※この作品はR-18です。

裏キル姫日記   作:やす、

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ロジェスティラ

 

僕と共鳴したキル姫、その名はロジェスティラ。可愛らしく愛らしい顔立ちのお淑やかなキル姫だ。

 

過去には神令キラーズとして世界を相手取り戦ったキル姫とはとても思えない。

 

 

「〜〜〜♪」

 

 

そんな彼女は今、日の当たる窓際に置かれたソファーに座り読書を楽しんでいる。読んでいる本の表紙を見ると茶色いブックカバーで包まれており題名は分からず気になり尋ねてみる事に。

 

 

「ロジェちゃん何読んでるの?」

 

「あのあの、この本は過去に魔導士が書き記した本なのです。過去の魔術ですが現代でも通用する凄い魔法が書かれているのですよ」

 

 

本から目を離しそう説明をしてくれた。赤茶色の前髪の間から見えるほんわかした笑顔と口元の黒子がとても可愛い。

 

ちなみにロジェスティラは炎の魔法を得意とするキル姫だ。武器種は銃なのだが、まぁそんなツッコミは野暮というものだろう。

 

 

「今でも凄いのにそんな魔法覚えたらもっと凄くなるね」

 

「私なんかまだまだ全然ですよ。グリモワールちゃんに少しでも追い付きたいので、ので」

 

 

ロジェスティラが言うグリモワールとはロジェスティラと同じく魔術を得意とするセブンスキラーズのキル姫。「でぇ!?」という口癖を聞いた人も多いだろう。

 

そんな事は置いておいて僕も暇を潰す為にロジェスティラの隣に座りスマホをいじいじ。

 

 

ちなみにだが僕とロジェスティラ、もといロジェの付き合いは長く僕が奏官になった時初めて出会ってからずっと一緒に居る。それでもプライベートは分けられておりロジェのプライベートの事は何も知らない。それはロジェも同じで僕のプライベートの事は何も知らない。

 

しかし仲が悪いという事はなく仕事仲間だったり友達の認識。

 

 

「今日どっちがご飯作る?」

 

「あのあの、私今日はやりたい事があるのでマスターさんにお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

「おっけー何食べたい?」

 

「そうですね、、少し頑張りたいので元気が出そうな夜ご飯をお願いします」

 

「じゃあ肉だね」

 

 

そう言って冷蔵庫を見に行くと肉の姿は無く買い出しに出かける事に。

 

 

「ちょっと買い物行ってくるね」

 

「お気を付けて下さいね」

 

 

ロジェに見送られながら家を出てサフランの商店街へと行く事に。

 

人混みに混ざりながら肉を使う料理のレシピを考え食材を探し商店街をふらふらと歩いてゆく。

 

 

「おっす久しぶり」

 

 

そんな時声をかけられ振り返るとそこにはラグナ教会の奏官証明書を取る時に同期だった奴の姿が。その横には与一というキル姫の姿も。

 

 

「久しぶり。二人とも元気そうで何よりだよ」

 

 

同期とはいえラグナ教会を卒業してからは疎遠で久しぶりに会い商店街の側でお喋りをしていたのだがそのまま喫茶店へと行き長話へ。

 

 

「そうだ、もうすぐコミケがあるの知ってる?」

 

「コミケ?」

 

「コミックマーケット。略してコミケ。ラグナ大陸で行われる大規模な同人誌の販売イベントだよ」

 

「へぇー。それって面白いん?ってか同人誌ってなによ?」

 

「同人誌とは二次創作だったりオリジナル作品だったり自作した漫画の事です。私もあまり意味は理解していないので曖昧な説明ですけど、、」

 

「ありがと与一。とりあえずラグナ大陸中の同人作家が集まって販売するのがコミケって認識で良い?」

 

「まぁそんなところだな。お前もコミケ行こうぜ」

 

「あんまり興味ないかな。だって二次創作でしょ?なんでわざわざ作者が完成させた物に手を加えるかな」

 

 

思った事を話すと前に座る二人がブチ切れた。特に与一。

 

 

「二次創作は原作へのリスペクトなんです!決して悪い物ではありません!良いですかマスターさん。二次創作作者さんはみんな愛に溢れているのです。そりゃあお金や地位を築く為に描く人も居ますけれどそんな人は稀でほとんどの人は自分の想いや愛を形にしているのです!ですが私はオルタ○は許しません!あれは原作への愛やリスペクトはありません。私たちをお金儲けの道具としか・・・」

 

「それ以上はやめろ与一!」

 

「マスターっ、、!ですがこれだけは言わせて下さい。せめてキャラクターストーリーや進化段階別のプロフィールを追加してキル姫の個性をもっと前面に出してもらいたいです!そうすればもっとみんなに愛されるゲームになるはずなのです!」

 

 

めちゃくちゃ早口で説明をする与一に圧倒されながら話を聞いていた。そしてこの流れでコミケ参戦を断る勇気は無く3週間後に行われるコミケに着いていく約束まで取り付けられていた。

 

それとスマホで同人誌が読めるサイトを教えてもらった。

 

 

「そこで同人誌の勉強しておけばコミケがもっと楽しくなるぜ」

 

「あ、、ありがとう」

 

 

そんな感じでこの場は解散となり僕は家に帰ろうと帰路に付いた。そして家の少し手前で買い出しに出た事を思い出しきた道を戻り買い物をして家へと帰ってきた。

 

 

「ただいまー遅くなってごめんね」

 

 

時刻は午後6時。いつもなら夕食を食べている時間である。謝りながら家に帰るとリビングにロジェの姿はなかった。とりあえず買って来た食品を冷蔵庫にしまっていると背後からロジェの声が聞こえた。

 

 

「おかえりなさいマスターさん」

 

「ただいまロジェちゃん。今からご飯作るからね」

 

「はい、ありがとうございます。ごめんなさい、作業があるのでご飯ができたら呼んでもらってもよろしいでしょうか、、?」

 

「ん、良いよ良いよ。できたら呼びにいくからね」

 

「あのあの、ありがとうございます、、っ!」

 

 

そう言ってロジェはぺこりと頭を下げると自室へと戻っていった。それを見送った後に僕はご飯を炊きおかずを作ってゆく。

 

それから一時間ほどの時間をかけご飯を作りテーブルへと並べた後にロジェを呼ぶ為に部屋のドアを叩きドア越しに話しかけた。

 

 

「できたよロジェちゃん」

 

「はいっ!今行きますので、のでっ!」

 

 

ロジェの声が聞こえた後歩く足音が聞こえドアが開きロジェが出てきた。

 

 

「ありがとうございます」

 

「冷める前に食べよ」

 

「はいっ!いただきますねっ」

 

 

ロジェと食卓を囲み夕飯を食べていた。

 

 

「あのあの、マスターさんにお願いがあるのですけど、、」

 

 

そんな時ロジェに言われて顔を上げ話を聞く事に。

 

 

「私、3週間ほど忙しくて、、申し訳ないのですがその間ご飯の当番をお願いしてもよろしいでしょうか、、?」

 

「うん、良いよ。その代わり同じご飯を出しても怒らないでね」

 

「それはもちろんです!これが終わったらちゃんと私がご飯をつくるので、ので!」

 

「異族討伐はどうする?」

 

「えっと、、ごめんなさい、、」

 

「分かったよ。何をしているのかは聞かないけどロジェちゃんにとって大事な事だと思うから頑張ってね」

 

「あのあの、ありがとうございますっ!」

 

 

そう言ってロジェは前髪をどけ笑顔でお礼を言っていた。普段は異族討伐を頑張ってくれているのでこれぐらいの事は安いものである。

 

 

「ご馳走様でした。後の事よろしいお願いしますね」

 

「了解。頑張ってね」

 

「はいっ!」

 

 

そう言ってロジェは席を立つと僕に向かい頭を深々と下げ自室へと戻っていった。

 

それから僕はテレビを見ながらご飯の残りを食べ洗い物を済ませお風呂へと入り自室へと来ていた。

 

 

「暇だなー」

 

 

ベッドに寝転がりながらスマホをいじっていたのだが退屈。まだ時間は早いけれどオナニーして寝ようと思いエロサイトを見ようとしていた。

 

 

「そういえば、、まぁ暇だし見てみるか」

 

 

そんな時友に教えてもらった同人誌が読めるサイトの事を思い出しアクセスする事に。友が言うにはこのサイトは割れサイトらしくネット上に存在する同人誌が読み放題らしい。

 

サイトにアクセスするとページが表示され多くの同人誌の表紙が表示されていた。

 

 

「ふへ」

 

 

同人誌と聞きコミカルな物を想像していたのだが画面に表示されている同人誌達はほぼ肌色。何が言いたいのかと言うとほぼ全ての作品がR18だったのだ。

 

 

「おぉ、、マジか」

 

 

さらに検索機能も充実しており作者別はもちろんのこと原作でも同人誌を探す事ができ胸が熱くなる。

 

 

「じゃあ、、「ファントムオブキル」っと」

 

 

とりあえず知っているゲームを検索すると何作かの同人誌が出てきた。作者は同じでとりあえず読んでみる事に。

 

 

「おほ〜〜〜っ」

 

 

とりあえず幸せになれた。同人誌だからかやりたい放題描かれているのだがそこに原作への愛を確かに感じたし作者もゲームをプレイしている事が伝わった。レーヴァテイン祭り最高である。

 

しかし残念な事に今はファンキルの同人誌は描いていないようだ。

 

 

「うーん、、」

 

 

それからしばらく同人誌を閲覧していたのだがスマホの画面だと見づらいし見開きのページが途切れたりと不便が多い事に気がついた。これはスマホで読んでいるからでパッドで読めば解消されそうだがパッドは持っていない。更に言うとやっぱり漫画を読むのであれば電子コミックではなく本で読みたいと思った。

 

確かに漫画を買い込めば置く場所に困ったりするのだけど指でページをめくる感覚は欲しいところだ。

 

そんな事を思うのは賢者タイムだからであろう。そんなわけで眠くなってきたので寝る事に。

 

 

 

 

………………………………………………………………

 

 

 

僕たち奏官はキル姫と共に異族討伐をする事によって賃金を貰い生計を立てている。しかしキル姫や奏官によっては飯屋を営んだり教会で事務仕事をしたりして生活をしている人も居る。

 

ロジェが忙しく討伐に出れない僕は3週間ニートをする選択をとらず教会で事務仕事のバイトをする事にした。

 

慣れないパソコン操作を覚えたり色んな人やキル姫と関わっている時間は楽しくてあっという間に3週間が過ぎていた。

 

 

「僕は明日用事があるから家に居ないけどロジェちゃんはどうする?」

 

「あのあの、私も用事がありますので」

 

「了解。じゃあ夕飯は各自ですまそっか」

 

「はいっ。あの、明日から私がご飯をつくりますので、ので。3週間ありがとうございました」

 

「いいよいいよ。じゃあ家に着いたら連絡してね」

 

「はいっ!」

 

 

コミケに行く前日にそんなやりとりをし各自部屋へ。3週間様々な同人誌を読み漁り気づいた事がある。やはり作者の個性が絵柄に出るという事と作者の見て欲しいポイントがあるという事、要するに癖である。僕も同人誌を読み漁っているうちに新しい癖の扉を開けてしまいそうになった。

 

それと無料で読めるという事もあり見ていたアニメや漫画、やっていたゲームの同人誌を読み漁り挙げ句の果てに知っているキャラの同人誌に手を出していた。それでそのキャラの新たな魅力を知ったり再確認したりと。だが、原作よりキャラの乳を盛るやつは許せねぇ。デカければ良いってもんじゃねぇんだよ、恥を知れ恥を。とは思うのだがそれがその作者が描きたいものである以上こちらは読まなければ良いのだけども。

 

 

部屋を見ると家具が置いてないスペースがあり某ネットショップで頼んだ本棚も届くので同人誌の収納が可能。それに3週間事務で働いた賃金もあるのでお金の心配もない。

 

財布の中のお金を確認してからカバンの中へと財布を入れまだ見ぬコミケという場所を想像しワクワクしながら寝る事に。

 

 

次の日の朝、友と待ち合わせの時間に間に合うように家を出た。その時間は早くコミケの開催は10時からなのに8時には教会に集合となっていた。

 

 

「ロジェちゃーん。行ってくるねー」

 

 

家を出る前にロジェの部屋をノックしたのだが返事は無く玄関を見るとロジェの靴はなくもう家を出て行った後だった。ふと、NTR系の同人誌が脳裏をよぎり鬱勃起をしかけたがロジェとは恋人とかそういう関係ではないのでなんとか耐える事ができた。

 

 

「おはよー」

 

 

やや鬱になりながら待ち合わせの場所に行くと既に二人の姿があり挨拶をしていた。

 

 

「やっと来たな。遅いぞ」

 

「そうですよ。コミケは遊びに行く場所ではありませんからね」

 

「…ごめん」

 

 

集合時間の10分前に着いたというのにこの言われようである。その後、やや小走りで会場へと向かう二人の後を追いかけるように後をついて行く。

 

 

「うぉ、すごいな」

 

 

コミケの会場はラグナ教会の付属の体育館で行われるようで教会の真裏が会場となっていた。それは良いのだがコミケ開始二時間前だというのに既に長蛇の列ができていたのだ。

 

その中のほとんどが大きな手提げカバンを持っていたりカメラを首からぶら下げていたりと。

 

偏見的な事を言うのであれば皆世間ではオタクと呼ばれていそうな人種が多い。もちろん一般的な人の姿もあるのだけど。

 

 

「へぇーコミケってこんなに人気なんだ」

 

「年に2回のイベントだし同人誌の他にグッツの販売やコスプレイヤーも来るからな」

 

「へぇー」

 

「申し訳ないのですが会場入りしたらマスターさんとは別行動になると思います。なので集合場所と時間を決めておきませんか?」

 

「ん、おっけー。どうする?」

 

「Aの3番出口に15時に集合でお願いします」

 

「了解だよ。迷子になったら連絡するね」

 

「それで同人誌は読んだのか?」

 

 

その後、同人誌の話で盛り上がり気がつけばあっという間にコミケ開催の時間となった。

 

その瞬間二人の目付きは変わり土砂の如く会場へ流れ込んでゆく人混みに流され二人とは離れ離れに。

 

 

「あっ、この人の本読んだ事ある」

 

 

そうして会場入りを果たし僕は一人うろうろとしていた。サイトで読んだ事のある作者のブースを見つけたり新たなる同人誌を購入したりグッツを見たりと退屈とは無縁の空間。

 

そしてあのサイトに載っていない同人誌も多々ある事に気がついた。そういうサークルは人気がなかったりするのだが本を手に取り読んでみると面白く思わず買ってしまったり。

 

ブースを見ていると雄叫びのような歓声があがり人混みがわっと動いた。何事かと思い見るとアニメやゲームのキャラクターのコスプレをした女の人や男の人が大勢歩いておりそれに人々が群がっているようですぐにカメラ小僧に囲まれ多くのシャッターの光を浴びていた。

 

僕はあまりコスプレイヤーに興味が無かったので人が居なくなり快適となったブースを歩いてゆくと気になるブースを見つけ近寄って行く。

 

その人は長机の上に大量の同人誌を置きパイプ椅子にちょこんと座る女の人。多分だけどあまり人気は無いようで他のブースに比べ机の上に積み重ねられた本の数が多くその人は俯いてしまっている。かわいそうなので立ち読みし絵柄次第では買おうと思い話しかけた。

 

 

「すいません、立ち読みしても良いですか?」

 

「はいっ!好きなだけ立ち読みしていってくださ、、、」

 

 

声をかけると店員さんは立ち上がり笑顔で僕を見て目が合った。その人は眼鏡をかけているが顔立ちはもちろんの事、髪色や口元の黒子の位置からして完璧に完全に究極にロジェだった。

 

 

「ろ、、、ロジェちゃんだよね、、?」

 

『ち、ちちち、、、違いますのでっ!!!のでっ〜〜っ!!!!』

 

 

その瞬間、会場中にロジェの絶叫が響き多くの人がこちらへと視線を向けた。

 

 

「はわわっ、、、人違いです!私はロジェスティラではないのです!ですっ!!」

 

「いや、僕ロジェちゃんとしか言ってないんだけど、、」

 

「!?、、、、いらっしゃいですお客様。どうぞ見ていって下さいっ」

 

「!?」

 

 

なんだかんだロジェは開き直りひきつった営業スマイルで僕に本を勧めてくれた。

 

しかし、ロジェの描いた同人誌を立ち読みするのも買うのも恥ずかしくなんともいえない気分。だが、この状態で買わずに帰るという選択肢は無い。

 

 

「じゃあ一冊買うよ」

 

「ありがとうございます。あのあの、、」

 

「詳しい事は帰ってから話そうね」

 

「はいっ、、」

 

 

お金を払うとロジェは両手で本を渡してくれてそれを受け取りロジェの顔と同人誌の表紙を見比べカバンの中へとしまった。

 

 

「じゃあまたあとでね。頑張ってね」

 

「はいですっ、、」

 

 

顔の熱で茶が沸かせそうな程赤面しているロジェにお礼を言って僕はブースの群れの中へと入って行く。

 

 

(あぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!!!)

 

 

もちろん僕も赤面をしていた。こんなところで知り合いに会うとは思ってなかったしよりによってロジェに会うだなんて夢にも思っていなかった。それもロジェが同人誌を売っているだなんて。

 

よくよく考えれば3週間ロジェが忙しそうにしていたのは同人誌を描いていたからなのだろう。そう考えると辻褄が合う。

 

それにしても、ロジェはどんな内容の同人誌を描いているのだろうか?もちろんロジェの同人誌もR18であり表紙には可愛らしい女の子が口を開け口元から白濁の液が垂れているのが描かれている。よくわからないその場の勢いで買ってしまったが知り合いが描いている同人誌を読むのはかなり気恥ずかしい。しかもそれが同居人の描いた同人誌。

 

しかし買った以上読まざるを得ないのだ。

 

 

その後、少し憂鬱な気分でコミケ会場を回り集合時間より少し早く待ち合わせの場所へと来ていた。

 

 

「おつかれーなんか浮かない顔してるな」

 

「大丈夫ですか?私お茶持っているので良かったらどうぞ」

 

「ありがとう、、」

 

 

そんな僕を心配してくれる二人にこの事を話したいのだが人酔いしたと言い訳をしてその場を誤魔化し三人で夕食を食べ帰路へとついていた。その足取りは同人誌が山ほど詰め込まれたカバンより重い。しかし牛歩であったが家へと辿り着くのだ。

 

 

「ただいまー」

 

 

そう言って玄関を開けようとすると鍵がかかっておりポケットから鍵を取り出し家の中へと。ライトが付いておらず真っ暗な玄関にライトを付けるとロジェの靴は無くまだ帰ってきてないようだ。

 

そのまま廊下を進み自室へと行くと今日の戦利品をベッドの上に並べていた。

 

 

(・・・・)

 

 

様々な表紙の中で特に目を引くのがロジェから買った同人誌。読んでみたいのだがやはり気恥ずかしく読む気にはなれそうも無く表紙を眺めていた。

 

 

『私との秘め事』

 

 

この同人誌のタイトル。そして作者はスティラとなっている。とりあえず共感性羞恥で悶え枕に顔を埋める事に。

 

 

「よし、読もう。読んでみよう」

 

 

しばらく悶えた後、意を決してロジェの描いた同人誌を読む事に。ベッドに座り膝の上に本を置きページを開いてゆく。

 

 

(・・・)

 

 

まぁ、ざっくりと説明をするとキル姫のヒロインがマスターと出会いイチャイチャするという話だ。いわば王道である。そして肝心のロジェの絵であるが丁寧に人物と背景が描き込まれておりコマ割りも見やすく自然に次のコマに目が行くように計算されている、気がする。

 

 

『マスターさんのザーメンおいひぃです♡』

 

 

ただ、ロジェがこういうセリフをどんな顔しながら描いているのかを想像してしまいなんともいえない気持ちになる。

 

 

『私のおまんこはマスターさんが好きな時に使って良いですからね♡すぐ使える様にいつも濡れてますから♡』

 

(〜〜〜〜っ!!)

 

 

とりあえず半分ほど読んだ時、このセリフを見て共感生羞恥により再び枕に顔を埋める事になったのだけど。

 

しかし、このヒロインはロジェに似ている気がする。カラーの漫画では無いので髪色は分からないが髪型やヒロインの雰囲気、極め付けは口元の黒子だ。

 

この同人誌は二次創作では無くオリジナル。つまりこの同人誌の内容はロジェの妄想が具現化したものなのだろう。

 

 

(・・・・)

 

 

つまりロジェはあんな可愛らしい顔をしながら常にドスケベな事を考えている淫乱娘という事だ。

 

そう思うとこの同人誌を読む目線も変わってくる。ここにはロジェの性癖が赤裸々に記されているのだ。それにこの同人誌はページ数が多く結構読んだのにまだ半分ほどページが残っていてお楽しみはまだ残っているのだ。

 

 

「ふへ」

 

 

今年一番のキモい笑顔を浮かべながら続きを読もうとした時、ドアがノックされ思わず座りながら飛び上がった。

 

 

「あのあの、、マスターさん、、」

 

 

ロジェの声だ。返事をしてリビングへと行くとそこには泣き出してしまいそうなロジェの姿があった。

 

 

「ろ、ロジェちゃん?」

 

「マスターさん、、何も聞かずに抱き締めて下さい、、落ち着いたら話しますので、ので、、」

 

 

泣きそうに言われ断る事はできずロジェを抱き締めるとお腹に顔を埋めながら小さな嗚咽が聞こえ落ち着かせるように何度も背中を撫でていた。

 

ふと、前を見ると玄関に段ボールの箱が三つほど重ねて置いてあり一番上の段ボールの隙間からロジェが描いた同人誌が覗いていた。

 

それを見て察し優しく背中を撫でてゆく。

 

 

「はい、ホットミルク」

 

「ありがとうございます、、」

 

 

しばらくして少し落ち着いたロジェを椅子に座らせホットミルクを二つ用意し対面する様に座った。

 

ロジェはミルクを一口飲みほっとしたようなため息を吐いた。それでも言葉は話そうとせず僕はロジェが話を切り出すのを待つ事に。

 

 

「あのあの、、びっくりしましたよね、、私がコミケ会場に居て、、しかも同人誌を描いていただなんて、、」

 

「驚いたけど僕はロジェのプライベートの事は知らないし、良い趣味だと思うよ」

 

「本当ですか、、?あの、読んでいただけたでしょうか、、?」

 

 

読んでいただけたとはロジェから買った同人誌の事で間違いないだろう。しかし同人誌、しかもR18の作品を読んだ感想を求められ返答にかなり困る。

 

 

「えっと、、まだ半分までしか読んで無いから読み終わってから感想を言っても良いかな?」

 

 

とりあえず瞬間的に思い付いた無難な返答を返すとロジェは笑顔を見せてくれた。

 

 

「読んでくれているのですね、、嬉しい、、」

 

 

笑顔を見せてくれるのは良いが作品の内容が内容なだけに結構気まずいのだが?

 

 

「あのあの、ならネタバレにならない程度にお話をしてもよろしいでしょうか、、?」

 

「う、、うん、良いよ?」

 

「はわわ〜っありがとうございます!少し待っていて下さいねっ」

 

 

そう言うとロジェは立ち上がり玄関へと走ると一冊本を持って戻ってくると嬉しそうに本を開いた。

 

 

「まずはえっと、私がこだわっている部分からお話ししますね♪」

 

「お、おう、、」

 

 

それからロジェは喋るわ喋る。まるでマシンガンの様に話しこだわりを熱く語ってくれた。それはホットミルクが冷たいミルクになってしまうほど。

 

 

「それでこの挿入時の断面なのですが私、ここに凄く力を入れてまして、、!」

 

 

ロジェが熱く語るのは正常位で挿入した時の膣内の様子を断面で描いた部分。確かに柔らかそうな膣壁に肉棒が包まれて気持ち良さそうと思える。

 

 

「これが処女膜なのですがおちんちんに破られて散るシーンもっ!」

 

「お、おう、、」

 

 

正直本人に熱く説明をされるのは非常に困る。なんて言葉を返せば良いのか分からないし作品がR18だし。

 

 

「それで次なのですが膣内に射精されて精子が卵子に群がっているとこなのです。やっぱりマスターさんも受精の音は「ちゅぷ♡」が良いと思いますよね、よね?」

 

 

「受精の音ってなんだよ」そう突っ込みたい気持ちをグッと堪え相槌を打っていた。なんだこのなんともいえない時間と空間は、、。ちなみに僕は「ちゅぷ♡」よりも「つぷっ♡」の方が好きだ。

 

 

「それでその次なのですか、、!」

 

「あっ、この先はまだ読んでないからやめてほしいかな」

 

「あっ、、ならやめておきますね」

 

 

ようやくロジェのマシンガントークは止まった。本当はこの先の話も読んだのだけど。

 

しかし、ロジェがこの同人誌に込めた気持ちは凄く伝わった。きっと3週間よりも前から構想を練りプロットを考えたのだろう。

 

以前は同人誌に興味が無かった僕だけどこうやって妄想や想像を形にできるのはすごい事だと思う。

 

 

「ロジェはすごいね」

 

「あのあの、私がですか、、?」

 

「うん、こうやって同人誌を描く行動力も凄いし自分で物販するのもすごい事だと思うよ。えっと、ちょっと待っててね」

 

 

そう言って席を立つと自室へと行きロジェから買った同人誌を持ちテーブルの上に置いた。

 

 

「せっかくだしサイン書いてもらってもいいかな?」

 

「サインですか、、?書きます!書かせてほしいですっ!ですっ!」

 

 

こうして同人誌に作者のサインを書いてもらう事ができた。

 

 

「ありがとうね。それと僕はこのシーンが好きだよ」

 

「はわわ〜〜っそんなに褒められちゃうと照れてしまいますぅ、、♪」

 

 

嬉しそうにほんわかした笑顔を浮かべるロジェに同人誌を開き好きなシーンを伝えると本当に喜んでくれた。

 

 

「このフェラチオのシーンはどうしようか凄く悩んでて、、バナナをおちんちんに見立てて練習したのです、ですっ!」

 

「ぷはっ」

 

「お風呂の鏡の前で姿を見ながら何度も練習して。あのあの、ネタバレになってしまうのですがおちんちんをおっぱいで挟むシーンもバナナで練習したのです、ですっ!」

 

 

一度は落ち着いた気持ちに火を付けた僕が悪いのだけどロジェは被写体が自分だと言う事を鼻息荒く話してくれた。この話を聞かされている僕は気恥ずかしさと練習をしているロジェの姿を想像してしまいロジェの顔を直視する事ができなかった。

 

 

「あの、、一つ聞いて良い?」

 

「はい、どうぞ聞いて下さいっ」

 

「この同人誌の女の子のモデルってロジェちゃんだよね、、?」

 

「はいっそうですよ。本当は強くてカッコいい女の子が複数の男の人にレイプされて全身ザーメンまみれになるのを濃厚に240ページの大ボリュームで描くつもりだったのですが、、」

 

「お、おぅ、、」

 

「ダーインスレイブさんとクラウ・ソラスさんに取材を申し込んだら断られてしまい、、。なので私自身をモデルにして日々募った妄想を同人誌に描いてみたのです、で、、、」

 

 

色々突っ込みたい事があったのだけれどもロジェは言葉を言いかけそのままフリーズした。もちろん顔は真っ赤になり目は潤んでいる。

 

 

『はわわぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!!違いますっっ!違いますのでっ!のでぇ〜〜っ!!』

 

 

そして、フリーズが解けるとテーブルをばんばんと叩きながら悶え苦しんでいた。

 

そしてテーブルを挟んで座っている僕も共感性羞恥によりゆでだこみたいになっていたと思う。

 

 

「はい」

 

「はい」

 

 

しばらくしてお互いが冷静さを取り戻し冷めてしまったミルクを一口飲んだ。

 

 

「あのあの、マスターさんはどうしてコミケにいたのですか?」

 

「それは、同期の青君って覚えてる?」

 

「はいっ、もちろん覚えてますよ。与一さんのマスターさんですよね」

 

「そうそう。青君にこないだばったり会ってさ。コミケに誘われて行く事になったんだよ。それとこのサイトを教えてもらってね」

 

 

そう言ってロジェに割れサイトを見せると今までの穏やかな表情は一変した。

 

 

「このサイトは、、マスターさん。本当に残念ですが大いなる世界樹の元へと還らせてもらいますね」

 

「はっ?」

 

 

ロジェはいつの間にか魔導書を構え足元には炎の錬成陣が浮かび上がっている。これはロジェが攻撃を仕掛ける前兆。

 

 

「さようならマスターさん」

 

「ちょ!ストップストーーップっ!!!!」

 

 

呪文を読唱し魔法が放たれる寸前に土下座して謝ると魔法陣は消えた。その代わりゴミを見下す様な視線が突き刺さる。

 

 

「マスターさんに悪意は無いと思うので許してあげますが今後そのサイトを閲覧したら私の怒りに触れると思って下さい。あのあの、同人誌は創作者の魂そのものなんですよ。どんな作品にも作者の気持ちがたくさん溢れていてたくさんの人に見て欲しいという思いがあるのです。それを割れサイトで閲覧する事は魂の冒涜に等しい行為なのです!私も同人誌作者の端くれとしてその様な行為は許す事ができないので!のでっ!」

 

「す、すいませんでした、、だけど僕の意見を聞いてもらっていいかな?」

 

「発言を許しましょう」

 

「確かにそのサイトは悪いものだけれど僕はこのサイトで同人誌を読み漁ってサイトより本を買って読みたいって思ったよ。そう思ったからコミケに行くって決めたし。やっぱり僕みたいな人は同人誌に触れる機会がないからこういうサイトは同人誌に触れる良いきっかけだと思う」

 

「確かにそういう見方もありますね。分かりました、マスターさんに免じて青君の事も許してあげるのです」

 

 

とりあえず僕と青君の危機は去った。

 

 

「そういうロジェちゃんは同人誌買ってるの?」

 

「それはもちろんです!推しの作者さんの作品はもちろんですし好みの絵柄、ストーリーのものは必ず買う様にしています。でもでも、最近は本を買うよりもサイトで購入する事が多いのです、です」

 

「サイトで購入?」

 

「はいです。電子書籍と呼ばれる物なのです、です。有名な作者さんだと単行本を出してるので。本当はコミックで読みたいのですが置き場に困ってしまうので、ので」

 

「へぇー。じゃあロジェちゃんの部屋は同人誌で溢れてるんだ?」

 

「そう、ですね。本当はもっと集めたいのですが、、」

 

「ならリビングに大きな本棚置くのはどうかな?お互い同人誌は好きなわけだし隠す意味もないしさ」

 

「本当ですか?はわわ、、素敵です、、」

 

「そうと決まれば早速注文しようよ」

 

「はいです!」

 

 

割れサイトのブックマークを消した後二人でネット通販サイトを見ながら気に入った本棚を二つ買う事に。

 

幸いリビングにはまだ物を置くスペースがあるのだ。

 

 

「これでよしっと。1週間以内には届くみたいだよ」

 

「ありがとうございます♪一時は恥ずかしくて死んでしまいそうでしたけど良い方向に転がって本当に良かったです♪」

 

「ほんとにね。そろそろお風呂入って寝よっか」

 

「はいですっ」

 

 

そんなわけでお風呂に交代で入り寝る事に。

 

 

「マスターさんおやすみです、です」

 

「おやすみロジェちゃん」

 

 

色々な事があった一日だったが楽しい一日だった。そんな今日の締めとして読みかけのロジェが描いた同人誌を読む事に。

 

この本もページ数は200を超えておりロジェの情熱を感じさせる。絵柄も綺麗に丁寧に描かれているのにあんなに売れ残った事が不思議だ。

 

 

『マスターさんのおちんちん逞しくて素敵、、今からフェラチオしますからね、、♡』

 

(・・・・)

 

 

情熱は理解しているのだがやはりロジェが描いたものなので共感性羞恥が込み上げ読む目が止まってしまう。それでも気合いで読み続けてゆく。

 

 

『あぁ、、♡マスターさんのおちんちんおっきくて口に入りきりません、、♡』

 

 

絵の中でフェラチオをしているシーンなのだがバナナで練習をしているという裏話を知っている為ちょっと笑いそうになってしまう。

 

しかし、血管を浮かび上がらせいきり勃つ肉棒を咥えているシーンは心に来るものがある。とにかくフェラ顔がエロい。夢中になりながらフェラチオをしているのだという事が伝わってくる。

 

たまにフェラチオをしながらオナニーをしているものがあるがそれは邪道だと言わんばかりにフェラチオをしているという事だけを描いている。

 

 

『んっ♡ましゅたーさん♡いっぱいだししゅぎです♡』

 

『口開けて出したの見せて』

 

『はいっ♡垂れてしましましゅ、、♡』

 

 

次のページをめくると口から白濁の液を垂らしながら上目遣いで見上げる姿が。このシーンを表紙につかったのだろう。

 

 

『こんなに出したのにまだ硬いなんて素敵、、♡次は私のおまんこで気持ち良くなって下さい♡』

 

 

その次のページはベッドの上でM字に脚を開きおまんこを見せつけている。修正は黒線が引かれているだけなのでおまんこの様子がはっきりと分かる。僕は全体を白くボカす修正よりもこっちの方が好きだ。

 

恥丘の上に少し生えた陰毛、とろとろと愛液を垂らすおまんこ。

 

 

そういえばロジェはバナナでフェラチオを描く練習をしていたと言っていたがもしかしたらここもロジェは模写している?

 

そう思った瞬間から絵を見る目線が変わる。これはその辺のおまんこではなくロジェのおまんこを模写した物。

 

 

長年一緒にいるけれど一度も見た事のないロジェのおまんこがここにある。

 

 

「あっ、やべ、、っ」

 

 

触りながら同人誌を読んでいたのだがふと興奮が込み上げティッシュを取るのが間に合わず手の中で爆発してしまった。幸いズボンやパンツ、ベッドには付いていない。

 

それにしてもここ最近で一番出たと思う。精液にまみれた手を拭き満足したのでしおりを挟み寝る事に。

 

 

したのだがある事を思い僕の睡魔は吹き飛んでいた。

 

 

同人誌のおまんこはロジェのを模写した物だとして、じゃあちんこはどうなのだろうか?僕は同人誌に協力していないので被写体ではない。なら他の人のを模写したのだろうか?

 

ロジェの行動力ならそれをしていてもおかしくは無い。ロジェとは恋人とかそういう関係では無いのだけど妙な嫉妬心が芽生え複雑な心境。

 

さらにもっといえばエッチシーンもだ。オナニーだけじゃ表現に限界があると思うし同人誌を描く為に誰かとエッチをしていた、、?

 

 

「あのあの、マスターさんっ♪」

 

 

可愛らしく僕を呼んでくれるロジェの姿が脳内に浮かんだ。しかしその裏では同人誌の取材と称し経験豊富な筋骨隆々とした殿方に抱かれているという。

 

勝手な妄想で僕のテンションは駄々下がりちんこは鬱勃起してしまっている。

 

まぁ、恋人ではなくただの仕事仲間である僕に何かを言う資格もないし誰とナニをしようとロジェの勝手なのだけど。

 

そんな妄想を繰り広げ寝る事ができたのはかなりの時間が経ってからだった。

 

 

 

 

………………………………………………………………

 

 

 

「あのあの、マスターさん。起きてくださいっ」

 

「ん、、ロジェちゃん、、?」

 

「はいです。呼んでも起きてこないのでお部屋に入らせてもらいました」

 

 

そうはいってもお互いの部屋への立ち入りは自由なのだけど。

 

 

「んっんんっ、、、。それでどうしたの?」

 

「朝ごはんの準備ができましたので、ので」

 

「ありがとね」

 

 

そう言ってベッドから起き上がるとロジェは部屋の片隅を見ていた。

 

 

「どうしたの?」

 

「あっ、いえ、なんでもありませんよ!冷めてしまう前に食べましょう」

 

 

問いかけると視線を僕へと戻し部屋を出て行った。その後、ロジェの視線があった場所を見てみるとベッドの片隅に置かれたゴミ箱があり昨日投げたティッシュが辺りに散らばっていてどことなく青臭い匂いがする。

 

 

汚い部屋だと思われた後だけどティッシュを拾いゴミ箱へと入れてからリビングへ。

 

 

「それで本棚どこに置く?」

 

「そうですね、、なるべく日差しが当たらないところに置きたいです」

 

 

朝食の後、そんな話をロジェとしていた。日差しが当たらない場所に置く理由として本の日焼けを防ぐ意味があるらしい。中華料理屋の本棚で色褪せたコミックを見た事がある人は多いだろう。それを防ぎたいようだ。

 

 

「ってもこの部屋日当たり良いからそんな場所無いよ?」

 

 

南面に面しているリビングに日が当たらない場所はない。住むには良い環境なのだけど。

 

 

「なら本棚に日よけを置きましょう。そうすれば大丈夫なので、ので」

 

「おっけ。本棚の大きさは分かるから買いに行く?」

 

「はいです!」

 

 

そんなわけで日よけを買いに街に行く事に。平日の街は休日に比べて人は少なくのんびりと買い物をするにはちょうど良い感じ。

 

それでも行き交う人達とすれ違いながら街を歩いてゆく。

 

 

「はわわ〜っ可愛いです」

 

 

ロジェの目線の先には小さな子をベビーカーに乗せ買い物を楽しむ家族の姿が。子供は寝ているようで夫婦で笑いながら歩いている。

 

 

「微笑ましい光景だね」

 

「そうですね。あのあの、あの二人は子供を授かるのに何回中出しエッチをしたのでしょうか?マスターさんも気になりますよね?」

 

「う、うん、、さぁ、どうなんだろう、、?」

 

 

同人誌を描く為に日々努力していた弊害なのだろう。しかし微笑ましい光景を汚すような発言はやめていただきたい。そして僕に同意を求めないでほしい。

 

 

「とりあえず同人誌の事から離れよ?」

 

「そうなのですが、、私、夏コミで出店したいのです。冬コミでは大敗してしまいましたが次こそ私のブースにたくさんのお客様が来てくれて私の描いた同人誌を買ってくれる。えへへ、一度の挫折で挫けませんので、のでっ!」

 

 

ロジェの心意気はすごく伝わった。だが道行く人の行為を想像しながら歩くのはやめていただきたい。

 

 

『いらっしゃいませー』

 

 

そんな感じでお目当ての雑貨屋へと到着し本棚の日よけに良さそうな物を探していた。

 

 

「大きなタオルを画鋲で止めれば良いかな?」

 

「そう、ですね。それなら本も取り出しやすいので、ので」

 

「ならタオル探そっか」

 

「大きなタオルならバスタオルですね」

 

 

買う物も決まりバスタオルを探しに店内をうろうろ。その時、女の店員さんが品出しをしていた。もちろんその姿をロジェはじっと見ていた。

 

 

「どうしたの?」

 

「ズボンに浮き出る下着を見ているのです。私はズボンはあまり履かないので被写体が欲しかったのです」

 

「・・・」

 

 

そう言われて店員さんをみるとしゃがんで品出しをしており脚を曲げている事により黒のスキニーが張り、下着のシルエットがお尻に浮かび上がっているのが分かる。

 

 

「パンチラとは違いますけどあのように下着の存在を思わせるのも表現に取り入れたいです」

 

「そうか、、、」

 

 

ロジェの視線など気にも止めず真面目に働いている店員さんは品出しを終え何処かへと行ってしまった。

 

その後、僕達は大きなバスタオルを2枚と画鋲を一箱買って家に帰ってきていた。それとほぼ同時に昨日頼んだ本棚が届き一緒に組み立てる事に。

 

 

「ふぅ、組み立てるのは難しいですがこうやって組み立てるのも楽しいですね♪」

 

「そうだね。ロジェちゃん3番のパーツ取ってよ」

 

「はいです。あのあの、まだ3番ではなく2番のパーツを使うみたいです」

 

「あ、ほんとだ。ありがとね」

 

 

図面を見ながら本棚を組み立てるなんて平和な時間。そんな時床に座り図面を読むロジェを見た。

 

それは顔は図面に隠れ見えないけど黒いタイツを履いた脚はスカートに隠れながらもその奥の下着が見えた。

 

黒いタイツの濃淡に包まれるピンク色の下着。タイツのせいではっきりとは見えないけどこれはこれで唆るものがある。そして下着の向こうにはロジェのおまんこがある。そんな妄想が頭の中で繰り広げられてゆく。

 

 

「あのあの、マスターさん?」

 

「えっ?、、どうしたの?」

 

「まずはこのパーツを取り付けるみたいです」

 

 

そう言いながらロジェは床に置かれてあるパーツを手に取り僕に渡してくれた。

 

 

「ありがとね」

 

 

体勢が変わり下着は見れなくなったけど気分を切り替えて本棚を作る事に。

 

 

「や、やっとできた、、」

 

 

結局二つの本棚を作るのに半日程の時間がかかったけれどたまにはこういう工作をするのも楽しいものだ。

 

 

「お疲れ様ですマスターさん。はわわ、、素敵な本棚ですね♪」

 

 

2つで四万ゼニーもしない安めの本棚だけど自分で作ったと思うと誇らしく本棚も少し高級な物に見えてくる。

 

そんなわけで早速本棚に同人誌をしまう事に。

 

 

「ロジェちゃん、、そんなに持ってたんだ」

 

 

本棚二つで三百冊近く本を置けるのだけどスペースのほとんどはロジェが部屋から持ってきた同人誌で埋まってしまっていた。

 

 

「えへへ。でもでも、まだ私の部屋には本があるのですよ」

 

「へぇーすごいね」

 

 

ロジェが置いた本はほとんどが男×女なのだけど学園物だったり職場系だったりとジャンルの幅が広い。更にはBLだったりGL物があったりと賑やかである。

 

 

「ここには私お勧めの本を置きました。ニッチなジャンルの本は流石にここには置けないので、ので」

 

「さいですか、、」

 

 

ニッチなジャンルとはなんなのだろう?聞きたいのだけど返答が怖く聞けないまま。

 

 

「今日の夕飯は宅配でも頼もっか。作るのめんどいでしょ?」

 

「うーん、、そうですね。ならお言葉に甘えさせてもらいますね」

 

 

そんなわけでピザの宅配を頼みピザが届くまで同人誌を読み漁る事に。ロジェのおすすめという事もありなかなかの読み応えがある。

 

 

「そういえばロジェちゃんはどうして同人誌描き始めたの?」

 

「それは、、その、私、絵を描く事が好きなのです。絵を描いていてこの絵に物語を付けたらすごく素敵だなって」

 

「なるほどね?」

 

「でもでも、出版社に応募できるほど立派な絵ではないので、ので。なので誰でも出版する事ができる同人誌を描こうと思ったのです」

 

 

世の中には沢山の漫画がある。しかし表舞台に出ている漫画の裏には数える事ができないほどの闇に消えた漫画があるのだろう。

 

きっとそんな漫画にも作者の思いや熱量は絶対にある。

 

 

「こないだのコミケが私の初めてのコミケだったのです。何年も応募しては落選してようやく掴んだ夢の舞台。結果は惨敗でしたけど、、」

 

「余った同人誌はどうするの?」

 

「それは、今ネットで販売してます。せっかく描いた本なので一人でも多くの人に読んでもらいたいので、ので!」

 

 

そう言ってスマホを開くと販売しているサイトを見せてくれた。

 

 

「へぇー他にもいっぱいあるんだね」

 

「ですです。コミケで売れ残ってしまった本はだいたいこのサイトに流れてくるのですよ。コミケに来れなかった人もこのサイトを閲覧しますので、ので」

 

「救済処置みたいな感じね」

 

 

ロジェのスマホを見ていると通知が来てロジェの描いた同人誌が一冊購入されていた。

 

 

「はわわ〜っ!ちょっと発送してきますね」

 

 

そう言ってロジェは嬉しそうに同人誌をラッピングして小さなメモにお礼の文を書き発送するためにコンビニへと出掛けて行った。

 

通知と共に発送に行くあたりロジェの本気度が伝わってくる。

 

 

「さてと」

 

 

ロジェはおらずまだピザは届いていない。少しの時間を持て余した僕はロジェの同人誌の続きを読もうとした。しかしロジェはすぐに帰ってくるだろうしモデルがロジェと知っているので顔を合わせるのは気恥ずかしい。

 

だが、手を伸ばし同人誌のしおりが挟まれているページから読む事に。

 

 

『昨日あんなに出したのにほんとうに元気です♡朝立ちのおちんちん舐めてあげますからね♡』

 

 

しおりが挟まれている次のページはおはようのフェラのようでまだ寝ているマスターのズボンを脱がせフェラで起こすという男の夢の様なシーンが。

 

 

『ロジェちゃん、、?』

 

『おはようございますマスターさん♡マスターさんはゆっくりしていて下さいね♡』

 

 

布団の間からフェラチオをしている顔が覗くシーン。ちくしょう、そこ変われよ。

 

 

『おちんちんがぴくぴくしてますよ♡このままお口にどうぞ射精てくだしゃい♡』

 

 

バキュームの効果音と共に顔を動かす速度が速くなり次のコマではゴクンと喉を鳴らすシーンが。

 

 

『れぇ、、全部飲んでしまいました♡喉に絡む濃厚ザーメンごちそうさまです♡』

 

 

とりあえず共感性羞恥で悶える事になった。

 

 

『マスターさん、、私も気持ち良くなっても良いでしょうか、、?』

 

『おいで』

 

 

それでも読んでゆくと次は背面座位?で挿入しているシーンが。スエット越しにおっぱいを揉まれスエットに乳首が浮かび上がっている。

 

 

『ブラ付けてないんだね』

 

『起きたばっかりなのでっ♡やんっ♡乳首いじり気持ちいいです♡』

 

『フェラしただけでおまんこ濡らしたんだ』

 

『だってぇ、、舐めてたら欲しくなっちゃうんです、、♡』

 

 

いちゃいちゃしやがってちくしょう、そこ変われよと感情移入していると玄関が開く音が聞こえ慌ててしおりを挟み同人誌をテーブルの上に置いた。

 

 

「ただいまです♪」

 

「おかえりロジェちゃん」

 

 

それから少しおしゃべりをしているとピザの宅配が届きテーブルを片付けピザを囲み食べていた。

 

 

「そういえばロジェちゃんの同人誌の男ってその辺に居そうな人だよね?」

 

「そう、ですね。あの作品はイチャラブなので普通の男性がモデルなのです。レイプやNTR系の作品ならムキムキマッチョな男性か中年のおじさんを竿役にするので、ので」

 

「なるほど?」

 

「その方が女の子が映えますからね。ゴミ溜まりに咲く一輪の花のように」

 

 

言いたい事は分かるのだが竿役の男をゴミと称えるのはどうかと思う。

 

 

「イチャラブとレイプ物だと中出しの意味すら変わってしまいますからね。イチャラブだと愛の結晶、つまり妊娠して幸せへの第一歩ですがレイプ物だと征服や屈辱の意味合いもありますし抵抗の末に最後の砦である膣内に射精され絶望に打ちひしがれる、素敵ですぅ、、その後女の子が泣きながら指やシャワーで掻き出すシーンがあると満足感があって私は好きなのです、です」

 

「お、おぅ、、」

 

「そしてNTRなのですが愛する人が居るのに別の人と。ですが恋人とはゴム付きエッチなのに間男とは生ハメなのが私の理想です、です。それと女の子の葛藤も濃く描かれていると更に良しですね。女の子が罪悪感を抱きながらも間男のおちんちんにひいひい言わされ快感堕ちして中出しをおねだりしてしまい、事後のシーンでお腹を撫でるコマがあるとグッとくるのです、です!」

 

 

そんな事を聞かされながら食べるピザは美味しいはずなのに味を感じなかった。

 

 

「あのあの、これはニッチなジャンルの話になってしまうのですが、丸呑みというジャンルをマスターさんはご存知でしょうか?」

 

「丸呑み、、、?」

 

「ではでは、説明をさせていただきますね!丸呑みとはヒロインが巨大な生き物、例えばカエルや蛇、もしくはモンスターに丸呑みされるジャンルなのですが。食べられるという事は死を意味します。なので丸呑みにされながらも必死にもがく姿はとても尊くて、、。そこで大切なのはヒロインが丸呑みにされた様子がどこまで細かく描かれているかなのです!丸呑みされ抵抗しているで終わるのでなく息絶えて消化されていく様を細かく描いて欲しいですね。やっぱり消化されるという事はその物の一部になるという事なので、ので!これはまたニッチな話になってしまうのですが箱姦や四肢切断など二次元でしか楽しむ事のできないジャンルも良いですね。私は箱姦に興味がなかったのですがとあるゲームをしてから興味を持ってしまい、、感度3000倍の媚薬をマスターさんは知っていますか?」

 

「し、知らないかな、、」

 

「とあるゲームにある薬なのですが。この話はここまでにして、次は四肢切断ですね。その名の通り四肢を切断され自殺する事もできずただ性欲の解消するためだけに生かされているのがすごく素敵で、このジャンルの場合同人誌ではなくイラストで描かれる事が多いのです、です。でも私は四肢を切断するシーンが欲しいですね。例えば、、幼馴染の事が好き過ぎて嫉妬の末、誘拐し地下室に閉じ込め永遠の愛を誓う様に四肢を切断する、、。えへへ、ちょっと王道すぎますよね」

 

「・・・ほらほら、ピザ冷めちゃうから先に食べよ?」

 

「あのあの、私とした事が、、。そうですね、少し夢中になってしまいました。先に食べますね」

 

 

そう言ってロジェは美味しそうにピザを食べ始めた。そういう僕はロジェの話でお腹いっぱいになり一切れで満足したのだけども。

 

 

「「ご馳走様でした」」

 

 

それからロジェはピザを食べ終わり残ったピザは明日の朝ごはんにしようという事となった。

 

それで、お互いがお風呂を済ませ再びテーブル越しにおしゃべりをしていた。

 

 

「あのあの、マスターさんは同人誌で好きな呼び方ってありますか?」

 

「呼び方?」

 

「はいです。例えば精液とザーメンだったり、人によってはミルク、おちんぽミルクと書く人もいますね」

 

「あーね?僕は精液の方が好きかな?ロジェちゃんはザーメンって書いてたよね?」

 

「そうですね。呼び方は好みなので決まりはないのですがやはりどう呼ぶのかにもよってエロさが変わりますからね。「精液ちょうだい」より「ザーメンちょうだい」の方が語呂がいいので、ので」

 

「ふんふん」

 

「一番悩むのはおちんちんの呼び方ですね。ちんこ、ちんぽ、おちんぽだったりペニス、肉棒、男根、、呼び名が多いので困ってしまいます。でもでも、オーソドックスなのはおちんちんやちんぽなのです」

 

「そういうのってシチュエーションで変わるイメージかな?幼馴染相手だとちんこな気がするし、ショタ系だとおちんちんなイメージ」

 

「マスターさんの言う事は合っていますね。後は作者さんの好みです、です。それと、マスターさんは好きなフェラチオのシーンはありますか?」

 

「んーー?男が寝転んでて舐めてくれるのかな?顔が良く見れそうだし」

 

「それは王道ですね。私はフェラチオはご奉仕だと思っているので男の人が仁王立ちして足元に跪いてするフェラチオが好きです、です!跪くという事はその人への服従心も表現できるので!特に腰に手を回しながらフェラチオしているときゅんってしてしまいます、、その時男の人が髪をよけて顔がしっかり見える様にしたり、、。マスターさんのいうフェラチオのスタイルももちろん好きですよ?そのスタイルだと髪がどうしても垂れてしまうので耳にかけるシーンは絶対に欲しいです、です!やっぱり同じフェラチオでも体制が変わるだけで意味合いが変わってくるので描く作品の内容によって描き分けたいですねっ」

 

 

なんてロジェの同人誌への情熱を聞いていた。

 

 

「そういえばロジェちゃんは同人誌描いててムラムラしたりするの?」

 

「そう、、ですね。ちょっと恥ずかしいのですが好きなシチュを描いたりセリフを考えているとムラムラしてしまうのです、です。そんな時はムラムラの勢いで描いてしまって、その後に一人でしてしまったり、、」

 

「・・・・」

 

『はわわ〜〜っ!!聞かなかった事にして欲しいのですっ!ですぅ〜〜〜っ!!』

 

 

真っ赤に染まっている顔を両手で隠す姿を見て、僕も顔を真っ赤にしていた。同人誌の事を話す事が楽しいのだろう、赤裸々な裏事情も話してくれて。

 

 

「きょ、今日はもう寝るのです、ですっ!」

 

 

そう言って勢い良く立ち上がると逃げるように自室へと駆け込んで行った。その姿を見送り僕も部屋へと行く事に。

 

 

「あのあの、私の同人誌の原本をマスターさんにあげますね」

 

「ん、ありがとね」

 

「では、おやすみなさいっ!」

 

 

部屋に行く前にロジェに本をもらいその本を見ながら自室へと。表紙は同人誌と同じなのだけど。

 

そんな事を思いながらベッドに座り貰った方と持っていた方を見比べてしおりが挟んであるページを開いた。

 

 

「まじか、」

 

 

原本を開き思わず声が出た。多分だけど公の場で販売するには修正が必要なのだと思うけど原本には修正が施されていない。俗にいう原画という物なのだろうか?しかし修正があるのとないのとでは雲泥の差がある。

 

 

『マスターさんのおちんちんっ、、気持ち良いっです、、♡』

 

 

先ほどの背面座位のシーンには断面も描かれており膣内にある肉棒が子宮を突き上げる様が描かれている。

 

 

『やぁっ、、奥こりこりだめぇ♡♡』

 

 

断面図と共にとろけるような表情をするロジェの姿に興奮は高まりまだ触り出して間もないというのに射精感が押し寄せた。

 

 

「っ、、、」

 

 

もう少し読みたかったのだけど欲望に逆らう事なくティッシュを何枚か取りそこに向かい吐精を。

 

眠たくなる満足感と共に大きく息を吐いた。

 

 

「ふぅ、、」

 

 

そういえばこの同人誌のヒロインのモデルはロジェだ。なら男のモデルは誰なのだろう?僕だったら良いな、なんて事を思っているうちに眠りへと落ちていった。

 

 

次の日の朝に目を覚ますと同時にムラムラとしていた。朝立ちもしているのでシコって寝ようと思い同人誌へと手を伸ばした。

 

 

『マスターさんっ、、そこばっかりダメです、、♡』

 

 

しおりを挟んだまま適当に開いたページはロジェがクンニをされているシーン。大きくM字に開かれた股に男の顔がありクリトリスを舐められているシーンが別のコマに描かれている。

 

 

『ロジェちゃんのおまんこ美味しいよ』

 

『恥ずかしっ、。♡』

 

 

愛液が溢れるおまんこの中へ舌が入り込み溢れる愛液を舐め取りほぐす様に動く。

 

 

『気持ち良いですぅ、♡そこダメっ、、♡すぐイッちゃいま、、♡♡んんんっ♡♡』

 

 

絶頂を迎え男の口が離れると身を震わせるロジェの姿が。

 

 

『本当にロジェちゃんはクンニ好きだよね』

 

『はいっ、、♡おまんこ舐められるとすぐにイッちゃうんです、、♡』

 

 

恥ずかしそうに嬉しそうに話す姿を見て次のページをめくろうとした時、ドアがノックされる音が聞こえた。

 

 

「あのあの、朝ごはんができたので、ので」

 

「今行くよー」

 

 

ロジェの言葉に返事をしてリビングに行く事に。その前にドアの前に行きドアを開け外の冷気を浴びちんこを萎えさせる事に。

 

 

「おはよロジェちゃん」

 

「おはようございますマスターさん。あのあの、原本は見てもらえましたか?」

 

「はい、それはもうしっかりと」

 

「えへへ♪世界に一つしかない原本なのです、です♪気に入ってもらえて嬉しいです♡」

 

 

そんな可愛らしい笑顔で僕を見てくれて笑顔を返した。そんな時、スマホが着信を伝え画面を見るとラグナ教会からの電話だった。

 

 

「あのあの、誰からですか?」

 

「教会からだよ。出てみるね」

 

 

電話に応答すると教会の職員からの電話だった。話を聞くと異族討伐に行って欲しいとの事。

 

 

「どうするロジェちゃん」

 

「行きましょう!世界の平和を守るのが私たちの使命なので、ので!」

 

 

気合い十分なロジェの返事を聞き討伐に行くと返事を返すとすぐに教会へ来て欲しいとの事。

 

そそくさと準備を済ませて教会へと行く事に。

 

 

「了解です。行ってきますね」

 

 

話を聞くとサフランとクレナイの間に異族が現れた様で街から近いので緊急の討伐となりその分報酬も弾む。

 

ロジェ用の回復薬を何個かもらい異族出現ポイントまで小走りに向かってゆく。

 

 

「最近討伐行ってなかったけど大丈夫?」

 

「はいです!これでも私は神令キラーズの一人なので、ので!どれだけ異族がいても大丈夫ですよ!」

 

 

ドスケベ同人誌の作者とは思えない勇ましい返事に頷き現場へと急いでゆく。

 

それから三時間ほど走りようやく異族出現ポイントの近くへと来ていた。スマホで時間を見ると15時と少しをさす。早めに討伐をしないと日没しこちらが不利になる。

 

 

「マスターさん!あそこです!」

 

 

ロジェが叫び指を指す方には依頼書通りの数の異族の群れが。

 

 

「ロジェちゃん!」

 

「はいです!我が魂に神令されしスクルドよ!今こそこの力を解放しますっ!」

 

 

そう告げると共にロジェは魔導書を持ち足元には紅い魔法陣が浮かび上がり灼熱の嵐を吹き荒らし目を輝かせる。

 

 

「いこうか」

 

「はいっ!」

 

 

戦闘体勢のロジェと共に異族の群れへと切り込んでゆく。

 

 

 

 

………………………………………………………………

 

 

 

まぁ、結果から言えば100匹は居たであろう異族の群れはロジェの魔法により消し飛び壊滅した。その後、生き残った異族が居ないかを確認して任務完了となった。

 

 

「ふぅ、ありがとロジェちゃん」

 

「そんな、マスターさんの指示があったからこその勝利なのです、です!」

 

「よく言うよ。回復薬飲んどこっか」

 

 

ロジェに貰った緑色の瓶を渡すと一気に飲み干していた。

 

 

「ふぅ〜〜っ生き返ります〜♪」

 

「いつも美味しそうに飲んでるけどそれって美味しいの?」

 

「美味しいですよ?味も三種類ありますし。マスターさんも飲んでみますか?」

 

「いやぁ、、やめとくよ」

 

 

どうでも良い話なのだがこの回復薬はユグドラシルのマナを抽出して水と何かで割った物らしい。キル姫に合わせて作られているのでマナの量が少ない人間か飲むと大変な事になるらしい。

 

 

「ふぅ、帰りましょうか」

 

「そうだね」

 

 

散った異族達に手を合わせて僕たちは家へと帰ってゆくのだけど途中で日が暮れてしまいサフラン郊外で見つけたラブホテルで一泊する事に。

 

 

「初めてこういうホテルにはいったのですが素敵です、、おっきなベッドにお洒落な内装、、写真を撮っておきます」

 

「いつもは旅館とかビジネスホテルだもんね」

 

「そうだ、お風呂沸かしましょう」

 

「そだね」

 

 

一緒にお風呂場へと行くとこれまたお風呂場がデカい。奏官の寮のお風呂場は一般的な家庭のお風呂と同じ大きさなのだがそれの3倍はありそうなお風呂。

 

 

「これは写真に撮っておかないといけませんね。大きな鏡に広い洗い場、、、」

 

 

何枚も写真を撮るロジェ。きっと同人誌のネタにするのだろう。とりあえず満タンにお湯を張りその間に部屋へと戻ってきていた。

 

 

「ベッドもふかふかで素敵、、♪このまま寝れちゃいそうです〜」

 

 

ベッドに寝転がり笑顔のロジェを見ながら部屋を漁るとご飯のメニューを見つけてロジェに報告。

 

 

「ご飯頼めるみたいだよ?」

 

「本当ですか?私も見たいです、です!」

 

 

ベッドの上に座りメニューを膝の上で広げるとロジェは覗き込んでいた。

 

 

「どれも美味しそうです♪マスターさんは決まりましたか?」

 

「どうしようかなー?」

 

 

メニュー表にはファミレスと同じようなメニューが書かれており悩んだ結果二人ともハンバーグ定食にする事に。

 

 

「あのあの、ベッドの物置に何か箱がありますね」

 

「本当だ、こんなところに箱?」

 

 

ロジェが見つけた箱は小さな宝箱のような箱。

 

 

「ウェルカムトレジャーでしょうか?」

 

「何その単語?とりあえず開けてみよっか」

 

 

開けてみると包装された薄い何かが二つ入っていて、それが何かを理解した瞬間、二人して顔を真っ赤にしていた。

 

 

「あのあのあのあのっ!これって、、」

 

「コンドームだよね、、?」

 

「確かにラブホテルってエッチをする場所ですけど、、はわわ〜〜っ!」

 

「どうしたロジェちゃん」

 

「そんな場所にマスターさんと2人っきりです、です、。」

 

「た、確かに、、」

 

 

そう言われてみればここはラブホテルである。そう言われなくてもラブホテルなのだけども。

 

二人でここがラブホテルだと言う事を再認識し、ロジェはどうか分からないけど僕はロジェの事を意識してしまう。

 

 

「「・・・・」」

 

 

言葉にならない沈黙がただ過ぎてゆく部屋に突如インターホンの音が響き二人して飛び上がった。

 

 

「あのあの!何か鳴りました!もしかしてエッチな事を考えてはいけなかったのでしょうか!?」

 

「ロジェちゃん!?なに考えてたんだよ!?!?」

 

「はわわ〜〜っ!!」 

 

 

※ご飯が到着した音でした。

 

 

「はい」

 

「はい」

 

 

一時は取り乱した僕たちだけどなんだかんだ落ち着きを取り戻しメニュー表が置いてあったテーブルにご飯を並べて食べていた。

 

 

「こういうホテルのご飯って私の偏見ですけど美味しくないってイメージがあったのですがいざ食べてみると美味しいですね♪」

 

「そうだね。冷凍食品を解凍するだけって勝手に思ってたけど美味しいね」

 

 

流石に手作りって事はないと思うけどファミレスで出てきても喜ばれる美味しさのハンバーグ定食をぺろりと平らげお風呂に入る前に少しのんびりと。

 

 

「お部屋も広いしベッドも大きいしご飯も美味しいし、また来たいね」

 

「そうですね、それとやっぱりエッチする場所なのでこの場所で何組のカップルがエッチをしたのかを思うだけでインスピレーションが凄く湧いてくるので、ので♪」

 

 

ロジェの思考回路はどうなっているのだろう?でも、それだけ同人誌に情熱を注いでいるということなのだけど。

 

 

「そう言えばロジェちゃんの同人誌のヒロインはロジェちゃんがモデルだったよね?」

 

「はい、そうですよ?」

 

「じゃあ男の人のモデルはいるの?」

 

 

ふと、ずっと思っていた疑問を聞いてみる事に。しかし返答はすぐに返ってこず不思議に思いロジェの顔を見ると真っ赤に染まった顔を両手で隠す姿が。

 

 

「あのあの、、どうしても言わないといけませんか、、?」

 

「ああ、いや、気になっただけだからさ、言い難いのなら言わなくても良いよ?」

 

 

ロジェはしばらく悩むような声をだしながら考え、顔を隠す手の指の間から僕をちらちらと見た後、突然姿勢を正しベッドの上で正座をした。

 

 

「あのあのっ!」

 

「はいっ!」

 

 

ただ事ではないと思い僕もベッドの上に正座をしてロジェの言葉の続きを待った。

 

 

「あのあの、私の同人誌のお相手のモデルは、、その、、マスターさんなのです、です、、」

 

「えっ、、僕、、?」

 

「はいです。私にスクルドが神令されているのは知っていますよね?」

 

「そりゃ知ってるけども」

 

「そのせいで私のキラーズと共鳴できる奏官さんは居ないって言われていたんです。神令は複雑なキラーズを更に複雑にしてしまう。共鳴できる奏官が現れる可能性はゼロに近い、って。でも、マスターさんは私と共鳴してくれました。それも私の事を妹のように可愛がってくれて、、。本来なら私たち神令キラーズは虐げられる存在、でもでも!マスターさんはそんな私に凄く優しくしてくれて、、」

 

「それは、、共鳴できる可能性の事は分からないけど。ロジェちゃんにどんな過去があってもロジェちゃんはロジェちゃんだし、僕にとって凄く大切な存在だよ」

 

「えへへ、ありがとうございます♪それでマスターさんの事を考えていたら同人誌の事を思い出して、、。はわわ〜っやっぱり口に出すと凄く恥ずかしいですね、、」

 

 

顔を真っ赤にしながら伝えてくれたけどその顔は笑顔を浮かべていた。

 

 

「可愛いなぁ、、じゃあロジェちゃんは僕とする妄想を同人誌に描いたんだ?」

 

「それは、、そうなのですが、、恥ずかしいので、ので、、」

 

 

「「・・・・・」」

 

 

今僕たちが居る場所はラブホテルでその一室に僕とロジェは二人っきり。心地の良い沈黙の後に僕はロジェの元へ身体を伸ばすとロジェは何をされるのかを分かっている様に目を閉じた。

 

静かな部屋にベッドのスプリングが軋む音だけが聞こえ、やがて僕の唇はロジェの唇に触れた。

 

 

「「・・・」」

 

 

唇を離した後、僕たちに言葉は無かった。それはお互いが恥ずかし過ぎて言葉が出てこなかったからなのだけど。

 

 

「ロジェちゃん、エッチしよっか。ロジェちゃんの妄想みたいに上手くできるか初めてだから自信はないけど、、」

 

「あのあの、私も初めてなので上手くできないと思うので、ので、、」

 

「エッチした事ないのにあんなにエッチな同人誌描いてたの?」

 

「それは、、、たくさんの同人誌を読んでその、勉強したので、、ので、、」

 

 

顔を赤くして照れる姿が可愛くてもう一度キスをした。

 

 

「とりあえずお風呂入ろっか。いっぱい動いたから汗かいてると思うし」

 

「そ、そうですね、、ではさっそく、、」

 

「「・・・」」

 

「一緒にはいろっか」

 

「・・・はいっ」

 

 

ロジェより先にベッドを降り手を伸ばすとしっかりと手を握りながらロジェもベッドを降りそのままお風呂場へとエスコート。

 

 

までは良かったのだけどお互いが裸になる事が恥ずかしく服を脱げないまま時間だけが過ぎてゆく。

 

 

「あのあのっ!で、電気を暗くすれば大丈夫なので、ので、、」

 

「そ、そうだね、、、えっと照明は、、」

 

 

焦る目は壁にあるスイッチを見つけ出し操作すると部屋の電気は煌々と僕たちを照らした。

 

 

「はわわ〜〜っ!」

 

「ちょ、ちょっと待っててねっ!」

 

 

ダイヤル式のスイッチを回すとようやく照明が落ち脱衣場は薄暗くなった。

 

 

「じゃあ、、脱ごっか、、」

 

「そ、そうですね、、」

 

 

お互いが背を向け合い服を脱いでゆく。それだけなのに胸の鼓動がうるさい程に聞こえる。

 

それでも上着を脱ぎシャツを脱ぎ、ズボンとパンツを脱ぎ靴下を脱いだ。

 

 

「脱いだけど、、ロジェちゃんはどう?」

 

「私も脱げました、、」

 

 

ゆっくりと振り返るとそこには俯き胸と股を手で隠す姿があった。

 

 

「お風呂行こっか」

 

「・・はいっ」

 

 

ロジェの手を引きドアを開け浴室の中へと入るとほのかな明かりに湯気が舞う。その中を歩きシャワーで身体を流し湯船の中へと。

 

 

「ふぅ、、こうして二人でお風呂に入るのは初めてですけどなんだか素敵ですね、、♪」

 

「そうだね。なんか不思議な感じがするよ」

 

 

しばらく湯船に浸かっていると僕もロジェも恥ずかしさが和らぎ余裕ができお喋りができる様になった。そして互いの姿を見る事ができるようになり普段は少し跳ねているロジェの髪は水気を含みストレートになっていて普段とは違う髪型。

 

 

「あのあの、、何を見ているのですか、、?」

 

「ロジェちゃんの髪だよ。ストレートも可愛いなって」

 

「はわわ〜っ、、恥ずかしいので、ので、、、。さ、先に身体洗いますっ!」

 

 

そう言ってロジェは勢いよく立ち上がった。僕の目の前で。

 

 

「あっ、、」

 

「はわわ〜〜っ!!!」

 

 

叫びながらロジェは湯船へと飛び込む様に座り顔だけをお湯から出していた。その姿に笑ってしまうのだけど。

 

 

「でもロジェちゃん」

 

「なんでしょうか?」

 

「この後エッチするんだからもっと恥ずかしい事になると思う。ここは開き直ろう」

 

「そ、、そうですねっ!マスターさん!私頑張ります!」

 

「一緒に出て洗おっか」

 

「はいですっ!」

 

 

僕が湯船から出ると続いてロジェも湯船から出て隣同士に座り身体を洗う事に。

 

 

「えっと、どっちがシャンプーなんだ?」

 

「こっちだと思いますけど、、暗いので電気付けましょうか?」

 

「付けたら大変な事になるよ?」

 

「そ、そうですねっ!確かノズルにギザギザが付いている方がシャンプーですっです!」

 

 

ロジェの情報を信じギザギザが付いているノズルを押し出てきたので髪を洗うと多分シャンプーの様な気がする。そんな僕の横でロジェも髪を洗っていた。

 

 

「・・・・」

 

 

目を瞑り髪を洗う姿は泡が付く横顔や小柄だけど女の子らしく丸みのある身体。豊かなおっぱいにむっちりとした太もも、その後ろには小ぶりなお尻が。

 

 

「あのあの、シャワーをとってもらってもよろしいでしょうか?」

 

 

目を瞑ったまま言われシャワーを取りお湯に変わってからロジェへと渡すと頭からシャワーを浴び泡が流されてゆく。

 

 

「あのあの、身体を洗うのを見られるのは恥ずかしいので、、背を向けても良いですか、、?」

 

「そうだね。後ろ向いてるよ」

 

 

小さなタオルにボディーソープを付け泡立ててからロジェの後ろで身体を洗う事に。この後の事を考えいつもより念入りに身体を洗ってゆく。

 

 

「湯船のお湯で流すからロジェちゃんシャワー使いなよ」

 

「ありがとうございますっ」

 

 

おけで湯を汲み身体に付いた泡を流しているとシャワーを使う音が聞こえた。

 

 

「ふぅ、出ましょうか」

 

「そうだね」

 

 

水を滴らせながら脱衣場へと行きタオルを2枚取りだすと一枚をロジェへと渡し背を向け合いながら身体を拭いてゆく。

 

 

「ロジェちゃんドライヤー使う?」

 

「私は魔法で乾かすので大丈夫なので、ので」

 

 

そう言うとロジェの足元に魔法陣が浮かび上がり程よい温度の熱風がそよいだ。

 

 

「便利なんだね」

 

「温度調節ができるので。たまに料理にも使ってるんですよ」

 

 

なんとも言えない気持ちになりながらもガウンの様な服を見つけ一枚をロジェへと渡し着替える事に。

 

 

「あのあの、下着が、、」

 

「そう言えばそうだね、。」

 

 

泊まるつもりは無かったので当然宿泊の準備も持ってきていない。ガウンを羽織り顔を見合わせ、下着は諦めるという結論が出た。

 

 

「えへへ♪この服を着るとラブホテルに来たって気になりすね♪」

 

「確かにこんな服着てる同人誌を見た事あるよ」

 

「制服や浴衣の様にその場所を示す衣類も素敵です、、」

 

 

ちょっと自分の世界へと入りかけているロジェを尻目に喉が渇いたので備え付けてある冷蔵庫へと行き中を見ると2本の水が入ったペットボトルと一本の栄養ドリンクが。

 

 

「ロジェちゃん投げるよ」

 

「はわわ〜っ」

 

 

ロジェにペットボトルを投げ飲んでいる間に栄養ドリンクを飲む事に。まぁ、飲まなくても大丈夫なのだけど。

 

その後、僕もペットボトルを持ちロジェの隣へと座ると少し不安そうな顔で僕を見上げた。

 

 

「ロジェちゃんも緊張してる?」

 

「そう、ですね。あのあの、したくないって訳ではないので、ので!」

 

「今断られたら僕泣いちゃうよ。流石に」

 

「えへへ、本当は少し怖いのですがマスターさんとなら私は大丈夫です。あのあの、不束者ですがよろしくお願いします!」

 

「えっと、、こちらこそ不束者ですがよろしくお願いします」

 

 

なんて堅苦しく頭を下げ合い顔を上げ、見合わせると笑い合っていた。

 

 

「じゃあ、、おいでロジェちゃん」

 

「はいです。隣、失礼しますね」

 

 

布団の中に潜り込むと僕の隣にロジェが寝転び布団から顔だけを出していた。

 

 

「えっと、照明はこれかな?」

 

 

枕元にあるダイヤルへと手を伸ばし回すとハワイアンな音楽が流れ始め焦っているとロジェの笑い声が。

 

 

「あのあの、マスターさんは優しいのですね。緊張している私を気遣ってくれて、、」

 

「ごめん、素で間違えたの」

 

 

きょとんとするロジェの顔を見た後音楽を消しようやく照明のダイヤルを見つけ操作し部屋を薄暗くする事ができた。

 

最初は何も見えなかったけど目が慣れてくるとロジェの顔がしっかりと見る事ができる。

 

 

「ロジェちゃん」

 

「はいっ」

 

 

寝転がり腕を伸ばすと腕に頭を乗せ僕を見上げてくれた。そして、ゆっくりと目を瞑り少し唇を突き出して、その唇に唇を重ねた。

 

 

「ん、、」

 

 

唇を重ねたままロジェを抱きしめると口元から声が聞こえた。

 

 

「えへへ、、♪キスって素敵です、、唇が触れ合うだけですごく気分が、、」

 

「気分が?」

 

「変になってしまいます、、」

 

「じゃあやめとく?」

 

「それはいじわるです、、」

 

 

少し拗ねたロジェが可愛くてまたキスをした。

 

 

「えへへ、、次は私から、、」

 

 

口を離すとロジェからもキスをしてくれて。

 

 

「じゃあ、、ディープキスだっけ?してみよっか」

 

「はいっ、、」

 

 

キスをして唇を開くとロジェも唇を開きその隙間へ舌を伸ばし舌はロジェの口の中へ。

 

 

「ん、、あぁ、、、っ」

 

 

口元から漏れるロジェの吐息を聞きながらロジェの舌に舌を絡ませてゆく。

 

他人の舌に触れるのは不思議な感覚だけど嫌な気は全くせず夢中になり舌を絡ませる。

 

 

「ますたぁさん、、」

 

 

そして、名前を呼びながら抱き付くロジェに愛しさが込み上げる。

 

 

長いキスの後、ようやく口を離しロジェの顔を見るとどんな同人誌で見た女の子よりも色っぽく淫らに感じた。

 

 

「えへへ、、凄く胸がドキドキします、、。もうこのまま胸がどうにかなってしまいそう、、」

 

「僕もだよ。ロジェちゃん可愛すぎ」

 

「そんな、、」

 

 

照れるロジェの顔を見た後にガウンの隙間から手を伸ばしおっぱいへと触れた。それは熱くとても柔らかい。

 

 

「変な感じがします、、」

 

 

悩ましい顔をしながらも身を預けおっぱいを揉まれている。でも、ガウンが邪魔になり前を閉める紐を解こうとする。

 

 

「やぁ、、」

 

 

前を止める紐を、中を止める紐を解きガウンを左右に開くと艶かしい裸体が眼前に広がる。

 

絹の様に白い肌は熱を持ち赤く染まり大きめのおっぱいは形を崩す事なくたゆんと揺れ、可愛らしい乳首が二つ。そして左のおっぱいにある黒子がとてもいやらしく見える。

 

 

「綺麗だよ、、」

 

「恥ずかし、、です、、マスターさんも、、、」

 

 

羞恥で目を潤ませながら僕が着ているガウンの紐を解こうとする。やがてガウンの左右が開かれひらりとはだけた。

 

 

「もう脱いじゃおっか」

 

「そ、そうですね、、っ!」

 

 

ガウンを脱ぎその辺に置くとロジェもガウンを脱ぎどうしようか悩みながら雑に3つに折りたたむと枕元に置いていた。

 

 

「はわわ、、ベッドの上で裸になるなんて、、」

 

「そういう場所だからね」

 

「そう、ですよね、、。マスターさん、、」

 

「どうしたの?」

 

「その、えっと、、ずっとそれが気になってたんです、です、、」

 

 

ロジェの俯きながらの視線は僕の股間へと注がれていて、視線の先にはずっと硬くなっている肉棒があった。

 

 

「こうやって見られると恥ずかしいな、、ロジェちゃんのも見せてよ」

 

「わ、私のですか、、?ダメです!絶対汚いので!のでっ、、!」

 

「そんな事ないよ。だからさ」

 

「〜〜〜〜っ!!」

 

 

しばらくの間ロジェは悶えやがて首をゆっくりと縦に振ってくれた。

 

 

「じゃあ、、脚開くね」

 

「はいです、、っ」

 

 

秘部を隠す様に閉じる両脚の膝を持ちゆっくりと開くとロジェは顔を逸らした。

 

そして、僕の目の前には模写ではないロジェのおまんこが。

 

 

恥丘に少し毛が生えておりその下は無毛で、膣口からは愛液が滲み出し僅かな照明に照らされてかてかと光るのが見える。

 

 

「凄くエッチだよ」

 

「だめです、、、言わないでくださいっ、、」

 

「ロジェちゃんはクンニ好きなんだよね?」

 

「・・された事はありませんけど好きです、、」

 

「じゃあ、、舐めてあげるね」

 

「はわわっ!!ダメで、、、す、、♡」

 

 

ロジェの抗議の声は膣口に吐息がかかると止まった。そればかりか閉じようとしていた脚の力は抜け顔が入る広さに広がっている。

 

 

「・・・」

 

 

初めてここの匂いを嗅いだのだけど凄く不思議な匂いがする。汗ともおしっことも違う不思議な匂い。それは嫌な気は全くせず嗅いでいたくなるような匂い。

 

 

「ますたぁさん、、」

 

 

顔を近づけられている事が恥ずかしい様で不安そうな声が聞こえた。一言返事をしてから膣口へと顔を近づけ舌を伸ばす。

 

 

「やぁっ、、♡」

 

 

膣口に舌を押し付けると柔らかい膣肉と愛液が舌に纏わりつく。それを感じながら上へと舐めてゆくとこりっとした物に触れ、クリトリスだと理解すると丹念にちろちろと舐めてゆく。

 

 

「ますたぁさんっ、、それ、きもちよすぎま、、すっ、、♡」

 

 

舌で押し潰す様に、叩く様に舐めるとロジェは身を捩らせながら今まで聞いた事が無い声をだす。

 

 

「やぁっ、、、イッちゃうっ、、イッちゃいます〜〜っ♡

 

 

叫ぶ様な声と共にびくんと身体が跳ね余韻に浸る様な荒い吐息が聞こえてきた。

 

 

「こっちも舐めてあげるからね」

 

「いやぁ、、♡」

 

 

クリトリスから舌を離し舌は下へと滑りクリトリスを舐められ更に愛液を垂らす膣口へと。ぴっちりと閉じる膣内へ顔を押し付け奥まで舌を伸ばし舐めてゆく。

 

 

「もうだめで、、♡またイッてしまいまっ、、、♡♡」

 

 

訪れる快感から逃げようと僕の頭を手で押すのだが力は入らずされるがままに膣内を舐められ。

 

 

「イッちゃぁ、、、♡♡」

 

 

抵抗虚しくロジェは二度目の絶頂を迎え、膣から顔を離し見ると上の空になりながら荒く呼吸を繰り返していた。

 

 

「はわわ、、凄く気持ちよかったです、、♡自分でするのとは全然ちがう、、」

 

「クンニ好きになった?」

 

 

そう聞くと照れながらこくりと頷いていた。

 

 

「ふぅ、、じゃあ私もマスターさんのを舐めさせてもらいますね、、。同人誌みたいに上手くできるかは分かりませんが、、」

 

「うん、お願いね」

 

 

口の周りに付いた愛液を舐め取りロジェと場所を変わる事に。ロジェが居た場所に寝転がると足元へロジェが行き、布団の中から顔を覗かせた。

 

 

「えへへ、、本物を初めて見るのですが、、お口に入るか不安、、でもでも、私、頑張りますからね♡」

 

「舐めてる顔見てて良い?」

 

「それは、、、恥ずかしいですけど、、いい、ですよ、、」

 

 

布団を手で待ち上げると照明の光が差し込み聳り立つ肉棒とロジェの顔がはっきりと見える。

 

ロジェは恥ずさしそうに笑った後、垂れる髪を耳にかけ右手を伸ばし肉棒へと触れた。

 

 

「すごく硬いです、、それに、、我慢汁が垂れててエッチな匂いも、、」

 

 

目を細めながら肉棒を見つめ意を決すと目を閉じ口を開き肉棒を咥え込んだ。

 

 

「んっ、、しゅごくほほきい♡」

 

 

見ているうちにロジェは肉棒の半分を口に咥えてくれた。肉棒が温かい口内に包まれ舌で触れられ腰が無意識に跳ねる。

 

 

「はぅ、、んっ、、♡」

 

 

それに気付くと嬉しそうな声を出しゆっくりと顔を動かしてくれて。

 

 

「んっ、、んんっ、、♡んんんっ、、♡」

 

 

口を動かすたびに聞こえる吐息が妙に興奮を駆り立て僕の肉棒をロジェが舐めてくれている、その姿と事実に頭がどうにかなってしまいそうだ。

 

 

「ましゅたぁしゃん、、♡」

 

 

ふと名を呼ばれ見るとそこには上目遣いで僕を見つめる顔。

 

 

「ロジェちゃ、、、それヤバいから、、」

 

 

可愛らしい姿に興奮はピークへと達し熱いものが込み上げてくる。

 

 

「きほちよくなってくらしゃい♡」

 

 

口に入りきっていない幹を手で扱き口を萎め鈴口を吸われ我慢が限界へと達した。

 

 

「ロジェ、、出ちゃ、、っ」

 

 

こくりと頷く姿を見た後にロジェの口の中で射精欲が爆発した。

 

 

「ん、、っ、、、んん、、、っ」

 

 

目の前が真っ白になる様な快感に惚けていると口内に精液を受け止め困った顔をするロジェの姿が見えた。

 

 

「ロジェちゃん、、出していいからねっ」

 

 

慌てて枕元のティッシュを取りロジェの口元に持ってゆくと首を横に振り、慌てる僕の目を見ながらごくんと喉を鳴らした。

 

 

「えへへ、、♡マスターさんの精液飲んでしまいました♡」

 

 

恥ずかしそうに照れた様に笑う笑顔。

 

 

「美味しいの、、?」

 

「美味しいのでしょうか、、?でもでも、なんだか凄く不思議な味がしましたよ?」

 

「大丈夫?お水飲む?」

 

「そうですね、、喉に絡んでます、、」

 

 

ティッシュをベッドに置きペットボトルを渡すと勢い良く飲んでいた。

 

 

「えへ、、♡私のお口で気持ちよくなってくれて嬉しいです♡」

 

 

あどけなく笑う笑顔に普段なら一回の射精で満足するのに未だ興奮は止まず肉棒は萎える事なく勃っていた。

 

 

「ロジェちゃん、、っ」

 

 

名前を呼ぶとロジェは恥ずかしそうに頷き僕の横へと寝転がった。

 

 

「きてくださいマスターさん、、」

 

 

ロジェに覆い被さると肉棒を掴み押し付け入り口を探し、ようやく探し当てロジェの顔を見るとロジェは小さく頷いた。

 

 

「挿入るよ、、」

 

 

膣口を鈴口が押し退けるとロジェの左手が僕の右手を掴んだ。

 

 

「くぅっ、、、」

 

 

鈴口が入りきった時、ロジェは苦しそうに呻めき僕を見上げた。

 

 

「大丈夫?痛いよね、、」

 

「い、いえ、、声を我慢してたらそのっ、、変な声が出てしまって、、」

 

「大丈夫?」

 

「はいっ、大丈夫なので、ので!このままきて下さいっ、」

 

 

不安になりながらも腰に力を入れゆっくりと肉棒はロジェの膣内を押し広げ進んでゆく。

 

やがて肉棒は根本まで収まりロジェの顔を見た。

 

 

「全部挿入ったよっ」

 

「はいっ、、マスターさんのが私の中にあるのを凄く感じます、、♡指じゃ届かないところまで、、きちゃってます、、♡」

 

 

潤む瞳で僕を見上げると肩を掴み抱き寄せロジェからキスをしてくれた。

 

 

「こうして繋がったままキスをすると、、ここが疼いてしまいますっ、、♡」

 

 

ロジェが伸ばした右手はおへその下を撫でる。

 

 

「ますたぁさん、、動いてくださいっ、、♡」

 

 

潤んだ瞳の上目遣いにロジェを心配する理性は薄れ腰を掴み鈴口まで引き抜き、一気に根本まで突き刺した。

 

 

「あぁっ♡奥にとどいて、、っ♡」

 

 

腰を打ち付けるとロジェは敏感に反応し喘ぐ声をあげる。

 

 

「もう我慢できないからね、、」

 

「はいっ♡お願いしますっ♡」

 

 

ロジェに煽られ欲望のままピストンを。不慣れながら腰を掴み鈴口を子宮に押し付けるように何度も突き上げてゆく。

 

 

「マスターさ、、っ奥だめぇ、、!イッちゃいま、、、」

 

 

叫ぶ声を聞き力の限り腰を打ち付けるとロジェは目を瞑りびくんと跳ねた。

 

 

「はぁぁ、、すごいのキちゃいました、、♡まだ気持ちよくてふわふわしちゃってます、、♡」

 

 

すこし虚になりながらも笑顔を見せてくれた。

 

 

「ロジェちゃん」

 

「どうしましたか?」

 

「僕まだイッてないんだけど、、」

 

 

満足そうなロジェに伝えると虚だった目を見開いていた。

 

 

「あのあのっ、、じゃあ、、次は私が上に、乗ってみますね、、♡」

 

 

そう聞いて肉棒を抜くとロジェは身を震わせ、ベッドへと寝転がるとロジェは僕の腰のそばで恥ずかしそうに笑う。

 

 

「すこし、重たいと思いますが、、失礼します、、」

 

 

ゆっくりと腰を跨ぐと腰骨の上に座り、膝で身体を浮かせると肉棒を掴み膣口へと誘導してゆく。

 

 

「あぁ、、なかなか、、挿入りません、、」

 

 

ぬるぬると鈴口を擦りながら膣口を探しようやく見つけるとはにかみながら腰を落としてゆく。

 

 

「んっ、、きもちいぃ、、♡」

 

 

腰を下ろすとぺたんと両手を付き吐息を漏らした。

 

 

「あのあの、、♡う、動きますからね、、♡」

 

 

息絶え絶えとなりながらも体制を直し腰に手を置きながら腰を動かしてゆく。

 

 

「これ、、っきもちいいっ、、♡やっ、、抜けちゃった、、」

 

 

腰を上げすぎ肉棒が抜けるたびに入れ直し、コツを掴んだのかリズム良く腰を上下に動かしていた。

 

 

「その姿エロすぎ、、」

 

 

ロジェが跳ねるたびにたわわなおっぱいは上下に揺れ、動く度に吐息を漏らし目を閉じながら快感に喘ぐ姿。

 

 

「ますたぁさん、、♡マスターさんの凄く気持ちがよくて腰が、、止まらないです、、♡」

 

 

結合部から響く水音も構わずにロジェは腰を動かしてゆく。

 

 

「やぁっ、、♡イッちゃうっ、、♡」

 

 

きゅっと膣内が締まり身体を硬直させるとそのまま僕の身体へと身を預け息を整えていた。

 

 

「ロジェちゃん上手だったよ」

 

「えへへ、、♡マスターさんに気持ちよくなって欲しくて頑張りました♡あのあの、どうでしたか、、?」

 

「すごく気持ちよかったよ、、っ。ロジェちゃん」

 

「はいっ」

 

「もう少しだから我慢しててね」

 

「やっ、♡激しっ、、♡」

 

 

ロジェを身体に乗せたまま腰を突き上げると悲鳴の様な声が。

 

 

「それダメっ、、!奥っ、つぶれちゃいまっ、、♡♡」

 

「後少しだから、、!」

 

 

ロジェのお尻を掴み欲望を吐き出す為に腰を突き上げる。

 

 

「イッくっ、、♡ますたっ、、!イッてますっ、、!イッてるからぁっ、、ダメぇ、、っ、、」

 

 

ロジェが叫ぶが構わずに欲望に身を任せ腰を突き上げた。

 

 

「出すよっ!」

 

 

お尻を押さえ付けロジェの膣深くに向かい欲望を吐き出した。

 

 

 

 

 

………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

僕の上でぼんやりとしているロジェの頭を撫でているとようやくロジェは意識を取り戻した様で僕に向かいにっこりと笑ってくれた。

 

 

「ごめんね、無理させちゃった」

 

「いえ、凄く気持ちよかったです、、マスターさんのが何度も奥にぶつかって、、。はわわ〜恥ずかしいです、、」

 

 

行為を思い出し恥ずかしそうに笑うロジェを撫でていた。

 

 

「なんか事後っていいね。この感じ好きかも」

 

「熱い行為の後のまったりした時間ですね。はわわ〜っ」

 

「どうしたの?」

 

「マスターさんのが垂れてきたので、のでっ」

 

「あっ」

 

 

そう言われてロジェに中出しした事を思い出していた。

 

 

「ごめんねロジェちゃん、、ちゃんと責任は取るからね」

 

「ふふっ、そうやって改めて言わなくても私はマスターさんは責任をとってくれるって信じています。あのあの、受精の音って聞こえるのでしょうか?」

 

「さぁ、、?どうなんだろ?」

 

 

よくわからない疑問を口にするロジェとしばらくいちゃいちゃした後シャワーを浴びて部屋へと戻ってきていた。

 

 

「そういえばロジェちゃんって同人誌のセリフみたいな事言わなかったね」

 

「それは、、流石に恥ずかしくて言えないので、ので。マスターさんが言って欲しいのなら頑張って言いますよ?」

 

「うーん、、やめておくよ。なら今日のエッチも同人誌のネタにするの?」

 

「いえ、それはしません。だって私とマスターさんの秘め事ですから」

 

 

ほんわかした笑顔を浮かべた後、唇を少し突き出した。その仕草に気付きその唇へ唇を近づけた。

 

 

 

 

※その後の後日談

 

 

 

その日からロジェは同人誌への情熱をさらに燃やし現実と妄想の狭間に居た。

 

 

「夏コミで売り切れの看板を机に置くのが目標なので、ので!」

 

 

冬コミで売れ残ってしまった本はネット販売の方で販売しており売れ行きも徐々に伸びてゆき残りは段ボール一箱となっていた。そのお金でタブレットを買ったり道具を新調したりと情熱は止まる事を知らない。

 

たまにスランプに陥るとスランプを解消するかの様に異族討伐に出かけたりとアグレッシブである。

 

 

肝心な秘め事の話なのだけど一度ロジェが同人誌にありそうなセリフを言ってくれたのだけど僕が堪えきれず笑ってしまいその後、ロジェがその様なセリフを言うことはなくなってしまった。

 

 

「また言ってよロジェちゃん」

 

「あのあの、マスターさんが笑ったので嫌です」

 

「膣内射精感謝」とか言う方が悪いよ」

 

 

ロビを打つのがめんどいのでここで説明をすると膣内射精感謝と書いてありがとうございますと読むらしい。

 

 

「こんな説明でシメて良いの?」

 

「はわわ〜っ!でもでも、もうネタ切れなので、ので!

 

 

 

あの日から僕とロジェの仲は以前より良くなった。前は仕事仲間や友達の感覚だったのだけど今では恋人の関係に。

 

そうは言っても普段の生活が何か変わる事はなく変わった事といえばエッチをする様になった事ぐらい。

 

現在僕は夏コミに出展する作品を悩ましく考えているロジェの相談に乗っているところだ。

 

 

「うーん、、」

 

「良いの浮かばないの?」

 

「そうなんです、、やっぱり売り切れの看板を出そうと思うと万人受けする同人誌を描いた方が良いのかなって」

 

「うん?ロジェちゃんはどんな事を描こうと思ってたの?」

 

「あのあの、私、今回レイプ物が描きたくて。シチュは夜道を歩いている女の人がハイエースされ人里離れた廃屋に連れて行かれて一生を性奴隷として終える過程を240ページを掛けて濃厚に描く予定です、です。マスターさんはどう思いますか?」

 

「とりあえず誘拐の事をハイエースって言うのやめよ?それは置いておいてレイプ物だと完売は厳しそうだね、、」

 

 

一応追加分なので軽く説明をすると僕のパートナーであるロジェスティラ、もといロジェはドスケベ同人誌の作者なのだ。前回冬のコミックマーケットに出店し、たまたま友達に誘われて行ったコミケで売り子をしているロジェと遭遇して。それから同人誌の相談に乗る事になった。

 

冬コミで大敗したロジェは夏コミで完売の看板をテーブルに置く事が目標なのだ。

 

 

「やっぱりそうですよね、、もう私の頭の中には膣内に射精された精子が卵子に向かって泳ぐ姿があるのですが、、」

 

「・・・そうだ、気分転換に買い物行こうよ。夕飯の材料も買いに行きたいしさ」

 

「そう、ですね。行きましょうマスターさん」

 

 

そんな訳でロジェと街に買い物に行く事に。夕方となり人で賑わうサフランの商店街を二人で歩いていた。

 

 

「あっ」

 

「どうしたのロジェちゃん?」

 

「あの人、、ユグドラシルさんです」

 

 

ロジェが指を指す方を見ると長い緑髪の女の人が学生服を着た少年と歩いているのが見えた。その姿に見覚えがある。ラグナ教会でバイブスを開花させる祭司をしてたような。

 

 

「よく気がついたね」

 

「私たちキル姫はユグドラシルさんのマナから産まれていますからね。母の事は忘れません。ちょっと挨拶をしてきます」

 

 

一言を残しロジェはユグドラシルの元へと行くと頭を深々と下げながら挨拶をしていた。ドスケベ同人誌作者だが根は真面目で良い子なのだ。

 

 

少しの間会話をし、僕の元へと戻って来ていた。

 

 

「ふぅ。あのあの、隣にいた子はユグドラシルさんのマスターさんみたいです」

 

「へぇー凄いね。ってかユグドラシルと共鳴ってできるんだ」

 

「キラーズと繋がるバイブスがあれば共鳴は可能ですからね。それよりもあの二人もエッチをするのでしょうか?」

 

「う、うん、、ど、どうなんだろう、、?」

 

「創造主のキル姫と禁断の行為。素敵ですぅ、、」

 

 

うっとりとした目線で二人の後ろ姿を見送るロジェを視界の端に置きながら僕の目は精神科を探してた。

 

 

「んでさ〜必中のDSが外れるなんてあり得なくない?必中だよ?そのせいでマルチ負けちゃったし」

 

「分かる〜でも回避率加減ってのがあるから必中でも外れるんだよね〜」

 

 

そんな時、ラグナ高校の女子生徒達が某ゲームの事を話しながら歩いていた。僕もそのゲームはやっていたのでついつい聞き耳を立ててしまう。

 

 

「あのあの、マスターさんもJKが好きなんですか?」

 

「色んな人から勘違いされる様な質問はやめて欲しいかな?」

 

「同人誌の売上ランキングの上位には必ずJK物がランクインしてるんですよね。マスターさんはどうしてか分かりますか?」

 

「うーん、、?みんな制服が好きだからかな?」

 

「それもあると思いますが制服を脱いでしまえばただの女の子ですよね?これは私の持論なのですが男の人がJKを好きなのは本能だと思います。制服という若さの象徴を着て短いスカートから惜しみなく生足を出して。しかも妊娠適齢期ですからね」

 

 

持論を語るのは良いのだが商店街のど真ん中で熱く語るのはやめて欲しい。

 

 

「まぁ確かに?でも世の中には色んな制服があるじゃん?ナース服だったり会社の制服だったりさ」

 

「確かにナース服やスーツも人気は高いですが学校の制服は年齢が想定できますからね。学校の制服を着ている女の子は年齢が12〜18で確定ですがナース服やスーツだけでは年齢は不明です。それに若い子を期待をしていざ蓋を開けた時、お年を召した方だったらがっかりしてしまいますよね」

 

「た、確かに、、」

 

 

妙な納得をしながら買い物をして帰路へとつき買った物を冷蔵庫に入れる前にお米を炊く事に。

 

 

「あのあの、マスターさん」

 

「どうしたのロジェちゃん」

 

 

具材を切り分けているとカウンター越しにロジェに話しかけられていた。

 

 

「私の描きたい同人誌が決まりました」

 

「おっ、どんな作品を描く事にしたの?」

 

「今回は学園物にします。それで内容なのですがFJKが先輩に呼び出され体育館裏でレイプ。その時に写真を撮られ脅されオナペットにされるという展開なのです、です!」

 

「う、うん、、とりあえずレイプから離れようよ」

 

「うーん、、ならパパ活をするJKがパパがお風呂に入っている間に財布を盗みバレてしまいお仕置きと称したレイプ、なんてどうでしょうか?」

 

「ロジェちゃん」

 

「はい、なんでしょうか?」

 

「ロジェちゃんってレイプ願望でもあるの?」

 

「あのあの!私にはそんな願望はありません。私にとってエッチは大切な人と幸せを分け合う行為なので、ので!」

 

 

 

言ってる事と描こうとしている事が真逆なのだが?

 

 

 

「とりあえずレイプから離れよ?ほら、学園物だと先生と生徒とかさ」

 

「マスターさん」

 

「どうしたの?」

 

「先生が生徒に手を出してしまうのは流石に法律に触れてしまうので、、」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

レイプも法律に触れているんだよ?

 

 

 

「どうしてロジェちゃんはレイプにこだわるの?」

 

「レイプ物の方が女の子が映えますからね。それに展開も広げやすいので、ので!そのまま快楽堕ちさせても良いですし最後まで抵抗させるのもありなので。私としては処女をレイプで散らされ何度も犯されているうちに自分から求めてしまう展開が好みなのです、です!」

 

「あ、もしもしフォルカス?(神令の方)うん、久しぶり。ちょっとロジェちゃんを引き取りに来てもらいたくて電話したんだけど」

 

「はわわ〜〜〜っ!」

 

 

まぁそんな事をするつもりは無いのだけど。そんな話を聞きながら夕ご飯を作りロジェと食卓を囲んでいた。

 

 

「「いただきます」」

 

「学園物ならいちゃいちゃで良いんじゃない?その方が平和だし」

 

「そうなのですがありきたり過ぎませんか?やっぱり完売させようと思ったら癖があった方が良いと思うので、ので」

 

「ロジェちゃんの癖強すぎなんだよ」

 

「だって以前は純愛イチャラブを描いて大敗してしまったので、、。やっぱりレイプって法律で禁じられているじゃないですか?」

 

 

 

あっ、知ってたんだ。

 

 

 

「なので世間の男性が心の奥に秘める願望を描こうと思いまして。男の人は誰だって女の子をレイプして屈服させて自分の物にしたいとおもってるんですよね?」

 

「何処の世界線の話してるの?」

 

「この世界の話ですよ?」

 

 

 

僕にはそんな願望無いかな。

 

 

 

「じゃあさ、学園物で高校一年から付き合ってるカップルがいるとしましょう」

 

「はいはい」

 

「その二人が学年を重ねていく度に変化してくのはどうかな?」

 

「変化とは?」

 

「ほら、最初は初々しいんだけどエッチにも慣れていく過程とか学年が上がるに連れて服装も乱れてったり」

 

「なるほど、キャラが成長してゆく過程を描くという事ですね」

 

「そんな感じになるのかな?」

 

「なら最後は彼氏の前でレイプで締めたいのです、です!三年間重ねた愛が間男達の手によって破壊され二人に一生消えないトラウマを残し、、はわわ、、早く描かないと!」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

僕そこまで言ってないよ?

 

 

 

「マスターさんがいうシチュは最初は黒髪で制服を正しく着こなしているけど髪を染めてみたりピアスを付けたりスカートを短くしたり淫紋を描いたりって事ですよね?」

 

「なんか最後に変な言葉が聞こえたけどそんな感じかな?」

 

「ふんふん、なら資料を集めないといけませんね」

 

 

そんな会話をしながらご飯を食べ終わり僕が片付けをしている間にロジェはお風呂へと。出て来たロジェと交代でお風呂に入りリビングに戻って来ると神妙な顔付きでスマホを見ている姿があった。

 

 

「何見てるのロジェちゃん」

 

「資料ですよマスターさん。学園物といえばやっぱり制服ですからね」

 

 

そう言うロジェのスマホを背後から見ると女子高生のイラストを見ているようで。それは良いのだけどそのイラストの女子高生はミミズみたいなのに襲われているような。

 

 

「あの、ロジェちゃん、、?」

 

「学園物といえば女子生徒の触手攻めですよね、よね」

 

「いや、多分、、、誰にどう聞いてもそんな答えは返ってこないと思うよ」

 

「触手って良いですよね。マスターさんは触手が何故女子生徒を襲うか分かりますか?」

 

「し、知らないかな、、」

 

「触手とはただの生き物であり欲求の赴くままに生きているのです。生物の欲求として食欲、睡眠欲、性欲がありますが触手は性欲で女子生徒を襲っているのですよね。このイラストを見てもらえれば分かるのですが触手の大きさはおちんちんとほぼ同じぐらいで粘膜に覆われています」

 

「うん、、?」

 

「この粘膜は潤滑油となり無垢な女子生徒の処女膜をぶち破り子宮に種を植え付けるのです、です!」

 

「お、おぅ、、なんで処女?」

 

「触手だって苗床にするのなら妊娠した事がない子宮にしたいじゃないですか。だって性欲の一番強い年齢の男女が学校という狭い空間に閉じ込められていればほとんどの女子生徒は最低でも妊娠を一回はしているはずなので!ので!」

 

「あっもしもしシャルウル?(獣刻の方)うん、エドゥーに連行して思想を正して欲しいキル姫がいるんだけど。えっと、名前はロジェスティラ」

 

「はわわ〜〜〜っ!!」

 

 

「はい」

 

「はい」

 

 

「とりあえずロジェちゃんは一度現実を見た方がいいと思うよ」

 

「それは産婦人科に行って診察に来る女子生徒の人数を数えるって事で良いですよね、よね?」

 

「いや、違うから」

 

 

そんな時、僕のスマホが鳴り画面を見ると母からの電話だった。

 

 

「誰からですか?」

 

「母さんから。何かあったのかな?」

 

 

とりあえず電話に出ると泣きそうな声が聞こえただ事では無いと覚悟をし話を聞いてゆく。

 

 

 

「・・・・はぁ、、」

 

「何があったのですか?私にできる事ならお手伝いしますので遠慮なく言って下さいね」

 

「いや、妹が妊娠したんだって」

 

「ならおめでたじゃないですか♪明日お祝いを渡しに行きませんか?」

 

「普通ならそうなんだけどまだ学生でさ、、、」

 

 

学生と言った瞬間にロジェはふんすっっとどや顔で僕を見ていた。それはそうなるだろう。先ほど否定したロジェの持論が僕の身内により成立してしまったのだから。

 

 

「・・・いや、これはレアケースだからね」

 

「良いですよマスターさん♪レアケースだとしても私の持論が正しいとの証明に一歩近づいたので、ので!」

 

 

 

妹のバカやろーー!

 

 

 

「しかも安定期に入ってからの報告なんだよ。とりあえず明日実家に行く事になったからよろしくね」

 

「分かりました。・・・やっぱり学園物を描くのはやめておきますね」

 

 

ロジェの言葉は身内がこうなった僕を気遣っての提案なのだろう。

 

 

「うーん、まぁ良いよ?ロジェちゃんはロジェちゃんの描きたい同人誌を描けば良いからね。それに彼氏もちゃんと居るし不幸な事じゃないからさ」

 

「そうですけど、、」

 

「ちょっと早いけど妊娠は幸せへの第一歩って前ロジェちゃんも言ってたじゃん。だから大丈夫だよ」

 

 

そう言ってロジェの頭を撫で寝室へと連れて行く事に。あの日帰ってから僕の部屋にロジェの部屋にあったベッドを並べ寝室にしていた。

 

壁際に寝転がるとロジェは僕の横へと寝転び腕を枕にしていた。

 

 

「でも、妹さんが羨ましいです。私たちキル姫も妊娠する事はできるのですが可能性はゼロに近いので。戦いが終わり平和を迎えた今、女の子としての幸せというものを味わってみたい、って」

 

「ロジェちゃん、、」

 

 

寂しそうに呟いたロジェの頭を撫でた後強く抱きしめ背中を撫でていた。

 

 

「それと出産アクメをしてみたいので、ので。出産の痛みより快感が勝ってしまい先生達に囲まれながら何度もアクメをしてしまい、、、」

 

「ロジェちゃん、。。」

 

 

 

ちょっとシリアスな空気が台無しだよ!

 

 

 

「それで何時にマスターさんの実家に行くのですか?」

 

「あんまり早くても困るだろうし10時ぐらいに行けば良いかな?そんなわけでそろそろ寝よっか」

 

「そうですね。寝ましょうか」

 

 

ロジェを抱きしめながら眠りへと落ちてゆく。

 

 

そんな次の日、僕とロジェは僕の実家へと向かっていた。

 

 

「マスターさんの実家に行くのも久々ですね」

 

「そうだね。前帰ったのいつだったか忘れたよ」

 

「お正月に帰ろうとしましたが任務が入ったのですよね」

 

「そうだったね」

 

「あのあの、妹さんの彼氏ってどんな人なのでしょう?やっぱり金髪の短髪で色黒でマッチョなのでしょうか?」

 

「さ、さぁ、、どうなんだろ、、?」

 

「学園物を描くに当たって現役の方の姿や意見を聞けるだけでインスピレーションがぐんぐん湧いてきそうです、です♪マスターさんどうしましたか?」

 

「いや、、ちょっと気分が、、」

 

 

よく良く考えればロジェにとって家に行く事は取材と同義なのだ。それも今描こうとしている同人誌の内容がそのまま取材できるという神の様なタイミング。ロジェが同人誌を描いている事は家族はもちろん知らないしロジェの印象はふんわり可愛い真面目なキル姫で通っている。もうどうなるのか不安で仕方ない。

 

 

「あのあの、大丈夫ですよマスターさん。ちゃんとリアルと同人活動は分けているので」

 

「…そうだね」

 

 

特別な思考回路さえなければロジェは常識人だ。ロジェを信じてサフランを教会に添い北上し実家へと帰って来た。

 

 

「ただいまー」

 

「お邪魔します」

 

 

玄関を開け挨拶をし家の中へ。懐かしさを感じながら廊下を進みリビングへと行くと僕の両親がテーブルに座っている姿がありその反対側には妹と彼氏の姿があった。一大事という事もありこの場な空気は張り詰めるように重い。

 

肝心の彼氏の姿であるが見た目は真面目そうでとても在学中に妊娠させるような奴とは思えないのだけども。

 

 

「兄ちゃんにロジェちゃんもおかえり〜」

 

 

そして我が妹はこんな空気の中ふんわりと挨拶をしていた。

 

僕達も席へと座り話を聞く事に。

 

 

まぁ、話を聞いたのだけど妹が彼氏を逆レイプしたらしくその時に大当たりしたようだ。なんでも運命の人は彼氏で間違いない!という根拠のない自信からそうしたようで。幸いにも今年度で高校は卒業なのでこの事は学校にも伝えていないようだ。在学中に妊娠となれば事を荒げたくない気持ちも分かるのだけど。

 

それでも彼氏は責任を取ると言って高校を出たら働くようだ。既に就職先の目処も付いており問題はなさそう。

 

 

「ロジェちゃんお腹触ってみる?」

 

「良いのですか?では、少しだけ触らせてもらいますね」

 

 

炎の魔法で手を温めてから妹のお腹を触る姿を見ていた。

 

 

とりあえずだが昨晩に彼氏の両親を交え話し合いが行われていたようで双方の両親を妹が説得し産むという事に決まったようだ。僕達が呼ばれたのはその報告。

 

その為話はすぐに終わり僕達も援助をするという事で話は纏まった。

 

 

そして両親は産まれてくる子供の準備をする為に買い物へと行き家には僕達四人が残され暇を潰す為にお喋りを。

 

 

 

「昨日母さんから聞いた時は慌てたけど良い方向にまとまって良かったよ」

 

「あはは〜ごめんごめん。やっぱり逃げられない様にするにはこれが一番手っ取り早いからさ」

 

「お、おぅ、、」

 

「彼君モテるし、、でも、これでもう一生ウチの物だね」

 

 

 

彼氏がドン引きしているのだが?

 

 

 

ちなみにロジェは大人しく真面目な顔をして話を聞いているのだけど髪に隠れている右目をガン開きにしていた。そしてたまに垂れる涎を拭いている。

 

 

「彼氏とはいつから付き合ってるの?」

 

「高一からだよ。その時から襲おうって思ってたんだけど流石に早いかなって我慢してたの。それで今年の冬休みのお泊まりに行った時に…」

 

「それ以上は聞きたくないかな、、」

 

 

そう言うとロジェが僕の顔を見た。睨む様な眼で。

 

 

「う、うん、、やっぱり続けて、、」

 

「その日に備えて彼君には2週間オナ禁してもらってさ。奥にかかる感じは今でも覚えてるな〜これは確実にデキたって」

 

 

そんな妹の赤裸々な話を聞きテンションは駄々下がりなのだが隣からロジェの鼻息が聞こえてくる。もうやだこの空間。

 

 

「一回中に出したからもう何回出しても同じだよねってその日は朝までしててさ。最後の方は覚えてないぐらいに」

 

「う、うん、、そ、そうなんだ、、」

 

 

ドン引きしている僕の横でロジェはそわそわと身体を震わせていた。きっと会話に混ざり根掘り葉掘り話を聞きたいのを理性で押さえているのだろう。その代わりスマホの画面に文字を打ちこれを聞いて欲しいと僕に見せていた。

 

 

「ぎゃ、逆レイプって具体的にはど、どうやってしたの?」

 

「兄ちゃんって種搾りプレスって知らない?ちょっとアクロバティックな騎乗位みたいなやつ」

 

「し、知らないかな、、」

 

「男の人の下半身を立てて挿入するってやつ。この体勢だと絶対に逃げられないんだよね〜その後にだいしゅきホールドでダメ押しのもう一発♪」

 

「そ、そうなんだ、、」

 

 

聞きたくもない妹の痴話話を聞かされ意気消沈していると血が垂れているスマホの画面が見せられた。驚きロジェの顔を見ると鼻から血を流していた。

 

 

「えっと、、、受精の音って聞こえた、、?」

 

「受精の音?それは聞こえなかったけどそんな感覚はあったかな?今受精したな、って」

 

 

次にロジェから見せられたスマホの画面は血まみれで打たれていた文字を読む事はできなかった。

 

 

「あの、義理兄さん。さっきから質問が気持ち悪いのですが、、」

 

「そうだよね。ドン引き、ってか軽蔑する」

 

 

そう言って二人からゴミを見る様な目線を浴びていた。それはそうだろう。さっきから質問の内容が完全に不審者だから。助けを求める為にロジェへと視線を向けたのだが『はわわ〜』みたいな顔をした後に目を逸らし他人の振りを決め込んでいた。

 

 

 

この裏切り者っ!!

 

 

 

今の僕に残された選択肢は二つ。一つはこの状態を打開できる言葉を言う事。もう一つは全ての責任をロジェになすりつける事。

 

 

「………」

 

 

悩んでいる間にも時間は流れ時間が過ぎれば過ぎるほど僕の評価は落ちてゆく。早く、早くなにか手を打たなければ。

 

 

「あぁ、いや。僕も将来経験するかもしれないからさ、勉強させてもらおうと思って」

 

 

「「……………」」

 

「……………」

 

「ならしょうがないよね〜ウチもママに色々聞いたし」

 

「義理兄さん、疑ってすいませんでした」

 

「いや、うん、いいよいいよ。それよりさ〜」

 

 

とりあえずこの場の危機を脱する事ができた。安心しながらロジェを見ると鼻にティッシュを詰め込んでいるところだった。

 

 

それから少しお喋りをしていると両親が帰って来て一緒に夕食を頂き帰る事に。

 

 

「また来るね。妹ちゃん身体には気を付けてね」

 

「お邪魔しました。何かあれば私たちも頼って下さいね」

 

 

玄関で四人に見送られ僕達は家に帰る事に。

 

 

「ふぅ、あの二人幸せそうでしたね」

 

「そうだね。ちょっと早い気がするけどこれも幸せの形なんだよね」

 

「あのあのっ!やっぱり今回の同人誌は学園物のイチャラブにします。あの二人の幸せそうな姿を見ていたら描きたいって思ったので、ので!」

 

「なら良かったよ。実家に帰った甲斐があったね」

 

「でもでも、間男の手によりあの幸せが崩れ去る展開も捨て難いのですよね。この場合だと彼氏さんの目の前でレイプが王道ですよね、よね!それか、もっと良い男に口説かれ最初は相手にすらして無かったのにいつの間にか気になる様になって最後は心と身体を許してしまい、、。この場合も最後のコマは二人の幸せだった頃の写真で締めたいです、です!」

 

「あっ、ラグナ教会ですか?はい、夜遅くにすいません。今すぐバイブスとキラーズの共鳴の解除をしたいのですが」

 

「はわわ〜〜〜〜っ!!!!」

 

 

そんな事を話しながら家へと帰り、ロジェがお風呂に入っている間に明日の予定を考えていた。妹に援助をする為に異族討伐に行きたいけどロジェはあの様子だと同人誌を描きたいと言うだろう。そうすると教会にバイトに行った方が良いなっと。

 

 

「ふぅ〜お風呂お先でした」

 

「ロジェちゃん、明日異族討伐に行きたいんだけどどうかな?」

 

「あのあの、私、明日は脳内に浮かんだ妄想をプロットとしてまとめたいので、ので」

 

「ん、分かったよ。じゃあ教会にバイトに行ってくるね」

 

 

そう言って僕もお風呂に入る事に。お風呂から出るとロジェが神妙な顔付きでスマホを見ていた。

 

 

「何見てるの?」

 

「あのあの、一番受精がしやすい体位を調べているのです、です!でもどのサイトを見ても体位によって受精の確率が変わるとは書いてないんですよね、、」

 

「なんとなくだけど騎乗位だと妊娠しにくそうなイメージだけど」

 

「それはどうしてですか?」

 

「ほら、女の人が上だから重力で精液が垂れてきそうじゃん?」

 

「確かに。さすがマスターさんですね♪」

 

 

 

そんな事で褒められても嬉しくはないかな?

 

 

 

「でもよく耐えてたね」

 

「何がですから」

 

「ほら、妹に色々聞きたかったでしょ?」

 

「そう、ですね。本当は初体験や初めてオナニーをした年齢、好きな体位に性感帯。クリか中どちらが好きとか。それと初体験の場所も気になりますね。後は…彼氏と週に何回エッチをするのかとか。そうだ、アナルは開発されているかどうかも聞きたかったですね。後…」

 

 

 

話を振った僕が悪いんだけどそれ以上はやめてね?

 

 

 

「とにかく今日はもう寝よっか」

 

「そうですね」

 

 

鼻息荒いロジェと共に寝室へと。

 

 

「あのあの、妹さんのお腹に触って私も赤ちゃんが欲しくなりました」

 

「そうだよね。僕もロジェちゃんとの子供が欲しいよ」

 

「もし妊娠したら毎日同人誌を読み聞かせて胎教をしたいです、です。ASMRを聞かせるのも良いですよね」

 

「流石にそれは、、、」

 

 

 

子供が可哀想だ。

 

 

 

そんな事を聞かされ萎えてしまった僕はロジェに抱き付いて寝る事に。ほぼ不貞寝だけど。

 

 

 

「じゃ、ロジェちゃん行ってくるね」

 

「はいですっ!お気を付けて下さいね」

 

 

そんな次の日の朝。僕はロジェに見送られ教会にバイトに行く事に。同じ教会の職員達の通勤ラッシュに巻き込まれながら道を歩き教会へと。

 

 

まぁ、書く事がないような何事もない一日を過ごし定時には仕事を終え家へと向かい歩いていた。

 

 

「ただいまー」

 

「おかえりなさいマスターさん」

 

 

家に帰り玄関で靴を脱いでいるとぱたぱたと足音がした。靴を脱ぎ終わり部屋の方を見るとそこには女子高生が一人いた。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

「???」

 

 

結構、マジで意味が分からない光景に思わず裸足のまま外に出て玄関の表札を確認するとそこには僕とロジェの名前が書いてあり僕達の住んでいる家で間違いはない。わんちゃん夢かもしれないと思い頬っぺたをつねると痛いので夢では無いようだ。

 

夢でない事を確認してもう一度家に帰るとやはり女子高生が居た。

 

 

「あの、、家を間違えてませんか、、?」

 

「あのあのっ!私ですっ!ロジェスティラですっ!」

 

「???」

 

 

ロジェといえば髪の色は赤っぽい茶色なのだけど目の前の自称ロジェスティラの髪は真っ黒である。髪の長さはロジェと同じ肩に付くぐらいだけど。

 

 

「あのあの、、」

 

 

しかし声も顔も黒子の位置もロジェと同じだ。しかし目の前の自称ロジェスティラは赤縁のメガネをしている。ロジェは裸眼だ。

 

 

「もしもしラグナ教会ですか?はい、家に女子高生が迷い込んでて。はい、保護をお願いしたいのですが」

 

「マスターさんっ!私です、です〜〜っ!!」

 

 

「はい」

 

「はいっ」

 

 

「んで、なんでそんな格好してるの?」

 

 

なんだかんだ誤解は解け家に迷い込んでいる女子高生はロジェであった。

 

 

「それはもちろん同人誌を描く上での資料ですよ。こうして制服を着て絵のモデルにしたりインスピレーションを得たり」

 

「なるほどね。髪はどうしたの?」

 

「リアル感を出す為に黒に染めてみました」

 

 

そう言うロジェの姿は赤眼鏡に赤いネクタイの白シャツの上から紺のブレザーを羽織りスカートの丈は膝の下、そして紺のハイソックス姿。

 

どこからどうみてもちょっと根暗な女子高生である。しかし元が良いのでかなり可愛らしい。

 

 

「えへへ、ちょっと恥ずかしいですが、、どうでしょうか?」

 

「うん、めっちゃ可愛いよ」

 

「はわわ〜〜っ♪やっぱり制服を着ているとレイプしたくなりますよね、よね?」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

正直、ちょっとしたいかも。

 

 

 

「そんな事は置いておいてその制服どうしたのさ?」

 

「どうしたって普通に買いましたよ?街に制服を扱っているお店があるので、ので」

 

 

そう言われて制服を良く見るとコスプレに使う様な制服ではなく生地も作りもしっかりとした物だ。さらに見るとラグナ高校の紋章が胸に刺繍されていた。

 

 

「へぇ〜」

 

「あのあの、マスターさんの制服もありますからね」

 

「えっ、僕も着るの?」

 

「はいっ!もちろんですよ」

 

「それは色々ときびいかな、、」

 

 

 

僕20歳超えてるんだよ?

 

 

 

結局やんわりと拒否をしたのだけどロジェに押し切られ僕も制服を着る事に。二年振りに着る制服はなんだか新鮮で最後に赤のネクタイを締めた。

 

 

「はわわ〜〜っ素敵ですぅ、、こうして制服を着て並ぶとカップルみたいですね♪」

 

 

玄関にある姿鏡に写る制服姿の僕達の姿はロジェの言う通りカップルの様だ。

 

 

「ではマスターさん行きましょう」

 

「行くってどこに?」

 

「それはもちろん小道具を買いにですよ」

 

「この姿で?」

 

「はいっ」

 

 

 

それは色々ときびぃよロジェちゃん。

 

 

 

そんな僕の反対は呆気なく押し切られ小道具を買う為に日が暮れた商店街を歩いていた。

 

普段なら僕の横を歩いているロジェは僕の左手を握り恋人の様に歩いていて少し恥ずかしいのだけど可愛い女の子と歩いていると思うとちょっと優越感に浸れる。

 

 

「それで何を買いに行くの?」

 

「学生服で買う物といえばもちろんコンドームですよね、よね」

 

「マジで言ってる?」

 

「私は本気ですよ?あそこのコンビニに行きましょうか」

 

 

そう言って家の近所のコンビニへ入ろうとするロジェを僕は止めていた。

 

 

「せめてもっと遠くのコンビニにしよ?」

 

 

そんなわけで少し遠くまで歩き家から離れたコンビニへと来ていた。入店と同時に聞こえた店員の声を聞きながら店内を歩き目的のコンドームが陳列されている棚の前へと。

 

 

「色々種類があるのですね」

 

「そうだね」

 

 

棚に置かれているコンドームは三種類ほどで『0.03』やら『極厚』やら『うすうす』とかパッケージに書いてある。

 

 

「それで、どれを買うの?」

 

「それはやっぱり0.03のやつですよね。マスターさんお願いします」

 

「えっ、僕が買うの?」

 

「こういうのは男の人が準備する物なので、ので!」

 

 

そう言われて納得したのでコンドームを持ってレジに行こうとするとジュースとお菓子を渡され一緒にお会計をする事に。

 

店員のおじさんのニヤニヤしている顔を見ながら。

 

それはそうだろう。制服姿でコンドームを買うのは結構恥ずかしいし誰がどうみてもこの後エッチをすると想像できるだろう。

 

 

「紙袋に入れますね」

 

「あっ、そのままで」

 

 

一刻も早くこの場から立ち去りたくてコンドームの箱をレジ袋に入れてもらい帰る事に。

 

 

「あのあの、帰りにご飯食べて行きませんか?」

 

「あの、コンドームが入った袋もってるんだけど」

 

「私は大丈夫ですよ?」

 

 

またもや僕の意見は押し切られ近くにあったファミレスへと入る事に。夕食時という事もあり少し混んでいる店内へと入り案内された席に座っていた。

 

 

「どれを食べよっかな〜」

 

 

なんて言いながらメニュー表を見ているロジェを見ていた。しかし可愛い。幼さ残る顔立ちもあり本物の女子高生にしか見えない。だが、中身はドスケベ同人誌の作者だ。

 

 

「はい、マスターさん」

 

 

食べたい物が決まり笑顔でメニュー表を僕へと渡す。そんな仕草もありなんだかデートに来た様な気分だ。

 

 

「ありがとね。なんかデートみたいだね」

 

「そう、ですね。はわわ〜デートって意識するとなんだが恥ずかしいです、、」

 

 

真っ赤になっている顔を隠す姿に萌えた瞬間。今日こそはエッチをしようと心に決めながら食べたい料理を探してゆく。

 

 

それからデート気分でご飯を食べ家まで手を繋ぎながら帰っていた。なんだが青春がカムバックした気分だ。

 

 

「お風呂どっちが先に入る?」

 

「あのあの、今日はマスターさんが先に入って下さい。あの、お風呂に入る前にこれをしてもらってもよろしいですか?」

 

 

そう言われてロジェの方を見るとテーブルの上に置いたレジ袋からポッキーを取り出し開封し中にある二つの袋の一つを破り一本のポッキーを指に挟んだ。

 

 

「ポッキー?」

 

「はい。あの、ポッキーゲームです、です!」

 

 

そう言ってロジェはポッキーのチョコの付いてない部分を咥え僕を見た。ロジェとはキスは何度もしているのだけど制服姿だからかどこか気恥ずかしい。そんな気分になりながらもロジェに対面して座りポッキーの反対側を咥えた。

 

 

「いきますよ、、」

 

 

ロジェの言葉を合図に二人してポッキーを食べてゆく。部屋にポッキーをかじるかりかりとした音が響き口の中がチョコの甘さに染まってゆく。そして、両端から食べ進めたポッキーはあっという間に無くなり僕とロジェの唇が触れ合った。

 

 

「えへへ、、♪ありがとうございます♪」

 

「・・・」

 

 

可愛らしくはにかむ笑顔に口の中のチョコの様に理性が溶けそうだ。

 

 

「あのあの、では、私はプロットをまとめますので、ので!」

 

 

そんな僕をよそにロジェはタブレットを開きプロットを書き始め、僕は諦めてお風呂に入る事に。

 

 

お風呂から出てもまだロジェはタブレットと睨めっこをしていた。

 

 

「ロジェちゃんも早く入っておいでよ」

 

「はいっ。後少し進めたら行きますね」

 

 

ロジェと話してから寝室へと行きベッドに寝転がった。最近エッチをしてない事もありさっきのキスで良い感じにムラムラしていた。今日はエッチをしようとロジェが来るのを心待ちにしていた。

 

しかしロジェはあれから30分が経ち一時間が過ぎても部屋に来なかった。きっとプロットを書くのに夢中で時間が経つのを忘れているのだろう。

 

呼びに行きたいのだけどロジェの創作活動の邪魔をするのは気が引ける。でも良く考えたらロジェの創作活動でムラムラしているのだから呼びに行っても問題はないだろうと結論を出しロジェを呼びに行く事に。

 

 

ベッドから降りてリビングへと行きロジェの背中に声をかけた。

 

 

「ロジェちゃん?」

 

 

見るとロジェは椅子に座ったまま眠っていた。テーブルには暗転したタブレットがあり寝落ちしたのだろう。

 

そんなロジェを見て笑った後、ベッドに運び寝かせてあげる事に。

 

 

 

そんな次の日、僕は寝苦しさで目を覚まし寝苦しさの原因を探していた。

 

 

「おはようございますマスターさん。ふふっこっちにもおはようって言わないといけませんね」

 

「ろ、ロジェちゃん、、?」

 

 

寝苦しさの正体は僕の腰の上に跨るロジェだった。突然の行動に理解が追い付かず寝起きという事もあり混乱。

 

 

「ずっと我慢してたのですよね?いつもよりおちんちんが硬くて下着越しでも感じちゃいます♡」

 

 

膝下まであるスカートに隠れ何をしているかは分からないけどロジェは朝立ちしている肉棒を下着越しに擦っているのは分かる。

 

 

「ロジェちゃん、、」

 

「もう射精ちゃいそうなんですか?待ってて下さいね♡今挿入ますから♡」

 

 

そう言ってロジェはズボンと下着を脱がせ自身の下着を晒し肉棒を挿入しようとした。

 

 

「ふがっ」

 

 

ロジェが挿入しようとした時に僕はまた目を覚ましていた。どうやらムラムラし過ぎて淫夢を見ていた様で。もちろん朝立ちをしていた。あのまま夢の中で射精していたら夢精をしていたのだろう。

 

 

溜まりに溜まったムラムラと淫夢が重なり凄くムラムラしている。隣を見ると制服姿のまま寝ているロジェの姿があり、もうなんかもう襲ってしまいそうだ。

 

 

「……」

 

 

だが、そんな事をすればロジェの持論を僕が証明してしまう事になる。そうなると行為が終わった後に絶対ドヤ顔をしそうなので不貞寝をする事に。

 

 

「マスターさん、起きて下さい」

 

「ん、んん、、っ」

 

「おはようございますマスターさん。朝ごはんの準備ができていますからね」

 

「ん、、うん、、」

 

 

その後に僕はロジェに起こされていた。もちろん騎乗位で起こすみたいな事はなく普通に。

 

僕を起こした後部屋を出て行ったロジェの後を追う様に起き上がり身体を伸ばしてからリビングへと向かう事に。

 

 

「それで今日は何しよっか」

 

 

目を覚ました時間は遅く教会のバイトには間に合わないので暇を潰す為に何かをしようとロジェに提案をしていた。

 

 

「では街に遊びに行きませんか?」

 

「そうだね」

 

「あのあの、もちろん制服を着てですよ」

 

「さいですか、、」

 

 

そんな訳で再び制服に袖を通しロジェと街に出かける事に。もう通勤時間を過ぎている街は買い物をしている主婦のみなさまがちらほらと見えるだけで人は少なく快適に歩く事ができる。

 

 

「それで何して遊ぶの?」

 

「高校生らしい事をしたいので、ので。マスターさん、あそこに行きませんか?」

 

 

ロジェが指差す方にはゲームセンターの姿が。特にしたい事もないのでロジェの提案を飲みゲームセンターへと入ってゆく。もちろん時間が時間なのでお客の数は少なくほぼ貸し切り状態。なので手当たり次第ゲーム機で遊ぶ事に。エアーホッケーをしたりワニ叩きで遊んだりバッティングをしてみたりとなんだか学生時代に戻った気分だ。

 

 

「えへへ♪なんだか楽しいですね♪そうだマスターさん。プリクラ撮りませんか?」

 

 

ロジェに言われプリクラを撮る事に。もう最後に撮ったのはいつのことか思い出せないぐらい久々にシートをめくり機械の中へ。

 

 

「うわーこの空間懐かしい」

 

「マスターさんはプリクラ撮ったことあるのですか?」

 

「そりゃあるよ?」

 

 

 

男友達とだけどね。

 

 

 

そんな訳でコインを投入し機械を起動させてプリクラを撮る事に。カウントダウンに合わせいろんなポーズを取ってみたり。初々しくギャルピースするロジェには衝撃だったけれども。

 

 

「あのあの、最後にカップルっぽく撮っても良いでしょうか?」

 

「いいよー?」

 

 

そう言われて考える。カップルっぽく撮るにはどうしたら良いのかと。

 

 

「とりあえず抱き合えば良いのかな?」

 

「そうですね?」

 

 

そんな訳でロジェと抱き合いながらカメラを見ていた。ちょっと恥ずかしいけど新鮮で良かったり。

 

撮影が終われば落書きタイムとなる。モニターに映された写真に落書きをするのだけど僕は経験がないのでロジェにお任せする事に。楽しそうに落書きをする後ろ姿を見守っていた。

 

 

「あのあの、こんな感じでよろしいでしょうか?」

 

 

見せられた写真には『受精』やら『でかマラ』だとか散々な事が書かれていた。極め付けはロジェの下腹部に書かれた淫紋。慌てて書き直そうとしたのだが時間切れとなり印刷されたプリクラがぽすんと落ちてきた。

 

 

 

流石にこれはあんまりだよ、、

 

 

 

「楽しかったですねマスターさん♪」

 

 

ゲームセンターから出て帰り道を歩いていたのだけどあのプリクラのせいで気分は重い。それでも帰り道にお昼を食べようという事となりファミレスに向かって歩いていた。

 

 

「ちょっとすいません。学生証を拝見させてもらいます」

 

 

そんな時、背後から声をかけられ振り返ると一瞬ラグナ教会の手帳が見せられ、目の前にはラグナ教会の男性職員が二人立っていた。

 

 

「えっと、、?」

 

「この時間は生徒は学校に居るはずなので。話を聞かせて貰います」

 

 

制服で歩いている僕達は誰がどう見ても学生にしか見えない。その為学校をサボる生徒と間違えられた様だ。

 

 

「あの、、コスプレなんです、、、」

 

 

強制的に羞恥プレイが始まり泣きそうになりながら奏官証明書を見せると蔑んだ目で見られ、その後二人は去って行った。

 

 

「はわわ、、お仕置きレイプされるかと思ってしまいました、、」

 

「ロジェちゃん、、」

 

 

 

一回留置所に入ろ?

 

 

 

 

そんな事もあり大人しく家へと帰る事に。

 

 

「ふう、一時はどうなる事かと思いましたけど無事に帰れて良かったです」

 

「久しぶりに職質されたよ。もう制服姿で出歩くのはやめようね」

 

「あのあの、さっきのは時間が悪かっただけですよ!朝や夕方なら他の生徒達に紛れる事ができるので大丈夫なので、ので!」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

少しは反省しようね?

 

 

 

「でも、ある程度の資料とインスピレーションを得る事ができましたので。後一つマスターさんにお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」

 

「うん?どうしたの?」

 

「制服姿のままでエッチをしたいのです、です」

 

 

ロジェからのお誘いにちょっと萎えていた気分が昂った。

 

 

「うん、良いよ」

 

「ありがとうございます♪あのあの、できれば初々しい感じでしたいのですが、、」

 

「取材の為のエッチなんだね?」

 

「はいっ!描く為には身をもって体験しないと分からない事もありますので!」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

レイプも体験したいとか言わないでね?

 

 

 

そんな訳で僕達は寝室へと来ていた。部屋のドアを閉めカーテンも閉めライトも消してあるのだけど外の光がカーテン越しに差し込み部屋は少しだけ明るい。

 

 

「えへへ、、なんだか緊張してしまいますね、、」

 

 

同じベッドの隣りに座るロジェは制服姿。それも今から始まる行為を楽しみにしている。

 

 

「僕もなんだか緊張するよ」

 

 

左手を伸ばし髪に触れるとロジェは少し驚いた後、安心した様に髪を撫でられていた。

 

 

「ちょっと我慢できないかも」

 

 

そう言ってロジェの肩を押しベッドへと倒すと不安気な目線で見上げられ、その目線を隠す様にキスを。

 

 

「ん、、マスターさん、、」

 

 

何度もキスをして唇を離しロジェを見下ろすと顔は真っ赤に染まっていた。

 

 

「ちょっと、、やばいです、、キスをしただけで…」

 

「しただけで?」

 

「濡れちゃってるかも、、」

 

 

そう言われ右手をスカートの中へと潜らせ下着の隙間から秘部に触れるとそこはもうとろとろになっていた。

 

 

「本当に濡れてるよ。エッチだね」

 

「だって、、最近してませんでしたから、、」

 

「…………」

 

 

今すぐにでも挿入したい気持ちを抑えこの姿のロジェを楽しむ事に。

 

 

ブレザーのボタンを外し広げシャツの姿にすると白いシャツにピンク色のブラジャーが浮かび上がっていた。

 

ネクタイを退け首元からボタンを外し広げ見下ろすととても官能的な光景が広がる。

 

 

「マスターさん、、」

 

 

乱されたブレザーとシャツに曝け出されたブラジャー。そしてロジェは不安そうに見上げている。本当に女子高生としているような気分になる。

 

 

「邪魔だからズラすね」

 

 

ブラジャーを下へとズラすと豊満な乳房が露わとなり既に乳首はつんっと立っている。思わず乳首に口を近づけ吸い付いていた。

 

 

「はうっ、、♡マスターさんっ、、だめっ、、♡」

 

 

乳首を吸い上げ舌で転がす度にロジェの口からは色っぽい声が上がり気分を昂らせる。両方の乳首を味わい口を離した頃にはロジェの顔はすっかり蕩けていた。

 

 

「ロジェちゃん」

 

「はいっ、、」

 

「こっちも舐めてあげるね」

 

 

そう言って下へと下がってゆきスカートの中に手を入れ下着を引き、右足、左足から抜き去りかかっているスカートを捲り上げた。

 

 

「恥ずかしいです、、、」

 

 

悲鳴を上げながらロジェは顔を両手で覆い隠すが両足は受け入れる様に開かれていた。

 

 

「ロジェちゃん、、」

 

「いやぁ、、あまり見ないで下さい、、、」

 

 

ロジェの秘部に薄らと生えていた陰毛は剃られ無毛の恥丘。以前は少しだけ生えていたはずなのに。

 

 

「ロジェちゃん剃ったの?」

 

「はいっ、、雰囲気を出すために、、」

 

 

気になるほど生えていた訳ではないが剃られ無毛となるとまた違う気分になる。それにスカートを捲り上げて見る秘部は見ているだけで興奮が競り上がる。

 

 

「じゃあ、、舐めるね」

 

 

一言を残し秘部に舌を這わせるとぬるぬるの粘膜が舌に絡み付く。滑り気を味わいながら秘部を舐め、その上にあるクリトリスへと。

 

 

「それっ、、そこっ、、♡気持ちいいです、、、♡」

 

 

垂れる唾液と愛液が混ざりぬるぬると舐めているとロジェの腰が細かく跳ねた。

 

 

「イッちゃいまっ、、、♡♡」

 

 

ビクンと腰が跳ねた後に大きく息を吐く音が聞こえ顔を上げ口の周りに付いた愛液を舐め取りロジェの隣りへと。

 

 

「はぁ、、次は私がしますからね♡」

 

 

微笑みながら伸ばされた手がズボン越しに肉棒を撫でた。

 

 

「ロジェちゃん、、」

 

 

その後、ロジェは身体を起こし僕の足元へと行くとベルトを外しチャックを下げズボンを下ろしていた。気が付けばパンツも脱がされておりロジェの顔の前には聳り立つ肉棒があった。

 

 

「えへへ♡もう我慢汁が出ていますよ?とろとろで美味しそうです、、♡」

 

 

乱れた制服を直す事なくロジェは肉棒をぱくりと咥え根本まで咥え込んだ。

 

 

「ふちのなかでぴくぴくしてましゅ♡」

 

 

乱れた制服から開く胸元、眼鏡越しに笑いながらのフェラチオは心にくるものがある。

 

 

「ぷはぁ、、♡マスターさんのおちんちんいつもより硬いですよ♡」

 

 

そう言いながら唾液に塗れた肉棒を扱き鈴口を舐めながらの流し目にジワりと我慢汁が滲んだ。

 

 

「ふふっ♡もっと舐めたいのですが、、もう我慢できません、、♡あの、コンドームを付けてください、、」

 

 

惚けながら見たロジェの顔はベッドの棚へと向いており視線を辿ると置かれているコンドームの箱を見つけた。一つ取り出し封を切りコンドームを肉棒へと巻き付けてゆく。

 

 

「コンドームを付けるとこんな感じになるんですね、、」

 

 

コンドームが巻かれた肉棒を見た後にロジェはベッドに寝転がり両足を開くと恥ずかしそうに顔を両手で隠した。

 

 

「来てください、、」

 

 

呟いた言葉を聞き覆い被さるとロジェの秘部へ肉棒を沈めてゆく。

 

 

「ひさびさのおちんちん、、気持ちいいです、、、♡」

 

 

挿入と同時に顔を隠していた手は離れ快感に蕩けるロジェの顔が見えた。

 

 

「僕も気持ちいいよっ。すごい絡みついてくる、、」

 

「やぁっ、、♡」

 

「動くからね、、」

 

 

一度、ロジェにキスをして身体を起こすと乱れた制服姿のロジェが。

 

 

「マスターさんっ、、!」

 

 

紺のハイソックスに包まれる足首を持ち腰を浮かせる様に足を上げるとそこにはもう抵抗する事ができない一人の女子高生が。

 

 

「はげしっ、、♡すぐイッてしまいまっ、、、す、、♡」

 

「ごめん、僕も、、!」

 

 

欲求のままにピストンの速度は上がってゆき込み上げる射精感に抵抗する事はできず、深く腰を打ち付けるとそのままロジェの中へと精を放った。

 

 

 

「ごめんね、、苦しかったよね、、?」

 

「いえ、大丈夫でしたよ。激しくて凄く気持ちよかったです、、♡」

 

 

足を掴む手を離すと両足はすとんと落ちロジェと抱き合いながら荒い呼吸を整えていた。

 

 

「ふぅ、、あのあの、やっぱり付けていない方が気持ち良いですね、、」

 

「確かにそうだね。こんなに薄いのに」

 

 

厚さコンマ何ミリだけど付けるだけでこんなにも変わるものなのかと感心していた。

 

 

「それで、なんでコンドーム付けてって言ったの?」

 

「それは、私たち一度も付けた事なかったじゃないですか?」

 

「確かにそうだね?」

 

「なので付けると変わるのかという好奇心です、です。同人誌とかでコンドームが無くなり付けずにするという定番があるのですがその時付けない方が良いって言うので。それと初エッチでコンドームを付けないカップルは居ませんよね?やっぱり同人誌を描くにあたって経験をしておかないといけませんから」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

余韻が冷めていくよ、、、

 

 

 

「それと、あともう一つありまして」

 

「うんうん?」

 

「ちょっと失礼しますね」

 

 

そう言ってロジェは腰を引き肉棒を引き抜いた。ぬるんと抜けた肉棒の先には膨らんだコンドームがぶら下がる。

 

それをロジェは丁寧に外し口を結んで閉じていた。

 

 

「えへへ♡こんなにも射精してくれたのですね♡」

 

「まぁ、、溜まってたし、、」

 

「この中で沢山の精子が泳いでいるのですね♡卵子にたどり着けないとも知らずに」

 

「ロジェちゃん、、、」

 

 

 

一言多いんだよ!

 

 

 

「それとマスターさん」

 

「どうしたの?」

 

「初々しくするつもりが私、夢中になってしまい、、もう一度お願いできませんか?」

 

「…後でね」

 

 

できない事はないのだけど完全に萎えてしまいティッシュで拭き行為は終わった。何とも言えない気分を残したまま。

 

 

「そう言えばいつまで制服なの?」

 

「そうですね、、もうそろそろ変えようと思ってます。今はちょっと根暗で真面目な女の子ですが次はギャルギャルしい女の子の姿になるつもりなのです、です」

 

「そうなんだ、、」

 

 

それから書くこともない様なダラダラとした一日を過ごし次の日、僕は教会でのバイトを終え家に帰って来ていた。

 

 

「ロジェちゃんただいまー」

 

 

玄関でそう言うとパタパタと足音が聞こえロジェが廊下に出迎えに来てくれた。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

「マスターさんちわーっす♪」

 

「・・・・」

 

 

ロジェは昨日言っていた通りに姿を変えていた。髪色は黒から金に近い茶色になっており耳にはピアスがじゃらりと並びシャツが開いた首元にはネックレスが。

 

ブレザーは腰に巻かれておりスカートは下着が見えそうな程短くなっていて膝下まであるルーズソックス。

 

そしてダブルギャルピースで出迎えられた僕は反応に非常に困っていた。

 

 

「ロジェっち〜ちわーっすじゃなくてちゅーすだってば」

 

 

更に部屋の奥から聞いた事がある声が聞こえ目眩を起こしながら廊下を進みリビングへといくとオルフェウスが笑いながら椅子に座っていた。

 

 

知らない人の為に説明を行うとオルフェウスはロジェと同じ神令キラーズの一人。言うのであれば昔の同僚みたいな。

 

肝心なオルフェウスはどういうキル姫なのかというと音楽をこよなく愛するギャルだ。

 

 

「ますっちおじゃま〜♪」

 

「ひさびさだねオルフェ。今日はどうしたの?」

 

「ロジェっちがギャルになりたいって言うから教えに来たんだよ。見ててよますっち!あたしがロジェっちを完璧なギャルにしてあげるからね♪」

 

 

 

あっもしもしフォルカス?うん、今すぐロジェとオルフェを連れて帰って欲しいんだけど。

 

 

 

 

まぁ、こうなった理由として学園物の同人誌を描く為の取材なのだろう。ロジェは僕が言った通りに女子高生が成長する姿を描く為にギャルになろうとしている。

 

それは良いのだけど昨日まで根暗だった女の方が一晩でギャルに変身するのは無理があると思う。

 

 

「あのあの、ちゅーっす」

 

「あのあのはいらなーい!ちゅーっす!」

 

「ちゅ、ちゅーっす!」

 

「・・・オルフェはご飯食べてく?」

 

「あざまー♪あっ、ついでに泊まってくからしくよろ〜」

 

 

そんな訳で僕は3人分のご飯を作る為にキッチンにいた。料理を作りながらカウンター越しに二人の様子を眺める事に。

 

 

「ちゅーっす」

 

「違うってロジェっち。ちゅーっすだってば」

 

「あーしがロジェだし」

 

「・・・」

 

 

文章の為非常に分かりづらいと思うのだがロジェが言う『ちゅーっす』はなんか違和感がある。オルフェと比べると『ちゅーっす』と『ちゅーっす♪』みたいな。

 

何が言いたいかと言うと日常からギャル言葉を使い慣れている感がオルフェにはあるのだ。

 

 

「それでロジェっちはどうしてギャルになりたいわけ?」

 

 

オルフェの質問にロジェはどう答えるのだろうか?気になる質問に手を止めて耳を澄ませた。

 

 

「あのあの、私、今回は学園物の同人誌を描きたくて。ギャルな感じも取り入れたいからです、です!」

 

 

あっ、普通に言うんだ。

 

 

 

「あーね?じゃあ一つ聞くけどロジェっちが想像するギャルってどんな感じ?」

 

「それはですね、クラスのカースト上位に居て、男を取っ替え引っ替えしていて、誰にでも股を開いて、たまにキモオタにも優しい。です、です」

 

 

 

偏見が過ぎるよロジェちゃん、、、

 

 

 

「あははうける〜♪でも二次創作のギャルだとそう思っても仕方ないよね。ってかギャルを何だと思ってるわけ?」

 

「あのあの、一言で言うならビッチです、です!」

 

「あーっ!それってあたしの事もビッチって思ってない?」

 

「あのあの、あのあの、、」

 

 

 

そこは否定しよ?友達なくすよ?

 

 

 

 

「やっぱりギャルの人ってそんなイメージがあるので、、」

 

「まぁ、ね?でもそれは人によるっしょ。ギャルだって普通の人だって浮気するしやりまくってるし、見た目だけでは判断できないと思う」

 

「ならオルフェウスちゃんはキモオタにも優しいのですか?」

 

「キモオタってか接点があれば普通優しくするっしょ。ロジェっちは学園物を描くんだっけ?」

 

「はいです」

 

「クラスの一軍とか二軍とかカーストとかあたしは知らないけどさ、そういうのってオタクが偏見を持って関わりに来ないだけっしょ?ギャルって見た目怖いとか風当たり強そうって」

 

「確かに、そうですね」

 

「あたしはだけど誰でもおいで、だね。やっぱみんなではしゃいでた方が楽しいっしょ♪」

 

「ならオルフェウスちゃんにとってギャルとはどういう人なのでしょうか?」

 

「ギャルか、ギャルは自分を変えた人だね」

 

「変えた人、ですか?」

 

「そうそう。あたしがこうしてギャルやってるのは表現の為だし。昔のあたしは根暗で真面目だったけど音楽と出会ってあたしは変わったんだ。派手な音楽やるなら衣装も派手になるし、ダウナーな音やるんなら衣装もそれに合わせるし。街に居るギャルだってそうしたいからギャルやってるんだよ」

 

「なるほど、、」

 

「二次創作のギャルの事は分からないけどね」

 

 

そう言ってオルフェは笑っていた。

 

 

「でも、今のロジェっちはギャルじゃないのは確かだよ。見た目はギャルかもしれないけど背伸びをしてギャルをしているだけ。ケバいとギャルは紙一重だし人それぞれ似合うものがあるんだよ。やっぱりロジェっちは普段のままが一番っしょ♪」

 

 

話の根本はズレているがオルフェの言う事は間違いない。ロジェはギャルになるよりも普段のままの方が可愛いと思う。

 

 

「ま、それはとりま置いといて、ロジェっちがいい作品描ける様にあたしがしっかりと教えてあげるからね♪」

 

「オルフェウスちゃん素敵、、、」

 

 

ロジェがオルフェを尊敬の眼差しで見ているところに出来上がったご飯を運んでいた。

 

 

「「「いただきまーす」」」

 

「そういえばオルフェのマスターはなにしてるの?」

 

「んー?マスターは今頃一人でご飯でも食べてるんじゃないかな?」

 

「それ大丈夫なの?」

 

「ロジェっちの相談乗ってくるって言ったら快く行ってきなって。マスターの事も大事だけど友達の事も大事っしょ♪」

 

 

ロジェは良い友達を持ったようだ。

 

 

それからご飯を食べ終わり片付けてお風呂を済ませリビングに戻って来ていた。

 

 

「あのあの、オルフェウスちゃんはマスターさんとどうなのですか?」

 

「あたしたち?うーん、順調かな?息も合うし意見も合うし。さすがバイブスとキラーズで繋がったっていうか」

 

「それは良かったです♪」

 

「でも、不満があるとしたらやっぱり夜の事かなー体力はあるんだけどすぐイッちゃうし」

 

「あのあの、続けて下さい!」

 

 

 

 

話の方向転換にロジェが目を光らせているのだが?

 

 

 

 

「まぁあれだよね。あたしが悪いのは分かってるんだけど」

 

「オルフェは何かしてるの?」

 

「ほら、やっぱりするなら気持ちよくなって欲しいから運動したり膣トレしたり。こないだなんて上乗ったら10秒持たなかったし。でもムラついてたからそのまま続けてたら三日は勃たなくなっちゃって」

 

「お、おう、、」

 

「もっと詳しくっ!詳しくお願いします!」

 

「えー?そん時は口で一回でしょ?スパイダー騎乗位で二発、それから種搾りプレスで3回だっけ?」

 

 

 

種搾りプレスって言葉に聞き覚えがあるのだが?流行ってるの?

 

 

 

「はわわ〜っ絶対に逃さない体位ばかりです、、」

 

「そりゃーねー♪気持ちよくなってる顔見てるともっとしたくなるっていうのか。たまにやり過ぎて白目剥いてるし」

 

「………」チラッ

 

「ロジェちゃん、、」

 

 

 

頼むからこっち見ないで。

 

 

 

「それでロジェっちたちはどーなの?ロジェっちが取材とか言って毎日盛ってたり?」

 

「あのあの、そうなんです!私は毎日でも(取材)したいぐらいなのにあまり手を出してくれなくて、、」

 

「あーっますっち!ちゃんとロジェっちの相手してあげないとダメじゃーん」

 

「えっ?」

 

 

 

僕が悪いの?

 

 

 

「でも寝る時はいつも一緒だし、するなら雰囲気とか欲しいしさ」

 

「雰囲気なんている?あたしのマスターはあたしが誘ったら一発だよ?」

 

「まぁそれは此処によるという事で。オルフェにとってエッチはどういう意味があるの?」

 

「意味かぁーそだね。お互いを気持ちよくする行為、かな?エッチって二人居ないとできない訳だし」

 

 

そんな話で盛り上がっていると壁からドンっと音がした。騒ぎ過ぎて壁ドンをされたようだ。ついでにスマホを見ると時刻はもうすぐ0時になろうとしており壁ドンされても仕方ないなって。

 

 

「あらら。そろそろ寝ちゃおっか」

 

 

そんな訳で寝室へと行き3人でベッドに寝転がる事に。ちなみに順番は壁から僕、ロジェ、オルフェだ。

 

 

「なんかロジェっちと寝るのもひさびさだよねーこうして一緒に寝るのって待姫に居た時以来かも」

 

「そう、ですね。オルフェウスちゃんが先にマスターさんと出会って居なくなっちゃったんですよね」

 

「初めはあたしも所詮はバイブスとキラーズの繋がり。って思ってたけどなんか、思ってたより良い物だったよ」

 

「そうですね。私もマスターさんと出会えて毎日が夢みたいな幸せな毎日です、です」

 

「なんだかマスターに会いたくなってきたかも。しゃーない、ムラついてきたしロジェっちのマスターで我慢しよっかなー」

 

「!?」

 

「あのあのっ!ダメですオルフェウスちゃんっ!マスターさんは私のマスターさんなので、のでっ!」

 

「あはは、ごめごめ♪流石に人のマスターは取らないってば♪」

 

 

そんな話を聞きながら僕は寝る事に。楽しそうに話す二人の声を聞きながら。

 

 

そんな次の日、僕は目を覚ましバイトに行く為の準備をする為にベッドから降り、二人を見た。

 

そこには仲良さそうに抱き合いながら眠る二人の姿。そんな微笑ましい光景を見た後にリビングへと行き準備を行い家を出て行った。

 

 

「ただいまー」

 

「おかえりなさいです、です」

 

 

当然の様に書く事もない様な一日を終え家に帰ってくるとロジェが玄関に出迎えに来てくれた。

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

「髪戻したんだね」

 

「はいです。昨日オルフェウスちゃんに言われてそのままの自分でいようって思ったので、ので」

 

 

ロジェの髪は金髪から元の髪色に戻っておりじゃらじゃら付いていたピアスも無くなっていて。そこにいるのは少しだけ制服を着崩して着る女子高生。

 

 

「その方が可愛いよロジェちゃん」

 

「えへへ♪ありがとうございます♪」

 

 

赤縁の眼鏡をかけ首元にネックレス、膝より少し上まで折られたスカートから伸びる脚はニーハイに包まれる。

 

 

「やっぱり私はギャルにはなれませんでした。なので、等身大の私より少しだけ背伸びをしてみたのです、です」

 

 

ほんわかとちょっとだけ照れた笑顔を見せてくれた。そんなロジェと共にリビングへと。

 

 

「オルフェは?」

 

「オルフェウスちゃんはお昼頃に帰りましたよ。今頃ずっこんばっこんしているんじゃないでしょうか?」

 

「言い方」

 

 

今日はロジェがご飯を作ってくれたのでテーブルに座るとロジェが料理を運んできてくれた。

 

 

「「いただきます」」

 

 

なんだかひさびさにロジェが作ったご飯を食べる気がする。

 

 

「あのあの、マスターさん。ごめんなさい」

 

「ん、どうしたの?」

 

「こないだ取材の為のエッチなんてさせてしまって、、。エッチは好きな人と幸せを分け合う行為って言ってたのに、、」

 

「そうだね、、。でもロジェちゃんが同人誌描いてるの知ってるし僕に手伝える事だから、、。でもやっぱり取材の為のエッチは嫌だよ」

 

「そうですよね、、次からは取材とは言わずに私の心の内に秘めておきますからね」

 

 

 

それは何も解決していないんじゃないかな?

 

 

 

 

「まぁ、それは置いておいて。エッチは楽しくしようよ。その時は夢中になってさ。後から思い返せば良いじゃん?」

 

「そう、ですね。なら思い返せる様にボイスレコーダーを枕元に置いておきます」

 

 

 

 

あっもしもしシャルウル?うん、今日ってエドゥーやってる?早急に一人送りたいんだけど。

 

 

 

真剣にロジェの脳内をクリーンアップする方法を考えたのだけど性知識を同人誌で学んだロジェに何を言っても無駄なのだろうとお空綺麗状態になりながらもご飯を食べ終わり交代でお風呂に入りリビングでまったりとした時間を過ごしていた。

 

 

「あのあの、明日は異族討伐にいきませんか?妹さんへの仕送りもありますし」

 

「じゃあお言葉に甘えさせてもらおっかな?ならもう寝よっか」

 

「はいです」

 

 

まだ眠くなかったけど明日に備えて寝室へと行く事に。ベッドに寝転がるとロジェは腕を枕に寝転がり僕の方を見ていた。

 

 

「どうしたのロジェちゃん?」

 

「なんだか甘えたい気分なので、ので」

 

 

可愛い事を言うロジェの頭を撫でていた。2回髪を染めたからか少し傷んだ髪を撫でていた。

 

 

「えへへ、、♪頭を撫でられるとなんだか安心しちゃいます、、」

 

 

目を細める姿を見ているとゆっくりとロジェは目を開きふと、顔を僕に近づけキスをしてくれた。

 

 

「ロジェちゃんムラムラしてる?」

 

「あのあの、少しだけ、、でも、我慢できるぐらいなので、ので」

 

「ふぅーん?」

 

 

ちょっと意地悪な返事をして次は僕からキスを。ロジェは逃げる事なくキスを受け入れ、お互いの唇が何度も絡み合い静かな部屋にロジェの吐息のが響いた。

 

 

「もぅ、、我慢できなくなってしまいました、、」

 

「エッチする?」

 

「したいです、です、、」

 

 

恥ずかしそうに照れた顔を見てもう一度キスを。何度も唇を重ね合わせている内にロジェの舌が唇を叩き僕の口の中へと入り込んだ。

 

 

「んっ、、ますたぁさん、、、♡」

 

 

口と口をくっ付けロジェの舌が口内をなぞる様に這い回り、舌を舌で捕まえ唾液を混ぜ合いながら絡み合う。

 

 

「はぁ、、、♡」

 

 

ようやく口を離した時にはロジェの顔はすっかりと蕩けどこか淫な瞳で僕を見ていた。

 

 

「マスターさんの、当たっちゃってます♡」

 

「まぁ、、ロジェちゃんだって濡らしてるでしょ?」

 

「それは、、んんっ、、♡」

 

 

ズボン越しに肉棒を撫でるロジェの手の間を縫い右手はズボンの中へと潜り込み秘部へと触れる。

 

 

「ぬるぬるだよ」

 

「はずかしっ、、マスターさんだって、、すごく硬くて・・ぬるぬるです、、」

 

 

お互いがズボンの中に手を入れて性器を触り合いもどかしい刺激を与え合う。

 

 

「脱ごっか」

 

「そ、そうですねっ」

 

 

声を合図に手を離しお互いがズボンと下着を脱ぎ下半身を隠す物を無くし脱いだと同時に向き合い手は再び性器に触れ唇は重なり合う。

 

 

「ますたぁさん、、♡」

 

「ロジェちゃん、、、出ちゃいそうだから、、」

 

 

普段ならなんて事のない手コキだけど興奮が昂り射精感が押し寄せ止める様に伝えた。

 

 

「えへへ、、♡マスターさんは我慢できないのですか?」

 

「うん、、」

 

「おちんちんこんなに我慢汁でぬるぬるにして、、♡そうだ。マスターさんは射精ならどこに出したいですか♡このまま手で出してしまいます?それとも、、♡私のおまんこの奥に、出したいですか♡」

 

「ロジェのおまんこの奥に出したい、、」

 

 

そう伝えるとロジェの瞳は淫に僕を見つめ肉棒を触る手は離れていった。

 

 

「ふふっ♡マスターさんはエッチですね♡その前に…」

 

 

ロジェは肉棒を触っていた手を僕に見せた。指先に溢れた我慢汁が付く手を。

 

 

「あ〜〜むっ♡えへへっ♡マスターさんの味がします♡」

 

 

その手はロジェの口へと運ばれ指に付いた我慢汁を見せ付ける様に舌で舐め始めた。

 

 

「ちゅ♡ちゅるちゅるじゅっ、、♡♡」

 

 

見ている内に我慢汁は舐め取られ、そこには淫らに微笑むロジェが。

 

 

「お待たせしました♡次は、、こっちで味合わせてもらいますからね、、♡」

 

 

ロジェは身体を起こし僕の腰の上に跨ると肉棒を掴みゆっくりと腰を下ろしてゆく。ふと、鈴口にぬるんっとした感触がありやがて肉棒はロジェの秘部へと咥え込まれていった。

 

 

「んんっ♡やっぱりコンドームを着けていない方が気持ちいいです、、♡マスターさんもですか?♡」

 

「うん、、すごくロジェを感じる、、」

 

「私もです、、♡中でぴくぴくしてるのが分かります、、♡でもまだ我慢♡して下さいね♡」

 

 

僕を見下ろし微笑むとパジャマを首元まで捲り上げ、また微笑んだ。

 

 

「こっちでも気持ちよくなって下さいね♡」

 

 

ロジェは身体を倒し胸元に顔を乗せた。肌にロジェの吐息と垂れる髪を感じ頭を撫でていると切ない快感が走った。

 

 

「ちゅー♡れろれろれろれら、、、♡」

 

 

快感の正体を探るべく髪を退けると目を閉じながら乳首に舌を這わせる顔があった。

 

 

「ロジェちゃんっ、、」

 

「気持ちいいですか、、?乳首を舐めると中で跳ねちゃってますよ♡」

 

 

ロジェはゆっくりと瞳を開き僕と目を合わせながら乳首に舌を這わせ微笑む。

 

健気な姿と奉仕に興奮は込みあがり満ちる射精欲に突き動かされ腰を動かそうとした。

 

 

「ダメですよマスターさん♡もっと我慢して濃い精子を中に出して下さいね♡」

 

 

腰の動きはロジェに体重をかけられ阻止され行き場の無い欲求が募る。

 

 

「ロジェちゃん、、本当に、、っ」

 

「まだ我慢ですからね♡」

 

 

そう言ってロジェは再び乳首に舌を這わせゆっくりと腰を上下に動かし始めた。乳首から肉棒から快感が脳へと伝わり頭の中は射精をする事しか考えられなくなる。

 

 

「ほんとに、、むりっ、、」

 

「じゃあ、、中に出しちゃいましょっか♡マスターさん♡気持ちよくなって下さいね♡」

 

 

乳首を舐めながらロジェは腰を振り精液を搾り取ろうとする。

 

 

「ヤバいってロジェ、、、」

 

「きて下さい♡マスターさん♡」

 

「つぅ、、、」

 

 

ロジェの腰使いに限界を迎え堰を切ったように肉棒は精液を噴き上げた。

 

 

「熱っ、、♡マスターさんの精子っ、、♡」

 

 

射精が止んでもロジェは腰を揺らしやがて、力が抜けた様に僕に抱き付いてきた。

 

 

「えへへ♡凄かったですマスターさん♡奥にびゅってかかってイッちゃいました♡

 

 

金玉の中の精液が全部出た様な満足感を感じながら抱き付くロジェの頭を撫でていた。

 

 

しばらく余韻に二人して浸った後、僕はロジェと体位を入れ替えていた。

 

 

「ロジェちゃん?さっきのは少しやり過ぎだよね?」

 

「あのあの、私はマスターさんに気持ちよくなって欲しくて」

 

「じゃあ僕もロジェに気持ちよくなってもらおっかな」

 

 

一度キスをした後にロジェが着ている服を首元まで捲り上げた。

 

 

「邪魔だから脱がすね」

 

 

それももどかしくて服を脱がせようとするとロジェは背を浮かせすんなりとパジャマはロジェの身体から抜けた。

 

 

「マスターさんも、、♡」

 

 

僕も服を脱ぎ床へと投げるとロジェの顔を見た。そこには期待の眼差しを向ける顔が。

 

 

「じゃあ、、同じ様にしてあげるね」

 

「やぁっ、、♡」

 

 

ロジェの左の乳首に吸い付き舌で転がしながら吸い上げるとロジェは甘い声を漏らす。

 

 

「こっちにも」

 

 

乳首を吸いながら伸ばした手は結合部へと触れ、愛液と精液が混ざり合った体液を指に絡めると指先はロジェのクリトリスへ。

 

 

「それっ、、きもちいいですっ、、♡」

 

 

乳首とクリトリスを同時に攻められロジェの腰は快感に踊る様に痙攣する。

 

 

「あっ、、イッちゃ、、、」

 

 

囁く様な声を出した時、指と口の動きを止めた。

 

 

「まだイカせないよ。たくさん我慢して気持ちよくなってね」

 

 

僕の言葉にロジェは目を丸くした。きっと寸止めを繰り返されると悟ったのだろう。

 

丸くした目はすぐに快感に瞑ることになった。

 

 

「ますたぁさんっ、、♡」

 

「勝手にイカせないからね?ロジェちゃんがイキそうになったら分かるからね」

 

 

ロジェの膣内にある肉棒はロジェの限界が近づくときゅっと締まる。肉棒でロジェの事を感じながらロジェをイジめてゆく。

 

硬く尖った乳首を吸い上げ、結合部の上で硬くしこるクリトリスを指で円を書く様になぞるとロジェの膣内はきゅっと肉棒を締め上げ、そのタイミングで動きを止めると膣内は次第に緩まってゆく。

 

 

「やっ、、イキたいです、、イカせて下さいっ、、」

 

 

何度も寸止めを繰り返されロジェは身を捩りながらおねだりをする。可愛らしい姿に負けそうになるけれどまだ我慢させるためにロジェの両方の乳首を指できゅっっと摘んだ。

 

 

「いっちゃぁ、、♡」

 

 

その瞬間、イクと呟きロジェは身を震わせた。快感に身を震わせるロジェも落ち着いた後に僕の顔を見ていた。

 

 

「ロジェちゃん今乳首でイッちゃった?」

 

「イッちゃいました、、だって、、ずっとイキたかったから、、」

 

 

顔を見合わせあった後に二人してちょっと笑っていた。

 

 

「ロジェちゃんエッチになっちゃったね」

 

「マスターさんがイジめるからです、、恥ずかしぃです、、」

 

「じゃあもっと気持ちよくなろっか」

 

 

恥ずかしそうに顔を背けたロジェの頬にキスをした後にゆっくりと腰をストロークさせるとロジェの甘い声が。

 

 

「今敏感で、、すぐにイッちゃいますっ、、♡」

 

「良いよ、イッちゃいなよ」

 

「っぅ、、イクっ、、♡」

 

 

数回のストロークでロジェは達し、痙攣が治ると物足りなさそうな顔で僕を見上げる。それに応える様に腰を動かしながら指先でクリトリスを弄る。

 

 

「ますたぁさんっ、、♡それ、すぐイッちゃいま、、、♡」

 

「イッたから♡イキましたから♡止めっ、、♡」

 

「やぁ、、♡またイッ、、、♡♡」

 

 

絶頂を迎える度にロジェの膣内は締まり射精欲を込み上げさせる。

 

 

「ロジェ、!出すからねっ」

 

 

髪を撫でながら告げると何度も頷きふと、ロジェは両足を腰に巻き付け両手は包む様に僕を抱きしめた。

 

 

「出るっ、、、」

 

 

ロジェの抱擁は射精が止んでも続いていた。

 

 

 

「えへへ♡気持ちよかったです♡」

 

「僕もだよ。疲れちゃったね」

 

「私も、はわわ〜っ!もうこんな時間です、です!」

 

 

ロジェに言われて時計を見ると時刻は午前3時になろうとしているところ。

 

 

「あはは、、異族討伐やめておこっか」

 

「そう、ですね、、あのあの、マスターさん」

 

「どうしたのロジェちゃん?」

 

「なら、もう一回エッチしませんか?♡」

 

 

照れながら笑うロジェの顔にキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロジェちゃん調子はどう?」

 

 

その日のお昼頃に目を覚ましリビングでタブレットを操作しているロジェに話しかけていた。

 

 

「あのあの、凄く良い感じに描けていますよ。マスターさんのおかげです♪」

 

「ロジェちゃんの実力だよ?今回も気合い入ってるね」

 

「それはそうですよ。せっかく描くのですからたくさんの人に見てもらいたいですからね。同人誌に限らずイラストや小説の作者さんはみんなそう思っていますから」

 

「じゃあ僕はロジェちゃんの為にご飯作ろっかな。何が食べたい?」

 

「そうですね・・・頑張りたいので元気が出そうな料理をお願いします」

 

「じゃあ肉だね。ステーキでも焼こっかな?」

 

 

ロジェの返事を聞きながら僕は冷蔵庫を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ここまで目を通してもらいありがとうございました!

今回は二代目神令キラーズの一角であるロジェスティラの登場でした。

ロジェスティラ、もといロジェといえばツイッターで同人誌を販売しているイラストを見た事がある人も多いのではないでしょうか?本作はそのイラストが元ネタになっており勢いに任せ書かせていただきました。


ほんわか可愛いロジェスティラの姿を楽しんでもらえたなら幸いです。
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