気持ちが通じ合った公爵令嬢と田舎貴族は契りを交わすそうです 作:品☆美
空が澄み渡ってる。
青よりもずっと深くて透き通るような蒼。
天気は快晴、まるで結婚式の為だけに用意されたみたいに綺麗な蒼空だった。
うちの連中はもちろん使用人や俺の顔を知らない領民さえ浮足立って満面の笑み。
みんなが笑ってる、お日様も笑ってる。
ルルルルルル、今日は結婚式。
「やだなぁ、結婚したくねぇ……」
「また兄さんはそんな事を言って」
本日はお日柄も良く絶好のお祭り日和。
貴族としちゃ出来立てほやほやのバルトファルト子爵家の当主な俺とホルファート王国で一番偉いレッドグレイブ公爵家のお嬢様なアンジェの何処からどう見ても不釣り合いな結婚式が行われる。
公爵家の結婚式は国全体から領主貴族も宮廷貴族も関係なく招待して盛大に催されて、式が終わった後でも派手なパーティーが行われるもんだってアンジェから説明された。
そんな金、バルトファルト家には無い。
あったら領地の開拓につぎ込みたいぐらいだ。
流石に公爵令嬢を嫁にするのにそれじゃマズいから何ヶ月もかけて出来るだけ金を使わないように。
だけど貴族として恥ずかしくないギリギリの範疇でなんとか結婚式にこぎ着けた。
うちの身内だけ招待して細やかな挙式になれば良いけどそう上手くいくほど世の中は甘くなかった。
結婚式は新郎の家と新婦の家の親族が参加するものです。
義父になる公爵様、義兄になる嫡男、そして沢山の家来やら侍女やら。
やんごとなきお歴々が辺境の田舎町に押し寄せて文句を言われないような結婚式をしなきゃならない。
考えただけで気が滅入ってくる。
きっと嫌味をネチネチ言われながら値踏みされるんだ、アンジェの夫に相応しくない成り上がり者とか言われるんだ。
泣きたくなってきた。
今日も俺はバルトファルト邸の一室で憂鬱な気持ちのまま膝を抱えて悩んでます。
「まだ決心がつかないのか」
部屋の扉が開いて真っ白な女神様が現れた。
まぁ、女神じゃなくてれっきとした俺の嫁なんすけど。
ドレスを着たアンジェは本当に綺麗で、だからこそ俺と結婚するのが血迷った行動にしか見えない。
「それじゃ私達は会場に行ってるから」
「さっさと来なさいよ」
「後は頼みますアンジェリカさん」
俺を宥めてた姉貴とフィンリーとコリンがそそくさと退室した。
両親と兄さんは結婚式の対応に追われてて、使用人たちは一人残らず忙しそうに働いてる。
もう逃げ場が無い、会場に行って式を挙げるしかない。
アンジェと結婚するのは嬉しいはずなのにどうしてこんなに憂鬱なんだろう。
「ほら、皆が待ってる。騒ぎにならないうちに行かなくては」
「はぁ……」
大きな溜め息を吐く、今後の事を考えるとどうしても気分が優れない。
これが世間一般で言われてる
女がなるとは聞いてたけど男がなるとは知らなかったな。
落ち込む俺とは対照的にアンジェはとても幸せそうだった。
指輪を選ぶ時も、ドレスを選ぶ時も、別宅から屋敷に俺が移り住んだ時も終始笑顔だ。
こんな美人で賢くて優しいお嬢様が俺と結婚して良いの?
もっと良い相手がいるんじゃないのか?
ずっとそんな悩みを抱えて今日まで来ちまった、逃げ出せる段階はとっくに過ぎてる。
「なぁアンジェ」
「何だ」
「どうしても俺じゃなきゃダメ?」
「当たり前だろう」
「俺よりもっと良い男は山ほどいるぞ」
「私はリオン以外と結婚するつもりはない」
即答された、嫁の愛と信頼が強過ぎて逆に怖い。
ただでさえ婚前交渉までしちまったんだ。
ここで逃げ出したら貴族としてどうこうより男として無責任すぎる。
覚悟を決めなきゃいけないのは分かってる。
でも、その一歩が踏み出せない。
「それよりも言うべき言葉がある筈だろう?」
何かをせがむようにアンジェが腕を絡めてくる。
こんな時は『褒めろ』という催促だと最近になって気付いた。
問題はその『何か』を外すとアンジェは思いっきり不機嫌になる。
まぁ、怒っても謝れば許してくれるからいいけどさ。
飼い主に遊んで欲しい犬みたいな目で見つめて来るアンジェはとても可愛い。
可愛過ぎて俺の心が死ぬ、死んじまう。
その場で蹲って頭を抱える。
俺、本当にアンジェを幸せに出来んの?
「何故落ち込む」
「嫁が絶世の美女で生きているのがつらい」
「其処は素直に喜べ、そしてもっと私を褒めろ」
「俺がアンジェを幸せに出来る自信がありません、絶対に愛想尽かされる」
アンジェが落ち込む俺の手を取って無理やり立たせる。
どうしてそんなに嬉しそうなんだよ。
「安心しろ、今の私は人生で一番幸せだ」
「結婚は終わりじゃないぞ、この後もずっと続いていくんだから心配して当たり前だろ」
「つまり最期まで私と添い遂げる覚悟があると言いたいのだな」
「良いように解釈しないで、ヨボヨボの爺になるまで俺の世話とか嫌になるでしょ」
「なら私がリオンを幸せにしてやるから安心して夫になるといい」
カッコいいなぁ、俺の嫁さん。
こりゃ覚悟を決めなきゃダメか。
「不束者ですが末永くよろしくお願いします」
「その言葉は新婦が言うものだ」
「俺の方がアンジェに結婚してもらうんだからこれで合ってる」
「仕方ない奴め」
不思議だな、楽しそうに笑うアンジェを見ているとどうにかなりそうに思えてくる。
見通せない人生もアンジェが居てくれたらきっと切り拓けるはずだ。
アンジェに手を引かれおずおずと一歩、また一歩と足を進める。
差し伸べられた手の指にはめられた指輪が陽の光を反射して輝いていた。
寝室に到着するなりベッドに突っ伏す、噎せ返るぐらいに強烈な薔薇の匂いが辺りを漂う。
着替えをするだけの体力はとっくに使い果たしてる。
疲れた、とにかく疲れた。
公爵家の接待をするだけで気力も体力も根こそぎ持ってかれた。
まともな貴族ならコネ作りに奔走しなきゃいけないんだけど、俺は少し前までボロボロだったしアンジェもいろいろ評判を気にして身内だけの結婚式で本当に良かった。
これで他の貴族の接待までやるとか俺の心と体が死ぬ、マジで死ぬ。
もうやだ、今日はこのままベッドで朝まで眠りたい。
「寝るならまず礼服を脱いでから寝ろ」
アンジェが俺を咎める声をかけてくるけど返事をするのも面倒臭い。
寝転びながらノロノロと服を脱いでほとんど下着姿になった。
やれるだけの事はやった、これが今の俺の精一杯。
疲労困憊の俺と違ってアンジェはまだまだ元気そうだ。
「あれで良かったかな?」
「公爵家の者達に嫌われない程度にはやれていた」
「俺ずっっっと公爵に睨まれてた気がするんだけど?絶対に嫌われてるよ」
「父上は普段からあの調子だ、寧ろリオンに期待を寄せているから親しく接していた方だ」
「あとギルバートさんは口は優しかったのに目が笑ってなかった。アンジェを泣かせるなって何度も言われたぞ」
「相変わらず兄上は心配性だな。婚約破棄された私が幸せになれるよう願っているからそんな言い回しになっただけだ。」
「式が終わったらすぐに帰ったけどさ、公爵家のみんな怒ってなかった?」
「怒ってないから安心しろ、リオンはよく頑張った」
あんな人達とこれから付き合っていかなきゃならないの?
そう考えるだけでつらい、バルトファルト家はレッドグレイブ家の寄子だから今後は何をするにもお伺いしなきゃいけない。
アンジェを幸せにしろと脅されても俺に出来る事なんて限られてる。
戦争になったらバルトファルト領を護ってアンジェが逃げる時間を稼ぐのが精々。
目をアンジェの方に向けると楽しそうに笑いながら俺の脱いだ服を畳んでる。
寝室に入ってもずっとドレスを着続けて俺の世話を焼いてるのは奇妙な光景だった。
「そろそろ寝ますか」
「……待て、もう寝るのか?」
あ、露骨に不機嫌になってる。
知らない間にアンジェが怒る言動をしちまったようだ。
何とか誤魔化したいけど疲れた頭じゃ良い案が思い浮かばない。
「今日は結婚式の夜だぞ」
「……そうですね」
「つまり初夜だ」
「はい」
「なのに寝て過ごすつもりか?」
モジモジするアンジェが可愛い、可愛くてめっちゃエロい。
アンジェが何を言いたいかは分かってる、分かってるけど俺の気力と体力が足りてない。
でも頑張らないと、夫婦になった初日からしくじると支障が出そうだし。
「ごめん、疲れてるから少しだけ休ませて」
「
「……はい?」
何か聞きなれない言葉が聞こえたような気がする。
いや、アンジェがそんな呼び方する訳ないな。
自分で思ってるよりずっと疲れてる。
「ちょっとだけ、ちょっとだけ寝させて」
「分かった
「……何だよ、その呼び方」
アンジェが耳まで真っ赤になって照れてる。
そこまで恥ずかしいなら言わなきゃいいのに。
「その、あれだ、リオンと私は夫婦になった訳だが」
「そうだな」
「ならば私なりに夫婦として相応しい呼び方を考えて、周囲に私達の関係を存分に知らしめた方が良いのでは」
「で、ダーリンなのか」
「ダーリンは嫌か?」
「しっくりこない」
「じゃあ旦那様、あなたの方が良いか」
「今まで通りでお願いします」
「ダメだ、結婚を機に私達もより深い関係を求めるべきだ」
「いいよ、別に」
抗議しようとするアンジェの唇を塞いだ、これ以上聞いてると頭の中がグズグズに蕩けそうだ。
何この嫁?
オッパイ大きくて、美人だし、仕事が凄く出来る上に、性格も良くて、オッパイがデカくて、可愛過ぎる。
こんな可愛いお嬢様が本当に俺の嫁なの?
後で返品要求しても絶対に突っぱねるからな。
アンジェは俺の嫁だから、奪おうとするなら公爵だろうが王子だろうが死ぬまで戦ってやる。
息継ぎすらキスの邪魔だ、アンジェの舌を舐めるように俺の舌を絡め合う。
口元から垂れた涎がアンジェの上乳に落ちる、それを舐め啜るようにオッパイに顔を埋める。
柔らかい、どこまでも沈み込むぐらいに柔らかい。
温かくて柔らかくて良い匂いがする、どんな極上の布団もアンジェのオッパイに敵わないな。
たっぷりオッパイを堪能して、またキスを繰り返しながら両手でオッパイを掴んだ。
ドレスの上からも分かるぐらい柔らか過ぎるオッパイ、そんなオッパイに一ヵ所だけ違和感がある。
硬くなったその部分を指先で強めに抓りつつ掌で柔らかいオッパイを優しく揉む、揉んで揉んで揉みまくる。
アンジェの吐息がさらに熱を帯びていく、必死に声を噛み殺す仕草がいやらしくて股間が熱く疼いてくる。
「その、挿れたいか?」
「挿れたい、アンジェの
「リオンのしたいようにすれば良い。私達はもう夫婦だ、体を重ねるのも当然だ」
「当然ですか」
「子を産むのは妻の務め、家を残す事も貴族の責務だ」
何かそう言われると昂ってた気分が萎えてくるな。
もっとこう、義務感とか責任とか抜きにアンジェを抱きたいんだけど。
オッパイを揉んでた手を離してそっとドレスの裾を捲りアンジェの太腿に触った。
アンジェの肌は絹製のストッキングに負けないぐらいスベスベしててずっと撫で続けられる。
撫でながらゆっくり手を動かしてある場所へ近づける、アンジェは拒むように頭を振るけど本気で拒んでる訳じゃない。
股間を覆っているショーツはとっくの昔に濡れていたんだろう、触った瞬間に漏らしてるのか思うぐらい湿っていた。
布越しに触れるのがもどかしい、直に見ないで下着を脱がせるのは難しかったけどアンジェが腰を浮かせた隙に留め紐を解く。
アンジェの脱ぎたてショーツは細かい刺繍が施された高級品だけど、それより股間が触れる部分が染みになりそうなぐらい濡れて重い。
わざらしく近づけるとツンとした愛液の匂いが漂ってアンジェが頬を染める。
このままショーツを被ったり舐めたりしたかったけど我慢する、俺は紳士なので変態行為はしないのだ。
「アンジェは俺の子供が欲しい?」
「当たり前だろう」
「俺はまだ早いと思ってる、というか義務感でセックスしたくない」
「一度も避妊具を付けて性交しなかったのはリオンの方だ」
「嫁と気持ち良くセックスするのと子供を作る為にセックスするのは意味が違うの」
「行為は同じだろうに」
「いざ子供を作っても文句を言われなくなると逆に戸惑うと言いますか」
「意味がわからん」
「立場とか家柄とか関係なくアンジェを抱きたいの」
男心は複雑なのです、セックスは気持ち良いからやりまくりたい、でも子供が出来たら強制的に親になる。
十代で子爵位の領主貴族やってるけど、結婚してすぐ親をやれるほど俺は自分が大人だと思ってない。
それでも避妊してないのは、まぁそういう事です。
綺麗な嫁さんが自分の子供を産むという妄想が癖になるんだ、公爵家のお嬢様が平民同然の俺に抱かれるという高揚感が興奮する。
なので結婚前はアンジェを抱いて
でもウェディングドレスのアンジェが魅力的だからセックスを止める理由にはならんのです。
スカートの裾を捲ってアンジェの股間を舐める、結婚式用の格好したまま前戯をしてる事実が正気を失いそうなぐらい興奮する。
「……っう。ドレスを脱ぐから少し待て」
「俺が舐め取るから問題ないよ」
「問題ある!せっかくのドレスが汚れてしまうだろうが!」
「またアンジェはそうやって煽る」
「煽ってない!」
抗議を続けるアンジェを無視してしつこいぐらいヴァギナを舐め続ける、口の周りが涎と愛液で汚れても気にしない。
スカートの中から抜け出すとアンジェは涙目になって俺を睨む。
好きな女子をイジメる男子の気持ちがよく分かった。
ご機嫌取りにキスを再開、同時にペニスをヴァギナに擦り合わせる。
頭と股間からいやらしい水音が寝室から途切れない、ドロッドロに理性が溶けて頭の中がセックス以外考えられない。
ベッドの上で胡坐をかいてアンジェを中腰にさせる、ちょうど亀頭がアンジェの膣口に当たった。
膣口から垂れた生温かい愛液が亀頭を濡らし先走りと混じり合う、これ以上の我慢は無理だ。
ニュルゥゥゥッ♡
「くぅっ」
「ふあぁぁ」
挿入と同時に力を抜いて重力に身を任せる。
既に蕩けてたアンジェのヴァギナはトロトロのヌメヌメ、膣壁は柔らかいのにちょっとペニスで小突くとキュッと締まる極上のトロフワだ。
ペニスを咥えたくて仕方ないのに意地を張って素直じゃないアンジェの本心を伝えてくれる。
俺達は深く繋がったまましばらく動かない。
もう何ヶ月も前に俺達はお互いの体で童貞と処女を喪ってる、今夜は夫婦として初めてのセックス。
体だけじゃなくて心を繋げて夫婦になった実感に浸る。
密着しているとアンジェがモゾモゾ動いて何とかドレスを脱ごうと藻掻きだした。
俺も脱衣に協力して何とか成功、純白のウェディングドレスがベッドの上に横たわる。
確かにウェディングドレスのアンジェは確かに魅力的だ、けどセックスで密着状態になるとどうしてもヒラヒラしたドレスが邪魔になってしまう。
ウェディングドレス姿のアンジェは魅力的だけど、それはドレスが素晴らしいからじゃなくてアンジェが綺麗だからだ。
細かい小物はそのままで抽挿を再開する、だだでさえ精液が溜まっていた睾丸がセックスを開始して次から次へと新しい精液を増産する。
精液は出口を求めて性欲を煽りペニスが硬くなっていく、夫婦としての初セックスが優しくゆっくりした物から激しい物に変わっていく。
感じてるのは俺だけじゃない、アンジェの方も同じだった。
膣内の襞が早く精液を出せと強請るように蠢きペニスを挑発する、膣の動きと連動してアンジェの脚が俺の腰を引き寄せる。
大きく腰を振りたいのに絡まった脚のせいで上手く動けない、仕方なしに強く小刻みに腰を動かして膣内を抉り続ける。
「あっ、あっ」
ペニスで突く度にアンジェが体を強張らせ嬌声を出し続ける。
俺を離さないと俺を抱き締める手足とは逆に膣はどんどん解れ軟らかくなっていく。
指も届かない膣の一番奥、そこを突ける直前で我慢の限界が見えて来る。
『バチュッ』とも『バチュン』とも聞こえる肉のぶつかり合う音が一層激しさを増す。
もう限界だった、既に精嚢から出撃した精液は精管から尿に昇っている。
最期に思いっきり腰を突きあげアンジェの体を抱き締める。
ドュップ♡ ドクッ♡ ドクッ♡
最初の一番濃い精液がアンジェの膣に放出される。
今まで婚約者の立場じゃセックスでは本来許されない
そのお手本となる最初の射精の快感に酔いしれる。
ふとアンジェの方に顔を向けたら綺麗な顔を歪ませて絶頂していた。
射精した後もしばらくの間、俺達は夫婦の初セックスの余韻に浸り繋がり続ける。
体を離した時、膣に収まりきれなかった精液がヴァギナから零れたのが堪らなくいやらしかった。
絶頂の痺れが治まるとアンジェはベッドの上をゆっくり移動しながらウェディングドレスを片付け始める。
女の子にとっちゃ一生の思い出の服だ、大切に保管したいんだろう。
まだ足腰に力が入らないのか四つん這いで動くアンジェの尻が俺の目の前で揺れる。
大きくて柔らかそうな尻肉が動く度に歪んでは元に戻る繰り返し。
その真ん中にあるヴァギナとは別に色素が濃くなった窄まりが目に入った瞬間、性欲が衝動になって脳を犯す。
何回もセックスはしたけどアナルセックスの経験は無かったな。
今までフェラチオもパイズリもしたけどアナルに関してはほとんど手付かずだった。
アンジェの全部を俺の物にしたい、今日は結婚初夜だし上手くいけばやれるんじゃないか?
そんな考えが頭の中を過ぎった次の瞬間にはアンジェの背中に抱きついていた。
射精して萎えていたペニスはとっくの昔に熱と硬さを取り戻し、アンジェの尻に押し付けて柔らかさと弾力を思う存分に楽しむ。
戸惑って逃げようするアンジェの抱き締めながらペニスを尻の割れ目に押し付ける。
アンジェは俺の欲情を悟ったのか身動ぎせずに為すがままだ。
戸惑うアンジェの項に舐めながらゆっくり顔を耳元に近付ける。
「アンジェ、またしたい」
「もう少し待ってくれ、片付けが終わったら再開する」
「挿れたいのはそっちじゃない」
「?」
「ここ」
「!?」
ペニスでアヌスの周囲に軽く触れたらアンジェが今までにないぐらい驚く。
そのまま俺の体を引き離そうとするが腕力なら俺の方が数段上だ、むしろ足掻けば足掻くほど振動がペニスに伝わり性欲の炎に油を注いでるようなもんだ。
「ダメだ、絶対にダメだ!そこは性交する場所じゃない」
「こっちでやるセックスもあるんだぞ。アンジェはそっち方面に詳しいと思ったのに」
「王家の閨教育は子を孕む性交が前提条件だ!不浄の穴での行為など何の意味がある!?」
「アンジェの全てを俺の物にしたい、それじゃダメ?」
「そんな言葉で騙される訳ない!」
「一生のお願い、アンジェのお尻の処女をちょうだい」
子供がおもちゃやお菓子を強請るように口説き続ける、その間も愛撫は止めない。
胸を揉んで、お尻を撫で、クリトリスを抓んで、首筋にキスしまくる。
俺がどれだけアンジェに興奮してるか、ペニスを押し当てて小刻みに腰を揺らして主張し続けた。
頑なだったアンジェの体が徐々に力が抜けて俺の体に身を任せてくる。
ここから一気に頭と舌を総動員してアンジェの許可を得られるように口説き落とす。
「なぁ、せっかくの初夜だよ。夫婦が最初の夜なのにいつも通りじゃつまんないでしょ」
「だからと言ってこんなやり方は強引過ぎる」
「嫌なら途中で止めるから。お願い、痛くしないからさ」
「…………」
「アンジェだって本当は興味あるだろ、一緒に気持ち良くなろう」
「~~~~ッ」
ヴァギナから溢れた愛液がさっき注いだ俺の精液を押し流してベッドを汚す。
本当はアンジェもしたくしてしかたないんだろう。
焦らし続けてヴァギナじゃなくてアナルで良いから挿れて欲しいと思わせれば俺の勝ちだ。
股間からクチュクチュと音が出る度にアンジェの体から力が抜ける。
耐えきれなくなったアンジェは四つん這いのまま尻を大きく掲げた。
無言の同意を得て俺はお尻へ愛撫を開始する。
アンジェのお尻は丸くて大きくて温かい頬を当ててると癖になりそうな感触だ。
その中心にある尻穴の表面を指先で皺の一つまで弄りつつ、お尻の表面を撫で回すとアンジェはもどかしいのかお尻が左右に揺れる。
ちょっとした悪戯心と注意の意味を込めでお尻に噛みつく。
白いお尻に俺の歯型が刻まれて赤く染まる、言いようのない征服感で胸がいっぱいだ。
「俺はオッパイ派だけど父さんが尻派なのも今やっと分かった。大きなお尻って魅力的なんだ」
「それは私の下半身が無駄に大きいと言いたいのか」
「悪く受け取るなよ、俺はアンジェのお尻が大好きだもん」
アンジェを宥めつつゆっくり指をアヌスへ挿れていく。
排泄器官には物を挿れる機能なんて無い、本来の用途から外れた快楽を貪るだけの行為。
必死で侵入を拒もうとして強烈に指を締め付ける肛門から少し先へ進むと柔らかくて温かい内臓が隙間無く指を咥えて離さない。
指一本でこれだ、もしペニスを挿れたら一体どうなるか?
恐怖と一緒に興奮が湧いてくる。
堪らなくなって臨戦態勢のペニスを尻穴に当てた、アナルの方もずっと愛撫したおかげで溢れた腸液で濡れてる。
「おっきいお尻は子供をたくさん産める長所だってさ」
「なのに子供が出来ない尻穴で性交するのは頭がおかしいと思わんのか」
「アンジェが初めてが欲しい、アンジェに気持ち良くなってもらいたい。それだけだ」
「本当にリオンは変態だな」
「あと俺の本能はアンジェを孕ませたいけど理性は親になる覚悟がまだ出来てない」
「責任感があるのか無節操なのか分からない解答は止めっ」
文句を口にするアンジェにお構いなしにゆっくり亀頭でアナルに挿れる。
ミチミチとアナルが音を立てて皺が無くなるぐらいに拡がった瞬間、凄まじい締めつけがペニスの侵入を拒む。
悶えながら必死にペニスを拒むアンジェのアナル、喘ぎ声とも獣の唸り声にも聞こえる美声。
今までアンジェとセックスしても本当の意味で無理強いした事は無い。
なのに必死でアナルセックスを拒むアンジェの肉体を見ているとどうしようもない位に興奮して無理やり突き入れたくて仕方ない。
強姦まがいに挿入されたペニスを必死に圧し返す腸内にそれは不可能だと教え込むようにじっくり挿入を続けた。
「ほぉ、はっ、ふっ」
時間をかけてペニスの根元まで挿入する。
息も絶え絶えなアンジェを余所に俺は征服感に浸る。
ついにアンジェの初めてを全部手に入れたぞ、俺がアンジェの夫になった事実に叫び出したい気分だ。
僅かに残ってる理性で必死に動きを抑える、初体験で無理をさせてアンジェに嫌われたくはない。
戦場で匍匐前進した時よりもゆっくり体勢を変えていく、どの体位が一番楽か探らないと。
挿入の角度を変えようとアンジェの腿を掴んで丁寧に持ち上げた。
「ふおおぉぉぅぅ!?」
一瞬、何が起きたか分からなかった。
獣じみた咆哮を聞いた次の瞬間、物凄い締めつけがペニスを襲った。
射精を我慢できたのは奇跡に近い、何事かと思ってアンジェの顔を覗く。
蕩けきった表情のアンジェがそこにいた。
股間が湿った感覚に襲われて下を向くと膣から大量の愛液が断続的に噴出している。
さっき俺が
軽く腰を動かすともう一度アンジェの股間から失禁したみたいに愛液が噴き出す。
もう一度、またもう一度と動かす度に嬌声が寝室に木霊する。
「アンジェはお尻が気持ち良いの?」
「ち、違っ」
「じゃあ我慢しなくて良いな」
「うぎゅぅ!」
答えなんか聞いてない、このお嬢様は俺の嫁だ。
整った顔も、スベスベの肌も、黄金色の髪も、手に収まらない乳も、安産型の尻も、性交に使わない筈の尻穴も、子を孕む子宮も全部俺の物だ。
誰にも奪わせない、アンジェは俺の物だ。
アンジェをベッドに下ろし仰向けに寝かせる、既にアンジェは呂律が回らず意識も混濁してる有様だ。
そんなアンジェの体を折りたたむように尻を掲げさせると更に奥へ突く、引力を利用し上から体重をかけて深くより深くアナルを抉る。
ペニスで突かれる度にヴァギナから愛液が噴き出していやらしい噴水みたいだ。
ドロドロに溶け合いながら腰を動かし続けるとある場所で締まりが強くなる事に気付く。
多分そこがアンジェの性感帯だ、徹底的にそこを責めれば初体験でも絶頂できるだろはず。
勢いをつけて挿入し性感帯を亀頭で刺激すると腸の締めつけ一際強くなる。
ヤバいな、気持ち良過ぎて
「ああぁん!!?」
「ここが良いのか?」
「ダメ!!そこだめ!!お腹熱い!!」
「お腹って尻の方か?」
「そっちじゃないィ!!膣の奥があちゅいぃ!?」
確か子宮と直腸って距離が近いんだっけ?
つまりアナルセックスで子宮が刺激されて感じてるって訳だ。
猛烈に嗜虐心が湧いた、腰の動きを速めてその部分を小刻みに突くとどんどんアナルの締めつけが強くなる。
アナルの締めつけに負けないようにペニスを突くと更に締めつけが増す。
その繰り返しがどれだけ続いたか分からない。
ただあと一回擦ったら射精する事だけは分かった。
グリィッ……
「ぐうぅぅぅッ!」
「あぁぁ!?」
ビュック!! ビュッルルゥ!!
体の痙攣が止まらない、睾丸の精液を一滴残らず搾り出すような快感。
アンジェのアナルが強烈にペニスを締め付けて尿道が狭まり射精が滞る。
数十秒の射精が数百秒に引き延ばされるみたいな感覚に襲われながら初めてのアナルセックスは終わりを告げた。
「加減を知らんのかお前は」
「面目次第もございません……」
「まだ尻に挿れられてる感覚がする」
「ちゃんと拭いておこうか?」
「こっちに来るな!」
「はい……」
流石にやり過ぎたな、意識を取り戻したアンジェにずっと怒られっぱなしだ。
機嫌を取ろうにも会話さえ覚束ない。
流石に結婚当初から夜の不一致で離婚は避けたいぞ。
水を入れた盥にタオルを浸し体を拭く、さっきまで無茶なセックスをしてたからあちこちが痛い。
アンジェも同じようで体を動かす度に呻いている。
やっぱ嫁さんが怒ってもちゃんと手助けした方がいいな。
怒られる覚悟でアンジェの体にこびり付くベトベトした残滓を拭う。
思いっきり睨まれたけど全部調子に乗った俺が悪い、アンジェの怒りは当然だ。
背中や尻を拭き終わりやっと落ち着いた、今日はもう寝よう。
ベッドに寝転ぶとアンジェがしな垂れかかる、情事の後はこうして互いの身を寄せ合うのが俺達のお決まりだ。
「……満足したか?」
「凄く気持ち良かったです」
「なら良い」
「……アンジェは気持ち良くなかったの?」
「子が出来ない性交だからな」
「そんなに子供が欲しいの?」
アンジェは今日のセックスでやたら子供について訪ねて来る。
俺としちゃ結婚してすぐ子供が出来るのも外聞が悪いと思うんだけど。
「今まであれだけ交わってきたのに孕む気配さえ無い」
「一度も避妊してないのにな」
「もしかしたら私は子供が出来にくい体質なのかもしれない。貴族の女にとって不妊は己の存在を否定されるような物だ」
「だからって親の都合で子供を産んだら可哀想だろ」
「リオンは私に子を多く産んで欲しいと言った筈だ。母体が健康なうちに産んでおいた方が母子共に負担が少ない」
優しくアンジェの体を撫でてやる。
まだセックスの名残りで火照った体に上質のタオル以上に滑らかなアンジェの体が気持ち良い。
アンジェは生真面目だけどせっかちな性格だ。
確かに子供は欲しいけどアンジェに無理をさせるつもりはない。
八人ぐらい欲しいと言ったけどちゃんとした跡継ぎが一人だけいれば数は問わない。
変に気張ってアンジェが傷付く方が嫌だ。
「焦らなくていいよ、しばらく夫婦二人も悪くない」
「……うん」
そう告げてアンジェを抱き締めてるとまたムラムラしてきやがった。
流石に疲れも残ってるしこれ以上のセックスは体がもたない。
せっかく良い雰囲気なのに勃起してるとバレたらアンジェが拗ねちまう。
必死に鎮めようとすればするほど勃起が治まらない。
体を離そうにもアンジェが俺から離れようとしてくれないから困る。
「……なぁ」
「はい」
「勃ってるぞ」
「ごめんなさい、不可抗力の生理現象です」
「まったく」
アンジェの呆れ声が聞こえた。
最悪だな俺、そんな事を思ってたらペニスに温かい何かが触れる。
確認しようとした次の瞬間にはペニス全体が優しく締め付けられていた。
その感触には憶えがあった、俺のペニスが唯一知っている女性器の感触だ。
「俺を咎めておいて結局こうするのかよ」
「なら抜くか?」
「嫌です」
「よろしい」
微笑むアンジェが微笑む。
俺の体に跨ってゆっくり体を動かすアンジェはとても艶めかしいけど優しさに満ちている。
何か良いなこういうの、性欲じゃなくて心が満たされていくって感じ。
緩やかなアンジェの動きに合わせて体を動かす、膣の中はいつも以上に柔らかくて吸い付いてくれる。
少し深く挿入した瞬間に柔らかくなった膣は更に奥までペニスを呑み込む、亀頭の先端にコリコリした何かを感じる。
「はぁぁぁ……」
アンジェが大きく息を吐いて身悶える。
これがアンジェの膣で一番奥にある臓器、子宮の感触だ。
今夜のセックスで一番緩やかな抽挿で一番奥まで届くのが皮肉だな。
愛情を込めてゆっくりゆっくり突いてやる、俺の上で腰を動かせなくなったアンジェが俺の胸板に倒れ込む。
「動けるかアンジェ?」
「少し厳しい、腰が痺れて動けそうにない」
「子宮かなここ」
「…っ、こら。私の体で遊ぶな」
「ここで
「ならリオンの方から動いてくれ」
起き上がって体勢を変える、左手はアンジェの腕を掴み右手は腹を支える。
そのまま幾度もペニスで膣を優しく突きまくる。
穏やかな気持ちのまま性欲に左右されず腰を動かす。
睾丸が活発に動いて精液が少しずつ作られていく、出来立ての新鮮な精液が溜まるほど体力が削られる。
今日はこれで最後だな、その分アンジェを気持ち良くしてやろう。
少しずつ膣の奥へ突き進み突き当りまで挿入、そのまま子宮口を撫でるように細かく動かす。
ペニスをヴァギナに抽挿ではなく亀頭と子宮口を擦り合わせる感覚。
敏感になったまま繋がった性器はそれだけで簡単に気持ち良くなってしまう。
「
「うん、リオンの赤ちゃん孕ませて」
ビュッゥゥゥゥ
アンジェの言葉が切っ掛けとなり膣壁が収縮を始め、その動きに合わせてペニスが痙攣し精液が膣内に放たれる。
今夜の射精で一番勢いが弱くて量も少ない射精だった。
そのまま疲れ果てて俺達はベッドの上に倒れる。
疲労困憊、精も根も尽き果て指を動かすのさえ一苦労。
何とか身を寄せ合って布団を被り目を閉じると気を失うように意識が遠のいていく。
結婚初夜だからってやり過ぎた、こんなの毎日続けたら命がヤバい。
でもこのまま死んでも悔いはないぐらい心の底から幸せだった。
こうして惚れた女を抱いて眠れるなら地獄みたいな戦場を生き延びた意味があった。
今だけは意地が悪い神様に少しだけ感謝できそうだ。
アンジェの幸せそうな寝顔を見てるだけで幸せになれる、いつか子供が出来たらもっと幸せになれんのかな?
まだ見ぬ我が子を想った辺りで俺は眠りに落ちた。
ちなみに結婚式から一ヶ月ちょい後にアンジェが体調不良を訴え、診断の結果妊娠が発覚したのはまた別の話だ。
モブせか完結記念の初夜エッチです。
元々は今作本編の一部だったけどストーリーの構成で簡単なナレーションの場面を再構築した物になります。
アニメ2期の発表や原作完結に備えて練っていた構想をこうして形にしました。
夫の呼称シーンは三嶋与夢先生の「俺は星間国家の悪徳領主!』のリアン&ロゼッタ夫妻を参照しました。
モブせか二次創作の今作でエッチ回はあと一回ぐらいの予定、おそらく後日談のお話になると思います。
今章の挿絵イラストは依頼主様のリクエストにより松田おるた様、兔耳浓汤様、くあねろ様、紫おん様に描いていただきました、ありがとうございます。
松田おるた様 https://skeb.jp/@matudayazo/works/40
兔耳浓汤様 https://www.pixiv.net/artworks/116382957
くあねろ様 https://www.pixiv.net/artworks/115745905
紫おん様 https://www.pixiv.net/artworks/117384363
意見・ご感想を戴ければ今後の励みにしたいと思います。