春姫がファミリアへやって来てそれなりの月日が流れた。
その間、彼女の扱いは他のお世話係の子達と同じく、アナスタシアの身の回りの世話を主に行い、それ以外は外出を控えることを除けば、特別なんの強制もなく自由に過ごしていた。
正直、拍子抜けしたというのが春姫の本音だった。
人攫いに会い、奴隷として売られ、娼婦を主な生業とするファミリアに買われた当時は、こんな穏やかな毎日を過ごせるなんて思いもしなかったからだ。
元々、箱入り娘であり、労働に慣れていない事もあって、周りの先輩方に迷惑を掛けてしまう事は多かったけれど。
それでも誰に叱られるでも、邪険に扱われるでも無く、誰もが助け合い、優しくしてくれる。
思っていた平和とは少し違ったが。それでも、親に捨てられ、路頭に迷っていたあの頃と比べれば、充分幸福な生活に春姫は確かな充実感を感じていた。
そんな日々を今日も享受し、与えられた大部屋の中、他の子達に混じってスヤスヤと眠っていたある夜のこと。
尿意を感じて起きた春姫は、寝惚け眼を擦りながら部屋を出て、厠へと向かって廊下を歩いていた。
『━━━♡ ━━━━♡』
欠伸をしながら、薄暗い魔石灯の明かりを頼りにフラフラと。
覚束無い足取りで、偶に欠伸をしながら歩いていると
聞こえて来たのは、一番近い部屋の扉から。
あそこは確か、アナスタシア様の私室だったはず、と寝惚けた頭で考えて好奇心が疼く。
美しく高貴な御方であり、その穏やかさから忘れてしまいがちになるが、彼女もこのファミリアへ身を置く娼婦。
イケない事だと分かっていても、眠気で自制心が緩んだ今の彼女にそんな良心は障害ではなく。
好奇心の赴くままに、よく聞き取れるように扉へ片耳をピトリと
『ィッ゛━━━♡ ォ゛ッ━━━━♡』
目を閉じ、耳を澄ませてみたが、どうにも音がこもって聞き取れない。
男性のように野太い声だということは分かるが、肝心のアナスタシアの声が一切聞こえない。
小さな声で話しているのか、それとも声を出していないのか。
或いは、この部屋の中にアナスタシアが居るというのがそもそもの勘違いで、実際は別の誰かが部屋を使っているのか。
気になる。とても気になる。
という訳で、そろりと扉を開けることにした。
瞬間、聞こえて来る獣のような嬌声。
その音に驚く間も無く、春姫は部屋の中の光景に目を奪われた。
「イ゛ッ゛・・・たぁッ!!♡ エミリア、様ァ゛ッ・・・! ダメッ・・・!♡ もぅッ・・・!♡♡」
「えぇ、胸にこんなにも吐き出したんですもの♡ そんなに言わなくても、分かっていますよ♡」
ベッドの上で仰向けになり、力強い声で何かを堪えようとするダレかと、そのヒトの股座で正座になり、ダレかのお尻を膝に乗せているアナスタシア。
そのダレかは、何処か見覚えがあるような気がして、そこで漸く春姫はあの日の事を思い出した。
ずっと夢だと思っていたあの夜の出来事。
目が覚めて、誰も何も言わず、普通に接してくれていたから夢だと思い込んだあの夜の情事を。
頭ではなく、身体が覚えていた春姫は、胸の内に巡る熱い衝動に身を任せ、その手を自身の秘部へと持っていく。
教えられたように。手取り足取り、覚え込まされた通りに。肌蹴た衣服に手を滑り込ませ、ぐしょぐしょになっていたおまんこのスジに、指を這わせる。
(あ、あれ・・・♡ もしかして、殿方の、アレを、挟んで・・・♡)
羞恥心よりも性的興奮が増した春姫の精神力は一種のハイ状態となり、茹で上がった思考回路で目の前の情事を細やかに観察する。
すると、アナスタシアが胸で挟み込み、僅かに出た先っぽを手の平でグリグリ♡ と虐めていたモノの正体に、春姫は気付く。同時に、アナスタシアの胸を彩る白濁の液体の正体にも。
子を成すための生殖行為ではなく、性を貪るだけの卑猥な行い。
まだ、自分の幼い身体では決して出来ぬ、春姫の娼婦というイメージに合致する厭らしい行為。
普段はそれを忌避し、いつか自分がそれをしなければならない事に絶望すらしていたというのに。アナスタシアがやっているというだけで、何故だか言いようのない快感が背筋を駆け巡った。
「あぁ゛ッ!?♡ え、エミリ、゛ア、様ァ゛ッ・・・! ぐるッ゛ッ♡ なにか、来でるぅッ・・・!♡」
「もう少しです、頑張って♡」
「あぁ゛ッ・・・イヤ゛ッ!♡ イヤッ゛ァ!♡ ・・・ァッ゛ァア゛ッ゛ァアァ゛ッァ!!!♡♡♡」
まるで大きな何かが弾け飛んだような衝撃だった。
部屋中に飛び散る透明な液体。喉から絞り出したような嬌声が、鼓膜から伝わり脳を揺さぶる。
気付けば、春姫の足元には水溜まりが出来ていて、彼女はそこへ、へたり込んでいた。
お股の奥がジンジン♡と痺れ、腰がフワフワ♡して上手く立てなかった。
春姫は不思議に思ったけど、それを考える余裕は今の彼女に無かった。
頭がボーッとする。言い知れぬ多幸感が身を包む。
イッていた。
春姫は、自身が気付かぬ間に深い絶頂を行い、そして今この時も連続する甘イキに身を浸していた。
それでも、目線は部屋の中。
ベッドで気絶するダレかと、それを愛おしそうに見詰めるアナスタシア。
そんな彼女の、殿方のアレを挟んでいる胸を凝視していると、アナスタシアは
(・・・ッ!!?♡♡)
透明な液体がぐしょぐしょに濡らし、白濁の液体が橋を作る谷間を見て・・・春姫はまたイッた。
先程よりも深くは無いけれど、お股の奥がキューンッ♡ と締まるような快楽が襲い、確かにイッた。
イッて、喘ぎ、脱力しながら鼻血を垂らす、そんな彼女が居る廊下の奥で。
廊下に響いていた嬌声を聞いて、誰が主人の部屋の扉を開けたのかを確認しに来た夜番の子に、見られているとも知らずに。
その日を境に春姫の平穏な日常は、卑猥な音と共にその化けの皮を脱ぎ捨てた。
◇
昨夜のことを夢だと思い込もうとしても、頭の中にやたらと鮮明に残る記憶がそれを否定して来る。
お仕事中も心ここに在らずで、少しでも気を抜いたら手がお股に伸びてしまいそうになる。
流石に自制心が勝って踏み留まることが出来たが、それでもお股が疼く。
着物で分かりにくいだろうからと、両足を擦り合わせるようにモジモジさせていたが、そんな春姫へと心配の声が掛る。
「春姫、春姫。大丈夫ですか?」
「・・・ふぇ!? え、あ、はい!」
それは、非番の子達とあやとりやをしてたり、読み聞かせをしてあげたりと戯れていたアナスタシアの声だった。
調子が悪いのであれば休みなさい、と。
ワタワタしながら問題ない事を告げる春姫だったが、端からそれを聞き入れるつもりはアナスタシアには無かった。
他の子達に目配せをすると、彼女達はテキパキと春姫の仕事を奪い、アナスタシアが座るソファの前まで春姫を誘導した。
「ほら、おいで♡」
「へ、え・・・!?」
腕を広げ、大きく吸い付きたくなるようなおっぱいが、春姫を待ち構えていた。
それを見て、昨夜の出来事が何度も頭を駆け巡り、顔を真っ赤にして硬直する春姫。そんな彼女に何を勘違いしたのか、身を乗り出したアナスタシアが強引に抱き込んだ。
「ぎゅーっ♡」
「え、あっ、あっ・・・」
あっ、柔らかい♡
男女問わず、神さえも魅了した魔乳に抗えるはずも無く、顔を包むマシュマロに一気に力が抜けていく。
両手は自然とおっぱいへと伸び、欲望の赴くままに揉みしだき始める。
甘い香りが鼻腔を擽り、もっと嗅ぎたくて、思いっ切り深呼吸をする。
「すぅぅぅ〜〜〜・・・・・・、・・・ッ゛!!?♡」
そして気付く。
谷間に埋まった鼻が、その匂いに。
独特な、鼻の奥がツーンッと来るような刺激臭。
甘い香りの中に潜む、落とし切れなかった残り香。
普通の嗅覚なら嗅ぎとる事の難しいソレは、しかし獣人たる春姫からしてみれば、十分過ぎる程の匂い。
昨夜の物と
「ッ゛!♡ ッ゛・・・♡」
「・・・春姫?」
頭上から聞こえてくる声に、しかしイキ声を抑えるので精一杯の春姫は答えることが出来ない。
アナスタシアだけでなく、周囲には他のお手伝いの子達も居る。そんな状況で、自分が果てたことを知られてしまえば、明日からどんな顔をして接すればいいのか分からなくなる。
故に、必死に我慢して、なんとか誤魔化そうとしていた春姫だったが・・・腕の中に居るそんな彼女の反応を、アナスタシアが見逃す筈も、勘違いする筈も無く。
ビンッッ! と硬直した無防備な尻尾へと、手を添えた。
「んひゅっ・・・!!?」
さわさわ♡ すっ・・・♡ すっ・・・♡
まるで男性器を愛撫するかのように、扇情的に撫で付ける。
ただでさえ敏感な尻尾は、イッた直後な事も相まって尚更その感度を増していた。
腰とお尻の間がゾクゾクする。
自然と腰が持ち上がり、喉から汚い声が漏れそうになる。
鼻から抜ける濃い匂いが、脳を痺れさせる。
快楽で訳が分からなくなった春姫は、今現在、最も心を許しているアナスタシアへと縋るように懸命に抱き着くが、悲しいかな。彼女を刺激しているのは、他ならぬアナスタシア本人。
快楽から逃げることは許されず、最短距離で絶頂へと導かれた春姫は、せめてもの抵抗とばかりに、アナスタシアに強く抱き着いて、声を押し殺すようにしてイッた。
「はぁッ・・・♡ はぁッ・・・♡」
「うん、上手にイけましたね♡ エラい、エラい♡」
「んっ・・・ふぅ・・・♡ ・・・・・・すん・・・♡ ・・・・・・すん、すん・・・♡」
甘く、幸せな快楽が身体を包み、ぽわぽわと不思議な感覚に陥る。
頭を、尻尾を優しく撫でる手が気持ち良くて、絶頂の余韻に浸りながら、その茹でった脳はさらなる快楽を求める。
周りに他の子達が居ることも忘れ、他の種族よりも強い獣としての本能が、エッチな香りがする谷間へ鼻を押し付け、アナスタシアへ跨ったお股をお腹に擦り付ける。
そして喉からは、まるで求愛をしているかのように、切なそうな声が漏れ出て、最早周りのことなどお構い無しに春姫は発情していた。
「クルルルゥ・・・・・・♡ キュゥ、キュゥ・・・♡」
「あら・・・?」
春姫の求愛の声にいち早く気付いたアナスタシアは
しかし、肝心の獣人の習性を、詳しい事まではよく分からないアナスタシアは、彼女達は興奮するとこういう声を出す、という事は分かっても、求愛しているという発想まで至らなかった。
結果、小狐の必死な求愛も虚しく、飽く迄も
「・・・〜〜〜っ♡」
「はっ・・・♡ はっ・・・♡」
そんな発情臭と甘くエッチな声を撒き散らす春姫に充てられ、周りに少なからず居た獣人のお世話係達も、次第に尻尾をブンブンしながら息を荒らげ始める。
さらにそれに釣られて、残りの子達もお股をモジモジと擦り合わせ始め、気付けばアナスタシア達を中心に部屋中がエッチな雰囲気で溢れていた。
「そろそろ服も脱ぎましょうか♡」
「キュゥゥッ・・・♡ キュウッ・・・♡ くるるる・・・・・・ふぃんッ!?♡」
腰をヘコヘコ擦り付け、自身の欲を満たすことに夢中になっている春姫の着物を、手馴れた様子で剥がし、少し反った背中に指をすーっと這わせる。
上へ下へ、行ったり来たり。
最初は快楽よりも
次第に背中を這う指に慣れると、寧ろそれすらもゾクゾクと背筋を襲う快楽を感じるようになり、止まっていた腰ヘコを再開した。
そして、それを待ってましたとばかりに、アナスタシアも攻めを激しくしていく。と言っても、擦(こす)る速さや強さはそのままに、タイミングを変え、オマケに
しかし、既に限界間近の春姫にとって、それは甘くも激しい快楽の嵐となって、火照り切った体を絶頂へ誘う。
「キュゥ・・・♡ んぅ・・・♡ ふぁぁ・・・♡ あっ、あっ♡ ンン゛んっ゛〜〜〜〜ッ・・・!♡♡♡」
プシィッ♡ プシュィーーーッ♡
抱き着いたままイキ果て、アナスタシアにマーキングするかのように潮を吹き掛ける。
普段の春姫であれば顔面蒼白で土下座する勢いの無礼過ぎる行為だが、快楽でお馬鹿になった今の彼女からすればそれもまた己を昂らせる為のスパイスにしかならない。
絶頂の余韻に浸り、フワフワとした頭で自分の雄だと見せ付けて牽制するかのように、イキ汁でぐしょぐしょになったおまんこをアナスタシアに擦り付け、逃がさないようにギュッと抱き締める。
「ん〜〜っ・・・♡ んふぅーーーっ・・・♡」
満足そうに、幸せそうな表情で。雄へ媚びる娼婦のように惚けた顔でアナスタシアの首元に吸い付き、求愛を繰り返す春姫を、一先ず好きにさせる事にしたアナスタシアは、春姫を意識から外した。
そして部屋中に居るお手伝いの子達。春姫の求愛に充てられ同じく発情し、それぞれがアナスタシアの教えた通りの方法で
(おいで♡)
(・・・!?♡♡)
昨夜の春姫の秘め事を教えてくれた子を手招きし、そこから一人ずつ順番に、甘く美味しいご褒美を与え始めた。
◇
夜。
あの日以降、流石に夢と思い込むには記憶も感触も鮮明過ぎて、冷静になって考えて頭を抱え込むものの。それはそれとして、悶々とした日々を送っていた春姫は、再びアナスタシアの私室に訪れていた。
夜番という訳ではなく、また前のようにこっそりとでもなく、他ならぬアナスタシアに呼ばれて。
しかし、部屋に来て早々、上等そうなお酒を嗜んでいたアナスタシアの
「あ、あの・・・アナスタシア様・・・これは・・・」
「いいから、そのままそこに居て♡」
お手伝いの子達に人払いをお願いし、部屋の中にはアナスタシアと春姫の二人だけ。
どうやら、誰かを待っているらしい彼女に、春姫は不安そうに、落ち着きのない様子でソワソワする。
恥ずかしくてあまり思い出したくは無いが、てっきり前のようにエッチな事をされるのかと思っていたものだから、何もされない現状な少しだけ残念にも思いつつ、部屋の扉にノックが響いた。
「どうぞ」
始めから知っていたとばかりに返事をするアナスタシアを他所に、春姫は扉越しとは言え一切聞こえず、不意打ち気味となったノック音にビックゥゥッ!!? とビビり散らかしていた。
反射的に音の発生源へと顔を向けるも、生憎と視界は塞がれたまま。
誰が来たのか分からず、高価な絨毯の上で正座し、不安そうにオロオロする彼女を、来訪者であるルイは困惑気味に見ていた。
「え、あの・・・アナスタシア、様・・・これは?」
「んふふ〜♡」
ダンジョン帰りで今日も今日とてスキルを発動し、なんだかんだでアナスタシアに抜いてもらうのを心の奥底で期待していた所に、予想外な状況を見てポカンとしているルイに対して、アナスタシアは満足そうに笑みを浮かべる。
「お疲れ様、ルイ♡ ほら、疲れたでしょう? さぁ、こっちに来て♡」
「え、ちょ・・・!?」
するりと背後に回り込み、その豊満で惜しげも無く晒された胸をこれでもかと押し付け、ルイを歩かせる。
行先はもちろん、床で正座している春姫。
徐々に近付いてくる足音に、まだ状況が呑み込めていない春姫は、緊張したように背筋を正す。
「・・・っ?」
「・・・・・・っ??」
そして、あと少し進めば当たってしまう程に近くまで来た所で、漸くアナスタシアは足を止めた。
見下ろすルイと、気配で何となく見下ろされている事を察し、見上げる春姫。
両者が困惑する中、その元凶たるアナスタシアはニコニコと笑みを浮かべたまま、ルイの股間へと手を伸ばした。
「へ!?♡ あ、アナスタシア様! だ、ダメっ・・・はぅッ♡」
不意を突かれ、抵抗しようとするルイだったが、ブルマの中に滑り込ませた手にふたなりちんぽを掴まれ、身動きが取れなくなる。
さらには掴まれたちんぽを揉まれ、シゴかれ、ブルマの中で次第に大きくさせられる。しかし、生地に引っ掛かり、満足に勃てず、辛そうにするちんぽをアナスタシアは容赦なくブルマを下ろす事で解放した。
「あぅッ!♡」
「ッ!!?♡♡♡」
これに最も驚いたのは春姫だった。
見知らぬ、どんな姿かも分からぬ来訪者が、自身の目の前に立ち、何やらゴソゴソとし始めたかと思えば、鼻の奥まで張り付くような刺激臭のするモノを突き付けて来たのだから。
眼前で一気に充満した雄の匂いに、逃げる事など出来るはずもなく、春姫はただその匂いを嗅ぐことしか出来なかった。
「ぁ、ぁナすたシぁ様ぁ・・・!」
「大丈夫、目隠ししてるから♡」
ただでさえ露出を嫌う種族であり、あまつさえ女性には無い性器を他人に晒すという行為に、遂には涙を浮かべて懇願し始めたルイだったが、アナスタシアはそれを聞き入れるつもりはなく、寧ろ股間を隠そうとした手を掴んで阻止をする。
本気で抵抗すれば、逃れられる程度の拘束力。しかし、敬愛する相手を僅かでも傷付けてしまう可能性と、他ならぬアナスタシアに逆らえないルイに、その選択肢は無い。
無論、そういったルイの心情を全て理解した上でアナスタシアもそれを利用し、拘束しているので、本当に拘束とは名ばかりの強さで後ろから抱き締める形で、ルイに密着する。
「手、上に組んで♡」
「ッッ゛〜〜ッ・・・♡」
恥ずかしい。屈辱的だ。今にも死んでしまいたい。
アナスタシアのお願いに、あらゆる恥辱に頬を赤くし、涙目になるルイだが、そんな彼女の思いとは裏腹に露出したふたなりちんぽはビンビンに反り返っていた。
そして、そんなちんぽもまた彼女の本音。
女性としてはやや控え目な胸の内側にある鼓動の音がバレないようにと願いながら、両手を頭の上に組むと、自由になったアナスタシアの手がするりとルイの股間と胸に伸びた。
「んひゅぅッ゛♡♡」
強い刺激に腰が引けてしまうが、それもアナスタシアに阻止されてしまう。
小ぶりな胸を揉みしだかれ、ぷっくり膨らんだ乳首を捏ねくり回され、我慢汁に
そんなルイ達とは別に、春姫もまた大きな衝撃を受けていた。
この匂い。より一層強くなり、今や肺を満たすちんぽ臭に覚えがあったからだ。
間違いない、これはあの時の・・・あの匂いだ・・・♡
獣としての本能が、あの時の子種の残り香が目の前の雄だ、絶対に逃すなと訴えかけてくる。
徐々に崩れ、開かれる足に、ちんぽへと近付く顔、ブンブンと振られる尻尾から、最早本人がどれだけ否定しようが、ルイのふたなりちんぽに夢中な事は一目瞭然であった。
それでも飛びつかなかったのは、これまで躾られてきた貞淑さ故か。
しかしそれも長続きはしないだろう。
必死に堪えようとする春姫の中で、今も少しづつつ、けれど確実に、滾る性欲が理性をドロドロに溶かしているのだから。
「ぁ゛ッ・・・♡ ダメッ・・・♡ イクっ♡ イクっ・・・♡」
先に限界が来たのはルイの方だった。
ちんぽに頭を支配され、羞恥心を性欲で塗り潰した事で、アナスタシアからの快楽を一心不乱に求めるようになったルイは、根元までシゴき易いように自ら足を開き、アナスタシアの手に向かって腰ヘコを繰り返す。
そのまま絶頂へ。春姫の顔へ掛かることもお構い無しに、性欲の赴くままに子種を吐き出しそうして・・・アナスタシアがパッと手を離した。
「ぁ゛ッ♡ ぁ゛ーーッ・・・゛♡ ぇ、え・・・・・・な、なん・・・でぇ・・・♡」
言われた通りにしたのに与えられなかったご褒美。
もう少しの所でお預けにされた切なさ。
泣きそうな顔で、非常に母性を擽るか弱い声で鳴くそんなルイにイケナイ快感を覚えるアナスタシアだが、それでも続きをすることは無く、今度は春姫の背後へと回った。
「ぁぁ゛・・・♡ ぁぁ゛・・・♡」
本当にこれ以上してくれないのかと、切なそうに。けれど一縷の望みにかけて、アナスタシアの命令を忠実に守り、両手を上に組んだまま、性欲に従って宙に向かって腰ヘコを繰り返す。
そんなルイに目もくれず、春姫の背後に回ったアナスタシアは、ルイのちんぽへ舌を伸ばそうとした春姫の口の中へと指を入れる。
突然の出来事に驚く春姫だが、しかし性欲と本能に支配され掛けている彼女は、それでもちんぽへ辿り着こうと口の中に入って来た指を舌で追い返そうとするが、逆に絡め取られ、身動きが出来なくなってしまった。
強請るように喘ぐ我儘で悪戯狐に、アナスタシアは薄らと底冷えのする笑みを浮かべるとルイに聞こえないように獣耳へ口を寄せ、囁いた。
「匂いを嗅ぐのは許すけど、触るのは駄目。あんまり
「ッ・・・!? ぁ、ぁ・・・ごめ、なひゃ・・・・・・」
ビクりと震え、抵抗が無くなった。
その事に満足そうにするアナスタシアは春姫の頭を撫でながら、口へ差し込んだ指で舌を摘むとぐにぐにと弄び始めた。
「あっ・・・♡ はっ・・・♡ ぁ゛っ・・・♡」
か細い喘ぎ声が漏れ、モゾモゾと下半身を動かし始める。
舌から感じる快楽が種火となり、再燃した身体が熱を帯びる。
「そ、良い子♡ エラいですね♡」
「ぁ゛♡ はっ・・・♡」
「なら今度は、足を広げてみましょうか♡」
言われた通り、腰を浮かせ、足を広げる。
所謂、蹲踞の姿勢。肌蹴た着物は下着を履いていないため、真正面から見れば、ぐしょ濡れの発情ロリおまんこが丸見えとなっているが、視界を奪われ、思考も性欲に染まった春姫にそのようなことを気にしている余裕は無い。
寧ろ、肌蹴た着物の隙間から、これ幸いとおまんこへ手を伸ばそうとしたが・・・それもまた、アナスタシアに止めるられた。
「両手は膝の上♡ 目の前の雄を満足させられないのに、雌が気持ち良くなってはいけませんよ♡」
自分を慰める資格が無い。そう言われ、ならば自分が気持ちよくなるにはどうするべきかを考え、春姫の神経は一層嗅覚へと集中した。
すんすん・・・♡ すぅぅ〜〜ッ・・・♡♡ はぁぁ〜〜ッ・・・♡
匂いだけで距離感を正確に把握し、一番濃厚な根元の部分に鼻を寄せ、深呼吸を繰り返す。
酸っぱくて、イカ臭くて、独特な匂いのする香りが鼻腔を抜ける度、小さな電流となって鼻から全身へ駆け巡り、おまんこからドロりと愛液が溢れ出てくる。
「ふふっ・・・♡ ん♡」
「ぁ・・・」
そんな春姫の痴態に、アナスタシアは満足そうに微笑むと、指を引き抜くと自身の口へと運ぶ。こちらへ見下ろすルイへと、見せ付けるように。
なんだかんだで、これまでルイとの行為は常に二人っきりであり、過去にアナスタシアが誰かとそういう事をするのを耳で聞いた事はあれど、見た事は無かったルイにとって、それは少なからず衝撃を齎すものだった。
敬愛する御方が、自分以外の者の分泌物を身体に取り込んでいる。それは、ルイの支配欲を刺激したが、アナスタシアがこうした行いをしたのはどちらかと言えば他ならぬルイの為。
他者との接触を嫌う彼女の、お預けされたふたなりちんぽをシゴくために、こうして自身の粘液で上書きしたのだ。
案の定、こちらへ伸ばされた手に、ルイは先程までの嫉妬心を忘れ、夢中になって腰を押し付ける。
「ルイ、やりにくいからジッとして♡」
「はぅッ・・・゛♡」
ギュッと握られ、腰を止める。
素直なちんぽに笑みを浮かべると、ゆっくりとシゴき始め、同時に空いた手で春姫の下腹部を撫で始めた。
「はぁッ゛♡ はぁっ♡ すぅぅ・・・゛♡ はぁぁッ゛・・・♡」
全身が淡い快楽に包まれ、撫でられていることも気付かず、シゴかれ、匂いがキツくなったちんぽを一心不乱に嗅ぐ春姫。
鼻腔から全身へ行き渡る快楽に混じって、トントン♡される下腹部から小さくも重く伸し掛る快楽に、無意識に腰をヘコヘコし始めている事も気付かず、鼻息を荒くしていく。
「イクっ・・・♡来ますっ・・・♡ アナスタシア、様ッ゛・・・♡」
「えぇ、遠慮なく出しなさい♡」
先に限界が来たのは、ルイの方だった。
ただでさえ限界だった所へ、竿をシゴき、カリを擦り、亀頭を虐め、玉を揉まれる。おおよそ、片手だけの攻めとは思えぬ攻め技に、基本的にちんぽの快楽に弱いルイが耐えられるはずもなく。
目隠しをしている春姫の顔に、思いっきりぶち撒けた。
「・・・へっ・・・・・・? ・・・・・・ォ゛ッ・・・♡」
そして、顔射された春姫にも変化が起こる。
今までの残り香とは根本的に異なる、匂いの発生源。寸止めされた搾り立てホヤホヤの、濃厚でネットりとした塊が、鼻に掛かったのだ。
強烈なんて言葉では言い表せない程の刺激臭に、春姫の身体はガクガクと震え、彼女の意志とは無関係に、強制的に絶頂へと導いた。
「ォ゛ッ・・・♡ ォ゛オッ゛〜〜〜ッ・・・♡ ほォ゛ッ・・・ッ〜〜〜゛・・・ッ♡♡」
あまりに濃厚で、重い匂いに、子種を注がれたと勘違いした子宮がギューッと締め付け、悦びを現すかのようにイキ潮を繰り返す。
しかし、それでも終わらぬ絶頂。
どれだけイこうとも、匂いの発生源たる子種は今も春姫の鼻の上。
呼吸する度に、汚いオホ声で鳴く度に、容赦無く体内へと入り込み、春姫の身体を孕ませようと犯し続ける。
「オォ゛ッお ぉ゛オ〜〜゛ッ・・・♡♡ ホッ、ほっ・・・♡ ィ、くぅ゛ぅ〜〜゛ッ・・・♡♡」
「あら・・・」
ぷしゃぁぁぁぁ・・・♡
明らかにイキ潮とは異なる、黄金色の液体が、春姫の股の間から顔を出し、アーチを描いた。
気持ち良さそうに、恍惚とした表情でお漏らしをする春姫。そんな彼女の下腹部を、アナスタシアは容赦無くグッと押し込んだ。
「おっ゛・・・ッ♡♡」
子宮ではなく、膀胱を押し込まれ、自分の意思とは関係無く、排尿させられた。
勢いと距離を増す黄金色のアーチ。それに混じって、こちらも勢い良く飛び散る透明なイキ潮。
何もかもが初体験で、未知に満ちいていた今日この夜。
春姫は、極度の匂いフェチと、イキ漏らし癖という、どうしようも無く変態的な性癖を植え付けられた。
それは