が。
「私もかなり昂ってるから、、このまま我慢しててね♡」
そう言って芭蕉扇は腰の動きを早め、それだけではなくストロークを変えた。今までは小刻みだった動きは肉棒が抜けそうになるぐらいまで腰を上げ打ち下ろす。
「奥っ、、きもちいいっ、、、♡」
快感を得る為だけに腰を動かし髪を振り乱しおっぱいを揺らす姿は興奮を煽る。
そして、腰を下ろすタイミングで迎え打つ様に腰を上げると身体を硬直させた。
「つぅ〜〜〜っ♡イッちゃった♡」
照れながら笑う顔が可愛くて。
「私が気持ち良くするって、、♡言ってる♡のにっ、、♡」
下から突き上げると芭蕉扇は体制を崩し俺に身を預けた。そのまま尻を掴み力強く突き上げる。
「イッちゃうイッちゃう、、イクっ、、♡」
「俺も、、!」
「きてっ、、!」
最後に強く突き上げ芭蕉扇の子宮に精液をぶちまけた。精液を飲み込む様に蠢く膣内を感じながら余韻に浸ってゆく。
「もうっ、、あーあっ2回もイカされちゃった」
「三回だろ」
「それは内緒よ。あんっ♡垂れてきちゃう♡」
「見せてよ」
「男ってほんと見るの好きよね、良いけど」
ティッシュを何枚か取りシーツの上に敷くとその上にお尻を下ろし両脚を開いてくれた。
「せっかく注いでくれたのに、、」
見ている間にも膣口からとろとろと精液が垂れ落ち、その後、最初に出した精液がゼリーの様にどろりと垂れ落ちた。
エロ過ぎる光景に見入っているとまた肉棒が硬くなるのを感じた。
「逞しくて嬉しいわ♡でも、続きはお風呂に入ってからにしましょ。汗かいちゃった。でもその前に」
その前に?そう聞き返そうと思った時には芭蕉扇は身を屈め肉棒を口に含んでいた。
「ふふっ♡こんなに濃い精液注いでくれたんだ♡残ってるのでも喉に絡んじゃう♡」
くすぐったい快感に苛まれながら見ていると根本まで口に咥え肉棒に付いていた愛液と精液を舐めとってくれた。それだけではなく玉に垂れた液も丁寧に舐めてくれて。
「なによ。お掃除フェラか気に入らなかったのかしら」
「いや、そこまでしてくれるんだって」
「愛する男性には尽くすタイプって言わなかったかしら?」
玉から口を離し唇の周りを舐め取る姿に胸がときめいた。
「さて、お風呂にしましょ。先に行ってて」
そう言われ先に風呂に行く事に。頭からシャワーを浴びているとドアが開き芭蕉扇が入ってきた。
「もう、狭いお風呂」
文句を言いながら俺に抱き付き一つのシャワーを二人で浴びていた。
「何持ってるの?」
「これのことかしら?」
「なんだそれ?」
「後で分かるわよ」
それからしばらくシャワーで汗を流し芭蕉扇に言われ浴槽のふちに座っていた。
「じゃ、”コレ"してあげるわね」
蛇口に置いてあったそれを手に取ると蓋を開け透明な液体をおっぱいに垂らしていた。
「あっ、ローションね」
「正解。ほら、ぬるぬるのおっぱいよ」
見ている間に芭蕉扇はおっぱいを揉み、乳房を離すとどろりとローションが糸を引く。その様子に期待は高まり肉棒は硬くなってゆく。
「ほら、気持ち良くしてあげるから」
そう言ってぬっとりと濡れるおっぱいで肉棒を挟み込んだ。
「っ、、」
純白のおっぱいの谷間から顔を出す鈴口のコントラストは非常にエロく、豊かな乳房にくにくにぐにぐにと挟まれ揉まれマジで夢心地の様な快感に目を細めた。
「どう?パイズリ気持ち良いでしょ♡」
「めっちゃやばい、、」
「知ってるわ。おっぱいの中でぴくぴくって跳ねちゃってるもん♡」
淫靡な顔でおっぱいから顔を出す鈴口を見つめ、パクッと咥えられた。
「それ、やばいっ、、」
パイズリしながらのフェラに足ががくがくし始めた。
「いつでも射精していいわよ♡」
見透かした様に言われ、たゆんたゆんと肉棒を挟みねっとりと鈴口が舐められ射精感が押し寄せる。
「出るっ、、!」
そう呟いた瞬間に芭蕉扇は鈴口から口を離した。驚く間も無く肉棒から精液が飛び、芭蕉扇の顔をとろりと汚した。
整った可愛らしい顔に飛んだ精液が垂れていく様は様々な欲求を満たす。
「ふふっ、3回目なのにこんなに沢山出るだなんて、、♡」
そう言いながら垂れる精液を指ですくい口へと運ぶと舐めとった。
「こっちも綺麗にしてあげないとね」
鈴口に付く精液を舐めとり尿道に残る精液まで啜り出した。
「シャワー浴びて出ましょっか」
「・・・おぅ」
もう一度シャワーを浴び直し身体を拭いて寝室へと戻ってきていた。パジャマは洗濯前なので全裸なのだけども。
流石に3度射精し疲れたのでベッドに寝転がりのんびりと。
「んんっー疲れた」
「あら、もう限界なの?私はまだなのに」
「性欲強すぎんか?」
「どうでしょう?でも少しは満足したからやめてあげよっかなー?」
そう言いながらけらけらと笑っていた。
「なんか会った時とは別人だなお前」
「それは何処の馬の骨かも分からない人に仕える気なんてさらさら無かったし。でも今は違うわ、あなたは仕えても良いと思える人だから」
「それはありがたいお言葉。マジでお腹痛かったもん」
「それで、あなたはどうなの?教会でラグナロクになんて言うつもりかしら?」
吸い込まれそうな瞳が俺を見つめる。その瞳には不安なんて一切感じられない。
「こりゃー捨てられない様に頑張らないとな」
「返事になっていないわ。ちゃんと答えなさいよ」
「芭蕉扇と共に頑張る事になりました、ありがとうございます。だな」
そう言うと満足そうに笑い俺の肩に顔を寄せていた。
「んで、明日は何する?」
「もちろん家具を買いに行くわ、まずは、、ベッドを買いたいわね」
現在あるのはシングルのベッドである。二人で寝るにはちょっと狭い。
「それならベッドをもう一つ横に置けば良くない?」
「ほんっと分かってないわね。良い?人の睡眠時間は人生の大半を占めるのよ。それなら良い寝具で質の良い眠りの方が良くないかしら?」
「まぁ確かに?」
「私が良い物を買うのは見栄の為なんかじゃないわ。質の良い物は必ず自分の生活の質を上げてくれるの。いい?分かった?」
( ꒪⌓꒪)
ドン引きしながらも言いたい事は分かるので納得をしていた。
「ま、今は分からなくてもこの私と居ればあなたもすぐに分かるわ」
「まぁ、、楽しみにしてるよ」
明日の予定も決まったので寝る事に。俺に抱き付き目を閉じる芭蕉扇に手櫛をしているうちに俺も眠りへと落ちていった。
次の日、何時か分からない時間に目を覚ますと隣に芭蕉扇の姿はなくしばらくベッドの上でぼーっとしていた。
「おはよ。朝ごはんできてるわよ」
「おはよ。ありがとね」
大きく身体を伸ばしてからベッドを降りてリビングへと。
「今何時なん?」
「もうすぐお昼よ。だから朝と昼兼用のご飯ね」
「そんな寝てたんだ」
テーブルを見るとちゃんとしたご飯がテーブルに並んでいる。とりあえず席に座りいただく事に。
「ん、美味しい!」
「誰が作ったと思っているの?この私よ。当然よね」
得意気な顔を見ながら料理を堪能し食べ終わると両手を合わせた。
「洗い物が終わったらベッドを買いに行くわよ」
食べ終わった食器を流し台へと持っていきながらそう言っていた。
それから芭蕉扇と共にベッドを買いに家具屋へと来ていた。明らかにランクが高そうな外観の店に躊躇する事なく入ってゆく芭蕉扇の後に続いてゆき店内に入るとそれは確信に変わった。
入店と同時にスタッフが駆け寄り芭蕉扇の注文を聞くとベッド売り場へとエスコート。ランクが高そうではなくランクの高い店だ。
( ꒪⌓꒪)
そして多くのベッドが並ぶ売り場へと来たのだがその全てが高い。サラリーマンの月収を超えるベッドがずらりとたくさん並んでいる。
確実に庶民には縁のない店。
「さ、選ぶわよ」
( ꒪⌓꒪)
多くあるベッドを一つ一つ説明させ実際に寝転がり、座り、寝心地を確かめていた。少しでも気に食わない事があるとベッドを変え気に入るベッドを探し、ようやくお気に召したベッドを見つけ出していた。
「これを頂くわ。それと今日中に自宅に届け組み立てもお願いするわ」
( ꒪⌓꒪)
芭蕉扇が選んだベッドはキングサイズのベッドで本体価格は目玉が飛び出そうな程。それに運賃と工賃込みで値段は大変な事になっている。
「マジ?」
「マジもマジよ大マジよ。それと、この程度の買い物でびくびくしないでちょうだい」
スタッフに案内されレジへとゆくと現金一括でお支払いをしていた。
「さ、帰るわよ。帰ってベッドの置き場を作らなきゃ」
そう言われ家へと帰る事に。ベッドは芭蕉扇の部屋に置く様で部屋に元々合ったベッドは俺の部屋に運ばれ隣同士に置かれた。
それと同時に家具屋が手配した業者が来て部材を運び込み組み立てていた。
「お疲れ様。組み立て感謝するわ」
そう言って芭蕉扇は人数分のお茶とポチ袋を渡していた。
「へぇーそんな事するんだ」
「当たり前じゃない。感謝を伝えれば相手もその様に動いてくれるわ」
「お前はジョナサンに謝ってこい」
「何よ。私はいつでもあなたにヒステリックに当たっても良いのよ?」
( ꒪⌓꒪)
自覚があるのが一番タチが悪いと思う。良く考えてみれば懐いてくれている今でも言葉は上からだし元々の性格がこうなのだろう。
「それと枕も買ったのよ」
「へぇー」
芭蕉扇が買った枕は二つあり青とピンク。それは良いのだが表面?にYESと模様があるのが見えた。
「あーっと、イエスノー枕?」
「そうそれよ。よく知ってたわね」
「エッチするかしないかの意思表示だったよな?」
青い枕をひっくり返すとYESが書かれていてもう一度ひっくり返すとYESが書かれていた。
「あの、芭蕉扇さん?この枕は?」
「あなたに拒否権はないって事よ。私が望む時に相手をしなければ分かっているわよね?」
( ꒪⌓꒪)
「それと私も同じ枕だからいつ私と戯れても良いのよ」
「まぁ、、」
「何その返事。この私を毎晩抱く事ができる事に喜び涙を流しなさい」
( ꒪⌓꒪)
っていってもこんな美人を毎晩抱けるのは嬉しい。
「男ってものは搾り取っておかないと他の女に行ってしまうからね。それともし浮気なんてしたら…」
キラーズの光と共に幻出した二丁の拳銃が俺の顔に向けられその奥にはニヤリと笑う芭蕉扇の顔。
確実に殺す気でいる芭蕉扇さんに何度も頷いた。
「分かっているなら良いのよ」
そう言って俺に抱き付いていた。
( ꒪⌓꒪)( ꒪⌓꒪)( ꒪⌓꒪) ( ꒪⌓꒪)
「作業、、終わったっす、、」
作業を終えた人達がかなーり気まずそうに声をかけ俺も気まずくなる。
「あら、ありがとう。また何かあれば頼むわ」
芭蕉扇と共に作業員を見送り早速芭蕉扇の部屋に入ると部屋の大半を占拠するベッドが。
「乗っていい?」
「ダメよ、このベッドに乗るのはパジャマに着替えてから。それと汚したくないから行為はあなたの部屋でするわ」
( ꒪⌓꒪)
まぁ気持ちは分かる。
それから夕ご飯を作る芭蕉扇の姿を見ていた。てきぱきとキッチンを動き回り段取りよく料理を作る姿は流石の一言。
「はい」
「はいよ」
カウンターに置かれた料理をテーブルへ運びあっという間にご飯の時間。
「やっぱ芭蕉扇が作るご飯は美味いわ」
「褒めても何も出ないわよ」
そう言う割にけっこう笑顔。
それから交代で風呂に入り選択肢が一つしかない枕に頭を乗せていた。
「ふふっ、今夜もお願いねあなた」
( ꒪⌓꒪)
「何よその顔。そんな顔する割にはこっちはもう硬いじゃないの」
「美人に迫られればそうなるよ」
「当然の結果よね♪そうだ、私してみたい事があるのだけど」
「??」
「それはしてからのお楽しみよ。あなたはして欲しい事とかないの?」
そう言われてちょっと考えていた。美人でスタイルも良く高飛車でプライドの高い芭蕉扇にして欲しい事を。
「俺もあるわして欲しい事」
思い付いた事を話すと艶やかに笑った。
「へぇ、お前はこういう事をされて喜ぶ人なのね」
俺が芭蕉扇に頼んだ事。それは足コキである。理由は上に書いてある通りで芭蕉扇なら足コキが似合うと思ってだ。
現在俺は床に寝転がっていて芭蕉扇はベッドに脚を組み座りながら足で肉棒をこねくり回しているところ。
「私が聞いているのよ。答えなさい」
「けっこう喜んでるかも」
「ほんっと変態ね。こんな変態マスターに仕えると思うと先が思いやられるわ」
そう言いながらも指の間に肉棒を挟み上下させたり両足で挟んで扱いてくれたりとのりのりである。
「うわっ、足でされて我慢汁出てるじゃない。本当に無理」
蔑んだ目で俺を見下ろしながらも口元はニヤリと歪んでいる。
それに仄暗い照明に照らされる太ももは情欲を誘う。
「変態マスターにサービスをしてあげるわ」
そう言って服を上下共脱ぎ下着姿になると足コキを再開した。
「ほら、私の下着姿に見惚れていいのよ。そして、この私に足でされている事を喜びなさい」
「っ、、」
肉棒をお腹に押し付け足裏で擦る様に扱き片足で玉をつつく。
「情けない姿だわ。こんな変態マスターは私がしっかり躾けてあげないとね」
射精を促す様に両脚で肉棒を挟み扱く。それに誘われる様に射精感が込み上げてくるのを感じた。
「びくびくしてるわよ。まさか足でされて射精なんてしないわよね?」
「出そう、、」
「良いわよ。足コキされて情けなく射精しなさい」
淫らな笑みで見下ろしながら両脚は動き我慢を上回る刺激に腰が跳ねた。
「出るっ、、」
一言告げると同時に肉棒は精液を吐き出し芭蕉扇の身体に向かい飛んだ。
「きゃっ♡凄い勢い♡」
芭蕉扇の顔に、お腹に飛び両脚は精液で白く染まっていた。
「へぇ。足でされてそんなに良かったんだ」
「思ってたより良かった」
「喜んでもらえて何よりだわ」
身体に飛んだ精液を指ですくうと口へと運び味わう様に指をしゃぶり流し目を送る。
「ふふっまた大きくなってきたわ♡でももう少し待っててね」
そう言ってティッシュを取ると足に付いた精液を拭き取っていた。
「あなたもべたべたね。こっちは舐めてあげるから♡」
ベッドから降り膝を付くと長髪を背に回しながら肉棒の周りに垂れている精液を舐めとってくれた。
「ありがと」
「当然の事をしたまでよ。さ、次は私の番だから」
芭蕉扇にベッドに寝転がる様に言われ寝転がると芭蕉扇は下着を上下共脱ぎ俺の横に居た。
「何がしたいの?」
「すぐに分かるから目を閉じてなさい」
そう言われて目を閉じるとシーツが擦れる音が聞こえ芭蕉扇は俺の右側に来た。そして顔の左側のシーツがへこんだ。それを不思議に思っていると顔の近くに熱気が伝わりそれは口に押し付けられていた。
「目を開けて良いわよ」
目を向けると目の前に2つの丸み、つまり芭蕉扇のお尻が見え状況を理解した。
これはいわゆる顔面騎乗位というやつだと。
「ふふ、一度やってみたかったのよね♪私を満足させてよねあなた」
「んぐ」
既にとろっとろになっている膣口を顔に押し付けられ顔に体重がかかる。そしてクリトリスを擦り付ける様に腰を押し付ける。
「いいわこれっ♡もっと舐めてちょうだい♡」
舌を伸ばすとにゅるんと膣内へと入り込み水を飲む犬の様に芭蕉扇の膣を舐めてゆくと喜ばしい声が上から聞こえた。
「もっと、もっとよ♡」
舐めろとせがむ様に膣口を強く押し付け卑猥な声を吐く。やがてぐっと腰に力が入り顔にかかった重さが抜けた。
「私も舐めたくなっちゃった♡」
そのまま体制は変わり芭蕉扇と俺でお互いの性器を舐め合っていた。以前はされるがままだったが身体に火が付いた芭蕉扇は舐めるよりも快感に喘いでいて。
「やんっ♡気持ち良くて舐めれないっ♡」
舌から逃げようと腰を浮かせるが尻を掴み引き下げクリトリスをちろちろと舐めてゆく。
それでも舐めてくれるのだが口は快感を喘ぎたまに思い出した様に手で扱いてくれる。
「イッちゃ〜〜〜っ♡♡」
言葉と共にびくんと腰を揺らしひくひくしながら余韻を楽しむとするりと上から逃げていった。
「もう無理っ、、我慢できないっ、、♡」
腰へとまたがると右手で肉棒を支え腰を下ろすと根本まで咥え込んだ。
「んんっ〜〜〜っ♡♡」
そのままびくんと身体を震わせ俺に身体を預けその頭を撫でていた。
「入れただけでイッたの?」
「だって、、ずっと我慢してたから、、♡」
顔を見せない様に照れる姿が可愛くて加虐心に火が付いた。
「なら、もっと突いてやる」
「っ、、♡ダメっ、、イッたばかりだからぁっ♡」
そのまま尻を掴み下からがつがつと突き上げると快感に悶え歯を食いしばるような顔。それでも口は膣内を突かれる度に淫らに声を吐く。
「イッ、、くぅ、、。♡」
「俺も、、、っ!」
芭蕉扇がイッたと同時に膣内に精液をぶち撒け奥深くまで精液で満たした。
そこには満足そうな顔の芭蕉扇がいて射精と絶頂の余韻に浸りながら二人荒く息を吐いていた。
「はぁ、、、気持ちよかったわ♡」
まだ赤らむ顔でキスをしてくれてその顔にキスをし返した。
芭蕉扇と出会ってから1週間が過ぎ俺たちはラグナ教会へと来ていた。
教会へ着くとラグナロクの居場所を聞きその場所へと向かう。
「こんにちは。その顔だとお互いの相性は良かったみたいだね」
笑顔のラグナロクに言われ芭蕉扇をパートナーに決めたと伝えるとまた笑顔を見せてくれた。
「二人を出会わせる事ができて良かったよ。また何かあったら声をかけてね」
ラグナロクにお礼を言い帰る事に。
「ちょっと、そのまま帰るつもり?」
「そうだが?」
「異族倒してお金を稼ぎに行くわよ。次は私キッチンをリホームしたいの。あんなちっぽけなキッチンではろくに調味料も開けないわ」
( ꒪⌓꒪)
帰って昼寝をしようと思っていた俺は芭蕉扇に手を引かれ任務発注所へと連れて来られていた。
「ちょっとあんた!この中で一番報酬の高い任務をよこしなさい!」
( ꒪⌓꒪)( ꒪⌓꒪)
まっ、望んだ通りに退屈とは無縁の生活が送る事ができてよしなのだろう。
ここまで目を通してもらいありがとうございました!今回はわがまま姫こと芭蕉扇の登場でした。
芭蕉扇といえば初期からいるキル姫の1人なので思い出や思い入れがある人が多いのではないでしょうか?
そんな芭蕉扇の可愛さが伝われば幸いです