※この作品はR-18です。

【完結済み】正義のヒロインレッドバスターカレン。凌辱リョナ処刑。たまに和姦されちゃいます♪   作:屠龍

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第16話 消えた和美

第16話 消えた和美

 

 コウモリ怪人ケットの事件の翌日。

 月曜日の午後。

 雛月カレンと宮村和美は一緒に下校する。

 カレンは普段レッドバスターカレンとして戦う日々が忙しく親友で幼馴染の宮村和美と一緒に下校するのは久しぶりだ。

 

【挿絵表示】

 

 「それでね♪すっごく可愛いくてカッコいい女の子が私を助けてくれたんだ」

 

 親友の宮村和美が目を輝かせて日曜日の事件を語る。

 あの後化粧室で倒れた和美をレッドバスターカレンの姿のまま抱き上げて淫魔空間を突破した。

 その時に顔を見られたらしく、怪物に襲われた記憶は消去したがレッドバスターカレンの雄姿は和美の心の深くにまで刻まれた為、無理に消去しようとすれば深刻な記憶障害を引き起こすとにAI・マシロに言われたのだ。

 

【挿絵表示】

 

 「ふうんそうなんだ」

 

 あの事件は淫魔空間で行われた為、大ごとにはならなかった。

 和美は何故化粧室で倒れていたのか解らないままだが、自分を助けてくれたレッドバスターカレンのファンになったようで昨日の帰り道からずっとレッドバスターカレンの話題ばかり話してくる。

 目の前にいる雛月カレンがレッドバスターカレンだと知ったらどう思うのだろうとか考えるとカレンは苦笑するしかない。

 親友との他愛もないおしゃべりはカレンにとってとても大切に思える。

 あの時心が折れていたらコウモリ怪人ケットに最後の一滴まで血を吸われエナジーを奪われて殺されていただろう。

 そうなっていたらこんな平穏な日々は消え、おそらく目の前の和美も悪の組織ダークネスシャドーの怪人によって凌辱しなぶり殺しにされていたはずだ。

 カレンは自分の背負った使命の重さを自覚すると共に、大切な人たちを守れた事が嬉しかった。

 凌辱され殺されそうになるたびに心が折れそうになるけど、和美や他の人たちの笑顔を守りたい。

 正義感の強い少女にとってそれが戦うために欠かせない理由。

 正義のヒロインレッドバスターカレンにとって戦うためのエナジーは人々の笑顔だとカレンは思っている。

 もしカレンが人々に絶望したりすればエナジーが枯渇して変身出来なくなるかもしれない。

 女性にとって大切な子宮という器官でエナジーが作られるというのも、未来に命を繋ぐという意味かもしれない。

 

 「和美は本当にその人の事が好きなんだね」

 

 「凄く好きよ。倒れた私を介抱して名前も告げずに立ち去るなんて格好いいじゃない」

 

 あの時は姿形が記憶に残らないように立ち去っただけだし変身解除後は怪人に凌辱された身体に鞭打って親友雛月カレンとして現場に駆け付けたりしたんだから、レッドバスターカレンだけじゃなくて雛月カレンにも感謝してほしいなとカレンは思ったがそれも言ってはいけない事と適当に聞き流していた。

 

 「それでね。昨日の事件をネットに書き込みしたら彼女の目撃情報が結構あるのよね」

 

 そういってスマホの画面を見せる和美。

 カレンは慌ててスマホの画面を見ると確かにあちこちで目撃情報があり、レッドバスターカレンの目撃情報のまとめサイトまであった。

 如何わしいサイトにはレッドバスターカレンとしか思えないヒロインの18禁絵が並んでいる。

 

 「ね。すごい人気でしょ?」

 

 「こんなの酷いよ」

 

 「……カレン?」

 

 「ボクはみんなの為に頑張ってるのに見世物みたいに扱うなんて酷いよ」

 

 カレンの悲しみは和美には理解できない。

 彼女は目の前で泣きそうなくらい手を握りしめ耐えている親友を見て、何があったのかわからず戸惑うばかりだ。

 

 (カレン。これは仕方がない事です)

 

 (AI・マシロ?)

 

 (カレンの活躍が目立てばこういう輩が面白おかしくかき立てるのは人のサガなんです。カレンが見るべきはこういう書き込みですよ)

 

 そう言ってAI・マシロが意識する場所を見ると、以前怪人にハイジャックされ操縦不能になり都心に落下させられようとした旅客機をレッドバスターカレンが救ったという書き込み。

 

 【正義のヒロインさんありがとう。無事妻と子供の所へ帰れました。本当にありがとう】

 

 その言葉に先ほどまでの不快感が一瞬で無くなったカレン。

 面白おかしく書かれている書き込みが目立つけれど一部の声が大きいだけで、大多数の人はレッドバスターカレンへの感謝と応援の言葉で溢れていた。

 

 「カレン大丈夫?」

 

 和美の心配そうな顔を見てカレンは涙が溢れそうになる。

 私のしている事は無駄じゃない。

 和美みたいにレッドバスターカレンに感謝して応援してくれている人もいる。

 

 「大丈夫。ボクは大丈夫だよ」

 

 そう言ってカレンは和美に微笑んだ。

 カレンが何故悲しみ何故喜んでいるのか和美には理解できなかったがカレンに笑顔が戻ったので安心したようだ。

 そのあともレッドバスターカレンの活躍などを集めたサイトの話などをして帰宅途中で別れる。

 

 「それじゃボクはここで」

 

 「また明日ね。カレン遅刻するんじゃないわよ」

 

 カレンと和美の家はすぐ近くで歩いて5分も離れていない。

 だが悪の組織ダークネスシャドーの魔の手は雛月カレンのすぐそばまで延びていたのだ。

 

 

 カレンと和美が別れたあと、ハイエースが一台和美の後を追い付け狙っていた。

 

 「あの女か?」

 

 「そうだあの女だ。あの女がケットに拉致されたあとすぐにレッドバスターカレンが現れた」

 

 「あの女の周りにレッドバスターカレンがいるのかもしれん」

 

 「どうしてそうわかる?」

 

 「他の事件ではレッドバスターカレンが到着するまでにかなりの時間がかかっている。だがケットの時は数分もかからず現れた為、ケットの迎撃が追い付かなかったのだ」

 

 悪の組織ダークネスシャドーもレッドバスターカレンの情報を集めていたが、前回の事件はあまりにも到着が早く疑問に思っていた。

 無論レッドバスターカレンにとって宮村和美が目の前で拉致されたのですぐ助けに入るのは当然で、躊躇していたら和美はケットに凌辱され最悪殺されていたのは間違いない。

 だから迂闊だったとカレンを攻めるのは酷だろう。

 だが結果としてカレンは和美を失う事になる。

 

 「え。何?」

 

 隣を走っていたハイエースが急停車して側面のドアが開いた。

 宮村和美が声を上げる間もなく睡眠薬をかがされて意識を失いハイエースに押し込まれ連れ去られる。

 宮村和美が行方不明になれば必ずレッドバスターカレンは動き出す。

 悪の組織ダークネスシャドーは宮村和美を餌にレッドバスターカレンを罠に誘おうとしていた。

 

 「おいこいつどうする?」

 

 「どうせレッドバスターカレンごと殺すんだ。その前に楽しませて貰ってもいいんじゃないか?」

 

 「よく見るといい女だな。現地につくまで楽しませてもらうか」

 

 そう言って悪の組織ダークネスシャドーの戦闘員は宮村和美のブレザーを引き千切った。

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