新たな鍵、黒き獣の世界へ。
ある日のこと、マルスはクイーンズブレイドの世界から恋姫の世界に戻ろうとしていた。
そんな中、時空間の中に気配を感じて、気配の下へと向かうと……そこには、死にかけている青年が倒れていたのだ。
身なりは傭兵のようだが、まだ微かに息があり、マルスは青年の下に歩み寄り、彼をゆっくりと仰向けに寝かせる。
「おい、大丈夫か?聞こえるか?」
「誰、だ?」
「俺はマルス、お前は……傭兵か?」
「あ、あぁ……。俺、は……“タイガ”。」
タイガと名乗った青年に触れると、彼に何があったのかが記憶がマルスの頭に凄まじい勢いで流れ込んでくる。
幼馴染の少年ガッツ……。
鷹の団……。
白き鷹グリフィス……。
戦いの日々……。
そして、鷹の団の死と使徒との戦い……。
それらの記憶を見たマルスは、タイガの頭を優しく撫でる。
「大変だったんだな……良く頑張ったな。」
「俺、死ぬ……のか……?」
「傷が深すぎる。それに魂もかなり喰われている。……回復させる事は……。」
「そう、か……。はは……死にたく、ない、なぁ……ガッツに、“ごめん”って……言えて、ないのに………。」
涙を流しながら静かに眠るように、息を引き取ったタイガにマルスは頭を撫でると、彼の手を握る。
「死んだ、か。だが、彼の言葉はいつか、ガッツという者に伝える必要がある。……それに、彼は“因子”を持っていた。」
タイガの中に感じた力、それはかつて自身が殺して取り込んだ転生勇者と同じ因子であった。
因子には様々な形があり、因子を持つ者は管理者が見つけやすく転生させやすいのだ。
「彼ほどの可能性の塊、このまま朽ちらせるのは惜しい。……俺の中で生きててもらおう。」
マルスはタイガを光にして取り込むと、マルスの覇気が強くなり、新たな世界への扉を見つける事が出来たのだ。
「これは……凄まじく素晴らしい。可能性の塊どころか未来溢れる卵だ。それに、この“
マルスはそう言って、次のターゲットを定めると侵攻に際しての準備を行い、次の世界の主だった大陸、セレヌス大陸の情報を破戒者の権能を使って収集していく。
そして、淫に戻って世界と世界を繋ぐゲートを開くと、自分と関係する者達を行き来できるように接合し、黒獣の世界に拠点となる城を造る。
「さて、と。それじゃあ行くとするか。」
マルスはそう言うと、ゲートを通り黒獣の世界に足を運んだ……。
◆◆◆
マルスが黒獣の世界に足を運んだその頃、セレヌス大陸にある国の地下、そこに存在する遺跡の様な場所では1人の美しいエルフの女性が目を覚ました。
「何か、大きな災いがこの大陸に迫っています……。
何とか危機を伝えなければ……。」
そのエルフの女性は金の髪に青い瞳をしていたのであった……。
次回、黒獣の話が始まります!
遅くなり、すみません!
黒獣の章、宜しくお願いします!
黒獣編、エロはどんな感じにする?
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甘い純愛系
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ピリッとした陵辱系
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ハーフ&ハーフ