【完結済み】正義のヒロインレッドバスターカレン。凌辱リョナ処刑。たまに和姦されちゃいます♪ 作:屠龍
第22話 暴かれた正義のヒロイン。
数日後都内の病院。
レイプ被害者である和美は精神身体ともボロボロで隔離病棟から個室病室に移って治療を受けていた。
幸い妊娠こそしなかったが病んだ心の治療が必要だった。
和美の両親は娘がレイプ被害者となった事に悲しみと憤りを感じており警察に犯人逮捕を強く求めているが無駄だろう。
まさか犯人が悪の組織ダークネスシャドーの戦闘員と怪人だなどとわかるはずもない。
事件現場は警察官の調べにより複数の女性の遺留品が見つかったが被害者は発見できなかった。
雛月カレンは最後に残ったスライムを焼き尽くしたと同時に、他の被害者がカエル怪人ゲッコーの強酸で溶かされスライムに消化されたなどという事実を警察に知らせる事は出来ない。
悪の組織ダークネスシャドーは平気で人間を殺す。
その事実にレッドバスターカレンこと雛月カレンは戦う意志を新たにした。
被害者が快楽漬けで意識が無かった事を祈るしかない。
あの強烈な強酸の威力はカレン自身がよく知っている。
被害者女性の末路が悲惨だった事をカレンは身をもって知ったと同時に、バスタースーツがもはや無力でカレンを守れないという事実に驚愕している。
これからどうやって戦えばいいのか、答えは当分見つかる事は無い。
「和美……もっと早くボクが来れたら」
「カレンのせいじゃないよ。私こそレッドバスターカレンが雛月カレンだって喋っちゃってごめんなさい」
何度目になるかわからない会話をカレン達は交わす。
今更どうしようもない事を二人は理解しているがつい口に出てしまう。
面会時間一杯まで会話を交わした後、カレンと和美は別れた。
◆◆◆
(和美さんの容体がそれほど悪くなくて不幸中の幸いですね)
(うん。和美が立ち直れなかったらどうしようと思ってた)
(当面の課題は悪の組織ダークネスシャドーに雛月カレンがレッドバスターカレンだと知られた事ですね)
(そうだよね。これからは出来るだけ人目を避けないと他の人を巻き込んじゃう)
カレンを狙って街中でダークネスシャドーの怪人が暴れた場合、無実の市民が巻き込まれるし当然狙ってくるだろう。
学校も休まないといけない事になる。
24時間ダークネスシャドーの攻撃に怯えて暮らす事になる。
そしてもっと問題なのはバスタースーツの能力と素材がダークネスシャドーによって解析され、怪人にとってなんら脅威では無くなったという事。
これからは戦闘員の持っている武器でさえ脅威になる。
これでは身体能力が高い只の人間とそう変わらない。
(AI・マシロ。何か方法はないの?)
(現状ではバスタースーツにエナジーで防御力を付与するのが精いっぱいです。バスタースーツは雛月博士が作ったものですから雛月博士と同等かそれ以上の科学者を見つけないと)
(そんな人がいるの!?)
雛月カレンの亡父雛月博士は謎の死を遂げた。
その手に握られていたのが遺作となったホープペンダント。
ホープペンダントがあるから雛月カレンはレッドバスターカレンに変身できる。
そして雛月博士だけが悪の組織ダークネスシャドーの脅威を訴えていた。
いま世界中の科学者がダークネスシャドーの怪人に対抗できる武器を研究しているが間に合わないだろう。
(雛月博士の研究チームに所属していた科学者は殆どが殺されてしまいました。生き残っている人は数えるほどしかいません)
(それでも探さなきゃ。このままじゃ戦えないよ)
(その通りです。思いつくかぎり探しましょう)
その日からカレンは学校を休む事にしたが長期に及ぶ休学になるかもしれない。
まずは遠くの親戚が亡くなった事にして担任の先生に電話をした。
理由を説明する事に悩んだがあっさりと許可をされる。
「雛月」
「は、はい」
「すまん。学校としてもほかの生徒を巻き込む訳にはいかないんだ。手続きはしておくから頑張ってくれ。俺は応援している」
「はい?」
そう言って電話が切れると同時にAI・マシロの叫び声が聞こえる。
(大変ですカレンさん!!ネットを見てください!!)
大慌てでスマホを開いてネットに繋ぐと同時に大量の着信履歴。
それも数件ではない。
数万以上でその内容の殆どが
「レッドバスターカレンさん頑張ってください」
という内容だった。
悪の組織ダークネスシャドーの手によってレッドバスターカレンの正体。
雛月カレンの住所や電話番号や自宅。
はてはメールアドレスやLINEアカウントまでが晒されていた。
動画サイトにはこれまでカレンが怪人にレイプされた動画で溢れている。
カレンは一夜にして世界一有名な少女にされてしまった。
「いたぞ雛月さんだ!!」
どこからともなくスマホでカレンを撮影しようとする一般人が押し寄せてきた!!
「こんなの酷いよ」
(カレンさん逃げましょう!!)
そうAI・マシロが叫んだ瞬間一般人の群れの前に多数のレーザーの槍が突き刺さる。
「ひいいいっ!?」
「うわああ!!」
群衆の足が止まるとそこにいたのは長い黒髪をした豊満な胸を強調したゴスロリを着た美少女。
そしてその頭には猫の耳が付いていてピコピコと可愛らしく動いている。
見る者全てが目を奪われそうな美少女だったが禍々しい雰囲気を纏っている。
「あたしはダークネスシャドーの怪人アリシアだニャ。レッドバスターカレンの命を貰いに来たニャ」
そう言って雛月カレンと群衆の間に宙から舞い降りる。
猫と人間の怪人なのだろう。
その身のこなしは素早くも柔らかに動く。
「といっても首領のアイズ様はレッドバスターカレンの今までの戦績に免じて一つ提案があるニャ」
「提案?」
雛月カレンがホープペンダントを取り出し半歩下がって身構える。
提案という言葉にカレンも群衆も怪人アリシアの言葉を待つ。
「人類が雛月カレンの首を差し出せば一億人だけダークネスシャドーの支配する地球で生き延びさせてやるニャ。ただし雛月カレンがこれ以上抵抗するなら予定通り皆殺しだニャ」
「な!?何よそれ。ボク達がそんな話を信じるって思ってるの?馬鹿な事を言うな!!」
カレンは激昂して言い返すが群衆の騒ぎが収まる。
今の提案は世界中に中継された。
一億人という数字は微妙なものだった。
これが100万人だけという数字なら殆どの人類は徹底抗戦を選ぶだろう。
だが一億人となると自分が生き延びれる可能性は一気に高まる。
そして群衆は先ほどから徹底的に凌辱され、バスタースーツの加護を無くしたレッドバスターカレンを見せつけられたのだ。
群衆から一人の女性が歩み出てくる。
それは妊娠している女性だった。
「本当にこの子を助けてくれるんですか?」
「抽選に受かれば助けてやるニャ。サービスで母親のお前は優先的に助けてやるニャ」
その言葉に母親の目は迷ったあと雛月カレンの方を見た。
苦悩に満ちた視線に群衆は息を飲む。
「この子の命を助けてください」
母親はそういって頭を下げた。
それに釣られて子供を連れた他の母親達も頭を下げる。
中には子供を抱きしめたまま泣き崩れるものもいた。
「……お願いカレンさん。この子の為に死んでください」
その言葉はカレンの心を抉った。